ヤムチャ「消えろ。ぶっとばされんうちにな」(46)

天津飯「ほう、威勢だけは一人前だなw」


ヤムチャ「フン」



天津飯「餃子、第一試合は俺とあいつを戦わせるようにしろ!」」


餃子「わかった!」

実況「それでは第一試合!! 天津飯選手対ヤムチャ選手の試合です!!」


ヤムチャ「あっという間に白目をむかせてやろう」


天津飯「ほう、それは楽しみだw」



ヤムチャ「・・・・いくぜ!!」 シュンッ

天津飯「見えてるぞ!!」 ガシッ


天津飯「ハッ!」バコッ


ヤムチャ「おいおい、どこを狙っているw」


天津飯「な・・・」

ヤムチャ「新・・・・狼牙風風拳!!!」 


ヤムチャ「セイッ! セイッ!!」バコッ バコッ


天津飯「ゴホォ・・・な、なんて技だ・・・・」


ヤムチャ「おいおい、もう終わりか? つまらんな・・・」



天津飯「ふ、ふざけるな・・・・ドドンパァァァ!!」ズオォォォォォォ!!!

ヤムチャ「カァァッァァァァァァァ!!!!!」 シュワァァァ


天津飯「き、気合いで・・・・消しやがった・・・・」


ヤムチャ「もう・・・飽きたぜ・・・」シュンッ


天津飯「き・・・きえ・・・・」


ヤムチャ「じゃあな」バコッ

天津飯「む、無念・・・」バタ


実況「はい、ヤムチャ選手の勝利で~~す!!」


悟空「すげぇなヤムチャ!! オラもやばいかもな・・・」

決勝


実況「8・9・10!! 孫選手立てません!!
   ヤムチャ選手の優勝で~す!!」


ヤムチャ「もっと修行するんだな、悟空」


ブルマ「ヤムチャ、おめでとう」


ヤムチャ「さて、こんなんで満足する俺じゃない。
     長く修行にでるとするか」

3年後・・・

天下一武道会


実況「それでは4試合目! シェン選手対ヤムチャ選手の試合です!!」


ヤムチャ「かまいませんよ。そちらから攻撃してもらって」


シェン「では・・・お言葉に甘えて」ニヤッ

シェン「ハッ! ハッ!!」


ヤムチャ「ク・・・」


シェン「いけませんね・・・貴方は私のことを
    雰囲気やしぐさで判断してしまいましたね・・・・」


シェン「それでは真の武道家にはなれませんよ」


ヤムチャ「な・・・・・」

シェン「足元がおるすですよ」バコッ


ヤムチャ「ぐはぁ!」


シェン「では・・・終わりとしますか」シュンッ ドカッ


ヤムチャ「・・・・なんてな!」バシッ


シェン「な、なんと・・・」

ヤムチャ「あんた神が乗り移ってんだろ?」


シェン「ど、どうしてそれを・・・」


ヤムチャ「やれやれ、ドラゴンボールを作った奴がどんなものかと
     期待していたが・・・・」


ヤムチャ「どうやら俺の見当違いだったようだな」シュンッ


シェン「え?」


軽く首に手刀を放つヤムチャ


シェン「・・・」パタッ

実況「8・9・10・・・・シェン選手立てません!!
    ヤムチャ選手の勝利です!!」


悟空「全然見えなかった・・・」


ピッコロ「次はあいつとするのか・・・・」

実況「それではマジュニア選手対ヤムチャ選手の試合を始めます」


ヤムチャ「ようピッコロ大魔王、いや、生まれ変わりってところか」


ピッコロ「貴様・・・気付いていたな・・・・」


ヤムチャ「感謝しろよ、俺が貴様の退治してたら完全に無にしてたからな」


ヤムチャ「しかし、俺が退治したら悟空たちの修行にならんからな!!」


ピッコロ「ほざけ!!」バシュッ


ヤムチャ「遅い!!」バコッ

ピッコロ「ぐはぁぁ」ヨロヨロ


ヤムチャ「おいおい、仮にも大魔王さんがもうおねんねか?」


ピッコロ「なんてでたらめな強さだ・・・・」


ヤムチャ「か・め・は・め・・・・・・・波ぁぁぁっぁぁっぁぁぁ!!!!!」


ピッコロ「ぐおぉぉぉぉぉぉぉ」


実況「おおっと、マジュニア選手! 遠くに吹っ飛ばされました。
    場外となりますので、ヤムチャ選手の勝利です!!」

ヤムチャ「フン。奴を消してしまうとドラゴンボールが消えてしまうからな」


悟空「つぇぇ、つぇぇぞヤムチャ・・・・」


天津飯「なんて並はずれたパワーとスピードだ・・・」

決勝


実況「8・9・10!! 孫選手立てません!!
   ヤムチャ選手の優勝で~す!!」


ブルマ「二連覇おめでとう、ヤムチャ!!」


ヤムチャ「ああ、しかしもう地球ではやることが無くなってしまった。」


ヤムチャ「ブルマの父さんに宇宙船を作ってもらって
      宇宙に旅にでるとするか」

5年後


ラディッツ来襲!!


死闘を繰り広げる悟空とピッコロ


激闘の末、悟空を犠牲にしラディッツを倒す

クリリン「一年後・・・・こいつより強いのが2人もくるのか・・・」


ブルマ「もう、こんな時にヤムチャったらまだ帰ってこないんだから」


クリリン「とりあえず1年後には悟空も生き還るし、
     その頃にはヤムチャさんも帰ってきますって!!」

1年後


ピッコロ「ついに来やがったか・・・・」


悟飯「す、すごい気だ・・・・」


ピッコロ「む、強い気がこちらに向かってるな」

クリリン「ピッコロ・・・それに悟飯も・・・」


ピッコロ「どうやら、2人はこちらに向かっているみたいだな」


クリリン「あ、天津飯に餃子も!!」


天津飯「待たせたな!! しかしすごい気がこちらに向かってるぞ」

ブシューーーーン


ブシューーーーン


ナッパ「おい、どうやらお待ちかねのようだぜ!!」


ベジータ「そのようだな


ピッコロ「お前ら・・・念のために聞くが何しに来やがった」

ナッパ「俺たちの目的はドラゴンボールとやらだ!!」


ナッパ「死にたくなければよこすんだな!!」


ベジータ「そうだ、サイバイマンがあと6粒ほど残ってただろ?」


ナッパ「へへ、ベジータもお遊びが好きだぜ・・・・」

ナッパ「この土ならいいサイバイマンが育つぜ・・・」

ズブッ ズブッ

ポトッ ポトッ


ポタッ ポタッ

ムクッ ムクッ


サイバイマン「グエェェェェ」


クリリン「なんか気持ち悪のがでてきたな」


ピッコロ「気をつけろ・・・戦闘力は確かなものだ」

クリリン「なにか・・・・近づいてくる・・・」


ブシューーン


ヤムチャ「遅くなったな」



クリリン「ヤムチャさん!!」

ヤムチャ「気持ち悪い化け物がいるな・・・・
      全員サイヤ人とやらか?」


クリリン「いえ、あいつらは奴らが作り出したサイバイマンとやら
     らしいです。」


ヤムチャ「よし、ここは俺にやらせてくれ!
      遊びじゃないところを分からせてやるぜ」


ナッパ「サイバイマンを甘く見るなよぉ!!」

ヤムチャ「ニヤッ」ッシュン

バコッ


サイバイマン「グゴォォォ」


ナッパ「一撃で・・・サイバイマンが」


ヤムチャ「ふん、もろいもんだな」

ベジータ「ニヤッ」


クリリン「ヤムチャさん!! うしろ!!」


サイバイマン「ぐえぇ!!」ガシッ   


ヤムチャ「な・・・・・」


ドゴォォォォン

ベジータ「クックック、それでいいんだ!」


クリリン「ヤムチャさん!!!」


ナッパ「な・・・・・」


ヤムチャ「おい・・・服が破けてしまったぞ・・・・」


ベジータ「む、無傷だと・・・・」

天津飯「大丈夫か?」


ヤムチャ「おい、服が破れてしまったではないか・・・・」


ピッコロ「奴の気が・・・とんでもなく上昇しているぞ・・・」


ナッパ「残りの奴ら・・・全員あいつにかかれぇ!!」

サイバイマン「キェェェェェ!!」


ヤムチャ「はぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ドゴォォォォォオン



天津飯「なんてパワーだ・・・・」


ベジータ「サイバイマンが一瞬で・・・・はっ!」

ベジータ「な、ナッパ?」


ピッコロ「どうやら同時にあのサイヤ人も消してしまったみたいだな」


ベジータ「ま、まさか・・・・」


ヤムチャ「おい、貴様! 俺の服をどうしてくれるんだ?」


ベジータ「き、貴様ナッパを・・・・」

ヤムチャ「やるのか? フリーザの下僕が?」


ベジータ「貴様・・・・フリーザを知っているのか?」


ヤムチャ「ああ、たまたま修行中に寄った星を荒らしていたんでな・・・」


ヤムチャ「手ごたえのある奴だったよ」

ベジータ「いや・・・まさか・・・・」


ヤムチャ「俺より弱いやつの下僕が俺に勝てるとでも思ってるのか?」


ベジータ「そんな・・・貴様ごときが・・・・」


ヤムチャ「俺は怒っている。あの服はお気に入りだったんだ・・・」ゴォォッォォ


ピッコロ「なんて・・・でたらめな気だ・・・」


天津飯「すげぇ・・・」

ヤムチャ「今・・・俺の下僕になるなら許してやる。
     だが・・・地球で暴れるとなれば別だ。」


ベジータ「・・・・・・・・・わ、分かった・・・・」


ヤムチャ「ま、お前なんかいつでも殺れる。そのことを忘れるな」


ベジータ「く・・・・」


クリリン「す、すげぇ。あのサイヤ人を」


天津飯「だれも死なずに済んで何よりだ」

cp

ブルマ「あら、ヤムチャ帰って来たのね!!」


ヤムチャ「ああ、長いことほったらかしてすまなかったな」


ブルマ「いいのよ・・・ところで・・・隣の人は?」


ヤムチャ「ああ、悪さをしに来たサイヤ人とやらだ。
     今日から俺の下僕だから、ここでこき使ってくれ」


ブルマ「ふふ、ちょうど汚れ仕事する人が居なくて困ってたのよ」


ベジータ「クソッタレェェェェェェェエ!!」

ヤムチャ「ブルマ・・・・そろそろ俺たちも一緒にならないか?」


ブルマ「ヤムチャ・・・その言葉を待ってたのよ・・・」


ヤムチャ「これから・・・・幸せな家庭を築いていこう・・・」



ブルマ「ヤムチャ・・・・」


ヤムチャ「ブルマ・・・・・」

ヤムチャは一瞬何が起こったのか理解できなかった。

人造人間20号に口をふさがれた瞬間、腹部に手刀がめり込んだ。


初めから少ないパワーを吸い取られ、今にも死にそうなヤムチャ。


悟空「クリリン、さっきのところに仙豆を置いてきた!
   まだ大丈夫だからヤムチャに食わしてくれ!」


クリリン「分かった!!ヤムチャさん! しっかり!!」


人は死ぬときに、一生の思い出を走馬灯のように思い出すといわれる。

その思い出はちょっと美化されてしまうのかもしれない。




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