提督「比叡とイチャイチャしたい」伊19「はいはい」 (144)

艦これのssです

初投稿です

キャラ崩壊は勘弁してつかあさい

始めます

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                 鎮守府 朝   

提督「…比叡…俺と結婚…zzz」

伊19「提督~、朝なのね~」ガチャ

提督「zzz…比叡…」

伊19「はぁ…まったく…自分で起きるってことをしないんだから…
提督~、ほら起きて~」ユサユサ

提督「むふふふふ、比叡~そんなくっつくなって~、可愛いやつめ…zzz」

伊19「……」ゲシッ

提督「お…なんだそういうプレイか比叡?もっとこいもっとこい…zzz」

伊19「……(提督の鼻をつまむ)」

提督(なんだ…?なんか息苦しいような…何か詰まってるような…というかやばい苦しい!呼吸ができん!)パチッ

伊19「あ、おはよう提督、いい夢見れた?」

提督「お前は俺を殺す気か!!いい夢みてたのに悪夢に変わったわ!」

伊19「比叡さんとのイチャイチャは楽しかった?提督?」

提督「ああ最高だったよ…あれが現実になれば最高って…なんでお前俺の夢の内容しってんの?」

伊19「なんでって、全部漏れてたし…」

提督「ウソデショハズカシイ…」

伊19「現実ではまともに話しかけられないヘタレのくせにね~、笑っちゃうなのね~♪」

提督「おいやめろ…やめろ…」

伊19「はいはいわかりましたよ~、ご飯持ってきてあげるから身だしなみ整えておきなさいなのね~」ガチャ

提督「…いったか…では夢の続きを見るとするか…」

伊19 ガチャ「言っとくけど二度寝したらちょん切るからね」

提督「ヒェー!」


伊19「朝ごはんはおにぎりにしてみたのね」

提督「サンキュー、ん?これ海苔の形がスク水みたいになってる…?」

伊19「そうなのね!イク特製の潜水艦おにぎりなのね!」

提督「洒落たもん作ったなぁ、具はなんなんだ?」

伊19「塩なのね」

提督「あ、具はないんですねわかります。じゃあいただきまーす」パクッ

伊19「召し上がれ~、お味はどう?」

提督「おお!塩加減が絶妙だなこれ!うまいうまい」パクパク

伊19「そのおにぎりの味を出すために特別なことをしたからなのね!」

提督「なんだなんだ?有名な塩を使ったとかか?」

伊19「脇で握ったのね」

提督 ブフォッ「なんつーことをしてんだお前はぁぁぁぁ!」

伊19「嘘なのね」

提督「なんだ嘘か…お前の嘘はいつも心臓に悪いわ…」

伊19「提督をいじるとたのしいんだもん♪」

提督「♪をつけるな♪を、朝からどっと疲れたわ…」

伊19「提督大丈夫?悩み事ならきくよ?」

提督「主にお前が原因なんですけどぉ?」

伊19「そんなにほめられると照れちゃうのね///」

提督「ほめとらんわ!はぁ…まあいいや、飯も食ったしお仕事しますか、今日の予定は?」

伊19「えーっと今日は…演習以外の業務はないのね」

提督「え?まじで?じゃあほぼお休みじゃないですかやったー!二度寝してもいい?」

伊19「いいけどちょん切るよ」
 
提督「ヒェー」


提督「演習まで暇だから比叡に会いに行こうと思う。」

伊19「どうぞ」

提督「お前にも来てほしいと思う」

伊19「いやなのね」

提督「なんでなのね」

伊19「マネしないでほしいのね、そういうのは提督一人で行ったほうがいいと思うよ?」

提督「実は俺…すきな娘の前だと話せなくなる病にかかってしまったんだ。」

伊19「ダウト」

提督「たのむよイク…俺にはお前が必要なんだ…」

伊19「っ///ま…まあいってあげないこともない…のね…」

提督「お!ほんとか!?よっしゃー早速比叡に会いに行くぜー!」ガチャ

伊19(いきなり真剣な顔になるのは卑怯なのね///不覚にもドキッとしちゃったのね///)

伊19「ってあれ?提督?てーとくー?」


                   金剛型の部屋前


提督「わたくし達は今、金剛たちの部屋の前にきております!」

伊19「誰に言ってるの?」

提督「気にすんな、心なしか比叡の香りが…」

伊19「うわ…変態みたい…」

提督「入るときはカッコよく入ったほうがいいんだろうか?それとも自然な感じで入るのがいいんだろうか?どう思うイク?」

伊19「いいからはよはいれ」

提督「よし、じゃあ自然な感じで入ることにしよう」ガチャ

伊19「あ、ちょっ、ノックもしないで入ったら…!」

榛名「て…提督…?」キガエチュウ

提督「…」ドアシメル

提督「やばい着替え中だった」

伊19「だから言ったのに…」

             きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!


提督(あのあと鎮守府中の艦娘たちが集まってきた)

青葉「なんですかなんですか!事件ですか!」

赤城「なんですかなんですか!?ナンですか!?カレーはありますか!?

金剛「私たちの部屋から聞こえたネ!比叡!霧島!急ぐネ!」

比叡「はい!お姉さま!気合!入れて!行きましょう」

霧島「なんとなく想像はつきますけどね…」

提督(そして榛名が泣いている場面を見られ…)

比叡「榛名、大丈夫?提督になにかされたの?」

榛名「グスッ、榛名はっ…もうお嫁にいけません…」

金剛「テートクぅ?どういうことか説明してもらうネ!」

提督「誤解なんだ!俺は何もしてない!ちょっと榛名の体を見てしまっ…じゃなくて!ピンク色のあれがこう…いや違う誤解なんだ!」

金剛「テートクじゃ話にならないネ!とりあえず殴らせるネ!」

提督「いやお前の力で殴られたら死ぬから!イク!そこで爆笑してないで助けてくれ!」

比叡「指令?妹を泣かせた罪は重いですよ!」

霧島「イク?大体理由は想像つくけど何があったか教えてもらえる?提督はあの調子だし…」

伊19「プフッ、わ、わかったのね」カクカクシカジカ



霧島「なるほどなるほど…提督がノックもせずに私たちの部屋に入ってきて着替え中の春名を見てしまったと…」

提督「もうしわけありませんでしたこれからはノックを心掛けていきていきたいとおもいます…」

霧島「あたりまえです!大体女性の部屋にノックもせずに押し入るなんて全くあなたは何を考えて」クドクド

提督「はい…はい…」

比叡「榛名大丈夫?」

榛名「い…いえ…榛名は大丈夫…です」

金剛「まったくテートクにも困ったものデース、デリカシーがなさすぎるネ」

青葉「司令官司令官!榛名さんのどこがピンクだったんですか!?」

提督「そりゃおまえピンクっていったら…」

霧島「し・れ・い・?」

提督「ひっ、ごめんなさいごめんなさい!口が滑りました!」

榛名「は…榛名は…大丈夫じゃないですー!!!!!」

比叡「あ!榛名どこいくの!まってー!」



提督(あのあとこってりとしぼられてしまった)

伊19「さあキリキリはたらくのね」

提督(俺は今演習の書類とにらめっこ中だ)

伊19「イクは早く終わらせてご飯食べに行きたいのね。さあちゃっちゃと働くのねー」

提督「早く終わらせたいのなら手伝ってください、というか手伝ってください助けてください!」

伊19「え~、もうイクの分はおわっちゃったのね、それにめんどくさいのね」

提督「間宮アイス」ボソッ

伊19「ピクッ」

提督「食後につけちゃうぞっ」ボソッ

伊19「……」

提督「ダブルで」ボソッ

伊19「そ…そこまで言うなら仕方ないのね、別にアイスのためじゃなくて、純粋に善意で手伝ってあげるのね」

提督「チョロイゼ」

伊19「何か言った?」

提督「いいえなにも」

伊19「ならいいのね」

比叡は出ないんですか(激怒


食堂


提督「そろそろ当初の目的をはたしたいとおもう」

伊19「当初の目的って?」

提督「スレタイで言っただろう?比叡とイチャイチャしたいって話だよ」カラアゲウマイ

伊19「は?スレタイ?」イクニモヒトツヨコスノネ

提督「…まあいいや、どうしたらいいと思う?ってか二つも持ってくな」

伊19「これホントにおいしいのね、お返しに漬物分けてあげるのね」

提督「それお前が嫌いなだけだろう…まあもらうが…ていうか俺の話聞いて」

伊19「でも今の提督の印象最悪だよ?先ほどの件で」

提督「それを挽回したい、知恵を貸してくれ」

伊19「え~、う~んと…あっ!いいアイデアが浮かんだのね!」

提督「まじか!さっそく教えてくれ!」

伊19「比叡さんのカレーをおいしそうに食べればいいとおもうよ!」

提督「まじか…それ以外は…?」

伊19「あとは~…プレゼントを渡すとか?」

提督「なるほど!それもありか!早速出かけんぞ!」

伊19「いってらっしゃ~いなのね」

提督「そうと決まれば早速行くぞイク!」

伊19「あっ、ちょっと引っ張らないで!イクはこれからアイスタイムなのね~」ズルズル

>>9
比叡ちゃんもうちょっとしたら出ます!


提督(さて、街についたわけだが…)

伊19「ムスッ」

提督「イクさんの機嫌が大変悪いです」

伊19「ムスムス」

提督「なー悪かったよ。街でアイス買ってやるから機嫌直せって…な?」

伊19「トリプルにしないと許さないのね」

提督「わかったわかった、だから俺の買い物に付き合ってくれって」

伊19「仕方ないのね、ダメな提督のためにも付き合ってやるのね」

提督「助かるよ、で、比叡は何をあげたら喜ぶんだ?

伊19「は?事前に調べてこなかったの?」

提督「え?なにかまずかったか?」

伊19「っはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

提督「そんな大きなため息つかないでください死にたくなるんで」

伊19「まったく提督は…まったく提督はダメダメなのね…ダメすぎて魚雷打ち込んでやりたいのね…」

提督「なぜ二回いったし…どうしようイク?」

伊19「……そういえば金剛お姉さまの写真をかざる写真立てがないって比叡さんが言ってたのね」

提督「それだー!よし早速買いに行くぞ!」

伊19「先にアイス買って」

提督「……了解」


伊19「頭がキーンってするのね!」

提督「そらお前トリプルなんて食ったらそうなるわな」

伊19「アラレちゃんが頭で走り回ってるのね…」

提督「そのネタ通じるやついるんかね」

伊19「10代あたりにギリギリ通じなさそうなのね…」

提督「とりあえず頭痛おさまるまで座ってようぜ、膝貸そうか?」

伊19「お願いするのね」シツレイシマス

提督「しかし街中のベンチで膝枕ってどうなんだろうな?恋人同士に見られたりすんのかな?」

伊19 ガバッ「や///やっぱりいいのね///普通に座ってるのね///」

提督「なんだよショックだなぁ、そんなに俺のこと嫌いか…」シュン

伊19「別にそういうわけじゃないのね///」

提督「まあいいや、ん?顔赤いぞイク熱中症か?」

伊19「今ちょっとこっち見ないで///」

提督「よし!ジュース買ってきてやるよ!まってろー!」

伊19「あっ、提督…」


提督「ジュース買ってきたぞー!」

伊19「アイス食べたばっかなのに飲めるわけないのね」

提督「それもそうだな!じゃあ比叡のプレゼント買いにいこうぜ!」

伊19「姉妹全員の分かっていってあげると好感度上がるの間違いなしなのね」

提督「じゃあ金剛にはティーカップ、比叡には写真立て、榛名には…なにがいいんだろ?霧島は眼鏡でいいか」

伊19「榛名さんは緑茶の葉が切れたって言ってたのね」

提督「よしわかった!会計は任せろー!バリバリ」

伊19「やめて!」

夕方


提督「すごい悩んだな…とりあえず金剛にはバラのティーカップ、比叡には可愛い写真立て、榛名には玉露、霧島には鼻眼鏡を買うことができた…」

伊19「ちょっとまって。霧島さんへの贈り物ほんとうにそれでいいの?」

提督「問題ないだろ」

伊19「ドン引きなのね…」

提督「よっしゃーさっさと帰って渡すぜー!」

伊19(霧島さん絶対おこるんだろうなぁ…)

提督「あ、そうだイク」

伊19「なんなのなの?」

提督「これ付き合ってくれたお礼な」

伊19「あ、イルカのブローチ…」

提督「今日はありがとな!助かったよ」

伊19「普段からこれくらい気を使ってくれてれば…」ボソッ

提督「早く帰って渡すぞー!」

提督(とりあえず執務室に帰ってきた)

伊19「じゃあさっさと渡しにいけなのね」

提督「イク、お前ついてきt」

伊19「嫌」

提督「はぁ、仕方ない…じゃ!いってくる!」

伊19「がんばってー」


金剛型の部屋前


提督「もう今朝みたいな失敗はしないぜ」コンコン

??? 「はーい」ガチャ

提督「あ、ひ…比叡」

比叡「むっ!指令ですか!?また榛名にちょっかい出す気ですか!?」ガルルルル

提督「今朝のことはごめん!お詫びと言っちゃなんだけど今日街でお土産買ってきたんだ」

比叡「むむっ、お土産の内容によっては許してあげなくもないですよ」

提督「比叡には…ゴソゴソ これだ!」

比叡「あっ可愛い写真立て…指令!ありがとうございます!」

提督「あとこれが金剛のお土産のティーカップと、榛名には玉露だ。」

比叡「わぁー!太っ腹ですね提督!それで霧島には…?」

提督「霧島には…あとで執務室に来るように言っといてくれ…」

比叡「むっ!意味深ですねぇ…まさか!今度は霧島を毒牙にかけるつもりなんじゃ!?」

提督「いやいや、そんなんしたら俺殺されるわ」

比叡「まあしょうがないですね!あとで伝えておきます」

提督「頼んだぞ!じゃあ!」ピュー



提督「た…ただいまぁ!」

伊19「おかえりー、ちゃんとお土産わたせた?」センベイボリボリ

提督「霧島以外には…」ソレオレノセンベイ

伊19「だから鼻眼鏡はやめたほうがいいって言ったのに」

提督「比叡が出てきたんだけどさ、比叡の前で霧島のお土産は鼻眼鏡だー!っていえなかったわ」

伊19「そりゃそーなのね…それで霧島さんはどうするの?」

提督「とりあえず執務室に来るようにいっといた、なんかあったら守って?」

伊19「死ね」

霧島 コンコン「指令ー?比叡から執務室に来るように言われたんですけど…入ってもいいですか?

提督「き…来たか…イク!どうやって渡せば怒られないかな!?」

伊19「鼻眼鏡の時点でどうしようもないのね、諦めるのね」

提督「そんなぁ…ふざけてこんなもん買わなきゃよかった…

霧島「指令?はいりますよ?」ガチャ

提督「お、おお霧島ご機嫌麗しゅう…」

霧島「いきなり何言ってんですか提督…今朝叩きすぎておかしくなりました?」

提督「ご…ごほん…今日街にいった時にお土産を買ってきたんだ」

霧島「知ってますよ?金剛お姉さまがテンション上がりすぎて食器やら何やらぶっ壊してましたから」

提督「それでお前へのプレゼントは特別なものなんだ」

霧島「特別なものって何です?」


提督「コレ」っ鼻眼鏡

霧島「ぶちっ」


提督「やめろぉ…俺の体はそっちには回らないんだ霧島ぁ…うう…はっ!」

比叡「あ、起きました?指令?」

提督「ひ、比叡じゃないか…ってこれ膝枕!?」

比叡「あはは///霧島がやりすぎちゃったみたいでごめんなさい、でも指令もいけないんですよ?お土産が鼻眼鏡だなんて…」

提督「それに関しては俺が悪かったです…ごめんなさい…」

比叡「あとでちゃんと霧島に謝っておいてくださいよ?指令?」

提督「うん…わかったよ…あいつ許してくれるかなぁ…」

比叡「何だかんだでやさしい子だから大丈夫ですよ、安心してください」

提督「わかった、明日謝るよ…ところで比叡はなんで執務室にいるんだ?」

比叡「あっ、それはですね…あのあとイクさんが私たちの部屋に来て」

伊19「比叡さん、提督が執務室で呼んでるのね」

比叡「って言われたので来てみたら指令が倒れてるじゃないですか!それでイクさんからいろいろ聞いたんです」

提督「なるほどなるほど、で、なんで膝枕に?いやうれしいけどさ…」

比叡「それはですね、イクさんが…」

伊19「比叡さんの膝枕で提督は復活するのね」

比叡「っていってたので…」

提督「あいつめ…なんて嬉しいことをしてくれやがんだ!」

比叡「えっ、嬉しいんですか指令///」

提督「えっ…う、うん」

比叡 ///

提督 ///


執務室の外

伊19 「なかなかいい雰囲気なのね」

伊168 「う…うん…でもイクはそれでいいの?」

伊19 「良いも悪いも…それが提督の望んでいることなのね」

伊168 「そうだけどさ…もっとこう…」

伊58 「はっちゃんゲッコウガばっかりつかわないでほしいでち!」

伊8 「ゴーヤがリトルマックつかわないならいいよ…」

伊58 「嫌でち!相手をサンドバックにするのが幸せなんでち!」

伊8 「ストレスたまってるんだね…」

伊168 「とりあえずスマブラやるのやめようよ」

伊19 「さて…邪魔者は退散するのね、みんないくよー」

伊58 「歩きながらの対戦も乙なものでち」

伊8 「いや危ないから…」


比叡「し、指令も起きたことですし!そろそろ私は帰りますね!」

提督「そ、そうか!なんかわるいな!膝枕してもらって!」

比叡「いえ!今日はお土産ありがとうございました!今度霧島にも新しいお土産買ってきてくださいよ?」

提督「それなんだが比叡…明日時間あるか?」

比叡「はい…午後からなら大丈夫です、どうかしましたか指令?」

提督「いや…霧島の新しいプレゼントを選ぶの手伝ってもらえないかなぁって」

比叡「え、そ、それって指令と二人きりでお出かけするってことですか///」

提督「嫌ならいいんだ!嫌なら…」

比叡「嫌じゃないですけど///」

提督「そっ!そうか!じゃあ明日ヒトサンマルマルに街の噴水前で待ち合わせな!」

比叡「わかりました!比叡!気合!入れて!行きますね指令!」

比叡「そういうことなので私はもう寝ますね!おやすみなさい!」ピュー

提督「……比叡をデートに誘えた…やったぜ俺!ひゃっはー!」

提督「とりあえずイクに報告せねば!」



伊19「イクはこれから寝るところだったのね、用事があるなら手短に済ますのね」あふぅ

提督「きいてくれイク!明日比叡とデートの約束をしたんだ!」

伊19「へー」

提督「しかし俺には気の利いたデートコースなんて考えられん」

伊19「……zzz」

提督「そこでお前の意見を聞きたい!お前なら気の利いた所知ってるんじゃないかと思った!」

伊19「zzz」スピー

提督「ねえ、お願いだから俺の話聞いてくんない?」

伊19 ファァ「そんなこといわれてもイクだってデートなんかしたことないのね…」

提督「え?まじで?」

伊19「提督はイクをなんだとおもってるのね?失礼なのね」ネム

提督「すまんすまん、で、どうすればいいかな?」

伊19「たまには自分で考えてみたらどうなのね、じゃあイク寝るから」ガチャ

提督「まってくれー!俺を一人にしないでくれー!」

伊19「おやすみなの」バタン

提督「ほんとにいっちゃったよ…どうしようこれから」



提督「とりあえず寝るか!」



今日はこれでもう寝ます、あとレスがつくと死ぬほど嬉しいですね!

比叡嫁を持つ提督の一人として歓迎する(期待)

ちなみに指令じゃなくて司令が正解かと

これは良い比叡SS
でも指令じゃなくて司令じゃね?

>>30 >>32
その通りでした……お恥ずかしい……
9時ごろに再開しますね


翌朝 執務室

提督「……zzz」

伊19「起きろ~!」ガチャ

提督「……もう食べられないよzzz」

伊19「典型的な寝言なのね」

提督「霧島ぁ……すまん俺が悪かったぁ……zzz」

伊19「ぷっ、よっぽど怖かったみたいなのね」

提督「比叡~もっと膝枕してくれぇ……zzz」

伊19「……のしかかり攻撃なのね!」ピョーン

提督「うごふっ!敵襲か!?」

伊19「おはよう提督」

提督「なんだお前かよ……もっと優しく起こしてくんない?」

伊19「子供じゃないんだからいい加減一人で起きたらどうなのね……全く」

提督「残念ながら一人で起きる自信がありません」

伊19「…………」

提督「そんな冷たい目しないで」


提督「とりあえず俺の上からどいてくれないか?このままだとあらぬ誤解を受ける可能性がある」

伊19「はいはい」

青葉「司令官司令官!なにか特ダネありませんかね……!?」ガチャ

伊19 提督「あ……」

青葉「特ダネ……ありましたね」ニヤァ

提督「ちょ!イク!あいつ捕まえろ!」

伊19「……がってん!」

青葉「こんなネタを見逃すわけにはいけません!鎮守府中にばらまいてやります!」ダダッ

伊19「そうはさせないのね!提督のためにも!」ダダッ

青葉「イクさんの速力で私に勝てるとでも!?特ダネはいただきです!」ダダダ

伊19 「魚雷装填……」

青葉「え!それは卑怯ですよ!ちょ!やめっ!」

伊19「発射なのね!」

青葉「ぬわーっ」ドゴーン


提督「いいか、あれは誤解なんだ!イクがいきなり上にのってきてだな……」

青葉「上に……のる……!?やっぱりそうなんですね司令官!」

提督「あ、や、ちがう!朝起こすのにこいつがとびのってきてだな!」

青葉「そのままハッスルしちゃったんですね!」

提督「だから違うっての!イクからも説明してくれ……って……なんでお前そんな隅っこにいんの?」

伊19「な……なんでもないのね///」

提督「とにかくそういうわけだ!俺とイクの間にはなにもない!わかったな!?」

伊19(むっ)

青葉「なんとなくわかってましたけどね……司令官ヘタレだし……」

提督「紳士と言って欲しいな」

青葉「ああ…折角の特ダネが……」

提督「俺をスルーすんの流行ってんの?」


提督「ったく朝から疲れた……」

伊19「はやく顔洗ってくれば?」

提督「え?なんか怒ってる?」

伊19「は?」

提督「すいません……生きててすいません……」


提督「ったくなんであいつ怒ってんのかね?さっぱり検討もつかん」テクテク

金剛「テートクー!」ダダダダ

提督「うわ!金剛!なんだよ急に走ってきて!廊下は走ったらいけないんだぞ!」

金剛「そんなことはどうでもいいデース!それより比叡とデートするって本当デスか!?」

提督「デートだなんてそんな///僕たちは二人でお出かけするだけなのさ~♪」

金剛「ひどいデース!私とは遊びだったのですカー!?」

提督「遊びもなにも……お前とはなにもしとらんがな」

金剛「テートクのバカー!おたんこなすー!だめ人間!」ピュー

提督「なんなんだあいつ……」


提督「ったくなんであいつ怒ってんのかね?さっぱり検討もつかん」テクテク

金剛「テートクー!」ダダダダ

提督「うわ!金剛!なんだよ急に走ってきて!廊下は走ったらいけないんだぞ!」

金剛「そんなことはどうでもいいデース!それより比叡とデートするって本当デスか!?」

提督「デートだなんてそんな///僕たちは二人でお出かけするだけなのさ~♪」

金剛「ひどいデース!私とは遊びだったのですカー!?」

提督「遊びもなにも……お前とはなにもしとらんがな」

金剛「テートクのバカー!おたんこなすー!だめ人間!」ピュー

提督「なんなんだあいつ……」


提督「イクー、ただいまー、機嫌治ったか?」

伊19「機嫌治ったかって……はぁ……もういいのね……」

提督「そういや今日の予定まだ聞いてなかったな、なんかある?」

伊19「今日は休みなのね」

提督「え?まじで?最近多いな」

伊19「なんでも特別作戦に向けて備蓄期間らしいよ?」

提督「そうなのか……じゃあ食堂に飯食いにいこうぜ!」

伊19「提督の奢りで?」

提督「え?いやだよ」

伊19「けち」

提督「そんなに褒めるな」

伊19 ゲシッ

提督「アウチッ!」


食堂

提督「朝はガッツリ食いたいよな!」

伊19「イクは朝からそんなに食べれないのね」

提督「はっはっは!いっぱい食べないと大きくなれないぞっ!」バンバン

伊19「痛っ!痛いって!なんか今日の提督ウザいのね!」

提督「え?分かっちゃう?自分今日デートなんすよ!ふへへへ」

伊19(ウザっ!キモッ!)

提督「いやー心なしか飯がうまいな!」

伊19「はいはい……あ、あそこのテーブルに比叡さんがいるのね」

提督「え?まじ?」

比叡「フリフリ」

提督「比叡が手を振ってくれたぞ!おいイク見たか!?」

伊19 「はいはいよかったね」

提督「比叡まじ天使や」

伊19 「はいはいよかったね」


執務室

提督「デートまでまだ時間あるな……とりあえず俺の考えたデートプランでも聞かないか?イク?」

伊19「なんでそんなめんどくさいこと聞かなきゃならないのね」

提督「時間まで暇なんだもん」

伊19「壁とでも話してればいいのね」

提督「そんなこと言わずに聞いてくれよぉ……」

伊19「イクは忙しいのね」ガチャ

提督「……なんかあいつ今日冷たいな」


提督「よ……よし!そろそろ待ち合わせ時間だ!提督!気合!入れてっ!行きます!」ガチャ

提督「ヒャッハー」ダダダダ


金剛型の部屋

比叡「じゃ……じゃあ……比叡、お出かけしてきますね!」ガチャ

榛名「いってらっしゃいお姉さま」

金剛「楽しんでくるデース!」

金剛「さて……私も出掛けてくるデース」

榛名「あ、金剛お姉さまもお出掛けですか……?榛名寂しいです……」

金剛「なんなら榛名もくるネ!」

榛名「どちらにいかれるんです?」

金剛「もちろん提督とのデートを監視するにきまってるネ!」

榛名「ええっ!提督とのデートって……!?比叡お姉様が!?」

金剛「そうデース、一緒に監視しにいくデース」

榛名「いえ……榛名は……大丈夫です」

金剛「残念ネ!じゃあいってくるデース」


金剛「さて……確か街の噴水前って言ってたデース」

金剛「ん?街ってどこにあるんデスか?」

金剛「……詰んだ」

伊19 テクテク

金剛「あ!ちょうどいいところに!イクー!」

伊19「なんなのなのね」

金剛「街までの道がわからないデース案内してくだサーイ!」

伊19「いや……イクこれからみんなとスマブラやらないといけないのね、遠慮するのね」

金剛「さっ!行くデース」

伊19「あ!ちょっと引っ張らないでって!なんでこの鎮守府の人たちは人の話を聞かないのねー!」


金剛「さて……待ち合わせ場所についたのはいいデスが……」

青葉「特ダネのにおいがしますね!」

金剛「なんで青葉までついてくるデース!」

伊19「はぁ……」

青葉「そこに特ダネの気配がしたから」キリッ

金剛「まあいいデース!それより提督遅いネ!比叡がまちぼうけしてるネ!」

青葉「デートに遅刻するなんて……これはマイナスですねぇ……」

伊19(なんでイクがこんなこと……)

青葉「あ!きましたよ!司令官です!」


提督「お……お待たせ比叡」

比叡「もー、遅刻ですよ司令!」

提督「ご……ごめんな、それより比叡……その格好は……」

比叡「あ!これですか!?最近買ったワンピースなんです!似合いますか司令?」ヒラヒラクルクル

提督「う……うん、似合ってるよ比叡」(天使かよ!可愛すぎんだろ!)

比叡「あっ……えへへ///司令に褒められちゃった」

提督(なにこれかわいい流石比叡、俺のマイエンジェルや……)

提督 ///

比叡 ///


金剛「悔しいデスがいい雰囲気デース……」

青葉「これはスクープになりますよー!」カシャカシャ

伊19「……」



比叡「し///司令!こんなところで止まってないで!早く霧島のプレゼント買いにいきましょう///」

提督「お……おお!そうだな!その前に比叡、昼飯食べてきたか?」

比叡「いえ……まだですけど……」

提督「お……俺さ!昼飯にいい場所知ってるんだ!よかったら一緒にいかないか!?」

比叡「司令のオススメですか!?いいですね!いきましょう!」

提督(よっしゃ!)「向こうの方にあるんだ、早速いこう」

比叡「はい!司令!」ギュッ

提督「ひ……比叡///」

比叡「はぐれないようにするためです!深い意味はありません///」

提督(比叡天使かよ)


金剛「ギリギリ」

伊19(ハンカチめっちゃ噛んでるの……)

青葉「なにやってるんですか二人とも!早く追いますよ!」


提督(店の前についた)

比叡「おー!オシャレなカフェですね!」

提督「ここのオススメはオムライスなんだ、とろとろで上手いんだぞ!とりあえず入ろう」

比叡「はい!」

店員「いらっしゃいませー!お二人様ですか?」

提督「はい」

店員「奥のお席へどうぞー」

比叡「司令はなにを頼むんですか?」

提督「俺はパスタ系がいいかなぁ」

比叡「ふむふむ、じゃあ私はオムライスにしますね!司令のオススメらしいし!」

提督「了解、すいませーん」


金剛「むう……店の中に入っちゃったんじゃみれないデース」

青葉「入ったら確実にバレそうですもんね……ここは入口を見張るにかぎります!」

伊19(帰りたい……)




店員「おまたせしましたー、夏野菜のパスタにオムライスです」

提督「ありがとう、じゃあ比叡、早速食べようか」

比叡「あっ!司令!あーんしてください!」

提督「えっ……あ……あーん///」パクッ

比叡「どうですか司令!」

提督「うまいけどさ///これ恥ずかしい///」

比叡「えへへ、司令のも一口ください!」

提督「い……いいぞ、ほらあーん///」

比叡「美味しいです!司令///」

提督(可愛すぎて鼻血でそう)


ありがとうございましたー!

提督「ふー食った食った!」

比叡「美味しかったですね司令!こんどお姉様達と一緒にいこうかな……」

提督「気に入ってもらえたなら何よりだよ、比叡は他にいきたいところあるか?」

比叡「あっ!じゃあそこのお店に入ってみたいです!」

提督「これは……またファンシーな店だな……俺一人だったら絶対入れないぞ……」

比叡「いきますよ司令!」グイグイ

提督「わかったわかった引っ張るな」


青葉「でてきたと思ったらまた別のお店に入っちゃいましたね」

金剛「なんかテートク饒舌になってたデース」

青葉「お互い慣れてきたんじゃないですか?もしかしたらこれは本当にスクープになるかも……!」

伊19(なんかもやもやするのね)


店内

比叡「司令!これ可愛いですよ!カバのカバンです!」

提督「え?それ可愛いの?」

比叡「流行りのブサカワですよ」

提督「それブサカワって言うよりブサキモじゃね?」

比叡「このウサギ型の時計も可愛いなぁ……あっちのリスのクッションも中々……」

提督(なんとなくこの空間居づらいなぁ……まわり女の子ばっかりだし……)

比叡「司令!こっちのパンダのぬいぐるみとバクのぬいぐるみどっちが可愛いと思いますか!?」

提督「そりゃあパンダだろ、バクなんか可愛いか?」

比叡「流行りのブサカワって言ったじゃないですか~正解はバクでーす」

提督「女の子の趣味は分からん……」


青葉「提督若干つかれてますね」

金剛「そりゃ男性にあの空間はきついネ」

伊19「ねえもう帰らない……?」

しかしダブルヒロインの書き方が緻密だな。

秘書艦じゃない設定って相当難しいと思うんだが、
思わず応援したくなってしまう


夜 公園


比叡「もうすっかり夜ですね~」

提督「そうだなー今日は楽しかった、夕食のハンバーグおいしかったな」

比叡「はい!とっても美味しかったです!今日はありがとうございました司令」

提督「霧島のプレゼントも買えたしな、比叡のおかげだよ」

比叡「えへへ……照れますね」

ガサガサ

青葉(夜の公園で仲のいい男女が座っている……これはもしかするともしかするかもしれないですね……)


金剛(なんだかドキドキしてきたデース///)

伊19(……)


比叡「じ……じゃあそろそろ鎮守府に帰りましょうか司令……?」

提督「そ……そうだな……部屋まで送るよ」

比叡「えへへ……ありがとうございます……」

青葉(やっぱり司令官はヘタレですね……男ならぐいっと行くべきでしょうに……)

金剛(なんだか拍子抜けデース)

伊19(なんでイクは安心してるんだろう……?わからないのね……)


金剛達の部屋

提督「じ……じゃあまたな、比叡」

比叡「はい……また明日ですね……司令」

金剛「とりあえず私たちも解散デース」

青葉「あんまりいいスクープは撮れませんでしたね……残念です……」

伊19「…………」



執務室

提督(ふぅ……今日は最高の一日だった……)

ガチャ

提督「ん?なんだイクか……そうだイク!聞いてくれよ!今日のデートなんだけどさ!」

伊19「提督……」

提督「なんだ神妙な顔して?何かあったのか?」

伊19「…………」

提督「どうしたんだよイク?」


伊19「久しぶりに一緒に寝ない?」



提督「こうして一緒に寝るのって小さい時以来だよな~」

伊19「うん……」ギュッ

提督「なんか辛いことでもあったのか?俺にできることなら何でもやるぞ?」

伊19「えっ……なんでも……?」

提督「できることならな~」

伊19(…………)

伊19「たまにこうしてくれればイクは満足なのね」

提督「そうか……わかった」

伊19「おやすみなの提督……」

提督「ああ……おやすみ……」ナデナデ




提督「zzz」

伊19「提督……?起きてる?」

提督「zzz」

伊19「今日比叡さんと仲良くしてる提督を見ていたらもやもやしたのね」

伊19「でもこうして提督のそばにいるともやもやがおさまるのね」

伊19「このもやもやはなんなのなの?提督は分かる?」

提督「zzz」

伊19 クスッ「イクに分からないんだから提督にだってわかるはずないよね、今日は疲れたなの。もう寝るの」

伊19「おやすみ提督」

今日はこれでおしまいです、>>59さんのレスメッチャ嬉しかったです!これからも精進します!

遅くなりました、8時ごろに更新します




提督(朝だ……)

伊19「んふふふ……てーとくぅ……zzz」スリスリ

提督(起きたいんだが……)

伊19「ふふふ……zzz」スリスリ

提督「いかんせんこいつが離れない」

提督(あと色々あたってやばい……昨日は気付かなかったが……)

伊19「こっちくるのね……てーとく……zzz」ギュッ

提督(む……胸で息が!……でもいい匂いすんなぁ……)

提督(そ……そんなことより離せ!死ぬ!死ぬから!)バタバタ

伊19「ん……?あれ?提督?何してるの……?って!きゃー!」ドゴッ

提督「ぷはっ!はぁはぁ……死ぬかと思った……」

伊19「こっ!この変態!なんてことしてくれるのね!」

提督「いやっ!俺のせいじゃないって!お前がむりやり!」

伊19「イクがそんなことするはずないのね!この変態提督!」

提督「誤解なんだー!」


提督(イクが怒ってしまった……ほとぼりが冷めるまでどっかいくか……)

提督(とりあえずぶらぶらするか)


執務室

伊19(全く提督ったらホントにデリカシーがないのね)

伊19(あんな風にむ……胸を……///)

伊19(///)

ガチャ

伊168「イク?いる?」

伊19「あれ?イムヤ?どうしたの?」

伊168「あ……あのさ……昨日どうだった?」

伊19「昨日?」

伊168「ほら……司令官と寝たでしょ?」

伊19「うん、久々に一緒に寝たのね」

伊168「司令官ってすごいの……?」

伊19「うん、すごいよ(いびきが)」

伊168「そうなんだ///」

伊19「昔から提督はすごかったのね(いびきが)激しすぎて寝れないこともあったのね(いびきが)

伊168「む……昔から!?」

伊19「うん、そうだよ?」

伊168(司令官とイクがそこまで進んでたなんて……)

伊19「?」

伊168(イク……恐ろしい娘っ……!)


伊19「それよりイクお腹すいたのね、一緒にご飯食べに行こう?」

伊168(このことは私の胸の中に収めておこう……)

伊19「ねえイムヤ?聞いてる?」

伊168「え?なになに?何の話だっけ?」

伊19「だから~、一緒にご飯食べに行こうよ~って話なの」

伊168「別にいいけどさ……司令官は一緒じゃなくていいの?」

伊19「ふん、あんな変態なんかどうでもいいのね」

伊168(いったいどんなプレイをしたんだろう///)

伊19「はやくいこ?イムヤ」

伊168「う……うん!」


提督(うーむ……部屋に戻りづらい……イクまだ怒ってるかなぁ……?)

提督(くよくよしてても仕方ない、まずは腹ごしらえだ)

提督(食堂に行こう)


食堂

提督「うーむ……から揚げ定食にするかハンバーグ定食にするか悩むなぁ……イク、お前どれがいいと思う?」

提督「って……そうだ……いまイクいないんだったな」

提督「うーん悩むなぁ……」

比叡「あっ司令!そんなところでどうしたんです?」

提督「おお!比叡!実はからあげ定食とハンバーグ定食どっちにしようか迷っててな……比叡ならどうする?」

比叡「そんなの簡単ですよ司令!」

提督「おお!そうなのか!で、どっちがいいと思うんだ?」

比叡「両方頼んで分け合いましょう!」

提督(え?この娘天使なの?)


比叡「司令!ほら、あーん」

提督「ア、アリガト///」モグモグ

比叡「えへへ……司令、そっちのハンバーグもください!」

提督「ジブンデトッテ///」

比叡「あーん」

提督「ハズカシクネコレ///」

比叡「あーん」

提督「ドウゾ」スッ

比叡「ちょっと恥ずかしいですねこれは///」

提督「ウンオレモ///」

提督 ///

比叡 ///


同刻 食堂

伊168「イク、何食べる?」

伊19「うーん……提督はなににするの?」

伊168「司令官いまいないよ……?」

伊19「あっ……」

伊168「いつも一緒にいるもんねぇ……私としてはちょっとさびしいけどさ~」

伊19「い!今のはちがうの!いつもの癖っていうかなんていうか……」

伊168「なになに惚気話?」

伊19「……もうイムヤと喋ってあげないの」

伊168「……ごめんなさい」

伊19「よろしい」


伊168「ねえ、あそこにいるのって司令官だよね?」

伊19「むっ、あの変態も食堂に来てたのね?どこどこ?」

伊168「ほらあそこあそこ」

伊19(比叡さんと一緒なのね……やっぱりもやもやする……)

伊168「ねえイク?司令官のところに行かなくていいの?」

伊19「……別に」

伊168「もしかして……司令官と何かあった?」

伊19「なんでもない」ガタッ

伊168「ちょっとイク!まだご飯来てないのに!どこいくの~!」


伊19(最近感じるもやもやはいったいなんなのね……)テクテク

伊19(イク……なにかの病気なのかなぁ……?)

伊19(……)

伊19(考え事してたらいつの間にか寝室の前まできてたのね……)ガチャ

伊19(……天気もいいし、お布団干しちゃおう)

伊19(よいしょっと……)

伊19(提督の……匂い)クンクン

伊19(なんだか安心するのね……もやもやもおさまって……きた……zzz)

伊19 スー スー


提督「はー!比叡と食べるごはんは最高だぜー!」

提督「でも何か物足りないんだよなぁ……俺贅沢なのかなぁ……」

提督「まあいいや、イク、今日の予定は?」

提督「……」

提督(いかん、またやってしまった……)

提督「というかあいつ……どこにいるんだ?食堂にも来てなかったみたいだし……」

提督「まああいつのことだから執務室にいるだろう……機嫌治ったかなぁ……」

提督「とりあえずあやまるか」


執務室

提督「イクー、ただいまー」ガチャ

提督「……あれ?いない」

提督「どこいったんだあいつ?」バタン

伊58「ポチポチ」

提督「うーむ……食堂かなぁ……?」

伊58「あ、提督、イク中にいるでち?」

提督「ゴーヤか、それがあいついないんだよ、あとゲームしながら歩くのはやめなさい……危ないから」

伊58「歩きながらやるゲームも乙なものでち」

提督「……そうか」

提督「ところでゴーヤもなにかイクに用事か?」

伊58「昨日の夜ポケモンやるって約束したんでちが……昨日帰ってこなかったんでち」

提督「ああ、昨日は俺と一緒に寝たからな」

伊58「は?」

提督「だから、イクは昨日俺と寝たんだよ」

伊58「え?え?」

伊58「///」

提督「おいゴーヤ?どうした?」

伊58「な……なんでもないでち……ゴーヤ部屋に戻るでち///」ピュー

提督「お!おい!どこいくんだ!?」

提督「なんなんだ……イムヤもゴーヤも……」

食堂

提督「うーむ……ここにもいない……」

提督「いったいあいつどこにいったんだ……?」

赤城「あ、提督、提督もごはんですか?」

提督「赤城か、いや、もう飯は済ませた」

赤城「あれ?イクちゃんは一緒じゃないんですか?」

提督「それなんだが……あいつ執務室にいなくてさ、食堂にいるかと思ったんだが……」

赤城「そうなんですか……でも珍しいですね、イクちゃんと別行動なんて」

提督「そうか?別にそうでもないと思うけど……」

提督「まあいいや、イクが行きそうな場所って心当たりないか?」

赤城「それは私よりも提督の方がご存知かと」

提督「うーむ……」

加賀「赤城さん、お待たせしました」

赤城「あ、加賀さん、いえいえ、早く一緒に食べましょう!」

提督「あ、おはよう加賀」

加賀「……おはようございます提督」

提督「あれ?なんかムスッとしてない?」

加賀「……別にしてないですよ」

加賀「ただ赤城さんとの大切な大切な時間が削られてるなぁ、と思っただけです」

赤城「あはははは……」

提督「……じゃあな赤城、加賀」


提督(食堂にいないとなると……ドックか工廠か……?)

提督「しかしイクはどこもケガしてなかったはず……」

提督「となると工廠か……いってみよう」


工廠

夕張「だからさ明石さん、あれがこれでこーなって……」

明石「ふむふむ……でもそれだとあれがあれになっちゃいますよ?」

夕張「うー、難しいなぁ……」

提督「よお夕張、明石」

夕張「あ、提督、おはようございます!」

明石「どうしたんですか?あれ?イクさんは一緒じゃないんですか?」

提督「……」

提督「それがあいつどこにもいなくてさ、今探してるんだよ」

夕張「珍しいですね……イクさんと別行動なんて……」

提督「俺そんなにあいつと一緒にいないと思うけどなぁ……」

明石「とにかくイクさんはここにはきてないですよ?」

提督「うーむ……そうか……あいつがいないと今日の予定がわからないんだよなぁ……」

明石「あの……提督?……ご予定くらいご自分で管理されては……?」

提督「俺そういうの苦手なんだ」キリッ

夕張「……」

明石「……」

提督「あれ……?」



提督(最近冷たい目で見られるのに慣れてきた)

提督「しかし……あと探していないところは……ドックくらいか……」

提督「まさかドックの中を覗くわけにはいかんしなぁ……」

提督「とりあえずいってみよう」


ドック

提督(さて……ドックにきたのはいいが……)

提督「……入れないからどうしようもない……さっき夕張か明石に頼むんだった……」

提督「仕方ない……誰か出てくるまで待つか……」ウロウロ

霞「はぁ……ちょっとドジって小破しちゃったわ……こんなことで入渠しなきゃなんないなんて……」テクテク

霞「……」

霞(え?なんであのクズがドックの前でウロウロしてるの……?)

霞(まさか……覗くつもり!?そうはさせないわ!)タタタッ

提督(はやく誰か出てこないかなー?)

霞「なにやってんのよこのクズー!」トビゲリ

提督「うわぁぁぁぁぁぁ!」ドガッ


霞「このクズ!とうとう本性あらわしたわね!」

提督「なんだ!霞!いきなり飛び蹴りしてきやがって!」

霞「なんだじゃないわよこの変態!ドックを覗こうなんて何考えてんのよ!」

提督「は!?覗こうなんて考えてねーよ!」

霞「本当に?」

提督「いや……そりゃちょっとは覗きたい気持ちもあるけどさ……」

霞「やっぱりそうなんじゃないこのクズ!」ゲシゲシ

提督「ちがうんだ!ちょっと俺の話を聞いてくれ!」


提督「わかってくれたか?霞」

霞「……悪かったわよ」

提督「まったくいきなり飛び蹴りされる身にもなってくれよ、めっちゃびっくりしたんだからな」

霞「……だから悪かったって言ってるじゃないこのクズ!男のくせに女々しいのよ!」

提督「はい……ごめんなさい……」

霞「はぁ……もういいわ、あたしがドック見てきてあげる」

提督「まじすか!頼むよ!」

霞「ふん、あんたはおとなしく待ってなさいよ」

提督「はーい」チョコン

霞「……」



霞「ドックにはいなかったわよ」

提督「そうか……あいついったいどこにいきやがったんだ……」

霞「さあね、それよりあたしこれから入渠するから」

提督「そうか、ありがとな霞」ナデナデ

霞「ちょ!ウザいのよ!」

提督「ごめんなさい……」

霞「な……撫でるなら撫でるってちゃんと言いなさいよね……///」ボソッ

提督「ありがとう霞、俺もう行くよ」

霞「あっ……ちょ……ちょっと……」

提督「じゃあな霞」テクテク

霞「こっ!このクズー!」


提督(イクがどこにもいない……)

提督(まさか今朝のことで愛想つかされたとか……?)

提督(どうしよう……)テクテク

提督(あと行ってないところは寝室くらいか?)

提督(いや……まさかな……)


寝室

提督「とりあえず見てみよう、あとはここ以外に考えられん」ガチャ

伊19「スー スー」

提督「あっおいイク、なにして……って寝てる?」

提督(こいつが二度寝するなんて珍しいな……)

伊19「う……ううん……」スー スー

提督(普段憎まれ口ばっかりなコイツだけど……寝顔はかわいいんだよなぁ……)

提督 ツンツン

伊19「ん……んんっ……」

提督(ほっぺやわらけぇ……)

伊19「ん……ん……?てーとく……?」

提督「おはようイク」

伊19「おはようなの……」トロン

提督「珍しいな……お前が二度寝なんて……」

伊19「え……?二度寝……?」

提督「ああ、もうお昼だぞ」

伊19「そうなのね……ふぁぁ……」

提督「なぁなぁ、今日の予定はどうなってんだ?」

伊19「んんっ……今日はお昼から書類仕事があるのね……」

提督「まじすか、じゃあいくぞー」ダキッ

伊19「ちょ……ちょっと!恥ずかしいからおろしてなのね!」

提督「お前寝ぼけてて危ないからだめー」

伊19「ううっ……」///


執務室

提督「なあイク、あれどこにある?」

伊19「あの書類なら机の二番目の引き出しなの」

提督「サンキュ」

提督「ん……あれ?俺のペンどこ?」

伊19「さっき書類の下に埋もれてたよ」

提督「おお、こんなところに」

伊19「しっかりしてよね……」

提督「ねえねえイク、あれがないんだけど……」

伊19「インクなら後ろの棚」

提督「ありがと、これで仕事ができるぜ……」

伊19「がんばって提督、はいお茶」コトッ

提督「サンキュー」

提督「しかしお茶を出されると甘いものが食べたくなるな」

伊19「提督の好きなおまんじゅう買っておいたよ」

提督「まじで!?今食べていい!?」

伊19「ダメ」

提督「えー!食べたい食べたい!食べたいー!」

伊19「お仕事終わってからなのね、ほらほら早くお仕事するのね」

提督「イクのけち」

伊19「あ?」

提督「スンマセン」


提督「うむ……中々書類がおわらん……」

伊19「……」カリカリ

提督「おーいイクちゃーん」

伊19「……何?」カリカリ

提督「なんか集中力切れた、助けて」

伊19「……」

伊19「ちょっと待つのね」ガサゴソ

伊19「はいこれ」

提督「お?キャラメルか、いただきます」パクッ

伊19「疲れた時には甘いものなのね、それ食べたらちゃんとお仕事してよ?」

提督「はーい」モゴモゴ

提督「……」モゴモゴ

提督「イクは食べないのか?」

伊19「……それ最後の一個」

提督「あっ……すまん」

伊19「別にいいのね、それで提督がちゃんと仕事するなら」

提督「うむ……もうしわけない」

伊19「だからいいって」


提督「っはー!ようやく仕事がおわったー!」

伊19「お疲れ様提督、がんばったね」

提督「しかしもう昼の三時かー、これから何しよう?」

伊19「あっ、それなら買ってきたお饅頭を……」

金剛 ガチャ「ヘーイ提督ぅ!それとイク!一緒にティータイムするね!」

提督「おお、いいなそれ、どこでやるんだ?」

金剛「もちろん私の部屋デース!姉妹みんな待ってるね!」

提督「まじか、じゃあお邪魔させてもらおうかな、イク、早く行こうぜ」

伊19「……イクはちょっと用事が……」

金剛「イク!私たち戦友じゃないデスか!水臭いこと言いっこなしデース!」

提督「そうだぞイク、戦友ってなんのことだかわからんが……」

伊19「いや……イク本当に用事があるのね……」

金剛「むぅ……ホントにきてくれないデスか?」

伊19「ごめんね……」

金剛「しかたないネ……じゃあ提督、一緒に行くデース」

提督「あ、ちょっと引っ張るなって……」

伊19「いってらっしゃーい」

バタン

伊19「お饅頭食べよ……」



金剛型の部屋

ガチャ

金剛「提督つれてきたネ!」

提督「ドーモ=テイトクデス」

比叡「あ!司令!来てくれたんですね!?」

榛名「あっ……提督」///

霧島「司令?イクは一緒じゃないんですか?」

提督「なんか用事があるんだってよ」

比叡「むぅ……残念です……お話してみたかったんですが……」

金剛「来れないものは仕方ないネ、私だって寂しいデース」

金剛「でもいつまでもくよくよしてられないネ!早速ティータイムにシマショウ!」

提督「そういえばこうしてお前たちとお茶会するのって初めてだよな」

霧島「そういえばそうですね……」

提督「作法とかもし間違ってたらごめんな、俺こういうの初めてだからさ」

金剛「作法なんて関係ないデース」

提督「え?そうなのか?」

金剛「大事なのは気持ちデス、提督のその気遣いだけで、私たちはうれしいのデス」

比叡「金剛お姉さま……素敵です!」キラキラ


金剛「それでデスね……その時比叡が……」

提督「あはははは!まじか!」

比叡「ヒェー!その話は秘密にしてー!」

金剛「そのあと霧島と榛名が……」

榛名「あれは大変でした……」

霧島「そうね……あれはね……」

比叡「でもあれは元々榛名が……!」

ワイワイガヤガヤ


提督「もうこんな時間か……」

比叡「ヒェー!もう7時ですね!司令!」

提督「うむ……道理で腹が減ってると思った……」

金剛「ちょーっとお話に夢中になっちゃったみたいデース」

榛名「あ、じゃあ榛名がお夕食の準備を……」

比叡「いや!榛名!ここは私に任せて!」

提督「えっ……」

金剛「えっ……」

榛名「えっ……」

霧島「私ちょっと用事思い出したわ」ガチャ

比叡「折角司令が来てくれたんだもん!ここは私にまかせて!」

提督(おい!金剛!どうする?)

金剛(どうするもこうするも……榛名!どうするデス!)

榛名(ええっ!榛名は……榛名は……)

提督(今回ばかりは大丈夫じゃすまないぞ!榛名!)

比叡「じゃあ早速作ってきますね!まっててください!」ガチャ

提督(詰んだ)


提督「比叡が戻ってくる前に対策を考えよう」

金剛「そうはいわれてもデスね……」

榛名「ど……どうしましょう……」

提督「三人集まれば文殊の知恵だ、なにかアイデアがうかぶだろ」

金剛「……」

榛名「……」

提督「……」


金剛「鼻をつまんで食べるとかどうデスか?」

提督「いや……鼻をつまんだ程度じゃあれは防げん……そもそも比叡が不審に思うだろう……」

榛名「提督が私たちの分まで食べてくれたら私たちは無事で済みますよね……」

提督「でもそれって根本的な解決にはなりませんよね?」

金剛「水を口に含んでカレーを流し込むなんていうのはどうデス?」

提督「だからそんなことしたら比叡が不審に思うだろう……
こんなに俺と金剛で意識の差があるとは思わなかった!


比叡「おまたせしました!特製比叡カレーです!」ガチャ

提督(おい金剛!もうだめだ!タイムオーバーだ!)

金剛(結局いい案がうかばなかったデース……)

榛名 ガクガクブルブル

比叡「さあどうぞー!比叡!気合っ!入れてっ!作りました!」カチャ

提督「お……おう……うまそうだな……」

金剛「中々独創的デスね……」

榛名「」


提督(なあ金剛……カレーってこんなに赤い色してたっけ……?)

金剛(これはもうカリーの色じゃないね……キムチ鍋にちかいネ)

提督「なあ比叡……これ……味見したか……?」

比叡「いえ!司令に一番に食べてほしかったので!味見しませんでした!」

提督「そ……そうなんだ……」

提督(なぜ料理が下手な人は味見をしないのか……永遠の謎だ……)

比叡「あれ?司令?食べないんですか?」

提督「え……あ……ああ!食べるのがもったいないなぁって思ってさ!」

比叡「そんな///司令ったら///これくらいならいつでも作ってあげますよ!」

提督「え……え……?」

比叡「さあ司令!あーんしてください!」

提督(仮にも好きな女の手料理……しかもあーんまでセットでついてくるんだ……これは食べないわけにはいかんな……)

金剛「提督っ!?」

提督「あーん」パクッ

比叡「えへへ……どうですか?」

提督「ああ……おいしい……よ……」ドサッ

比叡「あれ?司令?食べてすぐ寝たら牛さんになっちゃいますよー?」ユサユサ

金剛(逝ってしまったデス……円環の理にみちびかれて……)


寝室

比叡「よいしょっと……」

比叡「お布団もかけて……」

比叡「司令……毎日お疲れ様です……私たちのために……」

比叡「今日は司令とたくさんお話しできてうれしかったです」

比叡「……」チュ

比叡「えへへ……」///

比叡「おやすみなさい司令……」///


比叡「司令寝ちゃったなぁ……ちょっと寂しいかも」

比叡「よし!金剛お姉さま達にカレーの感想聞かせてもらおう!」

比叡「いくぞー」ピュー


深夜 寝室

提督「zzz」

伊19「……」コソッ

伊19「……」キョロキョロ

提督「むにゃむにゃ……」

伊19「ちょっとはじっこ行ってなのね……」グイグイ

提督「ううん……zzz」

伊19「……」モゾモゾ

伊19(やっぱりここが一番落ち着くのね……)ギュッ

提督「む……むふふふふふ……zzz」

伊19「おやすみなの提督」ギュッ

提督「……zzz」


今日はおしまいです、ありがとうございました

深夜にひっそりと投下…

伊19「……zzz」

提督「……何故だ」

提督「何故俺はまたイクと寝てるんだ……」

伊19「……zzz」スリスリ

提督「まずいな……これではまたイクと喧嘩になってしまう……」

伊19「てーとくぅ……ナデナデしてほしいのね……zzz」

提督「……」ナデナデ

伊19「んふふふふ……幸せなのね……」

提督(しかしやっぱりこいつ可愛いよな……)

提督(普段はあんまり感じないんだが……)

提督(まつげも長いし……ほっぺたはもちもちだし……)

伊19「ん……ううん……」

提督(目を閉じてると大人っぽく見えるもんだな……)じーっ

伊19「……」パチッ

提督「うひゃあああああ!ごめんイク!」

伊19「ん……ふわあああ……」

伊19「おはよう提督……」

提督「あ……あれ……起こらないの?」

伊19「?」

提督(そういやこいつ寝起き悪かったな……)

提督(こないだは胸さわっちゃったから怒られたけど……)

伊19「……」ウツラウツラ

提督「おーいイクちゃーん、おはよー」

伊19「……」ポテッ

提督「あら、また寝ちゃった……」

提督「……」ホッペツンツン

伊19「zzz」

提督「中々癖になるな……」ホッペツンツン

伊19「ううん……んやぁ……」

提督「どんな夢をみてるのやら……」

伊19「……てーとくぅ……すき……なの……ね……」

提督「っ!!」ドキッ

提督「な……なんだよ……」ドキッ

伊19「てーとくの作るオムライス……すきなのね……」

提督「な……なんだオムライスか……勘違いしてしまった……」

提督「久しぶりに……作ってやるかな」

伊19「ううん……あれ……提督?」

提督「二度目のおはよう」

伊19「イク……また寝ちゃってた?」

提督「お前相変わらず朝弱いのな」

伊19「うん……幸せな夢を見てたの……」

提督「オムライスか?」

伊19「うん……提督と二人きりですごしてオムライスを食べる夢……」

提督「お前好きだったもんなーあれ」

提督「なんなら今日みんなの分のオムライスを作ろうか?」

伊19「みんなの分……?」

提督「ああ!この鎮守府に俺のオムライスを広めてみようか!」

伊19「……」

伊19「それはやめない?」

提督「なんで?」

伊19「だ……だってさ……」

伊19「提督とイクだけの秘密がなくなっちゃうし……」ボソッ

提督「まあイクが言うんならやめとこうかな」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月02日 (木) 02:50:04   ID: LJmoi9_0

イクッ!

2 :  SS好きの774さん   2014年10月02日 (木) 23:10:31   ID: BegngiRI

この伊19可愛いーやばい

3 :  SS好きの774さん   2014年10月05日 (日) 19:02:14   ID: EBbEiO3n

ああ^~

4 :  SS好きの774さん   2014年10月05日 (日) 20:14:16   ID: v8OHakcp

また伊19で書いて欲しい。
ほんとに可愛い

5 :  SS好きの774さん   2014年10月09日 (木) 04:48:02   ID: tb4dOH1C

健気なイク可愛い

6 :  SS好きの774さん   2014年10月21日 (火) 23:25:39   ID: 19EPS2Eo

比叡可愛い

7 :  SS好きの774さん   2014年10月25日 (土) 00:43:55   ID: LOKSAC5F

続きはよ

8 :  SS好きの774さん   2014年10月30日 (木) 20:39:26   ID: zDKfUd0k

え、これで終わり!?

9 :  SS好きの774さん   2015年01月25日 (日) 23:41:19   ID: lLjU5FIs

ふらっと立ち寄って見てみたがこれは続きが気になるぜえ··

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