梓「はぁ…今日はとうとう唯先輩の結婚式の日かぁ……」 (5)

季節は秋

高校卒業後、私は唯先輩達と同じ大学に入学しました

そして、そこでまた放課後ティータイムを再結成し先輩達と楽しくやっていました

それから3年経ち、また先輩達の卒業が控えてきました

ところが他の先輩達はとっくに就職活動も終わっていましたが、唯先輩だけが卒業間際になっても内定1つ貰えていませんでした

すると唯先輩は言いました

唯「……もう私の就職先はあずにゃんでいいや」

当時、私と唯先輩は付き合っていましたが、まさか本気で言ってる筈がないだろうと、いつもの冗談だろうと思い無下に扱ってしまいました

唯「ふえ?……私、本気だよ?私、本気であずにゃんと結婚したいって思ってるのに……」

それでも私はそんなの絶対嘘に決まってます、唯先輩はただ就職活動という嫌な現実から逃げてるだけだと思い、笑い飛ばしてしまいました

それから1月後、大学にまったく顔を見せなくなった唯先輩がお見合い結婚を決めたという話を先輩達から聞きました

私は腰を抜かしそうなのを堪えながら、唯先輩の結婚相手の写メを見せてもらいました

そこに写っていたのは

チビでデブで頭の薄いハゲで半ズボンをはいた胃腸弱そうなアニオタの汚いおじさんでした

や、定期スレなんですが……

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