サカキ「ミュウツーを捕まえにいこう。」(58)


ーーーロケット団本部


私の名前はサカキ。ロケット団のボスだ。

私は最近とある地方まで行き、ジョインなんとかとやらで一等を当て、なんとマスターボールを手にいれた。

…嗚呼なんて素晴らしい!!マスターボールだ!!
これであの伝説のポケモン「ミュウツー」が捕まえられる!!

よし…準備は出来た!!

私は黒いスーツを纏い、シルクなハットを被る。

そして、いつもと変わらない厳つい…いやダンディな顔を鏡に写すーーー。

サカキ「…うーん。今日もイカしてるなぁ」ニヤッ

本部を部下に任せ、私は華麗にクロバットに股がりハナダシティへと飛び立つ。

ーー実にcoolだ…!!

クロバット「………」バサバサ

この調子で書いていきます。

ロケット団解散してなかったらと考えて下さい。

人来たらまた書いてく


ーーー上空

私が何故「ミュウツー」を捕まえたいのか。

カントー征服?…違う。
ロケット団の戦力の為?…違う。
自己満足か?…いいや違う。

息子にプレゼントするのだ。

まぁ肝心な息子は二年前に出ていってしまったからな。

ーー
ーーーー
ーーーーーー

…回想

ーーートキワジム地下

シルバー「なんで…なんでだよ親父!!」

サカキ「…仕方がないのだ息子よ。私が出来るのはこれぐらいだ。」

シルバー「親父に期待した俺が馬鹿だったよ…最強のポケモンを用意してくれるって言ったのに!!」グッ

「俺は出ていく…。こんな弱いポケモン要らない!!」

サカキ「待て!!話を聞け!!」

シルバー「俺は俺のやり方で強いポケモンを手に入れる!!親父なんか知らねーよ!!」ダッ

サカキ「シルバァァァァァッ!!!!!!!!」ブワッ

回想終り

ーーーーーー
ーーーー
ーー



サカキ「クロバットよ…。」

クロバット「……?」バサバサ

サカキ「私の何処が悪いのだ?私はあの日確かに最強のポケモンを用意した。」

クロバット「……バー?」バサバサ

サカキ「どんなポケモンか?…聞いて驚くなよ。」

クロバット「…バー!!」バサバサ

サカキ「そのポケモンは…






コラッタlv1
わざ、がむしゃら、でんこうせっか
持ち物…きあいのタスキだ…」

クロバット「……(そりゃ息子も出ていくなw)」バッサバッサ


ーーーハナダシティ

私は降下するクロバットから華麗に飛び降りた。飛び降りぐらいは私にも出来ることだ。

ポケモンセンター前に降りた私は、クロバットをモンスターボールに戻し、ポケセンの中に入る。

親切な自動ドアが開きポケモンセンター独特の香りが私を出迎えるーーー

やはりカントーのジョーイさんは美しい…。


私はパソコンに向かう。
しかしそれをやめる…。
暫く考える。いや、考えるのは時間の無駄遣いになるだけだ。
そして決心する!!

サカキ(私は自分の力でミュウツーを捕まえる。ポケモンの力に頼っては駄目だ。息子に…シルバーに私は凄いという所をみせてやる!!)フフフッ

…周りは私を変な目で見ていた。


私はポケモンセンターを出た。
ハナダシティ…確か三年前、我ロケット団はハナダシティのある民家を襲った。

何故か?それはある「わざマシン」を手に入れる為だ。

それがこの私のスーツケースに入っているわざマシン「あなをほる」だ…!!

何故このわざマシンを奪ったのかは、忘れてしまったがな…。
ついにボケたか?
いや何かに使おうとしたが、そこからは忘れてしまっている。

サカキ「人間というモノは本当に馬鹿だな…。」スタスタ

私も人間だがなーーー。

こんちわ~
んじゃ書きます。


あらすじ

ーーーミュウツーを捕まえに行くことになった私は、アジトを部下に任せクロバットに華麗に股がりハナダへと飛んだ。

そして様々な思いを胸に、自分自信でミュウツーを捕まえようと決心した。
ゴールデンボールブリッジをぬけ今、私の目の前にはギャラドスの様な荒い波がザブザブとーーー。


ーーザブン!!ザブン!!ザブン!!

サカキ「ふははははっ!!!!この私が泳げないとでも思ったかッ!!!!私自身が!!!!なみのりをすれば良いのだ!!!!」ザブン!!ザブン!!

…そう、私はこんな日がきっと来ると思いアジトのプールでスイミングをしていたのだ…!!

この素晴らしいバタフライを見よ!!!!

今の私はおそらく、すいすい持ちキングドラにすら負けない!!
りゅうのまい?知らんッ!!!!


ーーーハナダシティ

ハナダの洞窟…。
私はこの場所に覚えがある。
小さい…まだ子供の頃の記憶だ。
確かーーー

ーーーーーーー
ーーーー
ーー


回想

「サカキ!!早くしないと置いてくぞ!!」タッタッ

サカキ「待てってば!!ったく…ズバット、俺をあの洞窟まで連れてって来れ!!」

ズバット「バー!!」バサバサ

「あっ!!サカキずるいぞ!!」

サカキ「お前にはポッポが居るだろ。」

ハハハッ…


サカキ「おーい!!先に行ってるぞー!」

「待ってよー」タッタッ

ーー
ーーーー
ーーーーーー


サカキ「…もうあの頃には戻れない。」グスッ

サカキ「さて、行くぞ。」




ーーーハナダの洞窟

…まず一つだけ。

ーー暗いッ!!ーー


暗い…しかしここで諦める訳にはいかない。
そこで私は思い付く…。



ーーーーーー
ーーーー
ーー
私自身が!!
フラッシュを使うッ!!!!
ーー
ーーーー
ーーーーーー


サカキ「ッはあぁァァッ!!!!!!!!!」ピカーッ

私のキズ一つ付いていない額はピカチュウの電撃の様に輝いた。

ーーー素晴らしい…これぞ人間の秘められたチカラ…。

…うおっ!?眩しいっ!!!!

暫くして洞窟の辺りが見えるようになった。
そして私は異変に気付く。






ーーー眩しすぎて辺りのポケモンが失神していた…!!
まったく…やれやれ…。


ゴーリキー「………」ピヨピヨ

ワンリキー「………」ピヨピヨ


今、私の目の前で失神しているこの二匹は親子の様だな。
…親子。

あの時を思い出す。

ーー我々ロケット団は三年前、あるガラガラを殺した。
そのガラガラは子のカラカラを連れていたと言う。
当時の私はポケモンを道具の様に扱っていた…。


ーーポケモンは道具

ーー使えんな…。

ーー構わん、殺せ。


…しかし、今は違う。
ロケット団員にはポケモンを大切にといつも言っている。
しかし我々の目的を忘れた訳ではない。

…そうだ。奪ったポケモンは大切に、だ。


ーーーハナダの洞 奥のほう

何故か知らないが、岩が並んでいるな。「いわくだき」か?

…私を舐めるな。こんな日がきっと来ると思いアジトの格闘場で瓦割りをしていたのだよ。

ふははははっ!! ドガッ


どんな岩があろうが、今の私には立ち塞がることは不可能ッ!! ドガッ
…そう、カイリキーだ!! ドガッ
カイリキーのばくれつパンチ並みに…いやそれ以上だ。 ドガッ

ノーガード?ふざけるな。 ドガッ
今の私なら100%あたる。 ドガッ
かげぶんしん六回積んでも無駄だ無駄だ無駄だッ!!!! ドゴォッ!!


ーーハナダの洞窟 もっと奥のほう





「…くそっ!!」グッ

サカキ「…!?」


私はその場で硬直した。
何故ならば今、目の前で悔しがっている人間はーーー




「………!?」ビクッ

サカキ「……久しぶりだな、シルバー…。」


シルバー「………」ギロッ

サカキ「シルバー…何故お前がここに?」

シルバー「……んだよォ」

サカキ「…な…なにッ!?」

シルバー「ミュウツーに逃げられたんだよォ!!!!!!!!」グワッ

サカキ「な…なんだと…!?」


ーー息子は言った。最強のポケモンを手にいれたかったと…。

やはり私の息子だ…。最強を求めようとする。


シルバー「…まだまだ修行が足りないけど、ミュウツーはグレンがどうのこうのとか言っていたな」

サカキ「シルバー…お前はまた行ってしまうのか…?」

シルバー「…行くに…決まってんだろ。」グッ


ーー私は考えた。やはり「最強」というモノは自分で手に入れるモノではないか…?


サカキ「ならばシルバーよ。これを持って行け」スッ

私はスーツケースからアレを取り出した。

シルバー「……これは!?」

サカキ「マスターボールだ!!」

ーーーーー


ーーーハナダシティ 洞窟前


私は息子に別れを告げ、息子がいつか最強になることを祈った。

やはり思う。「最強」とは自分で手に入れるモノだ。

ーーそして、私はやはりcoolだ…。

サカキ「クロバット!!!!」

クロバット「バー!!!!」バサバサ

私は再びクロバットに華麗に股がりハナダシティを飛び立った。

空は…青い…。


サカキ「ミュウツーを捕まえにいこう。」終

終わりました。短いですけど、見てくださった方々ありがとうございました。

一応時系列を…



三年前、ロケット団活動

二年前、シルバー家出

一年前、ラジオ塔占拠

現在、最近イッシュ地方へ旅行に行き、マスターボールを手に入れミュウツー捕獲作戦。しかし、シルバーに全てを託す。


ジョインアベニューは、既に発展してるってことでオナシャス!!

ちなみにこれの続編みたいなの考えてるんですけど…。
どうしようか…。


ーーー上空

シルバー視点


あのミュウツーは普通のミュウツーじゃない。
俺は確かに見た…。
ヤツは鎧兜を被っていた。
そして俺はそれを収集した。

…なんでだよ。
なんで鎧兜に刻まれてるんだよ。





ーーサカキ…親父の名前がッ!!!!

ーーーグレンタウン

シルバー「…ポケモン屋敷」

当然だ、最近の噴火でグレンタウンはポケモンセンター以外なくなってしまった。
こんなところに何があるんだか…。

シルバー「…ん?」チラッ

…人が立っている。
しかもなんだ!?あの火山のでかい穴ボコは!?

聞いてみるか…。

シルバー「…すみません。この穴はアンタがやったのか?」

「………」フルフル

シルバー「じゃあ誰が…!?もしかしてミュウツーか!?」

「………!?」クルッ

シルバー「…あ…あんたは…!?」

「…ミュウツーを知っているんだね。…わかった、僕の名前を教えよう。」

「僕の名前は…」


ーー彼はモンスターボールからポケモンを出し、そのボールから出したポケモンを肩に乗せてこう言った。









ーーーーレッドーーーー


ーー全ては初めての冒険に還る


博士!!僕にポケモン下さい!!

あっ!!ずりーぞレッド!!
じいさん俺にもくれよ!!

まぁまぁ慌てるな二人とも


ーーかつてのチャンピオン

トキワの…森…?

今から随分前に火事があったんじゃよ

そうなのか…

ーーロケット団

お前らは誰だ!?

オツキミ山は我々ロケット団が占領した!!

ロケット…団…!?


ーーミュウツー

ガラガラを殺したのはお前か!!!!

…まぁそう怒るなよ
ミュウツーのことは聞けた

待て…


ーーサカキ・本来の目的


私はサカキ
ロケット団のボスだ

…アンタの目的は何だ


ーーーーミュウツーだ


ーーー全ては…この男が知っている…。






レッド偏に続く…


ってのを初代を元に作っていきます。
ミュウツー捕獲はまだ書きません。

次はレッド偏なので次スレで会いましょう。
ではさらば~


サカキ「皆もポケモンゲットだぜ!!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom