男「安価で適当に」 女「よくわからない話」 (31)

>>2から>>7まで、こんな話が見たい、って要望をどーぞ
全部詰め込んだSSを書いてく
(既存作品不可、オリジナル限定。どーしても無理っぽいのは再安価するかも。内容によっちゃ地の文あり)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411726680

ドタバタラブバトルコメディ

青春学園もの

異能力

やや後味が悪い展開が多いの
出来れば年は中学生くらいで

学園ものほのぼのコメディ

謎の哲学要素

とりあえず、安価了解
少し考える時間をもらう

期待

【男の家】


チュンチュン……

男「ん……朝か……」

男「あー……眠い……」ゴロン……

男「昨日、ゲームのやりすぎで夜更かしをし過ぎたわ……」ムクッ……


男「えーと……着替えはっと……」


男「……?」

『――%』

男「何だ……コレ……?」

それは空中に浮かんでいた

いや、浮かんでたって言うよりは、浮かんでいるように見えたってやつだ。実際に浮かんでいる訳じゃない

車のバックミラーみたいに、俺の上斜め横にあって、俺が視線を動かすと『それ』も一緒に動く

だから、見える位置はいつも同じ。ずっと変わらない


……だからどうしたって話なんだけどな


なんだよ、コレ……。気持ちわりい……

男「触れんのか……コレ……」スッ

『――%』


男「」スカッ スカッ


男「……無理か。SF映画とかであるような、ホログラフィー的なもん……?」

男「…………」

男「いやいやいや、おかしいし。マジでなんなんだよ、これ! 絶対変だろ!」

\ 男ー、早く起きなさい。学校に遅刻するわよ! /

男「ん、あ、ああ! わーってるっつーの! もう起きてるから!」

『――%』


\ そう言って、この前も二度寝してたでしょうが! 早く降りてきなさい! /

男「わかったわかったわかったから! 今着替えてすぐ行くから!」

『――%』



男「なんなんだよ、ホントにコレ……」

男「……気味悪いよ。やめろよ、おい……。視線に合わせてついてくんなよ……」

『――%』

あまりの気味悪さにほとんど泣きそうになりながらも、俺は着替えを済ませて階段を降りた


母「やっと降りてきたのね。早くご飯食べちゃいなさいよ」


それだけ言って、くるりと向きを変えるおかん。えっ? 俺の『コレ』、スルー?

そりゃそうだろうと言わんばかりに、電子レンジの音がチンっと鳴った。いや、これ、当然の反応じゃねーよ

冷凍の唐揚げを電子レンジから取り出して、それを弁当箱に詰めながら、おかんはまだ俺に対して一人言のように文句を言っている。「全く、いつも早起き出来ないだから」チンっ。

いや、俺の『コレ』は……? なんか言う事ねーのかよ……?

ふと視線を移すと、『コレ』はいつの間にか変化していた。


『61%』


ホント、なんなんだろうな、コレ……。

妹「あー、お兄ちゃん、おはよ……」


リビングに行くと、半分以上眠ってるような目つきの妹がからくり人形みたいな動きで卵焼きをつまんでいた。


妹「早く食べないと……遅刻しちゃうよ……」


冬眠から覚めたばかりのリスのような様子で言われても困る。どんだけ眠たいんだ、お前。いいよと言われたら、あと三年ぐらいは眠ってそうだな


『124%』

ん?

また数字が変わった。つーか、妹、お前も『コレ』についてはスルーか。

男(なんだかよくわかんねーけど……)モグモグ

妹「」ハムハム……


男(とりあえず『コレ』が見えるのは俺だけみたいだな……)

妹「」ゴクッ……ムグムグ……


男(なんなんだろ……? 気味悪い事に変わりはねーけどさ……)

妹「」ハムハム……


男(……っても変なメーターみたいなもんが見えるとか言い出したら、完全に俺、変人扱いだしな……)

妹「……?」


男(とりあえず様子見ようかな……。一日寝たら元に戻ってるかもしんねーし)

妹「……お兄ちゃん、ご飯食べないの?」

【学校】


男「んー…………」

友「おーい、どうした男。朝からずっと難しい顔してんぞ」

男「いや、別になんでもねーけど……」チラッ

『12%』


友「?」

友「なんかそっちの壁でも気になるのか?」

男「いや、別に……」

友「……?」

クラスメイト女1「あははっ。でさあ、あれって実は……」

クラスメイト女2「ウソ!? そうなの? マジで?」


男「」チラッ

『02%』
『01%』


クラスメイト男1「あー、あれな。あっちのルートはマジで超キツいんだよな」

クラスメイト男2「てかさあ、わざわざそっちに行く必要なくね? シカトしてもいいと思うんだけど」


男「」チラッ

『03%』
『06%』



男(うーん……)

男(数字は人それぞれで違うみたいなんだよな……)

男(だけど、基本的にはみんな低い……)

男(このクラスだと10%越えてるのが友と……)チラッ


女「うん、そうそう。でね」
『72%』

女友「ふーん……。そうなんだ……」
『84%』


男(あの二人ぐらいなんだよな……。ていうか、妹とおかんを除けば、50%越えてるのを見たのってあの二人が初か……)

男(でも、俺、あの二人と喋った事もねーし、名前すらろくに覚えてないんだけど……)

男(一体、この数字はなんなんだ?)

んー……
あと二人ぐらいならいけるかな……

性別女で、登場キャラを安価↓1、↓2

呼び方:幼馴染み、ツンデレ、美少女、ポニテ、などなど
性格:強気、元気、大人しい、などなど
その他:適当に特徴を。あんま細かく書かれても反映できないんで、簡単に

いじめられっこ

ギャル
猫かぶり天然系

はいよ
いじめられっ子は長いんで、呼び方変更↓1
あと、性格↓2

眼鏡

根暗で悪目立ちする

【昼休み】


男「」ハァ……

男「」ガタッ

友「? おい、男。どこ行くんだ? メシ食わねえのか?」


男「いや、いい。なんか今、食う気がしなくってさ。悪いけど、ちょっとそこらぶらついてくるわ」

友「……?」

友「お前、マジで今日どうしたの? どっか具合でも悪いのか?」

男「……ひょっとしたら、そうかもしんない。ついでに保健室にも寄ってくるわ」

友「ああ、そう……。ん、まあ、気を付けてな。一人で大丈夫か?」


男「大丈夫。じゃあ……」スタスタ……


友「……なんか今日変だな、あいつ……」

男「」トコトコ……

男「まあ、具合が悪いってのは嘘じゃないんだけどさ……」

男「実際、めまぐるしく数字が変わるこいつ見てたら、気持ち悪くなってきたし……」

『――%』


男「どっか誰もいそうにないとこ、行くか……」トコトコ……

【校舎裏】


男「ここなら誰もいなさそうなんだよな……」トコトコ

男「お邪魔しまーすって、誰もいる訳な」

眼鏡っ娘「」ビクッ!!

男「」ビクッ!!

眼鏡っ娘「あ、あの、ご、ごめんなさい……。こんなとこにいて、ご、ごめんなさい……」ビクビク

男「あ、いや、全然悪くないから! 俺の方こそ驚かして悪かったわ! まさか人がいるとは思ってなかったから!」

眼鏡っ娘「あ、あの、私、もう行くんで……。だから、ここ使って下さい……。ゆっくりしていって下さい……」ビクビク

男「いや、大丈夫! 俺の方こそもう行くから! だからここにゆっくりしていってくれ!」

眼鏡っ娘「で、でも、そういう訳には……」

男「いやいや、悪いのは俺の方だし! だから大丈夫! 他のところ行くから!」

眼鏡っ娘「あの……私なら本当に大丈夫なんで……。だから、あのっ……遠慮なくここ使って下さい! あうぅぅ!」タタタッ

男「あ、ちょっと待って! マジで大丈夫だっつーの! 泣くほどの事じゃねーよ! ここにいてくれ!」タタタッ

とりあえずここまで

とりあえず乙です

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