【艦これ】川内「ねぇねぇ、陸奥さん」 陸奥「あら、なぁに?」 (38)

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艦これSSになります。こんな夢を見ました。
それを元にSS?にしてみました。キャラぶれまくりです。

台本形式でほのぼの日常gdgd系です。
それでもよければ、是非ご覧になっていってください。

至らぬ所多いでしょうが、よろしくお願い申し上げます。

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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411828831

艦娘寮 戦艦フロア 長門&陸奥部屋にて

川内「夜戦がしたい!」

陸奥「私に言われても・・・。提督に言いなさいよ」

川内「提督、夜戦させてくれないんだもん。この間だって夜戦に持ち込んでれば勝てたのに撤退だっ!てさ・・・」

陸奥「あの時、貴方含め他も中破してたじゃない。提督の判断は正しいわ」

川内「ヤダー!夜戦したいのー!!夜戦!!夜戦!!」ジタバタ

陸奥「もう!静かにしなさい。この間、瑞鶴が寝れないって怒ってたわよ」

川内「夜戦がしたいの。それだけなの!」

陸奥「だから、提督に言いなさいってば。私にそんな権限無いもの」

川内「提督にも何回も言ったんだよ、夜戦したいって。そしたら・・・」

陸奥「そしたら?」

川内「提督が『そんなに夜戦したいのか。しょうがないなぁ』って、ズボン脱ぎだしてね。」

陸奥「あのバカ提督なにしてるのよ!!」

川内「夜戦なのになんで脱ぐんだろうとか思ってたら、霧島さんが急に『マイクチェックだゴルァ!!』って入ってきてね」

陸奥「ナイスよ、霧島!」

川内「縄でがんじがらめにされて、霧島さんに連れてかれちゃった。それから提督見てないんだけど、どうしたのかな?」

陸奥「貴方は何も気にしなくていいのよ。そのままで居て頂戴」

川内「ところでなんで提督は夜戦だと、ズボン脱ぐの?」

陸奥「」

川内「ねぇ、なんでなんでー?」グイグイ

陸奥「・・・こ、今度姉さんに聞いてみたらいいんじゃないかしら?」

川内「陸奥さんは教えてくれないの?」

陸奥「え、えっとね・・・?言いづらいというか川内にはまだ早いというか・・・ね?」

川内「えー?じゃあ、神通ちゃんに聞くもん」

陸奥「やめてあげて。純粋なあの子にそんなこと聞かないで」

川内「長門さんなら教えてくれるの?」

陸奥「え、えぇ、・・・きっと」

陸奥(姉さんゴメン)

艦娘寮 駆逐艦フロア 暁型部屋にて

長門「ん?」

長門「何か、面倒事を丸投げをされたような・・・」ブォー

電「どうかしましたか、長門さん?」

長門「あ、あぁ。すまない、ちょっと嫌な予感がして・・・」ブォー

雷「長門さん、早く私の髪も乾かしてよー」

長門「あ、あぁ・・・、すまない」ブォー

響「雷、長門さんが困ってるよ」

暁「そうよ、みんな一緒にお風呂入ったからしょうがないでしょ」

長門「ちょっとだけ待ってて、な」ブォー

電「皆のが終わったら、電が長門さんの髪を乾かしてあげるのです!」ニコッ

長門「それは楽しみだな」クスッ

長門(天使はここにいたんだな)

期待

再び 長門&陸奥部屋・・・

陸奥「え、えーと。川内、夜戦がしたいんじゃなかったの?」アタフタ

川内「え!夜戦出来るの!!」キラキラ

陸奥「もう、しょうがないわねぇ・・・。でも、今日はもう訓練場使えないし」

川内「夜戦・・・」ショボン

陸奥「あ、そうだ!この間、姉さんがもらってきたオセロでもする?」カタッ

川内「えー、夜戦じゃないのー?」

陸奥「私に勝ったら、提督に夜戦を積極的にするように進言してあげるわ」

川内「陸奥さん、私負けない!」シュバッ

陸奥「あらあら、私に勝てるのかしら?」クスッ

川内「私、黒!」

陸奥「じゃ、私は白ね」

10分後・・・

川内「」グスッ

陸奥「あらら、真っ白。それじゃ、夜戦の話は無しね♪」

川内「もう一回!」

陸奥「負けず嫌いねぇ、川内は」

川内「途中まで勝ってたもん!今度は負けないもん!」

陸奥(可愛いなぁ)

またまた10分後・・・

川内「陸奥さんなんてキライだぁ・・・」グスグス

陸奥「勝負の世界は厳しいのよ」

川内「う”ー!」

陸奥「そんな涙目で睨んでもダーメ」

川内「陸奥さんは夜戦したくないの!?」

陸奥「私はあんまり好きじゃないかなぁ・・・」

川内「なんでー!夜だよ?それだけでも楽しいのにそこで戦えちゃうんだよ?戦果上げ放題だよ?」

陸奥「上げ放題ってことはないと思うのだけど・・・」

川内「やーせーん!」ジタバタ

陸奥「私に勝つまではさっきの話は無しよ?」

川内「じゃあ、次はそこにある海戦ゲームで勝負!」

陸奥「いくらでも付き合ってあげるわ」クスクス


・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

長門「ただいまー」

長門「おーい、陸奥。ちょっt」

陸奥「」シー

川内「スピー」←陸奥の膝枕で爆睡

長門「おっと、すまない、川内が一緒なんて珍しいな?」ヒソヒソ

陸奥「さっきまでちょっと、ね」ヒソヒソ

長門「にしても、普段は夜戦、夜戦と元気だが、こうしてみると年相応な可愛さがあるな川内は」

陸奥「ついに駆逐艦達では飽きたらず、軽巡にも手を出すとは・・・」ジロッ

長門「ひ、人をロリコンみたいに言わないでくれ。私はそんな眼で彼女らを見ていない!」

陸奥「夜な夜なニヤニヤしながら駆逐艦寮に出向くような人がどの口で言うのかしら?」

長門「だ、だって、電は未だに一人でシャンプーできないんだぞ!私がしてあげなければ誰がするんだ!」

陸奥「響や雷はしっかりしてるから、彼女らに任せれば大丈夫よ。そういうの過保護っていうのよ」

長門「で、でも!」

川内「ンー・・・」モゾモゾ

長門&陸奥「!」

長門「すまない、起こしてしまうところだったな。私が布団を敷いてこよう」ヒソヒソ

陸奥「えぇ。お願いしていい姉さん?」ヒソヒソ

長門「任せろ」ソロー

陸奥「しかし、こうしてると妹ができたみたいね」

川内「むぅ・・・わたしとぅ・・・やせんしょぅ・・・」グー

陸奥「無邪気で可愛い寝顔・・・」ナデナデ

川内「ギョライソウテン・・・」モゾモゾ

陸奥「くすぐったいなぁ」クスクス

長門「陸奥、とりあえず川内の分の布団敷き終わったぞ」

陸奥「今行くわ」

長門「ここで寝かすのなら、神通か那珂に連絡しなければな。私がしておこう」

陸奥「ありがとう、姉さん。さて、よっと」オヒメサマダッコシテフトンヘ

川内「スピー」zzz

陸奥「おやすみなさい♪」

こんなかんじで一旦終わります。夢で見たのはここまで。
一服したら書いてるうちに思いついた続き?をお送りします。

頑張って書き溜めたのに投下してみるとたった10レスちょいていう・・・

ところで艦これ仕様の海戦ゲームとか潜水艦ゲーム出したら
売れると思うんだけどどうかね。

翌日 

執務室にて

コンコン

扉<どうぞー

陸奥「失礼します」ガチャッ

金剛「Hey、提督ぅー!陸奥がきたネー」

提督「おー、陸奥か。どうした?」

陸奥「先日私が旗艦を務めた作戦の報告書をお持ちしました」

提督「あぁ、あれか。ありがとう」

金剛「陸奥、紅茶入れたネー」ドウゾ

陸奥「あら、ありがとう」ズズッ

提督「・・・ふむ。特に問題はないな・・・」ペラッ

陸奥「あえて言うなら、約一名夜戦を強行したがったのが問題ですかね」

提督「それは予想済みだ。皆が無事に帰ってくれば俺は満足さ」ペラッ

陸奥「もしかしたら、大怪我してしまうかもしれないわよ?」

提督「俺は君たちが深海棲艦なんぞには負けないと信じてるよ」


陸奥「あらあら」

提督「なんだ、その顔は・・・。確かに受け取った。金剛ファイリングしといてくれ」

金剛「ラジャー!」

提督「にしても、川内の何が何でも夜戦したい病は何とかならんもんかね」ハァ

金剛「夜戦言わない川内なんて川内じゃないネー」

陸奥「そこまで言わなくても・・・。他にもいいとこある子よ」

提督「あー、そういえば意外と料理もうまかったりするんだよなー。イワシの揚げ団子美味かった。鳳翔も驚いてたっけ」

金剛「Oh!家庭的だネー!ギャップ萌えてやつですカ」

提督「そういうところに男は惹かれるもんだ」

金剛「今日の夕飯はイワシの揚げ団子にシマース!私が作りマース!」

陸奥「対抗意識燃やさないでよ・・・」

提督「そうだ、俺は金剛一筋だからな」キリッ

金剛「もう、提督ったらこんなところで恥ずかしいネー・・・///」テレテレ


陸奥「そういえば、提督。昨日、下半身を露出して川内に迫ったというのを聞きましたが本当ですか?」ニコッ

提督「!?」ブーッ!!

金剛「提督ぅー・・・?どういうことか説明するネー?」ゴゴゴゴ

提督「いや、あのだな!?あまりに川内が夜戦夜戦言うもんだからちょっと大人の夜戦を教えてあげようかなーっていう冗談で。ていうか、露出してないぞ!ちょっとズボン下げたぐらいで・・・」

金剛「ホワッツ!?昨日霧島が鬼の形相でやってきて私の部屋に縛った提督をスローインしてったのはそういうことだったのネー!!」

提督「ていうか、あのあと俺が縛られてるのをいいことに散々【ピー】したじゃないか!正直死ぬかと思ったぞ!」

金剛「シャラーップ!今日はあんなもんじゃ済まさないヨー!」

提督「おい、陸奥!助けてくr」

陸奥「それでは失礼します」バタン

提督「陸奥ゥゥゥ!!??」

金剛「提督、こっち向いてくだサイ」

提督「ちょ、おま・・・ここ執務室!」

金剛「ノープロブレム!!」

扉<トキトバショヲワキマエ・・・ア”ッーーー!!!!!


陸奥「あらあら、お盛んなことで」

??「あら、陸奥じゃない?どうしたの執務室の前で」

陸奥「あら、瑞鶴。霧島も。貴方達も報告書の提出?」

瑞鶴「いや、開発部の妖精さんが新装備出来たって言うからその報告に・・・」

霧島「私はちょっと金剛姉さんの様子を見に・・・」

陸奥「提督なら後にした方がいいわよ。」

瑞鶴「え、なんで?」

陸奥「秘書官の金剛と二人でBurning Love中」

瑞鶴「仕事中の執務室でなにしてるのよ、あの二人!?」

霧島「あの二人は・・・時と場所をわきまえてくれないかしら」

陸奥「でも、昨日は霧島がふたりっきりにしたんでしょう?」

霧島「そ、それはたまたま執務室の前を通りがかったら、ってなんで知ってるの?」

陸奥「昨日、川内からね」クスッ

瑞鶴「にしても、どうしよっかなー。今日中に新装備試したかったんだけどなぁ・・・」

陸奥「何か用事でもあるの?」

瑞鶴「いや、そういう訳じゃなくて。昨日はかわう、・・・川内が早めに静かになってぐっすり寝れたから、ガッツリ新装備試したかったんだけど」

陸奥「あらあら。なら、私これから演習だけど一緒にいく?」

瑞鶴「今日は出撃翌予定もないし、ご一緒させてもらおうかな・・・」

霧島「私はここで金剛姉さんを待ってますね」

瑞鶴「あの二人は長くなるわよ?」ニヤッ

霧島「わかってます」

陸奥「それじゃ、またね霧島」

瑞鶴「またねー」

霧島「はい、またあとで。」


時は飛んでお夕飯・・・

食堂にて

<ワイワイ
     ガヤガヤ>

陸奥「頂きます」

長門「お、今日はイワシの揚げ団子か。川内はコレが得意料理なんだよな」モグモグ

陸奥「今日はわけあって金剛が作ってるのよ。鳳翔さんが教えたらしいけど」チラッ


金剛「サー、提督。イワシの揚げ団子作ってみたネ!たーんと食べてくだサーイ」

提督「おい、金剛。イワシの揚げ団子だけがお皿に山盛りなんだが、全部食えと・・・?」

金剛「ソウデスカ・・・提督は私のheartを込めて作った料理を食べてくれないんですネ・・・」グスッ

提督「いやー、コレ美味しいな!!おかわり欲しいくらいだな!!!」ガツガツモグモグ

金剛「いくらでもあるからどんどん食べてネー!」パァァァ


長門「あぁ、なるほど」ニガワライ

陸奥「金剛も頑張るわね。って、姉さんその手に持ってる缶は何?」

長門「ん?ビールだが。この揚げ団子にも合いそうだし、たまにはいいだろう?」プシュッ

陸奥「構わないけど、ほどほどにね。この間ビッグ7は負けない!とか言って隼鷹とお酒勝負してベロベロになったの忘れてないんだから」

長門「あれは隼鷹が勝負ふっかけてきたから受けてやったんだ。うん、この揚げ団子美味しいな」ク

陸奥「一升瓶が転がってる床で二人して泥酔してたくせによく言うわよ・・・」

??「あ、あの・・・!」

長門&陸奥「?」

??「あ、相席よろしいですか?」

陸奥「あら、神通。どうぞどうぞ。そんなかしこまらなくてもいいのに」

神通「いえ、昨日のこともあったので・・・」

長門「昨日?あぁ、川内のことか。別に気にしてはいないよ。可愛い一面も見れたし・・・」

長門「陸奥も幸せそうだったしな」ニヤッ

陸奥「もうっ!姉さんってば・・・///」

神通「私としては、姉さんがご迷惑をお掛けしたのではないかと気が気じゃないのですが・・・」

陸奥「そんなことないわよ。私も楽しませてもらったし」


長門「神通も苦労してるなぁ、大変だろう川内といると?」

神通「いえ、あれが姉さんだと思ってますから・・・。しっかりするところではしっかりする、頼りになる姉さんです。他の方に迷惑かけないかは心配ですが・・・」

陸奥「そこまで思われてるとうやらましいわね。ロリコンな私の姉さんと交換しない?」

長門「陸奥!?私を信頼してくれてないのかッ!?」

陸奥「冗談よ」クスッ

長門「で、その川内はどうした?今日は神通も川内と一緒の遠征だったはずだが・・・」

神通「寮に一旦戻ってからくる、といっていたのでそろそろ来る頃かと・・・」

陸奥「噂をすればなんとやらよ」

川内「神通ちゃん、お待たせー!お腹へってたからご飯多くもらってたら時間かかっちゃった」ガタンッ

神通「あ、姉さん。そんな待ってませんから」

長門「川内、本当にそんな食うのか?提督のといい勝負じゃないか?」

川内「お腹へってるので食べれます!私、コレ大好きなんで。あ、陸奥さん、長門さん昨日は寝ちゃってゴメンナサイ・・・」

陸奥「神通にも言ったけど、気にしなくていいわよ」


川内「でも・・・。あ、これ美味しい。いくらでも食べれそう!」モグモグ

神通「あ、今度は姉さんが作ったのが食べたいです」

川内「じゃ、今度作ってあげるね!」

陸奥「あらあら、微笑ましいわ」

長門「そういや、昨日は陸奥と何してたんだ?」

川内「えーと、確か最初はオセロ、海戦ゲーム、潜水艦ゲーム、将棋、軍人将棋・・・」

陸奥「全部私が勝ったけどね」

長門「少しは手加減とかしてあげなかったのか・・・」

川内「ほんほふぁまふぇないふぁらへ!(今度は負けないからね!)」モグモグ

長門「コラ、口に物入れながら喋るんじゃない」

川内「ほへんふぁふぁ(ごめんなさ)、ングッ!!??」

陸奥「ちょ、ちょっと大丈夫!?」

神通「あぁ、もう!長門さんの言うこと聞かないから!」アタフタ

長門「何か、飲み物!飲み物は!? そうだ、コレで流し込め!」グイッ

陸奥「あ、姉さんそれはッ!?」

川内「んぅっ、んっ、んぐっ。・・・プハーッ!!あ、ありがとう長門さん。死ぬかと思ったよ・・・」

長門「まったく、次から気をつけr・・・」ハッ

陸奥「・・・姉さん?川内に何ビール飲ませてるのかしら?」ゴゴゴゴゴ

長門「いやっ、コレはそのアレだ。不可抗力というか・・・」アセアセ

陸奥「川内みたいな子にお酒なんか飲ませて!どうするつもりなの!」

川内「・・・ぅー」ヒック

神通「ね、姉さん大丈夫?気持ち悪いならトイレ行こうか?」

川内「あ、神通ちゃん、らいじょーぶだよぉー。むしろ、フワフワして気持ちいいよぉー・・・///」グビグビ


神通「」

陸奥「あちゃー・・・」

長門「すまん・・・」

陸奥「って、川内!そのビールをこっちに渡しなs・・・空!?」

長門「ほほぉ、酒飲みの素質あるんじゃないか?隼鷹あたりが喜b」

陸奥「」ジロッ

長門「喜ばないかなー・・・なんて」

神通「とりあえず、もう部屋に帰って休もう姉さん?」

川内「えぇ~、もっと飲みたぁい!」

陸奥「駄目に決まってるでしょう!」プンスカ

陸奥「ホラ、軽巡寮まで送ってあげるから」

川内「なんか視界がグラグラして立てないー・・・陸奥さんおんぶー」

陸奥「なんで、幼児退行してるのよ・・・、もうしょうがないわね」

神通「陸奥さんごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ

陸奥「大丈夫よ。神通はここでのんびりしててもいいわよ。」

神通「え、でも・・・」

陸奥「朝早くからの遠征で疲れてるでしょう?ほら、行くわよ川内」

川内「えへへー、優しいから陸奥さん好きー!」

陸奥「はいはい、気持ち悪くなったらすぐ言いなさい」


・・・・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・
・・・・・


艦娘寮 軽巡フロア 川内型部屋

陸奥「よっと・・・気分は大丈夫?」

川内「大丈夫だょー。まだちょっとフワフワしてるくらい」

陸奥「もう、艦娘っていったって年頃の女の子なんだからお酒はダメよ。もうちょっとしたら飲めるようになるから我慢しなさい」

川内「はーい」

陸奥「本当にわかってるのかしら・・・」

川内「・・・ねえ、陸奥さん」

陸奥「なあに?」

川内「神通ちゃん怒ってないかなぁ・・・」

陸奥「なんでかしら?」

川内「私長女なのにいつも神通ちゃんに迷惑かけてばっかりで・・・さっきもそうだし、普段の生活も神通ちゃんが起こしてくれるし、服をたたんでくれるしアイロンかけておいてくれる・・・」

陸奥(新妻みたいね・・・)


陸奥「大丈夫、貴方はしっかりお姉ちゃんやってるわ。神通だってそんな貴方が好きなのよ。まぁ、そう思うのなら明日はちょっと気をつけることね」

川内「うん・・・フフッ」

陸奥「?」

川内「あ、ごめんなさい。なんか陸奥さんがお姉ちゃんみたいだなーって思って」

陸奥「あらあら。急にどうしたの?」

川内「なんとなく・・・私川内型の中では長女だから。お姉ちゃんっていうのに憧れてたのかも」

陸奥「奇遇ね、私も昨日川内が妹みたいって思ったのよ」

川内「そっかー。えへへー、陸奥お姉ちゃん」///

陸奥「何よ、ニヤニヤして・・・」

川内「今度からはお姉ちゃんて呼んでもいい?」

陸奥「そ、それはちょっと・・・青葉あたりに嗅ぎつけられたら面倒だし」

川内「じゃあ、二人っきりならいい?」

陸奥「も、もう!いいから、早く寝ちゃいなさいっ」

川内「ふぁーぃ」///


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・・・・・・・・・
・・・・・



その頃食堂

長門「すまないな、神通」

神通「あ、いえ、わざとじゃないことはわかってますし」

瑞鶴「ねえ、今川内が陸奥におんぶされていったけど何があったの?」

長門「あぁ、瑞鶴。実はかくかくしかじか・・・」

瑞鶴「まるまるうまうまっと。なるほど。相変わらず、騒がしい子ねぇ。あ、ここ座ってもいい?」ガタッ

神通「あ、ど、どうぞ。そしていつも姉さんがうるさくてごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ

瑞鶴「いや、神通が謝ることじゃないわよ」

長門「しんみりしてるよりは騒がしいほうが私は好きだしな」

瑞鶴「限度があるのよ、限度が!もう!」

瑞鶴「で、あそこで潰れてる提督も川内が・・・?」

提督「」チーン

長門「アレは自業自得というやつだな」

提督「上官に対して酷くないか君たち。ウプッ、食べ過ぎて気持ち悪い・・・」

神通「えっと提督、お水と胃薬をどうぞ」

提督「ありがとう神通・・・優しさが心に染み渡るよ」ウウッ


長門「川内に下半身を露出して迫るような人には相応の報いだとおもうが?」

提督「だから、アレは違うと言っておろうに!」

瑞鶴「え、そんなことしたの・・・?サイテー」

神通「提督・・・どういうことでしょう・・・?」

提督「じ、神通・・・?目のハイライト消すのは怖いかなぁ・・・」ガクブル

長門「自分の姉を襲った変態が提督とわかれば当然の反応だろう」

提督「だから襲ってないと・・・」

神通「瑞鶴さん、憲兵さんてどうやって呼ぶんでしょう?」

瑞鶴「あそこの電話でね・・・」

提督「誠に申し訳ございませんでしたぁ!!」

長門「提督というものが情けないな・・・。だいたい、川内意味わかってなかったらしいぞ」

提督「oh・・・マジか。そこまでとは思わなかった」

瑞鶴「まぁ、純粋の塊みたいな子だしね」

長門「ほう、つまり瑞鶴は”あの”夜戦の意味がわかるということだな」ニヤニヤ

瑞鶴「それでうろたえるほどウブじゃないわよ?」

長門「なんだ、つまらん」

神通「えっと・・・”あの”夜戦って?」

提督「あぁ、”あの”っていうのはな・・・」

瑞鶴「この変態提督!」ブンッ

提督「ヒデブッ!?」

長門「本当に懲りないな・・・。仕事や作戦の指揮は真面目なのに」ハァ

提督「オンオフの切り替えができてると言ってもらおうか・・・」


長門「夜戦といえば、川内がもっと夜戦をしたいと嘆いていたぞ」

提督「あー・・・、出来ることならやらせてあげたいんだが中々な」

長門「まぁ、できないよな」

神通「それはどうしてでしょうか・・・?」

提督「相手の構成にもよるが、リスクが付きまとうんだ。駆逐艦や軽巡が活躍できる場でもあるが、リスクもでかい。確かに相手に大打撃を与えることが出来るかもしれない。」

瑞鶴「軽巡や駆逐艦が戦艦並みに活躍するものね」

提督「だが、それはこちらも同じだ。こちらが攻撃を受けないという保証はない。まぁ、すべての作戦においてそうなんだが、夜戦は特に顕著だ。更に砲雷撃戦では敵の空母や戦艦の攻撃をくぐり抜ける必要がある」

神通「・・・」

長門「おまけに一発でも貰ったら大変な事にもなるしな」

提督「確かに川内は軽巡の中でも特に夜戦能力が高い。うちの艦隊の中では夜戦に関しちゃ一番だろう。が、しかしだ。不用意に仕掛けると先ほどのリスクが付きまとう」

瑞鶴「更には帰り道で奇襲がある可能性もあるわね」

提督「それもあるな。そう考えると弾薬等を多く消費する夜戦はなるべく避けたい。ここぞという時だけ、川内はうちの夜戦の切り札なんだ」

神通「切り札は不用意に出せないんですね」

提督「悲しいことに川内自身はそう思ってないってのがな・・・」ハァ

瑞鶴「夜戦できれば満足だからね、あの子」


長門「なんだ、普段も真面目な話できるんだな提督は」

提督「お前は俺をなんだと思っているんだ」

長門「さっきまでさんざん罵倒されたのにまだ懲りないのか。しょうがないな・・・」

提督「スマン、俺が悪かった!」

瑞鶴「今日は提督の株が下がりっぱなしね」

提督「くそう、今日は飲んでやる・・・鳳翔ー!ビール貰ってもいいかー!!」

鳳翔「はーい、今お持ちしますね」

瑞鶴「あ、私もたまには飲もうかな。明日は休みだし」

長門「ほう・・・。じゃあ提督、飲み比べといこうか」

提督「いいぜ、かかってこいよ!あ、神通はジュースな。陸奥あたりにどやされそうだし」

神通「えっと、私も居ていいのでしょうか?」

瑞鶴「こういうのは人数多いほうが楽しいものよ。貴方も明日休みでしょう?付き合いなさい」

神通「それではお言葉に甘えて・・・」

金剛「Hey,テイトクゥー!何やら楽しそうなことしてますネ、私も混ぜて欲しいヨー!」

霧島「姉さん、飲み過ぎには注意してくださいね」

鳳翔「とりあえず、ビールをお持ちしました提督。他の方はどうされますか?」

提督「お、ありがとう。神通はオレンジジュースで。後、適当につまめるものを。他はどうする?」

長門「私は提督と同じのを」

瑞鶴「私は何かチューハイをもらおうかな。金剛と霧島もそれでいいよね?」

金剛「お願いしマース!」

霧島「私もそれで大丈夫です」

鳳翔「それでは、少々お待ちください」クスッ


神通「あ、じゃあ私手伝います」ガタッ

鳳翔「あら、ありがとう。冷凍庫に枝豆あるから流水で解凍してもらえる?」

神通「はい、わかりました」

長門「・・・いつか、神通や川内のような子と酒が飲めるようになりたいもんだな」

提督「なら、それまでお前も神通達も轟沈しなければいいだけの話だ。実に簡単だな」

長門「簡単に言ってくれるな提督は」クスッ

金剛「私がいる限り、誰も轟沈なんかさせないネー!」

提督「頼もしい発言だが、お前は少し自重しろ!この間の作戦だって勝手に突っ走って敵を殲滅するし、怪我がなくてよかったもののお前が居ない間に艦隊が奇襲を受けたらどうするんだ。だいたいだな・・・」グチグチ

金剛「oh・・・sorry・・・説教は勘弁ダヨー」

瑞鶴「提督言ってることは説教だけど中身はただ心配してるだけよね」ヒソヒソ

長門「大事に思ってるからこその説教だろう」ヒソヒソ

霧島「愛のムチてやつですかね」ヒソヒソ

鳳翔「お待たせしました。お酒と簡単なおつまみをお持ちしましたよ」

長門「ありがとう鳳翔。さ、提督。酒も来たし、説教は終わりだ。楽しく飲もう」

提督「っと、そうだな。それじゃ、これからも当鎮守府の活躍を祈ってー・・・」

「「「「「かんぱーい!!」」」」」


                                 おしまい

イワシの揚げ団子食いたい


スレタイに偽りありになってしまった。勢いで書き溜めるもんじゃないね
夜戦云々のところはまぁ、真面目な話してんだなくらいの認識でお願いします。

初投稿で至らない所多々ありましたが、最後まで呼んでくれた方が一人でもいれば嬉しいです。

それじゃ、HTML依頼出してきます。

よかった乙

特定キャラにヘイト向けるのは良いけど
発散させないからただただワンパなんだよね

これを面白いと思ってやってるなら狙いは大きく外れてるし
スレタイを消化するような内容にもなってない。惜しいだけの凡作。虚しいね

>>34がツンデレしてやがるな
個人的に面白かったぜ次回作も期待

おつ、川内かわゆす
評論家様も長文考えるくらいの良作でした、次があれば期待

>>34はうんちコピペだから触んないほうがいいよ



気が向いたらまたよろしく

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