安価でダンジョンに挑む(41)

暇つぶしに安価でなんかやる。暇つぶしなんでエター上等
よければ暇つぶしに参加してください。暇つぶしになれば幸いです

ワイワイガヤガヤ……

「ふう……」

あなたはあまりの人の多さに息をついた。
ここが今、ダンジョンが出来たことで有名になっている街。
どこを見ても人、ひと、ヒト……
ダンジョンにより経済が爆発的に成長したというのは事実のようだ

ドンッ!

「ボーっとしてるんじゃねえぞ!にいちゃん!」

どうやらあまりの人の多さに少しほうけていたらしい。
あなたは頭を下げ、その場から去ることにした



あなたは道行く人から道を尋ね、酒場の前に来ていた。
これから自分の冒険が始まるのだと思うと、いてもたってもいられなくなる
そのはやる気持ちのままにあなたは酒場の扉を開いた

熱気。

酒の臭気と冒険者達の喧騒が入り混じり、雑多な雰囲気を醸し出していた。

ここが酒場。

あなたは周りを見回す。すると同時あなたに視線が集まるのを感じた。
決して好意的なものではないが敵意も感じない。おそらくあなたを値踏みしているのだろう。
そう思うと緊張してしまい体がこわばってしまった。そこへ……

主人「よう、にいちゃん!新人かい?」

そこへ声をかけてきたのは体つきがしっかりとした壮年の男性だった。
どこか老いを感じさせない、若々しさを放っている。

主人「どうやら本当に新人のようだな。仲間を探しにきたんだろ?」

そう問われてあなたは首を縦に振る。
ダンジョンはとても危険らしく、一人で挑むのは無謀だと思えたからだ。……一人だと寂しいというのもあるが

主人「そうかい!ま、うちは酒が呑めるだけじゃなくて依頼の斡旋や仲間の紹介なんかもしてるからよ。気軽に話しかけてくれ」

と、主人は明るく笑いながら言う。緊張したあなたもそれにつられてつい笑ってしまう。

……体の緊張がほぐれてきた。もしかしたら緊張していたのを気にかけてくれたのかもしれない

主人「で、紹介するのもいいけどよ。見たところあんたは……」

安価下1

1 戦士
2 盗賊
3 魔術師
4 僧侶

主人「……僧侶だな」

そう、あなたは僧侶だ
神へと祈りを捧げ、ほんの少しの奇跡を顕現させる
性質上、人を癒やすのが得意な職だと言えるだろう

主人「ま、僧侶なら食いっぱぐれるってこともねえだろ。そこまで少数なわけでもないがいるといないじゃダンジョンに潜ってられる時間が変わるしな」

どうやらそこまで悪くはないらしい
……まあ教会でも下っ端だったのでできることも限られているわけだが

主人「それにしても僧侶がわざわざ一人でねえ……。何か理由があるんだろ?」

そう、あなたがここへ来たのは理由があるのだ。
その理由とは……

安価下1
1 お金の為。
神の家とは言ってもお金がないと回らないのだ
2 復讐。
あなたは復讐にとらわれている。ここへ来たのも復讐を果たすためだ
3 物探し
ダンジョンの中に存在するという、あるものの為
4 その他
なるべく尊重するが、物語を進めるためにいろいろいじることもある

「……人を探している」

主人「へえ、人捜しねえ……」

酒場の主人が興味深げにこちらを見回す。ダンジョンに挑む理由としては珍しい方なのだろう

主人「ま、あんまり深くは聞かねえよ。冒険者なんてのはすねに傷を持ってる奴だらけだしな。いちいち気にしてたら商売になんねえよ」

どうやら深くは聞いてこないらしい、あなたはそのことに安堵した。
きっとこういった冒険者の扱いに慣れているのだろう

主人「で、仲間を探してるんだったな?」

主人からの確認にあなたは頷く

主人「あそこの方に新人達は固まってるからよ。自分で交渉してみな」

主人が指した方を見ると、たむろしている冒険者達がいた。
そこの一団は話をしたり、酒を呑んだりしてはいるがどこかぎこちない。
主人の言う通りあなたと同じく新人であろう

あなたは主人に礼を言うとそちらの方へ行くことにした

主人「おう、上手くやれよ!」

あなたは少し緊張しながらも仲間を見つけるために話しかけると決意する
さて、誰から話しかけたものか……

安価下1

1 高笑いをしている男
2 仮面で顔を隠している魔術師
3 酒を飲んで周りに絡んでいる女
4 やや薄汚い少年

んじゃ、一旦ここまで。時間できたらまたやる。
安価は基本下1で

あなたは仮面を付けた魔術師に声をかけてみることにした

魔術師「この僕に何か用かい?」

声が思ったよりも高い。顔を見ることが出来ないのでわからないが多分まだ若いのだろう

あなたはダンジョンに挑むために仲間を探していると告げた

魔術師「ふっ、いの一番にこの僕に声をかけるとは、なかなか見る眼があるじゃないか」

なぜだかすごく嬉しそうだ。天狗になりやすいのか、それともなかなか声をかけられなかったのか、あるいはその両方かも知れない。
仮面で顔を隠していて怪しいが悪い人物では無さそうだとあなたは感じた

魔術師「……それで君は見るからに僧侶だね。胸元に十字架まで下げてるし。パーティーはだいたい四人が基本だから組むとしたら後は前衛、戦士が欲しいね」

あなたはその言葉に頷く。冒険者としての基本もしっかりしている。
そのにじみ出る怪しささえなければとっくにパーティーに入っていただろう

魔術師「まあ、この天才である僕と君が釣り合うかははなはだ疑問だけど。試しに組んであげるよ」

あなたはその上からの態度に少しむっとするも承諾の握手をする

魔術師「ふ、ふんっ!よろしくしてやろうじゃないか!」

……あの上から目線の態度は悪気があるものでは無いらしい。
悪意をまったく感じない。ということはこれが彼の素なのだろう

……彼が今までパーティーに入っていなかった理由がわかってしまった。
他のパーティーメンバーと問題を起こさなければいいのだが……

魔術師「喜べ!この僕の右腕に封印された悪魔の力で君を助けてやろうじゃないか!」

……早まったかもしれない
胸にそんな不安を覚えつい、ため息をしてしまう

魔術師「……なんだそのため息は」

なんでもないとごまかしつつ、あなたたちは次の仲間を探しに行った

魔術師が仲間になった

さて、次は誰に話しかけてみようか

魔術師「できれば前衛だぞ。僕達はもろいんだからな。まあ天才であるこの僕なら敵が近寄る前に蹴散らしてみせるがな!」

……だ、そうだ。

安価下1

1 高笑いをしている男
2 酒を飲んで周りに絡んでいる女
3 やや薄汚い少年
4 筋肉質な長身の女性

……需要なかったかな。一応再開は午後から

>>20
そりゃ、そうだよね。まあ飽きるまでのんびりやる
末尾できないのは知ってる。そういうランダムな安価は酉使うつもり

あなたは前衛を探すことにする。そこであなたが周りを見回していると……

女戦士「んだとてめえ!?もういっぺん言ってみやがれ!」

女性の怒声が聞こえた。その女性は酔っ払っており、顔が赤い。相当呑んでいるのだろう
その怒声を浴びせられた男は女性を見てやれやれと肩をすくめて言う

男「もう一度言うけどな、とっとと故郷に帰って男でも見つけてこいよ。お前は冒険者は向いてないぞ?」

女戦士「うるせえ!指図すんな!」

男「そんなこと言ってもよ。パーティー組む度に問題起こしては管巻いて酒呑んでるじゃねえか。もう見てらんねえんだよ」

女戦士「余計なお世話だこのおせっかい野郎!」

どうやら男は女性の言うとおりおせっかいらしい。しかし本当に女性のことを心配しているようだ
周りもどちらかというと男を指示している。問題を起こしているというのも本当なのだろう

魔術師「……あいつに声をかけるのか?」

魔術師もどこか嫌そうにしている。あなたは魔術師にその女性について聞いてみた

魔術師「あいつはね、すぐに癇癪を起こすんだよ。この前だってちょっと舐められただけで乱闘騒ぎさ。口も悪いし、おすすめできないね」

魔術師もそう酷評する。しかしそれだけでは無さそうだ。それが気になったあなたは尋ねてみる

魔術師「……別に。ただあいつは僕のこの格好を馬鹿にしてきてね!ふん、この僕の格好良さがわからないなんてかわいそうな奴だ!」

得心がいった。まあ、口が悪いというのも本当なのだろう
……まあ魔術師の格好は控えめに言っても変であるのは確かだったが
顔を覆い隠す仮面。右手に巻かれた包帯。体をほとんどを隠している黒に金色の模様が入ったローブ。
……あなたは自分でもなぜ声をかけたのかわからなくなってきていた

魔術師「それで、どうするんだ?大きな器を持つ僕はお前の意見も聞いてやろう、さあ喜べ!」

あなたは魔術師の言葉を聞き流しつつどうするか考えた。いちいち反応していてはきりがない

彼女を仲間に入れるかどうか。彼女が仲間になったらかなりの確率でトラブルを引き起こすだろう。だが、前衛が欲しいのも事実である。さて……



安価下1

1 彼女を仲間に誘う
2 他の人を見てから考えよう

……やっぱり止めておこう。それに他の人を見てからでも遅くはないはずだ

魔術師「うんうん。止めといた方がいい」

魔術師はよほどあの女性が気に入らないのだろう。あなたが他の人のところへ行こうとすると嬉しそうに頷いていた

流石にこれ以上変な人はいないだろう。……いないといいな
あなたはそう願いつつ周りに目を向けた
さて、誰に話しかけようか

安価下1

1 高笑いをする男
2 やや薄汚い少年
3 筋肉質な長身の女
4 とても可愛らしい女の子?

5 やっぱりさっきの女性を仲間に誘う

そのときあなたに何かが走った。虫の知らせ……いや、僧侶であるあなた風いうのなら神のお告げだろうか
……彼女をこのままにしてはいけない気がする。

魔術師「あっ、おい!どうしたんだ!?」

止める魔術師を振り切りあなたは言い争いをしていた二人へと近づいた

女戦士「だからうるせえって……あ?なんだお前ら?今は取り込んでるんだから邪魔すんな!」

彼女はあなたを一瞥してそう吐き捨てた。しかし、あなたが口を開くと彼女は眼を見開く

「仲間になってくれないか?」

女戦士「は?そりゃあたしに言ってんのか?」

あなたは頷く
そうすると彼女は体を震わせ……

女戦士「いやっほーい!どうだ見たか!まだ見る目がある奴はいるんだよ!」

と、口論をしていた男に勝ち誇った

男「……なああんた、さっきの話は聞いてたんだろ?止めといた方がいいぜ」

女戦士「うるせえ!営業妨害すんな!」

男「……忠告はしたからな。気をつけな」

そう言うと男は去っていった。

女戦士「いやー、スカッとしたよ!あいつしつこくってさあ!」

というと酒の臭いを漂わせながら彼女は肩を叩いてきた。
するとそこへ……

魔術師「……何勝手なことしてんだよ」

魔術師の機嫌が悪そうな声が聞こえてきた。魔術師は彼女が嫌いであったから勝手に仲間にしたことに腹を立てているのだろう

女戦士「なんだ、あいつはあんた連れか?」

あなたはその問いに首を縦に振る

女戦士「んじゃあ、よろしく頼むよ。変なの」

魔術師「なななっ!?僕は変なのじゃない!それに……」

女戦士「よろしく頼むって言ったんだよ。聞こえなかったのかい?なあ?」

魔術師「……はい、わかりました」

女戦士がドスをきかせると魔術師は体を小さくさせて首をガクガク振る。……そのやりとりを見てあなたはこれからがますます不安になった

女戦士「これからは仲良くやろうじゃないか。なあ?」

魔術師「ひっ……!」

あれではまるでうさぎと狼だ。魔術師がこちらをちらちら見ている。きっと助けを求めているだろう
しかし、あなたは自分に被害が及ぶのが嫌なのでそれを無視することにした。
神よ、彼に試練に打ち勝つ力を与えたまえ

さて、誰に声をかけようか

安価下1 

1 高笑いをする男
2 やや薄汚い少年
3 筋肉質な長身の女
4 可愛らしい女の子?

あなたは可愛らしい女の子に話しかけることにした。……決して華が欲しいというわけではない。

魔術師「なんだ?」

女戦士「……あ?」

そうだ。決してパーティーに華が欲しいわけではないんだ。
あなたは自分にそう言い訳しつつ話しかけた

狩人「私に何か用?」

その女の子はこちらに振り向いて首をかしげた。
……可愛い。あなたはその可愛らしさに頬を染めてしまう

狩人「やだー、赤くなってるー。可愛いー」

あなたは僧侶という職柄、女性に対する免疫力がほとんどなかったのだ。赤くなるのも当然だろう
そうしてあなたが頬を染めて、うつむいていると

魔術師「話を進めろよ。僕達はパーティーメンバーを探しているんだろう」

狩人「あ、もしかしてパーティーへのお誘い?」

女戦士「それ以外ねえだろ」

あなたははっとして、改めてパーティーへと誘う

狩人「うーん」

彼女は悩んでいるようだ。まあ、無理もないだろうとあなたは仲間達を横目で見る

狩人「別にいいんだけど……、聞いても怒らない?」

彼女は何か言いたいことがあるようだ。
あなたがそれは言わなくていけないものなのだと聞くと彼女は首を縦に振る

魔術師「ま、よっぽどのことがないと怒らないよ。僕は心が広いからね」

女戦士「あたしだって広いぞ?」

おかしい。仲間達は起きているはずなのに寝言をほざいている
しかしあなたは命が惜しいのでそんなことはおくびにも出さず彼女に自分も大丈夫だと伝える

そうすると彼女はその口を開き……

狩人「私、男だから」

………………は?

……言葉の意味はわかるが、理解ができない。そんなあなたが硬直していると……

女戦士「どれ」

女戦士が彼女……いや、彼の股間と胸に手を伸ばし……もんだ

狩人「きゃ、きゃあああああああ!?」

女戦士「お、本当にあったわ。そして無い。マジで男なんだな」

……あなたがこいつは女の姿をしたおっさんなんじゃないかと女戦士を疑っていると

狩人「あの……それで、私を仲間にしたいの?ちなみに私は狩人、弓を使ってるわ……」

と、体を震わせ涙目になりながら聞いてきた。
……下手な女よりよっぽど乙女なのではなかろうか。特にそこにいるセクハラ親父もどきよりは

魔術師「……どうするんだ?」

さて、涙目になっている彼をどうしようか。

安価下1

1 仲間にしたい
2 保留で。他の人とも話してみたい

これで一旦終わるわ
夜にまたやる。何時くらいが人多いかなあ

多いのはだいたい夕方から日付変わる前後かな

安価なら1

>>34
そっか、ありがとう。
立てる板間違えたかなあ……。人がいないと全然話が進まない感じにしちゃったし、安価なら速報の方がいいんかね……

「よろしくたのむ、だが本当にいいのか?」

あなたがそう言うと彼は苦笑しながら

狩人「せっかく誘ってくれたんだしね。一度は組んでみないと」

と、答えた。

魔術師「まあとりあえずよろしく。仲良くしよう」

そういう魔術師の口元はやや歪んでいた。おそらく自分のスケープゴートになるかもしれない相手が入って嬉しいのだろう
被害者がただ増えただけだと思うのだが

女戦士「そんじゃよろしくたのむぜ。あと男なんだからそんなことでいつまでも涙ぐんでるじゃねえよ」

狩人「体は男でも心は乙女だもん!」

そんなこんなでようやくだがパーティーが形になった。
あなたは早速今からでもダンジョンに行けるかと尋ねる

女戦士「悪いな、酒入ってっからよ。明日にしてくんねえか?」

もっともな意見だった。
なので明日の朝、ここで集まると決めてあなたは今夜の宿を探すのであった

魔術師「明日遅れるなよ?」

狩人「またねー」



そうして宿の前にやって来たあなた。
旅の疲れも残っている。今日はしっかりと体を休めよう

店員「いらっしゃいませー、宿泊ですか?」

店員の快活な声にあなたは肯定する。
まだまだ贅沢は出来ない。安い部屋に泊まろうとして懐を探る……


が、ない。
懐にあるはずの財布がない。ない。
慌てて体中を確かめるが無い。そこでどこで落としたと考え始めて、ふと自分にぶつかってきた男が居たのを思いだした

……まさかあの時にすられていたのだろうか。
しかし落ち込んではいられない。このままでは野宿になってしまう!
なんとかしなければ!


安価下1
1 宿の人に馬小屋に泊めさせてもらうように頼む
2 仲間に頼る
3 現実は非情である。今夜は野宿
4 その他。ありえそうなのをどうぞ

んー、人もあんまり居ないんでこれで終わります
つまんないスレ立ててすんませんした。今度があったら人が集まるよう頑張る。それじゃノシ

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