【未完】ネウロ「魔法少女だと?」 (81)

ss童貞です


拙い文章ですがアドバイスなんかしてもらえると有難い

もっかい言うけど未完です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410786766

桂木弥子魔界探偵事務所

TV「最近、『謎』の行方不明や自殺が相次いでいます」

TV「政府は事態を重く見て、昨日対策本部を設置しました」


弥子「最近この手の事件が増えてきたね」


弥子「ネウロは興味ないの?この『謎』の行方不明や自殺にさ」


ネウロ「ふむ」

   「世間で謎だなんだと騒がれる割には」

   「『謎』の気配を感じないのだ」

弥子「この事件に謎はないってこと?」 

  「それじゃネウロは興味ないか」


ネウロ「…が」


   「行方不明や自殺の増加と同時に、『謎』の気配が消えることが多くなってきた」

   「おそらく、謎を生む可能性を持った人物が失踪なり自殺なりをしたのだろうが」

   「これ以上『謎』の新芽を絶たれては我が輩の腹は減るばかりだ」

弥子「そっか」

  「謎を生む人たちが消えることはネウロにとっては都合悪いんだね」


ネウロ「ふむ」

   「ここらで原因を潰しておくとするか」




ネウロ「まずは各地で起こった同様の事件の頻度から知っておこう
    


ネウロ「魔界777ツ能力…"異次元の侵入者"」グニャア



ネウロ「出たな、関連事件のデータだ」


弥子「また勝手に…」
 


ネウロ「さてヤコよ」


ネウロ「貴様ならこのデータのどこに注目する?」


弥子「一番事件が多いところとか?」


ネウロ「このナメグジが」

   「本来、事件の頻度やその数が大きく変化しているところに注目するべきなのだ」

   「その地域で起こった変化と照らし合わせれば、関連性が見えてくるだろう」


弥子「なるほど…」


ネウロ「大きな変化が見られるのは見滝原市だな」

   「ここ最近で数が大きく減っている」


弥子「見滝原…ってここから結構遠いじゃん」

  「どうするの?」


ネウロ「決まっているだろう」

   「今すぐ出発だ。飛行機の手配をしろ」


弥子「今から?」


ネウロ「明日の朝には向こうに着くようにしろ」


弥子「そんな急にできるわけ…」


ネウロ「ダメか?」



弥子「……!!」



弥子「わかったよ…」


ネウロ「よろしい」

見滝原市


マミ「このところ魔女もおとなしくなってきたわね…」


QB「そうだね。最近のマミの活躍は素晴らしいよ。」


マミ「あら。褒めてもなにも出ないわよ、キュウベえ?」


マミ「魔女はこのあたりのはずだけど…」


マミ(ジェムの反応は…)ペカー


マミ(ここね…)

  (早く魔女を倒して…)

  (あ、誰かくる…あれは一般人?)


弥子「ネウロー?なんかあっち光ってない?」


ネウロ「む」

   「誰かいるな」


QB「!」



マミ「あなたたちは?」



弥子「あ…えっと」


ネウロ「桂木弥子魔界探偵事務所の者です!」

   「桂木弥子先生の名はご存知でしょうか?」


マミ「あ…確かアヤ・エイジアの事件を解決した…」


ネウロ「そのとおり!」


マミ「あと、食欲が異常なんですよね」


弥子「なんでそっちも知られてんのかなぁ…」



マミ「…じゃあ、あなたが桂木弥子さん?」


弥子「はい」

  「そしてこいつが…」


ネウロ「助手を勤めさせて頂いている脳噛ネウロという者です!」

マミ「助手…ですか」


QB《マミ、気をつけて!》


マミ(!?)


QB《大きな魔翌力を、この助手とやらから感じるよ!》


マミ「…!」

  (この人は、敵?じゃないわよね…)

  
ネウロ「…」


マミ「…あ」

  「あなたたちは、どうしてここに?」


ネウロ「最近、全国各地で謎の失踪事件や自殺が増加しているのをご存知でしょうか?」

   「今回先生は、その原因を突き止めるため」

   「調査に来たというわけです」


マミ(魔女の仕業ね…)



ネウロ「あなたはこの一連の事件について、なにかご存じありませんか?」


マミ(話しても信じてもらえないでしょうね)

  (巻き込むわけにもいかないし…)


マミ「……ごめんなさい。その件についてはなにも」


QB《マミ!魔女だ!結界が広がるよ!》


マミ「あ…」

  (忘れていた…このあたりに魔女の反応があったのに…)

  (あの助手の大きな魔翌力にかき消されていたのね!)


マミ「あの人たちも…結界に飲まれてしまった!」

結界内


弥子「ちょっ…ネウロ!?なにこれ!?またなんか変な能力使ったの!?」


ネウロ「いや…我が輩は何もしていないが」


弥子「こんなことできるのあんたくらいでしょ!」


使い魔「」シャカシャカシャカ


弥子「うわっなんか来た」


使い魔「」シャカシャカシャカ


使い魔「」シャカシャカシャカ


使い魔「」シャカシャカシャカ


使い魔「」シャカシャカシャカ


使い魔「」シャカシャカシャカ



弥子「囲まれたっ!ちょっネウロどーにかしてよ!」


ネウロ「ふむ…この空間、魔翌力によって構成されているな」


弥子「え?」


ネウロ「そしてこの障気と環境…」



魔人ネウロ「まるで我が輩の故郷、魔界のようではないか…!!!!」パキパキ

マミ「桂木さん!」


弥子「あ、さっきの人」


マミ「大丈夫でしたか?」


ネウロ「何がですか?」


マミ「えっと、なにか異常な現象とか見てませんか?」


弥子「あ!さっき周りの景色g痛たたたたたたたたたたた痛い痛い痛い!」


ネウロ「いいえ!なにも見ませんでした!」グリグリグリ


マミ「?ならいいのですけど…」


弥子(ネウロ、なんで…)コソコソ


ネウロ(こいつから魔翌力を感じる)


弥子(!)


マミ「じゃあもう私は行きますので…」


ネウロ「ええ!また会いましょう!」


マミ「それじゃ」タッ


ネウロ「…」グリグリグリグリ


弥子「痛いって!やめっ痛たたたたたたたたたたた」




ほむら(あの人たちは・・・?)





あれ?「魔翌力」が全部「魔翌翌翌力」になっちゃう

フィルターかかってる。
メール欄に「saga」って入れればいいで。
sageと併用したいなら「sage saga」で。



ネウロ「ふむ、一連の事件に関連しているかもしれないな」

ネウロ「今度は我が輩から会いに行くとしよう」

ネウロ「貴様はあの女の身元を調べておけ」


弥子「そんな無茶な…」


ネウロ「…と」

ネウロ「フン、どうやら向こうから来てくれたようだぞ」


ほむら「気付いていたのね」


弥子(わ…いきなり女の子が現れた!)



ほむら「…」ファサ


ネウロ「…」


弥子「…」



弥子「なにそれ…コスプレ?」


ほむら「…ちがう」


ネウロ「プ●キュアごっこは他でやれ」


ほむら「ちがうって言ってるでしょう」


ネウロ「ならば貴様は何者だ?今の我々にはコスプレ変質者にしか見えんぞ」


ほむら「貴方には関係のないことよ」

ほむら「そんなことより」

はむら「貴方達はなんのために見滝原に来たの?」

ミスった



弥子「どういうこと?あの人も魔人なの?」


ネウロ「違うな、あれは人間だ。貴様と同じ」


弥子「えぇ?じゃあなんで魔力なんか…」


ネウロ「ふむ、一連の事件に関連しているかもしれないな」

ネウロ「今度は我が輩から会いに行くとしよう」

ネウロ「貴様はあの女の身元を調べておけ」


弥子「そんな無茶な…」


ネウロ「…と」

ネウロ「フン、どうやら向こうから来てくれたようだぞ」


ほむら「気付いていたのね」


弥子(わ…いきなり女の子が現れた!)



ほむら「…」ファサ


ネウロ「…」


弥子「…」



弥子「なにそれ…コスプレ?」


ほむら「…ちがう」


ネウロ「プ●キュアごっこは他でやれ」


ほむら「ちがうって言ってるでしょう」


ネウロ「ならば貴様は何者だ?今の我々にはコスプレ変質者にしか見えんぞ」


ほむら「貴方には関係のないことよ」

ほむら「そんなことより」

はむら「貴方達はなんのために見滝原に来たの?」

ありがとう解決した

文字フィルターってのがあるのか

ネウロ「ふむ…」

ネウロ「もう1度言おうか」


ネウロ「 貴 様 は 何 者 だ ? 」パキパキ


はむら(!手があっという間に禍々しく…)

ほむら(こいつは魔法が使えるのかしら)

ほむら「…」カチッ


ネウロ(む…瞬間移動?後ろか)


ほむら「まず私の質問に答えて」カチャ


弥子(銃!?)


ネウロ「礼儀のない小娘だ」フゥ


ネウロ「魔界777ツ能力…"手掘りの土竜"」


手掘りの土竜「」ガシッ


ほむら「!?」


ネウロ「フハハハ」

ネウロ「拘束されてはさっきの妙な術は使えんようだな」


ほむら「くっ…」


ネウロ「まぁ質問には答えてやろう」

ネウロ「我が輩は最近増加している失踪者について調査をしている」

ネウロ「この失踪者がまるで『魔法』のように忽然と姿を消すために手掛かりがなくて困っているところだ」


ほむら「…」

ネウロ「貴様は何か知っている顔だな…?」


ほむら「その調査は今すぐ止めて」


ネウロ「何故だ?」


ほむら「言ったでしょう、貴方達には関係のないこと」


ネウロ「フハハハハ、その状態でよくもそんな口が利けるものだ」

ネウロ「話を戻すぞ」

ネウロ「貴様は何者だ?」


ほむら「…」


ネウロ「おお無理して答える必要はないぞ」


ほむら「えっ?」


ネウロ「心配するな別に貴様が答えなくても」

ネウロ「口を割らせる用意はできているからな」ニヤニヤ


ほむら「…!?」ゾクッ


弥子(誰だか知らないけど逃げて!)


ネウロ「最後だ、貴様は一体何者だ?」

ほむら「…甘く見ないで頂戴」カチャ


ネウロ「…あくまでも抵抗を選ぶか」

ネウロ「撃つがいい。その瞬間、質問は拷問に変わる」ニヤニヤ


ほむら「…」ギリッ



  ドパパンッ



弥子「消えた!?」


ネウロ「…ほう」

ネウロ「自らの足を切断して脱出したか」


弥子「えぇ!?」チラ

弥子(うぇ…マジで足が転がってるよ)

弥子「てかあの子大丈夫なの!?」


ネウロ「大丈夫だからやったのだろう」

ネウロ「それよりも」ニコニコ


弥子「…?」ゾクッ


ネウロ「あの小娘に出来なかった分」ニコニコ


弥子「…い」


ネウロ「憂さ晴らしを受けてもらうぞ」ニコニコ


弥子「いやああああ!!!!!」

書き溜めここまで

速度低下します

イビルメタルはクロスssじゃチートすぎてなぁ…

弥子「あの子…大丈夫かな」

ネウロ「あのような方法で手掘りの土竜を脱するとは」

ネウロ「見上げた根性だ」


弥子「…でもさ」

弥子「平気で足ちぎるし、なんか消えたりするし」

弥子「やっぱ『人間』じゃないんじゃないの?」

ネウロ「…まぁそれは追い追い結論を出すとしてだ」


ネウロ「今度は我々から動くぞ」

弥子「何するの?」


ネウロ「昨日の縦ロールがこの付近を歩いている」

弥子「ネウロが『魔力を感じる』ってた子?」

ネウロ「ふむ。では尾行をするか」

ネウロ「魔界777ツ能力…"毒入り消毒液"」プシャア



弥子(うへぇ…いつになっても慣れないなぁこれ)ベトベト

上げればいいのに

マミ「…?」クルッ

さやか「どうしたんですか?マミさん」

マミ「いえ…なんでも…ないはず…よね?」



弥子(あの子気づいてるんじゃないの?)ヒソヒソ

ネウロ(少しばかり魔力感知に長けているようだな)ヒソヒソ

ネウロ(まぁこの程度なら問題あるまい、ちょっと霊感がある、といった程度のものだ)



マミ「…??」クルッ

まどか「マミさん…?」




マミ「いえ、やっぱりなんでもないわ」

マミ「さっさと魔女退治して終わらせちゃいましょう!」

さやか「いぇい!そうでなくちゃ!」

さやか「って、あれ…」

さやか「マミさん、あの壁に刺さってるのって…」

マミ「グリーフシード。よく見つけたわね」

さやか「いやぁ…、ってここ恭介のいる病院じゃん!!」

マミ「あら、美樹さんの彼氏さんかしら?」

さやか「いやいや!そんなんじゃないですって!!」

まどか「上条くんはさやかちゃんの幼馴染なんです」

まどか「『上条恭介』って名前聞いたことないですか?」

マミ「天才バイオリニストだったかしら?美樹さんも隅に置けないわねぇ」フフッ

さやか「だからそんなんじゃ///」


QB「無駄話をしている暇はないよ!マミ!」

マミ「そうね、すぐに始めましょう。美樹さんのためにも、ね?」

さやか「もう…///」


弥子「なんかに入ってくね」

ネウロ「よし貴様も入れ」ポイ

弥子「え」

ネウロ「さらばだ。我が輩は調べものがある」

弥子「ちょっとちょっと!あああゲートっぽいのが閉まる!」

ネウロ「元気でな」ニヤニヤ

弥子「そんなあぁぁ」

>>18

まぁまだ未完ですし

あげた方がいいの?



ネウロ「…さて」


ネウロ「何の用だ?」




ほむら「…あの子たちに関わらないで。貴方達には関係ないことと言ったはずよ」

ネウロ「貴様にとっても関係ないことだろう」

ほむら「…」

ネウロ「調べてみれば貴様は中学校に転入して日が浅いそうだな」

ネウロ「あの桃と青こそ同じクラスだが黄色に至っては初対面ですらないはずだ」

ネウロ「何をそんなに肩入れしているのだ?」

ほむら「そんなんじゃない…私はただ一般人が」

ネウロ「貴様はここにあの3人が来ることを知っていたな」

ネウロ「誰を尾行したわけでもない…初めからこの場で待ち伏せをしていた」

ネウロ「『一般人』と言ったな」

ネウロ「では貴様は何者だ?」


ほむら「…今は時間がない」

はむら「早くしないと貴方の相方も危ないの」

ほむら「邪魔をしないで」カチッ


ネウロ(消えた…逃がしたか)

ネウロ(前のようにさっさと拘束してしまえばよかったな)

結界内


弥子「うわぁ何ここ」

弥子「なんというかグロテスクで気持ち悪いなぁ」

弥子(でもあのお菓子はおいしそう…かも)ジュルリ


さやか「ん?」

さやか「あれって人じゃない?おーい!」


QB(あれは…あの凄い魔力の隣にいた探偵とやらじゃないか)


さやか「キュウべぇ、あの人も魔法少女?」


QB「いや、違うね。彼女には僕の姿すら見えないんじゃないかな」



弥子「んー?誰?」モグモグ


さやか「うわっ!何食べてんのあんた!」


弥子「美味しいよー」モキュモキュ


さやか「そーいう問題じゃないでしょ!魔女空間にあるものを食べるなんて!」

さやか「はっ!まさか魔女の口づけが!?」


弥子「魔女空間?」ゴクン


さやか「飲み込むなっ!」


QB「さやか、使い魔が近づいている」

QB「ここから離れないとまずい」


さやか「あっそっか、おっけー」


弥子「?」ヒョイパク


さやか「おかわりすんなっ!」


弥子「ねぇ、あなたはここがどこか知ってるの?」ポリポリ


さやか「さやかだよ。美樹さやか。」

さやか「とりあえずここは危ないから、ついてきて」


弥子「うん」

マミ「美樹さん?何してるの?」


さやか「あー、なんか結界に一般人が飲まれてたみたいですよ」


マミ「それは大変…って、この間の探偵さんじゃない」


弥子「はは…どうも」

弥子「てか…なかなか派手な格好だね」

弥子「最近そういうの流行ってんの?」


マミ「…説明は後にします」

マミ「とりあえず、私のそばから離れないでください」

結界内 某所


マミ「大人しくしてれば、帰りにほどいてあげるわ」


ほむら「今回の魔女はわけが違う!こんなことしてる場合じゃ…」ギュウ


マミ「はいはい、無駄な抵抗は考えないことね」

マミ「行きましょう、鹿目さん」


まどか「はい。えっと…ごめんね、ほむらちゃん」タタッ


ほむら「まどかっ…」


弥子「…」


マミ「探偵さんも、行きましょう」


弥子「あの…私、だけでもここにいてもいい?」


マミ「…何を考えてるんですか?その子は危険なんですよ」


弥子「いや、見張り?みたいな?」ハハハ


  「お願いします!この飴あげるから!」


マミ「いや魔女空間の産物なんていりませんよ」

マミ「まぁ、その子もどうせ動けないだろうし…」


弥子「いい?」


マミ「…危なくなったらこのマスケット銃を撃ってください」

マミ「信号弾を込めておくので、いつでも呼んでくださいね」


弥子「ありがと!じゃ頑張ってね!魔法少女!」


マミ「もう、見世物じゃないんですよ」


まどか「でも、マミさんかっこいいですよ!」


マミ「まったく…ほら、行くわよ」


まどか「はい!」


弥子「さて」


ほむら「何なのあなた…何が目的?」


弥子「目的っていうか…」

弥子「マミちゃんとあなた、どこか会話が噛み合ってない気がしたから」


ほむら「!」


弥子「だから、一度わたしに教えてよ」

弥子「どうしてあんなにマミちゃんにつっかかるの?」


ほむら「何度も言わせないで」

ほむら「あなたたちには関係ない」

ほむら「これ以上首を突っ込むのは…」



ネウロ「フハハハハハ、いいザマだな」

ネウロ「邪魔をしないで、と言った挙句の果てがその格好か」


ほむら「くっ…」


弥子「ネウロ!もうどこ行ってたの!」

眠いので今日はここまで

粗があればどんどん突っ込んでくださいな

何人見てるかわからんけど

最後に上げてみる

あああ1レス分抜けてた


なくてもいいかもだけど>>6>>7の間


弥子「え」ビクッ

弥子(ネウロが魔界モードに!)


魔女「」ビクッ


魔女「」サーッ


弥子「あ」


弥子「周りが元に戻ってく」


魔人ネウロ「ちっ」


ネウロ「逃げたか」



マミ「魔女が逃げるだなんて…!」


QB「前代未聞だね」


ネウロ「その女を追いかけていたところだ」

ネウロ「縛られているとは丁度いい」

ネウロ「今度こそ答えてもらうぞ、貴様は何者だ?」


ほむら「…私たちは、魔法少女という存在」


ネウロ「そうだな。だがそれだけか?」

ネウロ「貴様はその上でなにか隠しているだろう」


弥子「うん…あなたのマミちゃん達への対応も、なにか知ってるそぶりだった」

弥子「まるでこの先で何があるのか分かっているような…」


ほむら「本当になんなの」

ほむら「あなた達のような人なんて、今まで1度も見てない」


ネウロ「ほう、つまり我が輩に会うことが『イレギュラー』であると?」


ほむら「あっ…」

ほむら(まずい!こいつには一度時間停止の魔法を見られてる)


ネウロ「しかも貴様よくみると…フム」チラ


弥子「?」


ほむら(もし魔法の性質を見破られていたら…!)


ネウロ「成程な…」


ほむら(時間遡行者であることがバレる…?!)


ネウロ「貴様…」


ほむら「くっ…」


ネウロ「ヤコの仲間か」フゥ


ほむら「は?」ペターン


弥子「え?あ」ツルーン


ほむら「どういう意味!?」

弥子「ドンマイ…まだ中学生でしょ?まだ大丈夫だよ」


ほむら「なんの話!?」


ネウロ「さて」プチプチ


ほむら(巴マミのリボンを素手で…!)


ネウロ「行くがいい」


ほむら「!?」


ネウロ「人の命がかかっているのだろう」


ネウロ「だが逃げるなよ。」


弥子「マミちゃんが危ないんでしょ?早く行ってあげて」


ほむら「あなた達は、敵なの?味方なの?」


ネウロ「知るか。だがこれが終わったら全て話してもらう」


ほむら「…分かった」カチッ

今日は2レス分だけ

平日で書き溜めて金曜の夜に投下しようかなと思ってます

それではゆっくり再開させていただきます


結界最深部


マミ「一気に決めるわよ!」ブン


シャルロッテ「ぐぇ」ドッ


マミ(拘束…)タタタン


シャル「!」シュル

シャル「ぅ…」ギチギチ


さやか「やったぁ!」


マミ「終わりよ」

マミ「その可愛らしい姿を貫くのは心が痛むけど…ごめんなさいね」

   「テ ィ ロ ・ フ ィ ナ ー レ !」




シャル「……人を…」


マミ「!?」




シャル第2形態「見かけで人を判断するなーーーーー!!!!!!!!!」グワッ




マミ「え…」


QB「まずい!」


まどか「マミさんっ!」



マミ「…あ」


シャル本体「ぁー」ガブ



さやか「え…?」


まどか「…うそ」

まどか「食べ…られ…」



シャル本体「…」ギロ


まどか「ひっ」


QB「このままじゃまずい!2人とも僕と契約を!」



ほむら「その必要はないわ」ファサ

マミ「…え?私、生き、て」


まどか「ほむらちゃん!?」


さやか「マミさん!!よかった…」


マミ「あ…」

マミ(もし、この子に助けてもらっていなければ私は――――)

マミ(いいえ、この子達まで、危険に―――)ブルッ


マミ「ごめんなさい…ごめんなさい…2人とも…」


まどか「マミさん、そんな…」


ほむら「その様子じゃすぐには戦えないわね」

ほむら「あの魔女は、私が倒す」タッ










弥子「あ…また周りがグニャグニャに」


ネウロ「結界が解けたようだな」





マミ「そのグリーフシードはあなたに譲るわ」

マミ「助けてくれて、ありがとう」ヒュッ


ほむら「…」パシ


マミ「あなた達も、危険な目にあわせちゃって」

マミ「私、危機感が足りなかった」


まどか「そんな…」


ほむら「もうわかったでしょう、魔法少女がどんなものなのか」


さやか「…」


ほむら「でも、このグリーフシードはいらない」


ほむら「返すわ」シュッ


マミ「…いいえ、あの魔女を倒したのはあなたでしょう」パシッ


ほむら「また強がって」

ほむら「あなたのジェム、濁ってるわよ」

ほむら「使いなさい」

マミ「でも、これは私への戒めでもあるし」

マミ「お礼でもあるの。受け取って、ね?」ヒュッ


ほむら「お礼なんて」パシ

ほむら「それより自分の心配をしなさい」シュッ


マミ「いいえ」パシ

マミ「これは私が使うべきではないわ」ヒュッ


ほむら「相変わらず話の通じない…」パシヒュッ




さやか「なんでキャッチボールしてんのこの2人」


まどか「2人とも根はいい人なんだね」




ほむら「あなたに使って欲しいの」


マミ「…」パシ


ほむら「受け取りなさい」


マミ「…ありがとう」


ネウロ「ほう、不安定だが魔力が上手く圧縮されている」

ネウロ「非常用の魔力の備蓄にいいかもしれんな」


まどか&さやか「「!?」」

弥子「マミちゃん、無事だったんだね」


マミ「あ、探偵さん」


ネウロ「さて、話してもらおうか。魔法少女とやらについて」


ほむら「…来たわね」


さやか「え、なにこの人たち、マミさんの知り合い?」


まどか「さやかちゃん!この人アヤ・エイジアの謎を解いた探偵さんじゃない?」


さやか「あ!じゃあ、あなたが桂木弥子さん?」

さやか「すげー!生放送割って入ったの超カッケーすよ!」


弥子「ははは…どうも」


ネウロ「ふむ、宣伝効果は上々のようだな」


ほむら「ここでは目立つわね、病院だし」

ほむら「巴マミ、あなたの家に入れてもらえるかしら」


マミ「え、え」


ネウロ「なに、貴様らについて少しばかり尋問するだけだ」


まどか「きさまら、って、魔法少女のことですか?」


ネウロ「…!」

   (この女…)


ほむら「そういうことよ、じゃ行きましょう」


マミ「え、ちょっと」

マミルーム



弥子「マミちゃんこれすっごく美味しいね!」


さやか「でしょ?マミさんのケーキは絶品なのだ!」


まどか「なんでさやかちゃんが威張ってるの…」



マミ「…なるほど、そういう事情ですか」


ネウロ「知ってることはすべて教えろ」

ネウロ「貴様らはどういう存在か、またどういう方法そうなったのか」

ネウロ「あの妙な魔力結界の事もだ」

ネウロ「ここらの失踪事件は全てあれが原因なのか?」


マミ「1から話しますから、その子の拘束を解いてあげたらどうですか?」


ほむら「ンー!ンー!」ギチギチ


ネウロ「今まで二度も逃げられたのでな」

ネウロ「まあ、話せるようにはしてやる」グイ


ほむら「な、なにもここまで」プハッ


ネウロ「黙れさっさと説明を始めろ」


QB「それについては僕から話そう」ピョコ


ネウロ「ほう…」


マミ「キュウべぇ!」


ほむら「…」



QB「魔法少女というのは、僕と契約を交わした存在なんだ」


ネウロ「契約?」


QB「そう。僕は、彼女たちの願い事をなんでもひとつだけ叶えてあげられる」

  「なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられる」


マミ「でも、それと引き換えに出来上がるのがこのソウルジェムと呼ばれる宝石」スッ

  「この石を手にしたものは、魔女と戦う使命を課されます」


ネウロ「魔女だと?」


QB「君が行っていた魔力結界の主のことさ。あれに人間が飲み込まれたら、普通は生きて帰れない」


マミ「理由のはっきりしない自殺や殺人事件は、かなりの確率で魔女結界の仕業なんです」

マミ「あなたの調べている失踪事件も、おそらくは関連しているでしょう」


ネウロ「そうか。では魔女とはどうやって生まれる?」

ネウロ「訳あって我が輩はその魔女とやらを一匹残らず消滅させたいのだ」

ネウロ「出元がわかれば、今からでも潰しに行くところなのだが」


QB「そうだね。願いから産まれるのが魔法少女だとすれば、魔女は呪いから産まれた存在なんだ」

QB「魔法少女が希望を振りまくように、魔女は絶望を蒔き散らす」

QB「しかもその姿は、普通の人間には見えないから性質が悪い」

QB「不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう災いの種を世界にもたらしているんだ」


ネウロ「なるほどな。それを倒すために魔法少女を作り出しているというわけか」


QB「そういうことさ」


弥子「ねぇ、この子たちは魔法少女じゃないんでしょ?なんでマミちゃんと一緒にいたの?」


QB「…!?驚いた。君には僕が見えているのかい」


弥子「え?見えちゃダメなの?」


まどか「私たちは、QBから魔法少女の素質があると言われたんです」


QB「そう。そしてその素質がある子にしか、僕の姿は見えないはずなんだが…」

QB「君にはそれがまったく見られない」


ネウロ「ここでも役立たずか。このか弱い少女ですら人間をの生活を守っているというのに」

ネウロ「奴隷の主人として、不甲斐ないばかりだ」フゥ


弥子「私はあんたの奴隷じゃ」ガボ


ネウロ「どうやら貴様は我が輩の魔力をを受けすぎたようだ」グイ

ネウロ「ほら見ろ!こんなに口を開いても大丈夫だ!もう人外だな!」グググ


弥子「――!―――!」ジタバタ


ほむら「…いくら素質があったところで、その子たちに契約はさせないわ」


マミ「そうね。暁美さんの目的はわからないけど、契約は考え直した方がいいわ」

マミ「今回のことで、魔法少女が命がけであることが私も再確認できたから」


さやか「そう…ですね。あれを見ちゃうとな。」


まどか「マミさん、ごめんなさい。一緒に、戦えなくて」


マミ「いいのよ。命を懸けてでも叶えたい願いなんてないでしょう」

遅筆もうしわけない。原作友達に貸してたんだ

もうちょっとで未完分は終りです正直この先の展開すごい迷ってる
見てる人ありがとう完結編もいつか書くからその時は見てくれると嬉しいです

QB「僕としては、その二人より君の存在が気になるよ。脳噛ネウロ」

QB「君が有している魔力は異常だ。しかし僕は君と契約したことなんてないはずだよ。それとも誰かの願いの産物かい?」


ネウロ「そうだな。貴様らが『魔法少女』で、その宿敵が『魔女』とするならば」

ネウロ「我が輩は『魔人』だ。しかも貴様らのような雑種ではない」

ネウロ「正真正銘、魔界の住人だ」


ほむら「魔人!?」


QB「魔人だって?そんなものが本当に存在するのかい?」


ネウロ「当然だ。しかし魔界では我が輩の食料を食い尽くしてしまった」

ネウロ「だからこうして地上に餌場を求めて来たというわけだ」


マミ「食料って、まさか人間、じゃないですよね」


ネウロ「違う。まあ食料源ではあるがな。我が輩が食うのは『謎』だ」


ほむら「謎?」


ネウロ「そう。我が輩が必要とするエネルギーは人の悪意の中に住み着くのだ」

ネウロ「そのエネルギーは人の悪意の中に入り込み、外敵から宿主を守る複雑な迷路を張り巡らす」

ネウロ「これが『謎』だ。つまり我が輩の食事とは、この『謎』を解きエネルギーを引き出すことなのだ」

ほむら「??どういうこと?」


ネウロ「理解できないか?まあいい、今これは重要ではない」

ネウロ「問題はその『謎』の生みの親である人間を食い荒らす魔女だ」


マミ「…とりあえず、魔女を倒したいという点では利害が一致しているということですね」


ネウロ「そうだな。だから根こそぎ殲滅したい所だったのだが…」チラッ


QB「…」


ネウロ「…無理だろうな」


ほむら(まさか…魔女化を悟られた?)


マミ「そうですね。魔女は人の呪いを糧として産まれてくるから…」


ネウロ「もういい。大体わかった」

ネウロ「我が輩は帰るとしよう。ヤコ」ガシ


弥子「あっちょっと待って!せめてこのケーキ食べてから…」


ネウロ「なんだ?我が輩がシリアスな話をしている時に貴様は呑気にティータイムか」


弥子「いーじゃん別に!私魔女とか魔人とかわかんないs」


ネウロ「罰だ。魔界777ツ道具…”素直な二枚舌”」パチン


弥子「なにこれ取れな」


ネウロ「それを付けている間はしょっぱさと甘さ、辛さと苦さがあべこべになる。ケーキ?好きなだけもらうといい」


弥子「なにそれ…私への嫌がらせ以外に使い道ないじゃん…」


ネウロ「それと貴様にはまだ聞くことがある。貴様も来い」


ほむら(やっぱり…)

ほむら「…いいけど、話は私の家でいいかしら」


ほむホーム



弥子(わ…なんというか…生活感のない部屋)


ネウロ「む…これは…何かの資料か?」パサ


ほむら「…」


ネウロ「我が輩が聞きたいことは分かっているな?」


ほむら「…魔女の発生源なら、あなたも見当がついているでしょう」


ネウロ「そうか…」


弥子(…?)


ネウロ「ではこれでまずやるべきことが決まったな。あのQBとかいう淫獣を…」


ほむら「無駄よ。あいつらはスペアの身体をいくつも持ってる。殺したところですぐに復活する」


ネウロ「ほう…普通の方法では消せないか」


ほむら「言っておくけど、それにまどかを使うなんてことは許さないわ」


ネウロ「相変わらず肩入れが激しいな。会って数日の間柄の人間などどうでもいいではないか」


ほむら「…っ」ギリ


弥子(…この子まどかちゃんのことになると血相変えるなぁ)

ネウロ「…まぁそう気を立てるな。我が輩はただ貴様に協力を仰ぎに来たのだ」


ほむら「協力なんて…」


ネウロ「実を言うとだ。この街に存在する謎の気配が、大きな規模で消えかかっているのだ」


弥子「!」


ほむら「謎の気配…?」


ネウロ「要するに、謎を生む可能性を持った人間が街ごときえかかっているのだ。大災害か…あるいはテロか」

ネウロ「だが…貴様らの話で確信した。おそらくは魔法少女か、魔女が関わっている」


ほむら(…こいつは、ホントに意味の分からない存在だけど)


ネウロ「そして貴様だ。この際貴様が何者か、どんな目的かはどうでもいい」

ネウロ「だがこの数日どうやらこの先に起こることを知っているような素振りだったな」


ほむら(魔力は桁違いだし、魔女を消そうと…人間が消えるのを避けようとしている)


ネウロ「…分かっているのか?この先に起こることが。それとも貴様がその原因と成り得るのか?」


ほむら(もしかしたら…アレを倒せるかもしれない!)


ほむら「…そうね。私は知っている。そしてそれを退けるのが目的」


ネウロ「やはりか。話せ。この件に関しては、共同戦線を張ってやる」


ほむら「分かったわ。教えましょう」

ほむら「一か月後…この見滝原になにが起こるのか」

だいぶほったらかしにしてすみません
未完分終わらします

完結版は、全部書き溜めてから立てるつもりです

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――――――――――
 ちょっと前 マミルーム



ネウロ「それと貴様にはまだ聞くことがある。貴様も来い」


ほむら「…いいけど、話は私の家でいいかしら」


ネウロ「構わん。では帰るぞナメクジ」ガシッ


弥子「しょっぱ!ケーキしょっぱ!でもこれはこれで…」ズルズル



バタン



まどか「…行ったね」


さやか「転校生もアレだけど、あのネウロって人?強烈だったなぁ…」


マミ「まぁ敵ではないみたいだし、仲良くしましょう。暁美さんともね」


さやか「さて、んじゃあたしらも帰りますか!」


まどか「お茶とケーキ、ごちそうさまでした」


マミ「遠慮しないで、いつでも来ていいのよ?」


さやか「やった!」


まどか「失礼しました~」




バタン




さやか「まどか、帰りCD屋寄っていい?」


まどか「いいけど、また上条君?」


さやか「ま~ね~」



病院




まどか「じゃあ、私待ってるね」


さやか「うん。CD渡すだけだから、すぐ戻るよ」


まどか「もう、そんなこと言って、前は遅くなったくせに」


さやか「あ、あれは恭介が一緒にCD聞こうって…!」


まどか「冗談だよ。ほら、上条君待ってると思うよ」ウェヒヒ


さやか「ごめん!今回はホントにすぐ戻るから!」タタタ


まどか「いってらっしゃ~い」


病室



さやか「恭介~?入るよ~」


恭介「……」


さやか「…なにか、聴いてるの?」


恭介「……『亜麻色の髪の乙女』」


さやか「ああ、いい曲だよね。確か、それってドビュッシーの―――」


恭介「さやかはさ、僕を苛めているのかい?」


さやか「え?」


恭介「なんで今でもまだ、音楽なんて聞かせるんだ?嫌がらせなのか?」


さやか「でも恭介、音楽好きだから…」


恭介「動かないんだ…もう…痛みさえ感じない。この手は!」


さやか「……!」


恭介「自分で弾けもしない曲、ただ聞いてるだけなんて」


恭介「そんなの、死んだ方が――――――」







さやか「 死 ん だ 方 が ま し ? 」






恭介「…え?」


さやか「ふふ、今まで『観て』きたやつはみんな死にたくないって言ってたのに」ミシ


恭介「…さやか?どうし―――」


さやか?「あんた面白いね」パキゴキパキパキパキ


恭介(……さ…さやかじゃない!?いや、さっきまでさやかだったのに…なんだ…これ…?)


???「………ねぇ」パキ


恭介「ヒッ」ビク




怪盗・X「あんたの中身、見せてよ」

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コンコン


さやか「恭介?」

さやか(寝てるのかな?だったらCDだけおいて帰ろ)ガラ


さやか「あれ、だれもいな―――」



   そこに、幼馴染の姿はなかった。

   その代わりというかの様にベットの上にあったものは。






   赤い、箱。







まどか「…さやかちゃん遅いなぁ」



さやか「…」フラッ


まどか「あ、さやかちゃん」


さやか「…まどか、悪いけど今日は先に帰ってくれる?」


まどか「え?さやかちゃん…どうしたの?」


さやか「あたしは…恭介を助けないと…」


まどか「さやかちゃん?ねぇ、なにがあったの!?」


さやか「ゴメン。今は時間がないんだ。後で、全部説明するからっ!」タタタタ


まどか「さやかちゃん!?」

まどか(…あんな暗い顔して…何があったんだろ…)

まどか「……」


まどか「…追いかけよう」タッ

屋上


さやか「本当に、どんな願いでも叶うんだね?」


QB「勿論。君の願いは間違いなく遂げられる」

QB「…いいんだね?」


さやか「…うん」

さやか「恭介を助けて…恭介を生き返らせて!」パァァァ



QB「さぁ、受け取るといい。それが君のソウルジェムだ」



まどか「さやかちゃん!」バタン


さやか「…あ、まどか」


まどか「…!?さやかちゃん…それって」


さやか「ん?あーはっは、まぁ、心境の変化とでも言いますか?」


まどか「…ねぇ、なんでいきなり…?上条君に何があったの?」


さやか「…殺された」


まどか「え」


さやか「…話は、また今度ね。そーいうわけで、あたしは恭介のとこ行ってくるから」


まどか「あ…」

まどか(殺された?上条君が?なんで?)

まどか(もうわけわかんないよ…)


ほむら「美樹さやか…あの子は…!」トッ


まどか「あ…ほむらちゃん!あ、あのね、さやかちゃんが!」


ほむら「…ええ、見ていたわ」

ほむら「明日また学校で事情を聞きましょう。あの子もああ言っていることだし」


まどか「…うん」



ほむら(上条恭介が殺された…。また大きなイレギュラーが…)

ほむら(まったく…どうなってるのよこの時間軸は…!)

どうでもいいけどなんで亜鉛とか名乗ってんの

翌日 学校



先生「…で、今まで勉強してきたみたいな、動作を行う人や物を主語にした表現は能動態と呼ばれます」

先生「これに対して受動態というのは、BはAによってどうこうされるみたいに、動作を受ける人や物を主語にした表現なんですね」

先生「そういう受動態の形は、be動詞 + 過去分詞となります」

先生「たとえば、"He likes me." 彼は私のことが好き…」


まどか「…」チラ


さやか「…」カリカリ


まどか(さやかちゃん…今は普通だけど、大丈夫かな)

まどか(上条君が、こ、殺された、っていうのが本当なら…無理してないかな…)

まどか(…さやかちゃんも契約しちゃって、私、どうすればいいんだろう。ほむらちゃんは、きっと、しなくていいって言うし)

まどか(私、なにもできないのかな。私が契約したら…)


さやか「まーどーかっ?」


まどか「うぇっ!?」


さやか「なによボーっとしちゃって。もうお昼休みだよ」


まどか「あ…ごめんね。ちょっと考え事してて…」


さやか「屋上行こ?マミさんも呼んで。話さなきゃいけないこともあるし」


まどか「…うん」

>>71
名前あったほうが見分けやすいかなと思ったのですが

なくてもいいですか?今更なくすのもなんですが

トリップというのがあるんですね。
地雷になんないよう気を付けます


屋上



マミ「鹿目さん、美樹さん、暁美さんも、こんにちは」


まどか「…こんにちは」


マミ「早速だけど、美樹さん?」


さやか「はい。あたしは、恭介を生き返らせるために契約しました」


マミ「上条君ね。彼はどうして―――」


ほむら「…殺された、のよね」


まどか「ほ、ほむらちゃん!」


マミ「なんですって…」


さやか「あたしが病室に行ったとき、恭介はいなかった」

さやか「あったのは、『赤い箱』」


まどか「赤い箱…!?そんな…なんで上条君が…?」


マミ「…辛かったわね。それで…」


さやか「他に人に見つかる前に生き返らせるしかなかった…時間がなかったんです」

さやか「…ごめんなさい」


マミ「いいえ。大切な人を失う気持ちは、私もわかっているつもりよ。本当に、辛かったでしょう」


さやか「マミさん…」


マミ「魔法少女のノウハウは、私が教えるわ」

マミ「一緒にがんばりましょう。暁美さんも、協力お願いね」


ほむら「…ええ。ただ私はやることがあるから、あまり多くは気にかけれないけど」


マミ「十分よ」

マミ「…大丈夫、美樹さん。あなたは1人じゃないから」


さやか「…ありがとうございます」


まどか「あの、わたしなにもできないけど…」

まどか「でも、応援してるから…それに、何か困ったときは、わたしが…」


マミ「それはダメよ?魔法少女は本当に危険なんだから、契約が必要ない子はしないに越したことはないの」

マミ「私だって、暁美さんがいなかったらここにいなかったのよ」


まどか「う…」


さやか「ふふ、でもありがとう。気持ちは伝わったよ」


まどか「さやかちゃん…」


さやか「さーて、じゃあ今日から早速がんばっちゃいますか!マミさん、ほむら、よろしく!」


ほむら(巴マミと美樹さやかが本格的に魔女狩りを始めた)

ほむら(契約してしまっては仕方がない。美樹さやかにはワルプルギスの夜が来るまで自分を保ってもらわないと…)

ほむら(そsて2つのイレギュラーの『怪盗・X』と『脳噛ネウロ』)

ほむら(少なくともネウロは味方にできた。このままワルプルギスの夜までなにもないといいのだけれど)

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――――――――――



弥子「…しかし驚いたなぁ。大災害レベルの魔女なんて」


ネウロ「ふむ。さすがにそのレベルになると我が輩でも骨が折れそうだ」

ネウロ「魔界ならまだしも、地上の我が輩に地形を変えるほどのパワーはない」


弥子「ネウロがそこまで…」


ネウロ「まぁ崩し手などいくらでもある。それはいいとして」

ネウロ「我が輩が気になっているのはX(サイ)の動向だ」

ネウロ「『赤い箱』が見滝原でいくつか見られた」


弥子(X…!あいつが近くに…)


ネウロ「魔女殲滅中に来られては面倒だ」

ネウロ「あるいは奴なら、魔法少女や魔女の『中身』に興味を持つかもしれんな」


弥子「だったら、ほむらちゃんやマミちゃんが危ないじゃん!」


ネウロ「あの2人なら問題ない。Xを撃退するくらいの力はある」


弥子「…そうか。あの子たちも普段から化け物と戦ってるんだったね」


ネウロ「奴が邪魔してくるのであれば全力で排除する。今回に関してはな」


ほむら「少し遅かったわね」トッ


弥子「ほむらちゃん!」


ほむら「美樹さやかが契約したわ。彼女の幼馴染が『赤い箱』になって見つかったの」


弥子「!…その人を生き返らせるために?」


ほむら「ええ。彼女は契約すべきではなかった。Xとやらの存在を知っていれば、止められたかもしれないのに…!」


ネウロ「…やはり早めに対処したほうがよさそうだ」

グダったとこも多いですがここで切ります
トリとかsagaとか勉強になった

html申請してきます
見てくれた人ありがとう

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