魔王との最終決戦
勇者は魔王に止めを刺した
その時、魔王が最期のチカラを振り絞って勇者を異世界に飛ばした
勇者「いてて…ちくしょう、魔王め」
辺りを見回す
勇者「どこだ？ここは…」
見馴れぬ長方形の建物が見える
…町？
わー！ワー！
何やら騒がしい
振り返ると土手で子供たちがボールを蹴って遊んでいる
途端、勇者は目を疑った
少年「シュート！」ｼｭﾊﾞｧ
少年が蹴ったボールは身構えている別の少年に向かって飛んでいく
かなりの速度だ、取り損ねたら腕が折れる
勇者「あ、危ない！」
円堂「ゴッドハンド！」
身構えていた少年が片手を突き出すとオレンジ色に輝く巨大な手が現れ、ボールを受け止めた
勇者は呆然と立ち尽くす
あんな魔法は見たことが無い
ボールを受け止めた少年が勇者に気付いて近付いてくる
円堂「君も一緒にサッカーをやらないか？」
勇者「サッカー…？」
勇者が知ってるサッカーとは次元が違っていたので更に驚いた
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