俺「あんこ、千夜の誕生日だし会わせてやろう」【ごちうさ】 (19)

※これは ご注文はうさぎですか? のあんこを徹底的にいたb……可愛がるスレです。
※下ネタ・暴力発言等がある場合がございます。
※前スレであんこが逃亡に失敗した場合のIF設定です。

※千夜の誕生日合わせの特別短編です。

※前スレ『俺「あんこを手に入れたぞ。たっぷり可愛がってやる」【ごちうさ】』
俺「あんこを手に入れたぞ。たっぷり可愛がってやる」【ごちうさ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407317674/)

前スレを読むのが面倒な方へ説明
・俺があんこを捕獲
・あんこあらゆる恥辱を味わう
・あんこ千載一遇のチャンスを得て逃亡する(これに失敗した場合の話です)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411100697

あんことの生活が始まりどれだけの日々が過ぎたであろうか?
一度は危うく逃げられかけたが、それも無事に捕獲に成功した。

だがそれも終わりが近づいてしまっている。

あの日、あんこは脱走の際にかなり無理をしたのだろう。
捕まえた際にはすでにボロボロの状態であった。

もっともその時には大して深刻に捉えず、脱走の罰として昼夜を問わずに愛でてやった。

その時はいつも以上にあんこもはしゃいでくれたのだが、翌日からあんこはぐったりしたままとなってしまった……
いつもは数日休養を取らせれば回復したというのに、今回は一向に回復の兆しが見られなかった。

さすがに不味いと思った俺はあんこを病院へと連れて行った。
無論、ココや甘兎庵からはかなり離れた所のだ。
念のため変な勘繰りはされないように、拾った野良兎ということにもした。

結果
どうやらマンションからの落下が原因らしい
見た目こそ大した怪我は無いが中身は相当にボロボロだったらしい

なんということだ。
医者が言うには生きてるのが奇跡らしい
回復の見込みはほぼ0だそうだ。

俺はしばらく途方にくれてしまった。
医者は入院を勧めたが、俺は拒否しあんこを連れて帰った。

そして脱走後に用意した今までより一回り小さなケージから、室内に設置している金網小屋へと移した。
いつものあんこは必死に戸を破ろうと体当たりをするが、もはやそんな気配すらない。
あんこは力無くぐったりと寝込んでしまっていた。

それからさらに数日が過ぎた。
もはやあんこは文字通り虫の息だ。
常にビクビクと小さく痙攣をしている。

「このまま終わらせるには惜しすぎる。」

俺はあんこの横たわる小屋に向けカメラを設置し、しっかりとあんこが中心に来るように固定する。

そして……一つのとあるモノを持ってくる。

それは、アンゴラウサギ(雌)の剥製だ。

以前ぬいぐるみであれだけ発情したのだ

なら……この剥製ならばどうだろうか?

わざわざ某専門店にまで赴きティッピーにそっくりなモノを選んできたのだ。

相応の反応をしてもらわなければ困る。

本来なら死にかけの兎にこんなモノを与えた所で反応らしい反応など得られるハズもないが、相手はあのあんこだ。

「くくく。それに・・・」

先に確認したのだ。その瀕死の体には不釣り合いなほどに肥大化したイチモツを・・・

俺は小屋の中のあんこの横へ剥製を置く。

そして瀕死のあんこに何とかしてそれを認識させた。

――その途端

あんこはヨロヨロとだが立ち上がり、そしてその剥製……ティッピー(仮)2号へと覆いかぶさる。

そして今まで見た事の無いほどの勢いで腰を振りだした。

その眼は死にかけの小動物のモノとは思えぬ、まさに餓えた野獣のごとき眼光を放っていた。

「くっく……生命の危機に瀕してる時が最も生殖行動が盛んになるというのは本当なのだな」

俺は必死に笑いを堪えながら、そのあんこの最後の雄姿を見届けた。

・・・そして

――ティッピー!ティッピー!!

ボクは夢を見ているのだろうか?
ティッピーが目の前にいる。
以前あの男にバラバラにされたハズなのに。

体の痛みが嘘のように無くなり、羽のように軽い。
今まで感じたことが無いくらい全身が熱い。
体全体がまるでこれまでの苦痛を忘れさせてくれるかのように、ボクに快感を与えてくれる。

ああティッピー!ティッピー!!

そしてボクは今までに無いくらいの快感の中で
精子が精嚢から尿道を駆け上がっていくのを確認できるほど
精子一匹一匹の動きすらわかるほどの感覚に包まれながら
ティッピーへ向けて解き放った。

その瞬間
ボクの胸に衝撃が走った
そして一際大きくビクン痙攣した。
ただしそれは快感からのモノではなく断末魔のソレであった。

――そして
――ボクの目の前は真っ暗になって行った。

あれからどれだけの日々が過ぎただろうか?

俺はテレビに流れるあんこの映像を止め立ち上がる。

そしてかつてあんこを監禁してた部屋へと足を運ぶ。

ケージや小屋は今ではすっかりと片づけられ、ここもただの物置部屋に戻ってしまった。

その片隅にある棚に飾られた物を見て

そして先日ラビットハウスへ行った際に耳にした会話を思い出し、俺は一つのサプライズを思いついた。

9月19日

その日は千夜の誕生日であった。

今夜はラビットハウスで千夜の誕生日会が行われる予定であった。

あんこが行方不明となって以来、いつもどこか元気の無くなってしまった千夜に対して皆が精一杯気を使ってくれている。

千夜もそれに気づいていたため、「今日だけは以前のように振舞わなければ」そう何度も自分に言い聞かせながら甘兎庵の仕事をこなしていた。

「今日はやけに人が多いわね」
そう思いながら時計を見れば、もうすぐ約束の時間となりシャロが迎えに来てしまう。

支度のために店の奥に声をかけ、仕事をあがろうとした際に店内に一つの違和感を感じた。

「これは何かしら?」

かつてあんこの定位置であった台の上に、一つのバッグが置かれていた。

「誰かの忘れ物?」

そう思いながらその荷物を確認してみようと持ち上げる。

すると、一枚のメッセージカードが足元へ舞い落ちた。

そこには


お誕生日おめでとう、そしてただいま。 あんこ


そう簡潔に書かれていた。

思わず言葉を失う千夜。

そして期待と不安が入り混じりながら、千夜は恐る恐るバッグを開けてみる

――――!!

その瞬間、千夜は息を飲み絶句した。

たしかにあんこはそこにいた。

愛するティッピーとの交尾中に時を止めらた姿で。

あんこはついに甘兎庵へ千夜の元へ帰ることが出来たのだ。

それもつがいを見つけた状態で。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・



きっと今頃飼い主もこれ以上にないほどの喜びを見せてくれていることだろう。



・・・完・・・

千夜の誕生日なので書いた。
反省はしていない。

ちょい補足させてくだちい。
>愛するティッピーとの交尾中に時を止めらた姿で。

この状態って ティッピー2号ちゃんと交尾中の状態で剥製にされたあんこ のことねw

千夜ちゃんへはティッピー2号ちゃんも俺からのプレゼントだ。
そしてあんこは未来永劫、ティッピーとの行為に耽ることが出来るのだ。
俺ってば優しいだろ?

俺はあの今後あの二匹の剥製が甘兎庵の、あの台座の上に飾られることを願いながら、ラビットハウスでコーヒーを楽しむのであった。

その際、千夜はなんとタイトルを付けてくれるのだろうか?

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