妹「教えて!マイブラザー!!」 (25)

妹「ドーナツにはどうして穴が空いてるの?」

兄「………」(知らねぇよ…)

妹「どうしてどうして!?」

兄「………」

妹「………」ワクワク





兄「…今から時を遡ること…300年…宇宙から飛来した謎の侵略者たちの攻撃により…人類は滅亡の危機に瀕していた…」

妹「!!??」

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兄「…当時の…地球の技術レベルで造ることのできる兵器では…侵略者たちのスーパーテクノロジーによって造られた兵器にはとても太刀打ちできなかった…」

妹「………」ドキドキ

兄「…よって、人類は抵抗を諦め…侵略者たちに降伏する事にしたのだ…」

妹「あわわわ」

兄「だが…誰もが諦めたその時!、勇者が現れた……その名はーーー」

妹「そ、その名は…!?」ドクン…!






兄「ドーナツ職人……!」

妹「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

兄「…力では敵わない…ならば、侵略者たちの胃袋を掴めば良いのだ!…そう考えたドーナツ職人は…侵略者たちにドーナツを振舞った」

妹「ドーナツ職人ぱねぇ…」

兄「すると、なんと言うことだ…侵略者たちは瞬く間にドーナツの味の虜になってしまったのだ…だが、何かが足りない…彼らは言った」

妹「……………」

兄「ドーナツ職人は考えた…何が…一体無いが足りないと云うのだ…」

兄「…すると、ドーナツ職人の息子であるジョージは言った…」





ジョージ『…あー…ケツの穴かいぃ…』
ボリボリ


兄「…ドーナツ職人はまさに天啓を得た気分だった…そうだ!穴だ!!穴が足りないのだ!!……こうしてドーナツ職人は地球の危機を救った…彼らは最後にこう言い残して去って行ったのだ…ドーナツの穴を塞いでしまったら…今度こそ…貴様らを滅ぼしてやるぞ……と」




妹「……うぇ…うぇぇ」ポロポロ

兄「……………」

妹「ドーナツ職人…かっこよすぎるよぉ
」ポロポロ

兄「……つまり…ドーナツの穴ってのはジョージのケツの穴だ、分かったか」

妹「う、うん…教えてくれてありがとうぅぅ…うぇ…うぇ…」ポロポロ

兄「…もう遅いから寝ろ」

妹「う、うん…おやすみなさい」

兄「おやすみ」


ガチャ バタン


兄「……………」

次の日

妹「おはよー!」

友「おはよう!妹ちゃん!……見て見て!昨日ドーナツ焼いてみたの!!」

妹「えぇ!すごーい!」

友「えへへー!クリームドーナツだよぉ!」パッ

妹「………あっ」

友「ん?どうしたの…?」

妹「あ……あ……穴は?」ガクブル

友「へ?…穴?…あははっ!これはドーナツだけど…穴はなーーー」

妹「バカァ!死んじゃえ!!」ヒュッ!

パァン!!!!

友「なんでっ!!!」

2問目

妹「お兄ちゃんお兄ちゃん!!質問です!!」

兄「………」

妹「人は何のために生まれて死ぬの!!」

兄「………」(俺が知りてぇよ…)

妹「どうしてどうして!!」






兄「……俺は今腹が減ってる」

妹「え…?」

兄「…だから飯を食う訳だが…」

妹「うん」

兄「食ったからには出さないといけない…
当然ウンコするよな」

妹「うんうん」

兄「……つまりそう言う事だ」

妹「ええっ!?どう言うことなの!?」

兄「簡単に言うとだなぁ」




兄「人間は…ウンコから始まり…ウンコに終わる」(何言ってんだ俺)

妹「!!??」

妹「…そうか…そうだったんだぁ…」

兄「…もう遅いから寝なさい」

妹「うん!教えてくれてありがとっ!!おやすみなさい!!」

兄「おやすみ」


ガチャ バタン


兄「…………」

次の日

妹「おはよー!」

友「おはよう!妹ちゃん!」

妹「……ほっぺどうしたの?」

友「へっ?き、気にしないで…あはは」

妹「あっ!それよりね!知ってた!?」

友「な、何を?」

妹「友ちゃんって生まれた時からウンコなんだよ!!」ニコニコ

友「……えっ」

妹「生まれた時から死ぬ時までウンコなんだよぉ!すごいよねぇ!」

友「…………」

3問目

妹「お兄ちゃんお兄ちゃん!!教えて!!」

兄「…………」

妹「宇宙の真理!!」

兄「…………」(知ってどうすんだよ…)





兄「……体育館に行くだろ」

妹「うん」

兄「運動シューズ履くだろ」

妹「うんうん」

兄「…床の上歩いたら…キュッ…てなるだろ」

妹「うんうんうん」

兄「それだ」

妹「!!??」

妹「ええっ!!ちょっ…マジ!?」

兄「マジマジ」

妹「ヤッベェ…これはヤバすぎだよお兄ちゃん…ショットガンで五臓六腑を撃ち抜かれた気分だよ…」

兄「…もう遅いから寝なさい」

妹「…おやすみなさい」

兄「おやすみ」

ガチャ バタン



兄「…………」

次の日

妹「ヨッシャやるぞー!」

友「い、妹ちゃん…体育館にナニしに来たの?」

妹「宇宙の真理みせてあげるね!!」

友「な、何…真理…?」

妹「せいっ!」キュッキュッ


キュッキュッキュッキュッキュッ
キュッキュッキュッキュ
キュッキュッ!

友「妹ちゃん…あのーーーー!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!



妹「キタッーーーーー!!!」


友「うええっ!!!何!?何!?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!<体育館パカー



ゴウン…

巨人『………我の封印を解いたのはお前か』

妹「そうそう!!わたしわたし!!

友「」パクパク


巨人『封印を解いてくれた礼だ…願いを一つ叶えてやろう』


妹「じゃあ宇宙の真理をーーーー」


ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーー

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー

兄「…………」(暇だ……)

兄「腹筋でもするか…ふんっふんっ」バキバキ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


兄「ん?」

「お兄ちゃぁぁぁぁぁん!!」

兄「!!??」

窓ガラガラ!


巨人『……………』シュゴゴゴゴ…!

妹「ちょっと宇宙の真理確かめて来るねぇぇぇぇ!!!!」

友「ぁぁぁぁぁん!!もうお家帰るぅぅぅぅ!!!!」


シュュュユュュュュュュユン……!!


兄「」





うそからでたまこと



こんなウンコみたいなSS読んでくれた人
サンキューベリーマッチョ

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