アセイラム「ここは…?」槙島「気が付いたかい?」マミ「災難だったわね」 (36)

アセイラム「あの、あなたたちは…いえ、それよりもここは一体…?」

マミ「ここは私の家ですよ」

槙島「僕達が誰かと言えば…君とは似た者同士…とだけ言っておこうか」

アセイラム「似た者同士…?」

槙島「君、死んだろう?」

アセイラム「…え?」

マミ「…」カチャカチャ

アセイラム「そ、そんな!私が死んだ?そんな…はずは…」

マミ「…」コポコポ

槙島「あぁ、そういう反応はいいんだ。面倒だから、メタ的な視点にたっていいよ。ここはどうやらそういう空間であるらしい」

アセイラム「あ、そうなんですか」ケロッ

マミ「えぇ、そうなの。はい、どうぞ」スッ

アセイラム「あ、ありがとうございます」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411386759


槙島「ふふっ、しかし親近感がわいてしまうね。僕と同じ頭部へのヘッドショットで死亡とは」

アセイラム「えぇ…いえ、二期の事もありますし、死亡が確認されたわけでもないので、『実は死んでない説』が結構有力とされているんですけれど…どちらかというと、死亡説が強いのはイナホさんの方でしょうか?」

槙島「そうだったね。なら、ここに来るのも彼の方がふさわしかったかな?」

マミ「そういえば…その辺、槙島さんはどうなのかしら?」

槙島「いや、僕に関してはそれはないだろう。常守監視官が確認しているし…それに、彼が僕を殺し損ねるとはどうしても思えない」

槙島「ただまぁ、世界観的に、採取した細胞から復活して…みたいなことは考えられるかな。技術的にも倫理的にも、そういうことができそうな連中が居るしね」

アセイラム「なるほどー…」


マミ「それにしても、二人はいいですよね…死に方が綺麗で」

槙島「比較的マシ、という程度だけどね。しかし、綺麗は綺麗だったじゃないか、君の死に方も」

アセイラム「マミさんは、首から上が綺麗さっぱりなくなってしまいましたものね」

マミ「そういう言い方もできるけど…でも私、女子中学生よ?そんな死に方してもいいと思う?」

槙島「それはそもそも、『人は人が死ぬことを許容すべきか否か』という点について話さないといけないと思うけれど」

アセイラム「その議題をあなたが出すんですか…?」

マミ「パンデミックを起こして首都機能を奪い、ウイルスによって日本を滅ぼそうとしたような人が言う台詞じゃないですね」

槙島「おっと、これは手厳しいね…まぁ確かに、君の死に方は非常に印象的なのが、君の年齢や君の登場する作品の先入観が関係しているということは認めざるを得ないかな」

アセイラム「マミったという言葉、一時期凄い流行りましたよね。今でも首ちょんぱ系の死体が出るとそう言われますし…改めて考えると、本当に女子中学生に対する扱いじゃないですね」

マミ「えぇ…槙島さんはどうなのかしら?死んでしまったとはいえ、最後のとどめを想い人にしてもらって」

槙島「想い人という表現はやめてもらえないかな誤解を招くから…それとも、君も腐ってしまった淑女の一人なのかな?」

マミ「やめてください。ただでさえディロ・フィナーレ(笑)だのデブだのと死亡シーンに限らずネタ満載の私にこれ以上属性を追加しようとするのは…」

槙島「いや、失敬…すまなかったね。ふむ、そう言われてみれば、僕は比較的良い死に方をしたと言えなくもないかな」

アセイラム「最後に傍にいるのが自分の愛する人というのは、確かに理想的かもしれませんね」

槙島「そういう意味では今のところ君は悪い死に方をした…ということになるのかな?」

マミ「撃ったのはあの待たれよ卿…じゃなくて、ザーツバルグ伯爵だものね」

アセイラム「そうですねー…いえでも、スレインやイナホさんにとどめを刺されていたら、それはそれであまりいい死に方ではないような…」

マミ「それはそうね…そもそも『自分を殺してくれる相手』なんてのがいる槙島さんが異常なのよね。すっかり忘れていたわ」

槙島「そういう人間達が出るアニメだからね。タイトルからして」



アセイラム「…ところで、私達をここに集めて一体何がしたかったんでしょうか?」

マミ「なんとなく思いつきで書いてしまったらしいわよ?」

槙島「うん。というかまどマギに至ってはテレビ版しか見ていない状態でこれをかいているからね」

アセイラム「そうなのですか…あれ?ではこのまま終わり?」

槙島「そういうことになるかな…読者からのお便りとかが来なければね」

マミ「槙島さん、要求が露骨すぎますよ」

待たれよ
ザーツバル「グ」ではなくてザーツバル「ム」卿ではないかね

あとFate/Zeroのケイネス先生とランサーも呼ぼう(提案)

>>5
マミ「あら本当!ごめんなさい、私間違えてしまって…」

ケイネス「全く、気を付けたまえよ」

槙島「おや、早速来たね」

ケイネス「呼ばれてしまったのでな」

マミ「どうぞ」スッ

ケイネス「ありがとう…(ゴクッ)む、君いい腕をしているな。茶葉にもこだわっているね?いいセンスだ」

マミ「ふふっ、ありがとうございます。」

アセイラム「随分にぎやかになってきましたね」

ランサー「そうだな」キラッ

アセイラム「あら、あなたも来たのですね」

ランサー「うむ。主に追従するは騎士の役目だからな」

ケイネス「さて、来たはいいもののどうすればいいのかね?私は」

アセイラム「とりあえず、死んだときの話をしては?私達もそうして来ましたし」

ランサー「ふむ…私は、これからセイバーと戦おうというときに、礼呪を以て自害を命じられたのだったか」

ケイネス「まぁ、それはセイバーのマスターの策略によるものだったが」

マミ「ケイネスさんは、脅迫されたとおりにしたら、恋人ごと撃たれたんでしたっけ?」

ケイネス「うむ…しかもその恋人は従者にNTRれていたしな」

ランサー「い、いえマスター!決してそのようなことは…」

槙島「どろどろしてるね…」

アセイラム「どうなんでしょう?この場合は」

マミ「マシか酷いかだったら、まぁ酷い一択ですよね」

ケイネス「それを言ったら『比較的マシ』というだけで、その二択でマシと言われるような死に方をしたものがこの中にはいないだろう」

槙島「うん?そうかい?僕は大分マシだったと思うけど」

ランサー「貴殿は…確かに死に方こそそれなりに美しくはあったが、死ぬ前の所業が悪魔めいているではないか」

アセイラム「どんな形であれ、こんな方を『マシ』と表現したくはないですよね」

槙島「うん、酷い言われようだ。」

マミ「それにしても、皆ろくでもない死に方しかしてないわね…」

チェインバー『否定する』

アセイラム「あら、カタフラクト…ではなく、マシンキャリバーのチェインバーさん。ごきげんよう」

チェインバー『確かに虚淵系列作品には巴マミの発言のようにろくでもないと表現するに相応しい死亡をすることとなったキャラクターも多数存在する。しかし、我々の作品のように例外も存在する』

槙島「確かに。とても虚淵作品とは思えないくらい綺麗な終わり方をしたよね、君の所は」

チェインバー『肯定する』

ランサー「しかし、なぜ貴殿が出てきたのだ?先ほど出演が希望されたのはクーゲルという人物だったはずだが…」

チェインバー『第一に、クーゲル中佐は劇中での明確な死亡シーンがなく、キャラクターとしてインパクトに欠けること。第二に、>>1がクーゲル中佐のキャラクターをよく掴めないでいることが原因である』

槙島「というか、今まで誰も突っ込んでいないけれど、明らかにチェインバーはサイズが違うよね?この部屋今どういう状態になっているんだい?」

アセイラム「今まで出てきたキャラクターがとりあえず突っ込まれているこの部屋を、チェインバーさんが外から覗き込んでいる状態ですね」

マミ「いつの間にこんなカオスな空間に…?」

槙島「最初からだろう」

ケイネス「というか、先ほどからレスがある仮面ライダー鎧武のキャラクターが来ないのは一体どういうことなのだ?」

チェインバー『>>1が鎧武を2話までしか視聴しなかったためである』



このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom