マスオ「ええー!? 原発は要らないって??」(107)



さ~て、来週のサザエさんは~


フネです。 今の時期は寒さが急に厳しくなったりして、台所仕事が大変ですね……。
お隣の国では、何の前触れもなく電気が止まったりするので、なおの事大変でしょう。
フフフ……。


さて、来週は

原発の無い明るい未来
日本の民団は素晴らしい
右翼思想はキ○ガイ

の三本です。


それではお楽しみに! ジャン ケン ポン! ウフフ~




アナゴ「フ~グ田君、今日もお疲れ様~」

マスオ「ああ、アナゴ君、お疲れ様」

アナゴ「最近は仕事が少なくなったね~」

マスオ「クソミンスになってから、本当に酷くなったよね~」

アナゴ「我が海山商事でも、経費削減の為に社内で節電してるし……」

アナゴ「これで早く、原発が無くなればいいんだけどね~」



     原発の無い明るい未来



マスオ「ええー!? 原発は要らないって??」

アナゴ「だってそうじゃないか。 あんな危ないのに……」

アナゴ「節電の努力はいるけど、現状何とかなってるし……必要ないものだよ」


アナゴ「それに原発反対のデモも起きているじゃないか、フ~グ田君」

マスオ「確かに福島の事故は酷かったけど……」

マスオ「今すぐ全部を廃炉にするのは、乱暴すぎると思うよ~?」

アナゴ「どうしてだい? 今でも何とかなってるし……」

アナゴ「それは電力は足りている、という事じゃないか~い?」

マスオ「その辺は認める所だね~」

マスオ「でもそれは、後々僕たちの財布に響いてくる事になるんだ……」

アナゴ「どういう事だい?」

マスオ「まず……電力は足りている、という事だけど……」

マスオ「日本の原発依存度は30%もあって、今現在、大飯原発以外は停止している」

アナゴ「そうだよ、フ~グ田君」


マスオ「いきなり30%もの電力が無くなって無事でいられるものかな?」

アナゴ「ふむ……?」

マスオ「地域で比べると、例えば四国なんて原発の依存度は50%にも及ぶんだよ?」

マスオ「四国の皆さんは、電気の使用を半分も抑えられたのかな?」

アナゴ「むむ……」

マスオ「福島の事故後、君も聞かなかったかい?」

マスオ「緊急に火力発電所を稼働したって」

アナゴ「……!」

マスオ「そう……実は足りない電力は今、火力発電で補っているんだよ」

アナゴ「だとしても……やっぱり原発は要らないじゃないか」

アナゴ「火力発電で行けるのなら、問題ないよ」

マスオ「……アナゴ君は、原発が何故、推進されてきたのか」

マスオ「覚えていないのか~い?」


アナゴ「覚えて……?」

マスオ「元々は1970年代に起きた、オイルショックに端を発してる」

マスオ「つまり、化石燃料の海外依存を高めてしまうと」

マスオ「原油価格の高騰などの煽りをモロに受けてしまうから良くない、という事だった」

アナゴ「ああ……そうだったね」

マスオ「その為に原発は推進された」

マスオ「実際、今現在、円高でそれなりに何とかなってるけど」

マスオ「日本の各電力会社は、原油の購入費で相当の出費になってるよ」

アナゴ「……だけどそれは、各電力会社の自助努力で何とかなるんじゃないかい?」

マスオ「それも限界があるよ、アナゴ君」


マスオ「それに、給料や人員削減を加速させて」

マスオ「電力会社の設備メンテナンス状況が悪くなったりしたら」

マスオ「かえって良くないんじゃないかな?」

アナゴ「…………」

マスオ「テレビで見かける、良い物を食べてそうな電力会社のおっさんには腹が立つけど」

マスオ「インフラ整備にはお金がかかる物なんだ」

マスオ「現実問題、電気料金は上がり、ますます節電して使わなくなり」

マスオ「さらに電気料金が上がったりしたら、日本の産業・経済全体に被害が及ぶ」

マスオ「そうなれば、ますます企業は雇用を抑え、さらに経済は冷え込む」

アナゴ「…………」

アナゴ「じゃあ、どうしたらいいんだい? フ~グ田君」


マスオ「僕に言えるのは、使える原発は使う『現状維持』しか無いね……」

マスオ「それから、福島の事故処理に本腰を入れる事」

マスオ「起きた事故の後、被害を被った人達が、あまりにも何もされなさすぎだ」

マスオ「それが一番の足かせになっている」

アナゴ「そうだねえ……だからみんな不安を覚えるんだよ」

マスオ「もちろん事故に対して備えなくちゃならないけどね」

アナゴ「そうだ、フ~グ田君」

アナゴ「よく聞く発送電分離、とかは効果があるんじゃないかい~?」

マスオ「う~ん……僕としては、あんまり賛成できないんだけどね~……」

アナゴ「どうしてだい~?」

アナゴ「電気料金が安くなるんだよ~?」


マスオ「まず、インフラに競争原理を入れるのはどうなんだろう?」

マスオ「というのがあるんだ」

アナゴ「価格競争で電気料金が安くなるのなら、いいんじゃないかい~?」

マスオ「確かにそれはいい側面だけど……そのままデメリットでもあるんだよ~」

アナゴ「どういう意味だい~?」

マスオ「さっきも言ったけど、インフラの維持・整備にはとにかく、お金がかかるものなんだ」

マスオ「そこに価格競争によるコストカットをして」

マスオ「安定した電力供給が出来るのか? という事だよ~」

アナゴ「安定した……?」

マスオ「設備不良による停電が多くなる可能性があるんだよ、アナゴ君」

マスオ「日本ではあまり報道されてないけど」

マスオ「アメリカなんかでは、時々大停電が起きて都市機能が麻痺する事態になってる」

マスオ「行き過ぎたコストカットが原因だ、と言われてるよ~」


アナゴ「発送電分離の弊害、というわけか……」

マスオ「もちろん、日本の電力会社の肩を持つわけじゃないよ?」

マスオ「でも1~2日で復旧出来ればいいけど……」

マスオ「コストカットで削減した最低限の人員で、どこまで即座に対応できるのか……」

マスオ「もし」

マスオ「東京の都市部で大停電が起きて、1週間復旧しなかったら」

マスオ「経済損失は、どれだけの規模になると思う?」

アナゴ「うむむ……難しいね、フ~グ田君」

マスオ「それに、現在の法律も壁になる」


マスオ「現行法では厳しすぎて、新しい電力会社の参入なんて、ほぼ不可能なんだ」

マスオ「こんな状態で競争原理を取り入れても」

マスオ「どこまで公平な価格競争が行われるのやら……」

アナゴ「…………」

アナゴ「……何だか気分が暗くなってくるよ、フ~グ田君」

マスオ「そうだね……」

マスオ「後、どこぞのアホ議員が『電力はクリーンエネルギーだけでまかなえる』」

マスオ「とか抜かしているけど」

マスオ「全くのデタラメだからね」

アナゴ「ほ、本当かい?」

マスオ「自然エネルギーは、とにかく安定性がない」

マスオ「電気を『貯める』ことが出来無い限り、インフラとしての発電は難しいね」

アナゴ「水力発電は上手く行ってるじゃないか~い?」


マスオ「ある程度はね」

マスオ「でも、水力発電は日本国内における建設としては」

マスオ「ほぼやり尽くしているんだ」

アナゴ「八ッ場(やんば)ダムとか、建設中じゃないか~い?」

マスオ「これは利権も絡むけど、地形的に『無理がある』場所に作ろうとしているんだよ」

アナゴ「無理がある?」

マスオ「そうだね……まずは軟弱な地盤だったりする事かな?」

マスオ「その為に補強補強で、当初予算の何倍ものお金が使われたりしてるしね」

マスオ「この分だと……作るのにかけたお金を回収する時間は、どれだけ掛かる事やら……」

アナゴ「…………」

俺の親父、電力会社だけどよ。良い暮らしじゃねえぞ。


マスオ「次に太陽光や風力だけど……言わなくてもわかるかな?」

アナゴ「そうだね……曇ってたり、無風だったりしたら……電気は作られないね」

マスオ「そういう事」

マスオ「それに、政府はクリーンエネルギー政策として」

マスオ「太陽光発電での電力買い取りを、通常価格より高く各電力会社にさせてるけど」

マスオ「それは太陽光パネルを『買えない貧乏人』に『経済的負担をさせる』」

マスオ「悪法でもあるんだ」

マスオ「……言わなくてもわかるだろうけど」

マスオ「太陽光パネルが普及すればするほど、電気料金は高くなるんだよ」

アナゴ「…………」

アナゴ「どうしたらいいんだ……フ~グ田君」


マスオ「そうだね……僕達に出来る事は少ないけど」

マスオ「とりあえず、『原発すべての即時廃炉』は僕達の首を絞めるだけなんだ」

マスオ「それを理解する事だね」

アナゴ「…………」

マスオ「後は、新エネルギー政策に期待するしかないかな?」

アナゴ「新エネルギー政策?」

マスオ「最近だとシェールガス・オイルやメタンハイドレート……」

マスオ「他にもオーランチ・オキ・トリウムなどがあるね」

マスオ「これらの技術的実用化の目処が立てば、日本は世界一の資源大国になるかもね~」

アナゴ「!!」

アナゴ「ほ、本当かい!? フ~グ田君!?」


マスオ「まだまだ『タラレバ』の話しさ~アナゴ君」

アナゴ「いやいやいや、フ~グ田君」

アナゴ「少しでも明るい話があるのなら、それでいいんだよ!」

アナゴ「ぜひ、そのシェールなんちゃらとオーランチキチキについて教えてくれ」

マスオ「いいとも、アナゴ君」

アナゴ「それじゃあ、一杯やりながらどうだい?」

マスオ「え!? で、でも、サザエに控える様に言われてるし……」

アナゴ「かたい事、言うなよ、フ~グ田君♪」

アナゴ「奢らせてもらうよ~?」

マスオ「むむむ……じゃあ行きますか!」

アナゴ「そうこなくっちゃ!」

     アハハハ……

>>12
すみません。あくまで電力会社の『トップ』が、という意味です。

それから地熱発電なんかも有力視されていますが、地権者や
その他もろもろの理由で問題が多いですね。
実用化は、おそらく一番近道だと思うのですが……。

後、思い切りタイミング外してる内容ですみません……。


リカ「オスプレイ、はんたーい!」

リカ「原発、はんたーい!」

タラオ「リカちゃん、何してるですか?」

リカ「あら、タラちゃん」

リカ「日本の為になるデモを真似してるの!」



     日本の民団は素晴らしい



タラオ「ふふふ~それはおかしいですぅ~」

リカ「? 何がおかしいの?」

タラオ「両方共、日本からなくなると困るからですぅ~」


リカ「どうしてよ?」

リカ「オスプレイは墜落事故が多いし」

リカ「何よりも沖縄のみんなは、反対してるじゃない」

リカ「テレビでデモ中継だってやってたわ」

タラオ「オスプレイの事故は、開発段階の物から数に入れてるので」

タラオ「参考にならないですぅ~」

タラオ「現状の老朽化したチヌーク輸送ヘリの方が、かえって危ないですし」

タラオ「輸送性能が段違いですぅ~」

リカ「あら……じゃあどうして沖縄の人達は、デモまで起こしてるの?」

リカ「それに米軍も相変わらず住民に酷い事をしてるわ」

タラオ「それはですね~」


タラオ「デモをしている人達は、沖縄県外から来ている人も大勢いるからですぅ~」

リカ「ええ~!?」

タラオ「それからリカちゃんに聞きたいのですが」

タラオ「確かに米軍の何人かが悪い事をしましたですぅ~」

リカ「うん」

タラオ「でも、どうしてそれがアメリカ軍全体が悪い事になるですか?」

リカ「え……?」

タラオ「よく、朝鮮人や韓国人が悪い事をしても」

タラオ「それは『一部の人達』の仕業であって」

タラオ「朝鮮人全体を悪く見るのは良くないって聞くですけど」

タラオ「どうして、『米軍』は悪いと言われるですか?」

リカ「そ、それは……そう! 軍隊だからよ!」

サザエさんと政治を掛け合わせるのが流行りなのか?


リカ「それにアメリカはずっと沖縄の街中に基地を構えて」

リカ「住民に迷惑をかけ続けているじゃない!」

タラオ「なるほどですか」

タラオ「リカちゃんは、普天間基地の実情を知らないですね」

リカ「え!?」

タラオ「まず、街の中に突然基地を作られた、じゃないですぅ~」

タラオ「1945年、日本は戦争に負けて無理やり、ですが」

タラオ「米軍はサトウキビ畑を整地して普天間基地を作ったですぅ~」

リカ「ほら! やっぱり酷いじゃない」

タラオ「確かにそうですが、その後、その土地に住んでいた住民ならともかく」

タラオ「基地があると知りつつ、その周辺に移り住んできた人達に」

タラオ「責任は全く無いですか?」

リカ「そ、それは……」


タラオ「それから、今、中国が尖閣諸島を奪おうとしているです」

タラオ「それの防衛を助ける、米軍新兵器のオスプレイをどうして邪険に扱うですか?」

タラオ「ひいては、沖縄本島の防衛にも寄与するですよ?」

リカ「で、でも、テレビで……」

タラオ「そのテレビも」

タラオ「どうしてオスプレイ反対の意見ばかり取り扱うですか?」

リカ「え?」

タラオ「沖縄での米軍基地は、沖縄県民にとって大事な雇用を生み出す施設ですぅ~」

タラオ「つまり、なくなると困る日本人もいるです」

タラオ「そんな中で、反対の人達しか居ない訳がないですぅ~」

リカ「…………」


リカ「じゃあ、タラちゃんはわかるって言うの?」

タラオ「えへへ~。 パパから聞いたですぅ~」

リカ「あたしにも聞かせてくれる?」

タラオ「わかっているですぅ~」

タラオ「まず、最初に」

タラオ「今のテレビは、韓国に有利な報道を長くするですぅ~」

リカ「ええ!?」

タラオ「信じられないかもしれないですが」

タラオ「今のメディアは、在日朝鮮人に『汚鮮』されていて」

タラオ「韓国・朝鮮人にとって不利な報道は、ほとんどされないか短いですぅ~」

リカ「う、嘘よ、そんなの!」


タラオ「じゃあ、リカちゃんは、来日外国人犯罪者の1位と2位が」

タラオ「韓国人と中国人である事を知っているですか?」

リカ「!!」

タラオ「ふふふ~、こういう事はまだまだたくさんあるですが」

タラオ「このくらいにしておくですぅ~」

リカ「…………」

タラオ「そして、オスプレイのデモを行っている人達は」

タラオ「ほとんどが中国系市民で占められている」

タラオ「民団組織ですぅ~」

リカ「…………」


タラオ「どうしてそんな事をするか?」

タラオ「もちろん、中国にとって米軍とオスプレイが『驚異』だからですぅ~」

リカ「でも待って、タラちゃん」

リカ「さっき朝鮮人がメディアを汚鮮してるって言ってたけど」

リカ「どうして中国の味方をするの?」

タラオ「韓国にとって日本からの米軍撤退は」

タラオ「そのまま、日本の防衛力の低下を意味しますですぅ~」

タラオ「竹島の次に対馬を狙っている韓国にとって、得になるですぅ~」

リカ「…………」


リカ「じゃあ……原発のデモも?」

タラオ「はい、ですぅ~」

タラオ「原発は、日本の電力の30%を作っているです」

タラオ「このまま原発を止めたままだと、日本の経済は大打撃ですぅ~」

リカ「…………」

タラオ「日本経済がダメージを受けて喜ぶのは韓国ですぅ~」

タラオ「そして、あぶれた原発の技術者を中国と韓国が狙っているですぅ~」

リカ「なんて事なの……」

リカ「じゃあ、反原発のデモは、誰がやってるの?」

タラオ「もちろん韓国系の民団組織ですぅ~」

タラオ「数を盛るのが好きな人達なので、いつも1万人とか言ってますけど」

タラオ「警察発表では10分の1くらいの人数になるですぅ~」

リカ「へぇ~」


タラオ「それから、メディア汚鮮の実態を伝える事実として」

タラオ「フ○テレビ脱韓流デモや韓国との国交断絶デモ……」

タラオ「n○k売国やめろデモがあった事は、報道されていないですぅ~」

リカ「……今初めて知ったわ」

タラオ「それが怖いところですぅ~」

タラオ「リカちゃんにスイス民団防衛について、教えておくです」

リカ「スイス民団防衛?」

タラオ「はいですぅ~」

タラオ「これは、簡単に言えば、武器を使わない『侵略』のやり方ですぅ~」

リカ「侵略!?」


タラオ「最初は、お友達のふりをして、近づくです」

タラオ「そして、ゆっくりと、その国の組織、団体、企業、特にメディア企業に入り込むです」

タラオ「メディアを支配したら、後は、自分たちの国をとてもいい国、人達だと」

タラオ「宣伝しまくるですぅ~」

リカ「!!」

タラオ「そして、やがては政府機関に入り込み」

タラオ「大規模な移民政策を行って、その国の雇用と、土地を奪っていくですぅ~」

タラオ「後は、最終段階として『民族浄化』か『民族淘汰』をして」

タラオ「その国は完全に乗っ取られるですぅ~」

リカ「そ、そんな酷い!」


タラオ「残念ですけど……チベットとウイグルは」

タラオ「中国に乗っ取られて、すでに最終段階に入ってるですぅ~」

リカ「…………」

タラオ「そして、日本も危ないです」

リカ「どうしたらいいの? タラちゃん……」

タラオ「すぐには無理ですぅ~」

タラオ「理想としては、(地方公務員含む)政府機関及び既存のメディア企業から」

タラオ「帰化人も含めた、外国人を一掃する事ですぅ~」

リカ「それは、差別しすぎじゃないの?」

タラオ「これは『差別』じゃありません」

タラオ「『区別』ですぅ」


タラオ「日本国は、『日本人の為に』存在するです」

タラオ「諸外国、とりわけアメリカ等もその辺りの『区別』は」

タラオ「しっかりと行っているですぅ~」

リカ「でも……」

タラオ「リカちゃん、タラちゃんは、すべての企業や団体、組織から」

タラオ「外国人を外せ、とは言ってないですぅ~」

タラオ「それに現実問題」

タラオ「日本の生活保護の実に60%くらいが」

タラオ「在日朝鮮人に支払われているです」

リカ「ええっ!?」


タラオ「明らかにおかしな点として」

タラオ「在日韓国人を含めた『外国人』の方が」

タラオ「生活保護の申請が通りやすい、というのがあるですぅ~」

リカ「ど、どうしてそんな事になるのよ!?」

タラオ「わからないです」

タラオ「とりわけおかしいのは、申請をした日本人には」

タラオ「家族や親類を探して、その人達に面倒をみてもらえ、と言われるですが」

タラオ「『外国人』には、それがほとんど行われないです」

リカ「…………」

タラオ「諸外国では『祖国で面倒を見てもらえ』と言われるのが」

タラオ「フツーですぅ~」


リカ「まさか……」

リカ「公務員にも『在日朝鮮人』が入り込んでいるの!?」

タラオ「それはわからないですぅ~」

タラオ「でも……そう考えると、なるほど、と、思えるです」

タラオ「よくテレビで差別反対! 朝鮮人にも参政権を!」

タラオ「と、声高に叫んでいる人達は、たいてい」

タラオ「韓国系民団組織の人達ですぅ」

リカ「…………」

タラオ「パパは、『差別』と『区別』は違うんだよ、と」

タラオ「何度も教えてくれたですぅ~」


タラオ「在日朝鮮人や韓国人・中国人を含めた『在日外国人』の生活は」

タラオ「本来、祖国で面倒を見てもらうべきです」

タラオ「それを、はっきり言う事が、大切ですぅ~」

リカ「……確かにそうね」

リカ「それにしてもどうしよう……」

リカ「テレビが信用できないなんて……」

タラオ「大丈夫ですぅ~」

タラオ「リカちゃんには、タラちゃんが居るですぅ~」

タラオ「ボクがリカちゃんに正しい情報を教えるですぅ~」

リカ「そう? じゃあお願いするわね、タラちゃん!」

タラオ「はいですぅ~」

     アハハ……

>>21
いや、最初にサザエさんを使ったから、そのまんまってだけ。
別段ワンピースやドラゴンボールでもいいんだろうけど
なんとなくサザエさんでやってます。

ssですんで、気楽に読んでください。


カツオ「甚六さん、こんにちわ」

甚六「やあ、カツオくん」

カオリ「今日もよろしくお願いします」

早川「同じくです」

花沢「よろしくお願いします、甚六さん」

中島「よろしくです」

甚六「うん、こちらこそよろしくね」 ニコ



     右翼思想はキ○ガイ



甚六「それで今日は、何について聞きたいのかな?」

カツオ「そりゃあもちろん」

中島「親日国についてです!」


甚六「親日国についてか……ふむ」

カオリ「……?」

甚六「……それじゃ、少し、この前の続きみたいになるけど」

甚六「第二次世界大戦前後から話そうかな……」

花沢「韓国の歴史では、徹底的に日本を悪者にしてたわね」

甚六「…………」

甚六「まず、君達はどんな風に習ったかな?」

カオリ「ええと……第二次世界大戦で、日本はドイツ、イタリアと共に同盟を結び」

カオリ「アメリカに対して宣戦を布告しました」

早川「結局、当時の日本政府の頑なさが原因で、原爆を落とされるまで」

早川「日本は降伏しなかった……という感じ、かな?」


甚六「ふむ……だいぶ、はしょってるけど……そんな感じだね」

甚六「それじゃ、聞くけど……日本は悪者だった?」

カツオ「う~ん……思いたくないけど……」

中島「侵略ではあった……よね」

甚六「よし」

甚六「それでは、話を始めるよ?」

一同「はい!」

甚六「まず……当時の日本」

甚六「悪者だったのか?」

一同「…………」


甚六「僕個人の意見を言えば」

甚六「答えは”ノー”だ」

一同「!!」

甚六「理由はいくつかあるけど……大戦に至るまでの経緯」

甚六「君達は、abcd包囲網、という言葉を知っているかい?」

カオリ「……知りません」

甚六「簡単に言うと……『世界』が日本に行った経済制裁だね」

早川「え!?」

花沢「日本は、何か悪い事をしたんですか?」

甚六「そうだね……『欧米人』から見たら、ね」

カオリ「欧米人?」


甚六「あまり知られていないけど、当時、日本は国連(国際連盟)で」

甚六「アジアにおける、欧米人の(アジア人に対する)人種差別を是正しようとしていたんだ」

一同「!?」

カツオ「どういう事……なんですか?」

甚六「簡単だよ……アジア圏での欧米諸国の植民地支配は」

甚六「奴隷の様な扱いだったからね……」

一同「…………」

甚六「で、話を戻すけど……それが欧米諸国にとっては目障りだった」

甚六「アジア圏で唯一、欧米に対抗出来る軍事力を持ちつつあった日本が」

甚六「邪魔になってきたんだ」

一同「…………」


中島「ちなみに……どんな経済制裁だったんですか?」

甚六「かなり酷い内容だよ」

甚六「一番酷いのは、石油や鉄鉱石などの資源の輸入制限措置かな……」

甚六「今でもそうだけど、車も戦闘機も軍艦も、燃料が無いと動かないからね」

甚六「特に日本は、アメリカに大部分を頼っていたから……」

甚六「悪く言えばアメリカの言うなりにしないと、生活すらままならない」

甚六「そんな状況だったんだ」

カオリ「黒人奴隷を開放したアメリカが、そんな事を……」

甚六「カオリちゃん……アメリカにも事情はあったんだよ」

カオリ「え?」


甚六「何といっても『世界恐慌』が大きな理由だろうね」

中島「あ、それ知ってます!」

中島「確か……”ブラックマンデー”ですよね?」

甚六「ハハハ……それはつい最近……と言っても1987年だけど」

甚六「世界規模の株価大暴落のことだよ」

中島「あちゃ~……」

甚六「でも、状況は割とよく似てるかな?」

甚六「要は、アメリカ国内で……いや、世界中で景気が悪くなったんだ」

甚六「日本も含めてね」

花沢「原因は何だっんですか?」


甚六「う~ん……それを説明するのは難しいね……」

甚六「日本のバブル崩壊みたいなものが、引き金なんだと言われているけど……」

甚六「実体経済と隔離した株価……って意味わからないよね?」

早川「……すみません」

甚六「いや、かまわないよ」

甚六「僕も完全に理解してるわけじゃないんだ、経済に関しては……」

一同「…………」

甚六「話を戻すけど、アメリカ国内の景気は悪かった」

甚六「それだけ理解してくれるかな?」

一同「はい」


甚六「アメリカとしては、国内景気の改善を急ぎたかったけど……」

甚六「国内だけでは、もうどうにもならなかった」

一同「…………」

甚六「そこで目をつけたのが、アジア諸国」

甚六「これはアメリカだけじゃないけど、植民地で搾取して」

甚六「何とかしようとしたんだ」

カオリ「そんな酷い!」

甚六「それに対して文句を言ったのが日本、というわけだよ」

カツオ「なるほど……アメリカや欧米諸国にとっては」

カツオ「お金儲けを邪魔する、嫌な奴、だったんだね」

甚六「もちろん日本に思惑が無かった訳じゃないけどね……」


早川「というと?」

甚六「君達も聞いた事はあるかな? 大東亜共栄圏(だいとうあ きょうえいけん)って」

中島「あ、はい。 知ってます」

中島「確か……侵略の最終目的がそれだと……」

甚六「……まあ簡単に言えば」

甚六「東アジア全体を『一つの国』にしよう、という考え方だね」

花沢「ふわー……」

早川「今から考えると無茶苦茶ね……」

甚六「ふふ……少しだけ反論すると」

甚六「アメリカは、あれだけ広い国土を『一つの国』にまとめてるよね?」

甚六「アメリカの『州』は、世界的に見れば、『国』と規模が変わらない」


甚六「そしてヨーロッパは『eu』として国の垣根を越えようとしている」

甚六「彼ら欧米人に出来て、自分達に出来無い事はない」

甚六「そんな風に考えると……ちょっと楽しくないかい?」

花沢「はい! ワクワクします!」

甚六「実際は……アメリカもeuも、いろいろ問題を抱えているけどね……」

一同「…………」

甚六「おっと、また話がそれちゃったね」

甚六「さて……そんな野心も含めて、欧米各国から疎まれ始めた日本」

甚六「決定的だったのが」

甚六「『ハルノート』だ」

カツオ「ハルノート?」


甚六「これがまた酷い内容でね……」

甚六「まず当時、日本は、相当追い詰められていた」

甚六「欧米諸国の禁輸措置により資源は輸入できず」

甚六「世界恐慌の影響で国民の不満は相当に高まっていた」

一同「…………」

甚六「それから言っておくけど、日本は、いきなり戦争を仕掛けたわけじゃない」

甚六「その前にアメリカと、なんとか交渉を続けていたんだ」

一同「…………」

甚六「当時の日本は戦争によって、中国の一部を『占領状態』としていたけど」

甚六「それらからの撤退案を提示していたんだ」

一同「…………」


甚六「ちょっと簡単にしすぎだけど……」

甚六「これ以上経済封鎖を続けられたら、日本は自国を守るために」

甚六「南方に進出するしかない。 でもそれは望みではない」

甚六「だけど、経済封鎖を解いてくれるのなら、現在、中国に進行している日本軍を」

甚六「2年くらいで撤退するよ?と、条件付きだけど、いくつか妥協案を提示しているんだ」

カツオ「アメリカはなんて?」

甚六「それが『ハルノート』」

甚六「アメリカは『ハルノート』が最終的な返答ではなかった、と言ってるけど」

甚六「日本側としては、話し合いに応じず、一方的にこの書簡を届けられて」

甚六「アメリカは、まともに取り合う気はない、と判断したんだ」


中島「どんな内容だったんですか?」

甚六「そうだね……」

甚六「撤退に関しては、中国と朝鮮半島からの軍・民間の完全撤退」

甚六「それから、大陸への不干渉に三国同盟の解消……」

一同「……!?」

甚六「つまり、これまで日本が朝鮮半島や中国に対して行なってきた」

甚六「投資資金や影響力すべてを『捨てろ』と言ってきたんだ」

一同「!!」

カオリ「ちょ、ちょっと待ってください」

カオリ「確かにひどい内容ですけど……それをすれば、経済封鎖は解かれるんですし……」

甚六「解かれないよ」

カオリ「……え?」


甚六「『ハルノート』には、経済封鎖について、一切触れられていないんだ」

一同「……!!」

甚六「これで日本は、もう戦争しかない、との判断に至った」

甚六「軍や政府内にはアメリカと戦争しても勝てない、必ず負ける、と思ってた人も大勢いたけど」

甚六「どうせ日本を滅茶苦茶にされるのなら、戦って死んでやる」

甚六「そんな空気に変わったんだ」

一同「…………」

甚六「後、ちょっと捕捉するけど」

甚六「アメリカの歴史学者や元政治家なんかにもね」

甚六「当時の日本の状況で、この様な返答をされたら戦争に至ったのも仕方ない」

甚六「そう言う人は、実は少なくないんだよ」

一同「…………」


甚六「さて、いよいよ日本は戦争へと突き進む訳だが」

甚六「ここでもおかしな事が起こる」

早川「おかしな事?」

甚六「日本時間で1941年12月8日の真珠湾攻撃」

甚六「日本側のアホな官僚共が、宣戦布告をアメリカに遅れてしたために」

甚六「あの日は、日本側の『汚い騙し討ち』でアメリカは戦争に巻き込まれた」

甚六「と、公式にはされているけど」

甚六「実は、アメリカは、日本の攻撃を知っていたんじゃないのか?」

甚六「と、言われていたりするんだよ」

一同「ええ!?」


甚六「一番の理由は」

甚六「日本軍が最も沈めたかった、敵機動部隊……」

甚六「『空母』が真珠湾に居なかった事だ」

中島「事前に察知してて、逃げていたと……」

甚六「まあ……実際どうかはわからないよ?」

甚六「日本も攻撃を成功させたくて、ギリギリのタイミングだったしね」

一同「…………」

甚六「ともあれ、これによってアメリカは」

甚六「『リメンバー・パールハーバー』を合言葉に」

甚六「一致団結して一気に戦争へと傾くんだ」


カオリ「……あれ?」

カオリ「甚六さん、その言い方だと、アメリカも戦争はしたくなかったんですか?」

甚六「実はそうなんだよ」

甚六「こういうのを厭戦(えんせん)気分と言うんだけど……」

甚六「アメリカはイギリス支援の為、ドイツと戦い」

甚六「その犠牲者が多くなるにつれ、もう戦争は良くないんじゃないのか?」

甚六「と、大半のアメリカ国民は思っていたんだ」

花沢「そこに日本の攻撃が……」

甚六「そういう事だね」

甚六「殺らなきゃ殺られる……そんな風に思ったんだろう」

一同「…………」


甚六「ここからは、かなり簡潔な話になるけど……」

甚六「日本はどんどん占領地を拡大させていく」

甚六「そして、ここから親日国が出てくるんだ」

カツオ「ど、どこですか?」

甚六「たくさんあるんだけどね……」

甚六「まず、タイ」

甚六「タイでは国王や元軍人さんが」

甚六「自国やアジア各国の独立や白人植民地支配からの解放は日本のおかげだ」

甚六「と、言ってくれているよ」

一同「!!」


甚六「インドネシアも日本が来てくれたおかげで」

甚六「自国の発展と独立に寄与した、と」

甚六「歴史の教科書に記している」

中島「ほ、本当ですか!?」

甚六「ああ。 厳しい軍事教練だったけど、それにより規律と勇敢に戦う事や」

甚六「耐え忍ぶ事を学んだ……とね」

カオリ「し、信じられない……」

甚六「まあもちろんの事だけど、全員が全員そう思った、という事じゃないと思うけどね」

早川「他にまだありますか?」

甚六「パラオかな」


花沢「パラオ?」

甚六「南にある、島国なんだけど……ここは特にすごいよ」

甚六「この国も白人支配からの開放者として日本を扱ってくれているけど」

甚六「戦後、アメリカの統治を50年に渡り受けながら」

甚六「1994年の独立の際、国旗掲揚の時、パラオ国歌の前に『君が代』が流されたんだ」

一同「ええ!?」

カツオ「どういう事ですか? 甚六さん!」

甚六「そうだね……パラオのある島での話だけど」

甚六「そこでの日本軍は教育やインフラ整備……」

甚六「それらを現地の人達と一緒になって仲良く行っていたんだ」

一同「…………」


甚六「これは日本の、欧米とは違う植民地政策なんだけど……」

甚六「必ず、教育を施した、優秀な現地の人間を地域の代表として」

甚六「雇っていたんだ」

カオリ「どうしてそんな事を?」

甚六「そうだね、まず基本的な事だけと」

甚六「同化政策として、ここは日本の一部になったから、みんな同じ日本人だよって事で」

甚六「差別をしない、という事を前提にしてたんだ」

甚六「もちろんそうやって心理的に安心させて、反乱を防ぐ、という見方もあるけどね」

早川「へえ~……」


甚六「まあそんな経緯を経て、劣勢になった日本はだんだん戦線を維持できなくなり」

甚六「いよいよ、パラオにも米軍が迫ってきた」

甚六「…………」

甚六「パラオの人達はね、当然、日本軍と一緒になって戦うつもりだった」

甚六「自分達の故郷を白人から守る為でもあったしね……」

一同「…………」

甚六「ところが……今まで苦楽を共にしてきたはずの日本軍から」

甚六「貴様らの様な土人が、皇国軍人として戦うなど恐れ多い!」

甚六「黙って我々に従い、後方に下がっていろ!」

甚六「と、一喝された」

花沢「え……!?」


カオリ「どうして……!? 仲良くしてきたのに……」

甚六「…………」

甚六「パラオの人達も落胆を隠せなかったそうだよ」

甚六「今までの事はなんだったんだ……所詮、日本も欧米と同じなのかと……」

甚六「がっかりしたんだ」

カツオ「…………」

甚六「……そして、後方に戻る輸送船にパラオの人達が乗る時にも」

甚六「日本軍は見送りにすら来なかった」

中島「うわぁ……本当にがっかりだね……」

甚六「……でも」

カオリ「え?」


甚六「船が港を抜け、ぐるりと岬を回ると」

甚六「日本軍の人達が居たんだ」

早川「!」

甚六「日本軍はみんな、手を振りながら、輸送船のパラオの人達に」

甚六「元気でいろ、達者で暮らせ、さようなら、と」

甚六「あらん限りの大声で、彼らを見送ったんだ」

花沢「……どうして、最初から見送らなかったのかしら?」

甚六「…………」

甚六「やがて、外洋に出たとき」

甚六「パラオの人達は、あることに気がついた」


甚六「日本軍は、『また会おう』と言わなかった事に」

一同「!!!!」

カツオ「ま、まさか……!」

中島「……甚六さん」

中島「日本軍はどうなったんですか……?」

甚六「…………」

甚六「全滅した」

一同「…………」

甚六「今話した事は、公式に記録に残されたものじゃないけどね」

甚六「その戦いの後、米軍はあっという間にパラオを占領した」

一同「…………」


甚六「そして……数日かからず米軍の手によって故郷に帰ってきたパラオの人達は」

甚六「そこにあるおびただしい数の日本軍の遺体に涙したそうだ……」

甚六「あの時の日本軍の行動は、自分達を逃がす為だったんだ、と……」

一同「…………」

甚六「これは公式に残っている記録にあるんだけど」

甚六「米軍はアメリカ兵の遺体だけを集めるよう、パラオの住民に命じたが」

甚六「どんなに注意をしても日本兵の遺体を埋葬する事を止めなかったそうだ」

一同「…………」

甚六「それから、アメリカによる統治が始まる」

甚六「アメリカは、日本は悪者だったとパラオの教育に入れるんだけど」

甚六「パラオの人達は、そうじゃなかった事を子供達に口頭で伝え続けたんだ」


一同「!!」

カオリ「それが……最初の『君が代』につながるんですね!」

甚六「その通り」 クス

甚六「そしてそれだけじゃないよ?」

甚六「パラオの国旗は、青地に黄色の丸、なんだけど……」

早川「色違いの日本の国旗みたいですね」

甚六「そうさ。 そして、真ん中にしたんじゃ日本に申し訳ない、という理由から」

甚六「黄色の丸……月を表してるそうなんだけど、やや左にずらして描いているんだ」

花沢「あら……何だか遠慮がちで日本みたい」

甚六「ふふ、そうだね」


甚六「さらに、今現在でも約8割くらいの人が、その親愛の証に、と」

甚六「日本風の名前を姓名のどちらかにつけているそうだよ」

カツオ「うわぁー、なんだか嬉しくなる!」

中島「パラオの事をもっと知りたくなるね!」

カオリ「家に帰ったら、さっそく地図で調べなきゃ!」

早川「私も!」

花沢「もちろん、あたしも!」

甚六「うん。 きっとパラオの人達も喜ぶと思うよ」

     ハハハ……


甚六「そして、他のアジア諸国も同様に第二次大戦での日本を」

甚六「肯定的に捉えているものが多い」

甚六「ビルマ……現在はミャンマーだね」

甚六「それにマレーシア、インド、シンガポール……」

甚六「後は、台湾……は微妙かな?」

甚六「どの国も白人支配からの開放をしてくれた日本に感謝をしているよ」

カツオ「……本当に中国、朝鮮以外、と言ってもいいくらいだね」

甚六「それに少し付け加えるけど」

甚六「朝鮮半島に関しては、攻め込んですらいない」

甚六「1910年当時の朝鮮半島は、非常に経済的に行き詰っていた」

甚六「それを何とかしてくれ、と、朝鮮半島の方から頼み込んできて併合したんだ」

中島「……それを『日帝支配』なんて言ってるわけか」

甚六「ちなみに併合されるまでは『大韓帝国』と名乗っていた」


甚六「さて、これまでは世界大戦でのつながりが多かったけど」

甚六「それ以外の国もあるよ」

カオリ「どこかしら?」

甚六「トルコだね」

甚六「みんなは、エルトゥールル号事件って知ってるかい?」

早川「……いえ」

甚六「うんうん、別に構わないんだよ」

甚六「1890年(明治23年)の和歌山の紀伊大島付近で」

甚六「嵐の中、船が座礁する」

甚六「その船の名がエルトゥールル号さ」

花沢「それがトルコの船なんですね?」


甚六「そうだよ」

甚六「エルトゥールル号が座礁した場所に近かった小さな漁村の住人は」

甚六「嵐の中、懸命の救出活動を行ったけど……大勢の人が亡くなったそうだ」

カツオ「どのくらいの人が……?」

甚六「詳しい犠牲者の数はわからないけど……」

甚六「初期の墓碑には581人が亡くなった、とあったそうだ」

中島「生存者は……?」

甚六「69名といわれてる」

甚六「さらに、その痛ましい事件を報道され、日本は全国で義援金を募り」

甚六「それを遺族を亡くされたトルコのご家族に、と、トルコに送ったんだ」

カオリ「えー!?」


甚六「それが今のトルコの教科書にも記載されている」

甚六「そして、日本でも今の和歌山県、大島村にエルトゥールル号犠牲者の」

甚六「墓碑があるよ」

早川「そうなんですか……」

甚六「そして、思わぬところで日本人は恩返しをされるんだ」

花沢「え?」

甚六「それは1985年(昭和60年)、イランの首都テヘランで起こった」

甚六「この当時はイラン・イラク戦争真っ只中でね」

甚六「当時のイラク指導者(フセイン)が、長引く戦争を嫌って」

甚六「一気にカタをつけようと、イラン首都の無差別攻撃を宣言した」

カツオ「み、民間人も!?」

甚六「無差別だからね」


甚六「そんな中で困ったのがイラン国内にいる外国人」

甚六「みんなイラクが攻撃を宣言している時刻までに、何とか脱出しようと必死だった」

中島「な、何だか、ドキドキしてきた……」

甚六「そして、それは日本人も同じだった」

甚六「でも前々からキナ臭さはあったんで、飛行機の予約を取ってる人は多かったんだ」

カオリ「それなら、一安心」

甚六「ところが」

早川「え?」

甚六「空港で予約のチケットを見せたら」

甚六「『(航空会社の)自国民の避難を優先するので受けられない』」

甚六「と、搭乗を拒否された」

一同「!!」


花沢「そ、そんな酷い!」

甚六「確かにね」

甚六「でも、逆の立場なら……それが普通なんじゃないかな?」

一同「…………」

甚六「日本人は、どうするのか、本当に困った」

甚六「当時、テヘラン空港に日本の航空会社は参入してないし」

甚六「それに戦時下のイランは、とんでもなく治安が悪化していた」

甚六「空路がダメなら陸路のバスしかないけど……自殺行為に等しかった」

一同「…………」

甚六「空港職員に自国の……つまり、日本の大使館に相談してみたら?」

甚六「と言われ、藁にもすがる思いで大使館に駆け込んだ」

一同「…………」


甚六「日本大使館も、手を打たなかったわけじゃない」

甚六「テヘラン空港に他国のチャーター便を飛ばして対応しようとしてたんだ」

カツオ「ホッ……」

甚六「だけど」

一同「!!」

甚六「帰路の安全が確保できない、と言って」

甚六「直前になって断られてしまう」

中島「なっ!!」

甚六「それで慌てて何とか他国の大使館を駆けずり回って」

甚六「飛行機を飛ばしてもうらうよう要請するんだけど……」

甚六「どこも自国民以外を乗せる余裕はなかった」

一同「…………」


カオリ「……!」

カオリ「甚六さん、もしかして、その時に手を差し伸べてくれたのが……!」

甚六「ふふ、そう! トルコだったんだ」

早川「良かった……」

甚六「この時のトルコ大使の行動は本当に迅速だった」

甚六「何しろ、イラクの攻撃開始時間が迫っていたからね……」

花沢「それなのに飛行機を飛ばしてくれたんだ……」

甚六「本当に頭が下がる思いだよ」

甚六「だけどトルコ大使は、事も無げに『困った時はお互い様です』」

甚六「と言ってくれたそうだよ」

カツオ「今度は僕達が助けなきゃ!」


甚六「ハハハ……カツオくん、今でもトルコとの交流は続いていて」

甚六「少し前に日本は消防自動車を送ったりしているんだ」

中島「これこそが本当の友好国だね!」

甚六「…………」

甚六「中島くん、だからといって無条件に信用してはいけないと思うよ?」

中島「え?」

甚六「身近にそれをして、見事に裏切られている国があるからね、日本は」

中島「…………」

甚六「それに、今話した『親日国』についても同様だ」

甚六「歴史には『かつて』仲の良かった国同士が、戦争を始めたりもしている」

甚六「『親日国』の人だからといって、信用『しすぎる』のは危険な行為だと僕は思うんだ」

一同「…………」


甚六「ふふふ……君達には、夢のない話をしてしまったね」

甚六「それに今話した戦時中の事を肯定的に捉えた話しは」

甚六「日本の歴史教育に偏りがあると、僕は思うから話した」

甚六「日本の歴史教育は、とにかく第二次大戦の日本軍は『悪者』だったと伝えている」

甚六「確かにそうだった部分も多いだろう」

甚六「だが、それだけではない事も君達に伝えておきたかった」

カオリ「甚六さん……」

甚六「さて」

甚六「最後になるけど、イラクのサマーワの話をしておこうかな?」

早川「イラクの……さまーわ?」


甚六「これはアメリカがイラクに武力侵攻・制圧した後のお話」

甚六「あると言ってた大量破壊兵器は無かったけどね」

花沢「ああ……あの時の……」

甚六「あの当時、日本ではpkoに基づく自衛隊の海外派遣で」

甚六「自衛隊をイラクのサマーワに復興支援の部隊として送った」

甚六「これもやれ法を拡大解釈しすぎだとか、隊員の安全が確保できないとか」

甚六「色々言われてたね……」

カツオ「ニュースでそんなシーンばっかり流されてた気がする……」

甚六「ともかく、2004年に派遣され、復興支援が始まった」

甚六「ところがだ」

甚六「そこで、前代未聞の市民デモが起こった」

中島「ま……まさか、自衛隊は出てけー! ……とか?」


甚六「ふふふ……」

甚六「その逆だよ」

カオリ「え?」

甚六「100人前後のサマーワ市民が、『自衛隊よ、帰らないでくれ』と」

甚六「懇願するデモだったんだ」

早川「ええっ!?」

甚六「実際、その当時、復興支援には多国籍軍が関わっていたけど」

甚六「いろんな国に驚かれていた」

花沢「そりゃそうでしょうね……」

花沢「でも……どうしてかしら?」

甚六「それじゃあ、その当時、指揮官だった番匠幸一郎一等陸佐の言葉を」

甚六「君達に聞かせよう」




我々はあなた方の友人としてサマーワに来た。

我々日本も60年前(当時)の先の大戦で敗れ、国土は焦土と化した。

全てが無に帰し、食料にも困る日々が続いた。

そんな廃墟から私達の祖父母、父母達は立ち上がり、大変な苦労をして日本を復興した。

そして、その結果、いまや世界第二位という日本を築き上げる事が出来た。



メソポタミア文明という人類にとって、偉大な歴史を有するあなた達イラク人は偉大な国民だ。









     あなた方に同じ事が出来ないはずはない。











     我々は友人としてあなた方が立ち上がる、お手伝いに来たのだ。







一同「…………」

甚六「……どうかな?」

カツオ「なんだろう……上手く言えないけど」

カツオ「頑張ろうって気になる」

中島「今の僕達は……イラクの人達みたいに打ちのめされていないけど」

中島「嬉しく思うんじゃないかな」

カオリ「私もそう思うわ、中島くん」

早川「自分達を『偉大』って言われたら、くすぐったいけど嬉しいでしょうね」

花沢「あたしは、ようし!やってやろうじゃない!って気になるわ!」

甚六「ふふ、そうだよね」


甚六「そして、サマーワの新聞にも取り上げられて」

甚六「こんなに素晴らしい民族が同じアジア圏に居た事を知らなかった事が恥ずかしく」

甚六「そして、友人になれた事を誇りに思う、というような事を記事にしてくれたんだ」

カツオ「うわぁ……そこまで言ってくれるなんて」

中島「自衛隊の人達……本当に頑張ってくれたんだな……」

カオリ「東日本大震災でも活躍してくれたけど……」

早川「遠く離れたイラクでも、こんなに良い活動をしてくれてたなんて……」

花沢「そうよ! どうしてあたし達は、この事を知らないの!?」

花沢「どうして報道してくれなかったのよ!」

甚六「…………」


カツオ「花沢さん……これが『メディア汚鮮』、という事だよ」

花沢「……くっ!」

花沢「あたし……元から好きじゃなかったけど、本気で朝鮮人が嫌いになったわ!」

甚六「まあまあ……花沢さん、そう怒らないで」

甚六「カツオくんも敵愾心をあんまり煽らない方がいい」

カツオ「……どうしてですか?」

甚六「う~ん……そうだね」

甚六「実を言えば、僕は、あまりカテゴリー化するのは好きじゃない」

甚六「右翼、左翼、とわめくのは、意味がない、と思ってる」

中島「ええっ!?」


甚六「もちろん、さっきも言ったけど、信用しすぎるのは問題だ」

甚六「まあ……『朝鮮人』というだけで、身構えてしまうのも事実だけどね……」

カオリ「だったら……何故?」

甚六「僕自身は出来るだけ『事実』を知りたいからだ」

早川「事実……」

甚六「例えば、従軍慰安婦や強制連行」

甚六「僕は一応『あった』としている意見も目を通している」

甚六「まあ、はっきり言って論点ずらし……オランダ人も強制連行されたから」

甚六「朝鮮でもあった、みたいなのばかりだけどね」

甚六「要するに一つの事柄に対して、片方の意見を信じすぎるのは良くない」

甚六「そう言いたいんだ」

花沢「…………」


甚六「だからこそ」

甚六「今のメディアは信用できない」

甚六「どのチャンネルを付けても同じ視点、同じ報道……」

甚六「そして僕の疑問は、どうしてそうなるのか?」

甚六「から始まった」

一同「…………」

甚六「もちろんネットはありがたいツールだけど」

甚六「こちらを信じすぎてもいけない……難しい世の中になったものだよ……」


カツオ「…………」

カツオ「以前も甚六さんは、こう言ってましたね」

カツオ「どんな情報も『鵜呑みにしない』癖を付け」

カツオ「クソミンスの失敗を繰り返さないために」

カツオ「『正しい情報を知る努力』と『自分で考える力』を身に付け」

カツオ「どうすれば、より良い日本を作って行けるのか? を一人一人が考える」

カツオ「それが大切なんだ」

カツオ「と……」

甚六「覚えてくれてたのか……カツオくん」

甚六「うん、まさにそれだよ」


甚六「それじゃあ、本当の最後に……ちょっと右翼的な発言になるけど」

甚六「みんなに聞いて欲しい」

一同「はい!」

甚六「じゃあまず、君達は、さっきの自衛隊の話を誇りに思うかい?」

カツオ「もちろん!」

甚六「いい返事だね」 クス

甚六「そして、話には出てこなかったけど……」

甚六「東日本大震災では、世界各国から多くの支援・義援金が日本に寄せられた」

カオリ「とっても嬉しかったです!」

甚六「ふふ、僕もだよ」


甚六「少しいやらしい見方をすれば……これから先、日本に助けてもらおう、という」

甚六「魂胆が見え隠れする国や、それが、あからさまな国もあるけど……」

中島「そういえば、やたらと一番乗りした事を自慢してた国がありましたね!」

花沢「大した活動もしてないのに、それをえんえんと恩着せがましく言ってたわ!」

甚六「ハハハ、そうだったね」

甚六「でも、そういう国ばかりじゃ……ううん、人ばかりじゃない事もわかった」

甚六「日々の食事にも困っているアフリカのある発展途上国で、その日の夕食に使う豆を」

甚六「『一度くらい食事を抜いても大丈夫。 日本に届けてくれ』とngoに差し出す人もいた」

早川「…………」 グスッ…

甚六「その人達が、どうしてここまでの事を日本にしてくれるんだろう?」

甚六「それは、僕らの知らない所で、多くの日本人が」

甚六「世界の至る所で『何か』を頑張ってくれているからだ」


甚六「そして、それを君達は忘れないで欲しい」

甚六「君達には、紛れもなく」

甚六「その頑張ってくれている日本人と同じ……」

甚六「誇り高い血が流れている事を、ね」

カツオ「もちろんです!」

中島「そして、それを勘違いしない様にしなくちゃ!」

カオリ「ええ、その通りね、中島くん!」

早川「身近に盛大に勘違いしてる国があるし、余計それが醜悪に見えるわね……」

花沢「考え方を変えましょ。 いい反面教師が居ると思えばいいわ!」

甚六「ふふふ……そうだね、花沢さんの言う通りかもしれないね」


甚六「さて……そろそろ、遅い時間だ」

カツオ「はい、甚六さん」

カツオ「今日もありがとうございました!」

一同「ありがとう、甚六さん!」

甚六「どういたしまして」

甚六「また聞きたい事があったら遠慮なく聞いてくれ」

一同「はい!」


―――――――――――


甚六「ふう……人に色々伝えるのは、本当に大変だ」

甚六「パラオの皆さんの苦労が、よくわかる」

甚六「…………」


甚六(今度は、こちらからカツオくん達に話題を振ってみるか?)

甚六(…………)

甚六(いや……それは押し付けかな……)

甚六(今まで通り、聞かれたら答える。 それでいいだろう……)

甚六(…………)

甚六(…………)

甚六(今回は……ちょっと右寄りだったな……)

甚六(やれやれ、本当に中道というのは難しい)

甚六(気をつけなくては……)


 ――自分自身の為にも――


     おしまい

なげーよ! 自分で書いててそう思いました……。
それからインドについては東京裁判でのパール判事の事とかも
書きたかったんですけど……もうあまりにも長くなるので断念しました。

読んでくれた人、ありがとう!

参考動画 自衛隊編 7分半くらいあります。

http://www.youtube.com/watch?v=nx5-4o6r-8e


参考スレ トルコ編  aassです。
長いですけど、参考にさせてもらいました。

http://tana.pekori.to/tear/log/0412.html


おつ

前の「自民党は左派政党」のやつも面白かったわ

政治に関する自分の意見をキャラに語らせたのか。
こういうのがチラホラあるくらいならバッチこいだけど、連呼戦士がファビョりそうでビクッと来る。

あと、民○防衛の書名はわざと変えたの?

朝鮮に関しては、日本側は支露との関係に於いてとにかく大陸への橋頭保が欲しかったので、
併合派、欧米並みの圧政(?)植民地化派、軍事基地だけ派(最後はうろ覚え)等いろんな意見があったらしい。
併合というか朝鮮の日本の勢力圏入りは、日本側にもいい話ではあったんだよね。
外満州がロシア帝国にとられてしまった以上朝鮮飛ばして満州独立、日満同盟とはいかないし

>>101
あ、それ、俺じゃないです。信じてもらえないかもしれないけど……。
俺が書いたのは、
マスオ「ええー!?竹島に上陸したのかい??」
マスオ「ええー!? 韓国旅行で謝罪してきたって??」
アナゴ「フ~グ田君」
です。

>>102
スマソ、民間防衛でしたね……。
たぶん民団、民団書いてたから間違えたんだと思います。
というわけで>>28の訂正。↓


タラオ「それから、メディア汚鮮の実態を伝える事実として」

タラオ「フ○テレビ脱韓流デモや韓国との国交断絶デモ……」

タラオ「n○k売国やめろデモがあった事は、報道されていないですぅ~」

リカ「……今初めて知ったわ」

タラオ「それが怖いところですぅ~」

タラオ「リカちゃんにスイス民間防衛について、教えておくです」

リカ「スイス民間防衛?」

タラオ「はいですぅ~」

タラオ「これは、簡単に言えば、武器を使わない『侵略』のやり方ですぅ~」

リカ「侵略!?」

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