たまこ「>>3」(19)

たまこ「>>3

kskst

のび太!

たまこ「のび太!」

のび太「暇だなぁ」

ドラえもん「のび太君、冬休みなんだから有意義に過ごしたらどうだい」

のび太「有意義って言われても何をしたらいいのさ」

ドラえもん「宿題があるだろ」

のび太「この僕に出来るとでも?」

ドラえもん「思わないね」

のび太「だろ」

のび太「何かこう新しい刺激が得られるような道具はないの?」

ドラえもん「あるわけないだろ。大体のび太君が使うと毎回碌な事にならない」

のび太「その台詞も聞き飽きた」

ドラえもん「事実なんだししょうがない」

のび太「何かドラえもんの道具で面白いの無かったかなぁ」

ドラえもん「こら! 勝手にスペアポケットを出しちゃダメだろ」

のび太「適当に掴んでしまえ!」

のび太「よっと……」

ドラえもん「これは……」

『悪魔のパスポート』
希望

のび太「もしもボックスかぁ……」

ドラえもん「流石ののび太君でもこれは使えないね。さあ仕舞おう」

のび太「何かに使えないかしら……」

ドラえもん「んん……やっぱり重いなあ」

のび太「そうだ!」

ドラえもん「うわっ」

ドラえもん「いきなり大声を出すなよ。驚いて落としてしまったじゃないか」

のび太「いい事を思いついたぞ」

ドラえもんすら重いという「もしもボックス」を軽々と取り出したのび太

>>7
安価は現時点では入れる予定はありません。(後々入れるかもしれませんが)

語弊が無いように言っておくとたまこまssです。

ドラえもん「ああ、こら。勝手に入るな!」

ガチャッ

のび太「もし、違う世界に行けたなら!」

ジリリリリリリリ

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のび太「景色が変わった……どこだろうここは」

ドラえもん「何て事をしてくれたんだ! 最近道具の点検を怠ってたから、もしもボックスは故障寸前だったんだぞ」

のび太「何で先に言わないのさ! それに普通に使えたけど」

ドラえもん「見ろ、受話器が焦げ付いてる」

のび太「まさか、戻れなくなったのか!?」

ドラえもん「そうだ!」

のび太「修理は出来ないの?」

ドラえもん「出来ないことも無いけれど、少し時間がかかりそうだぞ」

のび太「まあいいじゃない。見た感じ、危険な世界じゃないようだし」

ドラえもん「それもそうだけど……」

のび太「とりあえずぶらついてみようよ」

ドラえもん「じゃ、もしもボックスはしばらく仕舞っておこう」

のび太「それにしても、綺麗な場所だなー」

ドラえもん「僕達が居た世界とはまた違った町並みだね」

のび太「あ、ドラえもん、商店街があるみたいだ」

ドラえもん「あんまりはしゃいじゃ駄目だぞ」

のび太「いいじゃないいじゃない。もしかしたらドラ焼き屋があるかもしれないぞ」

ドラえもん「ドラ焼き屋! 行こうか」

のび太「現金なやつだなあ」

ドラえもん「魚屋……豆腐屋……花屋……」

ドラえもん「のび太君、ドラ焼き屋なんてなさそうだぞ」

のび太「まあまあ。もう少し探してみようじゃないか」

ドラえもん「最近ドラ焼きがおやつに出ないから、ドラ焼き欠乏なんだぞ」

のび太「グルメテーブルかけでも使えばいいじゃない」

ドラえもん「修理中でデパートに渡した」

のび太「そうだったのかあ。そりゃ残念だなぁ」

ドラえもん「他人事な言い方だなあ」

のび太「しょうがないじゃん。他人事なんだから」

ドラえもん「あ、そうだ。こんな時は……」

ドラえもん「たずね人ステッキ!」

のび太「ドラ焼きにも使えるの?」

ドラえもん「ドラ焼き屋の人を探せばいいのさ」

ドラえもん「ここに置いてと……」

カタン

ドラえもん「こっちだ!」

のび太「ああ! ドラえもん走らないでよ!」


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のび太「はぁ……はぁ……疲れた……。で、見つかった?」

ドラえもん「それらしい店はあるんだけど……」

のび太「『たまや』と、り……りせか……?」

ドラえもん「これはライスケーキって読むんだよ」

ドラえもん「ライスケーキか……餅ってことだな」

のび太「美味しそうじゃない! お餅! 久々に食べたい」

ドラえもん「いいや! ドラ焼きだ!」

のび太「なら両方に入ってみればいいじゃない」

ドラえもん「でも……僕の中で、複数の店がある場合、ドラ焼きがある店だと見極められなかったらドラ焼きが夢に出て追いかけられるジンクスがあるんだ……」

のび太「なんだそりゃ」

ドラえもん「ここは……僕の勘で……たまやだ!」

のび太「じゃそっちから行こう」

ガラガラッ

のび太「すいませーん」

たまこ「あ、はーい。いらっしゃいませ」

ドラえもん「ここにドラ焼きはありますか!?」

たまこ「えっ? えーっと……ドラ焼きは無いです」

ドラえもん「そんな……!」

のび太「いやいや、ごめんなさいね。この青タヌキちょっとおかしいんで」

ドラえもん「誰が青タヌキだ! 僕は猫型ロボットだぞ!」

たまこ「ロボット……?」

ドラえもん「しまった」

のび太「もう、何いつもと同じ感覚でいるんだ。ここは違う世界なんだぞ」

たまこ「えっ……? 違う世界?」

ドラえもん「人の事言えないだろ」

デラ「何やら騒がしいな」

のび太「わっ! 鳥が喋った! しかしこの鳥、体型がドラえもんに似てるね」

ドラえもん「何だって!」
デラ「何を申すのだ!」

ドラえもん「僕はこんな丸々と太った鳥と同じにされるほどウエストは太くないぞ」

デラ「私を侮辱するつもりか貴様! 私は王家の鳥であるぞ!」

ドラえもん「それを言ったら僕は2112年から来た未来のロボットだぞ!」

たまこ「で、デラちゃん落ち着いて」

のび太「ドラえもんも落ち着けよ」

たまこ「あの! 最初から説明してもらってもいいですか?」

資格の勉強が忙しいのでここまでにしておきます。
また空いた時間にやるかもしれませんが、乗っ取りたければ乗っ取ってもらって結構です。

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