エルフ姫騎士「話があるんだが」傭兵「ん?」(7)

平原

エルフ姫騎士「なぜ父上は私を一人で外出させてくれんのだ?」

傭兵「何でってお前…」

エルフ姫騎士「護衛などいらぬと言うのに」

傭兵「自分の立場分かってんのか?」

エルフ姫騎士「私が一国の姫だからか?…だとしても父上は少々過保護すぎると思うのだが」

傭兵「はぁ…分かってねぇな。お前、自分がどれほど危険な立場にあるか分かってねぇよ」

エルフ姫騎士「私が…危険?」

傭兵「おうよ、お前…エルフで姫で女騎士なんだぞ?」

エルフ姫騎士「…?それの何が危険なんだ?」

傭兵「つまり…その、なんだ」

オーク「グヘヘ…雌のニオイ」ジュルリ…

山賊「こりゃあ中々の上玉だな」フヒヒ…

ローパー「……」ニュルリン…

ダークエルフ「んふふ…おいしそうなコねぇ」フフ…

…オークがあらわれた!…
…山賊があらわれた!…
…ローパーがあらわれた!…
…ダークエルフがあらわれた!…

傭兵「狙われてるんだよ、色んな(性的な)意味で」

エルフ姫騎士「色んな意味…それはどういう?」

傭兵「そんなもん自分で考えろ…とにかく今はこいつらを片付ける!お前は下がって…」

エルフ姫騎士「あの程度のヤツらなど私一人で十分だ!」バッ!

傭兵「おい!」

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