女勇者「街に入るのに身体検査が必要ですって…?」(31)

番兵「最近は規制品の密輸が増えていまして」

女勇者「そんなことするわけないじゃない。私は勇者よ」

番兵「どんな方であれ実施しております」

番兵2「つべこべ言わずさっさと脱げ!」

女勇者「うそっ、こんなとこで脱ぐの!?」

女勇者「こんな往来の多いところで…?///」

番兵2「嫌なら迂回するんだな。一週間もあるけば次の街が見えるだろう」

女勇者「うっ…」

女勇者(でもこの街で装備整えたいしいい加減ベッドで寝たいし最近お風呂もまともに入ってないし…)

女勇者(ここは我慢するしかないか)

番兵2「後ろがつっかえている」

旅の男「チッ早くしろよな」ブツブツ

女勇者「くぅっ…」

番兵「まず台の上に手荷物をすべて拡げてください」

番兵「怪しい物がないか私達がチェックします」


私はしぶしぶと手荷物を机の上に並べていく。

番兵2「路銀に、砥石、食料、薬に…そっちの袋はなんだ」

女勇者「せ、洗濯物…」

番兵2「中身をだせ」

女勇者「い、嫌! 洗ってない下着とか入ってるもん…」

番兵「確認するだけですので」

番兵2「はやくしろ。過去には肌着で包んで持ち込んだ悪党もいた」

女勇者「…」

勇者「これでいいんでしょ…!」

袋の中から未洗濯の下着類を机に開いて並べた。
もちろん私の汗をたくさん吸っていて臭いは避けられない。

番兵2「ふん。色気のない下着だな」

勇者「関係ないでしょ」

番兵2「まぁいい」

勇者「…これで荷物は全部よ。なにもないんだから通して」

番兵「いえそうはいきません。まだ現在着用中の衣類がありますので」

番兵2「さっさと脱げ!」


勇者(どうしよう…さすがにこんな往来で…無理だよ)

勇者(でも街にはなんとしても入りたいしなぁ)

1. 恥ずかしさに耐えて脱ぐ
2. 振りきって街に逃げ込む
3. 一旦引き返す

>>15 どうする?

1

女勇者「く……」ズルルルル

番兵「ど、どうも///」

旅の男「う……すげえ」

番兵2「よし、全部脱いだな。確認するぞ」

番兵「は、はい先輩///」カチャカチャ

女勇者「は、早く終わらせて」

番兵「この剣や戦闘用アクセサリーは何ですか?」

女勇者「ゆ、勇者としての装備に決まってるじゃない!」

番兵2「武器を持っているとはな」

女勇者「勇者を知らないの!? 世界の平和を守るために……」

番兵2「とにかくだ。検査を続行する。尻の穴を見せろ」

女勇者「お、おしりの……」

番兵「ご、ごめんなさい////」

番兵2「謝るな。これだから新人は」

番兵「すみません」

番兵2「女勇者とかいう女、早くやれ。肛門を広げるんだ」

女勇者「そんな! そんな……できない」

番兵2「なんだと? おい、新入り。警備隊を呼べ。連行するんだ」

女勇者「!!」

番兵「そんな」

番兵2「規則に従えないなら当然だ」

女勇者「そんなことになったら脱ぎ損、恥の上塗り……!」ブルッ

番兵2「どうした」

女勇者「……見せるわ///」

女勇者「み、見せるわ。お、お尻の穴を見せればいいんでしょう」クッ

ガバッ!!!

番兵「うわわわ!!!」////

女勇者「見せてしまった……親にも見せたことがないこの恥ずかしすぎる個所を自分から、自分から広げて見せるなんて!! しかもこんな外の、公衆の面前ともいえる場所で!!」

番兵2「最初からやれバカ」

女勇者「悔しいっ!」

番兵2「さて。武器を持っていたことでの取り調べがある。警備隊を呼べ。念のため、持ち物はすべて預かっておく」

番兵「ええーーーーっ!?」

女勇者「へ……へええっ!?」

タッタッタ

警備「不審者が来たか」

番兵2「ああ」

女勇者「違う、違う、私は……私は!」

番兵「あ、あの、その」

警備「ちゃんと検査しました? 肛門の奥とかヴァギナとか」

女勇者「え」

旅の男「……」ジーーーーーーッ

番兵2「どうなんだ?」

番兵「あ。え、えっと、まだです」

番兵2「ばかもの。再度始めるぞ」

女勇者「う、うそ……見物が一人増えて、やり直しってこと……!?」

番兵2「尻を開け!!」

番兵「あ、あの。棒でお尻ひろげますんで、ごめんなさい////」

女勇者「いや、いや……あぁぁああああ!」

グイッズムッジロジロジロジロ

女勇者「ああああああああああああああああああああああああ」


番兵「こ、今度こそ異常なしです」

警備「やるならちゃんとやってから引き渡してよね」

番兵「すみません」

番兵2「まったく新入りはこれだ」

旅の男「すごかったぜぇええ」フイー


女勇者「みられた、なにもかも。口の中や足の裏脇の下……ああああ、見られた、見られた……!」

警備「では取り調べをするからこっちへ来い。不審人物用の印としてこれを身につけろ」

女勇者「……え。これ、罪人って書いてある……」

選択安価↓
1 ふんどし
2 使い古しのパンツ
3 首から下げる札

トボトボ……

警備「こら、さっさと歩け!」グイ

女勇者「いたっ! ひっぱらないで……」

「くすくす、なにあれ」

「罪人?」

「犯罪者め!」

女勇者「悔しい、ひどすぎる、覚えてなさい……」

警備「洗いざらい吐いてもらうからな」

女勇者「ちょっと、待って。私が何をしたというの!?」

警備「黙って歩け! 罪が重くなるぞ!」

女勇者「っ」

警備拠点~~

取調官「罪人が来たか」

女勇者「私は何も!」

取調官「猥褻物陳列罪だな」

警備「えーと、そうです確か」

女勇者「違う! 違うわ!」

取調官「黙ってろ! 警備、拘束を」

警備「はい!」グルグル

女勇者「あ、あ、あ、あ、あ! 椅子に縛り付け……え? あ、前隠せないの!? いや! 足は閉じさせて! いやいやいや!!」

取調官「うるさい!」バン!!!

女勇者「!」

女勇者(ううっ)

警備「証拠品の品々です」ガチャリ

女勇者「た、ただの荷物……」

取調官「ほほう。剣に鎧?」

女勇者「私は勇者だから!」

取調官「バカを言え。街中を素っ裸で歩き回る勇者がいるか」

女勇者「そ、それはあなた方が!」

警備「いえ、ボディチェックの際に脱いだんです」

取調官「そうか、つまり」

女勇者「ふう」

取調官「別の犯罪を犯したと言うことか。何をした!」

女勇者「ちがうーーーーーーーっ!」


警備「ん? >>27が入ってる! これはまさか、>>29をしたという証拠品では?」

取調官「何!!」

女神の加護

神殺し

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