美嘉、起きなさい、起きなさい！」

美嘉「もう、起きたよ莉嘉」

母「莉嘉ってだれよ？」

美嘉「アタシの妹だよ。お母さんの娘でしょ？

母「あんた何言ってんの。あんたは一人っ子よ。寝ぼけてないで起きたらさっさと着替えてご飯食べなさい。初日から遅刻なんてだめよ」

美嘉「あれ？そういえば、私に妹なんか居なかったよね。はーい、わかりました」

父「美嘉、起きて来たのか。自分で決めたことなんだから、遅刻なんかしないよう早く出かけなさい」

美嘉「え？今日何かあったけ？」

母「あんた、スカウトされてアイドルになるって言ってたじゃない！」

美嘉「そ、そうだった！遅刻しちゃう！ご飯要らない、いってきまーす★」ﾀﾞﾀﾞｯ

父「気をつけろよー！」

母「まったく。でも、あの子がアイドルねぇ。私も今からでもアイドルなろうかしら☆」

父「無理だろ。さ、俺も仕事行って来るから」

母「もう、あなたったら恥ずかしがりやなんだから☆」

1番上にコレが来ます

ここは、どこだろう…

とっても心地良い…。このまま揺られていたい感じ…

“起きて…お姉ちゃん、起きて…”

誰の声？この声は莉嘉？

“もう、起きても良いよ、早く起きて！”

わかったよ、もう…

美嘉「はぁ、はぁ…遅れました！」

ちひろ「やっと来ましたね、じゃあ早速あなたの担当Ｐさんをご紹介します。まあ、貴方をスカウトした人ですけどね」

モバＰ「来てくれたね、城ヶ崎美嘉さん。改めて自己紹介するね、俺はモバＰ、君を担当するプロデューサーだ。よろしく。」

美嘉「よろしくね★。アイドルだろうと何だろうと、どうせやるならオンリーワンよりナンバーワンになりたい！ ってことで、一緒にトップアイドル、目指そうね！」」

モバＰ「おお、やる気十分だな！」

ちひろ「じゃあ、他の所属アイドルも紹介しますね！」

卯月「はじめまして、島村卯月です！一緒に頑張ろうね、美嘉ちゃん！」

美嘉「うん、よろしくー★」

未央「本田未央です！あなたのことは今日から美嘉ねーって呼ぶね！」

美嘉「良い呼び名だね、よろしく★」

凛「あんたが、新しいアイドル？悪くはないかな…。私は渋谷凛よろしく」

美嘉「よろしくー★」

幸子「ボクがこの事務所で一番カワイイ輿水幸子です！美嘉さんよろしくお願いしますね！」
美嘉「よ、よろしくね…」

ちひろ「では、自己紹介も終わったところで今後の方針なんかを…」

未央「じ、地震！？」

ちひろ「違う、これはまさか！」

モバＰ「遂に、時が来たのか！」

美嘉「え、何がきたの？」

ちひろ「話は後です、皆さんこっちに来てください！」

へレン・ジー・スター（以下ヘレン）「地球、美しい星ね。宇宙レベルの私にこそ相応しい！」

クイーン・トッキー（以下トッキー）「この星の豚共は全て私の下僕…、それが守れるのならば力を貸してあげるわ！」

ダークフミフミ（以下フミフミ）「…愚かな希望を…すべて絶望に塗りつぶす…それができるのなら…力を貸しますね」

ドクター・シキニャー（以下シキニャー）「にゃは♪ヘレンたらまた面倒なのばっかり仲間にしちゃって！ま、キョーミ深いし良いんだけどね～♪」

ヘレン「さあ、はじめるわよ！宇宙レベルの私を止められるかしら？」

シキニャー「にゃは♪では、早速！行っちゃえ、アイドロイド・レオタクミン！」

ピーニャ兵「ぴにゃ！ぴにゃぴにゃー」

男Ａ「うわー、助けてくれー」
女Ａ「いやー、来ないでー」ｷｬｰ

レオタクミン「おらっ、よわっちぃ奴らばかりだな！どっかにアタシを燃えさせるやつは居ないのか！」

???「なら、アタシ達が相手だ★」

レオタクミン「誰だ！？」

ちひろ「遂にこの時が来た…」

凛「この時？」

モバＰ「10年前、俺達は宇宙の彼方、ウサミン星から電波をキャッチした」

ちひろ「暗黒宇宙で生まれたヘレン・ジー・スター、が全宇宙を支配しようとしていると」

モバＰ「俺達はヘレンに対抗するため、星の希望を守る力シンデレラファイブを見つけた」

卯月「シンデレラファイブ？」

ちひろ「そうよ、でもＰさんではその力を使えなかったの」

モバＰ「シンデレラファイブに変身できるのは、希望の光に選ばれた女性だけ」

幸子「もしかして、それがボク達？」

ちひろ「そうよ、美嘉ちゃん、卯月ちゃん、凛ちゃん、未央ちゃん、幸子ちゃん」

モバＰ「この星を守るため、戦ってほしい！」

美嘉「…わかった、アタシ戦う！だって、この世界が大好きだから★」

卯月「そうですね、私もです！」

凛「私も、戦うよ！」

未央「美嘉ねー、決断早いね。もちろん未央ちゃんも戦っちゃうよー」

幸子「ぼ、ボクも戦います！ボクはカワイイですからね、当然ですよ！」

モバＰ「皆、ありがとう」

ちひろ「敵はもう目前です。頑張ってください！」

美嘉「よし、行こう！

美嘉「大いなる希望の力、赤の勇者レッドシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

凛「澄み渡る聖なる心、蒼の勇者ブルーシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

未央「日溜りぽかぽか元気が一番、黄色の勇者イエローシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

卯月「ピンクのハートは努力の証、桃色の勇者ピンクシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

幸子「天空に舞うキュートな風、紫の勇者パープルシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

『輝く魔法が世界を照らす！アイドル戦隊シンデレラファイブ！！』ﾊﾞﾊﾞｰﾝ！！

レオタクミン「シンデレラファイブだと！？返り討ちにしてやる、行けピーニャ兵！！」

ピーニャ兵「「「ぴにゃにゃにゃ！！」」」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

レッド「皆、行くよ★」

ブルー「ブルーバレット！！」ﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ

イエロー「イエロークロー！」ｻﾞｸｯ

ピンク「ピンクハンマー！」ﾊﾞｺﾞｰﾝ
パープル「パープルファンカッター！！」ｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸ

レッド「レッドソード！！」ｽﾗｯｼｭ

ピーニャ兵「「「ぴ、ぴにゃーーーー！！！」」」ﾄﾞｶｰﾝ

レオタクミン「全滅だと？オモシれぇ、ここからはアタシが相手だ！！」

レッド「皆、一気に決めるよ★」

ｶﾞﾁｬ、ｶﾞﾁｬ、ｶﾞﾁｬ、ｶﾞﾁｬ、ｶﾞﾁｬ

レッド「シンデレラダイナミック！！」ｶﾞﾁｬ！ﾚｯﾄﾞﾁｬｰｼﾞ！

「「「「「パニッシュ！！」」」」ﾄﾞﾊﾞｰﾝ

レオタクミン「くぉ、だが、まだ、おわりじゃないぜぇーーー」ﾄﾞｯｶｰﾝ！

ヘレン「フミフミ！」

フミフミ「…白き物語を…黒き絶望で、書き換える…」ﾋﾞｯ

ｸﾞｼﾞｭｸﾞｼﾞｭｸﾞｼﾞｭｸﾞｼﾞｭ


レオタクミン「タックミーン！」ﾊﾞｰﾝ

パープル「お、大きくなりましたよ！」

ちひろ『安心してください、今からキングシンデレラを転送します。』

ドーン

レッド「よし、あのロボットに乗り込もう！」

レッド「キングシンデレラ発進★」

レオタクミン「タクミーン！！」ｶﾞｼ

ﾄﾞｶ、ﾊﾞｷ、

ブルー「やっぱり強い…」

イエロー「でも、勝てない相手じゃない！」

ピンク「皆、頑張りましょう！」

ﾊﾞｼ、ドゴォ

レオタクミン「ウガァ…」

レッド「よし、今だ！」

「「「「「シンデレラフラッシャー」」」」」ビカー

レオタクミン「ぐ、が、あぁ、タックミーン」ﾄﾞｶﾞｧｧｰﾝ！！

　こうして、レオタクミンは倒された。しかし、ヘレン・ジー・スターの攻撃が終わった

わけではない。地球に平和が訪れるその日まで、頑張れシンデレラファイブ！　つづく

第8話　繫がる絆

スズホ＝サン「サンフラッシャー！！」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞ

「「「「「うわぁー！！」」」」」ﾄﾞｺﾞｫ


凛「幸子が、足を引っ張ってるんだよ！」

未央「しぶりん、それは言いすぎだよ！」
凛「でも、あの時だって幸子が邪魔しなければ私の攻撃が当たってた！」

幸子「うっ…」ﾀﾞｯ！

卯月「まって、幸子ちゃん！」

美嘉「凛、あやまって！」

凛「黙って！リーダーだからって指図しないで！」

美嘉「黙らないよ、アタシは凛と卯月と未央と幸子ちゃん。5人全員で戦いたいから！」

凛「うるさーい」ﾊﾞｼッ!

美嘉「そのためなら、仲間とでも戦う！」ﾊﾞｼｯ！

ﾊﾞｼ､ﾄﾞｶﾞ､ｸﾞｼｬ

凛「はぁはぁ、やっぱ美嘉は強いよ…」

美嘉「凛こそ…」

凛「幸子、ゴメン、私はあいつに勝ちたい。だから力を貸して！」

幸子「良いですよ、許してあげます！ボクはカワイイですからね！それにあいつに勝ちたいのは僕も同じです！」


スズホ＝サン「サンフラッシャー！」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞ

ブルー＆パープル「「ブルーパープルミラー！！」」ﾊﾟｰﾝ！ﾋﾞﾋﾞﾋﾞ

スズホ＝サン「ぐぅ…」

ブルー＆パープル「「シンデレラダイナミック！！」」ｶﾞﾁｬ！ﾌﾞﾙｰ＆ﾊﾟｰﾌﾟﾙﾁｬｰｼﾞ！

「「「「「パニッシュ！」」」」」
スズホ＝サン「こんな、ばかなぁー」ﾄﾞｶﾞｧﾝ

こうしてまた、5人の絆は強くなったのである。　つづく

第15話　漆黒の騎士

ダークアスカ「ダークサーベル！！」ｸﾞﾜｼ！

「「「「「ぐはぁ！！」」」」」

ピンク「まだ、負けません。私達は頑張るんです！」ﾔｧｰ

ダークアスカ「フンッ！」ﾊﾞｺﾞﾝ

ﾊﾟｧﾝ

卯月「ま、まだ…」

ダークアスカ「ふん、頑張るなど無駄なことだよ。キミの努力は報われない決してね…」ｻﾞｯｻﾞｯ

卯月「私の努力は無駄だったんでしょうか…」

未央「そんなこと、無いって言っても今のしまむーは納得してくれないのかな？」

卯月「うん…」ｼｭﾝ

美嘉「確かに、卯月の努力が無駄だって言う人沢山いるかもね」

卯月「そう、だよね…」

美嘉「でもね、それと同じくらい、それ以上に、卯月の努力を認めてくれる人が居るよ★」

未央「そうだよ、しまむーのひた向きな頑張りに私も励まされてきたんだから！」

卯月「未央ちゃん…、美嘉ちゃん…」

美嘉「こんなところでいじけてないで、前に進もうよ★」

卯月「はい！島村卯月まだまだ頑張ります！」

ピンク「ピンクトリック！」ﾋｭｰﾝ！

ダークアスカ「ぐほっ…」

ピンク「もう、無駄なんて思わせない。私の頑張りも私の仲間たちの頑張りも！」

ダークアスカ「ボクは、負けるのか…こんな、やつらに…」

ピンク「シンデレラダイナミック！」ｶﾞﾁｬ！ﾋﾟﾝｸﾁｬｰｼﾞ！」

「「「「「パニッシュ！」」」」」ﾄﾞｯﾊﾟｰﾝ

ダークアスカ「う、うそだぁー」ﾄﾞｶﾞﾊﾞｧｰﾝ！！

前を見据え、未来に進む5人の勇者達、戦いは激しさを増していく！　つづく

第16話　新たなる仲間漆黒の戦士

キバーマ「昇竜拳！」

レッド「うわぁ！！」

イエロー「強すぎる…」

パープル「だが、負けるわけには行かないですよ！」
「ブラックダイナミック！」ﾄﾞﾊﾟｰﾝ

キバーマ「なん、だ、と…」ﾄﾞｯｶｰﾝ

レッド「だれ！？」

飛鳥「夜空に飛び交う魂の調べ、黒の勇者ブラックシンデレラ！」

新たな戦士が仲間になった。固い絆で強くなれ！　つづく

第28話　強欲の女王

トッキー「さあ、遊んであげるわ…ほうら」ﾋﾞｼﾊﾞｼ

ピンク＆ブラック「ぐわぁ」ﾄﾞｶｰﾝ

トッキー「どんどん、いらっしゃい、躾けてあげる！」バシュ！

ブルー＆パープル「あぁ！」ﾎﾞｶｰﾝ

トッキー「弱い、弱すぎるわ、そんなんじゃゴミくず以下よ！」ｸﾞﾜｼ

レッド「きゃぁ」ﾄﾞｺﾞｰﾝ

トッキー「クックックック…アーッハッハッハ！！傑作だわ！この程度で私に挑んでくるなんて！」

イエロー「あ、ああ…」

トッキー「飽きたから、あなたは見逃してあげるわ。せいぜい苦しみなさい。クックック」

未央「皆…」

未央「私が、弱いから…」ﾄﾞﾖｰﾝ

モバＰ「未央…」

ちひろ「ねえ、未央ちゃん。未央ちゃんの良い所って何だか分かる？」

未央「私の良い所？そんなの、無いよ…」

ちひろ「いいえ、あるわ教えてあげてくださいＰさん」

モバＰ「未央、お前の良い所はな、いつも笑顔なところだ」

未央「笑顔…？」

モバＰ「そうだ、お前の笑顔と元気はいつも周りを癒してくれる！」

未央「そんなこと…」

ちひろ「あるわ、ほら、笑ってみて」

未央「こ、こお？」ﾆｺ

ピカァ！！

未央「こ、この光は！？」

美嘉「ありがと、未央の元気届いたよ★」

未央「美嘉ねー、しぶりん、しまむー、さっちー！」ﾆｺｫｫ

モバＰ「さあ、ここから反撃だ！」

イエロー「イエローサンダー！！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

トッキー「しびれびりびれ…」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

イエロー「いくよ、シンデレラダイナミック！」ｶﾞﾁｬ！ｲｴﾛｰﾁｬｰｼﾞ！

「「「「「「パニッシュ！」」」」」」ﾄﾞｯﾊﾟｰｰﾝ

トッキー「この、私、がぁぁぁ！！！」ﾎﾞｯｶｰﾝ

強敵クイーントッキーを倒したシンデレラファイブ、笑顔絶えない未来をつかむためまだまだ戦うのだ！　つづく

第45話　さらばブラック

フミフミ「ダークイリュージョン！！」ｸﾞﾜﾝｸﾞﾜﾝｸﾞﾜﾝ

ブラック「キミ達を、これ以上傷付けさせない！！」ﾊﾞｯ

ﾄﾞｸﾞﾜｧｰﾝ

飛鳥「ど、どうやら、ボクはここまでのようだ…」

レッド「飛鳥ちゃん、死なないで、飛鳥ちゃん！」

飛鳥「この星の未来、絶対、守って、くれ、よ………」ｶﾞｸｯ

レッド「飛鳥ァー！！！！」

フミフミ「…お別れは…済んだ？…まあ、すぐに…同じ場所に送ってあげる」ﾋﾞｭｵﾝﾋﾞｭｵﾝ

レッド「許さない、絶対に！皆、行くよ！」

「「「「「シンデレラブラスター！！！」」」」」ﾄﾞｺﾞｫｰﾝ

フミフミ「…こんな…大きなエネルギーが…たえ、切れない…、絶望が…白く…な、って……」ﾄﾞｶﾞｧｰﾝ！！

凶悪な敵を倒した5人、しかし同時にかけがえのない仲間を失ってしまった。絶望の淵を抜け出せ！　つづく

第46話　破滅の化学

巨大シキーニャ「にゃははは、それそれそれ～♪」ﾄﾞｶﾞﾝﾄﾞｶﾞﾝﾄﾞｶﾞﾝ

グレートシンデレラ「」ﾊﾞｺﾞﾝﾊﾞｺﾞﾝﾊﾞｺﾞﾝ

パープル「やっぱり、ブラックが居ないとグレートシンデレラの力が上手く使えないんですよ！」

レッド「それでも、やるしかない！」

巨大シキーニャ「ふっふ～、もうだめなんじゃない？ヘレンのためにあきらめちゃってよ～♪」ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

グレートシンデレラ「」ﾄﾞｶｰﾝ

ブルー「このままじゃ！」

ちひろ「わたしが行きます！」ｼﾝﾃﾞﾚﾗﾁｪﾝｼﾞ！

ちひろ「グリーンハートは慈愛の証、緑の勇者グリーンシンデレラ！」

グリーン「来て、シンデレラホース！」

レッド「あれは、ちひろさん！？」

グリーン「行くわよ！」

超合体・カンゼンシンデレラキング！

グリーン「さあ、みんなの力を一つに！」

巨大シキーニャ「にゃは、面白いね♪これで、とどめだ！ストレートショット！！」ﾊﾞﾋﾞｭ！

レッド「行くよ、カンゼンシンデレラメタリウムブラスター！！」

カンゼンシンデレラキング「カンゼンシンデレラメタリウムブラスター！！」ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｧﾝ

ﾊﾞﾊﾞﾊﾞｺﾞｰﾝ

巨大シキーニャ「にゃ…は、やっぱ、キミ達、強いね…もっと、キョーミがでて…」ﾄﾞｯｶﾞｧｧｰﾝ

遂に大いなる力を手にしたシンデレラファイブ輝く未来を掴み取れ！　つづく

最終話　掴み取れ未来

ヘレン「ザ・スペースワールドオォ！！！」ｸﾞﾆｭｸﾞﾆｭｸﾞﾆｬｰﾘ

ｽﾞｶﾞｶﾞｻﾞｧｰｰﾝ

凛「こんな、強すぎる…」

卯月「私達の攻撃が届かない…」

未央「でも、負けるわけには、行かない…！」

ヘレン「さあ、宇宙レベルの私の前に跪きなさい！」

幸子「そんなの、お断りに決まってます！」

ちひろ「まだ、私達は戦える！」

美嘉「アタシ達の光を、舐めるナァー！」

飛鳥『そうだよ、キミ達は、ボク達は決して負けない。ボクの力も使うんだ、未来を、掴み取れ！』

美嘉「ウォーー！」

凛「ウォーー！」

卯月「ウォーー！」

未央「ウォーー！」

幸子「ウォーー！」

ちひろ「ウォーー！」

飛鳥『ウォーー！』

「「「「「「『シンデレラワンダフルマジック！』」」」」」」ｶﾞﾁｬ！ｾﾌﾞﾝﾁｬｰｼﾞ！

「「「「「「『パニッシュ！』」」」」」」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯﾊﾟｧｰｰｰﾝ

ヘレン「これが…、シンデレラ…、ナイス、宇宙…レベ、ル…！！！」ﾄﾞｯｶｰﾝ！！！！

こうして、世界にヘレン・ジー・スターの野望は阻止され世界に平和が戻った。
ありがとう、シンデレラファイブ！ありがとう、城ヶ崎美嘉！

おわり

「あれ、終わったはずなのに目覚めないよ！」
「おかしい、目覚めないどころかまだ続いているぞ！」
「どうするんだ！」
「く、とりあえずこのまま続行するぞ！」

美嘉「いよいよだね、アリーナライブ！」

凛「やっと、ここまできたね」

卯月「私達ずっと頑張りましたもんね！」

未央「さ、私たちの晴れ舞台だよー！さっちー準備は良い？」

幸子「もちろんです！カワイイボクが会場の視線を独り占めしてあげますよ！」

ちひろ「さあ、もうすぐ開演で…」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞｺﾞｫｰﾝ！！

未央「じ、地震！？」

モバＰ「違う、なんだこれ巨大なエネルギー反応が接近してる！！」

幸子「そんな、もうヘレンたちは全員倒したはずですよ！」

ちひろ「このエネルギー、アイドロイドとは違う！ヘレンたちとは関係ありません！」

モバＰ「とにかく、会場の人たちは避難させる、お前達は頼むぞ！」

美嘉「分かった！」

？？？「全て、破壊☆」ﾄﾞｶﾞｧｰﾝ､ﾄﾞｶﾞｧｰﾝ

ちひろ「なんて大きいカブトムシ…」

凛「最初っから、とばして行こう」

超合体・カンゼンシンデレラキング

美嘉「カンゼンシンデレラメタリウムブラスター！！」

カンゼンシンデレラキング「カンゼンシンデレラメタリウムブラスター！！」ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｧﾝ

ﾄﾞｺﾞｫｰﾝ

？？？「………」

卯月「やったの？」

？？？「破壊、全て破壊☆」ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ

未央「効いてない！」

？？？「消去☆」ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｧﾝﾝ

ﾄﾞｶﾞｧｰﾝ

カンゼンシンデレラキング「」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

幸子「突然真っ暗に、どうしたんですか！？」

ちひろ「き、機能停止です…。脱出しないと！」

美嘉「脱出装置は、これだ！」ﾎﾟﾁッ

ﾄﾞｶｧｰﾝ

凛「そんな、カンゼンシンデレラキングが一撃で…」

ﾓｸﾓｸﾓｸ

ちひろ「あいつが、小さくなってこっちに来る！？」

？？？「…」

美嘉「り、莉嘉…？」

？？？「アタシは、リンカー・バグ☆この世界の全てを破壊する神だよー☆」

美嘉「莉嘉、あんた何言ってるの！」

リンカー「莉嘉？誰それ、アタシはリンカー・バグ☆まずはあんたから破壊してあげる☆」

ちひろ「きっと美嘉ちゃんの知り合いとは違う存在よ！」

未央「なんか、やばそうだね、最初から全力で行くよ！」

美嘉「うん、皆絶対勝つよ★」

シンデレラチェンジ！

リンカー「ビートルブラスター☆」ｽﾞﾄﾞｫｫﾝ

ブルー＆パープル「「ブルーパープルミラー！！」」ﾊﾟﾘｰﾝ　ﾄﾞｼﾞｬｧｧﾝ！

凛＆幸子「「え…？」」ﾄﾞｶｧｰﾝ

ピンク「凛ちゃん！幸子ちゃん！」

イエロー「このぉ、イエロークロー！！！！」ﾊﾞｷﾝ

リンカー「この程度？じゃあ、破壊だね☆」ｽﾞｺﾞｫｫﾝ

未央「そん、な…」ﾄﾞｶｧｰﾝ

ピンク「未央ちゃ、ん…このぉ！」

グリーン「だめ、戻ってピンク！」

ピンク「ピンクトリックゥゥゥ！！」

リンカー「効かないよ☆じゃあねーっ☆」ｽﾞﾄﾞﾝ

卯月「あは、は…ごめん、ね…」ﾄﾞｶｧｰﾝ

レッド「卯月ぃー！」

グリーン「ここは、ダブルダイナミックで！」

「「ダブルダイナミック」」

「「パニッシュ！！」」ドパァーン

リンカー「リンカーアブソーブ☆」ｸﾞｲﾝｸﾞｲﾝｸﾞｲﾝ

レッド「吸い込まれ…」

グリーン「まずい！」ﾀﾞｯ

リンカー「アブソーブリターン☆」

グリーン「これ以上手出しさせない！」ﾊﾞｯ

ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

レッド「ちひろさん！」

ちひろ「美嘉、ちゃ、ん…あ、なた、だけ、でもにげ、…」ﾄﾞｶｧｰﾝ

美嘉「ちひろさん、ちひろさん！」

リンカー「さてと、いよいよ番が回ってきたね☆じゃあ、おやすみ☆」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

「お、お姉ちゃんが！」
「池袋博士！早く止めて！」
「ま、まて、これで緊急停止！！」

美嘉「な、に！？」

ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｧ

？？？「…ちゃん、お姉ちゃん！」

美嘉「ん、うーん…」

？？？「良かった、お姉ちゃん！」

美嘉「り、リンカー！」

莉嘉「違うよ、お姉ちゃん、アタシだよ妹の莉嘉だよ！」

美嘉「莉嘉？じゃあ、今までのは？」

晶葉「どうやら、記憶が混濁してるようだな」

美嘉「晶葉ちゃん…。そうか、アタシ晶葉ちゃんの作った装置で！」

光「アタシのためにヒーロー番組を作ってくれてたんだ！」

晶葉「本当は、光がヒーローをやるはずだったが不調があってシステム確認のためにと協力してくれてだろ？」

美嘉「そうだった…。だから周りの人は、怪人までもがアタシの知ってる人だったんだ。じゃあ、あのリンカー・バグはもしかして！」

晶葉「ああ、システムエラーから生まれたバグだ。美嘉の一番近しい人の形で現れた。一度リセットすれば万事解決だ。」

美嘉「まって、リセットしたらあの世界はどうなるの？」

晶葉「消え去ることはない、ある種のパラレルワールドとして継続する。おそらく、リンカー・バグによって滅ぼされるだろう…」

美嘉「そんな、そんなのだめ！あの世界は確かにアタシ達にとって虚構かもしれない。でも、現実でもあるの！あの世界の凛たちもアタシの仲間なの！」

莉嘉「お姉ちゃん…」

光「美嘉さんならそう言うと思ってた！」

晶葉「仕方ない、今から急いで強化プログラムを作り上げる。それを使って強化型戦士になれば、リンカー・バグを倒せるかもしれない」

美嘉「本当！？」

晶葉「危険だがな。だから、私もゆくぞ！私の作った世界だからな。責任は持つ！」

光「アタシも行く！」

莉嘉「もちろんアタシもだよ、お姉ちゃん☆あんなアタシの偽者やっつけちゃおう☆」

美嘉「皆、ありがとう★」

晶葉「さあ、準備は完了だ！」

美嘉「皆、待っててね今、行くから★」

リンカー「ビートルブラスター☆」ｽﾞﾄﾞｫｫﾝ

ブルー＆パープル「「ブルーパープルミラー！！」」

晶葉「間に合え、ワクチンバリアー」パァァ！

カキーン

リンカー「なんで！？」ﾄﾞｶﾞッ

ブルー「美嘉、どうなってるの？」

美嘉「話は後ね★　頼もしい仲間連れてきたから、今度こそ勝つよ！」

莉嘉「アタシ達も☆」

光「一緒に戦うぞ！」
晶葉「さあ、やろう！」

シンデレラチェンジ！

美嘉「大いなる希望の力、赤の勇者レッドシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

凛「澄み渡る聖なる心、蒼の勇者ブルーシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

未央「日溜りぽかぽかやる気が一番、黄色の勇者イエローシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

卯月「ピンクのハートは努力の証、桃色の勇者ピンクシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

幸子「天空に舞うキュートな風、紫の勇者パープルシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

ちひろ「グリーンハートは慈愛の証、緑の勇者グリーンシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

莉嘉「はじける元気は自然の香り、橙の勇者オレンジシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

晶葉「煌く白銀の頭脳、銀色の勇者シルバーシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

光「輝く勇気で直球勝負、金色の勇者シャインシンデレラ！」ﾊﾞｰﾝ！

飛鳥『夜空に飛び交う魂の調べ、黒の勇者ブラックシンデレラ！』ﾊﾞｰﾝ！

『輝く魔法が世界を照らす！アイドル戦隊シンデレラファイブ！！』ﾊﾞﾊﾞｰﾝ！！

レッド「え？飛鳥？」

ブラック『ふ、こんな時だ。奇跡が一個余計に起きたことくらい不思議じゃないだろ？』

レッド「そっか。そうだね★　よし、皆行こう！」


リンカー「何人増えても、同じだよ！ビートルクラッシャー☆」

シルバー「行くぞ！」
ブルー「任せて！」

パープル「行きますよ！」

ブルー＆パープル＆シルバー「「「ワンダフルミラー！！！」」」ｶｷｰﾝ

リンカー「ぐほぉあ」ﾊﾞｺﾞｰﾝ

オレンジ「ビートルソード☆」ｻﾞｯ

リンカー「真似するなぁ！スタッグシザース☆」ｼﾞｬｷﾝ

オレンジ「今だよ、ピンク！イエロー！」

ピンク「うん！」

イエロー「これでも食らえー！」

ピンク＆イエロー「「ビッグバンハンマー！！」」ｺﾞｰﾝ！

リンカー「なにぃ、グーだとぉ！？」ｶﾞｶﾞﾂｰﾝ

レッド「オレンジ！」

オレンジ「お姉ちゃん！」

レッド「レッドソード★」

オレンジ「ビートルソード☆」

レッド＆オレンジ「ツインファミリアソード★☆」ｻﾞｸﾞｯ！！

リンカー「ぬぐぁぁ！！」ﾄﾞｽ

ブラック『シャイン、ボクたちの色は正反対だ。だけど、素晴らしいコンビになれるかもね』

シャイン「アタシもそう思う！」

ブラック＆シャイン「『コントラストフラッシュレーザー！！』」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞ

リンカー「く、リンカーアブソーブ☆」

グリーン「そうわ、」ｶﾞｯ

レッド「させない！」ｶﾞｯ

リンカー「な、ああ…」ｽﾞｶﾞｰﾝ

レッド「グリーン、今度こそ決めよ★」

グリーン「ええ、もちろん！」

レッド＆グリーン「「ダブルダイナミック！！」」ﾀﾞﾌﾞﾙﾁｬｰｼﾞ！

レッド＆グリーン「「パニッシュ！！」」ﾄﾞﾊﾟｧｰﾝ

リンカー「く、あ、あああっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ☆☆☆」ﾄﾞｶｧｰﾝ！

レッド「やった！？」

リンカー「破壊☆破壊☆破壊☆破壊☆破壊☆破壊☆破壊☆破壊☆破壊☆破壊☆」ｸﾞｫｫｫｫｰﾝ

ブルー「また、巨大化した…」

パープル「でも、カンゼンシンデレラキングはもう動けないです！」

レッド「大丈夫★アタシたちには仲間が居る。皆の力を合わせればあいつを倒せる！」

ブルー「そっか、そうだね。私達ずっと協力して戦ってきたんだから。」

ピンク「どんな敵も、頑張って倒してきたんです！」

イエロー「辛い時も、苦しい時も笑顔で進んできたもんね！」

パープル「お互いを庇いあって、助け合って来ました！」

グリーン「私達の絆、見せてあげましょう！」

ブラック『実にキミ達らしい。いや、ボク達らしい力だ』

オレンジ「もう☆アタシ達も仲間だからね☆」

シルバー「仲間が多ければ、力は増すだろう？」

シャイン「これで、戦いをおわらせるぞ！」

レッド「皆の力を一つに！」

「「「「「「『「「「シンデラワンダフルパーティマジック！！！」」」』」」」」」」ｶﾞﾁｬ！ﾃﾝﾁｬｰｼﾞ！！

「「「「「「『「「「パニッシュ！！！」」」』」」」」」」ﾄﾞﾊﾟﾊﾟﾊﾟｧｰｰｰﾝ！！！

リンカー「はか、い、☆、は、か…ぁ…い………☆……」ﾄﾞｻｧﾝ

ﾄﾞｶﾞｶﾞｧｧｧｰｰﾝ

モバＰ「そうか、美嘉は他の世界からやって来ていたのか…」

美嘉「ごめんね、言えなくって…」

凛「ううん、美嘉は何も言わないで消えなかった、ちゃんと言ってくれただから許すよ」

卯月「うぅ、美嘉ちゃーん、元の世界でも元気でね、絶対トップアイドルになってね…」

未央「しまむー、なかないでよぉ、しまむーが泣いたら、私までなきたくなっちゃう…」

幸子「美嘉さんは、この世界でボクの次にカワイイです！だから、元の世界では一番カワイイはずです！絶対トップアイドルになってください！」

美嘉「皆…。うん、私頑張るよっ★　皆に負けないトップアイドルになる！」

ちひろ「美嘉ちゃん、これから先、辛い事悲しい事が沢山あると思います。でも、そういう時は、私達の笑顔を思い出して、頑張ってください！」

美嘉「ちひろさん。ありがとうございます！」

莉嘉「おねえちゃーん！」

光「美嘉さーん！」

晶葉「もう変える時間だ。さあ、目覚めるぞ！」

美嘉「分かった★　皆も元気でトップアイドルになってね★ありがとう、さよならっ」

美嘉「愛する星を、守るため生まーれーたー、さだーめーさー…」

　アイドルとして成長したアタシの元に、スーパー戦隊シリーズの主題歌の仕事が来た。命をかけて、この世界のため、地球のためにたたかうヒーローの物語。
　思い出すのは、あの夢の世界での戦いの事。アタシにとっては夢でも、あの仲間達はたしかに居た。今もどこかの世界で戦い続けている。そんな彼女達の事を思い出し、歌を歌う。まだ、トップアイドルではないけれど、いつの日か必ずトップアイドルになってみせる。
　そして、輝く魔法で世界を照らすんだっ★