―実家―

キモヲタ「ただいま～」

母親「お帰り～」

キモヲタ「はい　今月の分」どさっ

母親「はいはい～　ご飯は？」

キモヲタ「弁当買ってきたからいいや…」

キモヲタ（ボカロキャンペーンのためにコンビニで浪費してるなんて言えない・・・ｗ）

母親「お風呂わいてるからね～」

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キモヲタ「よ～し、本日の購入品をパシャりっと・・・・ｗ」

キモヲタ「本日の戦利品　一個変なの混ざってますが←」ﾂｲｰﾄﾂｲｰﾄ

キモヲタ「さて、何から読もうかなｗ」

プルルルルルルル　プルルルルル…

キモヲタ「電話！？」

上司「お～、キモヲタか、いつも通り障害が起きた。会社戻ってこいな」

キモヲタ「ちょｗｗｗｗｗもう家なんすけどｗｗｗｗｗｗ」

上司「だって銀行で使えるプログラム使えるのお前だけだろ　いいから早く来い」

キモヲタ「はい、３０分後ぐらいに行きますよ…」

キモヲタ（帰りに買い忘れてたＴＥＮＧＡ買わなきゃ…）

―株式会社シャチクブラック―

上司「遅いぞキモヲタ」

キモヲタ「すいません（・・・っと）」

上司「他のＡＴＭでも出てた障害がこの店舗でも起きるそうだ」

キモヲタ「修正しときますねｗ」

上司「つーかてめえ、なんで前例があるバグを修正しねえんだよ　使えねえな」

上司「あといつも無駄に残業つけてんじゃねえぞ。お前もサビ残ていう会社貢献覚えろな？」

上司「つーわけで俺は帰るわ。お前と違って家庭があるからよ」

キモヲタ「…お疲れ様です（…っと）」

キモヲタ（気分屋だな・・・ああいう上司はあれだからダメなんだｗ）

キモヲタ「修正しますか…ｗソースソースｗｗｗｗ」ｶﾀｶﾀｶ…

―朝３時―

キモヲタ「ｗｗｗ！？」

キモヲタ「全く解決しないんだがｗｗｗｗｗｗｗｗ」

キモヲタ「ま、これでいいかｗｗｗｗｗｗもうすぐ銀行も始まるしｗ」

キモヲタ「普通に使えるだろうｗ」

キモヲタ（こりゃ、今日は有給取って会社休むかなｗ）

―実家―

キモヲタ「ふぅ～。ご褒美にTENGAっと…」

――――――――――――

キモヲタ「漫画でも読むかなｗ」

――――――――――――

作画☆☆☆　ストーリー☆
作者の前作に比べ、描写が格段に上手になっています。　ｶﾀｶﾀ…
特に対決のシーンの空間把握とその構図に関しては近年のジャンプ漫画ではないレベルｗ　ｶﾀｶﾀ…
それにしてもアミたんがかわいくて　（*´д`*）ﾊｧﾊｧ　　ｶﾀｶﾀ…

キモヲタ「よしっ　レビュー完了ｗブログ送信ｗ」

キモヲタ「おう９時か・・・寝よう…すごい眠いな・・・」

プルルルルル　プルルルルルル　

キモヲタ「すや～～～～～」

プルルルルル　プルルルルルル

キモヲタ「すぴ～～～～～」

プルルルルル　プルル

キモヲタ「ZZZZZZ～～～～～」

ピーーーーーー

上司「もしもし、キモヲタか？大至急会社に来い、お前が修正したはずの例の件、全然なってねーじゃねえか！おい、早くしろよ！」

ツーツーツー

キモヲタ「ムニャムニャ～～～」

―午後３時―

キモヲタ「起床しますたｗｗｗｗｗｗｗ」

キモヲタ「おっ？携帯が光っているでござるｗ」

キモヲタ「！？え？着信３４６件？ストーカーすぐるｗｗｗｗｗｗｗｗ」

キモヲタ「つか、実家に電話しろｗｗｗｗｗｗｗ」

キモヲタ「やっぱテキトーにプログラミングしたのがばれたか…ｗ」

―株式会社シャチクブラック―

上司「一発殴らせろ」　ドゴオオン

キモヲタ「通報しますね　はいはい、コンプラ違反ｗ」

上司「てめえ、銀行から訴訟されたらてめえが死んでも賠償金払えよ」

上司「そもそもお前が来ないから外注雇って修正したんだ。赤字だよ赤字」

キモヲタ「つか、先輩も言語覚えてくださいよｗ」

上司「なんだその口のきき方は？」

キモヲタ「はいはいｗ出ました感情むき出し奴ｗｗｗｗｗｗ」

上司「まじでお前クビだ」

キモヲタ「で、でた～～～～～ｗｗｗｗｗｗコンプラ違反の典型ｗｗｗｗクビをほのめかし奴ｗｗｗｗｗ」

他の社員（どっちの応援すればいいんだ・・・・）

女子社員（でもキモメンの応援はしたくないわね…）

女子社員（つーか、髪の毛テカテカのデブ、よく社会人として認められたわｗ）

―３日後　株式会社シャチクブラック―

人事移動

キモヲタ「えっ？」

キモヲタ　　　　SE部門→営業部門

キモヲタ「銀行系の言語は俺しかできないんだぞｗ」

朝礼

派遣社員「本日から、急ですが、勤務をすることになったハケンです」

派遣社員「SE部門に配属されました。銀行系のプログラミングは長年やっておりまして」

派遣社員「趣味はサーフボードです。今はオフシーズンなんですけどねｗ」

派遣社員「みなさんと仲良くなれたら、と思ってます！」

キモヲタ「・・・・」

―会議室―

営業部長「よろしくね、キモヲタ君。というか、分かるよね？」

キモヲタ「分かるって何がでしょうか？」

営業部長「君のその醜い身なりで営業出来ると思う？」

営業部長「体臭酷い、ひげ濃い、ハゲかけてる、言葉づかいおかしい」

キモヲタ「今日はたまたま風呂に入り忘れましてｗ」

営業部長「分かるよね？」

―実家―

電子掲示板

キモヲタ「株式会社SBはマジでやばいｗSEだったんだが、ホント生活縛られて、周りの人間関係も希薄でなんのために働いているかも謎ｗ」ｶﾀｶﾀ・・・・

社員が書き込む企業評価サイト

キモヲタ「あの会社は酷いです。・運営体制がおかしい　・残業代が出ない　・パワハラが酷い」　ｶﾀｶﾀｶ…

ツイッター

新アカウント：ブラック企業BOT
「株式会社シャチクブラック」注意度☆５　…最上級ブラック企業。。。　ｶﾀｶﾀ…

キモヲタ「企業でもするか・・・・ｗ　あんなクソ会社、辞表叩きつけてやんよｗ」

キモヲタ「あっ、今日はラボライブの小保方ちゃんの誕生日だｗケーキ買ってこなきゃｗ」

―次の日―

営業部長「分かるのはプログラミング言語だけじゃなかったようだね」

営業部長「はい、確かに受領しました。辞表願い。うんうん、よくぞいままで頑張ってくれました」

営業部長「二度と来るなよ、社会腐適合者」

―ゲーセン―

キモヲタ「ふう～。すっきりしたなｗ自由だ！ｗｗｗｗｗｗｗとりまUFOキャッチャーやるかｗ」

カップル「イチャイチャ　も～バカｗ」

キモヲタ「小保方はるにゃんのフィギュア・・・・ｗ」

カップル「ジバニャンかわいい～～～～♪」

キモヲタ「おっｗ取れそうだｗあと５００円で行けるか？」

カップル「あ～、残念だったね～　ね、そろそろランチ行こうよ」

キモヲタ「あれれ～？アームが弱いのか～？」

―２時間後―

カップル「やっぱりジバニャン欲しい～～～～♪」

カップル「よし、しょうがねえ、頑張るか！」

カップル（！？　さっきの不審者、まだいたのかよｗ…怖ええｗｗｗｗ）


キモヲタ「うっ・・・・うっ・・・・・」

カップル（しかもなんか号泣してるぞ　よっぽどあの景品が欲しかったのか？）

キモヲタ（社会不適合者？　そうだよ、知ってたよｗ　でも、俺にしか出来ない言語があって、それで会社に貢献してきたのに…）

キモヲタ（あんな言い方はねえよ。。。それにあんな露骨にすぐ人事異動で派遣雇ってよぉ…あり得ねえよ…辞めて正解だって…）

キモヲタ（なんだよ、またさっきのリア充カップルかよ…）

キモヲタ（笑えよ…俺は動かない女でさえ、いくらかけても'落とす'ことが出来ないんだぜ…ｗ）

キモヲタ（はるにゃんは存在しないことだって分かってるよｗｗｗｗｗｗｗ）

キモヲタ「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…」

カップル「あ、俺、スマホのケース欲しいんだった、ジバニャンはそのあとにしようぜ！」

カップル（このオタク、ぜってーやべ～奴じゃん　彼女が危ない…）

―実家―

母親「おかえり～」

キモヲタ「会社辞めてきた」

母親「え？」

キモヲタ「次の職探すまで、多少の貯金はあるから、ちょっと待っててなカーチャン」

母親「う、うん」

母親（あの子、学生時代もよくあんな感じで迷って、結局ケロっと元通りするもんね…）

母親（それに、残業、休日出勤当たり前だったあの会社、辞めて正解だったのかも…）

母親「父さん、孫が見れるのはもっと先になりそうだけど、あの子は頑張っていますよ」　チーーーン

母親（あの子の何がいけなかったのかしら…見た目…？やる気？）

―部屋―

キモヲタ「転職ナビっとｗ」

キモヲタ「ま、この会社でいいかｗ」

キモヲタ「あっ、撮りだめしていたアニメＨＤＤを解放させるかｗ」

キモヲタ「あ～前評判通り、Ｇレコは駄作臭がちょっと酷いな・・・ｗ」

キモヲタ「あ～～～～、自由～～～～　自由だな～～～～ｗｗｗｗｗ」

キモヲタ「・・・・・」

キモヲタ「うっ・・・うっ・・・・」

―株式会社　チョウゼツホワイト―

キモヲタ「前の会社では、貴重な銀行系のプログラミングをやっていたんですよ！」

人事「・・・」

キモヲタ「今や、扱える人は少なくてですね…」

人事「それは、古い言語だから使われていただけなのでは？」

人事「はっきり言いますと、その言語は当社では扱っていませんね…」

人事「と、いうか、世の中的にはもうその言語は時代遅れなんですよ…」

キモヲタ「でも、前の会社では重宝されていました！」

人事「前の会社は…ああ、シャチクブラックさんですね…ｗ」

人事「あんなとこで使っている言語　たかが知れてますよ…」

人事「…というか、あなた、ひげぐらい剃ってきてくださいよ…風呂も入ってます？」

人事「そのポケットからはみ出しているのは携帯電話のストラップですか？」

キモヲタ「ラボライブの…」

人事「あー、もういいから、はい、さようなら」

―部屋―

キモヲタ「俺はもう…社会には必要とされていないんだ…」

シコシコシコシコ

キモヲタ「人生設計では・・・・」

シコシコシコシコ

キモヲタ「今頃オタク趣味の合う処女彼女と結婚し…」

シコシコシコシコ

キモヲタ「ふたりＨみたいにステップアップなラブストーリーを刻んでいたはずなのに…」

シコシコシコシコシコシコシコシコ

キモヲタ「ううっ　もう駄目だｗ」

ちょろっ

キモヲタ「１日７回目はきついな・・・」

キモヲタ「もう、このまま童貞で死ぬなら…」

キモヲタ「幼女でも誘拐してしまおう…ｗ」

キモヲタ「そうだ、そうだ。最高の幕切れだｗ」

―半年後―

キモヲタ「ついに、この時が来た…」ﾌｼｭｰ　ﾌｼｭｰ

キモヲタ「何度もシミュレーションをした…」　ﾌｼｭｰ　ﾌｼｭｰ

キモヲタ「あと１０分後に、４年２組　Ｎちゃんがこの道を歩いてやってくる…ｗ」　ﾊｱﾊｱ
　
キモヲタ「Ｎちゃんは、許される３次元ロリ…ｗ」　ﾊｱﾊｱ

キモヲタ「よし、うしろからこっそりと現れ、あとは抱きついて…監禁ｗ」

キモヲタ「俺好みの女に育て…エロ三昧ｗ」

キモヲタ「き、来たｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗシミュレーション通りｗ」

何だこの展開ｗ

かもん！

キモヲタ「そ～っと」

幼女「！？」振り返る

キモヲタ（やばい、見られた…作戦失敗ｗ）

幼女「きゃあああああああああ！」

キモヲタ「え！？」

キモヲタ（俺、なんもしてないのに！？）

幼女「気持ち悪い！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

気持ち悪い　気持ち悪い　気持ち悪い　気持ち悪い

――――気持ち悪い

―小学生時代―

初恋の女の子「キモヲタ君って、髪もじゃもじゃｗｗｗｗｗｗｗ」

―中学時代―

ギャル「天パｗ」

ＤＱＮ「なにこの本？　ライトノベル？きめえｗ　捨てちまおうぜｗ」

先生「フケが多いですね…」

―高校時代―

ＤＱＮ「お前ってガリ弁のくせに、俺らと同じ高校いるけどどうして？ｗ」

ＤＱＮ「お前だけ模試の成績悪いよなｗ」

ＤＱＮ「アニメの見すぎだろｗ」

―大学時代―

バカ「は～授業だるいわー」

バカ「お前ってつまんねーよなｗバイトもしないし、彼女もいないし、コミュ障だし、服だせえしｗ顔キモいしｗ」

教授「なんか、君は気持ち悪いねえ、あはｗ」

幼女「こないでえええええええ！」　ブチッ

ブザー「ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

近隣住民「どうした～～～！？」

キモヲタ「え？僕はただ　歩いていてだけで…」

近隣住民「大丈夫かい？ひざをすりむいているじゃないか」

幼女「うええええええええん」

主婦「！？まさか、この子を連れ去ろうとしてたんじゃ？」

近隣住民「おい、お前、見るからに怪しいな！」

キモヲタ「え？」

主婦「確かに、こんなに太った人、ここらへんであまり見ないわね…」

キモヲタ「おｒ、、、、俺は何もしてないじゃないか」

幼女「うわあああああああん　きもちわるいよおおおお」

近隣住民「この子が怖がっている！まさか！もうすでに何かしたのか！？」

高校生「ん！？騒ぎか？　あれは不審者！？　やっつけなきゃ！キック！！！！！」

キモヲタ「やめろ！やめてくれ！」　

>初恋の女の子「キモヲタ君って、髪もじゃもじゃｗｗｗｗｗｗｗ」

―中学時代―

ギャル「天パｗ」

ＤＱＮ「なにこの本？　ライトノベル？きめえｗ　捨てちまおうぜｗ」



お、俺じゃないか・・・

おもしろい（泣）

キモヲタ（いつだって虐げられるんだ…）

キモヲタ（見た目や能力の欠如…）

キモヲタ（何もしなくても、そう…）

主婦「不審者！不潔！死ねしね！！！！！！」ボカッ　ボカッ

高校生「おいオッサン！許さねえぞ！」　ドッ

幼女「うわあああああああああああああああああん」

キモヲタ（こんな世の中なら、死んだほうがマシなんだ…）

警察「どうした！！！！！！お前か！！！！！！！！」

キモヲタ「俺は何も…」

警察「俺を甘く見るな！！！！！！！！」

キモヲタ（考えてみればそうだ…デブでひげを生やして、アニメグッズを買っているような男…）

キモヲタ（社会が許すわけないんだった…）

キモヲタ（俺を許してくれるのは、ツイッターの仲間…掲示板の仲間…二次元…クジラックス先生…）

キモヲタ（そう、それは井の中の蛙…）

警察「連行する！不審者め！」

最悪の展開ですね…

彼はいつ救われるんだ？

ここでボコられているキモオタを救う美少女が現れれば…

>>74
最後は美少女にバラバラにされるんですね、分かります

―実家―

高校生「申し訳ありませんでした！」

母親「もう、いいのよ…あなただって、正しいと思ってやったことなんだし・・」

高校生「でも、けがをさせてしまって…」

母親「いいのよ。もう…こんなゼリーなんていただいちゃって…はやく冷蔵庫に入れなきゃ…」

―――――――――――――――――――――――

母親「入るわよ～」　コンコン　バターン

母親「・・・・」

母親「あの高校生が謝りに来たわよ…」

母親「でもあなたが負ったの体の傷じゃなくて…心の傷よね…」

母親「それに、あなたに心の傷を負わせたのは・・・あの高校生だけじゃない」

母親「弱者を虐げる、この社会そのもの…」

母親「そしてあなたは腐ったわ　一家の恥となった…」

母親「だから私は殺した…」

母親「でも、冷蔵庫を開ければいつだって会えるわね…ｗ」

母親「大型の冷蔵庫、買っておいてよかったわ…」

母親「お父さんと一緒ね…不細工の遺伝子は…どっちも恥…」

母親「気持ち悪い…」チーーーン

―おわり―