リト「モモと付き合うことになったから安価で行動する」 (131)


リト「モモがベッドに潜り込んでくるから安価で悪戯する」
リト「モモがベッドに潜り込んでくるから安価で悪戯する」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402798477/)

これと

リト「またしてもモモがベッドに潜り込んでくるから安価で悪戯する」
リト「またしてもモモがベッドに潜り込んでくるから安価で悪戯する」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402885018/)

これが前スレですがストーリー上のつながりは特になく
下記のあらすじで付き合うまでのことはさらっと出すので見てなくても問題はありませんよ!


※主人公はリト
※ルール説明とかだけなんとなくモモ(口調練習)
※リトとモモは恋人
※安価で進行
※ルールなどはこのあとです


※あらすじ※

何度もリトさんの部屋に忍び込んでいた私

それに対してとっても奥手だったリトさんでしたが

流石に我慢が出来ずについにっ! ……というのは嬉しかったのですが

寝ている間に色々とされたのはちょっと怖かったです

演技でもなんでもなく怖かったと漏らした私に対して、リトさんは正直に気持ちをお話して下さって

なんと……正式にお付き合いすることになったんです! うふふっ、お姉さま。ナナ、美柑さん、ヤミさん、春菜さん

ごめんなさい。ハーレム計画が完成するまでは……いえ、そのあとも、リトさんの隣は譲りませんよ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410754637


・安価
 言動の自由安価と、判定のコンマを使いますよ
 コンマの判定ですが、基本的にコンマの一桁を使います
 ゾロ目の場合は両方使いますけどね
 言動は基本的に自由ですが

   安価下(場所を提案しよう)

 など、()内に指示が出たら従ってくださいね
 従っていない場合は下にずらしてしまいますよ

※連続取得は原則禁止です


・パーセンテージについて
 コンマの一桁xn%=睡眠減少という判定方法です
 基本的に全てのnは1となってます
 ただ、言動によっては>>1の判断で2以上になることもあります
 なお、相手の快感が80%超えて果ててしまった場合
 30%下がりますが、その分判定時の上昇値を倍化します


・話について
 達成することはありません
 一週間だらだらと過ごしましょう
 5日間の学校と2日間のお休みがあります
 朝・昼・夕が基本的に与えられた行動時間です
 1週間経つ以外では、死亡のみ終了方法です
 別にモモ以外に手を出したっていいですよ……別に


・睡眠
 30%以下で起床、30%以上でおやすみなさい
 基本的に夜イベント突入の時のみ表示されます

・痛み
 寝ている場合は45%以上で起床です
 あんまり痛くすると泣いてしまいます
 ドS行為がしたい時はここをうまく調整するべきです
 痛いだけなのはただの暴力ですよ!

・快感
 相手がどれだけ気持ちよくなっているかを数値化したものです
 80%を超えると果ててしまいます

・怖い
 相手が怖がっているかどうかです
 50%を超えている場合は宥めてあげましょう
 あえてそのまま突っ切るのもありですが
 優しいリトさんはそんなこと……しませんよね?

・楽しい
 相手が楽しんでいるかどうかです
 80%でとっても楽しいです!
 相手からデート継続や夜のイベント誘いが来るかもしれませんよ

・悲しい
 相手が悲しいかどうかです
 60%超えるとポロポロ
 80%超えるとうわぁぁん
 あんまり悲しませないでくださいね?
 あえてそういう行為するのもアリといえばアリですが……私は嫌です

・怒り
 相手が怒っているかどうかです
 極力上げず、上がったら言動に注意です
 30%超えるとツーンってなっちゃいますよ
 50%超えるともういい! って口に出してしまうかもしれません
 80%超えたら危険域です

・嫉妬
 相手が嫉妬しているかどうかです
 30%超えるとちょっと積極的になり
 50%超えるとグイグイきます
 80%超えると……はい

・好意
 ほとんどみんな100%ですよ
 下がったらアナウンスしますが、その時点で危険です


モモ「リトさん。リトさん……起きてください」

そんな声が聞こえて目を開ける

朝一のモモの笑顔が目に映って「なんで!」なんて慌てることはもうなくなった

美柑達にはモモが勝手にってことになったままだけど

オレがいいって言ってるんだよな

リト「ぉ……おはよう。モモ」

モモ「おはようございます、リトさんっ」

まだ気恥かしさが残っていて

どもった声にモモは微笑む

……かわいい

じつはオレよモモは付き合っているのだ

もちろん、そのことはオレ達以外の誰も知らない

>>6訂正


モモ「リトさん。リトさん……起きてください」

そんな声が聞こえて目を開ける

朝一のモモの笑顔が目に映って「なんで!」なんて慌てることはもうなくなった

美柑達にはモモが勝手にってことになったままだけど

オレがいいって言ってるんだよな

リト「ぉ……おはよう。モモ」

モモ「おはようございます、リトさんっ」

まだ気恥かしさが残っていて

どもった声にモモは微笑む

……かわいい

じつはオレとモモは付き合っているのだ

もちろん、そのことはオレ達以外の誰も知らない


モモ「今日は学校があるんですから、準備しないとダメですよ」

リト「解ってるよ。モモも準備しないとダメなんだから戻んないと」

言いながら耳を澄ますと

下からおそらく美柑が料理する音が聞こえてくる

運が悪ければ鉢合わせするかもしれない

美柑もだけど、ナナと

不安なオレとは違ってモモは余裕そうに笑う

リト「どうするだ?」

モモ「うふふっ……心配はありませんよ」

モモがクローゼットを開けると

不自然な光が視界を埋め尽くして

光が消えると、その先にあるはずの景色はなく真っ暗な闇だった

モモ「私の部屋と繋げたんです……これでリトさんが私の部屋に、私がリトさんの部屋に行くのが楽になりましたよ?」

口元に指を当てながら

モモはふふっと含み笑いを浮かべる

……余裕そうだな、ここは



言動自由安価下


睡眠:005%(これが30%以上になると寝ます)


手:自由
足:自由
尻尾:自由
服装:寝巻き(上)、寝巻き(下)、下着
弱点:尻尾


※0%及び表示が不要なものは外しています


リト「な、なぁモモ」

モモ「なんですか?」

解ってたことだけど

冷静な状態で言おうとするとすごくドキドキする……

モモのやつ、良く平気で色々と言ったりやったり出来てたよな

ほんと、すごいな

モモ「リトさん?」

リト「ぉ、おはようのキスが欲しいなー……なんちゃって」

意を決して言う

今すげー顔赤いんだろうなオレ

思いながら恐る恐るモモを見ると

ちょっと驚いた様子を見せてすぐに口を手で覆い隠す

モモ「まあ……リトさんったら朝から大胆なことを」

リト「べ、別にいいだろ……したいって思ったって」


モモ「ですが……朝起きたばかりのキスは少々アレですわ」

リト「アレって?」

モモ「ふふっ……あまり口にはしたくないことですよ」

意味ありげに言いながらも

モモはその何かを言わずにオレに近づく

モモ「ですから――」

頬に柔らかいものが当たって

ふわっとモモの匂いが香る

モモ「頬で我慢してくださいね?」

ふふっと笑ってモモはクローゼットの中に消えていく

それを見送るわけでもなくぼーっとするオレの頭の中で

頬から伝わってきた感触を何度も再生する

リト「ッ!」

気づいて頬に手を当てる

…………も、モモのやつ!

なんちゃってって言ったのに!

暫く何もできなかった


リト「さてと………」

学校行くのは当たり前なんだけど

どうしよう

いつも通りララと行くのもいいけど

モモと一緒に行きたい気持ちもあるんだよな

ナナとは……まぁ

誘ったところでどうせ断られるだろうし

リト「それとも」

早めに行って古手川達と会えることに期待してみるか?

運がよければ春菜ちゃんと会えるかもしれない


自由安価下


モモのハーレムを目指すっていうのもいいけど

やっぱり今は……モモだよな

だって付き合ったばっかりでそんなほかの人に行くなんて最低だろ

いくらモモ本人がそうあるべきだって誘導してきてるとしてもさ

リト「モモ、ちょっと待った!」

モモ「リトさん?」

リト「一緒に行こうぜ。行き先は一緒なんだからさ」

それは何にもおかしくないことなのに

モモは不安そうに「でも……」と呟く

モモ「VMCと名乗る人たちに見つかってしまったら大変なことになりますよ?」

リト「そうかもしれないけど……何とかするよ」

一緒に登校するのにさえ文句つけてくるなら

はっきりと言ってやらないといけないし

それに……

リト「そんなことで一緒にいられないなんて嫌なんだ」


モモ「リトさん……」

ぼそっとそういったモモは

なんだかしおらしい女の子に見えて

いつも以上に可愛く感じて

まじまじと見つめる自分に気づいて慌てて目を逸らす

リト「だ、だからさ! 行こうぜ学校」

モモ「はいっ」

嬉しそうなモモの返事

一緒に行こうと言わなければ見れなかったであろう笑顔

リト「………………」

モモ「リトさん? どうかしました?」

リト「ぃ、いや……なんでもない」

本当に付き合ってるんだよな……オレ、こんな子と



安価下でコンマを判定

一桁が奇数かつ391のどれかの場合ナナ登場

安価下2でコンマを判定

一桁x1%で喜楽上昇

喜楽:020%(これが80%でとっても楽しいです! )


※コンマがゾロ目の場合 
 11だったら 1Xn%+1Xn%=2n%上昇 といった計算方法になります


・5なのでナナは無し
・98=8x1=8%上昇



モモ「~ふふっ」

となりを並んで歩くモモはとても楽しそうで

こっちまですごく……いや

それはモモと一緒にいられるだけで十分楽しかった

特に会話を弾ませているわけではないけど

特に何かをしているわけではないけれど

それでも楽しくて、嬉しくて、幸せな気分になれていた

リト「………………」

カバンを持っていない方の手がブラブラと揺れる

それは猫に向けられる猫じゃらしのように……


自由安価下

他キャラと出会い頭にラッキースケベ


リト「ッ!」

バッと勢いよく

けれど痛いと言わせないように優しくその手を掴む

モモ「り、リトさん?」

リト「………………」

誘惑に負けた

ここで慌てて手を離すのはいつものオレだ

でも、よく考ろよオレ

モモと俺は付き合ってるわけだし別に……いやいや

ここは通学路だ。他の人もいる

モモが懸念するVMCの人たちだってどっかにいるだろ……

それになにより今は秘密のあれだし、だから

いろいろと考える頭とは裏腹に

手は正直にモモの手を少しだけ強く握った


モモ「………………」

リト「………………」

歩く足を止めて

向かい合ったまま黙り込んで

やがてモモがクスッと笑う

モモ「言ってくだされば別に構いませんのに」

リト「……ごめん」

モモ「でも、見つかってしまうとリトさんの方に被害が出てしまいますから……我慢しましょう?」

手が離れていく

なのにモモは嬉しそうに笑みを浮かべる

モモ「手を離すのは残念ですけど……でも」

リト「?」

モモ「リトさんがここまで積極的になってくださるなんて、嬉しいです」



安価下でコンマを判定

一桁x1%で喜楽上昇

喜楽:028%(これが80%でとっても楽しいです! )


※コンマがゾロ目の場合 
 11だったら 1Xn%+1Xn%=2n%上昇 といった計算方法になります


5x1=5%上昇となります




一旦ここで中断させていただきます
久しぶりかつ即興推敲なしなので口調とかに違和感あるかもしれません
あと、自由安価についてですが
あくまでリトの行動および言葉です
>>20のように
リトの言動に関係ない運要素を必要とするものは基本的にはコンマによって
実行されるか否かは決まりますのでご注意ください


リト「…………………」

彩南高校生徒玄関先

そこが俺達が一緒に行ける限界

校内を歩いてるくらい問題はないとおもうけど

クラスの前で「じゃぁな」なんて

一緒に登校してきましたってアピールはちょっとな

……正直恥ずかしい

モモもそれは解ってくれてるみたいだ

モモ「ふふっ、ではリトさん。また」

リト「あ、ああ」

モモが手をヒラヒラと振って去っていく

靡く桃色の髪

見慣れてはいるけど……改めて見るとやっぱり綺麗だな


唯「おはよう、結城くん」

リト「おはよう古手川、やっぱり早いんだな。来るの」

唯「何言ってるのよ。結城くんだって今日は早いじゃない」

リト「あはは……まぁな」

モモと一緒に登校するために

出来るだけ早めに家を出たんだからな

それでも人はいるにはいたし

手をつないだりとかは……出来なかったけど

唯「どうかした?」

リト「い、いやいや! なんでもないって!」

唯「?」

色々とあるから、古手川には目をつけられてるんだよなぁ。悪い意味で

春菜「おはよう、古手川さ――ん、結城くんも今日はいたんだね」

リト「おはよう、春菜ちゃん」

春菜ちゃんと話すのにもあんまりドキドキしなくなったな……

モモと付き合ってるっていうのが大きいのかな


リト「でもって昼だ」

どうするかな

誘えば……一緒に食べてくれる人はいる。と、思う

か、確信はない

モモとの夢……ってわけじゃないけど

ハーレム計画を進めるなら少しでも進展させなきゃな

それができればみんな幸せだってモモは言ってるし

オレだってみんな幸せにできるなら

その方がいいって思う

……でもできれば

いや、それはダメ……だよな

それじゃ、全部台無しなんだよな



お昼はどうするか    安価下


モモを誘って昼飯にしよう

ハーレム計画焦る必要なんて無いだろうし

それに今朝付き合ったばかりでほかの人には――って考えたばっかりだもんな

モモはそれに対して何か言ってくるかもしんないけど

リト「オレとしてはさ……」

まだたくさんの人に注げるような器でもないって思うし

しばらくはモモと過ごしたいんだよ

だから

リト「モモ、昼飯食べようぜ」

モモ「ふふっ、リトさんからのお誘いですし。断るわけはないですよ」

嬉しそうなモモ

それを遮ろうとする気配が……というか

「おいそこの貴様ァっ!」

大声が……

モモ「リトさん、いきましょう!」

リト「!」

遮られることなんてなかった

むしろ、助け舟になってくれた

だって……モモが手を握ってくれたんだ

逃げるってロマンも何もない状態だったけど……でも

小さくて、温かくて、握ったら壊れてしまいそうな手を

繋いでいてもむしろ普通だって状態だったのが嬉しかった


ありがとう、VMC


モモ「はぁっ……ふぅ……全く、私にも迷惑がかかるって解って欲しいですね」

リト「そ、そうだな」

VMCメンバーを上手く撒いて屋上への階段を上がる

そのあいだもオレ達は手を繋いだままだ

オレはもちろんのこと

モモも離したくないとは言わないけど

握るその手に力が篭っていて

まだ繋いでいたいって気持ちが伝わってきたからだ

モモ「このまま屋上でいいですよね?」

リト「ああ、元々そのつもりだったんだよ。じゃなきゃ二人きりなんて難しいからな」

モモ「あら……以前みたいに体育倉庫でもなれますよ?」

リト「いやぁ……さすがにお弁当をあそこでってのはな」

二人きりになるっていうのに関しては嬉しいんだけど

……とは言えない



安価下のコンマの一桁を使用します
25でメア  91でヤミがいます
ゾロ目ならいません


モモ「もしかしたら……と、思ったのですが」

リト「今日は誰もいないみたいだな」

たまにヤミがここで食べてたりするんだけど

今日は図書室にでも行ってんのかな?

なんにしても……良かった

リト「これで2人きりだな」

モモ「ぁ、あら……まあ……」

リト「あ……ははは」

頭を掻きつつ笑ってごまかす

思っただけのつもりなのに

まさか言ってしまうとは

でも照れてるモモを見れただけで

そんなちょっとしたミスも報われるなぁ


ほんのりと頬を染めるモモが適当な場所に座って

隣に並んでオレが座る

前だったらモモがどうぞって誘ってたし

それは無理だってオレは拒否ってた

けど……今はもう

リト「良いよな? ここで」

モモ「も、もちろんです」

なぜだか俺から目をそらしてモモは答える

恥ずかしいのかな?

今までさんざん攻めてきたくせに……

でも、積極的な人ほど積極的にされると弱いって聞いたことがあるぞ

リト「食べよっか」

モモ「はいっ」


モモ「リトさん」

リト「ん?」

モモ「手作りじゃないどころか、2人とも同じものですが……よろしければ」

呼ばれて見た隣のモモは

おかずを箸で摘んでオレの方に差し向ける

これは……まさか

リト「い、いいのか?」

モモ「き、キスもしたことですし……か、間接キス。くらい」

リト「………………」

付き合う前のことで解ってた

モモの積極性はオレのための無茶であって本当ではないって

今目の前にいる、恥じらいつつも懸命に接しようとしてくれてるのが

……本当のモモのあり方なんだって



安価下


リト「じゃぁ……ぁ、あ~ん……」

ぱくっと一口でそれを口の中に取り込む

閉じた瞬間に唇で挟んだモモの箸の感触のせいか

味はするけど良く解らない

感じるのはただひたすらに顔が熱いってこと

モモ「美味しいですよね。美柑さんのお料理」

リト「そ、そのさ!」

モモ「?」

なんだか残念そうにするモモに向かって

自分が食べたのと同じおかずを差し出す

モモ「わ、私も……?」

リト「ほ、ほら……」


手皿の上で箸で浮くおかずを眺めるモモは

チラっと俺を見て顔を赤くして、ぎゅっと目を瞑る

モモ「で、では……その」

リト「あ、ああ」

モ「あ~……ん……」

ゴクッとモモの喉が鳴る

ゆっくりと開いていく艶やかな唇

ちらりと覗く臆病な舌

箸がほんの少し揺れて、おかずと先端がモモの口の中へと消える

再び見えた先端はおかずの脂か汁か

それかモモの……によって濡れていて思わず凝視してしまう


モモ「な、何見てるんですか!」

リト「ご、ごめんっ!」

口元を隠しながら、モモは恥ずかしそうに言う

モモが口をつけたお箸だって考えると

なんだか無性にドキドキして

次のおかずに進まない

それはモモも同じようだった

モモ「………………」

リト「………………」

気づけば二人して目配せして

適当な量のご飯を摘んで差し出していた

モモ「ど、どうぞ」

リト「モモも……な」

すごく恥ずかしかった

でも、すごく嬉しかったし楽しかった


喜楽:033%(これが80%でとっても楽しいです! )


安価下コンマ一桁 x2%で食事を誘ったときの判定(2%なのは二人きりになれたから)


安価下2コンマ一桁 x3%で食べさせ合いの判定


2x9=18%上昇

で、喜楽:051%(これが80%でとっても楽しいです! )

3x3=9%上昇

で、喜楽:060%(これが80%でとっても楽しいです! )



ごめんなさい、一旦ここで中断します
今日はもう一回投下できると思います

昨日はなぜかエラーで出来ませんでした




モモ「いつもは」

リト「?」

モモ「いつもはたくさんの人に囲まれていて……こう、ゆっくりは出来ませんよね」

吹く風のように柔らかい声

肩に感じるモモの重さ、暖かさ

香る優しい匂い

全てが心地よく、でもそれ以上に感情を高ぶらせる

リト「…………そういえば、そうだよな」

モモ「ええ」

モモはもちろんのこと

ララや、春菜ちゃん、古手川、ヤミにナナにメアに籾岡……先輩達がいるからなぁ

まぁ、騒がしくなる原因はララの発明品かオレ自身の過失だし

仕方ないといえば仕方がないけど


吹く風に流されたように言葉が止まって

どちらからともなく自然と手が重なる

モモ「……リトさん」

リト「…………」

モモ「私は幸せです」

消え入りそうっていうのかな

そんな静かで宥めるような声にハッとして心が温かく感じる

でも多分、顔は熱すぎるほどに熱くて赤いんだろうな

あれだけ積極的で

少しばかりうるさくとも感じそうだったモモ

それが今は……一番落ち着けて、一番ドキドキさせて

一番、傍にいたいと思える相手



言葉か行動 何もしないというのもあり、何かに誘うのもアリ    安価下


リト「なぁ、モモ」

モモ「はい?」

リト「放課後……なんだけどさ」

ただでさえ破裂しそうな胸が痛み出して

ちょっとだけ言葉に詰まる

こ、断られないよな?

オレ達はその、恋人なんだし

デート誘って嫌ですなんてまさかそんなことは……なんて

葛藤の末に心を決める

リト「デートしよう」

モモ「っ! ………で、ですがそれでは」

嬉しそうな顔をして

でも直ぐにモモは困ったような顔をした


モモ「きょ、今日一日私にしか……」

リト「ダメかな」

モモ「…………それでは、その。ハーレム計画が」

進展しない

モモはそれを言葉にせずに俯く

最後まで言うと思った

なのになんで言葉に詰まったんだ?

疑問が浮かぶオレをモモの瞳が捉える

リト「モモ?」

モモ「……………………」

言いたいけど言えない

そんな表情

誘ったのはダメだった……のかな


ハーレム計画の進展か

モモとの交際をより深くするか

モモには悪いかもしれないけど、オレは

リト「モモとの関係をもっと……オレは」

モモ「リトさん……」

リト「ダメかな?」

モモの複雑そうな表情を見ても

それを訂正しようとは思えなかった

モモ「嬉しいです……とっても」

リト「…………」

泣きそうなモモの頬にそっと手を触れて

流れそうなそれをぬぐい取る

いつかは遠くならざるを得ない距離……なんだよな



喜楽:060%(これが80%でとっても楽しいです! )
悲哀:000%(これが60%超えるとポロポロ )



安価下コンマ一桁で喜楽の増加判定(x1%)

安価下2コンマ一桁で悲哀の増加判定(x1%)


※ゾロ目の場合は 一桁x%+2桁x%分の増減になります


3x1=3%

喜楽:063%(これが80%でとっても楽しいです! )


3x1=3%


悲哀:003%(これが60%超えるとポロポロ )


モモじゃダメなのかな

第一王女であるララでなければいけないのかな

今更ながら……いや、こうなったからこそそんなことを思ってしまう頭を振ると

モモがクスと笑って答える

モモ「……リトさんの望みのままに」

リト「ありがとな。モモ」

モモ「私も……私もリトさんとはまだ、この距離がいいんです」

そう言ったモモはより一層可愛く笑って俺の腕を胸に抱いて

ぐいっと引きつつも体を寄せて来て――唇が重なる

柔らかい胸の感触

ふわっと舞った花の香り

それだけでも色々と不味いのに

唇を押しつぶすように触れた唇に目を見開く


なんていうんだろうな

世界が広がった……っていうか

いやむしろ世界が狭くなって、オレ達だけになった……ような

あれだけたかなっていた心臓までも止めて

全神経を触れ合う唇に注いでしまっている感じがして

ある意味では空気を読まず

ある意味では空気を読んでくれたチャイムの音にオレ達はそっと離れる

モモ「………………」

リト「…………………」

艷やかで潤ったモモの唇に思わず目が行って

それを手が覆ったからか流れるようにモモの瞳と視線が交錯する

ほんのりではなくなった頬の赤み

照れ隠しに二人それって苦笑する

キスの味は――覚えていない

でも感触は忘れられないくらいに強く印象に残った


>>62訂正します



なんていうんだろうな

世界が広がった……っていうか

いやむしろ世界が狭くなって、オレ達だけになった……ような

あれだけたかなっていた心臓までも止めて

全神経を触れ合う唇に注いでしまっている感じがして

ある意味では空気を読まず

ある意味では空気を読んでくれたチャイムの音にオレ達はそっと離れる

モモ「………………」

リト「…………………」

艷やかで潤ったモモの唇に思わず目が行って

それを手が覆ったからか流れるようにモモの瞳と視線が交錯する

ほんのりではなくなった頬の赤み

照れ隠しに二人揃って苦笑する

キスの味は――覚えていない

でも感触は忘れられないくらいに強く印象に残った


放課後の乱入者判定します


安価下のコンマ一桁が 奇数で乱入


乱入アリの場合はその人物を再度判定


1 ナナ
2 ララ
3 春菜
4 古手川
5 ヤミ
6 メア
7 VMC
8 籾岡
9 ルン
0 ネメシス

ゾロ目なら先輩方で


安価下コンマ一桁


メア「あれ~?」

呼ばれたわけじゃないけど

確実に気付かれたと察せる声に二人揃って足が止まる

逃げたところで執拗に追いかけてくるし

逃げるってことは認めるってことになる

それが事実なんだから認めたっていいだろとは思うけど

でも……メアは

メア「モモちゃんと先輩……二人仲良しだね~?」

メアはまずいっ!

振り返った先のメアの笑みは

おもちゃを見つけてどう遊ぼうかと思案している顔

本来のモモなら対抗できるかもしれない

けど今のモモはすでに敗色濃厚だった

モモ「メアさん……」

メア「ふふっ、2人でどこか行こうとしてるのかな?」


にやにやと笑うメア

あまり余裕がない表情のモモ

メア「わたしもご一緒していいよね?」

モモ「それは……」

メア「ほら、だってモモちゃんの望みは、ね?」

ハーレム計画の件だと直ぐに解った

ハーレムを望むのなら

むしろ交流を持とうとするのは都合が良い

それを出すことでモモが同行を拒否しにくくなるのを解っててわざと

モモ「それは……」

モモはメアの方を見たまま黙り込み、俯く



リトの台詞または行動  安価下


リト「残念だけど、さっきヤミがお前のこと探してたぞ」

メア「ヤミお姉ちゃんが?」

じぃっと見てくる視線に耐えながら

頷いて「そうだよ」と、嘘をつく

ヤミが探してたかどうか以前にヤミとは会ってない

メアがヤミと会ったら嘘だと瞬時にバレるものだけど

今ここでメアを引き離すことができればそれで良い

メア「うーん……」

リト「な、悩むところか?」

メア「お姉ちゃんの要件も気になるけど……こっちも……」

少し考えたメアは「あっそうだ」と

気づいたようにふふふっと怪しげな笑みを浮かべる

メア「すぐ戻るから待っててくれるよね? モモちゃん」

モモ「ヤミさんの用事が長引くかもしれないし、それはちょっと出来ない相談ね」


メア「あら……」

モモ「ヤミさん待たせちゃって良いんですか?」

メア「ん~……仕方ないかっ」

残念そうにそう言い残して

メアは勢いよく校舎の中に戻っていく

嘘だって解ったらメアは怒るかもしれない

利用されたって知ったらヤミは……絶対に怒るかな

でも、それでも良いって思った

今は

リト「逃げるぞモモ!」

モモ「……はいっ!」

明るく嬉しそうな声を聞きながら

モモの手を取って学校から逃げ出す

今は、邪魔とかされたくない


喜楽:063%(これが80%でとっても楽しいです! )

安価下コンマ一桁判定(x2%)


7x2=14%上昇

喜楽:077%(これが80%でとっても楽しいです! )


今回はここまでにします
メアの口調に少し苦戦しました。おかしいところがあればお願いします


今週は出来るようになってるみたいですね。やります




モモ「メアさんは……追って来てはいないみたいですね」

リト「わざわざ追っては来な……いや、くるよな。メアだし」

ヤミを使って嘘ついたこともだけど

そんなことまでして二人で逃げた理由を知りたがるのがメアだからなぁ

面白そうなことって感じなのかな。あいつの視点だと

リト「ヤミにも襲われるかもな」

モモ「そうなったら私が守ります」

そう言いながら強く握られた手からは強さと優しさを感じた

でも……

モモとヤミが争うなんてことはないかもしんないけど

険悪な雰囲気な2人なんて見たくないな

まぁ……ヤミのことだから

気に入らないとかなんとか言いつつ話せば解ってくれそうだけど


モモ「それでその……リトさん」

リト「うん?」

モモ「どこか行きますか?」

リト「そうだなぁ……」

放課後だからあんまり遠くに行ったりはできないよな

というかモモと一緒にいたいっていうのが先行しすぎて

どうするかっていうのは全く頭になかったんだよな

リト「えっと……」

モモ「私はリトさんと一緒なら……別に何もなくても、良いですけどね?」

リト「っ……そ、そうか」

ニコッと笑った笑顔

わかったような言葉mの相極まって……ずるい



リトの行動、台詞 安価下


リト「じゃ、じゃぁ……カフェにでも行くか?」

モモ「カフェですか?」

リト「あ、あぁ。こういう時って……そういう所に行くものなんだよな?」

モモ「ふふっ、そうですね」

リト「………………」

失敗はできないぞなんて気を引き締めても

モモの笑顔ひとつ

耳に優しく心臓に悪い声ひとつで

簡単に緩められてしまう

モモ「? リトさん?」

リト「あ、ああ……ごめん」

斜め下から見上げるモモの目に気づいて苦笑いしつつ

モモの手を引いてカフェへと向かうことにした


モモ「オシャレなカフェですね、リトさん」

リト「……似合わないかな」

モモ「いいえ、そんなことはないですよ」

とはいうものの

場に馴染んでいるのはモモだけで

オレは少し合ってないような気がする

モモが一緒にいてくれてるからなんとか認められてるっていうか……

モモ「そんな難しく考えなくてもいいんですよ? お一人様だと浮いちゃうかもしれませんけど、私がいますから」

リト「ありがとな」

モモ「いえいえ」

普通のカフェがどのくらいの値段なのか知らないけど

コンビニ基準で考えると高いよな。300円とか400円とか

リト「あのさ、モモってカフェとか使うか?」

モモ「いえ、あまり……」


いつも俺達についててくれたりしてるし

そりゃそうだよなーと

いつものように頭を掻きそうになって手を下ろす

いつもしてるからって

こういう場所でもしてたらダメだよな

リト「こういう場所ってなんか敷居が高いっていうかさ……あんまり得意じゃないんだよなぁ」

モモ「あらあら。銀河系を統べる王を継ぐかもしれないのに?」

リト「そ、それは……考えるだけで胃が痛くなる」

モモ「ふふっ、少しずつステップアップしていくとしましょう?」

ステップアップかぁ

オレとモモの関係っていうか

距離もどんどん縮まっていくのかな


リト「………………」

カップル御用達なのかは解らないけど

どうやらカップル専用メニュー的なものもあるみたいだ

幸い、モモはそれに気づいてはないみたいだけど……

いや

オレはもう覚悟を決めたんだ

だから……オレが勝手にこういうのを注文してみるのも

面白いんじゃないかな

……恥ずかしいけど



安価下(自由な言動 注文ではなく会話の振りでも可)


リト「モモ、あのさ」

モモ「どうかしました?」

リト「その……いや……っ、あのさっ」

モモ「はい?」

可愛らしく首を傾げるモモに対して

そのメニューが載った部分を指差して見せる

モモ「ぁ、あら……」

リト「よ……良ければ、なんだけど」

メニューでもモモでもなく

どこかを見ながらそう訊ねる

モモ「えっと……」

リト「……………」

モモ「カップル……専用?」

リト「うん」

モモ「……………………」


ちらっとモモを見ると

桃みたいに鮮やかに頬を染めて

じっとメニュー表を見つめていた

リト「い、嫌なら……その、良いんだ」

モモ「い、嫌とかではありません……け、けどその……」

リト「………………」

積極的なモモも悪くはない……というか良いけど

やっぱりこうやってちゃんと恥じらってる姿を見ると

安心するっていうか、ドキドキするっていうか

リト「……オレは、モモとこれが食べたい」

モモ「……リ、リトさんが食べたいと。言うのでしたら。はい」

オレみたいにふいっと目を逸らしながら言うモモに

自分も笑えないななんて頬を掻きながら呼び出しボタンを押す

「はい、ご注文でしょうか?」

リト「えっと……コレを」

言葉にはできずにメニューを指差す

笑う店員の目がちょっとだけ恥ずかしかった


モモ「……端っこにするべき、でしたね」

リト「さ、さっさと食べよう……交代で食べれば良いだろ?」

メニュー表は親切にも写真付きだったため

クリームでハート型をあしらい

点在するフルーツが点と点

自分と相手を繋ぎ、絡め合うように盛られてるとか

そういうのは解ってたけど

食べるための道具が一つしか与えられないというのは予想外だった

もちろん、言えばくれると思うんだけど……

ここでもう一つ頼むと

オレ達を見るギャラリーはきっと初心なのねぇなんて笑うかもしれない

そう思うと中々……


モモ「リトさん。どちらが先に?」

リト「どっちが先でも変わらないような気がするけど……」

モモ「そ、そうですね」

モモはそう言いながらスプーンを手に取ると

ではリトさん。頑張ってくださいねと笑う

リト「も、モモも食べるんだからなっ?」

モモ「ふふっ、解ってます。私も……頑張ります」

二度目のその笑みは

9割が恥ずかしさに染まっていて

その表情にドキッとして

周りが見えなくなった

周りの視線が気にならなくなった

テーブルがあって、椅子があって

テーブルの上にはデザートがあって

目の前の椅子にはモモが座っていて

そのモモがひとすくいのデザートを差し出している

そんな光景しか見えなかった


すみません
なかなか時間が取れず出来る時にやるという感じになります
今回もお付き合いありがとうございました


その光景を闇で覆ってひとすくいを口に含む

デザート上側のクリームは作りたてのように優しい温かさで

食感……というよりは口溶けもまろやかで

程よい甘さが口いっぱいに広がっていく

その一方で舌を滑るアイスクリームの冷たい刺激は

上からくる甘さを内包して喉の奥へと流し込む

置き去りにされた苺の仄かな酸っぱさが

甘さだけの味覚をリフレッシュさせる

リト「美味しい……」

モモ「ふふっ、そうですか」

カップル限定

というのが惜しいと思うほどには立派なデザート

リト「モモ、今度はモモの番だからな?」

えっ……と

恥じらいに身を引こうとしたモモの手の先

スプーンの持ち手を掴む

リト「オレだけ食べるのは勿体ないからな。本当に」


モモ「リトさんがお気に召すお味。ですか」

リト「オレは別に肥えてないと思うけどなぁ……」

モモ「そうでしょうか? 美柑さんのお料理を食べているのに?」

美柑の料理は確かに美味しいけど

肥えたりしちゃってるんだろうか?

今まで対して意識したこともなかったし

マズイというか食べたくないと思ったのは

たい焼きが泳ぐ味噌汁くらいだし

リト「とにかくアイスが溶けちゃうしさ。ほら」

モモみたいにスプーンでひとすくいして差し出す


モモはそうですね。と

少しだけ恥ずかしそうに呟いてそれを口にする

クリームによって白く染められた銀色のスプーンが

モモのふっくらとした唇に包まれて、消える

リト「ッ」

モモ「……………」

スプーンに微かな重みが乗せられて

どうにかなっているのか、揺れる

ふふっと笑うモモの瞳が艶かしくオレを見据える

場の雰囲気を気にすることなく

まるで2人きりしかいないような空間を作り出す

モモ「美味しいです」

リト「そ、そうだろ?」

モモ「リトさんの隠し味がほどよくて」

その言葉と笑みには流石に勝てる訳もなく

溶けていくアイスを見捨てることになってしまった


安価下のコンマの一桁目

1で美柑
2でナナ
3で唯
4でヤミ
5でメア


アイスが溶けてまるで飲み物のようだ

なんていうのが率直な感想のデザートを食べ終えてお店を出ると

ちょうど

唯「結城くん!」

と、呼ぶ声が聞こえた

リト「古手川?」

モモ「あら……」

唯「モモちゃんも……」

古手川の視線は俺たちから流れるように出てきたお店へと向いて

また戻る

唯「何してたの?」

モモ「お茶です」

唯「こんなおしゃれなお店で?」

モモ「私が行きたくて」


古手川の追うような会話

その一方でモモの何かから逃げるみたいな会話

険悪にも感じるそれに対して

意外にも2人は笑を浮かべる

唯「どうだった?」

モモ「美味しかったですよ? 今度、誰かとご一緒してはいかがです?」

唯「それは……」

リト「?」

モモ「あらっ。そこでなぜリトさんを? まさか……」

唯「ち、違うわよ! わ、私は別に……結城くんをただまたせてるのは迷惑じゃないのかと思っただけで!」

モモ「ふふっ、そうですか」


どことなく本気の笑い声に驚いていると

モモが俺の手を掴む

モモ「では行きましょう。リトさん」

リト「ちょっ」

見せつけるように強く腕を組んできて

舞う香りに心が踊る

けど

それとは正反対に古手川が「ちょっと!」 と怒鳴る

モモ「なんです?」

唯「そんなに抱きつくなんてハレンチだわ!」

モモ「…………別に良いじゃないですかっ」

唯「駄目よ! 付き合ってもいない異性となんて――」

モモ「じゃぁ平気ですね。今、リトさんは私に付き合って下さってますから」


唯「えっ!?」

リト「お、オレを睨むなよ! モモっ」

モモ「ふふっ」

慌てふためく古手川は俺を睨んでるし

モモはそれを面白そうに見つめてる

まるでおもちゃを見つけた子供みたいに

唯「本当なの? 結城くん!」

リト「それは……」

正直に付き合っているというか

ただモモのお願いに【付き合ってる】と言うか

それとも……


安価下


リト「つ、つつきあってますけどおおおぉぉぉっ!?」

モモ「!」

唯「!」

メア「りぃ~とせ~んぱ~い!」

唯「メアさん……?」

嬉々とした表情で近づいてくるメアの姿に

声は裏返り、言葉はグニャグニャ

当たり前だ

嘘をついて騙してきた相手に

満面の笑みで走り寄ってくるわけがない

モモ「バレた……みたいですね」

唯「な、なに? なんなの?」

リト「すまん古手川!」

モモ「ここは逃げます」

オレよりも先にモモが手を掴んで駆け出す

通常の人間のスピードではなく

デビルーク星人としての力を使っての走り

リト「うおおおっ!?」

メア「あはははっ、追いかけっこかな……? 絶対、逃がさない」

にこっと笑うメア

これはやばい、ヤバすぎるッ


リト「ど、どうするっモモ!」

モモ「戦うのは嫌です……でも、リトさんを渡すのも嫌です」

リト「だけど……」

これはオレが嘘をついたせいだ

しかもあんなバレバレで

さらにメアの大事なヤミを利用して

モモ「どこかの建物に入ったほうがよさそうですね」

リト「いや、ちゃんと話したほうがいいんじゃないか?そうすればメアだって」

モモ「そしたら罰として~とか言ってリトさんを強奪したり、二人の時間を邪魔するに決まってますっ」

リト「ん~…………」

モモは逃げたそうだ

でも、メアを怒らせたのは……



1、モモと逃げる
2、メアと話す


安価下


リト「……解った。逃げよう」

メアには悪いと思うけど

モモはオレの大事な……まぁ、その、あれだし

だからモモが望む方を優先させてあげたいっていうか

今のメアには近づいたら不味そうだしな

メア「あははははっ、どーこかなーっ!」

逃げた路地裏の各所にあるフェンスが邪魔だったのか

メアの声と共にどこかで大きな音がする

リト「あれ相当怒ってるな……」

モモ「ヤミさんを利用したというのが不味かったのかもしれませんね」

リト「悪いな……モモ」

モモ「いえ、吊り橋効果になりますし?」

リト「な、何言ってんだよ! そんなのなくたって……」

モモ「……ふふっ、そうですね」

嬉しそうに笑うモモを見て

どこからともなく羞恥心が湧く

……恥ずかしいこといったな。オレ


安価下のコンマ一桁で判定


1飲食店
2ホテル
30ゲームセンター
4デパート
5マンション(メアの)
6学校
79結城家
8本屋


ゲームセンターですね
間が空きすぎました、すみません

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