【Fallout】Fallout THE DIVIDE【安価・コンマあり】 (57)

運び屋の活躍により、かつてのアメリカの姿を持った街は小さなコミュニティを形成していた
NCRは第一次フーバーダム戦争の補給路としてここ「ザ・ディバイド」を通り抜ける様になった
NCRを妨害すべく、リージョンの尖兵達もがこの地へと足を運んでいた


NCRブートキャンプ

教官「君が志願してきた男か、NCRにようこそ。私がお前と他の者の訓練を担当する」

教官「なーに、訓練では死ぬことがないように万全を期しているから心配する必要はない」

教官「さてと、早速だが訓練を始めるぞ。内容は体力作りのランニング、筋肉トレーニング、軍隊式格闘術、銃剣術、射撃、応急手当、銃の整備、礼儀作法等々…」

教官「私の訓練を受ける限り、君らを使える兵士に必ず鍛え上げてやる。覚悟してついてこい、いいな?」

新兵達「サーイエッサー!!!」


主人公の性別と性格と名前
>>2-6の範囲から>>7の選択で決定します!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410872026

こんな感じ?


フィナコ・ユウレイン
能天気だがやる時はやる。多分。きっと。

>>3
そうそう、そんな感じ


キチガイ
アーニエル・ハミルトン

こんな感じでお願いします

あー申し訳ないが俺のはテンプレみたいなモノだからなしでお願い、すまんなロボトミー共

安価を追加して
>>10-12も選択範囲に含めるよ
どれを選択するかは>>14で決めてくれ

安価で出た奴は、いっそモブキャラで使ってみたらどうだい教官、HAHAHA!

男性
グレン・レッドハート
やたら熱血漢。
モテそうに見えるががっかりイケメンなので彼女は居ない。童貞。

よーしよし、上出来だぞロボトミーよ
後は>>14に期待だ!

前にlast of usの安価スレやってた人?

11

名前:アレクシア・バードリー
性別:女性
性格:しっかりしている様だが天然

次はS.P.E.C.I.A.Lを決めます!割り振れるポイントは5ポイントです!

Strength <- 5 +>

Perception <- 5 +>

Endurance <- 5 +>

Charisma <- 5 +>

Agility <- 5 +>

Luck <- 5 +>

振り分け用ポイント 5

>>16-20の範囲から>>22が選択しましょう


>>14
違う人だよ

Charismaに全振り

S 5
P 8
E 6
C 5
I 6
A 8
L 2

賭け事にはとても弱く、運に見放された人生を送ってきた
しかし、今まで運のなさで大事に至るより早く勘が働き回避してこれた
逃したチャンスも多いが守れたモノも多い

>>32に期待するぞ!

名前:アレクシア・バードリー
性別:女性
性格:しっかりしている様だが天然
S 2
P 5
E 6
C 6
I 6
A 9
L 6

Energy Weapons
Speech
Survival

最後にTraitsを決めましょう!2つまで選択できますが、必要ないと思うなら無しと選択しても構いません!
>>35-38の範囲から>>40のコンマで決定します!

0~2 >>35
3~5 >>36
6~8 >>37
9 >>38

記入例1
Fast Shot
Kamikaze

記入例2
無し

記入例3
Heavy Handed

なし

Four Eyes

眼鏡っ娘萌え、眼鏡さえしてればデメリットないし

>>36
しまった、その手があったか
>>35もfour eyesに変更出来ないですかね?

>>37>>38は安価↓

Four Eyes
Wild Wasteland

安価ズレてるから真下だしコンマだからもう俺が引くぞ

ロボトミー達は眼鏡っ娘が好きなのか
>>37
じゃあ>>35もFour Eyesな
ただあまり安価は弄らないでくれよ?


名前:アレクシア・バードリー
性別:女性
性格:しっかりしている様だが天然
S 2
P 5
E 6
C 6
I 6
A 9
L 6

Energy Weapons
Speech
Survival

Four Eyes
Wild Wasteland


一人の兵士の戦いが今始まる…

軍曹「次!そこの女、前に出ろ!」ポウワァァン

軍曹「名前と階級及び、どこの訓練所出身かを言え」

アレクシア「アレクシア・バードリー、階級は二等兵、出身はボーンヤード志願者訓練所です」

軍曹「ふむ、お前は俺の部隊に配属される新兵か、二番のトラックに乗れ。今流行りのディバイド行きだ」

アレクシア「サーイエッサー!」

軍曹「いい返事だ」


アレクシアはトラックに乗り込んだ、行き先はザ・ディバイド
とある運び屋が発展させたコミュニティだ、現在はフーバーダムへのNCRの補給路として使われており、リージョンとの小競り合いが度々発生している
彼女はその地へとこれから派兵されるのだ


軍曹「全員乗り込んだな?俺がお前らの部隊を担当する[モーガン・マクレガー一等軍曹]だ、今さら言う必要はないだろうが俺たちがこれから向かうのはザ・ディバイドだ。任務の内容は基本的に補給路の防衛、キャラバンの護送となる」

モーガン軍曹「そこまで危険な任務じゃないが、現地にはデスクローやリージョン兵が出没するから気を抜くなよ。それと、ディバイドではよく地震が発生する、慣れてない奴はこれにも気を付けろ」

モーガン軍曹「そろそろ出発時間だな、全員気を引きしめろ」


1100時
ザ・ディバイドへ小隊が交代要員として派兵された
この時、小隊の誰もが楽な任務だと思っていた

輸送トラック内


アレクシア「ザ・ディバイド…どんな所なんだろうか…」

???「アメリカの街並みが残ってる数少ない所だよ~」

アレクシア「アメリカの…?珍しいな、ところであなたは誰かな?」

フィナコ「フィナコ」

ミスった

輸送トラック内


アレクシア「ザ・ディバイド…どんな所なんだろうか…」

???「アメリカの街並みが残ってる数少ない所らしいよ~」

アレクシア「アメリカの…?珍しいな、ところであなたは誰かな?」

フィナコ「フィナコ・ユウレイン二等兵だよ、よろしく~」

アレクシア「アレクシア・バードリー二等兵だ、よろしく」

フィナコ「おー、同じ二等兵かー。どこの出身なの?」

アレクシア「出身はボーンヤードだ、家族はそこで武器の製造をしている」

フィナコ「ボーンヤードか~、街中にデスクローが現れるんでしょ?あっ、私の出身はハブだよ!家は商人をやってるの!」

アレクシア「デスクローはとっくの昔に根絶されたけど…」


アレクシアは同じ二等兵のフィナコ・ユウレインと知り合った、ハブの商人の家の出身らしい
フィナコの間の抜けた様なしゃべり方は軍隊の人間にしては珍しいモノであった
彼女達はお互いの話で盛り上がる


アレクシア「君は軍隊に入る様な人間には見えないけど…どうして入隊したんだ?」

フィナコ「ん~、まあちょっと家の商売の経営が厳しくなってね!仕方なく私が稼ぎに出たって言うのが理由かな~」

アレクシア「へぇ、そうなのか。大変だな」

フィナコ「うん、本当に大変よ。アレクシアは何で軍隊に?」

アレクシア「私はとくに理由はないな、物心ついた時から銃を触ってたからだと思う」

フィナコ「ちっちゃい頃から武器を触ってたんだ!スゴい!」

アレクシア「そ、そうか~?」


二人は

またミスった


二人が談笑する声がトラック内にいる人間全員の耳に入る
聞き耳を立てる者、煩わしそうにする者、気に留めない者
反応は様々だったが、影響を受けて喋りだす者が数名みられた
それぞれの会話は大体一時間前後続いた、次第に声は少なく、小さくなり
やがて皆、話す事も尽きたのかトラック内で仮眠をとりはじめた


1930時
仮眠からも目が覚め、暇を潰す方法がなくなった兵士達は何も考えずに座っていた
外は暗く静かで、視界は不明瞭だった
静寂の中、突如声が響き渡った
声の正体はリージョンの伏兵だった、爆弾や槍を抱えた兵士達がトラックを襲撃した


リージョン「ウォォォォォォォ!!!!」


NCRの兵士達はすぐに応戦し始めた


モーガン軍曹「リージョンの待ち伏せだ!外に出て応戦するぞ!行け行け行け!!!」

兵士1「畜生!リージョン共め!」バンバンバン

兵士2「なんて奴らだ!」バンバンバン

アレクシア「クソッ、戦闘か!」バン

フィナコ「うわー!あの人達男なのにスカートはいてる!」

兵士3「うわぁぁぁ!!トラックが1台やられた!」

兵士4「誰か!槍を抜いてくれ!腹に刺さっているぅぅぅ!」

モーガン軍曹「[ピーーー]!リージョン共め!」バンバンバン

リージョン新兵1「グワァァァッ!!」ドサッカチ

ドォォォン!

リージョン新兵2「ぐうぁ!」

プライム・リージョン兵「退くな新兵共!NCRを殺せ!」

モーガン軍曹「手榴弾投擲!」カチンッ

モーガン軍曹「1、2の5!」ポウワァァン

アレクシア「3です!」

モーガン軍曹「え?あっクソッ!」ポイッ

プライム・リージョン兵「グワアアアアアア!!!!!」


数十分の戦いにより、リージョンの伏兵は全滅した
NCR側は十数名の死傷者とトラック1台を失った
死傷者を乗せて輸送トラックの一団は再び動き出した
トラック5台の内1台が大破し、他のトラックも死傷者が分けて乗せられ酷い環境となってしまった
ザ・ディバイドまでおよそ後2時間

現在、2012時

2230時

予定より数十分遅れてモーガン軍曹の部隊がザ・ディバイドに入った、兵士達はマスクとRAD-X、RAD-アウェイを支給された
その後、兵士達は負傷者を運び出し医療施設へと連れていった
死者はザ・ディバイドの地に埋められた
作業を終えた兵士達はバラックに入る


ザ・ディバイド北
NCR軍ザ・ディバイド北基地
女性用バラック


アレクシア「はぁ…疲れるなぁ」

フィナコ「だねー、いきなりリージョンに襲われるなんて思いもしなかったよー」

アレクシア「全くだよ、こちら側も何人か死人が出て散々だ…」

フィナコ「そうだねー、それにここって聞いていた以上に砂嵐が吹いた時とかが酷くてマスクとゴーグルが欠かせないよ」

アレクシア「ああ、確かに。このマスクがなかったら肺がやられていただろうな」

フィナコ「怖いよね、とりあえず砂を落として睡眠をとろ?明日に備えて身体を休ませなくちゃ」

アレクシア「そうだな、さっさと寝るか」



0024時

運び屋がナヴァロからの荷物を届けに来る
NCRの研究者がそれを受け取り、ホープヴィル・ミサイル基地内に持ち込んだ
運び屋は仕事を終え、ザ・ディバイドを去った


0947時

兵士達が任務に励む中、運び屋によって届けられた"荷物"が稼働する
"荷物"はホープヴィル内のICBMを起爆、ザ・ディバイドは崩壊する
地下で起きた核爆発により地は切り裂かれ、土壌は永遠に汚染されてしまった
この未曾有の災害により、ザ・ディバイドに派兵されていたNCRとリージョン双方の兵士達とコミュニティの人間が地獄へと叩き落とされた
切り裂かれた大地から空を見上げた半ヒューマノイドがザ・ディバイドの地底より現れ、地上を侵食し始めた
生存者は極めて少なく、生き残った者達には更なる災禍が待っていた
ザ・ディバイドの嵐が…地下からの異形が…放射能が…
生き残りを切り裂くのだ………

1527時
崩壊から約六時間経過
NCR軍ザ・ディバイド北基地


ブルームーン<ザザッ>ユウソウッ<ザザーッ>アローン<ザッザッ>
ウィザア<ザッ>ウタドリィム<ビシッザッザッザー>

アレクシア「………うっ…一体…何が………?無線で状況を確認しよう………」ヨロッ

アレクシア「HQ…HQ…こちらパトロール、何が起きているのか確認したい…。繰り返す、こちらパトロール、何が起きているのか確認したい…!誰か……いないか……!?」ザッ

アレクシア「ハァ…クソッ、無線からは何も聞こえてこない………。外に出て自分で確かめるしかないな……」


アレクシアは建物から出た、眼前にはクレーターがあった
本来ならそこには基地があるはずだったが、クレーターしかなかった
正確にはクレーターと崩壊した建物だけが目の前にあった


アレクシア「これは…そんな…一体何が起きたんだ!?」

アレクシア「基地がない!」

アレクシア「どうやったらこんな事が出きるんだ!?誰がこんな事を!」


アレクシアが現実を目に入れた時、彼女の内心には怒りが込み上げていた
そんな中、彼女はガイガーカウンターが反応してる事に気づいた
針は彼女の周辺が高濃度の放射線で満たされている事を示していた


アレクシア「ガイガーカウンターが反応している!…………40RADだと!?早急に離れないと死んでしまう!」


アレクシアはガイガーカウンターが鳴り止むまで歩き続けた
途中、何度も倒れそうになりながらも歩き続けた
やがてガイガーカウンターの反応が止まった


1644時

汚染圏内から脱出したが彼女は大量の放射線を浴びており、体は不調をきたしていた
放射線障害により体の新陳代謝が大幅に低下し、白血球の異常もみられる
体調の悪化に伴い足取りが多少重くなり
更に高温で乾きった気候の中、長時間水を摂取せずに歩いた為に脱水症状も引き起こしていた
体はほとんど機能しておらず、脳もダメージを受けている、視界はかなり霞んでおり眼鏡を破壊されてしまったので目は殆ど役に立たない

EFFECT
高度な放射能毒 -2END -1AGL
重度の脱水症状 -3END -2PER -1INT

彼女の体に限界がきており、彼女は倒れた


アレクシア「み…水………RAD……アウェイ…………」バタッ


彼女の視界が暗転していく……

1648時

NCR兵「…い…っかり…ろ!」


彼女の意識が混濁に陥る中、誰かが彼女に呼び掛ける


NCR兵「おい!しっかりしろ!」

NCR兵「おい!!目を覚ませ!お前はまだ生きているぞ!!起きろ!!!!」

NCR兵「今安全なところに連れていってやるからな!死ぬなよ!」

NCR兵に抱き抱えられてアレクシアは運ばれた、意識がはっきりとしない状態でもそれを認識する事はできた
アレクシアは砂嵐を防げるところまで運ばれ、そこで手当てを受けた


1701時

NCR兵「高度の放射線障害と重度の脱水症状を確認、RAD-アウェイ4パックと生理食塩水2パックを投与……」

NCR兵「外傷は…頭部にひとつだけ痣を確認、それ以外に目立った外傷は見当たらない。もう一人の負傷兵と比べれば遥かにマシだな、運がいい。スティムパックもドクターバッグも必要なさそうだ」

NCR兵「しばらく安静にしていれば治るぞ、それまでの辛抱だ。俺はもう一人診なくちゃいけないから、もし用があればこのハーモニカでも吹いて知らせてくれ」


NCR兵はもう一人の負傷兵を診るため、アレクシアにハーモニカを渡して彼女の傍から離れた
彼女は自分が助かった事を自覚する

RADが除去されました!
回復:高度の放射能毒
喉の渇きが癒えました!
回復:重度の脱水症状

EFFECT
マスク:放射能抵抗+5
メガネメガネ…:-1PER

2030時
横転したトラックのコンテナ内

見知らぬNCR兵の助けによりアレクシアは死を免れた、彼女は今意識がはっきりとしている
助けてくれたNCR兵は他の生存者を探しに出ており、今この場にはいない。狭いコンテナの中は彼女と顔の判別が出来ない程の重傷を負った男の兵士だけがいる
ドッグタグを見て名前を知ろうと試みるが目の悪い彼女には文字を読む事が出来なかった


アレクシア「えぇと…エムオー…いや、エヌオー?あぁ、駄目だわからない。やっぱり眼鏡がないとキツいな…」

アレクシア「特注で作った眼鏡だったからなー、代わりとか見つかるかな…スペアはバラックの中なのに基地が崩壊したし…」

アレクシア「そう言えばフィナコは無事なのかな…?外にパトロールで出てたから基地には居なかった筈だし、無事だと思いたいな…」


アレクシアは安否のわからぬ友人の無事を願う、今はそれくらいしか考える事は出来なかった


NCR兵「お、もう回復したのか?丈夫な身体だな!」

アレクシア「うわっ!だ、誰だあんたは!?」

NCR兵「おぉっと!命の恩人の顔忘れたのか?あーいや、名前を聞いているのか?」

アレクシア「あー、あなたが私をここに連れてきて治療してくれた人か…すまない、目が悪いからわからなかった」

NCR兵「え、ああうん。目が悪いのか、それなら仕方ないな」

NCR兵「ところで!名乗っていいか?」

アレクシア「あ、ごめんなさい。どうぞ名乗って」

NCR兵「よし…」スゥ

NCR兵「俺の名はグレン・レッドハート!!階級は伍長だ!衛生兵をしている!!!」

グレン伍長「名前の由来は戦前のゾンビコミックだ!少なくとも親はそう言っていた!もう少しマシな名付け方をしてほしかったな…」ポウワァァン

グレン伍長「まっ、とりあえずよろしくな!アレクシア・バードリー二等兵!!」

アレクシア「あ、よろしくお願いしますグレン・レッドハート伍長」


彼女を助けてくれた兵士の名前はグレン・レッドハート
テンションが高く、暑苦しそうな男だ
レッドハートの姓が人柄を表していると言えるだろう
少々鬱陶しいが悪い人間ではないと思える、彼は人を救う事に全力を持って取り組んでいる様だからだ
実際、彼はアレクシアにとって命の恩人なのだ
もう一人の兵士にとっても…

乙のタイミング?なんだそれは[Intelligence 1]

アレクシア「ところで伍長、伺いたい事があるのですが…」

グレン伍長「ん?どうした?」

アレクシア「フィナコと言う兵士を見ませんでしたか?パトロールに出ていて無事なのか心配なんです」

グレン伍長「ん~、すまん俺が探索した範囲ではその名前の兵士は見なかった。パトロールのルートはどこかわかるか?わかるのなら探しに出るぞ」

アレクシア「パトロールルートはわかりません…」

グレン伍長「そうか…わからないか…、だがきっと大丈夫だ!ザ・ディバイドでは各パトロール隊にレンジャーを一人随伴させているからな!きっと無事だろう!」

アレクシア「…そうですか…無事だと信じる事にします…」

グレン伍長「あぁ!そうしろ!信じるんだ!」


アレクシアは友人であるフィナコが心配だった
嫌な考えが脳裏に次々と浮かんでくるが、グレン伍長の言葉を聞いて一先ず嫌な予感や不安を抑え込んだ
アレクシアはグレン伍長が次に外へ出る時、一緒に連れていって欲しいと懇願する


アレクシア「グレン伍長、お願いがあります」

グレン伍長「ん?なんだ?」

アレクシア「次に探索へ向かう時、私も連れていってください」

グレン伍長「それは…危険だぞ?とても許可はできない」

アレクシア「お願いします!何でもしますから!フィナコの無事を確かめたいんです!」

グレン伍長「んー、仕方ない。そこまで言うなら許可するよ」

グレン伍長「ただし、そこの兵士を治療してからだ。手伝ってくれるか?」

アレクシア「ありがとうございます!で、何を手伝えばいいのですか?目が悪いから細かい事はできませんが…」

グレン伍長「目が悪いのか?だがまあ心配するな、細かい作業を手伝ってもらうつもりじゃないからな!」

グレン伍長「そこの男、かなり酷い傷を負っていてな。破片が身体中に傷を負わせたんだ」

グレン伍長「まだ刺さったままの破片があるからそれを摘出しなくちゃならない、その際必要な器具を俺に渡してほしい」

グレン伍長「これくらいならできるだろ?」

アレクシア「ええ、それくらいならできそうです」

グレン伍長「よし、じゃあ始めるぞ!」


2044時

負傷兵の手術を開始する

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