高垣楓「ザ・センターマン?」 (42)

島村卯月「ザ・センターマン?」
島村卯月「ザ・センターマン?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368961829/)
の続編です。

それでいいのぅ〜的な出来ですが、どうか生暖かく見守ってください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1369220287

またお前か

P「楓さん、総選挙三位おめでとうございます!」

楓「プロデューサー………ありがとうございます」

楓「私を祝うために、こんな高そうなお店をとってくれて………」

P「いえいえ。こんな時こそ、これぐらいやってやらないと担当プロデューサーとして失格ですから」

楓「プロデューサー………///」

店員「お客様、そろそろ閉店のお時間で………」

P「もうそんな時間か……楓さん、先に行っててください。勘定払っておきますので」

楓「あっ、なら私も払います」

P「いいえ。こういうのは男が全額持つものなんですよ」

楓「でも………」

P「ほらほら、遠慮しないで。楓さんを祝うためにやったんですから」

楓「わかりました………御馳走様です。プロデューサー………」



 「あひゃひゃははははははははははははははははははは!!!!!!!」



二人「!?」

P「な、なんだこの声は!?」

楓「あっ、天井に何かいます!!」



センターマン「お前たち、それで公平に分けたつもりなのかい?」


二人「!?」


半分イコール平等という先入観だらけの現代社会に


真の平等を伝授する彼こそが、


公平戦士ザ・センターマンだ!!

センターマン(以下Cマン)「うんしょ……よいしょ……おっとと!」

P「………なにやってんだ?」

楓「なんか降りられないみたいですね………」

P「あんな高い所に登るから………」


Cマン「うぎゃああああああああああああああ!!」ドスーン

楓「あっ、落ちた」

Cマン「」ムクリ

楓「そして、何事もなかっかたかのように立ち上がった!?」

Cマン「はーははっはっ!」

P「お前一体なんなんだ!?」


Cマン「人は五分だ五分だというけれど!」

Cマン「ホントは七三ぐらいがちょうどいい………」


Cマン「ザ・センターマン!!」


二人「!?」

P「せ、センターマンだぁ〜? そういやこの前、未央が何か言ってたような………」

楓「この人……右半分が裸なんですけど………」


Cマン「ザ・センターマン!!」←ケツを突き出す


楓「きゃあああああああああああ!?」

P「くおらっ! てめぇ!! 楓さんに汚いものを見せるな!!」

P「ってか、股間が微妙にセンターじゃねぇぞ!!」

Cマン「俺だって出せるものなら出したいよ!」

Cマン「でも全部出したらアレだろう?」

P「ああ……(察し)」

楓「ううぅぅ……プロデューサーぁぁ〜〜」

P「お〜よしよし。目をつぶっててくださいね」


P「この野郎! そんな恰好、家族が見たら泣くぞ!!」

Cマン「奥さんは見ないようにしてる」

P「そりゃそうだろう!! 見たくはないよなぁ!!」

Cマン「娘は泣いたよ………」

P「そりゃ泣くよ!! ってか見ちゃったの!?」

P「ってかあんた、本当になんなんだよ!?」

Cマン「おい、貴様!! このレストランの代金、どう払おうとした!?」

P「どうって………そりゃ俺が全額払う気だったけど」

Cマン「バ——————カ!!!!」

P「!?」

Cマン「もう一つおまけにバ——————カ!!!!」

P「!?」

P「な、なんで二回もバカって言われなきゃならないんだよ!?」

Cマン「笑う犬が放送終了してから十年近く経ったというのに……」

Cマン「まだこんな不公平な話がありましたとはねぇ〜」

楓「ふ、不公平……?」

Cマン「不公平だぜ。お前ら」

P「どこが不公平なんだよ! 普通こういう時は男が勘定支払うもんだろ!!」


Cマン「じゃあ、聞くけどよ」

Cマン「楓ちゃん、あんた……昨日の夕飯なに食べた?」

楓「き、昨日ですか……?」

楓「昨日は……仕事が遅くまでかかりましたので、近所のレストランで済ませましたけど」

Cマン「ほう、外食。どこのレストランで済ませたんですか?」

楓「近所で有名なエスニック料理を出してくれるレストランです」

Cマン「おお、エスニック………うまそうだ。だけど、そういうお店って高いんじゃないかな?」

楓「そんなことないですよ。2500円程度で済みましたし」

P「ええぇぇ!?」

Cマン「うわ、高っ!!」

楓「え………」

Cマン「一食に2500円………ちょいと高くはないですかい?」

楓「えっ……そうなんですかプロデューサー!?」

P「いや………その………」

Cマン「楓ちゃん、最近人気出てきて稼いでいるからねぇ〜。それぐらいなんともないかもしれないけど」

Cマン「俺たちみたいなサラリーマンにはねぇ〜……なぁ?」

P「あんたサラリーマンなの?」

Cマン「んじゃ、今度はプロデューサー、あんたに答えてもらおうか。昨日の夕飯何食べた?」

P「えっ………それはその………えっと………」

楓「私も気になります!」

P「楓さんまで………」

P「………………」

P「き、昨日は………でした」

Cマン「あ? なんだって?」

P「もやしご飯でした…………」

楓「!?」

??「うっうー」

楓「も、もやしご飯ってなんですか!? まさか………ご飯の上にもやしを乗せるだけ?」

P「そ、そうです………」

楓「な、なんで! お金ないんですか!?」

P「いや……この前ガチャで絶賛バニラでエナンザムだったもので……」

楓「意味がわからないんですけど……」

Cマン「素直に言えよ。SRの君が欲しかったからだってさ」

楓「えっ………///」

P「いやいや! 微妙に意味が違いますからね!!」

Cマン「なぁ……ここだけの話。お前、今手取りでいくらもらってんの?」

P「なんでお前に言わなきゃいけないんだよ!!」

Cマン「いいからいいから! ほら、言えって! このこの〜」

P「ぐぬぬぬ………」


ゴニョゴニョゴニョゴニョ


Cマン「ええぇぇ!? 手取りでそれだけ!?」

Cマン「お前よく生きてるな〜!!」

P「う、うるせぇ! 余計なお世話だ!!」

Cマン「楓ちゃん聞いて。こいつの給料ね———」ゴニョゴニョ

P「ちょ、おま! なに言おうとしてんだよ!!」


楓「えぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

楓「私の……十分の一以下………」

P「」

楓「そんなに少ないのに………私ったら御馳走してもらうなんて………」

P「いや、俺が誘ったんですからね! 楓さんは全然悪くありませんから!!」

楓「でも、やっぱりここは私が支払うべきでは……」

Cマン「流石は俺の楓ちゃん! 話早いねェ〜」

P「いや、大丈夫ですから!! こんな変態に惑わされないでください!!」

Cマン「まぁまぁ落ち着けよ。ここはお前の男としての意地を汲み取ってだな」

Cマン「楓ちゃんが7、それでお前が3払う。これで五分五分だ!!」

楓「確かに、それが一番いいかもしれませんね」

P「楓さ〜ん!! ダメです!! こんなのの言うことに納得しないで!!」

Cマン「まったく、お前はまだ納得しないのか!?」

Cマン「お前って、本当にアレですな!!」

Cマン「お前って、ほーんとうに、アレですばいなッ!!」

Cマン「ほーんとうに、アレでんがなぁ!!」


P「アレアレしつけぇよ!!」

Cマン「アレだわな〜〜〜!!」

P「………もしかして次言うセリフ忘れたのか?」

Cマン「」ギクッ

Cマン「プロデューサー……お前、それを何じめって言うかわかるか?」

P「な、なにじめ?」

Cマン「お前は…………みじめだ!!」

P「」



Cマン「Let's go!!!」

シ————————————ン


Cマン「あ、あれ? センターガールズ、カモン!!」


シ——————————————ン


Cマン「な、なぜだ!? なぜセンターガールズが来ない!?」


???「AHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!」


P「な、なんだ? またどこからか笑い声が………」

Cマン「この声………まさか!?」

USA「それでいいのぅ?」


楓「えっ、もう一人!?」

P「増えやがった!?」




はるばるアメリカからANAのエコノミークラスでやって来て

ツカサのマンションに長期滞在している彼こそが

もう一人の公平戦士、ザ・センターマンUSAだ!!

USA「とう!」シュタ!←かっこよく着地


Cマン「貴様……ッ! まだ生きていたのか〜〜!?」

P「えっ、なに……お友達?」

Cマン「違うッ!! こいつは———」


USA「The Center Man!!」

  シュババッ←秘儀かっこいいポーズ

USA「USA!!」


P「おおっ!! かっこいい〜〜〜!!」

楓「スタイリッシュですね!!」

Cマン「」

Cマン「お前ら騙されるな!! こいつは俺の真っ赤な偽物なんだぞッ!!」


USA「The Center Man!!」


 シュババ←新体操の美しいポーズ


USA「U・S・A!!!!!」


P「うぉ———ッ!! 超カッケェ———ッ!!!」

楓「本家より断然いい!!」

Cマン「」

Cマン「USAこの野郎〜〜〜一体何しにきやがった!!」

USA「それでいいのぅ〜?」

Cマン「それでいいのぅじゃない!! いいから出ていけ!!」

USA「それでいいのぅ〜?」

Cマン「だ———ッ!! うるせぇ!! 相変わらずそれしか言わないな!!」

Cマン「いいからこの二人は俺が担当しているんだ!! 失せろこの野郎!!」

USA「それでいいのぅ〜?」

Cマン「こ、この野郎…………」イライライライラ

Cマン「口で言ってわからねぇなら、腕ずくだ!! くおらぁ!!!」

ガシッ!!

Cマン「うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

USA「]ムニュ

Cマン「あっ、ちょっと! そこダメェ!!///」

USA「」ムニュムニュニュサワサワサワッ

Cマン「ちょっと! そこは触っちゃいけない穴ぁ!!」

USA「」ガシッ←センターマンを持ち上げて股間を周りに見せつける

Cマン「嫌ぁぁぁ! ちょ、恥ずかしいぃ〜〜〜やめてぇ〜〜〜!!///]


P「なにやってるんだ………」

Cマン「お婿にいけないわぁ〜〜〜〜」


USA「それでいいのぅ〜?」

P「うわ、こっち来た」

楓「もしかして………私たちが7・3で分けるのはダメだと言ってるのでは?」

USA「それでいいのぅ〜?」

楓「そうですね……私は今までプロデューサーが貧乏と知らず、よく食事などを御馳走してもらいました」

楓「なのに、7・3とはいえ、プロデューサーにまた払わしてしまうのはダメだってことですよね」

USA「それでいいのぅ〜?」

楓「やはり全額私が払うべきなのでしょうか?」

USA「それでいいのぅ〜?」

楓「え、それも違うんですか…?」

P「ちょ、楓さん!? なんか会話しているようでしていませんよ!?」


Cマン「騙されるな!! そいつは覚えている日本語がそれしかないんだ!!」

USA「Hey Common!!」パチン


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


P「うわ、突如ステージが現れたぞ!?」


センターガールズUSA「」ダダダダダダダダッ


楓「水着を着た金髪の美女軍団も現れましたよ!」

Cマン「出たな……USAガールズ……ッ!!」


USA「Let's go!!!」

参考ダンス
http://www.youtube.com/watch?v=kfQqODI0p-s



デデデン!


P「おお〜〜〜見事なダンスだ〜」

楓「惚れ惚れしちゃいますね」

Cマン「」

楓「USAさん、今の見事なダンスで、私わかりました!」

楓「今回の支払いは、全額私が支払います!」

P「楓さん!?」

Cマン「ちょちょちょ! 楓ちゃん! あんなUSAに惑わされるな!!」

楓「そして、その後………プロデューサーを私の家に招待します!」

P「えっ」

Cマン「はぁぁぁぁ!?」

Cマン「ちょ、何言っちゃってんの楓ちゃん。全然意味が分からないんだけど!?」

P「そうですよ! 第一プロデューサーである俺がアイドルである楓さんの家に行くわけには———」


楓「私、プロデューサーに対して、言葉では言い表せないほど感謝しているんです」

楓「私がここまで稼げるようになったのも、総選挙で三位になったのも」

楓「貴方が私をスカウトして、今日まで支えてくれたから………」

楓「この恩はとても返しきれるものではありません。だから、私………」

楓「貴方と………五分と五分の関係になりたいんです」


P「そ、それって………///」

Cマン「ちょ、待って待って待って!」

C「えっ、何? 五分と五分の関係———って、もしかしてアレ的な関係?」

楓「は、はい………///」

Cマン「ちょっと! 人のキャッチフレーズを微妙に下ネタ入った告白にしないでくれない!?」

P「や、やっぱり告白……ッ!」

楓「///」

USA「それでいいのぅ〜?」

楓「USAさん……」

楓「………………」

楓「はい。それでいいんです!」

USA「……………」

USA「OK!」bグッ


Cマン「くおらー! 惑わされちゃいけない! こいつはUSAとか言いながら本当はオーストラリア人なんだぞ!!」

Cマン「プロデューサー!! お前からも言ってやれ!!」

P「楓さん………今の言葉………とても嬉しかった………でも、だからこそ!」

P「俺はあなたの夢の足枷にならないためにも、五分と五分の関係になるわけには———」

USA「」ボスッ

P「うわっ!」

楓「えっ?」



チュ


P&楓「「!?」」

Cマン「えっ、なにしちゃってんの!?」

P「す、すいません!! 楓さん!!」

楓「い、いえ……///」

P「///」

楓「///」


USA「」ニヤリ

Cマン「なにしてやったりって顔してやがるっ!!」

USA「それでいいのぅ〜?」

C「じゃかあしい!!」

P「楓さん………俺は………」

楓「プロデューサー………」

P「俺も……貴方の事が…………」

楓「!!」


USA「それでいいのぅ〜?」


P「あっ………」

P「………」

P「うん、それでいい……」

楓「ぷ、プロデューサー………///」



Cマン「ダメだぁぁ!! 惑わされちゃいけない!! あいつの言うことに耳を貸すなぁぁぁ!!」

USA「Let's go!! 」

センターガールズ「」ダダダダッッッ!


Cマン「おい! あれは俺のセンターガールズじゃないか!! なぜUSAと———」

Cマン「貴様らぁぁ!! 裏切ったのかぁぁぁぁぁぁ!!!???」

卯月「」タッタタタタタタッ

P「ん? あれは卯月か!?」

Cマン「ちょ、卯月ちゃん! なんでUSAの元にいるの!?」

卯月「いえ、この前USAさんに誘われちゃったもので………」

Cマン「さそわれただぁ〜? 俺の時はビンタしたくせになんで!?」

卯月「だってかっこいいじゃないですか〜」

Cマン「」


USA「Let's go!! 」

USA「Won't you take my hand〜♪  For I will be your man 〜♪」

USA「So tonight we gonna dance the night away 〜♪」

USA「One and one is two〜♪ Don't you be so cruel〜♪ Synchronize this love is what we're got to do 〜♪」


USA「All the time〜♪  we'll be together〜♪」

USA「it's yours and mine〜♪」


USA「Forever we're in this love thing………♪」


テテデデテデテデン♪


P&楓「おお〜〜〜〜〜!!」パチパチパチパチ


Cマン「こいつ………歌えるようになってやがるだと…!?」


P「USAさん!ありがとうございました!!」

楓「私達、幸せになります!」

Cマン「待て、お前ら!! USAの口車に乗るなぁぁぁ!!」

楓「プロデューサーを持ち帰っちゃいまーす♪」

P「持ち帰られちゃいまーす♪」


アハハハハハハハハ キャキャ ウハハハハハハハハハハ


Cマン「なんてことだ………貴様のせいだぞUSA!!」

USA「それでいいのぅ〜?」

Cマン「きーさーまぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!

USA「Common!!」


ガールズ「」ダダダダダッッ


Cマン「な、なんだ、終会か!?」



USA「それでいいのぅ〜?」


ガールズ「YES!!!!」


USA「OK!!!」


ガールズ「」ダダダダダッ




Cマン「ま、待ってくれ!! 卯月ちゃん、君だけでも戻ってきてくれぇ〜〜!!」

卯月「Oh〜〜〜sexual harassment!!」

ビシッ!

Cマン「あうちっ!!」

マン「なんてことだ……USAの奴に全て奪われてしまった………」orz


Cマン「うああああああああああああああああああああああ!!!(泣)」


Cマン「あああああああああああああぁぁぁぁぁぁっぁ!!!!!(泣)」


Cマン「うううううぅぅぅぅぅぅぅ…………(泣)」


Cマン「…………」


Cマン「おふっ」<ブッ



おしまい

終わりです。
最後誤字ってしまった……すまない。
USAの資料がなかったので、コレジャナイ感があったらごめんなさい!
駄文失礼しました!!

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