麗奈「全盛期南条光伝説」 (32)




─────────………………

────……………




麗奈「……ック、ははっ!」


麗奈「アハハッ!傑作だったわ、あの間抜け面!」



               ドコダレイナァッ!!>



麗奈「…やっば、どっか隠れないと」キョロキョロ


タンス『カマーン…』


麗奈「…こん中ならしばらくは───」ガチャリ




光「………」

麗奈「………」






光「麗奈ァッ!!!」
麗奈「何でアンタが先に入ってんのよッ!?」

光「悪あるところに正義はあるからだぞ!」

麗奈「意味わかんないわよ!」

飛鳥「──そう、それはまるで光と影のように…」

麗奈「どっから湧いたのよ!」

飛鳥「光が強ければまた濃い影が───」

麗奈「聞け!!」


光「アタシが来たからにはもう逃がさないぞ!」ガシッ

麗奈「いやぁああああああああ…」ズルズルズルズル…






飛鳥「つまり、どちらがどちらかと言うのはとても難しいことなのさ」

輝子「…た、タンスの中……良い、か…?」

飛鳥「割と」


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紗南「光、スマブラ買ったー?」

光「買ったよ!」

紗南「じゃじゃ、対戦しようよ」

光「おう!」



紗南(くくく、軽くひねり潰してあげよう……)




 ────五分後────






紗南「あ、あたしが…ぼろ負け……」

光「良い勝負だったな!」


紗南「ええー…もしかして特訓とかしてた?」

光「…………」







光「正義は勝つ!!」バァーン!!






晴「……っチクショー…」


光「どうしたんだ?晴」


晴「あ、光ねーちゃん…それがよ、聞いてくれよ」


晴「そこの公園でサッカーしてたらさ、怒られちまって…」

晴「あそこでダメなら何処でやれってんだよなー…」

光「そうか…それなら、いい場所があるぞ!」

晴「えっ、ホントか?どこなんだ?」

光「行くぞ!」ピョーン!

晴「行く?…あ、ちょ」ピョーン





  シュタッ!



光「着地!」




  ヒュォォォォォ……





晴「………………」


晴「……あれ?…何処だ、この荒れ地…」


晴「オレ…さっきまで、事務所……?」


光「……………」





光「いつもの採石場だ!!」ドン!!

晴「どこだよ!?」

光「埼玉県だ!」

晴「わかんねえよ!?」





 …タタタタタタタタタタ



麗奈「……ハァッ!、ハァッ!、ハァッ!……」


あい「……おや」

麗奈「…ねえ!光見てないわよね!?」

あい「フフ、また何かしでかしたのかい?」

麗奈「そんな事聞いて…」


光「ここに居るぞ!!」ビュンッッ

麗奈「ぎゃあああああっ!!」


あい(っ……目視できなかった…)



光「亜光速戦闘ぐらいこなせないと宇宙怪獣から地球を守れないからな!!…」

光「…って奈緒さんが」

麗奈「アンタ人間!?」ダダダダダダダダ…


比奈「光ちゃん、そっち方面に手を出すとインフレの一方ッスよ」

光「ン……そうなのか、じゃあ…」







光「ハイパークロックアップッ!!」ドヒュンッ!!


        ジュウブンハヤイッテノあああああ!!>






奈緒「ああいうのも好きかと思って見せた、後悔はしていない」

あい「そういう問題なのか…?」




 ガサッ!!



晴「あ、ボールが木に引っかかっちまった!」

梨紗「何やってんのよ晴!」

晴「不可抗力だっ……ああ、どうしようか…」



  /アタシが取ってあげるよ!!\


晴「あ!光ねーちゃ……」


晴(…言っちゃ悪いけど、あの身長じゃあ…)



    ズシン!!

            ズシン!!



    ドドドドドドドドドドドドドド……!!




梨紗「な、何よあれ…ビルがちっちゃく見えて……」



光『・・・・・・・・』ゴゴゴゴゴゴ




光『アタシはウルトマンも好きだぞ!!』ズシーン!!

梨紗「聞いてないわよ!?」


光『四十メートルはあるぞ!ちっちゃくない!』


晴(あー、見えちゃってるよ光ねーちゃん…)


晴「光ねーちゃん!サッカ…むぐ」

飛鳥「今はやめておいた方が賢明だよ…」シュンッ!

晴「む…なんでだよ」

あい(その効果音には突っ込まないのか…?)


飛鳥「仮面ライダーの映画を見てきたらしいからね」

晴「…へ?」







光「…………」フルーツバスケット!


麗奈「ねぇ、あんた弱い者いじめって知ってる?」 
          
            ロック、オン キワミアームズ!>



光「…………」スッ… <ダイダイダイダイダイショーグーン!


麗奈「…光ってるボールの説明ぐらいしなさいよちくしょーっ!!!」 <ゴールデンアームズ!








蘭子「ね、ね!今の!しゅんってやつ何!?」キラキラ

飛鳥「語り部ポジションが瞬間移動するのは基本だよ」ヨシヨシ




茄子「さーいしょーはグー♪」

光「じゃんけんぽん!」



茄子「……!」



茄子「さいしょはぐー♪」

光「じゃんけんぽーん!」



茄子「……!!」



茄子「さいしょはぐー!」

光「じゃんけんぽんっ!」




茄子「おお……」

光「…………」







光「正義は勝つ!」ババァーン!!




光「シンデレラレッド!」ビシュッ!!

紗奈「シンデレラグリーン!」バッ

愛海「シンデレラピンクっ!」ワキワキ

凛「シンデレラ蒼」

未央「シンデレライエローっ!」バシィッ!!



麗奈「……………」


麗奈「…ねえ、アタシいっつも思ってるんだけどさ」

光「うん」

麗奈「五対一って卑怯じゃない?」

光「…………」




光「みんな!合体だ!!」ビカー…!!

麗奈「それで解決したつもり!?」





飛鳥「最初はグー、じゃんけんポイ」

蘭子「我が指に従え!」(あっちむいてホイ!)



奈緒「何やってんだ?」

比奈「追加戦士枠争いッス」



  ガチャリ


光「麗奈ァッ!」バンッ!

麗奈「ひッ!?」ビクゥ



光「悪の匂いがしたぞ!」ヴィーン ピピピピ

麗奈「知らないわよ!あと何よその音!」

光「瀕死の重傷を負ったアタシは、池袋博士のサイボーグ手術により復活したんだ!」ピーピーピーボボボボ




麗奈「……エグっ」

光「……エグい?」

麗奈「そうよ…」

光「………」




光「生身返してもらってくる」テテテテ…

麗奈「悲しみもクソもあったもんじゃないわ…」


光「待てー!麗奈ー!」ダカダカダカダカダカ

麗奈「アーハッハッハッ……ゲホッ、こっち来てみなさい!」

光「言われなくても、…っ!」


落とし穴『カマーン…』

 ズボッ

光「ぐわあーっ!卑怯なーっ!」

麗奈「アーハッハッハッ…ゴホッゴホッ…オエ…!」



光「みんな!おはよう」ガラガラ

紗南「危ない!」

光「え?」


黒板消し『ニュートンユルスマジ』

 ポスン


光「黒板消しトラップグワーッ!!」

麗奈「アハハッ!周りも見たら?」

光「おのれーっ!」





光「麦茶がめんつゆにーっ!」ブホッ

麗奈「…………」

光「卑劣な!」フキフキ





  ブブシュー!


光「炭酸が爆発したぁ…」ベトベト


麗奈「…ちょっと引っかかりすぎじゃない?」

奈緒「…ピンチになるのも仕事の内だから?」

比奈「いままで何人のヒーローが『罠だ!』言ってきたんでスかねー」



光「アタシは、悪堕ちした!」バン

紗南「それ自己申告制なの?」



飛鳥「光…それがキミの望むものなのかッ!?」ズオッ

光「ウウオォーーーッ!!」ガバッ

飛鳥「くっ…!駄目だ、それじゃあ…」ピヒュンッ


  ビュンッッ   
       バッ シュンッ!  
 ヒンッ   ガッ!!

               ヒュガッ
   バキィッ
          ドムッ
  ガキッ

    ┣゛ガガガガガガガガガッ!!    


奈緒「目じゃ見えないのに音だけが聞こえてくるな…」

比奈「亜光速っスからね」


麗奈「……………」

紗南「……麗奈?」


麗奈「………っくく」




麗奈「…アーハッハッハッ!今ならやりたい放題じゃないの!」

麗奈「うるさいのが居なくていいことだわ!アーハッハッ、アーハッハッハッハッ!!」


光「麗奈」シュバッ

麗奈「何よ?」




光「アタシはしょうきにもどった!!」グッ

麗奈「ホント何なのよアンタふざけんじゃないわよ!?」


比奈「そりゃあまっとうな主人公の悪堕ちは長続きしないっスよー」アッハッハッ

奈緒(キルラキルは一話ぐらいだったか…)




飛鳥「フフ、…光、は…それで…いい…」

飛鳥「……ごふっ」

紗南「なんかよくわかんないけど飛鳥ーっ!!」



光「三十…三十一…三十二…くっ…」ギッ ギッ

麗奈「…がんばるわねー…」

光「当然だ!…トレーニングは欠かさないから、な…!」

麗奈「成果出てんの?…」

光「ええと、最近だと…」





光「一兆℃の火球を…」スッ

麗奈「火球を何よ」

麗奈「そのトレーニングのどこに火球要素があるのよ」



モバP「………はぁ」

飛鳥「悩ましいね、どうかしたのかい?」

モバP「最近、光を見ていると…胸が、なんだか…」

モバP「何なんだ…この感覚は…」

飛鳥「…………」




飛鳥「……恋」

モバP「……へ」

飛鳥「……キミはどうやら、因果の鎖に囚われてしまったようだ」

モバP「い、意味が分からないぞ」

飛鳥「認められてしまったのさ、彼女に」

モバP「何を……」





光「つまり!ヒーローとヒロインは結ばれるってことだよ!!」ヒョイ

モバP「うわあ!?」

飛鳥「尤も、ここで言うヒロインは───」

光「理屈は要らない!さあ行こう!」ガッシリ

モバP「待て待て待て待て!?」ズリズリズリズリ



             オレハオトコダアアアア…>



飛鳥「…原型の《Heroin》とは違った使われ方をされる…所謂和製英語って奴さ」


輝子「…わ、私は、飛鳥の話…最後まで、聞くぞ…」

飛鳥「…ありがとう」

輝子「…フ、フヒッ…」

ネタ切れ、おわり

思いつきだけでスレを立てるのはあんまりよくないですね

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