28歳児の彼女が求めるおもちゃ箱の設計図 (7)

彼女「例えば人間はえっちが好きで」

彼女「嫌いな人もいるとおもうけど、それは自分の中の好きっていう組み込まれたものを」

彼女「必死になって押し殺してるだけで」

彼女「信じられるものや、絶対なんて言葉は、この世界にはあまり多くない」

彼女「探し出す方が難しいかもしれなけど」

彼女「だから、誰かの書いた設計図に乗ることほど」

彼女「心地の良いものはない」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410932192

アップデートが延長された30分間はとても長かった。

=電車での移動時間もとても長く感じて、もう随分と

乗り物酔いなんてしてなかった私は、軽く嘔吐感を感じていた。

ネットスラングに“ゲロイン”なんて言葉があるけど

私はこの物語の主人公なのだろうか。

28歳、3ヶ月前に仕事の契約期間が終了してしまったために、

私の銀行口座は風前の灯だ。

大人になればなるほど、ケーキは多くは食べられなくなるし

RPGゲームを長くは続けられなくなっていった。

何故ゲームを続けるのに忍耐が必要になるのか、意味が分からないよ。

画面でのレベルは12だった。

ソーシャルゲームの始めのレベルアップの速さは詐欺みたいなものだ。

10レベルを過ぎてから、1レベル上げるのに2時間くらいかかってるんですけど……

放り投げてしまおうか、飽きてしまおうか

でも私はまだ遊びたいのだ

28歳児で、就職活動で憂鬱となろうとも

私はまだ、遊びたいのだ。

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