【艦これRPG】最強ショートランド合唱団と荒ぶるダイス神【初心者向け】 (192)



――某日。


とある掲示板に書き込まれた"「艦これRPG」セッション"の
プレイヤー募集の一文にまんまと食いついた>>1は、即決で参加を希望した。

せっかく買った艦これRPGのルールブック。
遊ぶ相手がいなくて放置しているという提督も多いのではなかろうか。
現に>>1もその一人だった。

しかしそんな問題を解消する手段が……たったひとつの冴えたやりかたがあった。



――それが、"オンラインセッション"である!――



「オンライン上でやりとりするのって色々手間がかかるんじゃろ?」
と思われる方もいると思う。
ところがどっこい! 本セッションで使用するTRPG専用ツール

"どどんとふ"(詳細は後記)URL[http://www.dodontof.com/]

を使えばリアルよりもスムーズにTRPGを遊べちまうんだ! ジョースターさん!

そんな訳で、こんな訳で。


"どどんとふ"内に建てられた艦これRPG卓部屋に、六人の提督が集まったんじゃ……。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411477819


・本リプレイは三ヶ月前に行われたセッションを元に、SS用に編集してあります。
・本セッションには『艦これRPG 着任ノ書』『艦これRPG 建造ノ書壱』
を使用しています。『建造ノ書弐』は当時発売していなかった故、未使用です。
・本セッションのプレイヤーの名前は>>1の独断と偏見で改変しています。




――本SSは艦これRPGのリプレイです。それでは始まります――



――どどんとふ・艦これRPG卓――




ティファール@GM
「はいはいいらっしゃーい」

響のパンツ被る役の人@プレイヤー1
「これであってるかな?」

岩男@プレイヤー2
「は、初めてだから優しくして」

日野@プレイヤー3
「おっ」

O.oさん@プレイヤー4
「ちょっと手間取ってしまった。入れたかな?」

阿寒湖レ級@プレイヤー5
「でち」



集まった提督はこの六人。各人艦これRPGは殆ど初心者で、
中にはTRPG自体に触れるのもこれが初めてという人間もいた。

それにしても、だ……ろくに会話を交わしたこともない人間同士が一緒に
TRPGなど出来るのだろうか……?
そんな不安を胸に抱えていた>>1ではあったが……



岩男@プレイヤー2
「時雨汁が許されて何故朝潮ちゃんの朝潮汁が許されないのか」

日野@プレイヤー3
「朝潮型提督としては貴官の発言に同意せざるを得ない」

O.oさん@プレイヤー4
「憲兵さん!」

岩男@プレイヤー2
「日野さんとはお友達になれそうだから家に来て那珂ちゃんファックしてもいいよ」

日野@プレイヤー3
「なんと」

響のパンツ被る役の人@プレイヤー1
「路線変更しないって言ってるじゃないですかーやだー」



変態は世界共通。クソ提督共はすぐに打ち解けた。


そんなこんなで集まったクソ提督共はGM(ゲームマスター)のティファール氏に
TRPG支援ツール"どどんとふ"の使い方を教わるのだった……。




☆☆☆何故なに!? 艦これRPGのコーナー☆☆☆




瑞鶴「……」

瑞鶴「えっ」

瑞鶴「なんか唐突に始まったんですけど」

加賀「それでは始まりました。第一回・『何故なに!? 艦これRPG』の
コーナーです」

加賀「タイトルコールはアドリブの全くできない五航戦に代わってこの一航戦、
艦これ最つよ空母、嫁にしたい空母ナンバーワン。搭載数ナンバーワンの……
航空母艦・加賀が務めさせていただきました」

瑞鶴「自分のことageすぎでしょ……」

瑞鶴「というか、何なのこのコーナー」

加賀「タイトルから察しなさい。このバカッ、七面鳥!」

瑞鶴「ぁんですって!! じぶんだって焼き鳥のくせに!!」

大淀「あの、お二方……、落ち着いてください」

瑞鶴「あっ、艦娘二隻解体を促してくるお姉さんだ」

加賀「この悪魔め……」

大淀「悪魔でいいですからお二人とも喧嘩はやめてくださいね?」

瑞鶴(こわい)


加賀「……やれやれ、理解力のない五航戦に、この一航戦・加賀がわかりやすく
説明してあげましょう」

加賀「このコーナーはTRPGに触れたことのない人向けに随時補足説明を加える
解説コーナーのようなものよ」

瑞鶴「へぇー、加賀さんってTRPGとかやってたんだ。意外ー」

加賀「いや、やったことありませんが」

瑞鶴「はい?」

加賀「このコーナーはTRPGに触れたことのない人向けに随時補足説明を加える
大淀の解説コーナーよ」

加賀「勘違いしないで」

瑞鶴「解説するの大淀さんじゃん!」

加賀「そうよ。私なんてTRPGのTの字も知らないのだから、当然です」

瑞鶴「胸を張って言えることじゃないと思うんですけど」

加賀「何か問題でも? あ、五航戦には張る胸もないのか……」

瑞鶴「」ブチッ

瑞鶴「……はぁ~、さすが加賀さんですねー。そんな神経してるから
あんな変な弓の構えしてても平然としていられるんですねww」

加賀「歯ァ食いしばれ五航戦ッ!!!!」


大淀「……」



パンッ……!




加賀・瑞鶴「!?」


大淀「Fuck You ……! 」
http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/P05022801.jpg


大淀「解説コーナーだっつってんだろうが……解体するぞ」

大淀「しまいにゃ、解体するぞ……ッ!」


瑞鶴「ひえぇ……すんませんっ」

加賀「ちっ。反省してまーす」

瑞鶴「加・賀・さ・ん!!!!!」

加賀「冗談よ。少し熱くなりすぎたわ、ごめんなさいね」

大淀「もう……わかってくれれば、いいですけど」

大淀「……あまり私を困らせないでくださいね?」ニッコリ

瑞鶴「き、肝に命じまーす」

大淀「それでは少し話がそれましたけれど……」

大淀「この大淀が、解説を務めさせていただきます」

加賀「お願いします」

瑞鶴「初心者なもんで、お手柔らかにー……」


大淀「まずはこの、TRPGツール"どどんとふ"についてですね」

瑞鶴「そもそもこのどどんとふって何なの? どういうことが出来るの!?」

大淀「まぁ、そんなに慌てずに、順を追って説明します」

大淀「"どどんとふ"は無料で使えるオンラインセッション会場です」

大淀「オンラインセッション……つまり、ネットワーク上で離れた人間と
TRPGを楽しむことが出来る仕組み、それをこのどどんとふは内包しています」

大淀「TRPG、テーブルトークロールプレイングゲームはその名の通り
プレイヤー同士のロールプレイ、会話の中でアウトラインが形成されていく
ゲームです。皆で作っていくゲーム、それがTRPG」

大淀「しかしそのみんながいなければ、成り立ちません。一応艦これRPGには
一人で遊べる"机上演習"がありますが……まぁそれは今回置いておきましょう」

大淀「リアルで人を集めるのは難しいですよね。このオンラインセッション
の環境を提供するどとんとふは、まさにそんな人の為にあるツールなんです」

瑞鶴「まぁ、ネットで人集めた方が敷居は下がるよね。
実際に集まるよりも手軽だし……」

加賀「それにあれね、人と顔合わせて艦娘を演じるのは少し、
恥ずかしいものがあるし、ネットの方が都合が良いかもしれないわね」

瑞鶴「アンタ艦娘だろ」

大淀「TRPGは必ずしもそのキャラクターを演じなくてはいけないという訳では
ありませんよ。『このキャラはここでこうするだろうな』とか『このキャラは
今の発言に対して怒っているようですよ』とかそういう感じでもいいんです」


つまり、おっさんどもが集まって駆逐艦を演じるような事態には
陥らないというわけだ。安心安心!


大淀「まぁ、演じた方が色々白熱すると思いますけどね」

加賀「そういうプレイ?」

瑞鶴「加賀さん、ニュアンスが誤解を生むのでやめてください」


大淀「それでまぁ、どどんとふの説明でしたね」

大淀「どどんとふはTRPGに必要なキャラクターのコマ・サイコロの処理
チャット機能や各種TRPG規格に対応した文字コマンドやイチニアシブ表
その他様々な演出面の機能を搭載したツールです」

瑞鶴「うぅ~、一度に言われてもよくわかんないや」

大淀「まぁ簡単にいえば、艦これRPGをプレイするには困らない豊富な機能を備えた
ツールということです」

瑞鶴「へぇ~」

大淀「どどんとふはネットワーク上でセッションを行うのにとても有用なツールです。
中々TRPGをする相手が見つからないという方は是非、ご利用なさってください」

加賀「遠征などで遠く離れていても、端末があればいつでもどこでもTRPGを
楽しむことが出来るということね」

瑞鶴「文明の進歩はすさまじいなぁ」

大淀「ここで尺を取り過ぎてもアレですし、一旦本編の方に戻りましょうか」



そんな訳でGM/ティファールさんのレクチャーによってどどんとふの使い方を朧げに
理解したクソ提督たち。途中飯離脱したり飯離脱したり飯離脱したりしたが
なんとかセッション開始にまでこぎつけた。


ティファール@GM
「それでは初めての挨拶とイキましょう」


ここでようやく、各プレイヤーの使用艦娘の紹介。
艦これRPGのルールに則って自己紹介と共に見ていこう。


まずはじめに自己紹介するのは……。



ティファール@GM→不知火
「陽炎型駆逐艦二番艦、不知火です」



GMであるティファール氏の不知火だ。自己紹介のお手本を見せてほしいという
プレイヤー達の要望に応えて急遽、不知火を使って自己紹介してくれました。


不知火「今回は鎮守府で皆様の支援を致します」

不知火「固有アビリティの”【不知火に何か落ち度でも?】”
は判定再挑戦の成功率を高める効果となってます」

不知火「それでは皆様、よろしくです」


ティファール@GM
「……こんな感じでいかがでしょう?」

響のパンツ被る役の人
「ハラショー」

ティファール@GM
「すぱすぃーば」

O.oさん
「なるほどメモメモ」


阿寒湖レ級
「鎮守府パートで弄りやすいように弱点も決めようでち」

岩男
(おしりが弱い)

O.oさん
「oh…」

ティファール@GM
「それはビスマルク用にとっておこう(提案」



因みに不知火は艦娘NPC扱いとなるので感情値狙ってもいいとのことらしい。
感情値とは艦娘が他の艦娘に対する関心の度合いのこと。
感情値はプレイヤーの艦娘に取った方がシステム的には有用なのだが、
NPCに感情値を取っていると思いがけない展開に発展することもある。



そんなこんなで次に自己紹介するのはO.oさんだ。



O.oさん→赤城
「航空母艦、赤城です。艦隊の目、また航空戦はお任せ下さい!」



http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/006.jpg
・【正規空母】赤城
艦種:正規空母 行動力9
命中力1 火力0 回避力0 装甲力9 装備力3
初期個性 《索敵》◯《航空戦》◯《ばか》◯《寝る》×《食べ物》×
ギャップ 魅力と性格の間
アビリティ 【艦上攻撃機】【艦上爆撃機】【逆境】【一航線の誇り】



赤城「データ的には索敵がかなり得意です。私の艦上機で、
敵の出鼻を挫いてみせましょう。一航線の誇り! とくとご覧あれ!」


響のパンツ被る役の人
「これは信頼できる」

O.oさん@赤城
「個性のフリー枠をダイスに任せたら《ばか》になった為、
中の人的にもちょっと間が抜けてる…かもしれません」

ティファール@GM
「このメンバー唯一の航空戦可能艦……になるのかな? 期待してます」

O.oさん@赤城
「あるいは妖怪食っちゃ寝+アホの子かもしれませんが、
逆境にも立ち向かえる強い子として頑張ります」


赤城「皆さん、どうぞ宜しくお願い致します!」


この艦隊で他に空母を選んだプレイヤーはいなかったので赤城さんが唯一の空母。
航空戦の要である彼女の活躍に期待だ。



ティファール@GM
「続いて榛名、どうぞ」



岩男→榛名
「勝手は! 榛名が! 許しません!」



http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/8822d3b4e4.jpg
【戦艦】榛名
艦種:戦艦 行動力:8
命中力0 火力3 回避力1 装甲力11 装備力3
初期個性 《素直》◯《暗い過去》×《機動》◯《対空戦闘》◯《恋愛》×
ギャップ 魅力と性格の間
アビリティ【大口径主砲】【副砲】【大丈夫です!】【以心伝心】


榛名「高速戦艦の榛名です!金剛姉妹の三番艦で、あの戦争では最後まで空を睨み、
戦い続けました。金剛姉妹はみんな仲良しです! 伊勢さんと日向さんとも仲良しです!」

榛名「皆さんも浮き砲台になってみませんか? 案外楽しいかもしれませんよ?」

榛名「榛名がいれば皆さんもきっと大丈夫です! 榛名にお任せください!」


響のパンツ被る役の人
「ぱちぱちぱち」(何か、今暗い過去が垣間見えたような…)

阿寒湖レ級
「艦隊唯一の戦艦に期待でち」

ティファール@GM
「この艦隊で唯一の大口径砲使用可能の艦娘の火力に期待です」

日野
「頼りにしてるよー」


戦艦もこの艦隊では榛名一隻のみである。
実を言うと艦種は皆上手い具合にバラけた。




ティファール@GM
「では次、響どうぞ」



響のパンツ被る役の人→響
「その活躍ぶりから、不死鳥の通り名もあるよ」



http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/072.jpg
・【駆逐艦】響
艦種:駆逐艦 行動力:17
命中力2 火力0 回避力2 装甲力6 装備力2
初期個性 《外国ぐらし》◯《クール》◯《食べ物》×
ギャップ 航海と戦闘の間
アビリティ【小口径主砲】【魚雷】【護衛艦】【不死鳥】


響「暁型駆逐艦の二番艦、響だよ。まだルールには不慣れだけど、
皆と楽しくやりたいと思っている。
有り余る行動力に振り回されないように頑張るね。以上。」

赤城「頼りにしています! よろしくね」

榛名「響さんは榛名と一緒で終戦まで戦った艦ですから……よろしくお願いします」

ティファール@GM
「はい、不死鳥の異名を持つ駆逐艦の活躍に期待です」


響ちゃんは「護衛艦」のアビリティと「不死鳥」のアビリティを組み合わせると艦隊戦の
キーとなる艦を護衛するのにすっごい便利ってGMさんが言ってたZOI。


あぁ、色んな所で問題しか起こしてないTRPGモドキか


ティファール@GM
「加古さんどうぞー」



日野→加古
「古鷹型重巡の二番艦、加古ってんだー」



http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/053.jpg
・【重巡洋艦】加古
艦種:重巡洋艦 行動力:12
命中力1 火力1 回避力1 装甲力8 装備力3
初期個性 《おおらか》◯《寝る》◯《元気》◯《対潜戦闘》×
ギャップ 魅力と性格の間
アビリティ【20.3cm連装砲】【全門斉射】【ブッ飛ばすッ】


加古「他の重巡と比べると、火力とか装甲力とかは低め…
でもでも! 行動力とか命中は高いんだよー!」

加古「艦隊の切り込み隊長として頑張るから、みんなよっろしくぅー!」


榛名「はい! よろしくお願いします!」

響「ぱちぱちぱち。こちらこそ、よろしく」

ティファール@GM
「はい、本人は謙遜してましたが、砲撃においてはこの艦隊で榛名に次ぐ
高火力艦です」

ティファール@GM
「あとGMとしては固有アビリティの存在がすっごい怖いです←」

加古「敵の"航行序列"をずらしちゃえるんだー」

赤城「gooood!」

響「そいつは力を感じる」

ティファール@GM
「宣言通りの切り込み隊長としての活躍に期待してます」



艦これRPGをやったことのない方はピンと来ないかもしれないが、艦これRPGの艦隊戦
において"航行序列"はかなり重要。
航行序列が1違うだけでル級ノーマルがelite並の強さになるなんてことも。



ティファール@GM
「ではテンポよく次へ。58、お願いします」



阿寒湖レ級→伊58
「こんにちは! 伊58です! でち公って呼んでもいいよ!」



・【潜水艦】伊58
艦種:潜水艦 行動力:17
命中力0 火力0 回避力1 装甲力5 装備力1
初期個性 《口ぐせ》◯《おしゃれ》◯《マジメ》×
ギャップ 趣味と航海の間
アビリティ【魚雷】【海の音】【提督指定の水着】


58「フリーの弱点は悩んだ結果、真面目になったんで不真面目キャラで
いきたいと思うでち」

赤城「でち公さん、宜しくお願いね」

58「ばかぎさんもよろしくでち」

赤城「ばかぎさん…いえ、知らない娘ですね」

響(マジメが弱点だから、ちょっと口が悪いんだ……)


オリョールへ駆り出されるがあまりでち公は口が悪くなってしまった模様。


58「ご指導ご鞭撻よろしくでち」

不知火(……台詞盗られた)

響「ぱちぱちぱち」

加古「よろしくな、でち公ォ!」

榛名「ちゃんぷるー」

ティファール@GM
「はい、潜航で上手い事立ち回ってくれることに期待してます」

榛名「オリョールの僚艦はお任せください!!!!!!!」


何かとルール周りが特殊な潜水艦。潜水艦は少し上級者向けだけど
そんなことは知ったこっちゃねぇ! と、
初心者だろうがなんだろうが関係なしに突っ込んでいくそんな姿勢である。
失敗なんて恐れるな! 当たって砕けろ、涙の数だけ強くなれるよ!
そうさ、俺たちゃ無敵の消耗品部隊、エクスペンダブルズ!!!


困ってるんだわ、こういうのされると
普通にTRPGやってるだけなのになり茶したくて来る奴がいてさ

別にちゃんとルール守ってやってくれるならいいよ?守んないもんこれやってる奴
やれこっちがロールプレイしたら「そんな話し方しない」だの「性格が違う」だの
たまにそんなの言わない奴が来たかと思えば「これは何処の戦場だ」やら「史実でこいつらが艦隊組まないから違う」やら、邪魔
いくら冒企とはいえこんなの作る必要ないのに、ほんとたまんないわ


こうして一通り自己紹介を終えたプレイヤー達。
赤城、榛名、響、加古。伊58。中々バランスのとれた艦隊となった。

艦隊が決まったのならば最初にやることは……。


伊58「旗艦を決めるでち」

赤城「ええ、そうしましょう!」

響「非公開の"メッセージカード"に旗艦に推す艦の名前を書いて、
一斉に公開するとか、どう?」

榛名「それはいいですね!」

赤城「一航戦・赤城、異議はありません!」

加古「それでいいと思うー」


どどんとふには"メッセージカード"という便利機能が付いている。
これを用いれば限定的な情報公開が可能となるのだ。
非公開のメッセージを一部の人に公開したり、GMだけに公開したり。
おそらくサイコロの次に多用する機能である。

因みにどどんとふで使う実際のメッセージカードはこんな感じ。
http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/mihon1.jpg






58「じゃあ各々メッセージ書くでち」


でち公の一声でメッセージカードに旗艦に推す者の名前を書き始める艦娘達。
因みに、旗艦になるとセッション終了時にちょっとしたボーナスが貰えたりする。


58「みんな書けたでちか?」


でち公が尋ねると、艦娘達はメッセージカードを抱えてコクリと頷いた。


響「準備出来たよ」

赤城「上々ね」

榛名「はい! 榛名はいつでも大丈夫です!」

加古「書けた書けたー」


58「じゃあ公開するでち」


一斉にメッセージカードを公開する艦娘達。その結果は……!?


伊58「響」
響「赤城さん」
加古「でち公」
赤城「旗艦には榛名さんを推薦します」
榛名「赤城さん」



赤城「うおおおおおおおい!!」ドンガラガッシャーン

58「ばかぎさんが2票でち」

58「じゃあ旗艦は赤城さんということで」


やはり一航戦は頼りになるのか、バラけたものの赤城さんが票を2つ獲得。


響「さすが正規空母。憧れちゃうな~」

榛名「やはり時代は航空戦ですからね!」

加古「赤城さん、旗艦よっろしくぅー!」

58「やっぱり一航戦でち」

赤城「失敬な! 私の回避力は0です! ……うぅ、非才ながら頑張ります」


こうして艦隊の旗艦は赤城さんに決まったのだった。
少し頼りない様子だが……


赤城「じゃあ早速ボーキを頂きますね(バリバリ)」


そして早速のボーキ食いである。
はてさて、この赤城さんは旗艦らしいところを見せてくれるのだろうか……?

ニコニコ動画でCoCやってる奴もそう、TRPGをなり茶かなんかだと思ってるんじゃねーの?
シナリオに縛られない自由なゲームだとかさ、版権キャラクター同士で好きなようにの掛け合いを楽しめるゲームだとかさ
挙げ句の果てにはあれだもん「描写が雑で楽しめない、もっとしっかり引き込まれるような文章書いてください」とか、完全観光客か読者様だもん

ちげーわ、そんな要素殆どねーわ、TRPGなんて劣化ドラクエでしかないわ
CRPGじゃ30分もあれば終わるような事を何時間もかけてちまちまやるのがTRPGだっての


☆☆☆何故なに!? 艦これRPGのコーナー☆☆☆



瑞鶴「……」キョロキョロ

瑞鶴(……誰も居ないよね?)

瑞鶴「じゃあアレやっちゃおうかなぁ……」

瑞鶴「ふぅ~……」





瑞鶴「ズイッズイッ 」フリフリ





加賀「……それでは始まりました、第二回『何故なに!? 艦これRPG』のコーナーです」



瑞鶴「!?!??!?!?」



瑞鶴「ななななな……」

加賀「何故そんなアホ面をさらしているの? 五航戦。ただでさえ
普段からアホみたいな顔してるのに更にアホっぽさに磨きがかかるわよ」

瑞鶴「あほあほ言うな!」

加賀「一人でこっそりこんな『ズイッズイッ』みたいなことやっているのだから、
アホ以外の何物でもないと思うのだけど」

瑞鶴「うっ」

加賀「なんなのこれ『ズイッズイッ』は。何の意味があるのアホなの?」

瑞鶴「う、うるさい! これは、ズイズイ! だもん!」

加賀「なんですかそれは……(呆れ顔)」

大淀「まあまあ良いではないですか。加賀さんだって一人でこっそり
テキサスクローバーホールドの練習とかするでしょう? 額に『米』とか書いて」

加賀「しません」

大淀「まぁそれはそうと」

大淀「今回は先程出てきた艦娘のステータスについて説明させて頂きますね」

加賀「正直なところ、何がなんだかさっぱりだったわ」

大淀「まぁ、そうなりますよね」

大淀「ではまず、こちらを見ていただきましょうか」


キャラシート・瑞鶴
https://character-sheets.appspot.com/kancolle/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYxPv7DQw



瑞鶴「これって……私!?」

大淀「そうですね、これが艦これRPGにおける瑞鶴さんのステータスです」

加賀「ほうほう、これが五航戦の……」

瑞鶴「ジロジロ見ないでくれます?」

大淀「瑞鶴さんのキャラクターシートを例に、最低限必要な部分だけ
いくつかかいつまんで説明していきましょう」

大淀「まずは資材相性、ですね」

瑞鶴「資材相性……まぁ、私にだって好き嫌いくらいあるし」

加賀「それで、これはどういったものなのかしら?」

大淀「原作の艦これでは、艦娘が受けた損傷を回復する時や、補給をする時。
燃料や弾薬といった資材を消費しますよね?」

大淀「この艦これRPGでも同様に、資材を必要数だけ消費すると
入渠や補給といった行動が行うことができます」

瑞鶴「へぇ~、げーむとおんなじなんだ」

大淀「入渠の場合は燃料と鋼材を消費します。ここも原作に準処」

大淀「そして……各種資材を消費して"行動力"を回復するのが、補給です」

ダイスの目に一喜一憂して、計算機とメモ帳にかじりついて必死にボスの攻略法考えたりして
何十回と冒険を重ねて王国に認められる勇者たちに育った自分のPCのシートを見ながら冒険の思い出を振り返ってさ
魔王やら闇のドラゴンを倒すようなチープなシナリオに熱くなって必死になって、倒した時の達成感を皆で味わってさ
時には、GMやPLの見当違いの展開になったりして、その時は腹抱えて笑ったりもする

餓鬼が見たら「だっさい」の一言で切り捨てられる。そんなのがTRPGなんだよ、判る?判んないわなぁ


大淀「行動力については後ほど詳しく説明しますが、艦これRPGにおいてはもっとも重要な
要素であることは間違いありません。よって補給はこまめにするのが大切です」

大淀「ここで関わるのが資材相性です」

大淀「補給は基本的に資材相性に×が付いている資材でなければどれでも好きなものを
必要な分だけ選んで使用することができます」

瑞鶴「苦手な資材じゃ補給はできないんだ」

大淀「そうですね。補給は資材相性に◯が付いているものであれば、
資材を1消費して行動力を1点回復」

大淀「資材相性に△が付いているものであれば、2個資材を消費して
行動力を1点回復することができます」

瑞鶴「ならべくなら好物で補給したいよね」

大淀「ですが瑞鶴さんは正規空母ですので、ボーキサイトにしか資材相性◯がありません。
ですので状況を見極めて補給は行わないといけませんね」

加賀「好き嫌いが多いと強くなれないわよ、五航戦」

瑞鶴「アンタも正規空母でしょうが」

大淀「資材相性については大雑把に理解していただけたと思います。次はそうですね……
各種ステータスについてさらっと説明しましょう」

大淀「今は重要な項目ではありませんので、本当にさらっと説明いたしますね」


命中力……"艦隊戦"にて使用する。命中判定の際、判定にこの値が+される。

火力……"艦隊戦"にて使用する。ダメージ判定の時に振るサイコロの数は、この火力の値を

使用する。

回避力……"艦隊戦"にて使用する。回避判定の際、判定にこの値が+される。

装甲力……"艦隊戦"にて使用する。敵からダメージを受けた際、この値を上回ると
艦娘は損傷を受ける。
※例:装甲6で8ダメージなら小破、12ダメージなら中破、5なら無傷。

装備力……艦娘の装備できる【装備アビリティ】の数。

行動力……判定の『再挑戦』や『発見』等の、能動的に艦娘が行動する際に消費する
ステータス。この値が0になると艦娘は行動不能となり、一切の行動ができなくなる。



大淀「こんなところでしょうか?」

瑞鶴「うーん、いまいちよくわかんないかも……」

大淀「艦隊戦で用いるステータスが多いですから、実際に艦隊戦を行わないと
よくわからないかもしれませんね」

大淀「まぁ、さらっと説明するだけと言いましたから。詳しく知りたい方は
『艦これRPG 着任ノ書』をもっていますぐレジにGOです!」

加賀「イッツダイレクトマーケティング」

瑞鶴「冒険企画局の回し者め!」

大淀「失礼な、私は純粋な善意で言っているだけなのに……」札束チラリ

瑞鶴「なにその大金!」

大淀「……それでは次は《個性》の説明です」

瑞鶴「あっ、流した!」

大淀「個性は艦これRPGにおいて大変重要な要素の一つですね」

大淀「艦これRPGはTRPG『サイコロ・フィクション』を元に作られています。
プレイする上で最もゲームに大きく関わってくるのは"サイコロによる判定"です」

加賀「先程も"回避判定"だの"命中判定"だのが出てきていたわね」

大淀「後は"行為判定"が有りますね。これらの判定によって、艦これRPGのストーリーは
二転三転していきます」


瑞鶴「で、その……回避判定、だとか行為判定だとか、なんなの?」

大淀「基本的にはどれも同じ判定です。回避判定や命中判定はその際に上記した
補正がつくという程度で基本は変わりません」

大淀「ですので、基本となる"行為判定"を例にあげて説明していきましょう」

大淀「行為判定とは、艦娘の行った任務やその行動の成否を決めるものです。
大体1シーンに一回は必ず行為判定が発生しますし、戦闘でも使用します」

大淀「例えば瑞鶴さんが輸送任務を行ったとします。その成否を決める際に
用いるのが、この行為判定です」

瑞鶴「具体的にどうやって決めるの?」

大淀「行為判定は、サイコロを二個振って、その合計値が目標値を達成できれば
成功、できなければ失敗、というものですね」


瑞鶴「うーんと、目標値っていうのはどうやって決めるの?」

大淀「……よくぞ聞いてくれました。そこで登場するのがこの《個性》です!」

大淀「行為判定に用いる目標値の決定はまず、提督(GM)がキャラクターシートにも
載っている個性リストの中から一つ、個性を指定します。これを『指定個性』といいます」

大淀「目標値の値はこの『指定個性』を判定に挑戦する艦娘が持っているかどうかで
変動します。指定個性を持っていれば目標値は『5』になります」

瑞鶴「でもこんなに沢山個性があるんだから、都合よく指定の個性を持ってるなんて……」

大淀「そこで行うのが、『個性の代用』ですね」

大淀「判定に挑戦するプレイヤーは指定個性の有無を確認し、持っていればそのまま
判定に移行し、サイコロを2つ振って目標値『5』以上を出せばいいのですが……
指定個性を持っていない場合は他の個性で代用するしかありません」

大淀「他の個性で代用する場合は、まず個性リストを参照し、指定個性の場所を
確認しましょう。そして自分の持っている個性の中から一つを選び、その個性が
指定個性からどれだけマスが離れているのかを数えます。その離れたマスの分だけ
目標値が+1されていくので、選ぶ個性はできるだけ指定個性に近い方がいいですね」

瑞鶴「な、なんか頭こんがらがってきた」

大淀「習うより慣れろ、ですね。試しに先程の瑞鶴さんのキャラシートを使って
判定を行ってみましょう」

>ID:W8iMsCDbO
おっさんが言うのもアレやけど、とても大人のやるこっちゃない
餓鬼みたいな真似しなさんな


大淀「任務の成否判定。私は個性《買い物》を指定します。瑞鶴さん、個性リストを参照して
目標値を出してみてください」

瑞鶴「えっと……《買い物》の個性はないから、一番近いのは……《機動》の個性だよね
《機動》は《買い物》から1マス離れてるから、基本値5に+1で……目標値は6?」

大淀「おしい! 瑞鶴さん、個性リストをよく見てください」

瑞鶴「んー……? あれ? 個性の縦列になんか小さいマスがある……」

大淀「そうです、これは"ギャップ"といって個性の各カテゴリの間に挿入
されているものです。このギャップも1マスとして数えるんですね」

瑞鶴「じゃあ目標値は……7?」

大淀「そうですね」

瑞鶴「むー……このギャップってやつ、邪魔!」

大淀「まぁまぁ、キャラメイクの時、一列だけ好きな所のギャップを
無くすことができますから」



艦娘のキャラシートを作成する際に、プレイヤーは個性のギャップを一列
だけ塗りつぶすことができる。
そうすることでそこのギャップは無いものとして扱う事ができるのだ。



大淀「せっかくですから判定してみましょうか、瑞鶴さん」

瑞鶴「サイコロを2つ降ればいいんだよね。目標値は7……」

大淀「では判定をどうぞ」

瑞鶴「アウトレンジで、決めたいよね!」ポイッ

サイコロ「[6][6]=12」

大淀「おおっ! さすが幸運の空母! スペシャルですね!」

瑞鶴「スペシャル?」

大淀「サイコロで6、6の目を出すとスペシャルとなり、判定の成功はもちろん
サイコロを一つ振ってその値の分だけ行動力を回復することが出来るのです」

瑞鶴「幸運の空母は伊達じゃないんだから!」

加賀「運だけは良い五航戦」

瑞鶴「う、運だけじゃないし……」

最近のTRPGはロールプレイ重視やらシステムが簡単なのばっかりで、確かに新規顧客層の獲得には成功してるわ
TRPGに興味持ってくれる人も増えて嬉しいよ?安いルルブも多くて子供でも手軽に楽しめるのが多くなったし、窓口が大きくなるのはそれだけでいいと思うよ

ただ、10人いたら8人が困(要するに基地外)ってどういう事よ
そりゃまぁ楽しみ方はそれぞれだけどさ、こっちはお前が物心つく時からTRPGやってるっての
そんな人間ばかりの所に来て、ここでやっていきたいってのにいきなり自分のやり方以外認めないってのはどういう事よ
子供だからっていくらなんでも餓鬼すぎるだろ


大淀「鋭いですね。サイコロで[1][1]の目を出してしまうとファンブルとなります」

瑞鶴「ファンブル? なにが起きるの?」

大淀「それは起きてからのお楽しみです……」ククク

瑞鶴「少なくともいいことじゃなさそう……」

大淀「大体こんなところでしょうか。個性はこのようにして使用します、
ご理解いただけましたか?」

瑞鶴「まぁ、なんとなく……」

大淀「個性は判定だけではなく、文字通りその艦娘の個性を表すものでもあります。
その個性を意識してキャラクターを作ってみるのも面白いかもしれません」

大淀「個性は初めから全て決まっているわけではなく、いくつかプレイヤー側が
指定できる艦種もあります。駆逐艦などはフリー枠がないので最初の個性は固定ですが、
『個性の発見』などを行えば新たな個性を得ることもできます。あなただけの艦娘を
つくりあげましょう!」

加賀「……」

加賀「五航戦の個性に《えっち》を付け加えておこう」

瑞鶴「やめて!」

加賀「あなたの姉とかいやらしい下着つけてるじゃない。
あなたもえっちじゃないとおかしいのではないかしら?」

瑞鶴「あれは翔鶴姉の趣味だから! 私はあんなド変態な下着付けないし!」

>>31
スマン、最近来た若いのが「艦コレ(CoC)で興味持った」って言ってきてな
こっちも末長くTRPGを楽しんで欲しいから、そいつらがやりたいっていうシステムのルルブも買ってセッションしてるのに
まぁものの見事に全滅だわ、なんで最近の子ってわがまましか言わないの?

こっちだってさ、セッションそっちのけで判らないアニメのネタで盛り上がろうが、セッション中にスマホ弄ろうが許すくらいの寛大な心持ってるよ?
あいつら初心者ばかりの癖にそれが当然と言わんばかりで迷惑行為しかやらないもん
で、大抵そんなのってTRPG動画で誰かがやってたから~でやろうとするし

俺の時代のリプレイでやってた~やら天プレイみたいなもんだとは理解してるけどさ、流石に全員にそれやられたらこっちも鬱憤溜まるわ


大淀「個性についてはこのくらいでいいでしょう。後はそうですね、
艦娘の持つ"装備"、"アビリティ"、"感情値"などが有りますが……」

大淀「これらも手短に説明させて頂きますね。装備はそのままの通り、
艦娘の装備のことです。主に戦闘に関係する効果を持ったものが多いです。
アビリティは艦娘が使用できる特殊な能力のことです。
こちらは戦闘に限定せず様々な効果があります。そして感情値は……」


大淀「どれだけ対象の艦娘を想っているか、の値ですね」


瑞鶴「えっ」

加賀「……瑞鶴」

加賀「何故か私の感情値が4もあるのだけれど」

瑞鶴「それは……」

大淀「感情値の最大値は5なので……MAX寸前ですね」

加賀「五航戦……私をそういう目で」ゾゾゾ

瑞鶴「ち、違うし! こんなの何かの間違いだって!」

瑞鶴「ゲーム的なシステムってだけでしょ大淀さん!」

大淀「因みにこの感情値を使用して艦娘は『応援』というシステムを
使用することができます」

瑞鶴「ほら! 結局そういうシステム的なものなんだよ 個人的な感情は関係なし!」

大淀「まぁもっとも、感情値は相手を想ってないと増えないんですけどねぇ~」

大淀「ねっとりと、愛を育んだ結晶がこれなんです」

加賀「五航戦……今まで何度私でいやらしい妄想をしたの? やっぱり《えっち》
の個性を付け加えるしか無いわね……」

瑞鶴「……」

瑞鶴「爆撃!!!」ドゴーン

加賀「五航戦!? 貴様ァァァァァァァ!!!!」




大淀「……といったところで今回はここまで。また次回、Seeyou next time!」



ティファール@GM
「……では、いよいよセッション開始と行きましょうか!」


自己紹介を終えた一行はいよいよセッションへと移行する。


伊58「いえーい!」

加古「おー!」

響「司令官(GM)、榛名がまだ……」

赤城「了解、一航戦赤城出ます!
……と言いたいけど、榛名さんが唐揚げモシャモシャ中デース」


※この時、榛名は唐揚げを食す為に離席していた。
セッション中は飯離脱カーニバルがデフォである。


榛名「ここにいますよ!(デデッン)」←唐揚げ食べ終わって満足気な顔

響「はらしょー!」

赤城「上々ね」

同情を禁じえない
それでもその鬱憤をここで長文レス書いて晴らそうとする行為、
このスレ見た人に周知させようとする行為はとても自分勝手で独り善がりで大人のやるこっちゃない

そんなことより翔鶴がド変態な下着つけてる件について


榛名は早々に戻ってきた模様。これでようやくセッションが開始できるというもの。


榛名「えっと、初心者ですので、至らぬところもあると思いますが、
榛名は大丈夫です!」

響「私も剣と魔法のゲームでしか遊んだことが無い」

響「皆で楽しもうという気持ちが一番大事で、上手い下手はその後だよ」

響「大丈夫」



ここで響のイケメン発言に感動を覚える艦娘一同。



赤城「ピコーン! 響に"かっこいい"の感情を取得した!」

響「うちの司令官(GM)は多分頼れる人だよ。……ね?」


響の視線がGMに移る。それに赤城の視線も続いた。


58「大体不知火がやってくれるでち」

榛名「提督は優しい方なのですね!」

赤城「ぐいぐいとハードルが上がる様です」

響「司令官は皆に信頼されているみたいだね」


GMの苦笑いをよそに、期待値を上げていく艦娘達。
そんなことをしているうちに、気がつけばいつの間にか赤城さん達が着任する
鎮守府が見えてきたようですよ。


http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/haikei.jpg


榛名「ここが榛名達の鎮守府でしょうか……?」

響「雰囲気のいい場所だね」

赤城「ここから景色を眺めながら頂く御飯はまた格別で…って頭の中で何かが…」

58「何鎮守府でちか?」

榛名「オリョール鎮守府、略してオリョ鎮」デデドン

58「オリョ鎮は嫌でち!」


ティファール@GM
「ではそのあたりも決めていきましょう……冒険企画局お馴染みの大参事表でな!」デデドン


赤城「でたな大惨事表!」



大惨事表とは……?
艦これRPGにおいてはサイコロに対応する番号と、適当なフレーズが
無作為に記されている超適当な表のことを指す。
プレイヤーたちはこの表とサイコロを使い、チームなどの名前を決定する。
使い方は簡単、サイコロを振ってその番号に対応したフレーズを
二、三個選んでそれをつなげるだけ!
凡そまともな名前など期待できない代物だ。




ティファール@GM
「鎮守府名から決めていきましょうか」

赤城「ルールブックだとPLから3人選抜、でしたか。旗艦が一番槍行きましょうか!」

加古「あたしはそれでいいよー」

58「まず決定表を赤城さんがやるでち」

響「六面体ダイスを二つ振ればいいんだよね?」

赤城「了解です。今更ながら祭りあげられちゃったので旗艦頑張ります」


ティファール@GM
「では赤城、[2d6]お願いします」


2D6。六面体のダイス(サイコロ)を2つ振ることである。
数値はその合計値を使用する。ダイスが三つなら3D6。
五面体のダイスを使用する時は2D5というように表記する。
因みにTRPGツール"どどんとふ"ではチャットパレットに「2D6」と入力すれば
ツール側が自動で2個のサイコロを振ってくれる。
こいつを利用しない手はねぇぜ! ジョースターさん!!!


榛名「ごくり……」


僚艦達が見守る中、赤城はダイスを振りかぶって……。


赤城「では、211pから鎮守府名決定表を…… 2D6」ポイー


(2D6) → 6[2,4] → 6


結果は6。鎮守府名の形式は"枕詞表+地名表+組織表"という形になった。


ティファール@GM
「枕詞+地名+組織ですね」

響「58、私、榛名で枕詞、地名、組織だ」

榛名「は、はい。榛名は多分大丈夫ですっ」

ティファール@GM
「では58、枕詞表d66どうぞ」

D66……六面体のダイスを二個振って少ない方を10の位、大きい方を1の位として
11~66の数をもとめる特殊なサイコロの振り方(艦これRPG 着任ノ書:P133参照)


58「d66 ゴーヤのサイコロさんはお利口さんなのでち!!」


(D66) → 12


ティファール@GM
「12は『最強』」

加古「最強! いい響きだなー」

一番酷かったのがあれだな、天龍と龍田

初心者の子たちの中に女の子居たのよ、他のと違って特に問題おこすでもなく、一生懸命に参加してるいい子だったわ
その子が艦コレ卓に入った時な、天龍が好きって事でその子に天龍やらせた訳よ
そしたら別の餓鬼がいきなり入ってきて「龍田、俺は龍田やる」って言い出してな
もう参加人数も締め切ってるしお前別の卓でやる予定だろって言っても聞きもしない
仕方ないからこっちの卓のを一人そいつの卓に回してセッション始めたわけよ

そしたらやたらその女の子にベタベタする、「ロールプレイの一環だから」っていいながら手握ったり肩抱いたりな
女の子もびびって固まってるし、何度も注意したけど「原作でこうだから仕方ない」しか言わない

で、極めつけにその餓鬼が女の子に抱きついてキスしようとして、女の子が泣き出した
無理やり引き離して叩き出したけど女の子は泣きやまなくてな、その日は途中で解散
女の子の両親の所に謝りにいったりして貴重な休日を餓鬼のせいで丸つぶれにされたわ

結局女の子は二度と来なくなった、まぁ仕方ない
だけど餓鬼は来たな、「別卓の続きをやりに来た」とか言ってたけど叩き返したわ
なんであんな問題行動起こしといてへらへら笑ってられんの?真性?
こんな奴のせいであの子は心に傷を負ったんだって思ったらもう殴りたくて仕方なかったわ


ティファール@GM
「次に響、地名表でd66どうぞ」

響「うらー!」


(D66) → 35


ティファール@GM
「35で『ショートランド』」

響「ここはショートランドというらしい」

赤城「なるほど、我々の拠点はショートランドの様ですね」

響「11とか出て『電脳』なんてなったらどうしようかと思っていたよ」

赤城「……ところで響、ショートランドとはどの辺りでしょう? 
何か美味しい物は……」

加古「そもそもショートランドってどんなとこだ~?」

榛名「アトラクションとかは……あるのでしょうか?」

響「……たぶん横浜のランドとは違う場所だと思うよ」

ティファール@GM
「ハハッ」

響「ネズミは輸送しないと」


サイコロ一つで舞台が決まる。これが面白いところでもある。

ショートランドに面白いように食いつく艦娘達の傍ら、大惨事表は尚も続く。



ティファール@GM
「では榛名、組織表でd66どうぞ」

榛名「D66 気合! 入れて! ってこれ比叡お姉様だこれー!」


(D66) → 24


ティファール@GM
「24は『合唱団』」

58「合唱団、でち……?」

赤城「合唱団…だと…!?」


最強ショートランド合唱団。これが鎮守府、僕の求めていた名前。


榛名「さぁ、歌いましょうー♪」

加古「あたし、合唱とかできないよぉ」

58「ゴーヤも声帯の妖精さんが歌を休止してるでち…」

赤城「艦載機の皆さん、サウンドブラスターの装備をお願いね」


鎮守府かとおもいきや合唱団に。初っ端から混沌の予感が漂う……。


ティファール@GM
「振り直したいところがあれば加古に振ってもらってもいいのよ?」

加古「このままでいいんじゃないかなー」

58「せっかくだし一発で決まったこれでいくでち」

榛名「素敵な鎮守府で、榛名嬉しいです!」


こうして鎮守府名は決まった。次は"艦隊名"だ。


榛名「艦隊名……スターダストオリョクルセイダース」キリッ

響「月に沈められてオラウータンに拾い上げられそう」

ティファール@GM
「鎮守府名で振らなかった加古は今回振るとして、希望者あと三名」

58「ごーやはオリョクル逝ってくるので他の人どーぞでち」

響「今日はカレー洋だって聞いたよ」

榛名「でち公は水上機格納塔取り外して回天つけて、どうぞ」

58「あれはいらないでち……」

赤城「oh…無改造ゴーヤさん、頑張って下さい」


いじられるネタが尽きないゴーヤちゃんは愛されガール、潜水艦。
サイコロの方は立候補を募った結果、加古・赤城・榛名の三人が名乗りを上げた。


ティファール@GM
「では加古→赤城→榛名は決定で」


後一人は決まらなかったものの、加古が振ったダイスで艦隊名の形式は
「修飾表+地名表+チーム表」に決定。地名の部分は自動的に『ショートランド』になるので
結果的にダイスを振るのは後二人で問題なくなった。


ティファール@GM
「では赤城、d66どうぞ」

赤城「2d6 ちょいやー」ぽいー


(2D6) → 8[3,5] → 8


ティファール@GM
「35は『皆殺しの』」

赤城「あ、すみません。ここはD66でしたね」ぽいー

榛名「お気になさらずに!」


(D66) → 26


響「『皆殺しの』かと思ったら『燃える』になっていた」

58「……それで、どっちにするでち?」

加古「これはどっちを採用するんだー?」

58「……!」ピコーン

58「どっちにするかを不知火のサイコロで決めるでち!」

不知火「!?」


ここで自己紹介時に出てきた不知火に白羽の矢が立つ。
突然振られたので不知火も動揺しているようだ。


響「落ち度のない不知火なら安心だね」

58「奇数なら『皆殺し』で偶数なら『燃える』でち!」

赤城「それだ! いやほんとスイマセンorz」

58「落ち度がないから大丈夫でち」

響「だって不知火だからね」

加古「いけるいける!」


そういう流れになってしまったので仕方がない。
不知火は不服そうな表情を浮かべつつもサイコロを振った。


不知火「1D6」


(1D6) → 1


不知火「皆殺しの、ですね」

響「流石不知火だ」

58「不知火…でち」

加古「物騒な艦隊だなー」

赤城「上々ね。」(素知らぬ顔)

榛名「素敵な艦隊名で(以下略」


皆殺しという、ある意味不知火らしいフレーズが選ばれた。
期待を裏切らないダイス目である。

ティファール@GM
「チーム表行きましょう、榛名どうぞ」


榛名「2D6 バーニング……ラアァァァァブ! ////」


(2D6) → 3[1,2] → 3


ここは2D6ではなくD66。だけど2D6はD66に簡単に直せるので問題はない。
D66に直すと12である。


58「12でちか?」

ティファール@GM
「12は『水軍』」


響「皆殺しのショートランド水軍」ドン☆

58「皆殺しのショートランド水軍でち……」

加古「なんか、かっこいいぞ」

ティファール@GM
「振り直したいところがあれば今の内だぞ!」

58「艦隊名も一期一会でいくでち…」

響「どこにも落ち度なんて見当たらないね」

加古「かっこいいからこれでいいよー」

赤城「最強ショートランド合唱団の名に劣らぬ艦隊名ですね」

榛名「素敵(以下略」


ティファール@GM
「はーい、ではこれより本格的に【最強ショートランド合唱団】所属、
【皆殺しのショートランド水軍】のセッションを開始しまーす!」


響「はらしょー」

58「いえーい、ぱちぱち」

赤城「宜しくお願いしまーす!」

加古「よろしくぅー!」

榛名「はい! よろしくお願いします!」


今まで世界の外で談笑していた艦娘達も、いざセッションが始まるとなると
表情が引き締まる。
それぞれ軽い挨拶を済ませると、彼女達はGMに見送られTRPGの世界、その舞台となる
【最強ショートランド合唱団】の中に飛び込んでいくのだった……。


岩男@榛名
「(艦隊名)物騒すぎやしないか……」

O.oさん
「流石大惨事表、という事で…」







http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/name1.jpg
「かんこれ! 皆殺しのショートランド水軍のセッション、始まります!」





>>42
言ってる事は判る、判るけどな
もう俺艦コレTRPGをやってる奴信用してないんだわ

翔鶴の人だってさ、それ本当に笑いながらやってた?
画面で見えないだけで本当は嫌がってたんじゃないの?皆が楽しんでるから自分だけがまんしてたんじゃないの?
顔が見えないって、表情や仕草で相手がどういう気持ちで受け取ってるか判らないって事よ?
気楽でも手軽でも何でもない、オフセ以上に気を使って然るべきなんだけど

仮にそうだったらどうよ、これ自分の嫌な事を大々的にネットの掲示板でおもしろおかしくかかれてる事になるよ?
ちゃんとGMにも他のPLにも許可貰ってリプレイにしてるのこれ


――ここはショートランド。サーモン諸島の北西に位置する南の楽園だ。
温暖な気候と照りつける太陽がまぶしい。
間断なく降り注ぐ陽の光に晒され続け光り輝く砂浜。
そこに足を踏み入れる五人の少女達。

皆奇抜な格好をしてはいるが、見た目は普通の人間と何ら変わりない。
しかし彼女達の背負う鉄塊が、彼女達の存在にアンリアルを付加する。


加古「建造されてそうそうこんな南に配属されるなんてー……だるい……」

榛名「とっても偉い方達の命を受けて、榛名達はここにやってきたのですよ?
文句を言ってはいけません」

加古「そんなこと言っても、ここ熱すぎだよぉ……」

58「ごーやは機能的なスクール水着を着てるからあつくないでち!」

響「かつて私は北へ着任したことがあった、けど、今度は南か……」

赤城「ぶっちゃけ食べ物が美味しければなんでもよかたいですばい」

響「赤城は相変わらずだね」

榛名「旗艦がこんなんでも榛名は大丈夫です!」

58「榛名、何気にディスってるでち」

赤城「一航戦の誇り……こんな所で……」


彼女達は艦娘。旧帝国海軍の艦艇の力を受け継ぎ、その力を以って海を守る
正義の使者なのです。


正規空母「赤城」。戦艦「榛名」。重巡洋艦「加古」。駆逐艦「響」。潜水艦「伊58」。
彼女達五人がこの物語の主人公。

彼女達は建造された後、所属する鎮守府を決めるための適性検査を受け……結果、
この最強ショートランド合唱団という設立から間もない鎮守府への着任が決定しました。



響(私達は、適性検査のどこに適ったのだろう……)



何故この鎮守府に着任が決まったのか。鎮守府への道を進む中、
響は一人、そんな疑問を抱いていました。



加古「Zzz……」

榛名「歩きながら寝てる……」

赤城「上々ね」

榛名「なにがですか……?」

58「わぁ~! そこら中から歌が聞こえてくるでち! ここの人たちは皆陽気なんだね!」

58「景色はきれいだし、悪くない場所でち!」


吹き抜ける潮風が運んでくる、どこかの誰かが口ずさむメロディ、旋律。
雲ひとつ無い空とそれを合わせ鏡のように映す海。
一人考えこむ響をよそに、他の艦娘達は早速南国のムードに飲み込まれていました。


榛名「それにしても、鎮守府なのに合唱団とは、どういうことなのでしょうか?」

響「鎮守府なんだけど、事務員はこの地域に居た合唱団から引き抜いたから、らしいよ
どこも人手不足なんだね」

58「やっぱりみんなお歌をうたうのかな?」

赤城「一航戦赤城、歌います!」キリッ


赤城さんは最近CDを出していましたね。


響「私達は軍艦。歌いに来たんじゃない」


とか言ってる響ちゃんもなんだかんだで第六駆逐隊の曲を歌っています。
時は艦娘アイドル時代。那珂ちゃんのポジションが危ぶまれる。


そんな訳で一行は現地の人々の陽気な鼻歌の中を進み……幾数分。
無事に目的の鎮守府【最強ショートランド合唱団】に到着しました。

>>58
だから艦コレRPGのスレで自分の感じたヘイトをばら撒きます!ってか。そんな醜い真似をするな
どんどんどんどんお前の卑下する屑にまで成り下がっているのを無視するのも忍びないが
もう、うん

別ゲーと分かっててももう一人増やしたいなぁと思ってしまう>5人編成


響「ここが……【最強ショートランド合唱団】か」


そびえたつ鎮守府の建物。彼女達を待ち受けるものは希望か、それとも……。


赤城「では、行きましょうか」


先導する旗艦の赤城に続き、足を踏み入れる艦娘一行。
建物の中に入ると南国の空気は雲散霧消し、物々しい気配が一気に立ち込める。
鎮守府とはそういうもの。いかに南国のショートランドとはいえ、
それは例外ではないようでした。

さて、この地に舞い降りた(?)艦娘五人は着任の為、
提督の待つ執務室前へとやってきました。

初めての環境。初めての出会い。全てが初々しく彩られている空間に
放り出された艦娘達は、これからの生活に期待半分不安半分。
各々が様々な想像を膨らませています。


榛名「ここに提督がいらっしゃるのですね……」

赤城「さて、どんな方でしょうか……?」


緊張した面持ちでつぶやく赤城。いかに一航戦といえど、やはりこういう場面では
緊張するらしい。


58(はやく済ませて遊びたいでち…)

加古(ダメ…眠い…)


そんな赤城とは対照的に、全く緊張していない艦娘もいるようですが。



ティファール@GM
「……(何食わぬ顔)」ポイッ


シークレットダイス!


0.oさん@赤城
「ぬう……今のダイスは……?」

響のパンツ被る役の人@響
「シークレット怖いwww」


ここでGMさんが振った突然のシークレットダイス。シークレットダイスは
他のプレイヤーにはダイス目が見えない仕様になっている。
はたさて、何をしたのか。




響「……ん?」


何気なしに窓の外へと目を向ける響。その時ふと窓ガラスに映ったのは……。


不知火(提督代理?)「……どうされましたか?」


響が振り返るとそこには一人の少女が、鋭い眼光を携えて立っていました。


榛名「あなたは……?」

58(固そうなヤツでち……)


不知火(提督代理?)「ふむ、貴方たちは……なるほど、此方へどうぞ」


鋭い眼光の少女は赤城達を一通り見渡すと、少しだけ頷いた後、
彼女達を執務室へと通しました。


58「ゴーヤ! 入りまーす!」
響「響、入室する」
榛名「全力で参ります!」
加古「…ハッ!寝てない、寝てないよぉ!」


ぞろぞろと中に入る艦娘達。


赤城「……失礼します」エイヤッ


ちょっと息をのんだ後、赤城も彼女達から少し遅れて入室します。




赤城「……oh、オサレルーム」


そこは海図(要家具職人)が壁に貼り付けられた、海軍らしい執務室。だがそれでいて、
どこかシックな印象を匂わせる、小洒落た部屋だった。


赤城「……?」

響「はて」

加古「あれ」

榛名「おや?」


しかしどういう訳か、執務室に提督の姿はありません。


提督のいない執務室に通された一行は当惑せずにはいられませんでした。
小首をかしげ辺りを見回す赤城。どこかに隠れているのかと室内をふらつき始める58。
誰もが皆、「提督は一体何処へ」と思っていました。


不知火(提督代理?)「皆さんようこそ、お待ちしてました」


そんな時、彼女達に声を掛ける先ほどの少女。視線は一気に彼女へと集中します。


そして、彼女の口から語られたのは……。

>>62
俺がヘイトをバラまけば少なくとも目に付くだろ
目にさえ付けば、艦コレやってる奴の中で俺の書き込みで少しでも悔い改めてくれる奴がでるかもしれない
俺の書き込みでTRPGが嫌になるならそれでいい、どうせその程度でやる気が無くなるなら俺が言ったようなのにしかならない
そもそも話を聞かない奴は既に手遅れの困だ、手の施しようが無い

>>1もまともな遊び方をしてないみたいだし、やっぱ艦コレTRPGやってる奴にはゴミが多いわ



不知火(提督代理?)「はるばる遠い所からの長旅、ご苦労さまです」

不知火(提督代理?)「自己紹介がまだでしたね」

不知火「私がこの【最強ショートランド合唱団】に提督として就任した……」





不知火(提督)「不知火です」




「「「「http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/mmr.jpg」」」」





   ./ \
  ./   `ヽ ┌─┐   、  .、_、             - l,,,、
    二ニ、  ├─┤   | ゛ l、     ̄´゙ゝ  ゙̄''>  ー.l..、  ー-、
     ./  .└─┘   | ( ナ‐    ,,.   ._    , ..,|    /  ヽヽ
    '"            `        . ̄゛  `゙"  `'''゛`    ヽ,,,,,,



たーいようが、しーずーみそうなのーん♪(ED)

おまけ


ティファール@GM
「さっきシークレットダイスで何を振ったか→提督外見決定表。シークレットダイスの結果
→11「提督に似ている人」→じゃぁもう提督が不知火に似てたってことで良くね」

響のパンツ被る役の人@響
「www」


艦これRPGには提督の外見を決める『提督外見決定表』がある。これによって
提督は不知火のような外見になったっぽい。ぽぽい!



因みに響のパンツを被る役の人は>>1がリプレイを書く許可いただいた時、
>>1の「リプレイで君の名前"響のパンツを被る役の人"になるけどいいかな?」という無茶苦茶なお願いを快く聞いてくださったイケメンである。

結局変なあだ名つけて馬鹿にしたいだけかよ
同じ卓を囲んだ人にまともな名前つけないとかとんだ恥曝しだな

自認してるのと馬鹿にされてるの違いも判んないのか
自分は馬鹿ですって言ってるからって他人から馬鹿としか呼ばれなくていいのは違うだろうが


で、リプレイつけてどうするの?
お前も「俺は以前こんな素晴らしいシナリオをセッションしたから共有してやろう!これからこのシナリオのネタ振りまくるからお前ら反応しろよ」とか
「以前一緒にセッションした人は馬鹿ばかりだったから面白いのでリプレイにしました、笑い物にしましょう」とか言い始めるの?
それとも「なんでこの人達はできてるのにお前は出来ないんだ!そんな事もできないのにTRPGなんてやらせる訳に行かない、このリプレイを一音一句暗記してこい!」とかやるの?
ぜーんぶ俺じゃないけどTRPGやってる奴が実際に経験した出来事よ?

>>76
特定したわ
発達障害乙
お前本当は嫌われてるよ

>>80
じゃあ出て行けばいいだろう
どのみちもう一卓囲めるのがギリギリのメンバーしかいない、新天地求めるなら好きにしろ


まぁ無理だろうけどな、特定できるわけ無いから

宣伝してくれた人が居たのか、サンクス

もっと大勢の人の目についてくれれば本望です




http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/koneta.jpg



はじまるよー。


二コマでわかる前回のあらすじ
http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/arasuzi1.jpg



不知火(提督)「そう、私がこの鎮守府の提督……不知火です」


榛名「な」

赤城「なんだってーーーーー!?」ドゴーン

響(あ、表示が提督にかわった)


突如として放たれた不知火の衝撃的な一言が一行を混迷へと誘う。
艦娘達は皆信じられないといった様子で提督……不知火を見つめています。



58「どういうことでちか……」

加古「提督? うっそだー! あたしよりもこんなにちんちくりんなのに」

不知火(提督)「キッ」BATTLESHIP!

加古「そ、そんな怖い顔しないでよぉ」

58「戦艦並みの眼光でち……」

不知火(提督)「不知火に何か落ち度でも?」

58「とくにないです」

榛名「あの、どういうことか説明していただけませんか……?」


混乱の中、榛名は提督に説明の要を求めます。提督は徐にメガネを掛けると、
改まった様子で次のように答えました。


不知火(提督)「……と言っても私は”艦娘”の不知火とは違うんだ」


加古「……へ?」


お前はどう見ても不知火だろう、と突っ込みたくなるほど完璧なまでに
提督は不知火でしたが、提督は艦娘の不知火ではないと言う。
これには一同、目を点にせざるを得ません。


赤城「詳しく伺っても……?」



不知火(提督)「私はもともとこういう格好の……”ただの人間”だ」



一同「……」

一同「えぇー……?」ガビーン




響「……そっくりさん、ということかな?」

不知火(提督)「まぁ、そうとってもらって構わない」

58「コスプレみたいなもんでちね」

響「つまり艦娘とは何の関係も無いんだ。こんなこともあるんだね」


提督は不知火に似ている只の人間らしい。そんなバカな話があるか、
なんて言葉が飛ぶかとおもいきや、艦娘達は割と素直にその事実を受け入れた。
尤も、艦娘自体が不思議生命体であるので、こういう摩訶不思議なことでもすんなりと納得して
しまえるのかもしれない。


榛名「つまり提督は……不知火さんのドッペルさんなのですか!? あなたは
艦娘の不知火さんと会ったら……死んじゃうんですか!?」

不知火(提督)「ドッペルでもないし、会っても死にはしないよ」

響「司令官は眼鏡をかけてるから、一応大丈夫だよ、榛名」

榛名「そ、そういう問題なのでしょうか……?」

不知火(提督)「しかもテレビの中に入れる!」ペルソナァ-

加古「マジでか」


かくして、【最強ショートランド合唱団】の提督との邂逅を果たした艦娘達。
外見が不知火と瓜二つなせいか、提督からはどこか頼もしい雰囲気を感じる。



不知火(提督)「さて、まずは改めて配属決定おめでとうと言わせていただく」


こほんと咳払いをした後、提督は艦娘達に祝辞を述べる。
艦娘達は皆誇らしげにコクンと頷いた。


提督(提督)「えー、君たちがここに配属された理由なんだが……」

響「私達の配属された理由……」


不知火(提督)「ぶっちゃけ、他の鎮守府が”即戦力を頼む”としか言わなかったそうだ」


響「……うん?」


先程まで着任の余韻に浸っていた艦娘達の頭上にクエスチョンマークが浮かび上がります。

"他の鎮守府は即戦力を求めていた"。文面から察するに、ここはそうではないということ。
そこから導き出される、配属理由。

これは遠回しに、自分達は即戦力にならないと言われているのではないか。


加古「えーっと、つまり……あたし達、弱い子扱い?」

響「むむむ。それは聞き捨てならないな……」


艦娘達は皆納得のいかないといった表情を浮かべ、訴えます。
そんな彼女達の心情を汲み取った提督は、すかさずこんなフォローを入れました。


不知火(提督)「いや、”使えないから送られた”と言うよりは……
”実戦経験が浅いから”だな」

榛名「確かに榛名は金剛お姉さまや比叡お姉さまに比べたらまだまだですが
……もっと頑張れます!」

不知火(提督)「わかっているさ。現に君たちの適性検査の結果は全体から見ても
非常に高い。お世辞抜きに一線でも活躍できる能力を有しているだろう。しかし……」


不知火(提督)「……君たちはまだ建造されたばかりで勝手も何もわからないだろう」


響「それは、まぁ……」

赤城「なるほど」

不知火(提督)「それに……」


58「Zzz…もういっぱいでちぃ…」

響「!」

不知火(提督)「……ところどころ問題点もあるようだし」


立ったまま居眠りをしているゴーヤを見て、提督はやれやれと肩を竦めます。
響は急いでゴーヤを起こしました。


58「……デチ」

響「提督が話している最中に寝るなんて、一体君はどういう神経をしているんだい」

58「だってお話長いんだもん」

赤城「確かに……これでいきなり実戦投入は厳しいかもしれませんね……」


これには赤城さんも苦笑いです。


不知火(提督)「まぁうちは研修所扱いさ、きっと」

響「なるほどね」

加古「どどのつまり、あたしたちは研修生ってことかー…」

58(もう訓練みたいなのは嫌でち…)

響「でも私たちも死にたくないから、戦い方を覚えられるなら有り難いと思う」

加古「あたしは早く実戦に出てバンバン活躍したいんだけど……」

響「加古、きっと練習してからの方が活躍できると思うよ」

赤城「えぇ、練度の向上は大切です」

榛名「場所は問題じゃありません。どんな場所でも頑張れば、きっと認められますよ
榛名はそう思います!」

加古「…それも、そうだなー」

不知火(提督)「まぁ研修ついででこんな任務が大本営から来てるんだな、これが」ポイ

響「任務?」

榛名「どんな任務でも榛名は全力で参りますよ」


提督が机の上に放った一束の書類。資料の表題には
「前線部隊へ配備する装備品の開発支援」
とかいてあります。



榛名「開発支援、ですか」

不知火(提督)「私は一通り目を通したので各自で見てくれ」


艦娘達はパラパラと書類に目を通していく。

指令書に書かれてある任務の内容を要約すると……。
読んで字の通り前線で戦っている部隊の為に前線から離れた鎮守府で装備の開発を行い、
それを前線に送って前線維持のための支援を行う、とのことらしいです。


加古「……なんか、地味そうだな」

不知火(提督)「着任間もなく、こんな仕事を与えてすまないな」

響「駄目だよ、加古。装備の開発を怠ると飛行場に泣かされるんだよ。私は詳しいんだ」

加古「ああ、さんしきだん…だっけ? 響は物知りだなぁ」


2013秋のE4は提督たちのトラウマである。


榛名「榛名は戦えるのですが……、戦闘は兵站や準備が大事だと利根さんが
おっしゃってましたし、榛名頑張ります!」

不知火(提督)「本当はしっかり休んでもらってからと考えていたんだが
……こちらも急を要すると急かされてな」

響「かまわないさ。私達の力、早速見せるチャンスだ」

赤城「一航戦の名は伊達ではありませんよ」

58(さっさと終わらせて休みたいでち…)


こうして、装備開発の任務を任された【最強ショートランド合唱団】所属
【皆殺しのショートランド水軍】の艦娘達。
はてさて、彼女達は無事に任務を遂行することができるのでしょうか……?




--説明シーン--


ティファール@不知火(提督)
「……では、今回のセッションのスペックについて説明します」


赤城「お願いします!」

ティファール@不知火(提督)
「今回のセッションのリミット(決戦フェイズまでのサイクル数)は2となってます」


サイクル2……つまり"鎮守府フェイズ"(後記)を二回行い、
後に決戦フェイズに移行するということである。


響「リプレイと一緒だ」

榛名「着任ノ書のリプレイですね。あれは……良いものです!」


着任ノ書のリプレイ……『艦これRPG 着任ノ書』に掲載されているリプレイのこと。
夕張の中の人、ブリドカットセーラ恵美さんが演じる夕張が見れるぞ! いいぞォ!


ティファール@不知火(提督)
「現在発動している任務は『前線へ送る装備を開発せよ!』となっており、
2サイクル目開始までに装備品を1つ以上開発することが達成条件となっております」


"鎮守府フェイズ"では艦これ原作と同じように、資材を消費して装備を開発
することが出来る。今回は装備品を一つ以上開発すればとりあえずはミッションクリア……
ということになるのだが……。


加古「ふむふむ」

赤城「メモメモ」

58「ごーやは、甲標的が欲しいです!」

榛名「甲標的とか言う魚雷発射したら勝手に浮き上がる欠陥兵器」

響「……司令官、装備はたくさん作ったほうがいいのかい?」

ティファール@不知火(提督)
「良い質問ですねぇ!」

ティファール@不知火(提督)
「作った個数が2→4→8→16...(要は2のX乗)になるごとに大本営から貢献を認められ
資源と家具コインの供給が次回セッション以降でバランスを崩さない程度に良くなります」

加古「なるほど」

ティファール@不知火(提督)
「また、セッション終了時点でいくつの装備を前線に送るかは決められるので
余った武装に関してはこの鎮守府で使用して構いません」

ティファール@不知火(提督)
「ただし、前線に送れる装備は”今回のセッションで開発したものに限る”ので注意です」

ティファール@不知火(提督)
「お古なんて前線に送ったら逆に怒られます」

榛名「夕張砲贈ろ」


夕張砲(12.7cm単装高角砲)は艦これRPGには未実装である。


ティファール@不知火(提督)
「では、鎮守府フェイズに入ってよろしいでしょうか?」

響「いけるよ」

加古「いいよー!」

赤城「了解です。どうするかなー」

榛名「はいって、どうぞ」

58「うっす」


こうして、セッションは導入から鎮守府フェイズに……


岩男@榛名
「そういえば感情値の判定はやりましたっけなのね?」

ティファール@不知火(提督)
「忘れてた!w」


入らなかった。


導入では最後に艦娘同士の感情値を決定する工程がある。
艦娘は好きな相手一人の感情値を1上げ、感情の内容を決定する。
それにより、艦娘同士の関係性が少しだけ見えてくるかもしれない。


ティファール@不知火(提督)
「忘れないうちに感情値決定もせねばw」

O.oさん@赤城
「同じく忘れてたXD ぐっじょぶ!」


ティファール@不知火(提督)
「では感情値の決定から行きましょう。順番は決まった人からでいいですよー」


響「まずは私からだ。うらー!」


響はダイスを使ってランダムに感情値を修得する相手を決定。

結果は……提督。感情値を修得する相手はプレイヤーの艦娘以外でも構わないのだ。


不知火(提督)「……私に感情値を取ってくれるのか」

不知火(提督)「悪くない気分だ(不知火スマイル)」BATTLESHIP!!!

響「……」

響「……提督に対する感情の内容は、"こわい"で」

不知火(提督)「何故だ……!」


響は不知火(提督)を"こわい"と思っているようです。感情値+1。



58「ごーやは、感情値を似たもの同士(不真面目)な雰囲気を感じる加古に+1で!」


伊58は加古を"可愛い"と思っているようです。感情値+1。


赤城「ううむ、皆さんロール上手くて悩んだからダイス神に頼ろう。響と同じ方法で」


響と同じ方法で感情値を決定した赤城さん。結果は伊58に対して……


赤城「でち公さんは……かわいい、と感じました」


赤城さんは伊58を"可愛い"と思っているようです。感情値+1。


響「58は美少女。"白書"にもそう書いてある」


黒書、もとい艦これ白書のことである。あれは、嫌な事件だったね……(遠い目)


その後、赤城に続いて加古もダイスで感情値を決定する。
ダイスの結果、対象はまたしても提督に。


ティファール@不知火(提督)
「この提督人気である」

響「提督はモテるね」

赤城「キャー提督ー!」

不知火「ドヤァ……」


艦娘達は皆提督のことが大好き。これは真理。


加古「提督は、かっこいいかな」


加古は提督を"かっこいい"と思っているようです。感情値+1。


ティファール@不知火(提督)
「……これは提督からも一つ感情値回した方が良さ気な流れだな
ルールにはないけど提督から感情値を一つ放出しよう(使命感」


やたらと提督に感情値が取られるので、ここで急遽提督側も感情値を取ることに。
例の如くダイスで感情値を決定する。


不知火(提督)「1d6 誰に?」 出目は3。3番はゴーヤである。

58「ゴーヤ人気でち」


不知火(提督)「ET 感情は?」 出目は6。
感情表(6) → だいすき(プラス)/だいっきらい(マイナス)


どどんとふでETと打つと自動で艦これRPGの感情表を振ってくれる。
一々ルールブックの感情表を参照する必要がないのである。
どどんとふにはこのようなコマンドがいくつも搭載されているので、ドンドン利用しよう!


ティファール@不知火(提督)
「艦娘みな平等に大好きに決まってるだろう!!!!!!」

響「中身が漏れてる」

ティファール@不知火(提督)
「というより提督って大体そんな感じじゃないだろうか、
大好きは言い過ぎでも大嫌いってことは絶対にないと思う」


提督は、伊58が"大好き"なようです。感情値+1。



榛名「では最後は榛名ですね。私は響さんに+1で。
やはりかつての戦争の境遇に親密感を感じますしね」

響「すぱしーば」

響「榛名もダイスを一つ振ってほしい」

響「なんて思われているのか気になる」

榛名「ET では榛名も!」ポイー


感情表(5) → いとしい(プラス)/かまってほしい(マイナス)


榛名「……」


榛名はプラス感情の"いとしい"を選択。


加古「なんと」

響「ラブられてしまった」

榛名「////」


榛名は響に"いとしい"感情を抱いているようです。感情値+1。


感情値:結果


赤城→58(1)可愛い

榛名→響(1)愛しい

加古→提督(1)かっこいい

響→提督(1)こわい

伊58→加古(1)かわいい

提督→58(1)大好き





ティファール@不知火(提督)
「よーし、全員決まったかな?」

加古「おー」

響「はーい」

ティファール@不知火(提督)
「では改めて、鎮守府フェイズに移行しましょう。イベントカードの提出をお願いします」


紆余曲折を経て、ようやく鎮守府フェイズに突入である。
いよいよ本格的にプレイが始まる……。



☆☆☆何故なに!? 艦これRPGのコーナー☆☆☆



瑞鶴「ねぇ翔鶴姉、見てよこれ」ドッサリ

翔鶴「どうしたの瑞鶴……って何この薄っぺらい本は!!」

瑞鶴「全部加賀さんの薄い本だよ」

翔鶴「薄い本……?」

瑞鶴「加賀さんのエッチな漫画が描かれてる本だよ」

翔鶴「先輩の!?」

翔鶴(瑞鶴、何でそんなものをこんなに沢山もってるの……)

瑞鶴「ほら見てよ翔鶴姉、これとか」ペラ

翔鶴「ななな! なんてものを見せるの瑞鶴~~っ!!」チラッチラッ

瑞鶴「とか言いながらしっかりと見てる翔鶴姉はホントスケベだなぁ……
さすがエロ下着付けてるだけあるなぁ……」

翔鶴「もうっ//// 瑞鶴ったら!」



瑞鶴「どう思う翔鶴姉。これ加賀さんが例の如くちんこ要員の
提督にいいようにされてるよ」

瑞鶴「私に会う度、背後に立たれた時のゴルゴみたいな眼光送ってくる加賀さんが
激しく肉棒を打ち付けられ膣内をかき回されてヨガってるところなんて……
私、見たくないよ」

翔鶴「瑞鶴!?」

瑞鶴「ていうか何なの、なんで加賀さん薄い本でこんなにいいようにされてんの?」

瑞鶴「私には会う度辛辣な言葉の応酬しかしてこないのに……不公平だよ……」

翔鶴「それは……きっと加賀先輩なりの愛情なのよ。瑞鶴に厳しいのもまた優しさ……」

瑞鶴「だったらムチとか使ってよ!! そんな微妙な愛情表現わかりづらいんだよ!!」

翔鶴「ず、瑞鶴!? 瑞鶴どういうこと!?」

瑞鶴「もっとわかりやすい愛情がほしいよ……いっそSMプレイだったら
どれだけわかりやすいことか……」

瑞鶴「そもそもこの程度で即堕ちする加賀さんも加賀さんだよ!
提督なんかよりも私の方がずっと上手く加賀さんに潮吹かせられるのに!!」

翔鶴「瑞鶴!? 薄い本の話よねそれ!?」


大淀「……あの、そろそろ始めたいんですが」


瑞鶴「あれ大淀さんじゃん。何かよう?」

大淀「何か用って、瑞鶴さん、もうコーナー始まっちゃってますよ」

瑞鶴「……コーナー?」

大淀「"何故なに! 艦これRPG"のコーナーですよ」

瑞鶴「でも……加賀さんいないし」

大淀「加賀さんは忙しいみたいなので、今回は代わりに翔鶴さんに来てもらいました」

瑞鶴「えっ? そうなの!?」

翔鶴「そうよ、瑞鶴。加賀先輩の代わりに来てみたら冒頭から瑞鶴がいきなり
加賀さんの卑猥な本を見せてくるから来るコーナー間違えたかと思ったわ」

瑞鶴「あはは、ごめんごめん」

大淀「ごめんごめんじゃあないですよ。軽く放送事故ですよこれ」

瑞鶴「電波に乗ってないから大丈夫だよ。ほら、BDとかじゃ乳首解禁されたりするし
そういう感じで問題ないよ」

大淀「どういう感じか全く理解できませんが……まぁいいです」


大淀「そんなことよりも! ようやく【最強ショートランド合唱団】の
セッションが始まりましたね!」

瑞鶴「そうみたいだね(興味なさげ)」

翔鶴「旗艦となった赤城先輩の頑張りに期待です!」

大淀「今回はセッション開始にあたって、鎮守府フェイズの流れを
……この大淀から説明させていただきたいと思います」

翔鶴「おねがいします」

大淀「鎮守府フェイズの説明に入る前に、セッション全体の簡単流れを先に
少し触れておきましょう。セッションの全体の流れは以下のようになっています」


・導入フェイズ
   ↓
・鎮守府フェイズ
   ↓
・決戦フェイズ
   ↓
・終了フェイズ


大淀「この中で、導入フェイズは既に終わっていますね。物語の背景、
任務の概要、それらの説明はこの導入フェイズで行い、また艦隊名や
鎮守府の名前を決めるのもこの導入フェイズで行います」

翔鶴「それが終わったら……」

大淀「いよいよ実際に艦これRPGのプレイが始まる"鎮守府フェイズ"ですよ」


翔鶴「鎮守府フェイズ……それは一体?」

大淀「鎮守府フェイズでは"イベントカード"と呼ばれるものを用いて
艦娘達の日常を描いていきますよ」

大淀「イベントカードはプレイヤー達が記入するものです。イベントは、
日常・交流・遊び・演習・遠征・作戦の六種類が艦これRPGでは設定されており、
プレイヤーはその中から好きなシーンを一つ選び、それをキーワード(指定なし)
と共に記入します」


どどんとふでイベントカードを記入する場合は、先に説明した"メッセージカード"の機能を
用いればスムーズに行うことが出来るぞ!


翔鶴「キーワード? 一体何を記入すれば……」

大淀「別になんでもいいですよ、特に指定はありませんからね。
ただ、お話を回しやすいキーワードだと助かりますね」

大淀「鎮守府フェイズでは、プレイヤーたちが書いたこれらのイベントカード
に従って"シーンプレイヤー"と呼ばれるそのシーン(一つのイベント)の主役を
中心にお話を進めていきます」

大淀「シーンプレイヤーは1シーンに一人。鎮守府フェイズのシーンはプレイヤーの
人数分あり、1サイクルで必ず一人一回、一つのシーンを担当します」

大淀「シーンプレイヤーは自分の手番が来たらまず、先程自分達が記入した
イベントカードの山札からランダムに一枚イベントカードを選びます」

大淀「シーンプレイヤーと他のプレイヤー達は、そのランダムに引いたカードに
記入されているイベントとキーワードに従って、ロールプレイをして頂きます」

翔鶴「いわゆる"お話"の部分ですね」

大淀「そうですね。イベントは日常から遠征まで様々。先程は六種類しか
上げていませんでしたが、『艦これRPG 建造ノ書弐』では更に六種類の
イベントが追加されています」

大淀「シーンプレイヤーはイベントのカテゴリを確認したらまず、2D6を振り、
イベントの具体的な内容を決定します。内容についてはルールブックにイベント表が
載っていますので、そちらを参考に」


大淀「イベントが決定したらプレイヤー達はそれらを元に早速お話を展開してください。
ぶっつけ本番でお話を回していくのでアドリブ力が求められますよ(暗黒微笑)」

翔鶴「ええ!? アドリブなんて……そんなの私、できるかしら……」

大淀「まぁ苦手な人もいますしね、そういう時はGMさんが助け舟をとおぉう、
と出してあげてください」

大淀「ある程度ロールプレイが切りの良い所まで進んだら、GMはイベントの成否
判定を行ってください。イベントには成功と失敗が必ず設定されており
成功した時には報酬が、失敗した時にはペナルティが課せられます」

翔鶴「判定というのは、行為判定のことですか?」

大淀「そうです。行為判定を行うのはそのイベントのシーンプレイヤーです」

大淀「イベントの成否処理が終わったら、そのプレイヤーの手番のシーンは終了です。
次のプレイヤーが残っているなら次のプレイヤーへ、いなければサイクルの終了、
もしくは決戦フェイズへの移行となります」


大淀「これが鎮守府フェイズの主な流れです。細かいルールはまだまだたくさん
ありますが……この先は君の目で確かめろ!!」

瑞鶴「なにそのファミ通の攻略本みたいな煽り文句」

大淀「瑞鶴さん結局全く話に参加してませんでしたね……」

瑞鶴「加賀さんのエロ同人が悪いんだよ……加賀さんが提督なんかに
好き勝手やられてるから……」

大淀「答えになっていませんけど……」

瑞鶴「正妻空母だの何だの言って嫁ポジション確立してるけどさ、
結局最後は性欲に負けてるだけじゃねえか!!」

瑞鶴「普段はすました顔してるくせによォ~~~? 何が新婚だよ!
初めてとか言っておきながらめちゃくちゃすげー腰使いしてんじゃねえよ!
アスリート並みじゃねえか!」

瑞鶴「もうビッチビッチこんにちわだよ! 加賀さんビッチビッチこんにちわだよ!!!」

加賀「誰がビッチビッチこんにちわですか」

瑞鶴「そりゃあ勿論加賀さ……」

瑞鶴「ん?」

加賀「……」

瑞鶴「!?」

瑞鶴「な、なんで加賀さんが……!?」アワアワ

加賀「瑞鶴……」



加賀「鎧袖一触です」







<カガサンソレハマジデシャレニナラナ……アッー! ドゴーン!



大淀「それではお時間になりましたので、また次回。
次は決戦フェイズの時にお会いしましょう」

翔鶴「あの、瑞鶴が……」

大淀「今回は自業自得じゃないですか?」

翔鶴「……まぁ、そう、かも……」ウーン



   ./ \
  ./   `ヽ ┌─┐   、  .、_、             - l,,,、
    二ニ、  ├─┤   | ゛ l、     ̄´゙ゝ  ゙̄''>  ー.l..、  ー-、
     ./  .└─┘   | ( ナ‐    ,,.   ._    , ..,|    /  ヽヽ
    '"            `        . ̄゛  `゙"  `'''゛`    ヽ,,,,,,



たーいようが、しーずーみそうなのーん♪(ED)


大淀「このSSは艦これRPGを広めるだけではなく、
『艦これRPGに興味があるけどいまいち踏ん切りが付かない』
という人のちょっとしたきっかけになればいいという動機で書かれています。
何かご質問等がお有りでしたらいつでも気軽にどうぞ。この大淀が答えられる範囲でお答えしますよ」

艦これrpgについてなら少しだけ答えられるかも……。とはいっても素人に毛が生えた程度の知識。

因みに本SSはリプレイSS用に編集してあるので、艦娘のやりとり等を大幅に>>1が書き加えています。
実際のセッションはこんなに長くないはず。多分。もっとスマートっぽい。ぽぽい。

皆もやろうぜ、艦これRPG!
え!? 今なら電子書籍サイト「BOOKWALKER」でも艦これRPGを取り扱ってるって!?
ネットを介して今すぐにでも艦これRPGを初められるってことじゃねーか! こりゃオリョクルしてる場合じゃねぇぜ!!!
しかも艦これRPG追加サプリメント「出撃ノ書」も10月20日に発売するって話じゃねーか!
こりゃあ合わせて買うしかねーな!!!!(ダイレクトマーケティング)


――霧これ! 始まります!――


イオナ二号「……群像、霧の大型建造が完了した」

群像「なに!? 早速見に行くぞ! イオナ!」

群像「なんせ各ナノマテリアルALL7000投入したんだからな、ヤマトじゃなかったら……」

イオナ二号(Wikiでレシピぐらい調べろよ。思考停止かよ)

群像「たのむぞホント……そろそろタカオの船体のナノマテリアル切り崩すのも
限界が来てるからな……」

イオナ二号「ほんと鬼畜だな」



~~霧の大型建造ドック~~



イオナ二号「群像連れてきた」

イオナ「ん、遅い」

群像「悪いな、杏平を〆てたら遅れた(爽やかスマイル)」

イオナ「何故杏平を」

群像「あいつこの前ビスマルク出してたからな……とりあえず目に入ったら〆る
ことにしているんだ」

イオナ二号「大人げねぇ……」

群像「そんなことより大型建造だ! さぁ早くハッチを開けてくれ、イオナ」

イオナ「……本当に開けてもいいのか?」

群像「フフ、覚悟はできているさ……。それに最悪ヤマトじゃなかったとしても
まだタカオの妹のナノマテリアルがある。タカオに頼み込めばなんとかなるだろう」

イオナ二号「クズの中のクズ」

イオナ「……わかった。開ける」

群像「ヤマト来いヤマト来いヤマト来いヤマト来いヤマト来い……」


ガシャッ


コンゴウ「大戦艦、コンry」


ガシャン!


群像「……」

イオナ「……」

イオナ二号「またコンゴウか……」

群像「イオナ、解体を」

コンゴウ「ちょっと待たんか!!!」

イオナ「あ、コンゴウ」

コンゴウ「よく確認もせずに即解体とは、あまりに無慈悲すぎる!」

群像「だーうっせぇな。ぼっちは引きこもってろよ……こっちはヤマトがほしいんだよ」

コンゴウ「一人ぼっちは寂しいんだぞ!! 401! お前からもなにか言ってくれ!!
私達は友達だろう!!!!」

イオナ「……」



イオナ「いやあの、自分アニメ版じゃないんで」



コンゴウ「!?」

群像「イオナ、解体」

イオナ「溶鉱炉にどぼーんします」

コンゴウ「NOOOOOOOOOOOOO!!!!」



艦これRPGリプレイSS、『最強ショートランド合唱団』所属『皆殺しのショートランド水軍』
再開します!!!




前回のあらすじ。
提督「前線に送る装備開発して」
艦娘「前立腺刺激する装備で開発して!?」
提督「ちがいます」


そしていよいよ鎮守府フェイズに突入――。






ティファール@GM
「では再開と行きましょうかね」


満を持してようやく始まる鎮守府フェイズ。
今まで見ているだけだった艦娘達も、ここからはようやく自分達で動き始めるのです。

まずは鎮守府フェイズのイベントを決めるために、プレイヤーは自分達が書いた
イベントカードの山札の中から一枚カードを引く。最初にカードを引くのは……


赤城「では……榛名さんからお願いできますか?」

榛名「は、榛名からで……よろしいのでしょうか?」

響「異議なし」

加古「いっちゃえー!」

58「いくでち」

ティファール@GM
「ではシーンプレイヤーは榛名」


最初のイベントを飾るのは榛名です。
さて、榛名は一体どのようなイベントを引くのでしょうか……?


榛名「では早速!」

榛名「……イベントカードは……遊びシーン。キーワードは、『睡眠』ですね」


睡眠、というキーワードから誰が書いたイベントカードなのか大体予測がつく。
しかしそこは察して黙っておいてあげるのが嗜みというものです。

その後、榛名は艦これRPGのルールブックに載っている"遊びシーン"のイベント表の中から
一つイベントを選ぶため、2D6のダイスを振ります。

結果は……5。イベント名は……"街をぶらつく"だ。




http://hokankankan.web.fc2.com/gazou/scene1.jpg




ティファール@GM
「鎮守府近くの街へ出かけることにしたようですね」

榛名「皆さんでお出かけ……榛名、感激です」



【現在地】鎮守府


着任の挨拶が終わったあと、提督は艦娘達に鎮守府内の施設を案内して回りました。
今日からお世話になる鎮守府内を見て回り、艦娘達はこれからの生活に想いを馳せます。


不知火(提督)「……さて、これで鎮守府内は一通り回ったな」

58「けっこー広かったねぇ」

加古「昼寝出来るスペースがたくさんあった」

榛名「今日からここが、榛名達の活動拠点です!」

響「わるくない……」

赤城「では提督、早速ですが……私達はまず何をすれば……」

不知火(提督)「そうだな……」

不知火(提督)「とりあえず今日は街の周辺の見回りをしてくれたまえ」


鎮守府に着任して間もない彼女達は、まだこの土地の事を何も知りません。
それを察した提督は彼女達に街の見回りを命じる……といった具合でしょうか?


加古「海じゃなくていいのー?」

不知火(提督)「周辺の土地の把握という意味合いもある。何せ君達はまだ何も知らない」

赤城「確かに……有事の際に地形を把握していなければ色々と困りますからね」

不知火(提督)「まぁ……建前上はそうなんだが……なんというか、アレだ」

不知火(提督)「せっかくここに着任してくれたのだから、私も君たちにこの場所を
好きになってもらいたくて……」

不知火(提督)「その、なんだ……これ以上は察してくれ」

響「……なるほど。そういうことか」


早い話、今日は町のほうで遊んできていいよという事です。
戦艦並みの眼光を飛ばしてきそうな容姿をしているのに、案外情に深い提督なのかもしれません。


58「話のわかるてーとくで、ごーやも嬉しいでち」

榛名「でも、いいのでしょうか……榛名達は……」

加古「まーいいじゃん。着任初日なんだからさー」

赤城「せっかくの提督のご好意ですから、ここは素直に受け取っておきましょうか」

榛名「そういうことでしたら……ありがとうございます。提督はお優しいのですね」

不知火(提督)「その代わり、明日からはしっかりと働いてもらうぞ?」

一同「は~い!」


そんな訳で、赤城ら艦娘達は鎮守府近郊の街へと繰り出していくのでした。



~遊びシーン~(シーンプレイヤー:榛名)
【現在地】鎮守府近郊/街


榛名「ここが、オードリーパブリックガーデン……」

響「いや、大通公園って書いてあるけど……」

赤城「何を言っているんですか? ここはショートランドですよ?」

加古「なんで札幌の大通公園がショートランドにあんのさ~」

響「う、うん……?」


街の中心へとついた赤城達。そこは想像していたよりもずっと近代的で、
計画都市札幌並に整然とした町並みが広がっていました。


58「で、どこいこっか?」

加古「まー、てきとーにぶらぶらするしか無いんじゃ?」

赤城「まだ何があるかも把握出来ていませんし、色々見て回るのも面白そうですね」

響「ウィンドウショッピングとか、どうかな?」


榛名「……実は榛名、こんな時のために前もっていくつかお店の情報を調べて
おいたんですけど……」


響「さすが榛名だね」

赤城「それは助かりますね!」

58「ゴーヤはおいしいものが食べたいでち」

加古「あたしも何か食べたいなー」

榛名「美味しいものですか? でしたら確かこの近くに……」

榛名「雪◯パーラーが……」

響「やっぱり札幌じゃないか!」



そんな訳で、一行は雪◯パーラーでアイスを食べる事に。
榛名は見慣れない地図とにらめっこして、なんとか目的地へと辿り着こうと頑張ります。


ティファール@GM
「では、《面白い》の個性で判定してみましょう」


ここで行為判定。『街をぶらつく』のイベントでは、行為判定に成功すると
アイテム「アイス」を一個入手することができ、更に鎮守府の資材を三つ
増やすことが出来る(増やす資材はプレイヤー側で指定可能)。
しかし失敗するとシーンプレイヤーの行動力が半減してしまうのです。



ティファール@GM
「ちなみに今の榛名だと長所は機動からで12以上、
短所は恋愛からで10以上が最低値となってるよ」

ティファール@GM
「声援ありき狙いで無難に機動から振ってもよし、ワンチャン狙いで《恋愛》
から振ってもよしあるいは《面白い》を"発見"してもよし」

榛名「えっと《面白い》の個性はないので代用に移りますね。榛名は《機動》の個性で振ります」


個性リストの《機動》から《面白い》までは7マス離れている。基本値5に7を足すので
行為判定の目標値は12。行為判定は2D6、サイコロを2つ振ってこの値を出さなくては
なりません。従ってこの場合、榛名は[6.6]を出さなくては成功しないと言う事に……。


榛名「や、やっぱり個性《恋愛》で代用します」


無謀と判断した榛名は個性《恋愛》へと判定個性を変更します。
しかし《恋愛》は榛名の弱点なので、判定を行う前に"アクシデント表"
を振らなくてはなりません。
プレイヤーが行為判定で弱点個性を使用する時は、必ず『艦これRPG 着任ノ書』
P206のアクシデント表を参照しダイスを振り、その表の効果を適応してからでないと
判定が行えないのです。


加古「榛名の運ならいけるいける!」

響「アクシデントが酷くてもちゃんと付き合うから安心してね」

榛名「うう、榛名、責任重大です……」

ティファール@GM
「では弱点個性を使用するならばアクシデント表からですね」

響「数字が少ないほうが痛手も少ない、のかな」

ティファール@GM
「2というラッキーがあってだな」


アクシデント表で[2]の目を出すと弱点個性を克服できるというメリットがある。
しかし……。


榛名「ダイスロオオオル!!」コロコロ……


アクシデント表(5) → いててて。損傷が一つ発生する。
もしも艦隊戦中なら、自分と同じ航行序列にいる味方艦にも損傷が一つ発生する。


榛名「あっ」

加古「!?」




ドッゴオオオオン!!




榛名「ぐはっ……!?」


58「榛名が町中で小破したでち…」

榛名「うぐぐ……まさか町中でスローロリスが突然飛び出してきて、
榛名に突進してくるなんて……」

響「どんなシチュエーションだ」

ティファール@GM
「榛名に損傷+1・・・っと」


榛名、鎮守府フェイズ開始早々小破。先が思いやられます。


ティファール@GM
「では改めて判定ダイスどうぞ」

榛名「ててて……少し、痛い気もしますけれど、榛名は大丈夫です!」


榛名、行為判定の2D6。個性《恋愛》から指定個性《面白い》の判定をした場合、
目標値は10だ。


榛名「いきます!!」ポイー


して、そのダイスの出目は……



(2D6) → 4[1,3] → 4



58「あらら」

響「ダイスの女神と羅針盤の女神は同じものと言う研究成果があるからね」

響「こればっかりは」


目標値10には遠く及ばず……このままでは判定失敗となってしまいます。


58「ふんだりけったりでち」

榛名「全部スローロリスのせいだ……」

赤城「スローローリスでは仕方ない、ですね……」


ティファール@GM
「再挑戦は……します?」


榛名「榛名は……」

58「あいすあいす……」

榛名「ぐっ……」

榛名(せっかく皆さんが期待して待っているのに、ここで引くなんて
……榛名にはできません!!)

榛名「再挑戦は……しましょう!」


ここで榛名は行為判定の"再挑戦"を選択する。
再挑戦とは、行為判定が失敗した際に行えるもので、自らの行動力を1D6分消費することで、
もう一度行為判定を行う事ができるというものだ。
故に鎮守府フェイズでは行動力の高い駆逐艦や潜水艦は大いに活躍する。


ティファール@GM
「では、再挑戦で減少する行動値を決めちゃってくださいな」

榛名「いざ!!」



(1D6) → 5



加古「おおう……」

58「これまた手痛いでち…」


ここで痛恨の行動力5消費。榛名の行動力は[8]なのでここで一気に[3]まで減少である。


響「最初に減った方が後から回復分が惜しくないよ」

58「前向きでち」

響「えへへ」

ティファール@GM
「では再挑戦どうぞ>榛名」

響「がんばれー」

加古「がんばー」

58「次こそアイスを!」

赤城「美味しい羊羹を!」

榛名「皆さん……榛名、今度は絶対に成功させてみせます!」


榛名「お願いします!!!」ポイー


榛名は皆の声援に応えることが出来るのか……さて、今度の出目は……



(2D6) → 6[1,5] → 6




榛名「榛名、逝きます!(白目)」


赤城「榛名さん、早まらないでー!?」


出目は[6]。またしても10には届かず……。


加古「うぬぅ」

58「……デチ」

ティファール@GM
「再挑戦は……しますか?」

榛名「しません……」


意気消沈し、再挑戦を断り、イベントの成功を断念する榛名。
実は今の行為判定でもう一度アクシデント表を振らなくてはならないのだが、
誰も気づいていないようだし、何よりこれ以上榛名に追い打ちを掛けるのは
かわいそうなので、今回だけは特別に見逃すことに。
というかこのことに気付いたのが大分後だった。


ティファール@GM
「では、失敗でシーンプレイヤーの行動力が半減します」


榛名行動力
8→3(再挑戦)→2(失敗)


榛名「今回のシーンで榛名は、くっ……何の成果も得られませんでしたァ!
行動力をただいたずらに消費し、行為判定を成功させることが、できませんでしたァ!!」


そして行為判定に失敗した榛名は……。


~遊びシーン~(シーンプレイヤー:榛名)
【現在地】鎮守府近郊/街



加古「……それで、あれから結構な時間さまよってるけど」

58「いつになったらアイス屋さんにつくでち……?」

榛名「そんな、どうして……どうして目的地につかないの……!?」

響「もしかして、道に迷った……?」

榛名「はははるなはだいじょうぶです」

響「無理しなくてもいいよ。さっきスローローリスとぶつかって調子も悪いみたいだし……」

榛名「うぅ~、そんなこと……榛名はまだやれます……」


といいつつも、どこかフラフラとしていて足が覚束ない様子の榛名。
行動力が[2]しか残っていないので、仕方ありません。



赤城「……これ以上歩き回っていてもお腹が空くだけですし……
とりあえずここはそこいらの適当なお店に入ってご飯を食べませんか?」

榛名「でも……」

赤城「ぐぅ~(腹の音)」

榛名「!?」

赤城「この通り、私ももうお腹が限界で限界で~。皆さんも何かお腹に入れたいと思いませんか?」

加古「賛成ー」

58「この際お腹に入れば何でもいいでち」

赤城「ね?」


榛名「うぅ……わかりました」

響(赤城……ナイスフォローだね。さすが旗艦だ)

榛名「榛名がちゃんとお店を見つけていればこんなことには……」

榛名「榛名は全然ダメダメです……皆さんに沢山歩かせておいて結局これじゃあ……はぁ」

響「そんなことはない。榛名のお蔭でこの町をたくさん見て回れて楽しかった」

響「気にしすぎなくていいんだよ」

榛名「響さんは……お優しいのですね」

響「ちょっと怪我をしながらも、町中散策して少し疲れたりする榛名も可愛いと思う」ボソッ

榛名「ん? 今なにか言ったか?(難聴)」

響「……なんでもないさ」


そんな訳で、アイスを断念した一行は手頃なファミレスを見つけ、そこへ入ることに。


赤城「ではみなさん、お好きなモノを頼んでください。お金はこの一航戦・赤城が
提督から預かっていますので、ご安心をば!」

加古「じゃああたしはカレー!」

58「ならごーやは、かれーで!」

赤城「別にカレー以外を頼んでもいいんですよ……ここファミレスですし」

響「榛名は何を頼むんだい?」

榛名「……」

響「榛名……?」


こてっ


響「!?」

榛名「Zzz……榛名は……だいじょうぶれす……」

赤城「おやおや、よっぽど疲れてたみたいですね……榛名さん」

響「でも……こうして寄りかかられるのは少し、恥ずかしいな……」


空回りしすぎて余計に疲れたのか、榛名は響の肩に頭をのせてスヤスヤと
寝息をたてています。

こうして、様々なトラブルに見舞われた鎮守府着任初日。
これから先、彼女達はどうなってしまうのでしょうか?
物語はまだ、始まったばかりです……。


そんなこんなで、シーンプレイヤー:榛名の遊びシーンは終了です。



ティファール@GM
「っと今の榛名のシーンの補助行動はないか?」

響「と言うと?」

ティファール@GM
「遊びシーンなので改装・補給・開発が可能な訳です」


改装は装備アビリティの付け替え。補給は資材を消費して行動力を回復。
そして開発はこのセッションの任務に関わる装備の開発を行える。
演習シーンや遠征シーン、作戦シーンではこれらの補助行動は行えないので注意。


響「ううん、迷うね。榛名に補給をしてあげたい気もするけれども、
早々に一度開発をしてみるのもいいと思う」

赤城「やり繰りを始めた直後だけに、確かに考え所ですね」

榛名「榛名は大丈夫ですので、お気になさらずに」

58「任務もあるしね、でち」

響「開発をする流れかな? だったら、折角だから榛名が何か作ってみるといいよ」

赤城「そうですね、今日の出来事から着想を得て良い装備が出来るかもしれません」

58「46cm砲作っちゃうでち」

響「司令部レベルが低いからまだ無理だよ」

加古「開発、いってみよー!」

榛名「榛名でいいのでしょうか……? また失敗したら……」

響「開発に失敗は無いし、ペンギンが出来たら私が抱いて眠るから大丈夫」

響「頑張って」


開発に失敗はないと響は言ってるが、『建造ノ書 壱』で追加された
『開発レシピ』を用いて開発を行うと普通に失敗があるので注意されたし。


加古「それはそれ、これはこれー!」

響「加古の言うとおりだよ」

赤城「正しく。何事もやってみなければ!」

榛名「うう……榛名、頑張ります」

加古「やったれー!」

榛名「ここは普通に資材を三個ずつ消費して開発しましょう」


鎮守府に蓄えられている資材の初期値は燃料弾薬鋼材ボーキ各5つずつ。
通常の開発にはそれらの資材を三つずつ消費する必要がある。


赤城「二礼二拍一礼で恙無く開発出来る事を祈ります」


榛名「では……榛名、頑張ります!!」

榛名「お砂糖、スパイス……素敵なものいっぱい……」

響「ボーキとかだけどね」

赤城「素敵なものじゃあないですか!」


各資材を三つずつナベに投入し、じっくりコトコトに混んでできたものは……?


榛名「できました!」


58「こっ、これは……ッ!!」


開発表(一括)(4,2) → 装備2種表:8cm高角砲(P250)


加古「おおお!」

榛名「うーんこの」

榛名「ど、どうでしょうか……?」

58「副砲の当たりの方でちね」

ティファール@GM
「着任においては副砲カテゴリの良品」

58「阿賀野砲でち!」

響「阿賀野砲だったか。これはつまり、アタリですね?」

加古「やったな榛名!」

響「これを前線に送れば、評価はされそうだね」

赤城「最新装備だから前線でも喜ばれ、防空にも使えるから美味しい、筈!
素晴らしい成果です、上々ね!」

響「おめでとう、榛名」

加古「おめでとう」パチパチ

58「おめでとう」パチパチ

赤城「おめでとう」パチパチ

榛名(あったけぇ……みんなの優しさ、あったけぇ……)


榛名「あ、あの……ありがとうございます……!」

58「そういやこれだけだと前線の人らにもっていかれるでち」


今回の任務では開発した装備を最低1つ以上前線に送らなければならない。
他に開発をしなければこの装備を送るほか無い。


赤城「条件は2サイクル目開始までとされているので、それまでは誰かが
装備してても良いのではないでしょうか」

58「榛名が持っておくといいでち」

加古「あたしも、榛名が持つのにさんせー!」

榛名「いいのでしょうか……?」

響「私も榛名でいいと思う」

赤城「そうですね、性能確認の為にもお願い出来るかしら?」

榛名「……では榛名が装備させていただきますね。なんだか悪いのですけれど」


こうして榛名は開発した『8cm高角砲』を装備。
史実通り対空に強い艦となった……。


榛名「榛名、改装致しました!」


対空強化した榛名の今後の活躍を期待して、これで今度こそ榛名のシーンは終了。
次は赤城の手番だ。



赤城「一航戦・赤城、出ます!!」



                                               続く......


【皆殺しのショートランド水軍】現在の状況

任務:装備をひとつ以上開発せよ(達成)


旗艦:
【正規空母】赤城  
行動力9 損傷:なし
感情値:58(1)可愛い

【戦艦】榛名     
行動力2 損傷:小破
感情値:響(1)愛しい

【重巡洋艦】加古  
行動力12 損傷:なし
感情値:提督(1)かっこいい

【駆逐艦】響     
行動力17 損傷:なし
感情値:提督(1)こわい

【潜水艦】伊58    
行動力17 損傷:なし
感情値:加古(1)かわいい


NPC:【提督】不知火
感情値;58(1)大好き





   ./ \
  ./   `ヽ ┌─┐   、  .、_、             - l,,,、
    二ニ、  ├─┤   | ゛ l、     ̄´゙ゝ  ゙̄''>  ー.l..、  ー-、
     ./  .└─┘   | ( ナ‐    ,,.   ._    , ..,|    /  ヽヽ
    '"            `        . ̄゛  `゙"  `'''゛`    ヽ,,,,,,



たーいようが、しーずーみそうなのーん♪(ED)

460 ゲーム好き名無しさん sage 2014/10/02(木) 17:14:23.48 ID:Agn9+1xEO
キス…か? 繋がりで艦これで、軍オタさまから御高説をうけたって詰まらん話題で恐縮なのだが報告
コンベの募集で、「輸送艦の海上護衛シナリオをやります。オリジナルのNPC艦が出ても許してくれる方きてください」という触れ込み
オリジナル艦は戦闘能力皆無(機銃のみ)で全員完全轟沈させたらミッション失敗、残数で経験点ボーナスというレギュ
艦種に制限かけませんが、デコイや庇うスキル持ちがいると有利かもしれません! と親切に対応してくれた
が、それは羊の皮を被っていた狼の姿だった

バランスを重視して、大和級戦艦、正規空母、重巡、軽巡、駆逐でメンバーを編成大半が盾スキルを持ち、偵察ユニットも完備した
軍オタじゃないのでよくわからないが外国の都市名(リオデジャネイロとか?)の怪しさ爆発な南米ハーフ風のオリジナル艦娘が三人オープニングで登場し、彼女らを護衛するように命じられる
半分が艦これRPG経験者で、他は提督(ブラゲ)経験者、漫画や雑誌の特集読んだ程度の知識だった

462 ゲーム好き名無しさん sage 2014/10/02(木) 17:16:59.52 ID:Agn9+1xEO
南米ハーフな艦娘さんらと交流しながら、日常シーンこなして出撃

ここからが地獄だった
出てくるのは空母と潜水艦という特殊ユニットのみ!
空母の飛行機でNPCをピンポイント狙撃され次々負傷していった
なんとか沈ませずに凌いだが、ボスとして現れた潜水艦軍団は攻撃できる艦が二人しかおらず、対応できる装備も用意していなかった
盾スキルも対応しきれず、護衛対象とPCの半数は海の藻屑と消えていった

ミッション失敗と宣言され、護衛ミッションに大型艦を選んだところが旧日本軍的思考だとか
日常シーンで敵編成を重点的に捜査すれば潜水艦がいるとわかった(ただし調べれるかは運)
かって日本は潜水艦を侮り補給を失った 等々、閉会式まで戦史とか護衛の話聞かされた

説教GMって初めてあったが、外部で艦これRPG卓は地雷と刷り込まれたよ

107 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/08/11(月) 06:04:55.91 ID:gRe1nb9FO [1/5]?
そうでないこと祈るね?
コンべでのちょっとした話、某軍艦擬人化RPGの卓を建てたのだが、参加者の一人が電子図書版(あるのか?)のルールブックを使用したいとタブレットを持ち込んでいた?
それ自体は全く問題ないのだが、案の定、裏では原作ブラウザーゲームを動かしていた……そのことをとがめると?
困「イベント中だからいいじゃないですか。攻略はしません」?
と返答する。卓の進行に支障来すようなら運営にタブレット預けるか、即時退出してもらうと卓全体で合意して開始した?
最初は普通にプレイしていた(30・45・90分遠征していた模様)だが、昼過ぎに問題が起きた。許可なく無線LANルーターを施設電源で充電していたことが発覚した!?
この段階で叩き出せばよかったのだろうが、運営側に伝え判断任せたところ厳重注意とイエローカード扱いで済ませたのでそのまま続けた?

そのまますすめたが、鎮守府フェイズのキーワードで「イベント海域名」と書くなど明らかに意識はブラウザーゲームに飛んでいた?
※艦これRPGでは日常シーンのキーワードとなるネタを各自が出し合うことで進める?

そんななか、事件は起きた。徐々に困の反応が悪くなる裏で出撃でもしたのだろう。そんななか無線LANのバッテリーが切れてしまう?
困は周囲にルーターか携帯バッテリーないか聞き回ったので注意をして卓に集中してくれ、無理なら退出してくれと行ったところ、?
困「あんたも提督なら俺の気持ちわかるだろ!」?
と行ったのでダメだと判断し退出願った?
ゲーム自体はそのPCはNPCとして扱って無事に終わったがイベント大事なら出てくるな、こっちを待機時間の暇つぶしにしないでくれと思うよ?

935 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/16(月) 07:38:55.47 ID:KdHL+THAO [1/3]?
愚痴スレ向きかも知れないが報告?
コンベで「鑑これRPG」に参加した?
サプリ有り、鑑種/鑑娘(クラス/サンプルキャラ)完全無制限で、試行錯誤しながら進行楽しんでくださいって触れ込み?

鑑これ原作さえいない初心者もいる(軍鑑は知識あり)卓内で、それなりにバランスみながらやりたい鑑を選んだ?
イベントこなしながら進撃したところ、かなり手応えあるバランスであったが、進行方向(ランダムダンジョンで進行方向はダイスでランダムと考えてほしい)が悪くボスにはたどり着けず撤退?
二度三度出撃し、全部進路決定の目がバラけたがるボスからそれる?
ここでGMが大サービスでヒント?
「ボスにたどり着くには条件あります。鑑これじゃ常識ですよね?」と最初に言えという重要情報をだす?
結果として、悪くいえばボードゲームの駒のように鑑娘を入れ替えながら試行錯誤をする羽目に?

要求された解答は、軽巡1+以下駆逐艦という編成?
他システムで例えるなら魔法戦士と複数の盗賊だけでパーティー組む?
攻撃を回避できることを祈りつつ(クリーンヒットしたら即シナリオ失敗)、道中逃げ回る?
ボスに差し違え覚悟万歳アタックするシナリオ?
といったら理解出来るだろうか??

GMは原作より難易度落としてますがねぇ、紹介時に作戦名公開して解答言ってますがねぇと上から目線?

ちなみにシナリオ名は「真キスカ島撤退作戦」で、史実と同じ鑑で編成していたらボーナス?
直前で事故って参加が叶わなかった鑑を使用したら追加シナリオだったそうな?
いずれもノーヒント?

自分はプレーしていたがマップ名なんて覚えてなかった?
別の人も戦史に興味なく、オリジナルシナリオのもじりと思っていた?
初プレーの軍鑑好きさんが総統閣下並に気付けなかった自分を悔やんでいた?


先に報告あったが、システムじゃなく人的要因に罪があるシステムだなと実感した?

870 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/04/14(月) 08:04:39.77 ID:Y/Y+ZtZX0?
誤爆の転記です?
自分がコンベで困ったちゃん撒き餌をしてしまった報告?
最近発売された、某軍艦擬人化RPGをコンベで募集した?
基本ルールブック(今はそれしか無いが)に載っているキャラはクラス被りさえしなければ自由に使っていいというレギュレーション?

問題は原作では「今時ギャルゲーでもこんな出来た娘いねーよw」っていうキャラ設定なのだが、二次ではなぜか?
腹黒カマトト解釈されることもあり、PLはそっちの二次創作の設定を(予告なく)使い出した?
悪のりしたのか空母というクラスを使っているPLは公式四コマで採用されてるどか食い&食っちゃ寝を始める?

問題は、そこに「頭の固い」PLが交じっていて本気でゲームでも性能でもなく、原作キャラの性格でPL同士で口論をあじめてしまい?
スタッフが慌てて仲裁にきた?
その結果、ローププレイは自粛して粛々と無味無臭なボードゲームをすることになってしまった?


こう、こういった原作有り&メディアミックス展開しているゲームするときって?
・原典に明記されている情報のみ?
・公式外伝/設定集も含む?
・他媒体作品独自設定含む?
・二次創作含む?
みたいなシリアス度や初心者対応ゲージみたい物を説明時に言った方がいいのかね??
なんというか、自分が吸困してしまった感じで申し訳なかった?

741 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/07/17(木) 19:20:13.93 ID:X5ghmIE3O [1/2]?
依頼を受けたのが失敗ですねの変形でNPCに同情したのが失敗でしたねという報告 システムは艦これRPG?
卓紹介では「ブラック鎮守府で艦娘同士が絆を確かめ合うシナリオです」と説明?
艦種(クラスみたいなもん)は規定されるが艦娘(サンプルキャラみたいなもん)は枠内で自由に選んでよいとのこと?
参考までに、戦/航戦1、正規/軽空母1、重/軽/雷巡2、駆逐2以内?
オープニングでは、潜水艦娘達が作戦終了後休憩15分で再出撃という某チェーン居酒屋も真っ青な素敵な明るくのびのびとした職場環境を見せられる?
光を無くした瞳で燃料飲んでいる潜水艦を描写され、君たちはどうする?とリアクションを求められた?
相談するまでもなく誘いと判断して艦隊(パーティー)の相違として、潜水艦の代わりに自分たちが出撃します!その間、潜水艦部隊に休息をと提督に言上し承認をうける?

潜水艦部隊はヘブン状態となり、日常シーンで彼女たちと交流を深め、大歓声の中で出撃となった?

このハートフルなシーンこそが絶望を強めるためのスパイスとも知らず……?

743 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/07/17(木) 19:21:23.22 ID:X5ghmIE3O [2/2]?
出撃して会敵した敵艦隊は、キャラメイク直後のキャラには死ねよというレベルの複数の戦艦・正規空母・重巡洋艦で編成された連合艦隊であった?
(ルール的には上記の敵は潜水艦に攻撃できないので鴨がネギ背負ってやってきた状態)?
当然、まともな抵抗すらすらできず全員が海の藻屑となった?
GMからは、任務代行を進言しなければ普通のMapになったのに、提督まで登りつめる人物なら鬼であっても無闇に戦力を沈める馬鹿じゃないから、適材適所で任務与えるよとコメントされた?
ただし、任務代行しなかったら潜水艦部隊はブラックオペレーションを強いられ続けられるそうだが?
このGMは何がしたかったんだろうなぁといまだに思う?

11 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/07/29(火) 12:23:37.33 ID:Vdu3BQPu0 [1/2]?
>>1乙、新スレ祝いがてら軽い報告を?

コンベでシステムは某擬人化艦船もの?
原作ヘヴィユーザーがGM含め2人、原作多少は知ってるのが自分含め2人、原作名前くらいしか知らないのが1人という卓?
原作に詳しくない最後の1人(以下、初心者さん)はTRPG経験も浅かったので、優先的にキャラ選ばせるのを全員が同意?
二次創作イラストとかでも人気なので初心者さんも見た事があったという有名キャラを選ぶことに?

原作含め世界観があまり細かく設定されてるゲームじゃないので、PCはまあ軍人みたいなもんですという説明?
初心者さんはキャラの設定を結構詰めたがる人のようで、?
PCは普通の女の子だったけど、戦う才能が発現したので敵から家族や民間人を守るために軍に入った、的な設定を申告?
周囲もそれはいいんじゃないかな、と好意的に返していた?

その流れで、「民間人に許嫁の恋人がいるので戦争を終わらせて一緒になるのが将来の目標」という設定がそのPCに生えた?
するとここから突然、原作ヘヴィユーザーのうちGMじゃない方の態度がちょっとおかしくなった?
何やら遠回しに初心者さんの設定に対する文句をつける感じで、他のプレイヤーが真意を計り兼ねてるとついに一言、?
「いや、その子は提督ラブラブ勢でしょう、提督以外に惚れるのはちょっとどうなんでしょうかね」?

補足すると、原作ゲームではボイスとかで提督(原作のプレイヤーの立場)への好意を匂わせる態度のキャラが何人かいて、?
そういうキャラは提督とのカップリングが定番ネタとして二次創作されることも多い?
とはいえこれはTRPGなんだし必ずしもそれに準拠する必要はない、解釈はプレイヤーの自由だ、?
とGM含む他のプレイヤーがなだめる形になったんだけど、不満が残ってるような顔をしてセッション中も?
初心者さんに対してほとんど絡まず会話せず、支援的なものの優先順位もあからさまに他のPC優先している感じだった?

セッションをぶちこわしにするほどの困行為はなかったが、初心者さんが微妙に居心地悪そうな悪意のオーラが出てたのに閉口させられた?
それまでは親切でまともそうな態度だったのに、原作への過剰な思い入れって怖いなあと思った次第?

502 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/12/29(日) 01:24:45.73 ID:GAKv4pkc0 [1/3]?
流れと関係なくてすまんが、年の瀬の厄落とし的な意味で、今年一番うんざりした件を報告する?
半年近く前、コンベンションでシステムは現代異能もの?
「史実に題材をとった伝奇ものです」的な卓紹介で、そういうのが好きなので入ることに?
同卓の人たちもGMも別段普通そうな人たちで、この時点では何も問題はなさそうだった?

PCたちの所に依頼に来たヒロインNPCが、太平洋戦争中の軍艦の付喪神という設定?
同じ付喪神仲間が悪霊になって船を沈めているので止めて欲しい、みたいな導入だった?

ヒロインの能力で実体化させた軍艦にPCたちが乗って船出することに?
ヒロインとの交流シーンで、悪霊付喪神はヒロインと同タイプの軍艦だという情報が出る?
姉妹のような存在に罪を重ねてほしくない、みたいにヒロインが涙して、?
なるほどなかなかドラマチックで面白い展開だと皆盛り上がっていた(この時点では)?

嵐に遭遇とかザコ戦とか、いくつかのイベントを経て悪霊の軍艦と最終戦闘、?
しかしこれがおそろしく強い上に、突然GMの理不尽な裁定が目立つようになってくる?
たとえば敵が戦闘機を発進させて爆弾を落としてくるんだが、?
飛行能力を持ってるPCがこれは自分の見せ場かと意気込んで迎撃しようとしても?
「あまりにも高度が高いので届かない」と言われたり(高度ルールはないシステムなのに)?
敵の援軍が超ロングレンジから一方的に撃ってきたりする?

最終的にPCみんなリソースが尽きて撤退もできず全滅寸前の所、いきなりヒロインが?
「もうやめましょう、一緒に海の底に沈みましょう」的なお涙茶番会話をボスと始めて、?
PCの介入する余地なくボス軍艦に特攻して諸共に沈んだ(PCごと)?

自分らがポカーンとしてると、GMは厳粛な顔で「今日が何の日かご存じですか?」「??」?
「そう、この戦艦なんちゃら(ヒロイン)が沈んだ日なのです」と資料まで出して解説開始?
さすがに機嫌悪くしたプレイヤーの一人が「いや知りませんよ」みたいに反応すると、?
GMは「過去の傷ましい出来事に敬意を払わないとは何事ですか」と半ギレになって、?
「このシナリオはそういう事実を忘れずにいてもらうために作りました」?
「では最後に戦没者たちに黙祷を捧げましょう」とか大真面目な調子で言い出す?
自分らはいい加減ウンザリして反論の気力もなく、ここから早く逃げたい一心で?
言われるまま黙祷してから解散した(「何あれ?」って感じの周囲の卓の目が痛かった)?

戦没者に弔意を捧げるのは結構だけど、セッションに変な思想を持ち込んで強制するな、?
いや百歩譲って持ち込んでもせめて戦闘くらい普通に勝てるようにしてくれと言いたい…?

以上、艦コレTRPGとその他艦コレ関係でやらかした奴でした

こんなのがまだまだポンポンあるから、初心者は艦コレ好きでもTRPGだけは辞めとけよ
今じゃ臭い奴を隔離する為のシステムでしかないから


テテテテーテテーーー! テレテテテ!!


~建造ドック~


提督「ふんふんふ~ん……さーて、大型建造の結果は」


ガシャン


ヲ級「オラァ!」ドゴォ!

提督「!?」

ヲ級「ヲーヲッヲッヲッヲ! 私の名前は空母ヲ級! 今日から鎮守府は
この私の隠れ家的プライベートスポットとなるのだぁ~」

提督「きゃー! 助けてェー! やっ! やめて、やめてェーッ!!」


??「まてーい!!!!!」


ヲ級「!? 誰だ!?」



響「響!!!」チャキーン

Верный「Верный!!」チャキーン

雷電「雷電!!」チャキーン

谷風「谷風!」チャキーン

綾波「ガンダム!!」ブッピガ-ン



響・Верный・雷電・谷風・綾波「五人揃って、第六駆逐隊!!!」チャキーン!




響「さぁ逃げるんだ!」

Верный「早く逃げるんだァー!」

提督「ありがとうございます!!」

谷風「さぁこい!」

綾波「さーこい!!!!」

ヲ級「待て待て待て」

ヲ級「何やねんこれ」

響「え、いや……」

Верный「第六駆逐隊!」

ヲ級「第六駆逐隊ちゃうやろ。何やねん」

雷電「何がおかしいんですか?」

ヲ級「全部や、全部」

綾波「えぇ!?(驚愕)」

ヲ級「こっちがびっくりしたわ。まずお前」

響「駆逐艦響!」

ヲ級「まぁお前はええわ、うん」

Верный「Верный!!!」

ヲ級「何でお前改二やねん!」


ヲ級「なんでВерныйえらんだん? 暁でええやん」

Верный「いやあの……同じ艦隊に無印と改二を一緒に配属できないのって
どうかなって思って……」

ヲ級「まぁ確かにそのシステムが気になる奴もおるみたいやけど……今関係ないやん
いくらグラ変わったからっていっても基本的には同一人物やからね、被りやからね」

ヲ級「そしてお前や」

雷電「雷電!!」

ヲ級「いやね、何で一緒にしちゃったの?」

雷電二人共「誰もやってなかったし……だったら『どっちもやったるわ』って思ったのです」

ヲ級「分担すればいいでしょ? 五人もいるんだからさ」

ヲ級「ていうか第六駆逐隊って四隻じゃん? そっからおかしない?」

雷電「その、枠に囚われたくないっていうか……」

ヲ級「知らんがな。とにかく雷電ってなんやねん。メタルギアか」

雷電「ほら、局地戦闘機に雷電ってあるじゃないですか。いつか艦これに実装される
かも知れないし、100%関係ないわけじゃないのです!」

ヲ級「艦娘やれや艦娘!」

訂正
× 雷電二人共「誰もやってなかったし……だったら『どっちもやったるわ』って思ったのです」
◯ 雷電「二人共誰もやってなかったし……だったら『どっちもやったるわ』って思ったのです」



ヲ級「そんで次、お前!」

谷風「谷風!!」

ヲ級「どっから突っ込んだらエエかなぁ。とりあえず君、出る作品間違えてるよね」

谷風「え、そうですかね?」

ヲ級「ちょっと君の目的いうてみ」

谷風「衛人操縦士となってガウナを討伐し、シドニアを守ることです!!」

ヲ級「長道の方じゃねーかよ。帰れよ」

谷風「たとえ出る作品が違っても、心は第六駆逐隊だから……」

ヲ級「意味わからんわ。そもそも谷風は第六駆逐隊ちゃうから」

ヲ級「そんで最後……」

綾波「ガンダム!!」ガショーン

ヲ級「ちょっともういみわからない」

綾波「そう言われると思いました。"綾波"だからエヴァだろって、
そう言いたいんですよね?」

ヲ級「んー……いやそういうこと言ってるんちゃうねん」

綾波「綾波は思うんです。綾波=エヴァの図式に、このまま甘んじてていいのかと」

綾波「ぶち壊さなきゃ、いけないんじゃないかと思って」

ヲ級「それでガンダムにしたの?」

綾波「はい!」

ヲ級「ばかじゃないの!?」

ヲ級「最早第六駆逐隊に全く関係ないやん! 原型留めてないやん!」

ヲ級「……途中でおかしいなって思わなかったん?」

綾波「でも、谷風さんとは同じロボつながりですし……」

ヲ級「何でそいつ参考にしてんの!? 第六駆逐隊参考にしようよ」


谷風「……そんな言い方ないだろ」

谷風「第六駆逐隊第六駆逐隊って、俺達には俺達なりの第六駆逐隊があるんだ!」

谷風「……俺、第六駆逐隊のことが、第六駆逐隊の艦娘皆が、大好きで…大事で大事で
しかたがない気持ちでいっぱいなんだ!」

谷風「綾波も……俺が大好きな第六駆逐隊の一員なんだ!!」

綾波「谷風くん……!」

ヲ級「いや違うからね、良いシーンだけど綾波第六駆逐隊じゃないからね」

ヲ級「あー……もうええわ。もう完全覚めたわ」

響「戦ってくれないんですか……?」

ヲ級「ったりまえやろ、こんなん……ちゃんとした第六駆逐隊揃えてこい」


ヲ級「俺もお前達が憎くていうとるんやないねん。ただ全国200万の提督達は
ロリロリかわいい第六駆逐隊が見たいねん」

綾波「ガンダムはダメですかね……」

ヲ級「Gレコ見ればええやん」

ヲ級「まぁええわ……とりあえず来週! 来週な! 俺またここに来るから
その時までにちゃんとした第六駆逐隊編成して、それから改めて戦おうや」

響「わかりました……」

ヲ級「ほんなら、今日のところは帰ろ、な?」

響「……それじゃあ失礼するよ」

Верный「ハラショー」

雷電「なのです」

綾波「あっ、谷風くん……」

谷風「んぇ?」

綾波「この後、綾波と一緒にお食事でもいかがですか?」

谷風「んー……いいけど……」

綾波「やった♪」



ぞろぞろ……


ヲ級「……」



ヲ級「綾波、あれ惚れたな」ヲッ



テテテテーテテーーー! テレテテテ!!



艦これRPGリプレイSS、『最強ショートランド合唱団』所属『皆殺しのショートランド水軍』
再開します!!!




前回のあらすじ
榛名は
何の成果も
上げられませんでしたァ!!

後、榛名は【8cm高角砲】を開発することに成功したぞ!
とりあえず任務のノルマは達成した所で、次、赤城のターンですよ! 司令官!




ティファール@GM
「では改装も済んだところで改めて赤城のシーンに入ってよろしいでしょうか?」

艦娘達「いいですともー!」


ダイスに翻弄され、イベント成功とはならなかった前回。
最初は成功で終わりたかったもののそうはいかないのがTRPGの醍醐味。
サイコロの洗礼を受けた一行は「次こそは!」と気合いを入れ、次のイベントに臨みます。


ティファール@GM
「では、シーンプレイヤーは赤城」

赤城「一航戦赤城、出ます!」


榛名に続いて、赤城の手番が始まります。
前回と同じく、シーンプレイヤーはイベントカードの山札の中から一枚カードを引き、
イベントシーンを決定。今回のイベントは……?


不知火(提督)「イベントは遊びシーン。キーワードは……
『意外な特技?』となっているな」

赤城「ちょ」

加古「ダブったー」

不知火(提督)「どれだけ遊びたいんだ君たちは……」


着任早々遊び呆ける『皆殺しのショートランド水軍』の面々。
初日は許されるかもしれないが、こうも連日遊ばれると提督も立場がない。


ティファール@GM
「ではイベント表どうぞ」

赤城「いきなり被りとは殺生な!」


序盤から被ったことに凹む赤城さんでしたが決まってしまったものはしかたがないと、
赤城さんはイベント決定のダイスを振ります。


出目は……5


不知火(提督)「ん? 5?」


遊びイベント表(5) → 街をぶらつく:《面白い/魅力10》で判定。


赤城「どういうことなの……」


なんと前回の榛名と全く同じイベントが起きてしまった。
初っ端から酷い偏りです。

ティファール@GM
「街ブラ大好きすぎるww」


そんな訳でシーンプレイヤー:赤城のイベント、二回目の『街をぶらつく』開始です。



~遊びシーン~(シーンプレイヤー:赤城)
【現在地】鎮守府


昨日は街に出て大いに楽しんだ『皆殺しのショートランド水軍』の艦娘達。
今日からは心を入れ替えて真面目に艦娘の仕事に勤しむのかと思いきや……


榛名「えっ、今日もお休みなのですか?」

響「……どういうことかな、赤城。旗艦の君なら提督から何か聞いているんだろう?」

赤城「それが……」


ポワポワポワポワーン……


~回想/今朝、執務室の電話での赤城と提督の会話~


不知火(提督)『済まない赤城……今日はちょっと鎮守府に顔を出せそうにない……』

赤城『どうなさったのですか? 提督』

不知火(提督)『いや、少し厄介事に巻き込まれてだな……』

??『ちょっと、いつまで話してるのよ! まさか、勝負から逃げるつもり?』

不知火(提督)『話が見えてこないんだが……』

??『はぁ? どっちが彼女に相応しいのか、白黒付けるって話でしょ!?』

不知火(提督)『あの……誰かと勘違いしてないですか?』

??『とぼけようったって無駄なんだから。ほら、いくわよ!』

不知火(提督)『ひえぇ~』

赤城『提督!?』

不知火(提督)『とりあえず今日のところは艦隊のお仕事はお休み!!
皆にもそう伝えておいt』プチッ


ツー、ツー、ツー、……


赤城『……』

赤城『提督、一体どんな痴情のもつれに巻き込まれて……』



赤城「……ということで、提督は艦隊の指揮が執れない状況のようですし、
今日は艦隊の動きは無いと思って頂いてよろしいかと……」

58「てーとくも色々大変なんだね!」

榛名「痴情のもつれ……愛憎渦巻く三角関係というものでしょうか……?」

響「十中八九あの外見が原因だと思う……」

加古「とにかく今日も仕事が無いってんじゃ、どうすんのさ。
何もないなら寝させてもらうよー」

58「やすめるでち!」

赤城「……んー、そうですね」


赤城「また、街に繰り出してみませんか? 昨日のリベンジです」


赤城「今日は昨日よりもたっぷり時間があります。昨日食べそこねたアイス、
今度こそ食べに行きませんか?」


榛名「うぅ、昨日は本当にすみません……」

赤城「榛名さんのせいではありませんよ。昨日は色々運が悪かったんです」

榛名「でももし、また迷ってしまったら……」

赤城「問題ありません。この一航戦・赤城にいい考えがあります。私に任せて」

榛名「お任せしてもよろしいのでしょうか……」

赤城「もちろん! それで……、みなさんどうでしょうか?」


響「……いいね、付き合うよ」

加古「行く行くー!」

58「今度こそアイスでち」



赤城「……全員街に行くということで、問題はないようですね」

58「うん! 赤城さんのおごりなら行くでち!」

赤城「きたない流石ごーや汚い」


提督の急な欠勤で、艦娘のお仕事はお休み。一行は再び街へと繰り出すことに。



~遊びシーン~(シーンプレイヤー:赤城)
【現在地】鎮守府近郊/街


再び街の中心部へとやってきた赤城達。昨日は食べられなかったアイス、
今度こそありつけるのでしょうか?


榛名「それで、アイス屋さんですけれど……」

赤城「不安なのか?」

58「それは木曽でち」

赤城「……こほん。いいですか、皆さん……私の艦種は何ですか?」

加古「そんなの正規空母に決まってんじゃんよー。今さら何だよぉー」

赤城「そうです。私は正規空母。索敵に定評があるキャプテン正規空母・赤城の
艦上機をもってすれば、目的の店を探すなど造作も無いということです」

響「……えっ、ちょっと赤城、こんな町中で九七艦攻を飛ばすのかい?」

榛名「海上でも無いプライベートで飛ばすのは……」

赤城「一航戦の誇りと共に! 現われろ、我が友・九七艦攻!!」


赤城は空に弓を構えると数本の弓矢を立て続けに放ちます。
放たれた弓矢は憑依する妖精さん達の力によって九七式艦上攻撃機へと姿を変え、
索敵線を形成していきます。第一段、第二段と続いてい艦攻に、
艦娘達は暫し呆気にとられました。


赤城「どうですか、空母赤城の発艦は。見とれてしまいまし……」

響「町中だって言ったじゃないか。人目につきすぎるよ」

赤城「おや?」

榛名「ちょっと言うのが遅かったですね……」

58「皆こっち見てるでち……ごーや、なんか恥ずかしいよぉ」

赤城「あれれれれ」

加古「もうちょっと周りのこと考えて行動しなよー。ばかなの?」

赤城(あ、あれー!? ここは「赤城さんすごい!」「赤城さん流石! 一航戦!」
って称賛されるところでは!?)

赤城「一航戦の誇りが……」


思い描いていたものとはまるで正反対のリアクションを返され、赤城さんは少し
しょんぼりとしてしまいます。良かれと思ってやったのに、なかなかうまくは行きません。

ここはせめてばしっとアイス屋を見つけて面目を保ちたいところ。



不知火(提督)「それでは判定です。指定個性は《面白い》です」

赤城「個性《ばか》で代用して判定しますねー」


目標値は8。今回は二回目の『遊びシーン』なので"被り修正"が入る。
1サイクルの間で同じイベントシーンが起きると、行為判定に1の
修正が入ってしまう。遊びシーンは既に榛名がやっているのでこの場合は
目標値7に1の修正が入る。
因みに、このサイクルでもう一回遊びシーンが発生するとその時は
2の修正を行為判定の時に受けることになってしまう。


赤城「一航戦ぱわー!」コロコロコロ……


(2D6>=9) → 10[5,5] → 10 → 成功


赤城「YEEEEEEES!!!!」

58「流石旗艦でち」

加古「赤城さん、やるー!」

響「さすが赤城だね」

榛名「感激です!」

ティファール@GM
「かぶり修正入れても成功、やったぜ。」


被り修正がはいっていても、旗艦らしく一発成功。一航戦の面子は保てたようです。




~遊びシーン~(シーンプレイヤー:赤城)
【現在地】鎮守府近郊/街


赤城「そうそう、確かこの辺においしそうなアイス屋さんがあったんですよ!」


偵察隊を飛ばした赤城さんは、艦載機の妖精から送られてくる情報を頼りに
艦隊の皆を引き連れてアイス屋を目指します。
歩くこと幾数分。一行は目的のアイス屋を発見します。


58「今回はまっすぐ着けたみたいだね!」

榛名「本当に本当に、なんて遠い回り道……」

赤城「さぁ皆さん、目標は目の前です。単縦陣で突撃しましょう!」

響「食べるときはベンチで単横陣、だね」

加古「アイス屋を発見! のりこめー!」

赤城「南雲機動部隊、出撃です!」



一行はアイス屋に突入、いや、揚陸せよ。


58「ゴーヤはこの沖縄風ゴーヤアイスにするでち!」


アイス屋へとたどり着いた艦娘達は早速アイスを注文します。


響「私は抹茶にしよう。榛名と加古は?」

加古「あたしはチョコミントー」

榛名「私は、えっと……どれか迷ってしまいますね」

榛名「響さんは……どれが美味しいと思いますか?」

響「……じゃあ榛名にはバニラを買ってほしい」

響「それで私と半分こにしてくれたら嬉しいな」


少し照れくさそうに言うと、響は帽子のつばを傾けて表情を隠します。


榛名「いいですよー」


ところが《恋愛》が弱点個性の榛名はその真意に気が付きません。


響「よかった。ありがとう」


響自身もあまり自覚がないようで、傍から見たら歯がゆい限りです。


58「キマシデチ」

加古「あはは、二人は仲良しだなー」

赤城「うんうん、仲良きことはいい事哉ですね」


その後、アイスを受け取った艦娘達は近くの公園で一休みすることに。



赤城「あそこのベンチは、丁度全員座れそうですね」

榛名「単横陣に移行ですね!」

響「とーりかーじ!」

加古「各艦は間隔を維持してー」

赤城「ここは海の上ではないですよ」


こればっかりは艦娘の性なので仕方がない。


赤城「では早速頂きましょうか」

58「いただきま~す、ぱくっ」



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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄〈|::::l ┃`' ┃`-!:::::j ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              ji::〈    ヮ  /::::::|
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58「こ、これは……うまい、うまいぞおおおおおおお!!」ドゴーン


ベンチに腰掛けた一行は、早速購入したアイスを一口頬張ります。
瞬間、58の背後には火山大噴火のエフェクトが。


58「バニラアイスの滑らかな甘みとゴーヤのフレッシュな苦みがッッ!
口の中で素敵なハーモニーを奏でるッ! そのさまはまさにオーケストラ!
ベルリン・フィルハーモニー交響楽団の如き洗礼されたフレーバーの共鳴は
筆舌に尽くし難い味の調和を生み、ごーやの舌を
至高の領域【ヘ ブ ン ズ ゲ イ ト 】へと誘う……!」



加古「ごーやは大げさだけど、これ本当にうまいよね」

加古「こんな美味しいアイス屋を見つけた赤城さんには感謝感謝」

赤城「偵察隊の子達が優秀なんです」

響「意外な特技は、美味しいお店を見つける特技ってこと?」

加古「んー、いつも何か食ってるし意外でもなんでもない感じがする」

赤城「いつもは食べてないですよ、いつもは! ぷんすか!」

榛名「……こんなに美味しいアイスを食べれて、榛名は嬉しいです!」

響「九七艦攻飛ばした時はびっくりしたけれどね」

赤城「そのことはもういいじゃないですか! 美味しければそれで結果オーライ!」

榛名「あっ、そういえば榛名は響さんとアイス半分こするんでしたね」

響「そうだね」

榛名「んー……ついはんぶんこすることを忘れて食べてしまいました。
どうしたものか……」


加古「そのままあげればー?」

榛名「でも、食べかけですし」

加古「同性なんだからそんなの気にしなくていいって~」

榛名「ひびきさんは、大丈夫ですか? たべさしですけど……」

響「……うん。構わないよ」

榛名「では、どうぞ」

響「あ、ああ……ありがとう」


食べかけのアイスを榛名は響に差し出します。ごくりと喉を鳴らす響。
響はゆっくりとアイスに口をつけ、微かに溶けかかっているアイスの一部を
舌先で掠め取り、口の中で繰り返し味わい、玩味します。
その様子を見て何かを気取った赤城さんは「ははぁ」と声を上げて
含んだような笑みを浮かべました。


赤城「おや、これはこれは」

響「なにかな……」

赤城「間接キッスってぇやつじゃあないですか、これは」

響「!!」


ボソリと、響の耳元でつぶやく赤城さん。すると響は顔を真っ赤にして背筋をぴんとはり
目を見開きます。それから程なくして立ち上がる蒸気と共に響はしおしおと体を
縮こませて、そのまま固まってしまいました。


榛名「響さん? どうしたのでしょう、あまりお口に合わなかったのでしょうか?」

加古「そういうわけじゃないと思うけどねー」ニヤニヤ

赤城「ふふふ……」


響と榛名を微笑ましく見守りながら、赤城さんは「今日街に出てきて正解だったと」
思うのでした。
ふと、心地よい風が赤城さんの髪をなびかせます。風の通り道に赤城さんは視線を移して
僅かに微笑みました。

願わくば、この光景がいつまでも見られますように。赤城さんはそう願ったのです。



58「うまい、うますぎるぞおおおおおおおお!!」ドゴーンバコーン

加古「まだリアクションしてたの?」



ということで、シーンプレイヤー:赤城のシーンは終了です。


ティファール@GM
「まずは赤城に『アイス』をプレゼント」


イベント『街をぶらつく』の判定に赤城さんは成功したので、報酬として
『アイス』が彼女に配られます。『アイス』には行動力を1D6分回復する
ことが出来るという効果があり、行動力が少ない空母にとってはありがたいアイテム。


ティファール@GM
「次は副賞の資材だよー」


アイスに加えて好きな資材も3つ得ることが出来るというこのイベント。
至れり尽くせりとはまさにこの事。


赤城「資材はどうしましょう? 修理を考えると燃料か鋼かな?」

響「そうだね。その二つならどちらでも困らないはずだ」

加古「それでいいと思う」

赤城「原作的には同数ならボーキ選んじゃいますがw 
価値差も分からんので、ダイスで決めますねー」ぽいっと



ダイスの目が奇数なら燃料、偶数なら鋼材でサイコロを振った所、出目は[6]。
獲得する資材は鋼材に決定した。



ティファール@GM
「では鋼材+3です」

赤城「わっほいわっほい」

響「はらしょー」

榛名「これが那珂ちゃんの元やね……」

赤城「それいじょういけない^p^」



こうしてアイスと鋼材を獲得した艦隊は、次のイベントシーンへと移る……。




ティファール@GM
「では次にいきますよー」

響「加古のイベントシーンだね。変換が『過去のイベントシーン』にしたがって困る」

赤城「あるある」

ティファール@GM
「赤城のシーンの補助行動は無くても大丈夫?」

赤城「補助をやるとしたら榛名さんの修理/補給かな?」

榛名「榛名は大丈夫デース」

赤城「了解です、保留で進行しましょう シャキッと頑張りますー」

ティファール@GM
「では、シーンプレイヤーは加古ですね」


続いて加古の手番。引いたイベントカードは「遠征」だ。


ティファール@GM
「遠征シーン、キーワードは【一休み】」

赤城「きた、遠征きた、これで勝つる!」


ティファール@GM
「では改めて遠征シーン表どうぞ」

加古「いっけー!」ポイー


遠征シーンのイベントを決定する加古のダイス。出目は[3]。
イベントは『資源輸送任務』に決まった。




~遠征シーン~(シーンプレイヤー:加古)
【現在地】鎮守府/執務室


赤城「……今日は遠征任務がある様ね、加古さん、宜しくお願いしますね」


着任初日、その次の日と遊ぶだけで、一時はどうなることかと思いましたが、
提督も無事復帰し、今日からはようやく艦娘らしい働きができそうな予感。


加古「うーん、輸送任務かー。ちょっと地味じゃない?」

不知火(提督)「いきなり海域制圧という訳にもいかないだろう。君たちはまだ近海の
海上交通路も把握していない。今回の任務は君達が守る海域のことを知ってもらう
という面もある。しっかりこなしてくれ」

加古「はいはいわかりましたよっと」

響「……ところで司令官」

不知火(提督)「私に何か?」

響「……昨日のトラブルはもう、片付いたのかい?」

58「!」

榛名「三角関係! 三角関係ですね!!」

不知火(提督)「……」


不知火(提督)「あれか? 陽炎という艦娘は、たらしか何かなのか?」


ゲンナリとして応える提督。その表情から昨日のトラブルに巻き込まれた心労が伺えます。





榛名「資源輸送ですか。榛名は輸送任務向きではありませんが、頑張ります!」

赤城「私も、本来艦載機を積む所ではありますが……」


原作からしてみれば戦艦や空母を遠征に出すというのはあまり考えられないこと。
でもそこは艦これRPG。遠征に出ても資材を消費するわけではないので、
ビックセブンだろうと安心して駆逐艦について行くことが出来るのだ。


58「海外への長期りょk…遠征ならお任せでち」」

榛名「遠征のプロがいらっしゃるようですし、行けますね!」

響「58の出番だね」

赤城「そうね、頼もしい限りです」

58「オリョクルは嫌でち…」


長時間遠征で鍛えられたゴーヤに期待が集まる。シーンプレイヤーは加古ですが……。


不知火(提督)「それじゃあ頼んだぞ、皆」

赤城「一航戦赤城、必ずや任務を遂行してみせます!」

榛名「榛名達にお任せください!」

加古「ちゃちゃーっと終わらせてくるって」

58「オリョール以外なら何処だっていいでち」

響「不死鳥の名は伊達じゃない。響、出撃するよ」


いざ行かんショートの海。『皆殺しのショートランド水軍』がいよいよ抜錨する。


~遠征シーン~(シーンプレイヤー:加古)
【現在地】海上



58「やっぱり海はいいよね~、海は!」

赤城「海に出ると、やはりここが私達の居場所だと実感しますね」

加古「旗艦どのー、目的地までどれくらいかかるかわかる?」

赤城「そうですね、順調なペースで航行しても丸一日はかかると思いますよ」

加古「なんだ、30分位でパパっと終わらないの?」

響「ゲームじゃないんだから……」


海上を一列に並んで突き進む五隻の艦娘。幸い低速艦はいないので速度はそこそこ
出ているものの、すぐに目的地には到着しないようです。


響「それにしても……静かな海だ」

榛名「そうですね」

響「まるでこの海に争いなんて無いみたいに、まるで深海に渦巻く怨念なんて無いみたいに」

響「とても、とても静かだ」

響「……でも私達は知っている。この海には奴らが潜んでいることを。こんな静かな海でさえ、
奴らの手にかかればすぐに諍いの渦で荒れ果ててしまう……」

榛名「響さん……」

加古「……連中は、深海棲艦は何処からやってきて、何の為にあたしらと敵対してるのか」

響「わからない……」


深海棲艦。艦娘達が戦うべき相手。その存在には未だ謎が多く、
彼女達の根本的な目的さえもわからない。

唯一分かっていることは、深海棲艦はあの戦争と深く関わりがあるということ。


赤城「それでも私達は深海棲艦と戦わなくてはなりません。平和を守る為に。
いつか本当に、静かな海を取り戻す為に」

赤城「我々は敵を、深海棲艦を撃破するだけ。それが艦娘としての勤めです」

榛名「……果たしてそれが、正しいことなのでしょうか?」

赤城「どうしてそう思うのですか?」

榛名「確かに、深海棲艦は我々の平和を脅かす存在ですが……一方的に悪だと
決め付けるのも、どうかと思って……」

榛名「榛名が工廠にいた頃、金剛お姉さまに聞いたんです」

榛名「『艦娘と深海棲艦は表裏一体。存在は違えど、その根本は一緒』だって」

榛名「榛名達が"あの戦争"から生まれた存在なら、深海棲艦もまた然り」

榛名「そう考えると、榛名はなんだか、深海棲艦が赤の他人とは思えなくて……」

響「……そうは言っても、連中は待ってはくれないよ。明確な殺意を持って
私達に向かってくるんだ……」

響「殺らなくちゃやられる」

赤城「榛名さんの仰ることもわかります。ですが、我々に敵の事情を慮る余裕はありません」

加古「結局の所、憶測の域を出ないからなぁ。こっちが正義だと信じて戦うしか
ないんだって」

榛名「榛名も分かっているんです……分かっているんです」

響「榛名は、優しい子だね」

榛名「違うんです。榛名はただ、臆病なだけ」


榛名「深海棲艦に照準を合わせる度、まるで自分自身に照準を合わせているような、
そんな気持ちになるから……それがものすごく怖いだけなんです」


響「榛名……」






58「……守るも攻めるも黒鉄のー♪」




榛名「……?」


58「浮かべる城ぞ頼みなるー」

赤城「……ふふ」

赤城「浮かべるその城日の本の」

赤城・58「皇国の四方を守るべし」

加古「真鉄のその艦日ノ本にー」

響「……仇なす国をせめよかしー」

榛名「あの……」

58「うたお!」

榛名「えっ……」


58「ごーやは難しいこと、よくわかんないでち。
だから、こうやって歌うことしかできないけど……」

58「歌ったらきっと楽しい気持ちになるから。まだまだ先は長いでち!
楽しいことを考えてたほうがいいに決まってるでち!」

58「だから、歌お!」

58「せーの、石炭の煙は大洋のー」

榛名「竜かとばかり、靡くなり……?」

響「弾丸撃つ響は雷のー」

榛名「……声かとばかり、どよむなりー♪」


艦娘と深海棲艦。この二つの存在は対立し、互いを駆逐しようとしていながらもきっと、
切り離せないもの。
それらの矛盾を抱えながらも、艦娘達は前へと進むしか無い。

広く広い海の中心で、五隻の艦娘の歌声が重なる。
その歌声は、地平線暁に染まるまでずっとずっと、続くのでした。


ということで、ここで行為判定。指定個性は《買い物》です。


加古「じゃあ《元気》でいきましょうか!」


指定個性《買い物》から《元気》までは3マス離れているので[基本値5+3]で
目標値は8。


加古「でーいっ!」コロコロコロ……


加古の出目は……[2.4]で[6]


加古「あっ」

赤城「おのれ妖怪1足りない…こんな所にまで!」※

58「ぐぬぬでち…」


※『応援』込みだと出目が[7]でも成功となる。感情値は丁度58が[1]持っている。
(応援については後記予定)


響「この任務は失敗すると燃料と弾薬が3減るうえに、全員の行動力が1d6減ってしまう。
そうなると、榛名が危ないと思うんだ。」

赤城「全員ってのが中々エグい」


榛名の現在の行動力は[2]。これ以上の減少は避けたい所。


58「再挑戦でち!」

加古「流石に振りなおすよー」

響「うん。お願いね。がんばって!」

58「7以上ならなんとかなるでち」


ティファール@GM
「はい、では再挑戦の行動値減少分からどうぞ」

加古「いくぜ!」


(1D6) → 2


ダイスの結果、行動値減少は[2]で済んだ。これは悪くない結果です。


赤城「いい感じいい感じ」

榛名「これは……いけます!」


続いて再挑戦の行為判定に移ります。これが成功しなくては意味が無いのですが……


出目は……[1.5]でまたしても[6]。


榛名「だと……!?」

58「グエー」

赤城「ぐはっ」

58「ワンモアでち……」

加古「うそん」

赤城「ダイス様戯れ過ぎじゃないですかね」

響「ダイスの女神はサディストみたいだね」


加古「もう一回いいいい」


二回目の再挑戦。行動力減少のダイスの値はなんと[1]。ここまでは順調。


響「良い出目」

58「からのー?」


全ては次の一投で、決まる。


加古「ぶっとばす!!」


10[4,6] → 10 → 成功



加古「うっしゃあああああああああ」

赤城「yeeeeees!!!」

58「よっしゃでち!」

響「うらー!」

ティファール@GM
「はい、では成功で鎮守府の弾薬と鋼材が+6されます」

58「これはおいしいでち」


『資源輸送任務』では成功すると弾薬と鋼材が6増える。
これで資材の方にも中々余裕が出てきて、開発も捗るはずだ。




~遠征シーン~(シーンプレイヤー:加古)
【現在地】海上


赤城「ここまでは首尾よく輸送任務が進んでいますね」


目的知の港へとたどり着いた『皆殺しのショートランド水軍』の艦娘達は予定通り
資材を輸送船に乗せ、護衛任務を開始します。
目的地は母港なので、艦娘達は今まで来た航路を引き返すだけ。
来た時と同じように順調であれば、明日の朝には母港へ辿りつけているはずです。

そして現在、少し日も落ちて、母港への長い航路もそろそろおりかえしに差し掛かろうと
しています。


58「こんな任務早く終わらせて休むでち!」

加古「ねみぃ……」

榛名「気を抜いてはいけませんよ。いつ何時敵が……」


赤城「……! 偵察隊より入電! 敵艦発見です!」


響「言ってる傍からなんとやら、だね」

榛名「敵の数は!?」

赤城「幸い駆逐艦が三隻だけのようですね」

加古「見敵必殺! やるしか無い!」

赤城「敵を呼ばれても厄介です。早めに対処しましょう」


旗艦の赤城さんは即座に敵駆逐艦の討伐を決定。艦隊は針路を変えずにそのまま
敵艦と遭遇します。


榛名「対水上戦闘用意! 右砲戦!」

加古「第一目標、敵駆逐艦! 右70度仰角30度に備えー」

赤城「攻撃隊発艦用意……」

響「護衛は私に任せて」

58「でち!」

榛名「主砲、打ち方はじめ!!!」


駆逐イ級「!!!」


降り注ぐ砲弾。立ち上る水柱。


駆逐イ級「ッ!」


砲弾の雨に晒されながらも、駆逐イ級三隻は依然として健在。砲撃を回避する。


加古「当たらない!? 糞野郎が!」

加古「くの! この! これでもかぁ!」


次々と放たれる砲弾だったが、未だ敵を捉えることはなく、
弾薬だけを空費していく。



加古「ぜー、ぜー……当たらん!」

赤城「もっと落ち着いて、狙いなさい!」

榛名「散布界もっと絞って!!」

加古「わぁーかってるよ! ふー……おちついて、おちついてー……」

加古「これで! 決める!!!」



3度目の正直と、今度は集中して目標を定める。結果は……



ドゴン!!


駆逐イ級「!?」

主砲妖精「だんちゃーく」

加古「よっしゃ、命中!!」


ようやく駆逐イ級を一隻仕留めた加古。
イ級は黒煙を上げながら静かに水底へと沈んでいきます。

その後、加古に続いて赤城さんや榛名も駆逐イ級を沈め、戦闘は無事終了ーー。


加古「ふー……」

響「ご苦労様、加古」

赤城「少しヒヤヒヤしたけれど、目立った被害も無く敵を撃破することが出来ましたね」

加古「あー、づがれた。もう動きたくない」

榛名「ま、まだ輸送任務の途中ですよっ」

赤城「そうですね、気を取り直して輸送任務を再開しましょうか」

加古「まって、ちょっと一休みさせてぇ……」フラフラ


先程の戦闘で集中力を使い果たしたのか、加古は休憩を希望します。
しかしスパルタ一航戦の赤城さんはそれを拒否。結局加古が一休みできたのは、
母港に帰還した後でしたとさ。



これにてシーンプレイヤー:加古のシーンは終了です。



次回のシーンプレイヤーは58。ゴーヤが引いたイベントカードは……?


ティファール@GM
「イベントは日常シーン。キーワードは……『ゴーヤ脱走未遂事件』?」

58「でち!?」



                      つづく……。


【皆殺しのショートランド水軍】現在の状況


任務:装備をひとつ以上開発せよ(達成)


旗艦:
【正規空母】赤城  
行動力9 損傷:なし
感情値:58(1)可愛い
アイテム:【アイス】

【戦艦】榛名     
行動力2 損傷:小破
感情値:響(1)愛しい

【重巡洋艦】加古  
行動力9 損傷:なし
感情値:提督(1)かっこいい

【駆逐艦】響     
行動力17 損傷:なし
感情値:提督(1)こわい

【潜水艦】伊58    
行動力17 損傷:なし
感情値:加古(1)かわいい


NPC:【提督】不知火
感情値;58(1)大好き


【最強ショートランド合唱団】所持資源
燃料5
弾薬11
鋼材14
ボーキサイト5




    / \
  ./   `ヽ ┌─┐   、  .、_、             - l,,,、
    二ニ、  ├─┤   | ゛ l、     ̄´゙ゝ  ゙̄''>  ー.l..、  ー-、
     ./  .└─┘   | ( ナ‐    ,,.   ._    , ..,|    /  ヽヽ
    '"            `        . ̄゛  `゙"  `'''゛`    ヽ,,,,,,



たーいようが、しーずーみそうなのーん♪(ED)




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