ウルトラマンティガ&魔法少女まどかマギカ 第一話 勇者の目覚め (33)

ティガの主役視点で進みます。稚拙な文で原作にはない描写等たくさんありますので平にご容赦を。

OP コネクト
交わした約束 忘れないよ 目を閉じ確かめる 押し寄せた闇 振り払って 進むよ
いつになったら なくした未来を 私 ここでまた見る事できるの?
溢れ出した 不安の影を 何度でも裂いて この世界 歩んでこう
とめどなく 刻まれた 時は今始まり告げ 変わらない 想いをのせ
閉ざされた扉開けよう 目覚めた心は 走り出した 未来を 描くため
難しい道で 立ち止まっても 空は 綺麗な青さで いつも待っててくれる
だから怖くない もう何があっても 挫けない

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大悟(ううん……)
とある真っ白の空間に1人の男の子が立っていた。
大悟(……っは!!?)
その男の子の名は円架大悟(まどかだいご)
大悟は顔を上げた。
その視線の先には、さっきまで存在していなかったはずの巨大な3体の巨人像が…
巨人像(……!)
大悟「うおわぁぁ!!」
謎の女(……大悟…異次元空間にあるティガの地…これが…魔女の結界に巻き込まれ……)
レナ「コラ!大悟!あんたいつまで寝ぼけてんの!!」
そこは年頃の男の子の部屋。わりかし整頓は出来ている。
ベッドの上には上体を起こした大悟が。ドアの所には母、円架礼奈が立っていた。
大悟「母さん!?」
レナ「全く!母さん!?じゃないわよ!何度呼んでも起きてこないんだから!」
大悟「え!?」
レナ「今日は転入先の中学の初日でしょ?もうじき8時よ?」
時刻午前7時57分04秒

大悟「うぇぇぇ!?なんで起こしてくれなかったのさ!?」
ドタドタ!!
レナ「だからあんたが起きなかっただけでしょうが…はぁ」とほほ…
大悟「初日は早く来いって先生に言われてたんだよ!」
大悟はそのまま、下に降りて顔を洗って、口を濯ぎ、超高速で新しい制服に着替え、トーストを咥えて、テキトーに支度を済まし、飛び出して行った!
大悟「行ってきます!」
タッタッタ…
レナ「はぁ…誰に似たのかしら?」
円架大悟は3人暮らしで、父の飛鳥と母の礼奈と息子の大悟。
父の仕事の都合で僅か数日前にこの見滝原に越してきた。
父は朝早くに仕事先へと出勤した。ちなみに仕事は雑誌の編集である。
円架大悟、14歳。どこにでも居そうな普通の(?)中学二年生。
心優しく、争い、喧嘩が大嫌いな性格だ。
大悟は覚えたての近道を使い、見滝原中学を目指した。
木々が生い茂っているが、何せ半分以下の時間で学校まで辿り着けると分かったのだ!今使わずにいつ使うのか!
大悟(ここを抜ければ!)
バッ!
大悟はようやく中学へ続く道に飛び出したのだが!
女の子「はっ!?まどか!危ない!」
女の子「まどかさん危ない!」
まどか?「うぇ?」
突如茂みから同じ中学の制服を着た男の子が飛び出してきた!
ゴツン!!
大悟「うおわ!?」
まどか「きゃぁ!?」
まどかと呼ばれた女子生徒はそのまま尻餅を着いてしまった。
大悟は、よろけはしたが、体勢を立て直した。
まどか「痛てて……」
女の子「まどか大丈夫!?」
大悟「ごめんなさい!僕の不注意で!」

まどか「うぇ!?いえ!私の方こそ!」
大悟「立てますか?」
大悟は右手でまどかと呼ばれた少女が立ち上がる手助けをした。
まどか「どうもありがとうございます」
大悟「怪我とかありませんか?」
まどか「だ、大丈夫です!」
大悟「そうですか!良かった!じゃ急いでるんでこれで!ホントにごめんなさい!」
タッタッタ…
まどか「……」顔真っ赤
青い髪の女の子(うわぁ!かなりのイケメン!…まどかの奴惚れたな 笑)
職員室
大悟(うう…怒られるかな…?)
大悟「失礼します…」
早乙女先生「あ!円架くん!ようやくきた!」
大悟「遅れてすみません!」
早乙女先生「渡すものや話があるから8時に来なさいって言ったけど、まあ良いわ!細かいことは気にしない主義ですからね!」ピシィ!先生の棒の音(笑)
大悟「ひぃ!」
早乙女先生「でも、もう1人の転校生は時間通りに来たから少しは見習いなさいね?」
大悟「はい!すみませんでした!」
大悟は教科書一式など学校生活に使うものを受け取った。
早乙女先生「転校生は8時40分に教室前の廊下に来るように!」
大悟「あ、はい!」
早乙女先生「そこの待合室にもう1人の転校生の暁美ほむらさんが居るから時間になったら彼女と一緒に教室前の廊下に来ること!」
大悟「分かりました」
こうして早乙女先生は一足早く教室へ向かった。
教室の場所は覚えたので問題ない。
大悟は待合室に入った。
時刻8時30分
女の子「……」

大悟「どうも」
女の子「…ええ…」
大悟「僕は、円架大悟…君がもう1人の…」
ほむら「暁美ほむらよ…」
大悟「ほむらさん、よろしく!」
ほむら「…よろしく…」
大悟「…」
ほむら「…」
大悟(うう、なんか気まずいなぁ…)
ほむら「……」
ほむらは立ち上がった。
大悟「うぇぇ!どうしたの?」
ほむら「何をしているの、時間になるわよ?」
大悟「ええ!?ああ!」
時刻8時37分
タッタッタ…
大悟「ちょっ!待ってよぉ!」
ほむらと共に教室の前にたどり着いた。
大悟「ガラス張り?」
ほむら「……」
早乙女先生の声「……それと今日は転校生を2人紹介します!暁美さん!円架くん!」
まどか「うぇ!?」
早乙女先生「あ、鹿目さんじゃない方の!」
まどか「え!?」
ほむらさんが教室に入って行く。僕もそれに続いた。
声「あの娘髪キレー!…あっちの男の子も可愛い顔してる!」
声「美少女と美少年だ!」
まどか「………え!!?」
青い髪の娘「あれは!?」
緑の髪の娘「今朝の…」
先生はホワイトボードに2人の名前を書いている。

キュ!キュ!
暁美ほむら 円架大悟
早乙女先生「それじゃ!自己紹介言ってみよう!」
ほむら「暁美ほむらです…よろしくお願いします…」
パチパチパチ!!
早乙女先生「はい、次言ってみよう!」
大悟「っと!本日はお日柄も良く…晴天なり?」
早乙女先生「えっと…円架くん?」
大悟「え!?あ…」
声「可愛い顔して…今時あんなこと…笑」
声「ギャグ? 天然?」
………
大悟「………円架大悟です!よろしくお願いします!」
大悟はカクカクなお辞儀をした。
声「どあははは!!」
まどか「ウェヒヒ…」
早乙女先生「じゃあ…暁美さんは前のそこの席、円架くんは鹿目さんの横の席に!」
ほむら「…はい…」
大悟「はい!」
タッタ!
大悟「あ!君は今朝の!」
まどか「あ!よろしくね…」
青の髪の女の子「おお!また会うなんて!運命の出会いなのか!?」
まどか「さやかちゃん!!」
さやか「まあまあ、そんなに怒りなさるな 笑」
声「鹿目さんと円架くんってそういう関係!?確かに同じまどかだしな!!」
まどか「……うう……」
大悟「あはは…よろしく…」
ホームルームが終わった。
クラスは2人の転校生の話題で持ち切りだ。
ほむらさんの周りには女子が、そして僕の周りには男子がたくさん集まっている。

初めての投稿なので助言ありがとうございます。

男子1「なあ君って、何処から来たの?」
男子2「家は何処の近く?」
男子3「鹿目とはどんな関係!?」
ちなみに何となくトイレにでも行こうとして歩いていたら同級生に囲まれていた感じです。
ワラワラワラ!!
大悟「あははは…」
さやか「ちょっとごめんね!」
男子8「うお!美樹!」
さやか「そんなに寄って集るから転校生困ってんじゃん!」
大悟「君は?」
さやか「あたしは美樹さやか!ちょっとこっち来て!」
大悟「そんな引っ張らなくても!」
グイグイ!
さやかに連れられた先には、ピンクの髪の女の子で、たしか鹿目まどかと呼ばれていた娘と緑色の髪のお嬢様の様な娘がいた。
さやか「はい!まどか、連れてきたよ!」
まどか「だからさやかちゃん!私は別に!…ぅぅ……」
さやか「この娘は鹿目まどかっていうの、どうやら君のこと気にしている様子でね…」(あと、あたしの嫁!)
まどか「だから違うよぉ!!仁美ちゃんもなんとか言ってよ!!」
仁美「ま、まさか!これは…恋の予感!?」
まどか「……ぅぅ……」
大悟「あはは…えっと…改めまして円架大悟です!よろしく!」
さやか「私はさっき名乗ったからね!」
男子の視線「……」
仁美「私は志筑仁美ですわ」
まどか「………」
さやか「ほら!まどか!しっかり!」
まどか「…ぅぅ…その…鹿目まどかです…」
大悟はまどかに握手しようと手を出した。
その時。
ほむら「鹿目まどかさん…このクラスの保健係よね?」
さやか「…」

バカですが頑張ります

まどか「え?う、うん…そうだけど…」

ほむら「少し頭痛が…連れて行ってもらえる?…保健室……」

まどか「…!分かった…」

ほむらさんがやって来て、まどかさんは保健室へ行ってしまった。


さやか「邪魔が入ったか!」

大悟「え?」

さやか「ううん!何でもない!」

仁美「さやかさんったら」

大悟「?」

さやか「ねえ」

大悟「何?」

さやか「大悟って呼んで良い?」

大悟「え?うん!構わないよ!じゃあさやかって呼んで構わないか?」

さやか「イエス!」

男子の視線「……」

さやか「実はこの志筑仁美…」

仁美「?」

大悟「?」

さやか「お嬢様で日に何通ものラブレターが届いている強者なのだ!」

仁美「もう!さやかさん!」

さやか「ははは!まあまあ!事実だし!」

大悟「通りで!さっきから視線が!」

仁美「?」

さやか「へ?」

視線「……爆発しろ……爆ぜろ……リア充…」

大悟(こええ!初日から学校修羅場!?)

さやか「このクラスの担任ね、彼氏との付き合いが……だからさっきも、目玉焼きがなんたら……」

大悟「へぇ!ははは!」(だから僕が遅れた時、ああいう態度だったのか!)

そしてまどかが戻ってくるのとほぼ同時に授業が始まった。

暁美ほむらさんは超優秀で難問も難なくクリア!体育も完璧だった!

僕は仲良くなった3人に誘われ、喫茶店にいた。



ありがとうございます!

さやか「へぇ!じゃあ大悟の家は3人家族か」

大悟「うん、そうだよ」

さやか「……くぅ~それにしてもあの暁美ほむらとかいうもう1人の転校生、才色兼備で文武両道で一体何者なんだぁ~!」

まどか「私、あの娘とは初対面じゃない気がするの…」

さやか「え!?」

仁美「!?」

大悟「?」

まどか「夢の中で会ったような…」

さやか「あははは!まどかのキャラが立ちはじめたよ!」

仁美「ふふふふ!」

大悟「?」

まどか「ひ、ひどいよぉ~悩んでるのに」

さやか「前世に何かあるんじゃない?」

仁美「実は過去に会ったことがあって深層心理ではってことも!」

大悟「…うん!そうかもね!」

まどか「大悟くんまで~!」

さやか「お!下の名前で呼んだ!!」

まどか「うぇ!?」

大悟「?」

仁美「…あら!もうこんな時間ですわ!」

まどか「今日はピアノ?それとも……」

仁美「お茶のお稽古ですわ…全く…もうそろそろ受験だというのに一体いつまでやらされるのか…」

大悟「大変だね」

さやか「あたしは小市民に産まれてよかったわ!」

まどか「頑張ってね!」

仁美「ええ!では失礼しますわ!」

さやか「まどか!大悟!この後時間ある?」

まどか「え?大丈夫だけど」

まどか「うん、僕も」

さやか「じゃあ…」

まどか「ああ!上条くんの?」

大悟「?」

僕はさやかから聞いた。

彼女には将来有望なヴァイオリニストの幼なじみがいたが、交通事故で腕を負傷してしまい、入院中らしい。

そんな彼を元気付けるためヴァイオリンのCDを買ってお見舞いに持って行くそうだ。

ショッピングモール

午後5時29分58秒

僕は、ゲーム主題歌のCDを聴いて回っていた。

まどか「!?」

タッタッタ……

大悟「……まどかさん?」

さやか「……まどか?」

ショッピングモールの一角、立ち入り禁止エリア。

まどか「誰?誰なの?」

…大悟とさやかはまどかを尾行していた。

大悟「まどかさんどうしちゃったんだろう?」

さやか「ていうかここ、立ち入り禁止だよね?早く連れ戻さないと!」

ガシャン!!

まどか「きゃぁ!」

大悟「何だ!?」

さやか「何かが落ちてきたみたい!」

まどか「貴方なの!?」

大悟「あれは…うさぎ?」

さやか「ぬいぐるみかね…?」



ガシャン!!

ほむら「……」

まどか「ほ、ほむらちゃん…?」

さやか「あいつは!?」

大悟「ほむらさん!」

ほむら「そいつから離れて…」

まどか「ダメだよ!この子こんなに怪我してる!」

ほむら「いいから!」

まどか「酷いことしないで!」

ほむら「仕方がない……」

さやか「…大悟、目と鼻に気をつけて!」

大悟「え!?」

その瞬間!さやかは消化器の中身をほむらさんに向かってぶちまけた!!

ブシュゥゥゥ!!

ほむら「……!」

まどか「!?」

さやか「まどか!大悟!こっち!」

まどか「さやかちゃん!大悟くん!」

大悟「どうなってんだ!?」

タッタッタ…

ほむら「こんな時に……ま…じょ……」

…タッタッタ

さやか「なんだよ!あの転校生!コスプレで通り魔かよ!」

まどか「はぁ……はぁ……」

大悟「そいつは!?何!?ウサギ!?」

まどか「分かんない!分かんないけど!この子を助けなきゃ!」

大悟「!!?」

さやか「あれ!?もう出口に着いても良いはずなのに!何で!?」

辺り一面がショッピングモールの一角から薔薇園のようになっていく!

使い魔「あはははは!!!」

使い魔「ははははは!!!」

鋏の形をしたバケモノや綿に髭と口を付けたようなバケモノが辺りに出現し始めた!

シャキン!シャキン!シャキン!

まどか「嘘ぉ!!?何か居る!?」

さやか「何かの悪い冗談だよね!!?まどかぁ!!大悟ぉ!!」

2人は震え上がっていた!

そして僕の頭の中に謎の声が響き始めた!

謎の女の声(大悟…!大悟…!)

大悟「!!?誰だ!!?なぜ僕を呼ぶ!!?」

さやか「ちょ!!大悟まで!!どうしちゃったのさ!!?」

まどか「大悟くん!!?」

謎の女の声(私は地球星警備団団長のユザレ)

大悟「ユザレ!?地球星警備団…!?なんだそれは!?」

さやか「大丈夫なの!?大悟!?」

まどか「大悟くん!!しっかりして!!」

ユザレ(貴方に…貴女達に今、恐ろしいことが起ころうとしている…)

大悟「恐ろしいこと!!?」

ユザレ(これは大悟にしかできないこと…)

大悟「ぼくにどうしろというんだ!!?」

使い魔「いひひひひ!!!」

シャキン!

まどか「ひぃぃ!!」

さやか「大悟!!大悟ぉ!!」

ユザレ(この脅威から貴女たちを本当に救えるのは、巨人{大悟}の力しかない)

大悟「巨人!?どういうことだ!?」

ユザレ(急ぎなさい……もう…時間が…)

謎の結界の奥に真っ白の扉が現れた!

パアアア!!!

大悟はまどか達に迫っていた謎のバケモノを本能的に叩き伏せた!

まどか「あ、ありがとう!大悟くん!!」

さやか「助かった!ありが…ってうわぁ!!」

何処からか再び使い魔がこちらを目指し現れた!

大悟「2人ともこっちへ!!」

まどか「ええ!?うん!」

さやか「まさか!出口!?」

僕は2人を連れて、白い扉の前まで走った!

タッタッタ!!

使い魔「いひひひひ!!!」

さやか「出口じゃない!!?」

まどか「何…これ……!?」

大悟「!!?」

頭の中で不思議な声が響く。

謎の声(汝、清い心を持ち、勇者の資格有る者ならば、ティガの扉に手を…)

大悟「ティガ……!?」

さやか「うわぁぁ!!後ろからバケモノが!!」

まどか「大悟くん!!」

使い魔「ひゃはははは!!!」

大悟「くっ……!!」

僕は本能的に扉に触れた!

声(刻は満ちた…ここに究極の勇者光臨す……)

扉が眩い閃光を放ち、その光が大悟達を優しく包んだ…

大悟「!!?」

まどか「え!!?」

さやか「は!!?」

使い魔「!!」


何もない…否…謎の巨人像が3体だけ存在する真っ白い空間…

僕は目が覚めた。

大悟「ここは…?」

まどか「……」

さやか「……」

大悟「あれは!……」

まどか「ううん…?」

さやか「う…?何処よ…ここ…」

大悟「…思い出したぞ…これは今朝夢に出た…」

まどか「はっ!!なんなの…巨人…?」

さやか「でか……」

その白い空間には大悟達3人と50メートル程の大きさの3体の巨人像が存在していた。

中央の巨人像が一番奥で、その手前に、まるで真ん中の巨人を守護するかのように2体の巨人像が立っていた。

大悟「これが……ティガ……?」

まどか「ティガ……?」

さやか「?」

その時!

ズドドドドォォォン!!!

ピキィィィィ!!

突如空間に罅が入り、そして…

パリィィィン!!!

3人「はっ!!!?」

そしてその空間は再び3人と3体の巨人像を残し、異界の薔薇園に変化した!

もう一つ変化が起きていた!それはこの薔薇園の主が姿を現したことだ!

ゲルトルート「ピャァァァァァ!!!」

芋虫に蝶の羽が生えたような外見をしている!

まどか「ひぃぃ!!」

さやか「グロテスク……!!」

大悟「こいつが……」

そのバケモノのボスは手下に何やら指令を出しているようだ!

そしてそのバケモノのボスの手下は巨大な鋏型のミサイルのようなものを展開しなんと、大悟達ではなく、巨人像を攻撃仕始めた!!

チャキン!チャキン!チャキン!……ズドドドドォォォン!!!

左側の巨人像に命中し、胴体部分が粉々になって砕けた!!

ガシャァァン!!パラパラパラ……

さやか「巨人像が!!」

まどか「ああ!!」

大悟「……!!!?」

手下の髭と歯の生えた綿のようなバケモノが一カ所に集まり巨大化!そのまま右側の巨人像の首の部分を噛み砕いた!!

ボキィィィィン!!ガシャァァン!!!

突如銃声が響いた!!

パパパパパァァァン!!!

使い魔は今の銃声で一掃されてしまった!

ゲルトルート「!!?」


まどか「あれは!!?」

さやか「女の子!!?」

その銃声の主は黄色の衣装に身を包んだ謎の少女だった!

黄色の魔法少女「大丈夫!?貴方達!?」

さやか「貴女は!?」

マミ「私は巴マミ…人類に仇をなす魔女と戦う魔法少女よ!」

まどか「魔法少女……!?」

大悟「…!!」

マミ「それにしてもあの巨人像は一体……!?」

魔女ゲルトルートは魔法少女マミなど眼中にないのか、己の触手で最後の巨人像を破壊しようと忍び寄る!!

まどか「ああ!最後の巨人像が!!」

大悟「っ!!…やめろぉぉぉ!!!」

ダッ!!!

マミ「危険よ!!?」

さやか「大悟ぉ!?」

まどか「大悟くん!!?」

僕は居ても立ってもいられなくなり走り出した!!

ゲルトルート「!!!?ファァ!!!」

ゲルトルートは鋏型のミサイルを展開し、大悟に向けて放った!!

大悟「!!!?」

シャキィィィン…!!!

ズドドドドォォォン!!!

マミ「はっ…!!?」

まどか「大悟くん!!!?」

さやか「大悟ぉぉぉ!!!?」

爆発の瞬間、大悟は自身の身体を無意識に光に変換!その光は巨人像に吸い込まれた!!

巨人像「……」

ゲルトルートは触手を使い、最後の巨人像を張り倒した!

ガシャァァン!!!

まどか「……!!」

まどかは涙を流した。

さやか「大悟は!?大悟は何処行ったのよ!!?」

マミ「あの巨人像も!…こうなったら私が!!」

ゲルトルートは倒れた巨人像にトドメを指そうと触手を伸ばした!

触手は巨人像を砕こうと胸の部分を攻撃!しかし、動かないはずの巨人像に攻撃を防がれてしまう!

ゲルトルート「!???」

次の瞬間、巨人像の額のクリスタルが閃光を放った!!

シャキィィィ!!!

まどか「何!!?」

さやか「うわぁぁ!!?」

マミ「まさか……!!?」

ゲルトルート「ピギャァァァ!!!」

ゲルトルートは光の巨人の波動にそのまま吹き飛ばされてしまう!!

ズシィィィィン!!!

シュルルルル!!!

ティガ「ヂャァ!!」

ミサイルの爆発に巻き込まれる危機一髪の瞬間、円架大悟は光となって巨人の体内に溢れた!

円架大悟の生命を得ることで、巨人は永き眠りから目覚めたのである!!

その巨人は左拳を顔の横に、右拳を天高く突き上げ、今ここに復活を果たした!!

まどか「すごい!!巨人が!!巨人が蘇った!!」

さやか「嘘!!?」

マミ「あの巨人は味方なの…!?それとも……!?」

巨人の体の色は、赤、青紫、銀が主体である。

胸には青く輝くカラータイマー。

そのカラータイマーの両脇に銀色主体の黄色いラインが2つずつ入ったプロテクターがある。

顔には白色に輝く瞳。

額部分には光エネルギーの詰まったクリスタルが煌めく。

ユザレ(巨人を蘇らせる方法はただ一つ!大悟が光になること!…その巨人の名は……ウルトラマンティガ!!)

ウルトラマンティガマルチタイプ!ここに誕生!!

次回

ついに永き眠りから目覚めた光の巨人!魔法少女と魔女の秘密とは!?

次回ウルトラマンティガ&魔法少女まどかマギカ 第二話 激突!勇者VS魔女

第一話終了

第二話はスレを立て直そうと思います。

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