男「木こりくんとビッチちゃん。」 (192)

男「彼女ほしい」

友「作れば」

男「今お前は多くの人類を敵に回した」

友「何故だ」

男「てか出会いがあればとっくに作ってるよ」

友「出会いか・・・・・・」

男「そう、出会いだ」

友「女の子紹介してやろうか」

男「マジか」




――――  後日




美少女「こんにちわー♪」

男「こ、こんにちは(なんて美少女だ!)」

友「俺の知り合いだ」

男「お前尋常じゃない知り合いいるんだな・・・・・・」

友「まぁな。コネクションには自信があるぞ」

美少女「あの、少し聞きたい事が・・・・・・」

男「何かな?」

美少女「年収はいくらくらいもらってるんですか?」

男「は?」




男「は?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410236054

美少女「え?年収って言葉知りませんか?年間の合計の収入のことで……」

男「いやそっちは知ってるけど……俺まだ大学生でバイトだから年収って言うほどのものは」

美少女「チッ」

男「舌打ち!?」

友「こういうヤツなんだ」

男「何で紹介した!?」

友「ワンチャンあるかなって」

美少女「マジかよ~~、期待して損したわ」

男「口調が!」

友「こっちが普段だから俺はむしろ落ち着く」

男「マジか!」

美少女「あー……時間無駄にしたわマジ」

男「自分をボロクソに否定された上に休日潰された俺の身にもなれ」

美少女「いやホント申し訳ねっすわー」ケラケラ

男「(謝る気が皆無だ!)」

友「うーん、ワンチャンなかったか、スマンな」

美少女「何?そういや彼女いないんだっけ?」

男「うっせぇな悪いか」

美少女「いや悪くはないよ。私だっていないし」

男「ぷぎゃーーwwwww」

美少女「……あーあ、女の子紹介してあげようと思ったんだけどな」

男「あっすみません大変申し訳ありません是非紹介していただけるとありがたいと感じております」

美少女「ダッサwwwどんだけ飢えてんのwww」

男「ダサくてもいい、それでSEXできるなら……!」キリッ

美少女「なんかふっきれてんね……いいよ。私の友達紹介してあげるよ。ビッチだけど」

男「ビッチかよ」

美少女「ヤりたいんでしょ?だったら丁度いいじゃん」

男「まぁそうだけどさ……かわいい?」

美少女「学歴で言うところのマーチくらいかわいいよ」

男「すっげぇ判りづらいたとえすんだな……」

美少女「会えばわかるよ。あーこういうことだったんだなーって。
よし、来週の平日の昼間どっか空いてる?」

男「平日の昼間?まぁ空いてるとこは空いてるけど」

美少女「おっけー、後で詳しい連絡してやっから。感謝しろよ」

男「はい、誠に感謝しております」

美少女「出世払いでいいからね♪」

男「やさしいなぁ」

美少女「あ、これ冗談だと思ってる?本気だからね」

友「こいつは出世したら本気でくるぞ」

男「マジかよ……」

美少女「金持ってるところから吸う。これ世界の基本。オーケー?」

男「女ってこええ」

美少女「私は流石に特例だから安心したらいいよ。皆もっと(表面は)お金なんて気にしてないから」

男「ん?今なんか混じったような……」

――――  もっと後日


男「わくわく」


カランコローン


美少女「お、早いじゃん。関心関心」

男「おはようございます」

ビッチ「この人ー?」

美少女「そうだよ」

男「(かわいい!学歴で言うところのマーチくらいかわいい!)」

ビッチ「こんにちはー。はじめましてー」

美少女「ビッチって呼んであげて」

男「ねえ、流石に初対面からそのあだ名は酷くないか?」

ビッチ「え?そうかなー……?」

男「気にしない系なの?」

ビッチ「別にぃー?どっちかといえばあってるよーな気がするしね~」

美少女「それじゃ、私用事あるから帰るねー。楽しんできてー」

男「あっはい……」


カランコローン


男「えーっと……」

ビッチ「ビッチでいいよお」

男「流石に酷いからビッチちゃんにしよう」

ビッチ「何かかわいいねぇ、それ」

男「そういうの気にしないタイプなんだね」

ビッチ「うーん……ていうか実際ビッチって言われるし……合ってるような気もするし。
なんていうんだっけ、長いタイは洗わず?」

男「……名は体を表す?」

ビッチ「それそれー!木こりくん、頭いいねー!」

男「木こりくん……?」

ビッチ「え?違うの……?そう紹介されたんだけど」

男「俺別に木こりじゃないんだけど」

ビッチ「違うよー、ほらファッションのこと」

男「……木こりファッション?」

ビッチ「そうそう、『絶滅した木こりがまだ存在したwww』とか喜んでたよー」

男「あの野郎」

ビッチ「ごめんねぇ、悪い子じゃないんだけどねぇ」

男「仲いいんだね」

ビッチ「うんー。中学の時ねー、ずっと一緒だったの」

男「へぇ、ちょっと意外だな」

ビッチ「あの子ねー、今でこそ清楚系だけど、昔すっごいヤンキーでねー」

男「ほほう」

ビッチ「わたしとなんか凄い波長あってねー。ずっとつるんでたのー」

男「ビッチちゃんはヤンキーだったの?」

ビッチ「ううん?ヤンキーじゃなかったんだけど、中学の時から学校サボりがちで、
服装もだらしなくって、注意されても止めなかったから、ヤンキーみたいなもんだったよー」

男「服装くらい直せばいいのに……」

ビッチ「きゅうくつなのがどーしても駄目でさー……」

プルン

男「(だからこんな胸元の開いた服着てるのか……すげぇ谷間だな)」

ビッチ「……興味ある?」ニコ

男「はい!?何の話ですか!?」

ビッチ「あははー!木こりくん面白ーい!ドーテイみたい!」

男「童貞で何が悪いよ!?」

ビッチ「……え?本当に童貞なの?」

男「そうだよ!20になっても童貞だよ!文句あっかよ!」

ビッチ「文句はないよー」

男「ならほっといてくれ。こっちだって好きで童貞やってるわけじゃないんだ」

ビッチ「ほっといたほうがいいの?」

男「え?」

ビッチ「え?」

男「……め、面倒みてくれるんですか?」

ビッチ「何で急に敬語なの」

男「え、いやその……」

ビッチ「かわいい」

男「はい?」

ビッチ「かーわーいーいー!!」ギュー!

男「おうわ!?(柔らかッ!!)」

ビッチ「ああ、やっぱり純粋な子っていいよね。本当いい……。
できればずっとこのままでいてほしい……」

男「何歳だよ」

ビッチ「同い年じゃなかったっけ?」

男「そうだけどさ……」

ビッチ「むふふー♪」

男「何かすごい楽しそうだなぁ……」

ビッチ「いやー、木こりくん見た目好みなのに中身まで好みなんだもん。嬉しくなっちゃうよーそりゃ」

男「(こ、これは遠まわしな告白では!?)」

ビッチ「うーん……ここだとまわりの目があれだねー。どっかで飲みなおそうよ」

男「飲みなおしってか、酒飲んでないけどな」

ビッチ「それもそーだね。どっかこのあたりで、昼過ぎでもあいてるよーな安い居酒屋ないかなぁ」

男「ん?お金の心配?それなら俺が出すよ」

ビッチ「え?いいの?やったじゃあ素直にごちそうになりまーす♪」

男「軽ッ……」

ビッチ「あ、ダメだった?」

男「でもなんか意外だな、お金そんな気にするタイプなんだ」

ビッチ「あ、えーっと……これは話せば長くなるから……あとでもいい?」

男「あ、うん、言いにくいことなら……」

ビッチ「違うの、聞いてほしい事なの」

男「そっか、とりあえず近くの居酒屋で……まぁ別に、飲むだけなら我が家でもいいんだけどね」

スマホスッス

ビッチ「ん?」

男「ん?どうしたの?」

ビッチ「おうち、空いてるの?」

男「ていうか一人暮らしだからね」

ビッチ「おうちがいい!!宅飲みしよ!宅飲み!」ニコーッ!

男「テンション高ァッ!」

ビッチ「やっぱりなんといってもおうちメシだよ!リーズナブルだし、多少ハメはずしても怒られないし!」

男「(ていうかいいのか……?初対面の男の家で宅飲みって)」

男「(んなもん襲われてもおかしくないんじゃ……あっ)」

ビッチ「?」ニコニコ

男「ああ、なるほど……」

――――


ガチャー


ビッチ「ただいまー!」

男「おかえり……?」

ビッチ「わー!いい所だねー!」

男「そうか?一人暮らするにはいい部屋だけど、普通に狭いぞ?」

ビッチ「ううん、なんてゆーか、綺麗だし、なんかデザインがすきー」

男「(まぁ彼女ができたときのために部屋の掃除は欠かしたことないしな……)」

ビッチ「いいなぁ……ここ住みたいなぁ」

男「住む?」

ビッチ「え?お母さん持ってきてもいい?」

男「それはちょっと流石に飛躍しすぎじゃないですかね」

ビッチ「今お母さんと二人暮らしでさー。一人にするのはちょっとかわいそうかなって」

男「一理ある。てか、そっか……二人暮らしなんだ」

ビッチ「うん。うちのお母さんもとキャバ嬢でね?なんかお金持ってる人と不倫してね?
それで私ができたんだけど、養育費として手切れ金もらっただけで別れたんだってー」

男「想像以上に重くてビックリしてる」

ビッチ「やっぱそうなんだ。わたしからしたらこっちが日常だからさー。重いとかよくわかんない」

男「うーん……価値観の違いってヤツか」

ビッチ「あとお母さん、今はスーパーでパートさんやってて楽しそうだよ?モテモテなんだってー」

男「(まぁこの親なら巨乳でキレイなんだろうな……おお、すげえいいな)」

ビッチ「だから今は幸せってゆーか……あ、でも中学とかは嫌だったよ!」

男「へぇ、反抗期なんてあったんだ」

ビッチ「うーんと、お母さんが嫌っていうか、校則とかめんどくさかったんだよねぇ。朝起きるのも嫌いだし」

男「朝起きるの嫌いってよっぽどじゃん」

ビッチ「うん。だからしょっちゅう遅刻するんだけど、そのたびにセンセーがうるさくってさぁ。わたしバカだから、言い返すこともできなくってねー」

男「大変だったんだな……」

ビッチ「そのときに知りあったんだぁ」

男「ああ、あの性悪と……」

ビッチ「口は悪いけどいい子だよ?あの子はねー、センセーにむかってユーモーカカンに立ち向かっていってねー。
すごいかっこよかったんだよー」

男「ああ、口強そうだもんなー……」

ビッチ「わたしと違って成績もすっごいよくてねー。センセーもぐぬぬーって感じだったよ!
すごい気持ちよかったなぁ~……」

男「(発言が何かエロいぞ)」

ビッチ「結局あの子はすごい大学にも合格しちゃうし、憧れだったな~」

男「(顔よし、頭脳よし、性格悪しか……どこで間違えたのやら)」

ビッチ「そういえば木こりくんも大学行ってるんだよね。えらいよねぇ~」

男「偉いか!?うちは2.5流って呼ばれてるすげー微妙な大学だぞ!」

ビッチ「それでも偉いよー。結局わたし、高校途中で止めちゃったもん」

男「最終学歴中卒!?」

ビッチ「アルバイトはじめてさー。すごい楽しくてねー。学校とかめんどくさくなっちゃった」

男「アルバイト……」

ビッチ「キャバだよー」

男「やっぱり!?」

ビッチ「すごい皆チヤホヤしてくれるし、ゆっるゆるの服着ても誰も注意しないし、
遅刻や早退なんかも許してくれて、天国だったなぁ~」

男「遅刻早退なんてアリなんだ」

ビッチ「そりゃダメだよー。でもそういうのがおっけーになるように特別になんかしてくれたんだってー」

男「へぇ、気使ってくれたんだな」

ビッチ「手ェ出しちゃったのを悪いと思ったのかもね~」

男「えっ」

ビッチ「ふふ~。わたし実はねー、よくいろんな男の人に狙われるんだー。意外でしょー?」

男「いや、全然意外じゃねぇわ……割と想像つくわ」

ビッチ「すごいねー!頭いいんだねー!」

男「違うと思うぞ!?」

ビッチ「うーん、でもわたしからすれば頭いいと思うなぁ」

男「基準がおかしいような気がするんだよなぁ……」

ビッチ「わたしねー、そもそも勉強ってのがすっごい嫌いでねー。
ていうか机にむかって一時間!みたいなのがもうすでに嫌いでさー」

男「びっくりするほど学校向いてねぇな……」

ビッチ「そうなの!だから皆すごいなぁって」

男「それはなんか違う気がするが……まぁいいか」

ビッチ「……あっ!」

男「何!?」

ビッチ「やー、わたし自分の話ばっかりだったね。ごめんねー。つまらなかったっしょ?」

男「いや?もうなんというか新鮮すぎて楽しいけどな」

ビッチ「そう?」

男「おう」

ビッチ「そっか、そういう事もあるんだ……」

男「そういうこと?」

ビッチ「わたしって基本聞き役でさー、お仕事柄」

男「ああ、キャバクラ……」

ビッチ「はもう辞めたんだけど」

男「もう辞めたのかよ!!」

ビッチ「もうってかだいぶ前に辞めたんだけど」

男「(驚異的な飽き性か)」

ビッチ「今のお仕事はホテヘル。はいこれ名刺」

スッ

男「おお、かわいい……」

ビッチ「それでね、いつもお客さんの話聞くことおおいからさ……」

男「ってこれ風俗じゃん!」

ビッチ「え?そうだけど……それが?」

男「てことは、ここに行けば、ヤれるってこと……?」ドキドキ

ビッチ「いや、流石に木こりくんはタダでいいよ。何か申し訳ないし」

男「軽ゥッ!」

ビッチ「え、ダメかな?」

男「いやダメじゃないんだけど……」

ビッチ「んー……わたし良く変わってるってゆわれるから……」

男「確かに変わってるなぁ……」

ビッチ「やっぱそうなんだ……ど、どの辺が?」

男「机に向かって勉強できないところ」

ビッチ「こ、こんぽんから!?」

男「それ根本なんだ!?」

ビッチ「でもこれはさー……まぁ血液型みたいなものでさ、変えられないんだよ」

男「おう、血液型とは決定的に違うと思うぞ」

ビッチ「た、たとえだよたとえ!」

男「いや、例えでも全然違うような……」

ビッチ「ええー……?じゃあわたしどう言えばいいんだろ?」

男「そういう性格、とか」

ビッチ「それじゃわたしが机に向かって勉強できない性格みたいじゃーん!」

男「そうじゃないの!?」

ビッチ「そうだけど……」

男「やっぱり……」

ビッチ「むーん。なんかナットクいかないー」

男「そこは納得しておくべきところなんじゃないのか?」

ビッチ「わかったー。今回はナットクするー……」

男「なら良かった、それで、聞き役に徹するんだっけ?」

ビッチ「テッスル?まぁ、おじさんとかのお話聞くことが多いんだよ。
たまにわたしの話聞きたがる人もいるけど、結構自分語り多いなーってカンジ」

男「へぇ……客層とか決まってんの?」

ビッチ「ううん?バラバラ。フツーの大学生とか、何してるかわかんない人とか、ガッコーのセンセーとか」

男「先生なんて来るの!?」

ビッチ「あれはあれで大変らしーよー?もう制服JKってすっごいムラムラするんだってー」

男「犯罪を犯しかねないなそいつ」

ビッチ「ちがうの、皆そうなの」

男「日本は大丈夫なのか」

ビッチ「だからわたしみたいなのがガス抜きさせてあげるの。うちは+1000円でコスプレ可だからね!」

男「細かいシステムあるんだな……」

ビッチ「ん、詳しいシステム紹介しよっか?」

男「気になるけど聞くべきかどうか迷うところだな」

男「確かに……風俗なんて若いうちしかできんわな」

ビッチ「んで将来どーするのーって話。養ってもらうとしてもさー。
それだったらお仕事やめなきゃじゃん?でもわたし飽き性だからさー。結婚とか絶対向いてないと思うんだよね」

男「結婚向いてないって……」

ビッチ「もちろん、孫の顔は見せてあげたいんだけどさー。やっぱいろいろお金かかるし、面倒だよ。子供って」

男「うーん。俺よりはるかに大人だなぁ……」

ビッチ「そーかなぁ?」

男「なんかアレだよな。勉強できないってだけで頭が悪いとか、子供とかって決め付けるのって早計だよな」

ビッチ「ほーけい?」

男「ちげぇよズルむけだよ」

ビッチ「後で確認しよっと」

男「間違えた、早計ってのは……早とちりとかそういう意味だよ」

ビッチ「なるほどー、やっぱ頭いいねぇ」

男「別にそうでもないと思うんだけどなぁ」

ビッチ「まー、わたしの中ではってことだよー」

男「嬉しいな、そういうのは」

ビッチ「えへへー」

男「(かわいい)」

ビッチ「わたしももっと勉強できれば……あれ?」

男「どうした?」

ビッチ「木こりくん増えてる」

男「増えねぇよこえーな」

ビッチ「違うよ、確かに二人……ふにゃあ」ベサッ

男「(あ、これ完全に酔いつぶれてるあれですわ……)」

ビッチ「あー……うー……」

男「起きろ、送っていくから。ほら」

ビッチ「無理ー……泊めてー……」

男「は、はあ!?お前何言ってんの!?お、俺たち初対面だぞ!」

ビッチ「だめー……?」

男「ダメとは言ってない」

ビッチ「お母さんには今日友達の家に泊まるって連絡したし」

男「はえーよ」

ビッチ「今日だけだからー」

男「はぁ……もう、わかったよ。いいよ。布団敷くから、使えよ」

ビッチ「ありがとー……」ゴロン

ビッチ「すぴー」


男「(マジ寝してやがる……)」

男「(ああもう色んな部分がチラチラと……ムラムラする体してるな本当!」

男「ちゃんと布団に入っとけよ……よいしょ」

ムニ

男「(柔らかっ!)」

男「……危ない、このままだと理性が吹っ飛びそうだ。コンビニいってこよ」


――――  翌日


ビッチ「……」

ビッチ「……おはよぉ」

男「おうおはよー。もうすぐ朝飯できるから待ってろ」

ビッチ「……」キョロキョロ

ビッチ「……」クンクン

ビッチ「……??」

男「どうしたんだよ、犬みたいに……」

ビッチ「わたし……昨日途中から記憶ないんだけど……」

男「寝てたからな」

ビッチ「……酔い潰れちゃったんだね。ごめんね迷惑かけて、それより」

男「それより?」

ビッチ「もしかして……何もしてない?」

男「おう、必死だったけどな。何もしてないから安心しろ」

ビッチ「わーーー!!!」

ギューッ!

男「危ない!離れろ!なんだなんだ!!」

ビッチ「すごいね!わたし男の人の家に泊まって何もされなかったの生まれて初めてだよ!」

男「マジで!?」

ビッチ「やー、優しいとは思ってたけどここまでだともうなんか笑えるね!」

男「馬鹿にしてんのか!」

ビッチ「ううん、感動してる♪」ニコ

男「ぐっ(かわいい)」

ビッチ「すごいなー……うれしーなー……」ニコニコ

男「そこまで感動するほどか……?」

ビッチ「だんぜんみもんだもん、こんなこと」

男「前代未聞か」

ビッチ「それ!」

男「ふーん……今までの男はよっぽどアレだったんだなぁ」

ビッチ「うーん、今日のことで考え直さなきゃだけど、男の人ってそーゆーもんだからさ」

男「否定できないのが中々に辛いな」

ビッチ「でも何もなかったんだよねー♪」

男「上機嫌だな……」

ビッチ「うん!すごくうれしいから。何かお礼するよ。何がいい?あ、ナマは駄目だよ?」

男「おう、何かすごい本末転倒になってる気がするぞ?」

ビッチ「お仕事でするセックスと、なし崩しでするセックスと、感謝のためのセックスは全くの別物なんだよ!」

男「(全くわからねぇ……)」

ビッチ「わたしとしてはなし崩しが好きだよ!」

男「それはそれでどうなの!?」

―――――――


ビッチ「なんだかごはんまでご馳走になっちゃって悪いねぇ」

男「いいよこんくらい。一人分も二人分も変わらん」

ビッチ「ううん、何かお礼するよ」

男「だからいいって」

ビッチ「あ、とりあえずこれわたしの連絡先ね!」

スッ

男「お、おう」

ビッチ「あとおうちの合いカギもどうぞ」

スッ

男「気がはえーよ!!」

ビッチ「お?いつかはってこと?」

男「いやそういう事でも無くてだな……」

ビッチ「それじゃ、あんまり長居するとお母さんが心配するし、帰るね!」

男「おう」

ビッチ「また遊んでね!絶対だよ!」

男「わかったわかった」

ビッチ「嘘ついたら針千本のますからね!」

男「はいはい」

ビッチ「約束だよ!あ、指切りしよっか」

男「帰るんじゃなかったの!?」


―――


ビッチ「ばいばーい」ブンブン

男「おーう」

テクテクテク……


男「(ビッチビッチって偏見持ってたけど……)」

男「(別段、悪いもんじゃないな。むしろ性にオープンなだけいいとすら感じる)」

男「(また会って、遊んでやるか)」ニコ


――― 翌日


ビッチ「あそぼー!」

ガチャー

男「はえーよ!!もうかよ!!」

こんな感じでビッチちゃんと男が延々とまったりするだけのSSです。今回はここまで。
実はまだ続きます。次回もあります。


あと、作品内でわかりづらい専門用語がたまにありますので、
毎回解説していきます。


■本日の用語

・マーチ:大学の種類。明治、青山学院、立教、中央、法政の五つ。
一般的に考えるとかなり水準が高い大学群で、2chではやたら評価が低い。

・木こり:薄手のベストを使ったファッションのひとつ。大体7分丈のシャツに7分丈のチノパン。
ネックレスと帽子までしてるとかなり腹が立つ格好。

・ホテヘル:ホテルヘルス。デリバリーヘルスの系統で、おうちでも店でもなく、店付近のホテルで行う風俗。
摘発されないし、結構便利でいいんだけど、ホテル代込なので割高なのがちょっと……。

そろそろ再開します。


>流石に分かるわ!



確かに……今回の用語はぶっちゃけ用語ですらないですよね。
もっとクソ難しいのだけ抜粋して記載しますね。


で、ビッチちゃんと友達になったので形式が変わります。
というか本来こっちが元々みたいな感じでお楽しみください。

・意外な趣味


男「そういえば、仕事の時以外って何してるの?」

ビッチ「待機時間のこと?」

男「それも気になるが……趣味とか」

ビッチ「趣味は編み物とお料理だよー」

男「女子力高ァッ!」

ビッチ「男性ウケもいいし、なによりぼーっとしててもできるからねー」

男「料理はボーッとしてたら事故の元だぞ」

ビッチ「料理は食べるためだから真剣だよ!」

男「ああ、食べるの大好きだもんなぁ……」

ビッチ「……だめかな?」

男「いや、そっちのほうがいいと思うよ。俺は」

男「(何故こういう時だけ真剣な顔をするのか……)」

・そこから違った


男「そういや、今の仕事って飽きないんだな」

ビッチ「うーん、別に飽きるっていうか、なんとなく辞めるのもめんどいから続けてるー」

男「惰性か……」

ビッチ「あとねー、店長とか先輩とか皆やさしーから」

男「人間関係整ってるのはいいよなぁ」

ビッチ「木こりくんの職場はつらいの?」

男「家庭教師だしめちゃくちゃ職場環境はいいかな。生徒とも仲良いし」

ビッチ「そーいうのもいいなぁ、わたしも家庭教師やりたーい」

男「x=3のとき、2x+3y+2(x-1)=4yである。yの値を求めよ」

ビッチ「……」

ビッチ「……」

ビッチ「……」

ビッチ「……山梨県?」

男「あー惜しいな、まず教科から当てよっか」

・選択肢の幅


男「しりとり」

ビッチ「淋病」

男「うがい」

ビッチ「イラマチオ」

男「オリンピック」

ビッチ「クリトリス!」



男「……なぁ、もうちょっと言葉の選択なんとかならない?」

ビッチ「ご、ごめんねー……つい」

・しあわせ


男「そのカバンってブランドものだよな、そういうの好き?」

ビッチ「うーん、デザインは好きかな」

男「ブランドとかは気にしないのか」

ビッチ「見た目と使い勝手!これに限るよー」

男「へぇ……お気に入りの店とかはあるの?」

ビッチ「GU」

男「質素だ!?」

ビッチ「服やカバンにお金とかかけてられないからねー。貯金だよ、貯金」

男「あれ?でもそういうカバンは買ってるんだ」

ビッチ「ううん?これ全部もらい物」

男「Oh……」

ビッチ「ほしいって言ったら皆くれるんだ。やさしいよね」

男「意味が違うような気がするが、まぁそういう事にしておいた方がいいな」

ビッチ「意味なんてねー、深く考えないほうがしあわせだよー」

男「(やっぱり何か頭いいなぁ……)」

・観点の違い


TV<恵まれない子供たちのために募金をお願いします……


男「こういうのを見るといつも複雑な気分になるなぁ」

ビッチ「なんでー?」

男「だって俺が支援しても状況は変わらないかもしれないし、
単純にお金をこういう機関に吸われてるだけかもしれないんだし」

ビッチ「うーん。それはそれでいいんじゃないかなぁ」

男「ほう?」

ビッチ「だってさ、わたしたちが募金したところでその人たちが助かってるかなんかのコトはよくわかんないよね?」

ビッチ「だったら募金して『これできっと皆助かる』って考えたほうが楽でいいよー」

男「……斬新な観点だなぁ」

ビッチ「そんなコト考え出したらキリないしねー。わたしはこうしてのんびり暮らせるから幸せだしねー」

男「うーん、なんだかちょっと羨ましい」

ビッチ「ボーイのお仕事とかやってみるー?」

男「絶対向いてないだろ……」

ビッチ「わたしに手を出さない木こりくんは才能あると思うよ」

男「(確かキャバとか風俗って嬢に手を出したらリンチされるんだっけか……)」ブルッ

ビッチ「おしっこ?」

男「違う」

・課題


ビッチ「木こりくん何やってるのー」

男「課題」

ビッチ「課題?」

男「うん、最寄の河川の水質環境について調べて教授に提出すんの」

ビッチ「……それ、誰が得するの?」

男「ま、まぁそういう事する練習みたいなもんだよ」

ビッチ「ふーん……やっぱ私大学向いてないのかぁ」

男「別にこういう課題だけじゃないんだけどなぁ……」

ビッチ「面白いのとかないのー?」

男「紙芝居作って来いとかあったな」

ビッチ「おもしろそう!わたしも大学入るー!」

男「……」スッ

ビッチ「なにこれ?」

パラパラ……

男「うちの大学の過去問。これができれば入れるよ」

ビッチ「日本語書いてない……」

男「文系だけど……?」

・なるほど


ビッチ「木こりくんこの漢字わかんないー」

男「これはな、『へきえき』って読むんだ」

ビッチ「へきえき……」

男「ひどく迷惑して、うんざりすること。嫌気がさす、閉口するって意味だな」

ビッチ「えーと……困るって感じかな?」

男「わかりやすくいうなら『え~マジ~?ホントマジないわ~、もうウチら絶交だわー』って感じだな」

ビッチ「超わかった!ありがとー!」

男「うん、わかってくれて何よりだ」

ビッチ「さっすがカテキョーだねー」

男「やっぱりそれはあるかなぁ。相手がわかりやすい言葉で教える必要とかは」

ビッチ「なるほど……」

・なるほど#2


ビッチ「ミテコとかいると面倒だしねー。うちらの業界は警察にすぐパクられちゃうから」

男「ミテコ……?」

ビッチ「えーっと、そうだね……ちょっと待って?」

男「?」


―――


ビッチ「18歳未満であり、風俗関係の職に就く事の出来ない子。『身分証明書を提示できない子』の略称だよ」

男「いつからそんなに難しい言葉を使えるようになったんだ・・・・・!?」

ビッチ「あ、これでいっかな?いやー、木こりくんにあわせて難しい言葉使ったから不安でさー」

男「ああ、『相手にわかるように教える』ってことか」

ビッチ「そそ。できてた?」

男「できてたよ。えらいえらい」

ナデナデ

ビッチ「えへへ」

・衝撃の事実


ビッチ「そんなことがあったんだ。まさにせーてんのへきえきだね」

男「……青天の霹靂?」

ビッチ「そう!それ!」

男「なんでこんな難しい言葉知ってんの?」

ビッチ「わたしの彼氏がそーいう言葉使う人だからさ」

男「彼氏いたの!?」

ビッチ「言ってなかったっけ?」

男「マジかよ……畜生」

ビッチ「あれ?何かショック受けてる?ごめんね?」

男「いや……いいよ……別に気にしてないから……」

ビッチ「きょ、今日は帰るね!」

・ヘリウムガスもびっくり


ビッチ「やっほー!」

ガッチャー

男「お、おう」

ビッチ「いやー昨日はごめんね?何か変な空気にしちゃってさ」

男「俺も悪かったよ。これくらいの年齢になれば彼氏くらいいてもおかしくないしな」

ビッチ「あ、うん彼氏は別れたし、これでとりあえずフリーだよ!」

男「は?」

ビッチ「もしかして疑ってる?ちゃんと別れてきたよー」

男「いや、そういう事じゃなくって……いいの?」

ビッチ「いいのって、何が……?」

男「いや、彼氏に悪いっていうか……」

ビッチ「妻子持ちだしいいかなって」

男「不倫かよ!」

ビッチ「まぁ最近連絡もおっくうになってたしねー」

男「軽ぅい……」

ビッチ「わたしとしてはさー、木こりくんと気まずくなるのが一番嫌なんだー。
ここなんか落ち着くんだよねー。」

男「そっか……お菓子でも食うか?」

ビッチ「たべるー」

・せっかくだし


男「そういや、元カレってどんな人だったの?」

ビッチ「この前別れたヒト?」

男「そそ」

ビッチ「気になるんだ」

男「あ、いや、別に嫌なら話さなくとも」

ビッチ「ううん、わたし自分語り大好きだからいくらでも話すよー♪」

男「ならよかった」

ビッチ「えっとねぇ、外資系?とかいう会社に勤めてて、年収1500万円なんだってー。すごいよねー」

男「すげぇな……」

ビッチ「大学は私の知らないとこだった。はばとり大学だっけ」

男「鳥取大学かな?」

ビッチ「うーん……ハババードだったかも」

男「ハーバード……?」

ビッチ「それ!」

男「すごい経歴だな!?」

ビッチ「店外する代わりにいろいろ買ってもらってたんだー」

男「うーん……彼氏っていうより、パパ?」

ビッチ「あ、それ近いかも?」

男「俺も金持ちにならないといけないのかな……」

ビッチ「わたしはお金気にしないよー」

男「ほっ」

ビッチ「ただやさしくされたら誰とでもシちゃう事だけ許してもらえれば……」

男「童貞にはなかなか厳しい条件ですな……」


※店外:店外デート。ようはお店の外で会ったりセックスすること。
お仕事と違って本番にペナルティがないってのが大きい違い。

・ていうか


ビッチ「……ふと気になったんだけど」

男「なんだよ改まって」

ビッチ「木こりくんて、わたしの事、好きなの?」

男「ええっ!?べ、べつにそ、そんなことなくもないというか」

ビッチ「なんだ気のせいかぁ」

男「気のせいでもないというか……うーん……このほのぼのした時間が好きだからなぁ」

ビッチ「うーん……じゃ付き合う必要とかもないねー。このままでいっか」

男「そうだよ」

ビッチ「ていうかさ、友達と恋人のあいだってどこなんだろね?」

男「え?そりゃ……付き合ってるか付き合ってないかとか」

ビッチ「それは何で決めるの?」

男「えーっと……告白?」

ビッチ「告白……なるほどぉ」

男「とりあえず、口で『付き合おう』って事を言って、承諾した瞬間、『恋人』になるんじゃないかなぁ。定義的には」

ビッチ「ほほー……つまり、毎日遊んでセックスしてても友達は友達なんだね!」

男「それはたぶんセフレっていうのが正しい表現だと思うぞ」

・一流営業ウーマン


男「痴漢とかってあわないの?」

ビッチ「すごく良くあう方だと思うよー」

男「やっぱり……対策とかはしてるの?」

ビッチ「対策っていうか……」


―――― 回想中

ガタンゴトン……ガタンゴトン……


痴漢「フゥヒヒヒ……」


スリスリ サワサワ グニグニ ムニムニ

ビッチ「(痴漢さんかな?)」

痴漢「グヘヘ……」

サワサワ……

ビッチ「だーめ☆」

ギュッ

痴漢「ファ!?」

ビッチ「気持ちはわかるけど……そういうのは、ダメだよ?」

痴漢「べ、べべ別に……俺は何も……」

ビッチ「これ、どうぞ♪」

スッ

痴漢「名刺……?」

ビッチ「当店ではシチュエーションプレイも可能ですよ♪」

痴漢「……」ゴクリ

ビッチ「ご来店、心よりお待ちしております」ニコー


―――― 回想終了


ビッチ「こんな感じかな」

男「有能すぎワロタ」

ビッチ「仕事は自分でとってくるものだからねー」

男「一流の営業マン……いや、営業ウーマンだな」

・気にしなければ


男「そういや、お客さんと仲良くなることってあるの?」

ビッチ「あるよー。お店からもオッケー出てるし。前カレもそうだったしねー」

男「へぇ……常連とかもいるの?」

ビッチ「いるよー。一番多いヒトで半年で55回来てくれてるヒトがいるよー」

男「55回!?」

ビッチ「すごいよねぇ。一回1万円だとしても55万円?実際は倍くらいかな?」

男「1万円はないんじゃないかな。15000くらいじゃね?」

ビッチ「だとするとー・・・・・・82万円?」

男「結構な額だな・・・・・・」

ビッチ「本当にそういうヒトには感謝だよー。プレイも気遣ってくれるし、常連さんばっかりだと楽なんだよねー」

男「めんどくさい常連さんとかいないの?」

ビッチ「いるけど気にしなければなんでもないよー」

男「なんつうメンタルだ・・・・・・!」

本日はとりあえずここまでです。
こんな感じでまったり進みます。

ゆるく再開します

・新キャラ登場


ポピーン

男「ん、誰だ?」

ビッチ「だれー?」

男「友達。これから家来るっぽいけどどうする?」

ビッチ「帰ったほうがいい?」

男「どっちでもいいよ。あいつはそういうこと気にしないから」

ビッチ「じゃあいるー♪」

男「おう」


―――


ピンポン


男「はいはい」


ガチャ

スタスタ

イケメン「急に悪いな」

男「別にええよ。気にすんな」

ビッチ「わー、イケメンだー」

イケメン「……うわっ!?なんでお前の部屋に女の子が!?」

男「ああ、俺の友人で、この部屋に住み着いてる、ビッチちゃんだ」

イケメン「え……なんでそんな罵倒にしか聞こえないあだ名……?」

男「本人がこれでいいっていうから……」

ビッチ「よろしくねーイケメンくんー」

男「ところでお前、そろそろ名乗らないとイケメンで決められるぞ、あだ名」

イケメン「いいよもう。慣れたよ」

男「これだからイケメンってクソムカつく」

ビッチ「木こりくん友達いたんだねぇ」

男「いるよ!!ビッチちゃんだって友達の紹介じゃんか!」

ビッチ「そーだったねー」

イケメン「木こりくん……?」

男「俺のことだ」

イケメン「ブフッwwwいいなwww木こりwwwたしかにwww」

男「笑いすぎ!」

イケメン「やーすまんすまん。でもいいな。俺もこれからそう呼ぼう」

男「やめよう」

ビッチ「えー、いいじゃんー」

男「……はぁもう別にいいけどさ」

イケメン「お、女に弱いのはずっとか」

男「やかましい」

・似たもの同士


男「で、今日はなんだ、またか」

イケメン「ああ、もう女とばっかり遊ぶの疲れた。たまには何も気にせずゲームとかしたい」

男「お前もお前で大変だな……」

ビッチ「わたし邪魔かなぁ……」

イケメン「俺はべつにいいよ。君はこいつの友達だろ?だから別だ」

ビッチ「わーい」

イケメン「ここはなんだが、空気がまったりしてて……いたくなる気持ちもわかるしな」

ビッチ「わたしたち似たもの同士だねー」

イケメン「ああ、仲良くなれそうだな」

男「お前らが仲良くなると即交際に発展しそうで嫌だなー」

ビッチ「ええー、それはないよー」

イケメン「そうだそうだ、なんなら誓約書書くよ」

男「そこまで求めてねぇよ」

・ホモォ……


イケメン「はい」

スッ

男「(本当に書きやがった)」

イケメン「これでお前は、俺とこの子が交際関係になったとき、
慰謝料として300万円請求できるぞ」

男「(うわぁ……なんてリアルな額だ)」

ビッチ「逆に言えば付き合うときは300万貯めなきゃだねぇ」

イケメン「ははは、軽い軽い」

男「お前らどっちなの!?付き合いたいの!?」

イケメン「この子がどう考えてるかは知らんが……俺はこの時間を無くしたくないだけだ。
自分で言うのもなんだが無茶苦茶モテるし、もう女の相手するの疲れたんだ」

ビッチ「……」

男「どうしたのビッチちゃん」

ビッチ「今何か……新しい扉が開きそうになったよー」

男「はい?」

・ささやかな嫌がらせ


ビッチ「~~♪」ゴロゴロ

イケメン「いやー……やっぱりP2は名作だよな。何故打ち切りになったのか……」

男「(こいつ相変わらずイケメンだよなぁ)」

イケメン「はー俺も小学生に戻りたい。そしてカブトムシ探しと少年野球だけする人生がいいな……」

男「(しかも性格もいいし収入もいいし、非の打ち所がないんだよなぁ)」

イケメン「カブトムシといえばカブトムシ相撲なるものもあるんだよな……そうだ、ジョジョリオンの新刊はどこだっけか」ガサゴソ

男「(なんか嫌がらせしたいな)」

ビッチ「木こりくん悪い顔してるー」

男「え?マジ……悪いことはできないな」

ピンポン

男「今度は誰だよ」


ガチャ


美少女「やっほー。そろそろ童貞卒業した?」

男「まだだよ」

美少女「…………………は?」

ビッチ「ほんとだよー」

美少女「…………うわ、マジかよ。引くわ」

男「なんでだよ!」

美少女「あ、そうだそんなことはどうでもよくって、アンタさ、
ジョなんとかの冒険みたいなマンガ持ってない?今狙ってる男が好きらしくて」

男「ジョジョ?持ってるけど……しかたねぇなぁ、貸せばいいんだろ?」

美少女「助かる!これ借りにしとくから、またなんかしてあげるよ!」

男「こっちの本棚に」

美少女「はいはいトート持ってきてるから自分で…………」

イケメン「うーんやっぱりメイドにするならまほろさんだよな……いやしかし、寿命削って戦うのかぁ……」

イケメン「お?珍しいな。友達か。はじめまして」

美少女「………………」

美少女「……………年収いくらですか?」

イケメン「800万くらいじゃないか。まだ今年のはわからんが」

美少女「木こり!!これも借りていくね!!」

男「いいぞ」

イケメン「おい勝手に許可すんな!!どういう状況だよ!?」

・高身長、高収入、高学歴


美少女「すっげーイケメン!すっげーイケメン!」ピョンピョン

男「ベンチャーではあるがIT会社の社長だぞ。よくぞここまで成り上がったもんだな」

美少女「社長!!社長!!」ピョンピョン

イケメン「投資だ投資。親に借金してFXやってた俺をなめんな」

美少女「高収入!高身長!!」ピョンピョン

ビッチ「よかったねぇー」ヨシヨシ

イケメン「もう俺大学やめたし高学歴じゃないぞ~、残念だったな」

美少女「ぐっ……」

男「ノリだけで慶応行ったくせに……」ケッ

イケメン「おい」

美少女「高身長!高収入!高学歴!!私この人がいい!!」バタバタ

ビッチ「もっと落ち着いて選んだらー?」

美少女「えー……」

イケメン「俺をおもちゃかなんかだと思ってないか!?」

・接点は何


ビッチ「そういえば、なんでイケメンくんと木こりくんは知り合いなのー?」

美少女「確かに、接点のせの字もない」

男「……うまい棒オフ」

美少女「なにそれwwwww」

男「各地でうまい棒を買い占めるオフってのがあってな……」

イケメン「そこで同じスーパーでたまたま会って、そこで意気投合したんだ」

ビッチ「へー、そーいうのって、会ったらわかるの?」

イケメン「そりゃ、俺以外にうまい棒箱買いしてるやつがいたからな」

美少女「うわ……引くわ……」

男「いいじゃん!スレでは神って呼ばれたんだぞ!」

イケメン「あのときはすげぇ盛り上がりだったなw」

ビッチ「最近の神さまってうまい棒買ってるんだねぇ」

男「それは流石に神様がかわいそうだからやめよう」

・もうイチャつくのが日常と化している


美少女「このあとゴハン行きませんか?あ、なんだったら私の家でも……」

イケメン「(めんどくせぇコイツ……)」

イケメン「あ、てかすまんな、なんか騒いでしまって」

男「いいよいいよ。むしろ見てて楽しいわ」

ビッチ「二人ともすごい綺麗だもんねー」

イケメン「そうかぁ?」

美少女「皆こんなもんじゃない?」

男「(お前らは自分の顔がどんなものかを知らんのか……)」

ビッチ「いつかああなりたいねぇ」

男「ビッチちゃんは今のままで十分可愛いからいいと思うよ」

ナデナデ

ビッチ「えへへ」

イケメン「(イチャついてやがる)」

美少女「(なんか腹立つ)」

・既に阿吽の呼吸


男「あいつらが帰ると、急に静かになるな」

ビッチ「……このまったりした時間、すきだよー」

男「俺もー」

ビッチ「……でも」

男「……」

ビッチ「ああいうやかましいのも、楽しいよねぇ」

男「あー、わかるわ。やっぱり、こう、なんというか、あるよなぁ」

ビッチ「あるよねぇ~」

・ゆうめいじん


男「テレビ出る人も大変なんだろうなぁ」

ビッチ「そーなのかなぁ」

男「だってテレビの前でずっと表情保たなきゃいけないし、
収録長いらしいし、疲れるし眠いしトイレいけないし……」

ビッチ「あははー、途中で休憩もあるし、ちゃんと編集してくれるから大丈夫だよー」

男「そういうもん?」

ビッチ「そうだよー。ちゃんとお水も出してくれたし、疲れたらすぐ休憩にしてくれたしねー」

男「え?テレビ出たの?」

ビッチ「ううん?違うよ?」

男「じゃあなんでそんな詳しいの?」

ビッチ「AVの撮影だよー」

男「そこかよ!!」

・そういえば


男「た、タイトルとかって覚えてるの……?」

ビッチ「……ごめん、ちゃんと覚えてない。
でもなんか。完全ごくひ、素人援交みたいなかんじのタイトルだったよ」

男「そ、そうなんだ……」ソワソワ

ビッチ「今日帰ろっか?」

男「え!?い、いや別に!?」

ビッチ「あ、じゃあお買い物してくるねぇ。1時間10分したら戻るから」

スタスタ

男「ぐ、具体的!?」

男「(あとすげぇ空気読めるのなビッチちゃん)」

・すっげぇ今更感


男「(……)」

カタカタ

男「(……これか?)」


桃尻素人シリーズ58  完全極秘!素人ナマハメ援交! あみちゃん


男「(あみって名前じゃなかったよな……)」

男「あれ?そういや俺ビッチちゃんの本名知らなくね?」

・ぐうたらエンジェル


ビッチ「かえってきたよー。どうかしたのー?」

男「そういやさ、ビッチちゃんの本名なんていうんだっけ」

ビッチ「どーしても聞きたいー?」

男「あれ?嫌?」

ビッチ「嫌ってほどじゃないよー」

男「微妙なのか……」

ビッチ「エンジェル」

男「え?」

ビッチ「佐藤天使(さとうエンジェル)っていうんだー」

男「……」

ビッチ「ハタチにもなって流石にエンジェルは恥ずかしいんだよねー。
小さいころはとっても好きだったんだけどなぁ」

男「まぁ天使っぽいし……いいんじゃない?」

ビッチ「天使ってこんなぐーたらしてていいの?」

男「人間もこんなぐーたらしてちゃだめだぞ?」

ビッチ「えっ」

・やっと理由が発覚


男「だからビッチちゃんなんていう罵倒に近いあだ名が許容範囲なのかー」

ビッチ「ぶっちゃけエンジェルよりはいいかなぁ」

男「でもどっちも外で呼ばれたら恥ずかしくない?大声で」

ビッチ「それは呼ぶ方も恥ずかしいと思うよー」

男「た、確かに……!!」

・ビッチちゃん月収40万ほど


男「ただいまー」

ガチャン


ビッチ「おかえりー」

ゴロゴロ

男「(すっかり居ついてしまった……なんかマジでペットみたいに思えてきた)」

男「そういやビッチちゃん、バイトはいいの?俺がバイトに行って、帰ってきてるってことはもう7時間は経ってるけど……」

ビッチ「もう終わったよー」

男「!?」

ビッチ「休憩含めて四時間くらいだから、とりあえず2万くらいかなぁ」」


男「(俺7時間働いて6000円なのに……!!)」

・もちろんダメです。


男「そういやさ、ビッチちゃんて援交とかしてたの?」

ビッチ「してないよー」

男「あれ、意外」

ビッチ「そーかなぁ?」

男「だってそういうお店に入るってことは、あんまり抵抗なさそうだったんだけど」

ビッチ「皆が援交してるときには、既にキャバで働いてたしねぇ」

男「あ……そうでしたね。すみません」

ビッチ「お酒飲めないの辛かったなぁ」

男「駄目なんだ、お酒」

ビッチ「だめだめー。20歳以上じゃないといけないんだよー」

男「(……キャバクラはいいのか?)」

・手料理


ビッチ「できたよー」

男「おお!おいしそう!!……でも」

ビッチ「嫌いなものだった?」

男「いや、なんかイメージと違う」


☆今晩のメニュー

アジの開き
茄子の肉みそ炒め
五目ごはん
味噌汁
たくあん


ビッチ「得意料理だよー……?」

男「なんて和風な……」

・もはや別人


ビッチ「ぼへー」

ゴロゴロ

男「いつでもまったりしてるなぁ」

ビッチ「ぬー」

ゴロゴロ

男「……たまにはシャキっとしたところみたいな」

ビッチ「ごろごろー」

ゴロゴロ


~一時間後~


男「ビッチちゃーん」

ビッチ「?」

男「食べる?」

スッ

ビッチ「食べるぅぅーー!!」

シュバッ!!!


男「ホットケーキがここまで人を変えるか」

ビッチ「はぐはぐ」

・抱き枕は偉大


ビッチ「眠れないー」

男「お昼寝しすぎ……」

ビッチ「どうしよ……」

男「知らないよ、頑張れ。もういっそのこと全力で起ききって昼夜逆転直そう」

ビッチ「むりー」

男「はいはいおやすみ」

バサッ

ビッチ「あっ……」

ゴソゴソ

ビッチ「一緒に寝るー……」

男「いいけど、俺さっさと寝るよ?」

ビッチ「いいよー……」

ギュ

男「(うっ、柔らかい)」

男「まったく……だからいっつも夜には寝ろって言って……」

ビッチ「くー」

男「寝てる!?」ガーン!

今回はここまでです。次回もまったりいきます。
新キャラが出ようがまったりしてます

再開します。
ビッチちゃんは童貞からすれば人外みたいなもんだと考えています。

・言葉の違い


男「ビッチちゃんの小さいころの夢ってなんだったの?」

ビッチ「……えーとぉ、たしか、『お嫁さん』かな?」

男「子どもらしくてかわいい夢だなぁ……」

ビッチ「自分でもそう思うよー」

男「今の夢はもう違うの?」

ビッチ「……」

ビッチ「ある程度夫の収入が安定していて」

ビッチ「共働きでもなるべく子どもと一緒の時間をとれて」

ビッチ「体もこわさない、人間関係で困ったりしない」

ビッチ「そんな『お嫁さん』かなぁ……」


男「……言葉は同じのはずなのに、重みがまるで違う」

・光ってる人ならいいかな


JK1「わーこのゴムかわいいー!」

JK2「ほんとだー!こっちのすごいオシャレだよー!」


ワイワイキャッキャ


ビッチ「ゴムってきくとついあっちのゴムを想像しちゃうなぁー」

男「そっちのゴムはデザイン性ないじゃん……」

ビッチ「いやー、色々あるよ?飴ちゃんみたいなゴムとか、光るゴムとか」

男「光るの!?」

ビッチ「便利だよね。ちゃんとつけてくれてるってわかるし。こっそり外されても股間が光ってる人ならまぁいいかなって」

男「その基準はどうなんだろうか……?」

・どんな人がタイプ?


男「好きなタイプは?」

ビッチ「する前にちゃんとお風呂入らせてくれて」

ビッチ「前戯がそこそこちゃんとやってくれる人で」

ビッチ「最中も無理矢理痛がることをしない人。髪つかむのは本当やめて欲しいなー」


男「……あー、そういうタイプ?」

・とってもわかりやすい


男「ビッチちゃん先週言ってた公園だけど……」

ビッチ「んー……」ゴロゴロ

男「体調わるい?」

ビッチ「んーん、だいじょーぶ」

男「……お腹空いた?」

ビッチ「すいた!」バッ

男「(わかりやすいなぁ)」

・基本に忠実


ビッチ「おなかすいたー」

男「はいはい」


――


ビッチ「くー……」スヤスヤ

男「さっき食べたところなのによく眠れるなぁ」


――


ビッチ「……ムラムラする」モゾモゾ

男「(本当三大欲求に忠実な生活してるな……)」

・久々に真剣だと思ったら


ビッチ「……」キリッ

パラパラ……


男「(ビッチちゃんが珍しく真剣な表情してる)」

男「(これは邪魔しないでおこう)」


ビッチ「……」


 ~2時間後~


ビッチ「ふー」

パサー

男「お、終わった?今日はやけに真剣だったね。何してたの」

ビッチ「通販カタログでウィンドウショッピング!」

男「(それは果たしてウィンドウショッピングなのか……?てか楽しいのか……?)」

・動物に例えると?


ビッチ「動物……?」

ビッチ「んー、なんだろ。元々動物っぽい生活してるから」

男「(そこは自覚あったのか)」

ビッチ「んー……よく夜更かしして目ぇ赤いし」

ビッチ「一人だと本当寂しくて死んじゃいそうになるから」

ビッチ「うさぎさんかな?」

男「あー……なるほど」

男「(うさぎはすっげぇ性欲強いらしいからなぁ)」

・やっぱ動物じゃないか


男「ただいまー」

ビッチ「おかえりー!」

ギューッ!ワシワシワシワシ

男「もがっ、何何」

ビッチ「え?なんだろ……やりたかっただけ?」

男「まったく……別にいいけどさ」

ビッチ「えへへー」

スン……

男「(あ、俺の体からビッチちゃんの匂いが……)」

男「……はっ!マーキング!?」

・カフェテラスにて


美少女「……アンタ、よくその生活で襲わないわね。チ○コついてんの?」

男「うわぁ外でも容赦ない暴言……」

美少女「大丈夫大丈夫。知り合いいないから」

男「そこなのか……」

美少女「別に襲ってもいいんじゃないの?本人も気に入ってるみたいだし」

男「まぁそれはそうなんだけどさ、ほらやっぱり、ビッチちゃんが俺を好いてくれる理由は
『襲わなかったこと』が原因なわけじゃん?」

男「それなら、そのままの方がずっと好きでいてくれるかなって」

美少女「な、なんて童貞の発想……!」ガーン

男「衝撃を受けるほどだったか……!?」

・日課


ビッチ「……」モゾモゾ

ビッチ「……ちょっとトイレ」

スクッ


―――

ジャー


ビッチ「ふー、すっきりした!」

男「……」スクッ

ビッチ「木こりくんもトイレ?」

男「う、うん」

ビッチ「えへへ、変なニオイしたらごめんね?」


―――


ガチャ

男「……」スン

男「(すごい女の子の匂いが充満している)」

男「(相変わらずビッチちゃんが使った後はすごいムラムラするな……)」

男「(ていうかこの匂いに包まれて死にたい)」

男「(むしろこれがないと一日生きていけない)」


―――


ビッチ「木こりくん、長いなぁ……」

・感想


ビッチ「木こりくんって、意外と筋肉あるよね」

ペタペタ

男「でしょ、鍛えてるんだよ」

ビッチ「腹筋も割れてるの?」

男「見る?」

ビッチ「みるみる!」

男「ふふふ……」

スッ

ビッチ「わー」

ビッチ「おいしそう……」

男「!?」

ビッチ「あ、ごめ、ごめんね!?なんでもないよ!」ジュルリ

男「よだれ!よだれ!」

・嫌われた?


ビッチ「……今日は帰るね」フラッ

男「大丈夫?なんか体調わるそうだけど……」

ビッチ「へーきだよー、ありがとね」

男「あ、うん……」


―――


イケメン「嫌われたかもしれない?」

男「そうなんだよ」

イケメン「それはまずありえないとしてだな」

男「なんだって!?」

イケメン「嫌いな奴の家に日課のように通うわけないだろ」

男「確かに」

イケメン「しかし体調が悪そうなのとお前が帰ってくると割とすぐ帰るってのは気になるな」

男「何かあるのかもしれん」

イケメン「誕生日とか」

男「来年だ」

イケメン「生理か」

男「でも生理については軽いしムラムラするくらいとしか言ってなかったぞ」

イケメン「それも嘘かもしれんだろ」

男「んー……嘘じゃなかったように感じるなぁ」

イケメン「そこが微妙なとこだな。ただ……」

男「ただ?」

イケメン「あの子は、お前に対して嘘つけるほど狡猾な子じゃないと思うぞ」

男「なんか馬鹿認定されてるみたいで複雑な気分だ」

・もう知らない


イケメン「実際に見ればわかるはずだ」

男「お前なんかすげぇな」

イケメン「女にはもう嫌と言うほど関わってきたからなぁ」

ガチャ

男「ただいまー」

ビッチ「おかえりー」

イケメン「こんちわー」

ビッチ「あ、イケメンくんこんにちわー」

イケメン「ああ、ひさ……!?」ビクッ

ビッチ「?」ムラァ……

イケメン「ちょ……ちょっとこい!」

男「何、なになに!?」

ビッチ「?」

――――

イケメン「あれはどういうことだ」

男「どうってなんだ」

イケメン「あれはもう一週間以上お預けをされてる顔だったぞ!?何をした!」

男「え!?何もしてねぇよ!」

イケメン「……なるほど、逆か」

男「???」

イケメン「あれだ、もうあの子はお前といるとムラムラしてしょうがねぇんだよ」

男「ああ、そう聞いたような……」

イケメン「んで、日に日にそのムラムラが高まって……ついにはお前といるだけで我慢できなくなってる」

男「え、でも何もないぞ?」

イケメン「そりゃ、必死で抑えてるんだろうよ。お前の意思を尊重して」

男「マジか……」

イケメン「あれを解放してやりたかったら、セックスするべきだな。お前の意思どうこうは置いておいて」

男「……」

イケメン「まぁ無理ならほっときゃいいよ。あっちが決壊するだけだし」

男「おう」

・いつもの笑顔


男「……ただいま」

ビッチ「あれ、イケメンくん帰ったの?」

男「ああ、急に用事思い出したんだってさ」

ビッチ「そーなんだ」

男「……」

ビッチ「ど、どしたの?今日何かへんだよ?」

男「あ、いやなんでもないんだけどさ……」

ビッチ「……??」

男「そういえばさ、ビッチちゃんて、髪きれいだよね」

サラッ……

ビッチ「……!!」ビクッ

男「お?」

ビッチ「え、えっとね!?女の子の髪の毛はでりけーとだから、う、うかつに触っちゃだめだよ!」

男「あ、ごめん」

ビッチ「いや、いいんだけど……」

男「(感じてたのか……)」

ビッチ「(ものすごく感じちゃった……)」

男「それじゃあ、今度は改めて、触ってもいい?」

ビッチ「え、えっと……今日は帰るね?」

男「待った」

ガシッ

ビッチ「え」

男「もうちょっとだけ、いいかな」

ビッチ「えーと……」

ビッチ「その、ね?」

ビッチ「これ以上いたら……」

ビッチ「たぶん、襲うよ?」

・まさかの


男「いいよ」

ビッチ「えっ」

男「やってみたら早いと思う」

ビッチ「……本気?」

男「おう」

ビッチ「もうわたし我慢できないよ?本当にいいの?」

男「カモン」


バッ……!!

ズダンッ!

男「おおう、いきなり押し倒してくるとは」

ビッチ「ごめんねー……も、もう限界っぽくて」

男「あまい!!」

クルンッ

ドタッ

ビッチ「ぎゃ、逆に押し倒されちゃった」

ギチ

ビッチ「あれ、手が動かない」

男「そりゃ上からおさえてるんだし」

ビッチ「……足もうごかない」

男「うまいこと組み伏せたし」

ビッチ「……これ、何もできない!?」

男「今更気づいたか!」

・ビッチちゃんついに覚醒


男「さぁこい!」

ビッチ「何もできないよ!」

男「でしょ?」

ビッチ「はう……せつないよぉ」モゾモゾ

男「(なんてエロさだ……)」

ビッチ「お、お願い……これ、外して……?」

男「えー」

ビッチ「ええ!?」

男「だってビッチちゃんの意思も尊重したいし」

男「俺の意思も尊重したいし」

男「一時の性欲にぶち壊しにされるのもなぁ」

ビッチ「うううー……!」モゾモゾ

男「(おや?)」

男「(ビッチちゃんの様子が……)」

ビッチ「……あれ」

ビッチ「……何か、不思議な気持ち」

男「どうしたの?」

ビッチ「なんかね」

ビッチ「よくわかんないんだけど」

ビッチ「こうやって組み伏せられて」

ビッチ「何もできない状況で、焦らされるの」

ビッチ「すごくいい」ニヘラ


男「(ドMで焦らしプレイ好きだったかぁ……)」

・漫画で言うところの第二巻


男「(あの日、結局ビッチちゃんが折れるまで何もせず)」

男「(その後帰ってもらったが)」

男「(あの日以来、ビッチちゃんは少し変わった)」


――


ビッチ「ね、ね」

男「ん?」

ビッチ「わたし椅子にして本読んで?」

男「いや、俺重いよ?」

ビッチ「いいから」

男「……わ、わかったわかった」

ズシッ

ビッチ「あ……♪」

男「……」パラパラ

ビッチ「……♪」

男「(すごく楽しそうな表情してる……)」


―――


ビッチ「わたしっておしり大きいのかなぁ」

男「それくらいが普通なんじゃない、むしろ好きだけど」

ビッチ「……ね、ねぇ」

男「?」

ビッチ「おしり……叩いて?」

男「え」

ビッチ「あ、いやその、じょ、冗談だよ、冗談!」

男「そうだよな!あははは……」

男「てい!」

ビシッ!

ビッチ「うっ!?」

男「あ、ごめん、痛かった……よ……な?」

ビッチ「う、うん……」ニコニコ

男「(なんでそんな嬉しそうなの……)」

・忠犬ビチ公


ビッチ「ね、ね、なんかすることない?」

男「え?別に……」

ビッチ「ゴミ捨てとか」

男「ああ、そういやしなきゃだよな」

ビッチ「め、命令して……?」

男「え?」

ビッチ「行って来い、って言って?」

男「ご、ゴミ捨て行ってこいよ」

ビッチ「はーい!」

パタパタ

男「……この感じ、どこかで」

男「……はっ、犬!?」

今回はここまでです。
とりあえずビッチちゃんがドMになりました

再開します
童貞卒業はもう最終回のような気がしてなりません

・大きな変化


ビッチ「最近お洋服をついつい買っちゃうなぁ……」

ビッチ「なんでだろ?そんなに無駄遣いするっぽい事あったっけなぁー……?」

ビッチ「こっちも可愛い、でもこっちもかわいー」

ビッチ「木こりくん的にはどれが好きなんだろ?」

ビッチ「清楚系かな?でもわたしみたいなのも好きって言ってたしー」

ビッチ「とりあえず着て、感想聞いてみようかな?」

ヌギヌギ

ガチャリ

男「ただいまー」

ビッチ「おかえ……きゃっ!?」バッ!

男「おわ!?着替え中!?ごめん、ちょっと外出てるね!」

ガチャバッタン

ビッチ「う、うん!」


ビッチ「……って」



男「……あれ?」

・イケメンに相談だ!


男「というわけなんだ」

イケメン「そうか……そうか」

男「俺嫌われたかもしれないんだ」

イケメン「帰れ」

男「え!?」

イケメン「もう帰れよお前。もういいよ」

男「なんだよ!俺たち親友じゃなかったのか!?そんな態度ってないだろ!」

イケメン「相談は乗る」

イケメン「困ってたら助ける」

イケメン「お前にはよく相談に乗ってもらっているし」

イケメン「お前が困ってるなら是非力になりたい」

男「なら」

イケメン「でも」

男「?」

イケメン「お前全然困ってねぇよ。それただの思春期だから」

男「えっ」

イケメン「あの子は普段はもっと気さくに目の前で着替えたりしてたんだって?そっちがおかしいんだよ」

男「なん……だと……」

イケメン「女の子ってのはな、好きな相手ほど体とか見せたくないんだよ。
服から腋毛、下の毛にいたるまで徹底的に処理して」

イケメン「その上で入念に確認して、やっと準備万端なんだよ」

イケメン「服選びなんてもうお前のためとしか考えられないのに」

イケメン「その最中ならなおさら見て欲しくないわな」

イケメン「とどのつまり、お前を男として意識しはじめたんだ」

男「年齢が遅くないか!?」

イケメン「俺に言われても!?」

・思春期って難しい


男「ただいまー」

ビッチ「あっ、あのっ」

男「ん?」

ビッチ「さっきはごめんね?勝手に押しかけておいて、勝手に着替えて勝手に……」

男「ああいいって、全く気にしてないから」

ビッチ「え、ちょっとは気にしてほしいな……」

男「ええ!?」

ビッチ「なんか自分でもわかんないんだよ」

男「何が?」

ビッチ「着替えくらい、普段から何も気にしてなかったんだけど……なんだか、なんてゆーかね、
木こりくんに見せるのだけは、恥ずかしくなっちゃってさぁ」

男「えっ」

ビッチ「嫌ってわけじゃないんだよ!?どっちかっていうと見て欲しいくらいなんだけど、さっきのはびっくりしたっていうか」

男「……」

ビッチ「なんて言っていーかわかんない……」

男「(かわいい)」

男「よしよし……がんばったんだね」

ナデナデ

ビッチ「へっ!?」

男「よしよし」

ビッチ「いやあの……」

男「よしよし……」

ビッチ「……ごろにゃーん♪」ゴロゴロ

・わかってないことはわかってる


ビッチ「んーーー」

ビッチ「んーーーー……」

男「なんか今日はやたらとうんうん言ってるなぁ……」

ビッチ「なんかもやもやするー」

男「何が」

ビッチ「わかんないー」

男「そこからか……」

ビッチ「なんて言ったらいーんだろ?すごい不思議なカンジ。わたしがわたしじゃないってゆーか」

男「私が私じゃない?」

ビッチ「うん……なんかね、もっと昔だったらごーってカンジだったのに」

ビッチ「なんかこう、そんなカンジになれないってゆーか……」

男「性格が変わったとか」

ビッチ「それはないと思うなぁ」

男「今までなかったことが自分にあるとか?」

ビッチ「なんかそーゆーの近いかも?」

男「やっぱ思春期……?」

ビッチ「シシュンキって……子どものアレだよね」

男「そうだともう」

ビッチ「わたしこの歳でシシュンキ名乗っていいのかなぁ」

男「思索に耽ってたらいいんじゃない?」

ビッチ「シサクにフケる……?学校ふけるってこと?」

男「おお、そうきたか……意味は違うが言葉は同じ、同音異義語だな」

ビッチ「???」

男「まー要するに色々考えてるなら思春期じゃないかなって」

ビッチ「それだと皆思春期じゃないの?」

男「その発想はなかった」

・バチンボルン


ビッチ「……やっほ」

男「……なんか元気ない?気のせい?」

ビッチ「大丈夫、大丈夫だよー……」

男「ならいいんだけど……」

――

ビッチ「……」ボーッ

男「(あきらかに上の空だし寝不足っぽいな)」

男「(おそらく昨日、自分について考えつくしたんだろう……大変だな」

ビッチ「……ごめ、ちょっと寝るね」

男「おう、ぐっすりどうぞ」

ビッチ「ありがとー……」モゾモゾ

男「(ゆっくり寝かせてやるか……)」

――

ビッチ「……うーん」

男「え?」

ビッチ「あう……うう……」

男「(おかしい、いつもなら名前の通り天使のようにすやすや寝ているのに)」

男「(今日は悪夢でも見ているのか!?)」

ビッチ「くるしい……気持ち悪い……」

男「大丈夫?ねぇ」

ユサユサ

ビッチ「あ……木こりくん」

男「すげぇうなされてたけど……」

ビッチ「あ、うん……だいじょう……う」

男「……明らかに体調不良じゃん、病院行きなよ」

ビッチ「……げ、原因はわかってるんだー」

男「え?」

ビッチ「ちょ、ちょっと後ろ向いてて……?」

男「え?おう」

ビッチ「よいしょ」

バチンッ ボルンッ

ゴソゴソ

ビッチ「ふー!元気百倍!」

男「(バチンボルン!?何事!?)」

・まさかの原因


ビッチ「もーいーよ!ごめんね!」

男「(あ、マジで元気になってる)」

男「それで、結局何が原因だったの?」

ビッチ「え、言った方がいいかな?」

男「あ、嫌ならいいんだけど……」

ビッチ「だ、だいじょぶ。実は最近ね、ブラつけはじめたの」

男「遅くない!?」

ビッチ「いやいやいや、ホントの最初は小学生、合わなかったからつけなくなったんだけど」

男「なるほど……」

ビッチ「ほらその……ブラつけないと、浮くじゃん?いろいろ」

男「確かに」

ビッチ「あ、あんまり見ないで?」

男「あっ、ごめん」

ビッチ「ううん?嬉しい」

男「えっ」

ビッチ「あ、いやそのほら、それでね、なんか最近、急に気になりだしちゃってさ……
つけてなかったブラつけたら、予想以上に小さくてさ……」

男「(成長したのか……そら、ばるんばるんだもんなぁ)」

ビッチ「(見られてる……なんかぞくぞくする♪)」

ビッチ「で、息は苦しいし、胸は締め付けられるしで……すごい辛くてねー」

男「そっか、なんか無理させてごめん」

ビッチ「木こりくんは悪くないよ!た、ただね?」

男「ただ?」

ビッチ「えーと」

男「?」

ビッチ「うー」

男「どしたの」

ビッチ「木こりくんといると、立っちゃうんだ」

男「え」

ビッチ「そ、その……あれが」

男「はい」

ビッチ「なんでだろうね」

男「何故でしょうね」

ビッチ「あはは」

男「あはは」


男「(ぼくも立てません)」

・前と比べて大分変わったような


ビッチ「……目立つかなぁ?」

男「そらタンクトップは駄目だよ……」

ビッチ「え、やっぱり……?」

男「スポブラにタンクトップだけはちょっと防御力に難ありかも」

ビッチ「すごい見られてると思ったー」

男「当たり前だよ」

ビッチ「ストールとかカーデとか着ていくことにするねー」

男「それがいいよ」

ビッチ「……うん、ありがと」

ゴソゴソ

男「(何故だろう)」

男「(露出が減った今の方がよりエロくなっているような……?)」

ビッチ「?」

男「あ、いや、可愛いなって思って」

ビッチ「えー、やめてよー照れるー」

男「あはは……」

ビッチ「…………ふへっ」ニヘラ

男「!?」

ビッチ「あ、今やばい顔してた!いまの無し!いまの無し!」

男「(こんなにちょろかったっけな……?)」

・新キャラ登場?


男「(なんとなく気まずくなってしまった……)」

テクテク

男「(とりあえずお菓子でも買って帰るか)」


「うーん……」


男「……(うわ、なんかすごいエロい人が迷ってる)」

男「(いや服はちゃんと着てるけど存在感がエロい)」

男「(何を言ってるかわからねーと思うが、もちろん俺もだ)」

男「すみません」

女性「はい?」

男「何かお困りですか?」

女性「はい!実はこの住所に行きたくて……」

男「どれどれ」

男「……」

男「……(うちじゃん)」

女性「知っておられるんですか?」

男「一応……何の御用で行かれるんです?」

女性「娘が書き残して行った場所なんです」

男「えっ?」


男「(まさか)」

・予想通りの展開


ビッチ「おかーさん!」

女性「わー!本当にここだったのね!」

男「やっぱかぁ」


女性→ビッチ母


ビッチ「そっかぁ……そういえば最近、全然おうち帰ってなかったよね」

ビッチ母「お母さん、貴方の事だからきっと大丈夫と思って心配はしてなかったんだけど……」

男「(そこは心配しよっか)」

ビッチ母「お母さん寂しかったの」

ビッチ「それは仕方ないねー」

男「仕方ないのか!?」

ビッチ母「この子が木こりくんね」

ビッチ「うん!」

ビッチ母「わー……20代で童貞って本当にいるのね。お母さん初めて見たわ」

男「いくらなんでもそれは全国の20代に失礼じゃないっすかね!?」

ビッチ母「ごめんなさい。でもこんな青臭い童貞見るの久々で……」

男「おちょくってます!?」

ビッチ「ごめんね木こりくん、お母さんちょっと天然なの」

男「ああ、なるほど」

男「(親子か)」

・そうきたか



ビッチ「ごめんねお母さん、一人って寂しいよね」

ビッチ母「貴方の幸せを考えるなら、私は一人の方がいい。でもやっぱ寂しいわね!」

男「(クッソ正直な人だな。むしろ好感持てるが)」

ビッチ「……木こりくんには申し訳ないな」シュン

男「……いや、俺はいいよ。家族との時間を大切にするってのは、結構重要だし」

男「(たしかにビッチちゃんといれる時間が減るのは辛いが)」

ビッチ「え、本当にいいの……?」

男「……まあ、こればっかりはね、仕方ないよ」

ビッチ「やったー!お母さんも泊まっていいって!」

男「ん?」

ビッチ「ん?」

・てっきり


男「あれ……二人とも帰るとかじゃなかったの?」

ビッチ「え、やだよ。木こりくんいないと寂しいもん」

ビッチ母「私じゃ力不足みたいね」ヤレヤレ

男「あっさりとまぁ」

ビッチ「それとも邪魔?帰った方がいい?」

男「ぐっ、そんな言い方されて、帰れなんて言えるわけないだろ!大好きだからずっといてくれ!」

ビッチ「わーい♪」

ビッチ母「ちゃんと魔性に育ってくれて母さん嬉しい」

男「アンタどんな育て方した」

・ラッキースケベからの唐突なシリアス



男「じゃあ俺風呂入ってくるから」

ビッチ「いってらっしゃーい♪」

ビッチ母「晩御飯はお鍋よー♪」

男「(なんて豪勢な)」


―――


チャポン……


男「フー……」

ガララ

ビッチ母「お背中流しますよー」

男「なんでやねん!」

ビッチ母「まぁ落ち着いて、少し話したいことがあるの」

男「話したいこと……ってうわ体エロっ!」

ビッチ母「ちゃんとタオル巻いてるわよ?」

男「巻いててもエロいですよ」

ビッチ母「あらら……私もまだまだ捨てたもんじゃないわね」


―――


ワッシャワッシャ

男「(何故俺は頭を洗ってもらっているのか)」

ビッチ母「……あの子にはね、父親がいないのよ」

男「……え?」

ビッチ母「お父さんは養育費だけ私に投げつけて、早々にどこかへ行ってしまったわ」

男「……ああ、不倫だったんでしたっけ」

ビッチ母「そんなことまで聞いてるの?」

男「あ、なんかすみません」

ビッチ母「いいのよ。それだけあの子が貴方を信頼してる証拠」

男「……はい」

ビッチ母「あの子に近づく男と言えば、金目当てのごろつきだったり、体目当てのヤリチンだったりで、本当ロクなのがいなかったわ」

男「それはわかります」

ビッチ母「だから私は、男をいなす術を教えた。どんな男だろうが、魔性の女にはかなわないものよ」

男「なんかレベル上げて物理で殴るみたいな攻略法っすね」

ビッチ母「言いたいことがなんとなくわかるところが悔しいわねー」

男「わかるんすか」

・ぬるめのシリアス



ビッチ母「……そんな中で、貴方は特別だった。本当、水と油みたいよね」

男「まぁ確かに。一生関わることのない存在だと思いましたね。最初は」

ビッチ母「あの子はうちで、貴方の事を本当によく話すの。それもすごく楽しそうに」

男「……」

ビッチ母「学校もすぐサボる、仕事の話も聞かない。話すことといえば趣味の話くらい。
でもそんなあの子にもやっと夢中になれるものが見つかった」

ビッチ母「身勝手なお願いだっていうのはわかってる、でもお願い、あの子と仲良く――」

男「待った」

ビッチ母「はい?」

男「俺が義務感や何かであの子と仲良くしてると思ってるんですか」

ビッチ母「違うの?」

男「そら違いますよ。俺は単にあの子が好きだから一緒にいるんです。
話してて楽しくて、元気になれて、今日も一日生きてて良かったって思えるんですよ」

ビッチ母「……」

男「ほだされてるのかもしれませんが、俺はこれで幸せなんですよ。できるならビッチちゃんと一生……あっ」

ビッチ母「あ、あだ名?別に気にしてないわよ?あの子ビッチだし」

男「親子そろっておおらかだなぁオイ」

ビッチ母「……単なる私の杞憂だったみたい。じゃあそろそろ上がるわね」

ハラリ

ビッチ母「あ、ごめんなさい」テヘペロ

男「…………ッッ!!!??」





―――



ビッチ「お母さんおそいな……まさか手出してないよね?よね?」

・マジ親子



ビッチ「……」ムスー

ビッチ母「ごめん、ごめんね?でもあれは事故なの」

ビッチ「わかってるよ。別に怒ってませんから。べ、つ、に!」プンスカ

男「(激おこじゃないっすか)」

ビッチ「あー、でもなんでだろ?木こりくんが誘惑されてるの見るとすごくイライラしちゃう……生理かな」

ビッチ母「ふつうに生理じゃないと思うわよ」

ビッチ「え、何、何なの!?」

ビッチ母「それはね、『嫉妬』っていうの」

ビッチ「しっと?」

ビッチ母「好きな男の人が、他の女の子とイチャついてるとイライラしちゃうこと」

ビッチ「……それ!!」

ビッチ母「一人の男の人にそこまで本気になるのって、珍しいわね」

ビッチ「……そーかも」

男「(嬉しいような、恥ずかしいような)」

ビッチ「……あ」

男「?」

ビッチ「もしかして、木こりくん、私のお仕事……イヤ?」

男「あ、ああ……(そういや金貰ってセックスしてんだよな。普通は嫌だけど)」

男「俺はそこまでかな。もちろん内心嫌な気持ちはあるけど、そういう仕事を平気でやっちゃう明るさも含めて好きだからさ」

ビッチ「にへへへ~」ニコニコー

ビッチ母「頬緩みすぎー」

ビッチ「だってぇ~」ニヘラー

ビッチ「はっ、そうだ、今はマジメに考えないと……」

ビッチ母「なんだったら、別の仕事探させてもいいけど?お金は大丈夫よ?」

男「それは彼女に決めさせてあげてください。どんな決断でも、俺はその子の決断を応援します」

ビッチ母「……いい男見つけたわねー!!!」

ビッチ「でしょーー!!!」


男「マジ親子だなぁ……」

・川の字(ガッツリ)



男「布団、二組しかないんですけど」

ビッチ母「私が床で寝るか、くっつけて無理矢理三人、どっちがいい?」

男「なんすかその究極の選択……俺が床でいいですよ」

ビッチ母「それは駄目よ。私手首縦に切るわよ?」

男「反論がえぐい!わかりましたよ!!三人で寝ればいいんでしょ!?」

ビッチ「わーい!」

男「こうなるとは思ってたけど……」


―――


パチン



ビッチ「くー」

ビッチ母「すやすや」

男「(なんて寝つきの良さだ)」

男「(しかし流石ビッチちゃんのお母さん、いい乳をしておられる」

フヨ

ビッチ母「うへへ~」ニヘー

男「(寝ながら触られて喜ぶって……)」

男「(せまいし、めんどくせぇし、片付け大変だけど)」

男「(こういう生活も悪くないのかもしれない)」



男「(まぁ、オナニーする時間だけは欲しいんですけど……)」

今回はここまでです。ビッチちゃん思春期になって恥じらいを覚えて、お母さんが登場しました。
もうちょっとだけ続きます。もうちょいで最終回の予定です

再開します
なんかSS速報落ちてました?

鯖増設してたから入れなかったよ

>>123
なるほどサンクスです
鯖増設する余裕ができたのは喜ばしい事ですねー

・肌晒す系女子


ぽち ぽち ぽち


男「何やってるの?」

ビッチ「ついったー」

男「へぇ、やってたんだ……アカウントみてもいい?」

ビッチ「いいよー。何ならフォローする?」


■ゆるふわびっち
@bichiiiiiiiiiiiiiiiiii

ツイート 650 フォロー 62 フォロワー 5530


男「わぁお」

ビッチ「なんでだろうねー、ふぉろわーさんすごい増えるの」

男「どんなこと呟いてるの?」

ビッチ「今日の下着とかー、お仕事の事とかーお風呂場で自撮りとかー」

男「そらフォロワー増えるわ……」

・そういう言葉だと思ってた


男「性感帯、ねぇ……」

ビッチ「性感帯?」

男「こういう言葉は漢字でわかるのか……」

ビッチ「ちゃんとGスポットや前立腺も知ってるよー」

男「すげぇ」

ビッチ「膣内射精(なかだし)とかもちゃんと知ってるし」

男「あれ?俺の知ってる読み方と違う……」

・夏の思い出っていうか


男「いよいよ夏も終わりかぁ、そういえばビッチちゃんって、夏っぽい思い出とかあるの?」

ビッチ「いっぱいあるよー!」

ビッチ「まず友達と海に行ってー」

男「へぇ、いいじゃん!」

ビッチ「でもやたらナンパされて大変だったなー」

男「それは大変だな……」

ビッチ「それと別の友達と夏祭り行ってねー」

男「おお、夏らしい」

ビッチ「でもやたらとナンパされて大変だったなぁ」

男「……」

ビッチ「それから友達とお買い物に」

男「ナンパされた?」

ビッチ「なんでわかったの!?」

男「そら、ねぇ……」

・気持ちは分かるけど



男「ビッチちゃんて本当色んな服持ってるよね」

ビッチ「うん、自分で買ってきたのと、お客さんからもらうのと、お母さんが買ってきてくれるのと……」

男「そりゃあ増えるわけだ……お気に入りとかはあるの?」

ビッチ「……うーん」

ビッチ「こっちのはデザインが可愛いし、こっちのは……」ゴソゴソ

男「(悩んでるなぁ)」

ビッチ「あ……そうだ、デザインがお気に入りで、すごくよく使ってるのがあるよ!」

男「へぇ、どれ?」

ビッチ「このタンクトップ(\980)と、この短パン(\680)!」

男「高級なブランド洋服よりそっちなんだ……」

ビッチ「まぁ、あれ、よそいきだし……ぶっちゃけ全然着ないし……」

・一子相伝



ビッチ母「トイレのドア、たてつけ悪くなってたから直しておいてあげたわよ~」

男「あ、わざわざありがとうございます」

ビッチ「ありがとねー」

男「ホントお母さん、なんでもできるんだな」

ビッチ「ウチのお母さん、すごいんだよ!炊事洗濯掃除に育児、
裁縫も日曜大工もできて、機械にも強くて株だってできるんだよ!」

男「それで見た目も美人とか……非の打ちどころがない……!?」

ビッチ「うーん、でも」

男「でも?」

ビッチ「すぐ浮気しちゃうのはどうにかならないかな……」

男「……(親子かぁ)」

・マッハ母


テクテク


男「お、あれ前を歩いてるのってお母さんじゃね?」

ビッチ「だねー、今日は斎藤さんかな?」

男「斎藤さん?」

ビッチ「パート先の社員さんだって」

男「へぇ……ん?今日は?」

ビッチ「昨日は沢渡さんでね、一昨日は近藤さん」

男「……」

ビッチ「その前が桟橋さんで、その前が……」

男「一体何人いるんだ!?」

ビッチ「流石にそこまでわからないよー」

男「そんな明確にカウントしてるのに!?」

・フルコンプまであと少し



ビッチ「……うーん」ブツブツ

カリカリ

男「お?珍しいな、勉強?」

ビッチ「違うよ、ビンゴみたいなもんだよー」

男「新井、伊藤、上野、江原、大谷……何コレ、人名?」

ビッチ「お母さんの元カレを五十音で並べてるの!」

男「えっ」

ビッチ「あと『ぬ』と『ん』と『を』と……」

男「そこまでコンプする気なの!?」

ピロリン♪

ビッチ「やった!」

男「え?何?」

ビッチ「お母さんから今メールでね!新しい彼氏の名前が『ンリュバイル=リジョベズラ』さんだって!」

カリカリ

男「…………待って!?どこの国の人!?」

・間



男「そういえば、ビッチちゃんってきょうだいとかいないんだっけ」

ビッチ「………………………」

ビッチ「………………………」

ビッチ「………………………」

ビッチ「………………………んー」

ビッチ「………………………いないと、思うよ」

男「何今の間!?」

ビッチ「義理のきょうだいならもう何人かいてもおかしくないかなぁ」

男「そういうアレ!?」

ビッチ「そもそもわたしお父さんの子なのかな……?」

男「そこから既に!?」

・お気に入りの基準



美少女「……したらさー、あの店長なんて言ったと思う?」

男「さぁ」

美少女「『君くらい可愛い子ならボクとも釣りあうでしょ』って言ったんだよ!?ありえなくない!?」

ビッチ「ありえないねぇ」

美少女「ホンットふざけんなッて感じ!!マジムカツク!!!あーぶち殺してやりたい!!」ダンッ!

ビッチ「大変だねぇ」

美少女「でっしょー?もうあんなクソバイトやめてもっと時給いいとこ行こうかなって」

男「今のとこも高いんじゃなかったっけ?」

美少女「大丈夫、私超絶可愛いからどこでもいけるって。あー時給2万のとこないかなー」

ビッチ「うちでもそこまで高くはないねー」

美少女「性的なサービスはない感じで探してるんだー……」

ビッチ「そっかー、じゃあ力になれないと思うよー」

美少女「あー話したらすっきりした、また来るわ!じゃ!」

トタトタ ガチャバタン


男「うーん……いきなりアポなしで来て一時間愚痴って帰るとは」

ビッチ「木こりくん、よほど気に入られてるんだねー」

男「そうなの!?」

ビッチ「……なんかイライラするねー」ゴゴゴゴゴゴ

男「やめて!その顔で怒らないで!怖い!」

・元気にはなった



ビッチ「肩こるよー……」

男「大変そうだもんねぇ……」

ビッチ「もしよかったら、マッサージしてくれないかなぁ」

男「え?でも俺マッサージとか知らないけど?」

ビッチ「だいじょーぶ!この本に載ってることをそのままやってくれれば!」

男「ならいいけど」


―――


男「こうかな?」

グッ

ビッチ「あっ」

男「え?違う?」

ビッチ「あ、ううん。気持ちいいよ、続けて?」

男「おう」

グッ  グッ  グイッ


ビッチ「あ……ん……ッ、あふ……」ピクッ


男「……」


グッ  グッ グニ


ビッチ「きゃふっ……んあ……ァ……くぅ……ふ……」ピクピク


男「やめよう」

ビッチ「ええーなんでー」

男「ダメだ、これ以上は……何か駄目だ」

・時既に遅し



男「今日はビッチちゃん来ないんだったな」

男「晩飯はコンビニ弁当でも買って食べるか」


―――


チーン


男「お、チンできた」

ゴソゴソ

男「コンビニ弁当食べるの久々だなー。最近はビッチちゃんに作ってもらってばっかりだったから」

モグモグ

男「……」

男「……」

男「……(なにこれまずい……)」

モグモグ

男「(ビッチちゃんの手料理が食べたい)」

男「……」

男「……はっ!?既に胃袋を支配されている!?」

・さらに



男「ありゃ、このシャツ、ボタン外れてやがる」

男「ねぇビッチちゃ……」


シーン


男「(いないんだったッ……!!)」

男「(もうビッチちゃんに依存しすぎだろ!!)」

男「(これはまずい、一人で生活できなくなってしまう!!)」

男「(早めに、『ビッチちゃん断ち』をしないと!!)」



―――


ビッチ「わたし断ち?」

男「そうそう。あまりに依存しすぎてると思ってさ」

ビッチ「別に依存してくれていいのにー」

男「それじゃあ俺が駄目人間になっちゃうんだ。俺のためだと思って」

ビッチ「木こりくんがそこまで言うなら……」

・ビッチちゃん断ち 一日目



男「よーし!今日からビッチちゃん断ちを始めるぞ!」

男「そのために、晩飯は自炊しました!!」

男「……しました」

男「(二人分作っちまった……!!!)」

ピリリリ

男「もしもし、今から我が家で晩飯食わないか」

イケメン『なんでだよ』


―――


イケメン「ビッチちゃん断ち?」

男「そうだ」

イケメン「無理無理、ぜってー続かねぇ、一万円かけていいぜ」

男「言ったな!?覚えてろよ!」

イケメン「そうそう、俺が勝っても、100円でいいから。お前は」

男「どんだけ確定!?」

イケメン「友人から一万も取るのは酷だろ」

男「クッソ、てめぇ金持ちの癖に人の懐具合を心配してくれやがって……!!」

イケメン「意外と金持ちって倹約家多いぞ」

・ビッチちゃん断ち 二日目



TV<ソレデコンナコトニナッチャッタンデスヨ!

TV<ドッ ワハハハ

男「あははははは!」

男「これすげーあるある!わかる!ねぇビッ……」

男「……いない!!いない!!」


―――


男「おはよー、ビッチちゃん今日の朝ごハッ……」

男「トーストを焼きます」


―――


男「ごめんビッチちゃん、スペアキーどこ置いたか知らッ……」

男「……」

男「あ、もしもし店長?今日ちょっとバイト遅刻します……」


―――


男「……」

男「……」

男「……(眠れねぇ)」

・ビッチちゃん断ち 三日目


男「……」

男「……」

フラフラ

友「おい、大丈夫か?」

男「うん」

友「出席取っておいてやろうか?」

男「だいじょうぶ」

友「本当か?」

男「だいじょうぶ ぼく だいじょうぶ」

友「(やべぇ)」

男「だいじょうぶ だいじょうぶ ぼくだいじょうぶ だいじょうぶ」


友「この場合、病院かビッチちゃん、どっちを呼ぶべきなのか……」

・もう限界



ビッチ母『もしもし、木こりくん?』

男「はい?」

ビッチ母『事情に関しては聞いてるんだけど……そろそろあの子と遊んでやってくれない?』

男「しかし……」

ビッチ母『一回だけでいいの、もうそろそろあの子も限界なの……』

男「……わかりました、ぶっちゃけボクも限界です」

ビッチ母『そう!助かるわ』


―――


男「そういやビッチちゃん家初めてだな」

男「かなり普通のマンションだな……でも結構セキュリティガバガバだな」

トントントン

ピンポーン

『はーい』

男「木こりです(俺なんでこんな自己紹介してんだろ)」

『ああ!入って入って!』

ガチャ

ビッチ母「あの子なら部屋にいるから」

男「そうですか(やっとビッチちゃんに会える!!!やったあああーー!!!)」

男「(でも意外とビッチちゃんもドライだよな、三日も会ってないのに連絡さえくれないなんて)」

男「(やっぱ俺なんかに比べてメンタルが)」

ガチャ

ズバァン!!!  ズバァン!!!  ガシャァッ!!

男「えっ?」

ビッチ「木こりくんだーーー!!!」

ギュー!!

男「いやちょっと待って、何点か突っ込んでいいかな」

ビッチ「いいよー」

男「なんで部屋の中にサンドバッグ?」

ビッチ「なんかねー、最近すごくイライラしてねー、何か壊さないと気がすまなくなって―、買ってもらったのー」

男「(ええ……)」

男「じゃあこの、散乱してるガラスの破片とか、木とか……」

ビッチ「うん、100均とかで色々買ってきてねー、へし折ったり、叩き潰したり、割ったりしたのー」


男「(全然平気じゃなかったじゃん)」

・ふだん大人しい子程キレると何するかわからない



ビッチ「木こりくんはもういいの?わたし断ち。木こりくんのためなんだよね?」

男「まぁそろそろいいかなって」

ビッチ「わたしは平気だからねー、木こりくんが続けたいならいくらでも続けていいよー!」

男「平気なの……?ん?何この斧」

ビッチ「これー?最初これでねー、家潰そうと思ってたの」

男「は?」

ビッチ「お母さんにすごい止められてねー、振り払ったらお母さんケガしちゃって、家壊すのやめたのー」

男「え?え?」

ビッチ「だから百均でいろいろ買ってきて、壊したり火をつけて燃やしたりしてるの」

男「これから毎日遊ぼっか!!!」

ビッチ「いいのー?」

男「うん!!!」

男「(この子こんなにバイオレンスな子だっけ)」

・聞いてみた



男「昔からああいう子だったんですか?」

ビッチ母「んなわきゃないじゃない……全部貴方のせいよ……」

男「なんかすみません……」

ビッチ母「いや、貴方はこれからもあの子と遊んでくれればいいから……マジで」

男「(包帯が悲痛だ)」

ビッチ母「昔から、怒ったりすることはあったけど……」

男「……けど?」

ビッチ母「せいぜい怒鳴るかそれくらいで、手が出たのもビンタの一回。
ここまで無茶苦茶な破壊行動に出たのは人生初よ?」

男「うわぁ」

ビッチ母「それだけ貴方の存在が大きかったってことかしらね。
亡くなった瞬間、もう自分を保てないくらいのストレスを感じてたみたいだし」

男「なんかすごい悪い事をしたような気が……」

ビッチ母「大丈夫よ。三日ほど寝てなかったのにすぐ寝たし……」

男「寝てなかったんですか!?」

ビッチ母「眠れないってずっとうるさかったんだけど……」

男「あの子も俺依存か何かなんじゃ……」

ビッチ「依存で済めばいいけど」

男「それより上が存在するんすか!?」

・『覚えてない』



男「というわけで、これからは好きな時に遊びに着ていいから」

ビッチ「やったー!!!」

ビッチ母「よかったわね」ズキズキ

男「(これで一見落着か)」

ビッチ「あ、それよりさぁ、お掃除手伝ってくれない?」

男「ああ、あれ……」

ビッチ「うん。気が付いたら部屋が汚れててね」

男「え?」

ビッチ「ここ三日ほどの記憶がぐちゃぐちゃしててよく覚えてないんだー」

男「それって……」

ビッチ母「……」

ビッチ「何があったんだっけ……わたし断ちをしようって言ってたところまでは覚えてるんだけど」

男「……(か、解離性人格障害……?)」

ビッチ「ひゃあ、きたない」

ゴソゴソ

男「(まさかな)」

今回はここまでです。ビッチちゃん、これからも遊びにきます。
次回あたりが最終回の予定です。

再開します
いよいよ最終回です

・体調不良?



男「……そういや今日はすごいまったりしてるけど、仕事大丈夫?」

ビッチ「あー……今日は休むよー」

男「え?どしたの?体長不良?」

ビッチ「そんな感じー」

男「病院いく?」

ビッチ「そこまででもないよー」

男「おかゆ作ろうか、あ、何か食べたいものとかある?」

ビッチ「……そういうとこ好きだよー」

男「はい?」

・生理だな!←違います



イケメン「……なるほど」

男「どういうことなんだろうか」

イケメン「生理だな!」

男「そうなのか……?前、軽い方だって言ってたけど」

イケメン「重い日かもしれん」

男「なるほど」

イケメン「基本的にセックスするのが仕事みたいなもんだ。生理ならもはや公休レベルだろ」

男「なるほど……」


―――


男「ただいま!」

ビッチ「おかえりー」

男「今日は晩御飯俺が作るよ、グラタンでいいかな?」

ビッチ「いいよー」

男「あっこれ新しいクッション買ってきたから」

ビッチ「わー、かわいいねー、ありがとー」

男「あ、掃除も俺がやるから、ゆっくりしてていいよ」

ビッチ「……生理じゃないよ?」

男「違うの!?」

・そこが好きなの



ビッチ「木こりくんって気の遣い方が下手っていうか、本当露骨だよねー」

男「め、面目ない……」

ビッチ「そういうとこ大好きだよー」

男「皮肉!?」

ビッチ「ううん?フツーに好きだよ?」

男「え、逆に何で?」

ビッチ「なんていうかねー、計算されてないっていうかー純粋っていうかー」

ビッチ「よくわかんない裏とかないからすごい嬉しいの」

男「そんなもんなのか」

ビッチ「そんなもんなんだよ」

これが寝落ちってやつか…

>>156
寝てないよw遅筆なだけですw

・聞いてみた



男「体調不良じゃないの?」

ビッチ「体調不良っていうか……」

男「ていうか?」

ビッチ「お仕事いきたくない」

男「……これは、五月病!?」

ビッチ「今五月じゃないよ」

男「ですよねぇ」

ビッチ「なんかねぇ、お仕事めんどくさくなったっていうか」

ビッチ「急にサボりたくなったっていうか……」

男「そうなんだ……」

ビッチ「うん、何か心配かけちゃってごめんね」

男「いいよ別に、誰にでもあるような事だし」

ビッチ「ありがとー」

ギュ

男「むぶ」

・え?



男「ということがあったんですけど」

ビッチ母「へー、珍しいわねー」

男「え、珍しいんですか?」

ビッチ母「あの子別に、なんでもかんでも投げ出すような子じゃないわよ?
趣味とかも始めたらきっちりやりこむし」

男「確かに……」

ビッチ母「とくにお仕事に関しては、お金貰ってる分、やることはやろうっていう気概が見えたんだけどね。
まぁ、人間いろいろあるし、特に気にしないのがいいんじゃない?」

男「ふむ……」

ビッチ母「あの子の事なんてテキトーに……っていう性格でもないよね、君は」

男「え?すみませんちょっと考え事してて聞いてませんでした」

ビッチ母「いい子だわー」

男「???」

・砂糖吐く感じの日常風景



ビッチ「ぺしぺし」

ペシペシ

男「……ん、何?」

ビッチ「ううん、なんでもない、ぺしぺししたかっただけー」

男「そっか、ぺしぺし」

ペシペシ

ビッチ「うわー、やられたー」

男「ぺしぺし」

ペシペシ

ビッチ「もうやられてるよ?」

男「ぺし……ふっ」

ビッチ「ひいいいいいああああああ!?」ビクンビクン

男「うわ、びっくり」

ビッチ「こっちがびっくりだよ!いきなり耳に息吹きかけるとか!」

男「嫌だった?」

ビッチ「気持ちかった!もっとして!」

男「そういうと思った」

・たのしい



男「……」

ギュッギュ

ビッチ「あっ」

男「痛い?」

ビッチ「ううん?気持ちいいよ」

男「うん、えっと……」

ギュ グイ

ビッチ「もうちょっと右かなぁ」

男「だよね、えっと」

グリグリ

ビッチ「そーそー」

男「お、こうかな」

ギュー

ビッチ「おー!できてる!」

男「あとはこれで」

キュッキュ

ビッチ「かんせー!」

男「おおー!可愛くできてるー!」

ビッチ「えへへー」

男「ヘアアレンジって楽しいな……!!もっかいやってもいい!?」

ビッチ「い、いいけど……何か目が怖いよ」

・収納スペース



ビッチ「スマホなくしたー」

男「手に持ってない?」

ビッチ「持ってない」

男「テーブルの上は?」

ビッチ「おいてない」

男「トイレの中とか」

ビッチ「さっき見てきた」

男「最後に使ったのは?」

ビッチ「さっきLINEしてたから家にあるはずなんだけど……」

男「ポケットの中とか」

ビッチ「はいってない~」

男「鳴らしてみようか」

ヴイーン ヴイーン

ビッチ「ひゃううっ!?」ビクッ

男「……」

ビッチ「あったあった、そうだここ入れてたの忘れてた」

男「(まさか谷間に物が収納できるとは)」

・逆に恥ずかしいパターン



男「行ってきまーす」

ビッチ「いってらっしゃーい」

バタン


ビッチ「ふふふー……いったな~?」

ビッチ「実は今日、レシートの束が捨てられてるのを目撃しちゃったんだよね」

ビッチ「わたしがいないとき、実はAV借りて抜いているのは知っている!
ちゃんと隠してるつもりなんだろうけどごめんね!匂いでわかっちゃう!」

ビッチ「どんなAV借りてるのかな~?」

ゴソゴソ


貸出 3本

『ギャルな友達が家に来て、一緒にAVを見てたらそのまま……』

『友達がビッチすぎてたまらない!』

『無防備でギャルな友達がチラチラ見せてくるから僕は欲情して……』



スッ



ビッチ「……」

ビッチ「……」

ビッチ「……」

ビッチ「見なかったことにしよ」

・顔が見られない



男「ただいまー」

ビッチ「おお、おかえりーっ!?」ビクッ

男「どうかしたの」

ビッチ「べ、べ、べつになんでもないよ!?」

男「(これ絶対どうかしてるな)」

ビッチ「(まさかわたし見たいな女優さんで、今みたいなシチュのAVばっか借りてるなんて……)」

ビッチ「(もうこれわたしとしたいって言ってるようなもんじゃん……!)」ソワソワ

男「何か今日は変だなぁ。敢て追及はしないけど……まぁ話したくなったら話してもいいよ」

ビッチ「う、うん」

ビッチ「(でもわたしというものがありながら他の女優さんで抜いてるんだね)」

ビッチ「(ギャルでビッチなら誰でもいいのかな?)」

ビッチ「(そう考えるとなんだかイライラしてきたなぁ……)」ゴゴゴゴゴ

男「なんで急に怒るの!?」

ビッチ「あ、ご、ごめん!怒ってるわけじゃないの!」

男「じゃあその握りこぶしやめて、こわい」

・どさくさには紛れさせない



男「……なるほど」

ビッチ「それでちょっと変な気分になってました……はい……」

男「いや、なんかごめんね。俺の性癖のせいで」

ビッチ「ううん!木こりくんは悪くないの!わたしが勝手に……」

男「オラーッ!」

ムニュー!

ビッチ「ひゃああああ!?」

男「どっちもどっち!もう謝らない!今ので全部なし!OK?」

ビッチ「う、うん……?(何でおっぱいつかむの……?)」

男「(やわらかかった)お互いすぐ自分のせいって言いだしちゃうのも悪い癖だよね」

ビッチ「(あ、おっぱいの事には触れないつもりだ!触れたくせに!)」

ビッチ「そ、そうだね……これからは気を付けるよー」

男「さ、今日の晩御飯は何がいい?作るよ」

ビッチ「ところで、感触はどうだった?」

男「え?」

ビッチ「わたしのおっぱい」

男「え」

・むしろ嬉しい



ビッチ「別に怒ってるわけじゃないの、むしろ嬉しいの」

男「えっ」

ビッチ「正直、私じゃなくても良いんだと思ってた。だから手を出さないんだと思ってた」

男「……」

ビッチ「でも今触ったよね。どさくさに紛れて」

男「すみません」

ビッチ「あ、謝らないで!?怒ってないの!」

男「えーと……」

ビッチ「うふふ、やっぱりわたしが良かったんだよね、AVなんて所詮だいようひんに過ぎないんだよね!」

男「まぁそうだけど」

ビッチ「やっぱりわたしがナンバーワーン!」

男「(なんか今日ビッチちゃんテンション高いな)」

ビッチ「……で、いいんだよね?わたし、貴方のナンバーワンになれてる?」

男「そりゃそうだよ」

男「ていうかもう、ビッチちゃん以外の三次元の女とか全滅しても困らないし」

ビッチ「二次元は困るんだ」

男「まぁね」

ビッチ「うふふふー、そっかそっか、うふふー」

男「元気だなぁ……」

ビッチ「ぬふふー」

・急展開



男「昨日はあの後ビッチちゃんがすげぇすり寄ってきて大変だったな」


ガチャ


男「ただいまー」


シーン


男「……ビッチちゃん、着てなかったっけ?」

男「ただい……」


ウオエエエエッ!

ビチャビチャ

男「!?」


ガララッ!!

男「何事!?」


ビッチ「……あ、木こりくん」

男「……なにこれ」

ビッチ「ちょ、ちょっと吐いちゃってさ」

男「え……?もしかして」

ビッチ「えっと、うん、何か気持ち悪くなって」

男「(まさか……妊娠!?)」

・とりあえず妊娠検査薬



男「とりあえず妊娠を調べないと!!」

ビッチ「いや、妊娠はしてないから」

男「えっマジ!?」

ビッチ「そもそも生させたことないからね……?」

男「そういうもんなんだ……」

ビッチ「そういうもんだよ……」

男「で、でもとりあえず検査薬だけ買ってこようか?」

ビッチ「わたし持ってるし大丈夫だよ」

男「(女の子の必需品ッ……!!)」

・もうこれ完全に犬じゃん



ビッチ「ていうかね、最近ずっと仕事サボってるんだー……」

男「……ビッチちゃんて、そういうタイプだっけ?」

ビッチ「そういうタイプ?」

男「仕事とか、もっとまじめに行く系かなって……」

ビッチ「うーん……そうっちゃそうなんだけどね?」

ビッチ「最近ね、ずーっと木こりくんの事考えてたら」

ビッチ「お仕事で男の人に触られるのがちょっとずつ嫌になってきて」

ビッチ「今日、流石にそろそろ行かなきゃまずいよねってなって」

ビッチ「考えてたら……吐いてたの」

ビッチ「よくわかんないよね。わたしもよくわかんない」

男「……」

ビッチ「ごめんね、変な話して、今日は帰るね」

男「まぁまぁ座りなよ」

ビッチ「……」

スッ

男「俺とりあえず洗面所掃除するから、お茶でも飲んでて」

ビッチ「いや、それは……」

男「座ってろ」

ビッチ「はいっ♪」キュン

・ビッチちゃんがビッチじゃなくなる日



男「……ふいー」

ビッチ「……木こりくん」

男「ん?」

ビッチ「わたし、おかしいかな」

男「何が」

ビッチ「今まで散々男とっかえひっかえしておいて」

ビッチ「今更こんなこというの」

男「全然おかしくないんじゃないかな」

ビッチ「え」

男「人って簡単な事ですぐ変わるしさ」

男「もうなんていうの?朝言ってたことが夜には変わるみたいなことわざさえあるしさ」

男「これだけの期間、俺と過ごしてたビッチちゃんが変わっても何もおかしくないんじゃない」

ビッチ「そっか、そうだよね」

男「単刀直入に聞くけどさ」

ビッチ「うん」

男「ぶっちゃけ仕事辞めたい?」

ビッチ「うん、もう無理かな。なんか生理的に無理」

男「じゃあやめよ」

ビッチ「軽いねー」

男「良くも悪くも俺たち似たんじゃない?」

ビッチ「わかる」

男「再就職とか」

ビッチ「考えたこともないかなー」

男「バイトとか派遣とか」

ビッチ「なんか資格とってみるよ。頑張る」

男「勉強とかできる?」

ビッチ「無理っぽいけど……頑張ってみる」

男「いや無理だって。向いてない」

ビッチ「は、話振ったのそっちだよ!?」

男「勉強もバイトも、場所によっちゃ無理っしょ。制服さえまともに着られなさそう」

ビッチ「……木こりくん、その言い方って、ひどくない?」

男「だからさ」

ビッチ「ん?」

男「俺が養うよ」

ビッチ「え」

・一回目のプロポーズ?



ビッチ「え、ちょ、え、その、それって」

男「まだ学生だから今すぐってわけにはいかないけどさ」

男「大学出て、働いて、貯金するよ」

男「とりあえず、食べて寝る事ができるようには頑張るよ」

ビッチ「あの、そういう事じゃなくって」

男「最初の方は、ビッチちゃんの自分の貯金で賄ってもらうかもしれないけど」

男「俺も頑張るから」

ビッチ「そっちじゃなくて、そっちじゃなくて」

男「え、何」

ビッチ「そ、それ、プロポーズ?」

男「……まだ早くない?」

ビッチ「言っておいて何言ってんの!?」

・そこはもう決定で



ビッチ「だ、駄目だよそんなの!」

男「えー」

ビッチ「わたしもがんばって働く!仕事探す!」

ビッチ「だから、二人でがんばろ!?」

男「……ってことは、俺とずっと一緒に暮らすことは否定しない感じ?」

ビッチ「あ」

男「……」

ビッチ「ていうか、この生活を辞めるなんて選択肢、考えたこともなかったよ」

男「奇遇じゃん、俺も」

ビッチ「……やっぱり?」ニコ

・そんなこんなで最終回



男「(それからしばらくして――――)」


ビッチ「これで無職だよー!」

ギュム

男「わぷ」


男「(ビッチちゃんは仕事をやめ、男遊びもやめた。もはやビッチちゃんのあだ名はあだ名だけとなる)」


―――


男「部長、この資料はどのフォルダでしたっけ!」

部長「会議A」

男「ありがとうございます!」



男「(俺は中堅メーカーに就職。可もなく不可もない給料だ)」


男「(そして――)」



―――



男「ただいま」

ビッチ「おかえりー!」

ギュム

ビッチ「ごはんにする?おふろにする?それとも……」

男「おふろ」

ビッチ「ちぇー」

男「今日は、一緒に入る?」

ビッチ「……」

ビッチ「……えへ、いいよ?」


男「(俺はビッチちゃんと結婚、幸せな毎日を送っている)」


男「……ビッチちゃん、か」

ビッチ「昔のあだ名なんて持ちだして、どうしたの急に」

男「いやさ、すごい懐かしいなって思って」

ビッチ「そうかな?」

男「うん、あの日々はすごい無駄にだらだらしてただけだけど……」

男「あんなに充実してたのは、何でなんだろうな」

ビッチ「……あなたがいたからじゃない?」

男「その答えがすぐ出てくるところに、なんかすごさを感じるなぁ……」



                                     終わり

というわけで終わりです。終わりですけどあんまりにもオチが無さすぎて平坦なので、後日談をどうぞ。

・後日談1 子どもの名前編



ビッチ「子どもの名前考えたの!」

男「え、できたっけ」

ビッチ「ううん!全く!」

男「……まいっか、それで?」

ビッチ「うん、色々考えてきたから、選んでほしいなって」

男「ほう」

ビッチ「まずはこれ!」


命名:『イケメン』


ビッチ「かっこよく育つかなって」

男「それで不細工だったら目も当てられないよね、却下」


ビッチ「次はこれ!」


命名:『前向き』


ビッチ「前向きな子に育って欲しいなって」

男「直接的すぎ!!」


ビッチ「じゃあこれ!」


命名:『ビルゲイツ』


ビッチ「お金に困らない子に育って欲しいなって」

男「もうどこからツッコんだらいいかわかんないけど、とりあえず蛙の子は蛙ってことか」



―――


ビッチ母「へっくしょん!」

ビッチ母「……風邪かしら?」

・後日談2 結婚しましたっていうよくあるハガキの裏側



男「あ……あいつ、結婚するんだ」

ビッチ「だれ?あ、イケメンくん?」

男「相手はあの性悪美少女かぁ、狙ってたもんなぁ」

ビッチ「きっと幸せな結婚なんだろうねぇ」

男「まぁそれは分からんけど、きっとなんやかんやで二人も仲良くなったんだろうなぁ……」

ビッチ「ふふふ、結婚って幸せだよねー」


――――  事実


イケメン「ふー……今日は飲み過ぎた」

イケメン「水飲んでねよ」

ガチャ……

イケメン「……ッ!?誰だ!?」

美少女「ふふふ……こんばんわぁ~」

イケメン「おまっ……なんだ!こんな時間に!」

美少女「貴方の子種……ちょーだい?」

イケメン「おまっ……ふざけんなよ!合いカギどっから手に入れた!」

美少女「ひ、み、つ……さ、この香りで……」

イケメン「むぐっ……やめろ!なんだこれ……っ!」

美少女「催淫作用のある不思議なおくすりなんだって~……えへへ」

イケメン「くそっ……警察に……」

美少女「ダメだよ~?中出ししてもらうまで帰らないからねー?」

イケメン「く……おのれ……」

美少女「そんなこと言っちゃって、こっちはすごく元気になっちゃったよ♪」

イケメン「……うあ」


美少女「いただきまーす♪」



――――


ビッチ「素敵な結婚生活を送ってるんだろうね~」

男「だなー。知り合いが結婚するとなんか不思議とほんわかした気持ちになれるな=!」





何も知らない事ほど幸せな事はない

・後日談3 新婚初夜っていうかビッチちゃん暴走



ビッチ「……今なんていったの」

男「え?だから……何度も言わせんなよはずかしいな」

スッ……

男「その……しないか?」

キュ

ビッチ「……」

ビッチ「……」

男「あ、あれ?どうしたの?」

ビッチ「わたし今までずっとお預けくらってたんだぁ」

男「そ、そうだね、ごめん」

ビッチ「もうねぇ、お仕事がお仕事だったからさぁ、ムラムラがたまるたまる」

男「悪いことしちゃったな」

ビッチ「いやーもう本当、何回貴方を襲おうかと思って我慢したことか。戒めとして水被ったこともあるよ」

男「辛い事を強いて申し訳ない」

ビッチ「でね?わたしすごい性欲強いって言われるんだー。もう一回始めたら翌々日まで引っ張るんじゃないかってくらい」

男「そうなんだ……それはすごいな」

ビッチ「責任とってくれるよね?」

男「え?もちろん、てかなんの話?」

ビッチ「うりゃああああああああああああ!!!」

ブチブチィーーッ!!!

男「えええーーっ!?シャツを破いたぁーっ!?」

ビッチ「ごめんねえぇーっ!!あとで直してあげるからねぇー!!」

男「何かキャラ変わってないー!?」

ビッチ「そりゃこんだけ待たされたらねぇえーっ!!!!」

男「心の準備だけしてもいいかなーッ!?」


ビッチ「あとでゆっくりさせてあげるよぉぉぉーーっ!!!」



このあと滅茶苦茶セックスした。


おしまい♪

以上です!ビッチちゃんがビッチじゃなくなり、木こりくんが社会人で木こりでなくなり、
ついでに非童貞になってしまったのでこのお話はおしまいです。
長い事おつきあいいただきありがとうございます。ではまたいつか。

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