提督「艦娘戦隊を結成せよ?」 (1000)

提督「艦娘戦隊?それって水雷戦隊的な意味合いの戦隊とは違うのか?」

大淀「わざわざ任務で来るくらいですから違うでしょうね、おそらくレンジャー的な意味かと」

提督「……ほぉーう…よし、その任務受けるぞ。受注の手続きさせてくれ大淀」

提督(レンジャーかぁ…実はそういうの好きなんだよなぁ……誰で戦隊組もうかな……レッドは名前と色的に赤城とかどうだろう……じゃあブルーは蒼龍?羽黒はブラックってキャラじゃないけど……)そわそわ

大淀「はい、面白そうだったので既に私が任務を受けて艦隊を組んでおきましたよ!」

提督「大淀ァッッ!!!!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410076296




提督「何!?お前が!?勝手に任務を受けて!?勝手に艦隊を組んだの!?」

大淀「 や り ま し た 」

提督「それ違う人のセリフ!!え!?お前今秘書艦ですらないよな!?任務娘の立場だよな!?」

大淀「いやですね提督、仕事が早いだなんてそんなに褒めないで下さいよぉ///」(てれてれ

提督「……いやうん、なんかもううん、いいや」

大淀「それよりも提督!せっかくだから私が組んだ艦娘戦隊見てって下さいよ!結構自信あるんですから!」

提督「くっそーこいつ楽しそうだな。俺もやりたかったなぁ……」(涙目

大淀「さぁみなさん出て来て下さいどうぞ!!」




川内「レッド、川内参上!!夜戦なら任せておいてよね!!」

大淀「大淀、ブルー!不要な艦は、解体して差し上げます!」

白露「いっちばーん!!」

夕張「夕張メロン!!試し撃ち、ご所望ですか?」

青葉「恐縮です青葉ですぅ!何々?何の話ですか!?」

天龍「天龍ブラアァックッ!!!フフフ……カッコ良いか……?」

「「「「「六人揃って!!艦娘戦隊カンコレンジャー!!!!」」」」」



提督「大淀ァッッ!!!!」



大淀「はいなんでしょう提督?」

提督「なんでしょうじゃねーよお前これ自分が戦隊やりたかっただけだろ!普通に混ざってんじゃねーよ!!」

大淀「こんな素敵な任務に自分を組まないという選択肢があるとでも?」

提督「くっそこいつなんて純粋で迷いのない目を……!」



提督「…まぁいい、次、白露」

白露「はい!一番です!」

提督「名乗れ」

白露「えっ」

提督「いっちばーんじゃなくてな、名乗れ」

白露「でも白露一番艦だし……」

提督「周りを見ろ、こいつら実は全員ネームシップだぞ。一番艦だぞ。」

白露「えっ」


大淀「…………」←大淀型
川内「…………」←川内型
夕張「…………」←夕張型
青葉「…………」←青葉型
天龍「…………」←天龍型


白露「………ふぇっ……」(ブワッ




白露「うわーんいちばんだもーん!!白露だっていちばんだもーん!!!」

大淀「泣ーかしーたー泣ーかしたー!けーんぺーいにーいってやろー!」

青葉「明日の鎮守府通信の見出しは『白露型一番艦に涙!提督と一体何が!?』で決まりですね!」

提督「やめろぉ!!あらぬ疑いがかかる!!」

天龍「やれやれしょうがぇなぁ、白露は俺に任せておいてちゃっちゃと話を進めな」

提督「やだ天龍すごいイケメン」(キュンっ

夕張「まったくもうしょうがないですねー提督は」

提督「お前よりはしょうがなくねーよ」

夕張「?」(きょとん

大淀さんのキャラが酷い
キャラ崩壊注意くらい書いて置いてくれ



提督「メロンってなんだよメロンって色ですらねーよ」

夕張「……メロンみたいになれないかなーって……」

提督「何が……あ、うんごめんこれ以上訊かない」

提督「で、お前の配色はグリーンでいいの?」

夕張「いいえメロンです」

提督「………ええーっと…戦隊って基本的に色でキャラ付けするよな?」

夕張「そうですね、オーソドックスなのは赤、青、黄、緑、ピンクの五色ですかね」

提督「……で、お前は?」

夕張「メロンです」

提督「色にしろって言ってんだろうがぁ!!!!」

>>8

すみません。遅ればせながらキャラ崩壊注意です。

キャラをバカにしたようなキャラ付はしていないつもりですが不快にさせてしまうこともあるかもしれません、

その時はごめんなさい



提督「なんで!?なんでそこまで解ってて色じゃないのお前!?」

夕張「だって!メロンになりたいんですよ!!せめて名前だけでもメロンを背負いたいんですよダメですか!?」

提督「惨めだぞ!?そういうつもりでメロンって名乗って今のお前が出てきたらすっごい惨めだぞ!?」

夕張「やだー!メロンがいいー!!私はメロンになるんですぅー!!!」

提督「話が通じねぇこいつコンプレックスの塊じゃねーか!!」



青葉「さてさて、場も盛り上がって来たところですが……そもそもこれってなんの集まりなんですか?」

提督「おい解ってなかったぞこいつ!?」

大淀「ふふふ、青葉さんは私たちの勇姿をカメラに納めて貰う為にお呼びしたんですよ」

青葉「なんだか良く解りませんがとりあえず大淀さん達がこれから何かするのを撮っていれば良いんですね?」

大淀「それにこの戦隊って軽巡4に駆逐艦1って艦隊としてバランスがあまり良くないじゃないですか?」

提督(自分で組んどいて何言ってんだこいつ)

大淀「そこで重巡の青葉さんを入れることで、カメラ担当のついでに砲雷撃戦の火力アップを図る意図があるんですよ!

更に照明灯もしっかり積んでいるので夜戦中でも撮影の用意はバッチリです!」

提督「………つまり青葉は、昼戦では砲雷撃戦しながら写真撮って、夜戦では照明灯着けて囮になりながら砲撃しつつ写真を撮ると?」

大淀「そうです。」

提督「青葉の負担!!!!」



青葉「よぉーし、良く解んないけど、青葉頑張っちゃいますよぉ!」


提督「考え直せ頑張らなくていいぞ青葉!!こいつは鬼だ!!」


大淀「絶対に良い写真を撮らせてあげますから期待していて下さいね青葉さん!」


青葉「わぁ楽しみだなぁ!丁度この前新調したカメラを試したかったところなんですよぉ!」


大淀「ふふふふふ………っ、本当にもう楽しみにしていて下さいね………」


提督「この鬼畜任務メガネ………っ!」




白露「ぐすっ……ぐすん…………」


天龍「おぅおぅもう落ち着いたか白露」


白露「うん……ありがとね天龍ちゃん……!」(ニパーッ


天龍「チッ……横でわんわん泣かれるのが目障りなだけだ、あんな事で泣かなくても良いくらい強くなりな。それまでは何度でもすぐに泣き止ませてやるからよ。あとちゃん付けすんなっての」


白露「天ちゃん………っ!」(キュンっ


提督「おう天龍、白露はどうだ?」


天龍「見ての通りだ。ったく面倒な役回りだぜホントによぉ」


夕張「ふぅーん」(ニヤニヤ
大淀「へぇー」(ニヤニヤ
青葉「ほぉーう」(ニヤニヤ


天龍「……なんだよお前ら」




提督「天龍」


天龍「あぁ?」


提督「ありがとう」


天龍「ん!?あ、おう…?何がだよ?」


提督「お前は普通でありがとう……!カッコ良い!間違いなく格好良いぞ天龍ブラック……!!」


天龍「なっ…!なんだよあったりめーじゃねーか!俺様はカッコ良いんだよやっと提督も解ったかよおっせーなー!!///」


提督「しかも褒めたらこうやってすぐ照れる!何これ可愛い!可愛くてカッコ良い!!」


天龍「かぁーわいいはいらねーっつーのぉー!!龍田みたいな事言ってんじゃねーよ!!///」


提督「ははは憂い奴憂い奴!」




川内「おっっそおぉーーーーーいっっ!!!!!」(ドゴーン


天龍「ぐあああぁっっ!!??」(中破!


白露「天ちゃーーーーーーーん!!!!????」


提督「なんだビックリした島風かと思った!!」


川内「なんで!?何してんのみんな!?出撃ドックでずっと待ってたのに誰も来ないんだもん!早く行こうよ夜戦しようよ!!」


提督「やけにおとなしいと思ったらお前先走って一人でドックに行ってたのか」


川内「そんな事はどうでもいいじゃん!早く夜戦夜戦やーせーんーっ!!!」




提督「焦って早く出撃しても夜は早く来てはくれないぞ」


川内「えっ、……そっ、そんなこと解ってるよ!うずうずしてるの!じっとしてらんないの!!ねぇ提督早く出撃させてよー!ねぇーってばぁー!!」


提督「少なくとも今お前が中破させた天龍の入渠待ちかな」


川内「あっ、その、天龍…ごめん、ねっ?」


天龍「ってて……ったく別に気にしてねぇよ。ただ次からは気を付けろよな」


川内「今回は天龍の入居待ってらんないから置いて行くけど、次は一緒に出撃しようね!」


天龍「おい」



提督「そういえばなんで川内をレッドにしたんだ?」


大淀「マフラーが格好良かったからです。」


提督「今なんつった」


大淀「マフラーが格好良かったからです。」


提督「大淀………」


大淀「提督………」



ガシッ



提督「解る…解るぞ!マフラーはヒーローのたしなみだよなぁ大淀ぉ!!」


大淀「ふふふっ、流石は提督解ってらしゃる!しかも川内さんの改二の衣装ちょっと赤っぽいですしね!是非レッドにと思いましてね!」


川内「へへへーっ、いいのいいのそんなに褒めなくってもーっ!」



\わいのわいの/



天龍「………俺入渠してきて良いか?」





天龍が入居している間提督と大淀はヒーロー談義に華を咲かせていた


白露は天龍の入渠を見守っていた


夕張は新型パッドの開発で忙しかった


青葉はカメラを磨いていた


川内は先走って三回程単艦出撃して小破して帰ってきたので結局天龍と同じくらいの時間に入渠ドックから上がった




!次回予告!


いよいよ出撃の用意が整ったカンコレンジャー、その前に巨大な壁が立ちふさがる!


これは天が彼女達に与えた試練なのか!?


初陣の海で見るものとは一体………!?



次回、艦娘戦隊カンコレンジャー


『カンコレンジャーって名前がダサいから名前は適当にまた考える。』

お楽しみにしないで下さい!!




???「艦娘戦隊か……人間共も無駄な事を………」


???「しかし私達の領域にズケズケと入り込んで来るのは少し鬱陶しいわ、何か手は打っておかないとね」


飛行場姫「この飛行場姫に逆らう事の愚かさを、思い知らせてやるわ………!!」



とりあえず今はここまで
次の投下で多分出撃します


続きは来れたら深夜にまた

どうも>>1です

続き書きます



深海


飛行場姫「人間共が艦娘戦隊とやらを結成したらしいわ、まったく無駄な足掻きとはこの事よね」


港湾棲姫「……放っておけば良いわ、私はこの海の底で穏やかに生きて行けるならそれで良い……」


離島棲鬼「懲りない子達………」


中間棲姫「フフフ……ノコノコとまた来るか………何度でも、沈めてやる……!」


北方棲姫「空母!?空母は!?ゼロは!?烈風は持って来る!?」(キャッキャッ


港湾棲姫「……ほっぽちゃーん?今は真面目な話をしているから静かに、ね……?」


飛行場姫「因みに相手に空母は一隻もいないらしいわ」


北方棲姫「えっ…じゃあいい……コナイデ……」(しょぼーん





飛行場姫「さて、じゃあ誰を歓迎によこそうかしら?」


中間棲姫「おや、てっきりそちらが直接動くものだと思っていたのだが」


飛行場姫「まさか、いきなりクライマックスじゃあつまらないでしょう?
まずは小手調べと行かせてもらうわ………」






地上


大淀「それでは提督、行って参ります!」


提督「……ここの提督俺だよな……俺が組んでない艦隊が俺の指示無しで出撃するのを見送るって妙な気分だ……」


川内「艦娘戦隊ヤセンダイザーの初陣だよ!期待していて待っててね提督!」


提督「あれぇ!?戦隊名がいつの間にか変わってる!?」


夕張「さっきそこの5500t級がレッド権限で勝手に変えました。」


川内「なんか夜戦なら負けないって感じでカッコ良いでしょ!?」


提督(夜戦以外取り柄がなさそうだってのは黙っとこう)





白露「よぉーっし!一番目指して頑張るよーっ!」


天龍「ははっ!元気良いじゃねーか、その調子なら心配ねぇな!」


提督「天龍、頼りにしているからな」


天龍「まぁ俺に任せとけって!俺が一番強いんだからよ!」


提督「いや、お前しかツッコミがいないからな」


天龍「おいコラ戦力としては期待してないって意味かそりゃ」


提督「…………任せたからな!」


天龍「待て提督!俺の質問に答えろよぉ!!」





夕張「早く試したい装備が色々あるのよねー、なんだかワクワクしちゃう!」(バインバイン


提督「………夕張、」


夕張「はい、なんでしょう提督?」(ボインボイン


提督「その詰め物邪魔じゃないのか」


夕張「詰め…物……?すみません何を言っているのかよく解らないですね」(たゆんたゆん


提督「じゃあもっと解りやすく言おうか、絶対邪魔になるからその胸の偽乳パッド外せよ」




夕張「パッドではありません大和さんの九一式徹甲弾を参考にした胸部装甲です!!!!」(くわっ!


提督「さっきから不自然に揺れてんだよそれ!装甲って言うならせめて硬い素材で作れよ!」


夕張「偽乳だってバレるじゃないですか!?そんなもの装備する意味はありません!!」


提督「装甲って言ったよね!?一応身を守るもって建前だよね!?」


夕張「私の心を守って守っています」(ドヤァ


提督「くっそその顔腹立つ」


>>40訂正

誤)
夕張「私の心を守って守っています」(ドヤァ

正)
夕張「私の心を守っています」(ドヤァ



青葉「司令官司令官、」(こそこそ


提督「ん?どうした青葉?」


青葉「………先程の天龍さんと川内の入居時の写真、お幾らなら買い取りますか?」


提督「言い値で構わん、これで足りるか」(キリッ


青葉「毎度ありー♪
任務中の写真も期待してて下さいねー、ではではっ」


提督「青葉……必ず…生きて帰れ……っ!」


大淀「みなさん準備は良いですか?
それでは旗艦大淀、艦娘戦隊ヤセンダイザー全力出撃、参りましょう!」


提督「川内がレッドな上にその艦隊名なのにお前が旗艦なの!?」

あっ、しまったノリだけで書いてたけど的の構成とかちゃんと考えてなかったわ。
安価取れる程見てる人いますかね?

ちょっと安心した

そんじゃあもうちょっと進めたら深海側は安価で取ります。特撮的に言う「その回の怪人」のイメージで

それじゃあ続きを↓





海上


白露「わーい白露がいっちばーん♪」


天龍「慌てて転ぶんじゃねーぞー?」


夕張「やっぱり駆逐艦は早いわねぇ、羨ましいわ」


青葉「しかし結構遠くまで来ましたけど敵には合わなかったですね。これじゃあ天龍さんのパンチラくらいしか撮る物ないじゃないですか」(カシャッ


天龍「!?おい何撮ってんだよその写真消せよ!」





青葉「ふっふっふ、残念ですがこのカメラは今時珍しいフィルム式です、デジタルのように簡単に消したりできないんですよー?」


天龍「じゃあ現像すんなよ!?そんで絶対にもう撮るなよ!?」


白露「天龍ちゃーん!ほらほらここ走るの気持ち良いよー!」


川内「よぉーっし私も負っけないぞー!!待ってよ白露ー!」


天龍「うおっ!水飛沫が!お前ら落ち着けよ!!」


青葉「…………青葉、じっとしてらんないなっ!」(カシャッ


天龍「撮るなって!!」


大淀「計算通りです!」




白露「やったー!また白露がいっちばーん♪」


川内「ハァ、ハァ……くっそーやっぱり早いなぁ。今度競争する時は艤装置いてくるくらいしないとなぁ………」


夕張「そんな事したら戦えなくなるでしょうがっ」(ゴツン


川内「あいてっ!……夕張ぃー、艤装で頭叩かないでよぉー…」


夕張「あなたが変な事言うからでしょまったく」


青葉「……まるで遠足ですねぇ。深海棲艦も出ないし平和そのものです」


天龍「かぁーっ!気合入れて来たのに拍子抜けだっつーのつまんねぇ」


大淀「………折角戦隊組んだのになぁ………戦果くらい上げないと黙って任務受けた分提督に申し訳ないです……」


青葉「青葉的には大淀さんにそんな良心があった事が一番のニュースです」




???「ククク………ッ、本当に呑気な事だな
戦いたいなら…ワタシが相手になってやる……!!」

天龍「!?
てっ……てめぇは………っ!?」


出て来た敵>>53

深海棲艦かつ半身以上人型限定

フラレ



レ級「ちゎーっすレ級だよぉーっ!ワタシが艦隊に加われば100人力さぁー!」


夕張「軽い!!しかも涼風のパクり!!」


レ級「あ、こっちが良かった?……コホン、
レ級よ、タ級如きとは違うわ。そうそう、もぉーっとワタシに怯えてもいいのよ……?」


一同<<ゾクゥッ!!>>



ゾゾゾゾゾゾゾゾゾッ


大淀「しまった囲まれた!?」

艦これのキャラとして認知できるならなんでも問題ないつもりで書いてます

とりあえず今回は「かなり強いレ級」として取らせてもらいました



イ級の群れ「イーッ!イーッ!」


天龍「……ハッ、何かと思えばイ級かよ。こんなもんで俺たちを倒せると思ってんのか………?」


レ級「ハッハッハ!そんなのどっちでも良いよ!ワタシはここで待っているように言われただけだもの!」


夕張「……待っている?私達を沈めるのが目的じゃないの…?」


レ級「んー、それは興味ないかなー?戦うのは好きだから戦うけどさ、それで沈むかどうかはアナタ達の勝手だもん!」





レ級「それにイ級はただの壁役、ワタシ達の戦いに邪魔が入らないように周りを囲って貰うだけよ」


大淀「……本当に戦うのだけが目的みたいですね…取引や理屈で引いてくれそうにない分、ある意味一番厄介な相手です……」


白露「あっ……あぁ………っ」


天龍「………白露、青葉の後ろに隠れてろ。あいつは重巡だ、少なくとも俺たち軽巡よりは装甲が厚い」(カタカタ


白露「で…っでも天龍ちゃんだって手が震えて………っ!」


天龍「………チッ、武者震いだよ言わせんなっての」


青葉「えぇーっ!?青葉盾代わりですかぁ!?重巡でもそんなに硬い方じゃないんですよぉ!?」


天龍「うるせぇ相手が悪ィんだ!俺が見栄張って盾になるくらいじゃどうにもなんねぇんだよ!!俺が役に立たねぇ分ガキの前でくらい死ぬ気で格好つけやがれ!!」






白露「天龍ちゃん……ううん、白露も戦うよ。だって白露だって一番艦だもん。怖いくらいで逃げちゃったら、妹達に自慢のお姉ちゃんだって言って貰えないんだから!!」


天龍「……テメェも格好つけたがりかよ。まったくネームシップって奴らは手におえねぇな!!」


白露「うん!一緒に行こう、天龍ちゃん!!」


青葉「あれぇー?折角死を覚悟したのに青葉置いてけぼりですかー?」


………あれ?リーダー天龍だっけ?



夕張「ふふふ、でも一つ誤算だったわね。この戦艦には私と大淀さんがいるって言うことがどういう事だか解ってないわ」


大淀「そう、私達は軽巡きっての…………」


夕張&大淀「「重武装4スロタッグ!!」」


大淀「イ級如きの駆逐、何隻いようと関係ありません!私達が退路を開くまでレ級を引きつけていて下さい!!」


白露「任せて下さい!!白露、一番先に突っ込むよ!ついてきて!!」


レ級「ハッハー!!やっとヤル気になった!?でも駄目よ、駆逐艦如き、相手にならないわ!!」





???「ごめんね白露、一番は、私が貰うよ!!」






天龍&白露&レ級「「「!?」」」


川内「喰らえぇ!!ゼロ距離魚雷いぃっ!!!!!」


レ級「ぐああぁああぁあぁぁーーーーーぁっ!!!!!!!」


天龍「川内!?今までなにしてやがったんだよお前!?」


川内「へっへー、相手が相手だからね、魚雷を直撃させるタイミングをずっとうかがってたのよ!」


天龍「このやろぉ……こっちはマジで死ぬかと思ってたのによぉ!」


川内「でも見てよ、あんな大物に私と白露、二発分の雷撃は入れたわ。ヒヤヒヤした甲斐くらいあったでしょ?」




レ級「ハ………ッ、ハハハッ!!良いね良いね楽しいよ!!
もっと、もっとやろう!!もうたかが軽巡駆逐なんて侮らないよ!
本気で行くよぉー、もぉーっとワタシと遊んで貰うんだから!!」


青葉「………スイッチ入れちゃっただけ見たいですねー」


天龍「………川内、」


川内「………ドンマイ☆」


天龍「ってっっっんめえぇーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!!!」






白露「川内さん!さっきは助かりました!」


天龍「助かってねーからな!?むしろ状況は悪化してるからな!?」


青葉「川内さん!あと一発くらい魚雷か砲撃入れたらレ級のあのビキニ取れそうです!どうにか!どうにかさっきのをもう一発!!」


川内「えぇーっ、今度本気出すのは夜戦だよぉー。それまでは逃げ回って泥仕合にするんだからーっ」


天龍「お前ら真面目にやる気とかあんのか!?」


川内&青葉「「そんなモンは知らん!!!!」」




青葉「青葉は司令官に売れる写真さえ撮れればもうなんでも良いんです!!」


川内「川内は夜戦さえできればもうなんでも良いんです!!」


天龍「お前ら自分の事しか考えてねーのな!?」


川内「自分の事とか知らないけど夜戦の事しか考えて無いです」


青葉「青葉、本当は敵じゃなくて司令官だけ見ていたいんだけどなっ☆」


天龍「やかましいわ!!もうなに考えててもいいけどせめてこの場を乗り切ってからにしろよ!?なっ!?」




夕張「……あと一発、ね。それななんとかなるわ」

ザッ

大淀「本当に、私達がこの編成で良かったですね」

ザッ


天龍「夕張、大淀!イ級達はどうしたんだ!?」


大淀「ふふっ、周りを見て下さい、全員で逃げ切れるくらいまで数は減らしましたよ?」


白露「……凄い……これが4スロ軽巡の力なの………?」



青葉「それで、もう一発ならなんとかなると言うのは?」


大淀「お忘れですか青葉さん、私達、軽巡、駆逐、重巡に共通する攻撃手段を」


青葉「!!そうですか!雷撃戦!!」


大淀「その通り、私達は全員雷撃能力を持ち、かつ未だに誰一人中破すらしていない
つまり、今なら6隻分全ての魚雷をあのレ級に一斉に向けられるんです!」


夕張「どう?戦隊モノの合体攻撃ーって感じで格好良いでしょう?
さっき駆逐艦の相手をしている時に思いついたのよ」





青葉「そうですね!それなら逃げる隙くらい作れる気がします!!」


川内「えっ、撤退するの?夜戦は?」


天龍「空気を読んで相手を考えてから言ってくんねーかな!?」



レ級「茶番は終わったー?
雷撃でくるなら構わないよー、
ワタシだって、それくらいできるんだから………っっ!!!」


なんか予想に反してシリアスで良い感じにあったまってきたところだけど今回はここまで、正直眠い!

今回のエピソードが終わった後どうするかはあまり考えてないので行き当たりばったりになったりまた安価に頼ったりするかもしれません

それではまた今度!

撮っておいた野崎くん見ながら投下する

んでは再開

ギャオッス!!トリップが愉快な事に!!次の投下から変えまーす




前回のあらすじ!


夕張『大淀さん!大淀さぁーーん!!』


大淀『夕張さん…私はもう……駄目みたい……最期に一つ、お願いしてもいい……かな………?』


夕張『………最期なんて言わないで!みんなで、提督の待っている鎮守府にみんなで帰るんだって言ったじゃないですか………!!』


大淀『ごめんね……ごめんね………っ、
これを……鎮守府に持って帰って……提督に貰った、大事なお守りなの、私が沈んでも……これだけは、沈んで欲しくないから…………』


夕張『……大淀さん…?大淀さん!!嫌……、嫌あぁーーーーーーーーーー!!!!』


レ級『ハァーッハッハッハー!!!!
沈め沈めェ!!憎いニクイにクい!!艦娘も陸のニンゲン共も全部全部全部!!!
壊してやる……全部ワタシがこの手で壊してやる!!!!』


青葉『くっ……!私達では歯が立ちません!せめて、せめて戦艦がいてくれれば………!!』


川内『逃げて!今は逃げ回って夜戦に持ち込むのよ!夜戦にさえ持ち込めば、私達にだって勝機はある!!』


白露『一番……一番最後の一艦になっても、白露は諦めないよ!!絶対に……絶対に帰るんだからぁーーーーーーっっ!!!!』








天龍「…………お前らさっきから何やってんだよ」







大淀「前回のあらすじですが」


天龍「全然あらすってねぇよそんな展開無かっただろ!!
なんかこう、戦隊モノ特有の合体攻撃出すか出さないかって展開だったろ!?」


レ級「っていうかよく考えたらワタシまだ一発も撃ってナイんだよネー。」


夕張「まぁレ級ちゃんに普通に攻撃されてたら私達今頃全滅してるものねー」


天龍「レ級"ちゃん"!?
っていうかさっきの悪ふざけに参加してたよな!?なんであの流れでいつの間にか和んでんだ!?」


レ級「マジメ飽キタ。」


川内「天龍ってばちゃんと提督に言われた通りツッコミしてるじゃん律儀だなー」


天龍「したくてしてんじゃねーよバーカ!!」




天龍「台無しだ…台無しだチキショウ……俺だって色々考えて来たんだぞ……必殺技の名前とか決めポーズとかさあ!!」


白露「決めポーズなら白露がいちばん考えてたよ!!
ほらこう、いっちばーん!!」(ビッシィッ!!


レ級「レ級も考えて来たよ!見て見てこう、背筋を伸ばして……レッ!!」(ジャッキーン!!


天龍「張り合うなよ!馴染むなよ!シリアスを返せよ!前回の強敵オーラをもっかい持って来いよ!!」


レ級「あのモヤモヤなんかヌメヌメするからキライ。あと磯臭いからイヤ。」


天龍「何あれオーラとかじゃなくて海藻か何かなの!?」





青葉「レ級さんレ級さん、そのビキニちょぉーっとめくって貰えませんかー?」


レ級「んー?こう?」(ペロン


青葉「ありがとうございます!!」(パシャパシャパシャッ


天龍「羞恥心とかないのか!?」


レ級「ワタシおっぱい小さいのにこんなの見て嬉しいのー?」


青葉「大きければ良いというモノではないんです!!いいですかレ級さん、おっぱいというのは女体の神秘、その女性に合ったそれぞれのサイズというものがあるんです!」




青葉「確かに大きいおっぱいには夢が詰まっているかもしれません、とても素晴らしいものであるという事そものは決して否定しません」


青葉「では、大きいおっぱいだけが素晴らしくて小さい胸には価値がないのでしょうか?いいえ、それは違います。小さくてもおっぱいはおっぱい、それぞれにそれぞれを引き立たせる要素があるのです」


青葉「例えば年齢の割りに胸が小さくて悩んでいる女性がいるとします。彼女がその胸を気にしている事によって生じる無意識の振る舞い、そして気にしている事そのものによってその女性の恥じらい、健気さ、その可愛らしさなどによって魅力が大きく引き出されるのです!」


青葉「そして自分のおっぱいが小さい事を受け入れるのもまた良いでしょう。自分に自信を持つ女性というのはそれだけで美しい、その人は小さなおっぱいで自分の魅力を引き出す方法をきっと知っているでしょう、それは小さなおっぱいが彼女にとってマイナスになり得ていないという事なんです」




青葉「そう、おっぱいはとても素晴らしいですがおっぱいが全てではないんです……おっぱいは女性の魅力の一つに過ぎず、しかし魅力の中心になり得る強大な魔力を持っている。パッドや手術で得た偽乳で偽りの自信を手に入れたところで、それは自分自身の本来の魅力に目を背けた事に他ならないんです!!」


青葉「だからレ級さん、あなたのそのコンプレックスに取り憑かれた者に決して出来ないその服装、それはあなたの自信を体現している、そしてそれはとても美しい」


青葉「先程も申しましたがそう、自分に自信を持つ女性が、心が、おっぱいが!美しくないはずなんて無いんですから!!」






天龍「……………お、おう」


レ級「よくわかんないけど褒められたのかナー?アリガトー」




川内「夕張が血を吐いて倒れた!!」



大淀「おや、艤装に血文字で何か……」


<< オ ノ レ ア オ バ >>






レ級「あー、あの偽乳巨乳のお姉さんー?」


夕張「ブゴハァッ!!バレてた!?」


大淀「夕張さぁーーん!!」


夕張「誰も……誰も触ってこないからてっきりバレてないものだと………」


川内「普段のサイズ知ってるのに急にそんなサイズのパッド着けて来たら触れて良い話題かどうか悩むじゃん。」


白露「白露だって空気くらい読むよ。」


レ級「そういうファッションなのかダッセーと思ってた。」




夕張<<大破!!>>(ぐったり


青葉「さぁーって、撮るものも撮りましたし夕張さん引きずって帰りましょうか」


川内「ちぇーっ、夜戦はお預けかー」


大淀「このパッド邪魔ですね、外しましょうか」(カチャカチャポイッ


青葉「折角だしビフォーアフターで夕張さんのおっぱいも撮っておきますか」(カシャッ


レ級「ねぇこの変な偽乳貰って良いー?ル級とかに着けて遊ぶー」


天龍「お前ら死体蹴りはやめてやれよ!!気絶してるはずの夕張が血涙流してるだろうが!!」


夕張(ビクンビクン




鎮守府


大淀「以上、艦娘戦隊の出撃報告になります。不明な点はありましたか提督?」


提督「コントかな?」


大淀「途中まで真面目だったじゃないですか」


提督「途中までな!?後半の流れでむしろ前半のシリアス要素が滑稽だよ!!」


大淀「 や り ま し た 」


提督「だからそれお前のネタじゃないって言ってんだろ!!」




提督「まぁ、あのレ級に会って全員無事で帰ってきただけでも良しとしよう。お疲れさんだ大淀、下がって良いぞ」


大淀「はい、ありがとうございます提督。それでは失礼します」


ガチャッ


天龍「おおーい大淀まだ居るかー?
入渠ドックから夕張運ぶの手伝ってくれ
傷は全快したんだけど隅で丸くなって動こうとしなくってよ」


大淀「………心の傷は、ドックでは癒せないんですね……」


提督「夕張……っ!」(ブワッ




大淀「……あ、そうだ提督、一つ報告し忘れた事が」


提督「ん?まだ何かあるのか?」


大淀「ええ、それがーーーーー」


<<<<<ドッゴオォーーーーーーン!!!!!!>>>>>


提督「!?」






レ級「アッハッハー!!模擬弾って良いねぇ!何発当てても相手が轟沈しないからいつまでだって遊べるよォー♪」


川内「やぁったなぁー!今度はこっちから行くよー!」





提督「レっ・・・レ級!?なんで深海棲艦がここに!?」


大淀「海域から引き上げる時にですねーーーー」



川内『あーあ、夜戦したかったなぁ夜戦』


レ級『ワタシも暴れたりないヨー。でももう帰っちゃうんでしょー?』


川内『うーん、夕張も大破しちゃったしなぁ、演習ならそんなの気にせず撃ち合えるんだけど………』


川内『………ん?演習?』





大淀「と、言うわけで川内さんとレっちゃんの利害が一致して演習相手として連れて来ることになりました」


提督「レっちゃん!?深海棲艦をここ引き入れて良かったのか!?大丈夫!?俺軍法会議とかにかけられない!?」


大淀「うふふ、心配無用です提督、
ちゃんと他鎮守府の艦として申請を通してデイリー任務の消化にも当てておきましたから、書類上はただの戦艦扱いです」


提督「なんつー危ない橋を……ん?」


大淀「提督、何か気になる事でも?」



提督「………なぁ、さっきの申請の書類ってのが通らなかったらそもそもあいつ入って来れなかったんだよな?」


大淀「はい、そうですね」


提督「…………デイリー任務絡みって事は、要するに書類を通したのは、お前、だよな………?」


大淀「………あっ、しまった」


提督「……………………………」


大淀「………………………てへっ☆」


窓<<ガシャーーーーーン>>


大淀「うふふふふ!!また任務の手続きの時に会いましょう!それでは提督御機嫌よぉーーーーーーーーぅっっ!!!!!」


ダダダダダダダダダダ…………


天龍「おい待てって夕張はどーすんだよ!?」


提督「大淀ァッッ!!!!」




勝った!第一部、艦!!

とりあえずあのメンバーでやりたかった事はだいたいやった

でももうちょっとだけ続くんじゃ

一旦休憩します

それじゃあ再開して第二部に行きまーす

戦隊メンバーは入れ替えたいと思うのですが安価でいいですかね?


提督「艦娘戦隊を結成せよ……ってまたか?」


大淀「ウィークリー任務ですからね。毎週日曜の朝7:30に間に合うように更新されます」


提督「スーパーヒーロータイムかよ」


大淀「あら提督、難しい言葉をご存知で」


提督「バカにしてんの?ねぇ俺の事バカにしてんの?」



大淀「それはそうと提督、ウィークリー任務として更新されたと言うことは、」


提督「おおそうだな!今度こそ俺が………」


大淀「はい!提督が来る前に参加希望の子がいっぱい来たので、くじ引きで戦隊を組んでおきましたよ!!」


提督「大淀ァッッ!!!!」



提督「なんで!?なんで俺に黙って艦隊組んじゃうかなぁお前は!!」


大淀「だってみんなの今度こそ私がーって勢いが凄かったんですもの!
その気持ちを組んであげたいじゃないですか!!」


提督「……っていうかこの前はお前が表に出す前に勝手に艦隊組んだよな。なんでみんな知ってんだ?」


大淀「白露さんが姉妹艦にお話ししたのが広まったみたいですねー」



提督「しかしそのくらいで俺が来る前に艦隊が埋まる程殺到するなんてなぁ。そんな感じしなかったけどみんな結構ヒーローとか好きなんだな」


大淀「うふふ、大きな皆さんも少年少女の心を忘れていないって素敵じゃないですか!」


提督「で、結局誰が集まったんだ?」


大淀「おっとそうですね、今週の艦娘戦隊は、この子達です!!」


<<ババーーーーン>>




>>105-110

艦娘で前回いなかった艦のみ

あと夏イベはE2までで精一杯だったので夏イベ艦は勘弁して下さい

無効安価はズラすか再安価
あと連取りも無効安価対象です

榛名



榛名「はい!榛名はヒロインで大丈夫です!!」(キャピーン


明石「わたし戦いは………得意じゃないけどヒーローっぽい武器いっぱい作ってきたので試したいです!!」(キラキラ


曙「べ…別にレンジャーなんて興味ないけどみんなが楽しそうだからわたしも混ざりたか……ってこち見てニヤニヤすんなクソ提督!!」


58「ゴーヤやるでち!提督がオリョクルをやめないと言うのならオリョール海域ごと殲滅して海図から消してやるのでち!!!」(ゴァッ


足柄「滾る………血が滾るわ!!あの日夢見たヒーローに、私はなれるのね!!」(メラメラ


秋雲「秋!!!!雲!!!!着!!!!任!!!!!」(ドッガォーーーーーーン



一同「「「「「「六隻揃って!!艦娘戦隊!!バスターシックス!!!!」」」」」」



ババァーーーーーーン!!!!





曙(ふふーん ←センターで綺麗にポーズが決まってご満悦の表情



提督「一部のやる気が怖い!!」


大淀「前回から艦種が一気に増えましたね。軽巡もいませんし」


曙「何よ、文句あんのクソ提督」


提督「そんなにやけ面でクソ提督言われても攻撃力が無い。いつもみたいにもっとクソ虫を見るような目でお願いします。」


提督「えぇーっと、バスターシックスって何?」


秋雲「カッコいいでしょー?秋雲が考えたんだよー?とくに意味はないけど」


提督「無いんだ……」



提督「よーっし、じゃあ早速一人ずつ話をしようか、まず榛名!」


榛名「はい!なんでしょう提督!」


提督「お前なんか格好が違う。」


榛名「………えっ?」


提督「何そのフリフリのドレス。ヒロインって言ってたけどもしかして……」


榛名「そうなんですか?毎週日曜に比叡お姉様と霧島が見ているアニメではこんな感じでしたよ?」


提督「榛名、それレンジャーやない、プ○キュアや。」



提督「うん、いいんだ、榛名はヒロインになりたかったんだもんな。ただなんでそれを着てこようと思ったんだ?」

榛名「その、くじ引きが当たったことをお姉様達に伝えたら……」




金剛の真似をする榛名
『ワーオ!すっごいデース榛名ぁー!本当はワタシがやりたかったけど、榛名が当たったなら思いっきりおめかしして行きまショーッ!」


比叡の真似をする榛名
『じゃじゃーん!こんな事もあろうかと、そう言うのにピッタリな衣装準備しておいたのよ!着て着て榛名!』


霧島の真似をする榛名
『霧島のデータでは金剛型のサイズはほぼ同じ…着れないことはないでしょう』


榛名の真似をする榛名
『お姉様達……霧島…はい!榛名、やるからには全力でヒロインになってきます!』




榛名「と、いうわけでこの衣装で参りました」<キュピーンシャラリラリーン


提督「ステッキのスイッチ押すな。っていうかお前姉妹のモノマネすげー上手いな。」



提督「よし、はい次明石!」


明石「いやー、大淀から戦隊任務の話を聞いた時『これだー!』って思って先週から準備してたんです!
見て下さいよ提督この装備の数々!!まず戦隊としてのパーソナルカラーのイメージに合わせたそれぞれの兵装を………」


提督「うん、お前についてはそれにつきるんだが、やたら数が多いけどそのガチャガチャ持ってる武器ってテストはしたのか?」


明石「あはははは!全部勢いだけで造ったのにそんなことしてる暇あるわけないじゃないですかー!」


提督「火力は?」


明石「うーん、モノにも寄りますけどやっぱり演出に機構を割いた分そんなに高くは無いですね」


提督「やっぱり花火みたいに四方八方に火花を撒き散らすような武器多い?」


明石「はい、ああいう火薬を使った演出って格好良いですよね!」


提督「………至近距離でそういう爆発が起こるモノって何割くらいある?」


明石「八割五分は、やっぱりロマンですからね、つい多めに着けちゃいました」


提督「……………ぶっちゃけ実用性は?」


明石「皆無です!!」


提督「全部廃棄!!!!!!」




明石「造り始めた時点で大体解っていました。」


提督「じゃあなんで持ってきた!?」


明石「提督が触れなければみんなに渡そうかなーって」


提督「お前も鬼か!!それじゃあみんなモルモットじゃねーか!!」


明石「科学に犠牲は付き物だと昔の偉い人も言っていました」(キリッ



提督「………曙、」


曙「なっ…何よ」


提督「さっき決めポーズしてる時にチラッと見えたんだ、ちょっとバンザイしてみ」


曙「いっ、嫌よ!どーせまたセクハラする気なんでしょ!?」



提督「違うよ!今日はセクハラじゃないよ!!確かに曙の可愛いおへそは愛でたいさ!ナデナデしてペロペロしてスリスリしたいさ!
でも今は違うんだよ信じてくれ!!」


曙「っっんのクソ提督!!皆の前でいつもやってる事言うな!!」


大淀「あらあら奥さん聞きました?みんながいないところではいつもあーんな事やこーんな事されてるんですって」


明石「やーだもう、最近の若い子は進んでるねぇ」


榛名「はい!榛名は皆の前でも大丈夫です!」(クルクルシャランラー


曙「とめなさいよ!!」


提督「隙有り!!そーら曙バンザーイ!!」


曙「ンニ"ャアァーーーーーーッッ!!!!離せ!!離せこのっクッッソ提督!!!」(ポカスカポカスカ


提督「ありがとうございます最高のご褒美です!!でも出来ればもっと強くお願いします!!」




曙「……………」<カメンライドゥ


提督「……それで曙、これは何かな?」


曙「………………DXディケイ○ライバー」<ファイナルアタックライドゥ


提督「誰の物かな?」


曙「さっ、さざな……っ」<ディディディディディディケェイ


提督「質問を変えよう、誰が、誰に買って上げた物かな?」


曙「あ、あんたが…わたしに………」


提督「それを?着けて来ちゃったんだ?」



曙「なっ何よ!!ヒーローでしょ!?間違ってないでしょ!?」


提督「うん!まぁそれ戦隊じゃないけどさ!すっごい楽しみにしてたんだなぁってのが目に見えて解ってさ!!すげぇ!!可愛い!!!」


曙「うっ………うるさぁーーーーーい!!!!こんな物捨ててやるぅ!!!」


曙「こんな…、こんなモノぉ………っ!」(カチャカチャ…カチャ……


曙「………うっ…ぅうぅーー……っ!」(ポロポロ


提督「勢いで捨てようとしたのに捨てきれなくて涙目になる曙超可愛い」


明石「ハイハイ提督!私もすごく楽しみにして来ました!」

榛名「榛名は!すごく楽しみにして来た榛名も可愛いですか!?」


提督「榛名は認める!!
だが明石!お前は鬼だ!!」



提督「さて、曙には俺秘蔵のV3ダブル○イフーンを今度あげるのを条件に許してもらったが………」


58「………なんでちか提督、今ゴーヤは魚雷の手入れで忙しいのでち…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…………


提督「………怖いのいっぱいみーつけちゃった…………」




提督「なんだよアレ!!いつもの58が出せる殺気じゃねーよ!!怖いよ!!大の大人が漏らしそうだよ!!」


58「てーとく、核とか………積めないでちか…………?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ……


提督「そもそもねーよ!!もしあっても積ませないよ!!」


58「そうでちか……あればオリョールを消すのが簡単になったんだけどしょうがないのでち。いつもは潜水艦だけで行くからできないのでち…………
これだけいれば全員が限界まで火力と雷装を上げて行けばオリョールの1/4くらいは消してやれるでち…………」


提督「できねーよ!!っていうかその発想どう考えてもヒーロー側じゃねーよ敵のヤバいヤツだよ!!!」



提督「っていうか俺そんなにオリョクルさせてないからな!?たまーに資材不足の時に向かわせてるだけで基本的にウチ潜水艦ヒマだろう!?」


58「……そうか、てーとくには聴こえてこないんだね………」


提督「なっ、何が………?」


58「てーとくには解るまい……オリョクルに泣いた数多くの潜水艦の嘆きが、ゴーヤの身体を通して出る力を!!ゴーヤの身体をみんなに貸すでちィ!!!!!!」


提督「目覚めてるぅ!?もしやNTに目覚めて感受性豊かになりすぎちゃってるーーーーーーー!!!????」



提督「とりあえずゴーヤは簀巻きにして隣の部屋に隔離しておいた。今のあいつを野放しにすると何をしでかすか解らん」


<ここから出すでちてーとくぅ!!さもなくばゴーヤお利口さん魚雷黙ってないのでちぃ!!


提督「聞いてない、俺には何も聴こえていない」


足柄「で、やっと私の番?もう待ちくたびれたわ提督!」


提督「おう待たせたな足柄、さっきの口ぶりからして昔からヒーロー好きだったみたいだが……」


足柄「もっちろん!ね!提督は何が好きだった!?私リアルタイムで見始めたのはガ○レンジャーくらいからなんだけど歌はギン○マンとかが好きでね!」(キラキラ


提督「うーん、その話に華は咲かせたいところなんだが今はそういう話じゃないんだよなぁ」



提督「なぁ、足柄」


足柄「はぁい、何かしら提督」


提督「今回はさ、多分………お前なんだ…………」


足柄「ど…どうしたのよ……?」


提督「いいやお前が、お前じゃなきゃダメなんだ!!こいつらを見ろ!!このまとまりの無い集団を!!
戦隊ヒーローに対して一番理解と情熱が感じられるお前がこいつらを率いてくれなきゃ!!こいつらは艦娘戦隊になれないんだ!!」


足柄「私が………率いる………!?」



提督「ああ、頼めるか?リーダーだ、お前をこの艦娘戦隊のレッドに任命する!!頼む…こいつらを導いてくれ………っ!!」


足柄「リーダー、レッド……ふふふっ、悪くない響きね
いいわ、この足柄にまかせて頂戴、ワタシが必ず、この戦隊を勝利に導くわ!!」


提督「おお!やってくれるか足柄!!任せたぞ!戦場が、勝利の栄光がお前を呼んでいるんだ!!」


秋雲「盛り上がってるところ悪いけどレッドは一番最初にくじ引き当てた榛名だよ。」


提督「空気読めゴラぁっっ!!!!!!」



提督「っていうか、え?前みたいに色は名乗らなかったから今回は決まってないもんだと思ってたけど」


秋雲「今回はくじ引きで配色したんだよんねー」

提督「マジか…ヒロイン志望だったから榛名はてっきりピンクあたりかと…………因みに誰がどうなってるんだ?」


榛名「榛名はレッドです!」

明石「ブルーです」

曙「イエローよ」

足柄「私ピンク!」

秋雲「で、この秋雲様がグリーンさ」

<ブラック……ふふふっ……全部黒い灰になればいいでち……!


提督「何?あいつは怪人側が何らかの理由で味方についた設定なの?」



提督「それにしても秋雲、最初のポーズ決まってたなぁ。見たことないポーズだったけどアレなんの番組だ?」


秋雲「いーや提督、あれはオリジナルだよー
今度戦隊モノで何か描こうと思ってたんだけどイメージが固まらなくてさー、そしたら面白そうな任務やってるって聞いてさ、参考になるかと思って来て見たらメンバーに入れたってわけ!」


提督「………へーぇ……俺はまだその面白そうな任務に咬ませてもらってないのに………」(ズーン



「それはヒーローじゃない」と指摘を受けた榛名だったが、頑なに「榛名は大丈夫です!」と言って聞かなかったのでもう艦娘戦隊バスターシックスはリーダーが魔法少女の戦隊という方針で行くことになった。


明石は人に渡さずに全部自分が実験台になることを条件に造った兵装の幾つかの持ち出しを許可されたが、その程度で満足するわけは無く、以下に多くの兵装を黙って持ち出すか作戦を練っていた。


曙は提督に貰った大事な(重要)ディケイ○ライバー壊れたら大変なので部屋の宝物入れに戻して来た


そして艦娘達がそれぞれの思惑で戦隊に参加した事を聞いて結果的に提督は落ち込んだ。


それを哀れに思った足柄は提督にアイスクリームを奢った。
のちに提督は「涙の味がした、アイスクリームの筈なのにとても温かかった」と語る。


秋雲はその背中を「いいねぇ哀愁に満ちてるよ!参考になりそうだからスケッチしててもいいかい?」と足柄になだめられる提督の背中をスケッチブックに記録していた。


伊58は流れ混んでくるオリョールの声に身体が耐え切れず、ブラックから精神的な意味でホワイトになってしまったが割とすぐ元の調子を取り戻した。

ブラックだった時の事はあまり覚えていないらしいが提督はそれに触れようとはしなかった。




次回!艦娘戦隊バスターシックス

『コレ○ター・ハルナ!?』

見ないとゴミ箱ポイポイの勝手は榛名が許しません!!


そんなわけで今日はここまでです

安価協力してくれた皆様、見ていてくれた方々、お付き合いありがとうございました!

ではまた次回の投下で会いましょう!

>>1でち

今日は時間があまりないので少しだけ(のつもり)
んでは、再開します



前回の三つの出来事!



一つ!魔法少女コレクター・ハルナ爆誕!


二つ!大淀と明石は鬼!


三つ!ゴーヤ・刻を越えて<宇宙世紀に生きるでち>




深海


北方棲姫「ゼロ…オイテケ……レップウ……オイテケ………」(イジイジ


飛行場姫「……ほっぽの奴は何をしているの?」


港湾棲姫「レ級の持って来た情報では、今度の艦娘戦隊にも空母がいないらしくてね…また艦載機を持ってこないからって拗ねちゃったの……」


飛行場姫「ほう!レ級の奴スパイだなんてそんな器用な仕事もできたのね!!」


港湾棲姫「いえ、口が軽いだけだからこっちの情報も筒抜けらしいわ
。」


飛行場姫「あいつもうこの基地に出入りさせるのやめたら?」


レ級「ヒデーなヒコタン、海戦の時はちゃんと戦力になってるのにー?」



飛行場姫「うわレ級!?会議室とか一番入れちゃダメでしょ誰よこいつ入れたの!?
あと一応私あんたの上司!!」


レ級「カテーこと言うなよヒコタン
気にしすぎるとその角もぐよ」


飛行場姫「あんたがもぐの!?」


中間棲姫「レ級を入れたのは私だ、」


飛行場姫「中間棲姫…!何のつもり!?」


中間棲姫「……北方棲姫は我らと同じ"姫"クラスとは言ってもまだ幼子、その心を支えてやれる者はいた方が良いと思ってな」



飛行場姫「それなら私達で事足りるのではなくて?」


中間棲姫「いいや、どうしても私達では大人としての目線しか持てん
幼子の目線に立てる、という点で我々よりはレ級の方が北方棲姫の相手は適任だろう
フッ……もっとも、レ級のやつの精神が幼いだけとも言えるがな」


飛行場姫「中間棲姫……」




飛行場姫「前から思ってたけどアンタなんでちょっと演劇口調なの?」


レ級「あいつ元々の個性が弱いからアレでキャラ立てしようとしてンだゼー?狡いよなー?」


港湾棲姫「……わっ……私はそんなに中間棲姫が無個性なわけじゃないと思うわよ………?」


北方棲姫「ホッポ、チューカンの喋りカタ、時代劇見てるみたいで結構スキ」



中間棲姫「この口調は素だ阿呆共ぉっっ!!!!」




離島棲鬼「あははははっ!相変わらずやってるわねぇ貴方達!」


中間棲姫以外「「「「離島棲鬼(ゴスロリ)!!」」」」



レ級「見ろヨチューカン、アレが個性だよ。ゴスロリって一言で伝わる分かり易さだヨ」


中間棲姫「ええいその話を引っ張るな!!」



離島棲鬼「それで、地上の鎮守府がまた新しい艦娘戦隊を組んだんですって?本当に懲りないわね……前回はそこのレ級が遊んで来たんだったかしら?」


レ級「ウン、楽しかった!」


飛行場姫「こいつ文字通り本当に遊んで来た上に未だにあの鎮守府と仲良くしてるからね。」




離島棲鬼「そう……ねぇ今度は私に譲ってくれない?良い暇つぶしになりそうだわ」


飛行場姫「ん?まぁ構わないわよ」


離島棲鬼「ふふふ、ありがとう」


港湾棲姫「……あなたが、直接出向くの………?」


離島棲鬼「まぁそれも良いけど、部下に任せるのも悪くないかしら?」


レ級「お土産ヨロシクー」


北方棲姫「ホッポ、レップウホシイ、レップウ!」













地上


提督「ゴーヤ、本当に大丈夫なのか?体に異常はないのか?」(オロオロ


58「もー、さっきから何にもないって言ってるよ!てーとくは心配性でち」


明石「私の診断でも異常無しなんですからそんなに気にする事ないですよ」


提督「でっ、でもゴーヤにもしもの事があったらと思うと俺は……俺はなぁ………っ!」(ポロポロ


58「!?てーとく泣いてるでちか!?何処か痛いの!?
えぇーっと……痛いの痛いのとんでけーっ!」



提督「普段のゴーヤはこんなに良い子なのに……良い子なのに……うおぉーーーっ!!ゴォーヤアァーーーーッッ!!!!」<ガバぁっ


58「うわっ!!いきなり抱き着かないで欲しいでちてーとく気持ち悪いでち!」



提督 <<大破!!>>


58「ご……ゴーヤ触ってないよ………?」


大淀「どうやらゴーヤさんに『気持ち悪い』と言われたのが余程ショックだったみたいですね」


秋雲「……メンタル弱いんだね提督。」




曙「わたしが日頃散々クソ提督とか気持ち悪いとか言ってもこうはならないくせになんなのよ」


榛名「曙ちゃんが心からそう思っているわけでは無いと、提督には伝わっているんですよ!」


曙「…………わたしもたまに本気で気持ち悪いって言ってるんだけど。」


大淀「ふふーん、聞きましたか奥さんたまにですって?つまり普段は本心じゃなくて照れ隠しなのねぇ?」(ニヤニヤ


明石「まったく若い子が素直になれないのは今も昔も変わらないのねぇ?」(ニヤニヤ



曙「さっきからなんなのよ!!っていうかホント妙に仲良いわねあんた達!?」


大淀「だって売店と私の事務所隣同士ですもんねー♪」

明石「この鎮守府が始まった時からずっとの付き合いだもんねー♪」


曙「ウザいわ、本当にウザい。」



今日はここまでで限界です。
それではまた今度!

ソートの一ページ目が全部駆逐と軽巡で埋まる自分はどうしたら

>>166
可愛いからね、仕方ないね


余談ですが先日の1ページ目のいる駆逐艦の内約は練度順に
夕立>朝潮≧不知火>満潮>霞≧曙>弥生 です


それではゆったり再開します



榛名「榛名、出撃の用意はバッチリです!」


提督「本当に魔法少女を譲る気は無いんだな榛名。」


榛名「はい!榛名は姉様達からヒロインを託されましたから!」<シャララーン


提督「うんもう諦めた。それで榛名、なんか玩具のステッキが艦隊編成の時と違うみたいだけどそれどうしたんだ?」


榛名「はい!明石さんにいただきました!」


提督「明石ぃ!!お前それ人に渡すなって言っただろうが!!」




明石「違いますよ!それは榛名さんに頼まれたんです!!」


榛名「はい!折角なのでステッキを装備品として扱えるように明石さんに改造してもらったんです!」


提督「何?マジでか。っつーかそれ装備品なの?……明石の作ったモンだしなぁ、危なくない?」


明石「失敬な!提督にそう言われないように火力はちゃんと抑えましたよ!精々石投げつけるくらいの威力しかありません!!」


提督「つってもそんなモンで装備スロット一つ潰すのも……」


榛名「はああぁー♪」(キラキラ


提督「………まぁ榛名の士気がそれで上がるなら良いか」



榛名「提督!見てくださいこのステッキ凄いんですよ!こうしてステッキを振ると……」(キャッキャッ


提督「うんうん」(ほわわーん


榛名「……えいっ!」



ボッッッゴオオォオォオォォーーーーーーーーーーーーーーンンンーーーーー………ヒューン、コツン☆


提督「…………」


明石「…………」(ダラダラ


榛名「ねっ!?」


提督「明石ァッッ!!!!」





明石「あだだだだだだだっ!!!日本一有名な幼稚園児がよく受けてたようなお仕置きはやめて下さい提督!!」(ぐりぐりぐり


提督「ふざけんなよお前何が火力抑えただ!?今手元ですっげぇ爆発起こっただろ!!
しかもあんな大爆発起こしといて威力は投石レベルとか舐めてんの!?」


明石「演出ですよ演出!!折角魔法のステッキなのにただの投石機じゃ面白くないでしょう!?」


榛名「色とりどりな爆発がキラキラしてて綺麗ですよね!?」


提督「没収!!榛名それ没収ーっっ!!」



榛名「ぁあん!提督ぅー!返してくださいー!!」


提督「ダメです!お父さん榛名ちゃんがこんなモノ持ち歩くのは認めません!!」


大淀「まぁまぁ良いじゃないですかお父さん。榛名だってもう子どもじゃないんですから」


提督「なんで前が女房気取りなの!?お前とは結婚もケッコンもした覚えは無いぞ!?」



榛名「てーとくぅ…それが無いと榛名は……榛名はぁ……っ」(うるうる


提督「………絶対に人の横で振るんじゃないぞ」 スッ


秋雲「ホント提督って子どもとああいうタイプに甘いよね」


足柄「今度私もああいう方向性で攻めてみようかしら?」


明石「うう…っ、私は泣いても許してくれなかったのに酷いです提督……」


曙「あんたは自業自得よ」


明石「曙ちゃんまで酷い!!」




足柄「さぁみんなもう準備は良いかしら?私早く出撃したくってウズウズしてるわ!」


秋雲「秋雲さんも早く行きたいなーっ
みんなの活躍はちゃぁーんと秋雲さんが描き残してあげるからねー♪」


提督「ああ……お前らの普通っぷりには本当に安心するわ……自分、涙いいっすか」


秋雲「何々?提督ってばそーんなに秋雲の事好き?いいよー、秋雲の胸でたーんとお泣きー♪」


提督「失礼します!」(むにっ


秋雲「あっ、提督っ、ホントにその……んっ///……ってやめてよぉっ!!」


足柄「参考になるわ、それが飢えた狼の振る舞いなのね提督」



榛名「それではみなさん、行きますよ!榛名、全力で参ります!勝手は、榛名が!許しません!!」


提督「うん、今回は榛名がトップクラスで勝手だからね?『勝手な榛名が許しません』にセリフ変えて良いレベルだからね?」





海上



58「うーん…艦娘戦隊に立候補した所までは覚えてるんだけど…艦隊編成の時どうだったか思い出せないよぉ……」


秋雲「でさー、やっぱ決めポーズはレッドの榛名を中心にしてこうがいいと思うんだよねー」


足柄「悪くないわね。でもこのポーズだと端っこがおまけみたいでしょ?やっぱりヒーローは全員が格好良くてなんぼだと思うのよ」


曙「そもそもリーダーが魔法少女な時点で真っ当な戦隊になれないんだからいっそもっとセオリーから離れて考えたら?」


明石「曙ちゃんこんなのどう!?これを装備すれば火力が駆逐艦の範疇を軽く越えられますよ!?」


曙「要らないわ。胡散臭いのよ、クソ売店」


明石「クソが飛び火したぁ!?いつの間にそんなに評価落としたんですか私!!」


曙「そういう自覚がないところで、よ」



榛名「それにしても海風が気持ち良いですね
榛名、こんな良い気持ちなら毎日だって出撃したいです……」


足柄「そうね、まだ敵と遭遇していないのもあるけど本当に心地良い風、
折角だけど戦隊なんて忘れてこのままピクニックでもいいくらい」


秋雲「えぇーっ、一回くらい戦わないとネタになんないじゃんかーっ
秋雲さん困っちゃうよぉー!」


明石「そうですね!私折角いっぱい実験兵装持って来たのにつまらないです!」


曙「……冗談じゃないわ、こんな任務参加しておいて言うのもなんだけど、戦わずに済むならそれが一番じゃない。誰も……誰も沈むことなんか無いんだから………」


秋雲「曙……」



ピキイィーーーーーン!!

58「……!!見える!ゴーヤにも敵が見えるよ……!!」


一同「「「「「!?」」」」」


58「あっちだよ!みんな、油断しちゃダメでち!!」


58が見つけた深海棲艦>>180

まだ出てない艦のみ
今回はレ級以外


ほっぽちゃん



ほっぽちゃん了解です

安価を取ったところで今日の所はこれで終了させてもらいます


それではまた後日、しかして偉そうに自分が指揮を取るとかほざいてた離島棲鬼の運命や如何に!?

戦え!バスターシックス!
煌めけ!コ??クター・ハルナ!


君んちにも、深海棲艦いる?



やべっ、仕事道具の買い足し忘れてた
そんなわけで時間があるので再開します



北方棲姫「ブーンブーン、ヒュー、どどどーん!ブーンブ…」


榛名「…………」
明石「…………」
曙「…………」
58「…………」
足柄「…………」
秋雲「…………」


北方棲姫「……………カエレ……ッ!///」


足柄「…………」(プルプル


秋雲「うん?どうしたの足柄さん?」


足柄「きゃあぁーーーーーーっっ!!可愛いカワイイかぁーわぁーいーいぃーっ!!
何あの子!今の艦載機ごっこ!?
ねっ!?連れて帰っていい!?あの子ウチに連れてって良い!?」




明石「あっ!私多分あの子解ります!オバQみたいな服着てる色白幼女がいたらそれがほっぽちゃんだってレ級ちゃんが言ってました!」


足柄「へぇー、ほっぽちゃんって言うの!ねぇほっぽちゃん、一人で遊んでないでお姉さんと遊びましょ?大丈夫心配要らないわ、お姉さんほっぽちゃんくらいの子大好きだから!ねっ?ねっ!?」


北方棲姫「大変心苦しくは思うのですが、非常に身の危険を感じるのでそれ以上の接近はご遠慮して頂いても宜しいでしょうか」


足柄「!?」






後に足柄は酒の席でこう語った


足柄『私、足柄が艦娘戦隊に参加した時の事よ。積極的に幼女にコミュニケーションを図ろうとする様が「まるで飢えた狼のよう」と仲間達から評価されたの。
当然よね!私、子どもが大好きだもの!
え?それは肝心の子どもからは好かれてなかったって皮肉じゃないかって?
そんな事あるわけ、ないじゃない……っ!』


そう語る足柄の頬を伝わる涙を提督はそっと拭い、何も言わずスコッチを一杯差し出した



足柄「私は……私はただ艦娘じゃなかったら保母さんになりたかったくらい子どもが好きなだけなのに………っ!!」


秋雲「おっ!いいねぇその表情キープキープ!スケッチするからちょっと待っててよ!」


曙「あんた出撃前から地味に鬼畜よね!?」




北方棲姫「オ前達、ナンデここにイル
ホッポ、遊んでただけ、戦う気、無イ」


明石「えっ、そうなの?妖精さん航路間違えちゃいました?」


羅針盤妖精(フルフル


明石「うーん、羅針盤は狂ってはいないみたいですし……」



同時期


イ級とかの群れ『イーッ!イーッ!イーッ!』

ホ・ヘ・ト・ツ級達『オォオオオォオォォオオオオオーーーーーーーーッッ』

ヌ級の大群『アァアアアアアアァアアァアァーーーーーーーーー…………』



離島棲鬼「……フフフフフ、来ないわ………寒い…………」



離島棲鬼の組んだ対艦娘戦隊用艦隊は気合を入れ過ぎて羅針盤の指定する航路から外されていた





北方棲姫 (ジーーーーーっ


58「………どっ、どうしたの…?」


北方棲姫 (ギュっ


58「えぇっ!?急に何!?どうしたんでちか!?」


北方棲姫「お前の匂イ、なんか好キ。暫く、こうシテル」


58「えぇーっ!?困るよぉーっ!」


榛名「あらあら、仲良しさんですね!」


足柄「……フフフ、子どもが2人で仲良くしている姿……和むわぁ……」(ほんわか


明石「足柄さんが私の手を借りずに修復された!?」




北方棲姫「はワぁっ!!」


秋雲「ん?なになに?」


北方棲姫「……!………っ!」(ジーーーーーッ


榛名「え?榛名ですか?」


北方棲姫「ウン!ウン!」(キラキラ


北方棲姫「………………」(キラキラキラ


榛名「……………ああっ!」←魔法少女




榛名「コレクタースーツ、ダウンロード!コレクター・榛名、決めます!」(ビシッ


北方棲姫「わぁーーーーーっ!!」(ぴょんぴょん



曙「………大ウケね、なんなのアレ?」


明石「深海棲艦と言えど女の子……魔法少女は幼女の永遠の憧れですから………」



北方棲姫「…ゴーヤ……ハルナ、オイテケ………!」


58「えぇっ!?困るでち!」


榛名「ごめんなさいほっぽちゃん、榛名は深海には潜れないんです…」


北方棲姫「……大丈夫、ゴーヤは潜水艦だから行ケル。ゴーヤだけでも、一緒ニ来ル」


58「ゴーヤ、なんでこんなに気に入られたのか解らないでち!」




北方棲姫「ゴーヤ……気付いてないダケ、ゴーヤは持ってる、解り合ウ為のチカラを………」


58「解り合う……為の…………?」


ピキイィーーーーーーーン………!


58「な……なんでちか…!?急に、声が……!?」


北方棲姫「ゴーヤ、刻ガ観エルワ……」


待たせたな!

えっ、待ってない?あら、そう…じゃ、良いんだけど、ね……



58「聴こえるでち……オリョールの嘆きが……うっ!頭が………っ!」


曙「はいはいそこまでよ、そいつ一応ウチの一員なんだから勝手に勧誘しないでくれる?」


58「……ハッ!?ゴーヤは一体何を……っ!?」


北方棲姫「アァッ!もう少シだったノニ!」


曙「………ホントにやめなさいよ。」




北方棲姫「オマエ……何でホッポの邪魔する………」


足柄「はっ、解ったわ!曙ちゃんもほっぽちゃんとお話ししたいのね!?」


曙「あんたと一緒にすんな」




足柄「もぉーっ曙ちゃんったら無愛想なんだからぁ♪
もっと素直になればいいのにーっ♪」


曙「一緒にすんなって言ってんでしょ!大体こいつは敵よ!?愛想良くする必要なんかないわ!」


北方棲姫「オマエ……ホッポの事、嫌い………?」


曙「……嫌いよ、深海棲艦だもの」


北方棲姫「……そっか…、ホッポは…友達増えるト、嬉しいノニ………」(うるっ


曙「……………」




曙「…………何のつもり?」


北方棲姫「!」(ビクッ


曙「それ、何のつもりかって訊いてんのよ。泣けば何か解決するとでも思ってるわけ?」


北方棲姫「!……ソンナ事………っ!」




曙「じゃあ何?アンタは友達が欲しい時に泣くの?
……ああそうか、アンタ可愛いもんね、そうやって涙を見せればチヤホヤしてくれる人が寄って来るんでしょう。そうやって甘やかされてたいそう幸せでしょうこと、"オヒメサマ"?」


北方棲姫「!!今の、トリケセ!ホッポ、ソンナ事思ってナイ!!」


曙「だったら!!!!」




曙「………だったら泣くより先に、やる事が有るでしょう!
泣かないんだったら何するの!!少しでも考えようと思わないわけ!?」(バッ!!


北方棲姫「!!」






曙「…………………何よ、不思議そうな顔して
この手…取らないなら引っ込めるわよ?ずっと差し伸べたままだと疲れるもの」


北方棲姫「………でもオマエ、ホッポ、嫌イって…………」(オロオロ


曙「嫌いよ、無条件に自分に好意が向けられると思ってる奴なんて」




曙「…………何?気持ちくらいは汲んであげるつもりだったけど、わたしじゃ不服?………なら……無理にとは言わないけど………」


北方棲姫「ウウン!そんな事ナイ!ホッポと、友達にナッテ下さい!!」(ぺかーっ


曙「…………やれば出来るじゃない、クソ棲艦」


北方棲姫「クソ棲艦違ウ!ホッポ!北方棲姫!」


曙「棲姫?なんだ本当にお姫様だったの?わたしは曙よ、それじゃあ改めて宜しくね、クソ棲姫♪」


北方棲姫「ウーッ!ウゥーッ!」(ジダンダ




足柄「…………私今気付いたんだけどあの子、気を許して来たら"クソ"呼ばわり始めるわ」


明石「え?じゃあ私実は結構好かれてる?」


秋雲「……明石さんのは気遣う必要のない相手だと思われてるだけだと思うなぁ」




榛名「お疲れ様です曙ちゃん!榛名、なんだか感動しちゃいました!」


秋雲「いやー、ひねくれ者の曙が言うと説得力が違うねぇ♪
中々決まってたからさっきのセリフ次の本で使って良い?」


曙「……好きにすれば、ちょっとあたし休む…………」


明石「本音でお話しするのも疲れるわよね、曙ちゃん?」


曙「ああまだいたの、クソ売店
あんまり空気だからもう帰ったのかと思ったわ」


明石「やっぱり私には酷い!?」(ガーン




秋雲「いやー、いい絵がいっぱい描けた!今回のMVPは曙だねぇ!」


北方棲姫「アケボノ……折角友達にナッタのにもう帰っチャウ………?」


曙「何また泣きそうな顔してんのよ
……必ずまた会えるわ、涙はその時の嬉し泣きにとっておきなさい」


榛名「榛名もなんだか後ろ髪を引かれる思いです」




北方棲姫「ハルナ……ゴーヤも…絶対マタ、会エル!」


榛名「はい!榛名、またほっぽちゃんに会いに来ます!」


北方棲姫「ヤクソク!ヤクソク!」


58「………ゴーヤ、やっと聞こえてくる声が落ち着いてきたでち」




足柄「なんならウチに遊びに来たって良いのよほっぽちゃん!歓迎するわ!」


北方棲姫「すみません私個人の判断では難しい所ですので、一度本社の方に問い合わせてみたいと思います。
後ほどこちらから連絡致しますので一旦はこれで切らせて頂きます。申し訳御座いません。」


足柄「だから私の時だけなんなのソレ!?」




鎮守府



榛名「と、言うわけでそちらが作戦完了の報告書になります!」


提督「ご苦労だったな榛名、この報告書では遭遇した北方棲姫とは現場で別れたとの事だが………」


北方棲姫「ココが、地上ノ鎮守府………ウチより、ボロッチィ」


提督「………俺にはこれが北方棲姫に見えるんだが。」




榛名「はい!なんだか名残惜しそうだったのでそのままお連れしました!」

ほっぽちゃんon榛名with曙


北方棲姫「アケボノアケボノ、あの人…ダレ?」


曙「クソ提督よ、一応ここの司令官だから挨拶しておきなさい」


北方棲姫「北方棲姫デス!よろしくお願イシマス、クソテイトク!」


提督「ぉうっふ………こんな幼女にクソ呼ばわりとか…………興奮してくるじゃないかもっとお願いします!」


明石「提督も修理ですか?ドコが壊れてます?」




足柄「ほっぽちゃん次私!私のお膝の上に乗らない!?」


北方棲姫「こちらの都合で申し訳ないのですが、今回そちらのお誘いは辞退させて頂こうと思います。
次の機会が御座いましたら是非ともご贔屓によろしくお願いします。」


足柄「提督、この後で付き合ってくれない?今夜は飲みたい気分だわ」




秋雲「いやー提督にも見せたかったなぁ曙の勇姿!ほーんとカッコよかったんだから、ねーほっぽーっ?」


北方棲姫「アケボノ、ホッポ、トモダチ」


提督(ア○ゾンみてぇ)




提督「しっかし今度はまたどうやってここに連れ込んだんだ………なぁ?」


大淀「…………何故私を見るんですか」


提督「いや、またお前かなーって」


大淀「……まぁ私なんですけど。
今回はですね、交換ホームステイとして1週間ほど北方棲姫ちゃんをこちらでお預かりする事になったんですよ
先方とは話が着いているので騒ぎになる心配はありません!」




提督「ちょっと待て今なんつった」


大淀「え?ですから先方とはちゃんと話が着いていると………」


提督「その前だ、えっ?交換……ホームステイ…?交…換……?さっきからゴーヤの姿が見えないけどもしかして……」


大淀「はい!北方棲姫ちゃんを預かる代わりにこちらからはゴーヤさんに深海に行ってもらいましたよ!」









提督「大淀ァッッ!!!!」






深海



飛行場姫「……え?交換ホームなんちゃらでほっぽが地上に行って代わりにこの子が?」


58「………………」(ダラダラダラ


港湾棲姫「……ええ、ほっぽの友人…らしいわ……」


58(水面に月明かりが点いたり消えたりしてる……アハハ、大きい…津波かな?いや違う、違うな、津波はもっとばァーって動くもんな……)


離島棲姫「ふふふ……私待ってたのよなんで来なかったのあなた達、ねぇ………?」


58(おーい、誰かここからだしてくだちいよー…ねぇ…)


中間棲姫「なぁに案ずるな、北方棲姫の友人という事なら如何に艦娘と言えど我々とて手荒な真似はしないさ」


58「……………このオチはあんまりでち!!」



やった!第二部、艦!!




と、いうわけでとりあえずここまでで!然らば御免!!

こんな時間にこんにちわ!
後日談だよ!

あと最後離島が鬼じゃなくて姫になってましたね、ごめんなさい



後日談




58「ただいまでち……」


提督「ご……ゴーヤ!やっと帰ったかゴーヤぁ!!」


58「て……てーとくぅ…たった一週間なのにてーとくの顔が懐かしく感じるよぉ……っ」(ふるふる


提督「大丈夫か!?深海で一体何があった!?」




58「……でち…」


提督「なんだって!?よく聴こえないぞ!」


58「…何も……されなかったんでち……っ!!」


提督「………は?」




提督「えっ?それどういう意味……?」


58「言葉通りだよ!美味しい料理と温かい家庭で手厚い歓迎を受けたでち!!……ゴーヤ…冷たい海の底なのに人の温もりすら感じたでち……っ!」(ガクガクブルブル


提督「それはひょっとして良い事なんじゃないのか?……とてもそんな事があったようには見えないんだが」


58「提督は解ってないよ!!ゴーヤ、これでもたくさん深海棲艦を倒してきたんだよ!?その相手から無償の厚意を受ける恐怖が!!まるで解ってない!!」




58「ゴーヤ、ずっとなにか裏があるんじゃないかと思って警戒してたでち……でも何も無かった…警戒すればする程……あれが唯の厚意だって思い知らされた………」


58「あははっ、ありえないよね?だって深海棲艦だよ?恨まれていて当然の相手だし、好意を持たれる理由だって無いのに……ただただ親切にされるなんて……」


58「……ゴーヤ…ひょっとして今まで幻を見ていたの……?今まで深海棲艦だと思って戦って来たモノは実は別の何かだったんでちか………?
じゃあゴーヤがこれまで沈めてきたのはいったい何……?深海棲艦っていったい何?」





58「ゴーヤは今まで……何と……何と戦って……っ!ぅあ……、うわぁあああぁぁあああーーーーーーーーっっっ!!!!!!」


提督「ゴーヤ!もういい!もう休むんだ!!ここにお前を責めるモノは何も無い!!お前は…お前は帰って来たんだ……っ!!」


58「うわぁーーーーーん!!!てーとく……怖かった………怖かったよぉーーーーーーーーっ!!」




ガチャッ


大淀「大淀入りまーす。提督、新しい任務が………」


58「てーとく!!てぇーとくぅーーーっ!!!」(わんわん


提督「ゴーヤ…泣け!今は泣くんだ!!辛い思い出は涙と一緒に流し出してしまえ……っ!!」(ダキッ


大淀「……お取り込み中でしたか失礼しました。」


提督「お前のせいだよこの野郎!!!」





後日談その2(深海編)



北方棲姫「タダイマー!」


飛行場姫「おかえりほっぽ、地上はどうだった?」


北方棲姫「楽しカッタ!お友達イッパイ出来た!」


飛行場姫「おお!それは何よりね!」




港湾棲姫「……あのゴーヤって子も良い子だったわ……語尾は変だったけど。」


中間棲姫「そうだな、ああいう者が北方棲姫の友人なら私達も安心だ、語尾は変だったけど。」


離島棲鬼「ええ、私の愚痴にも付き合ってくれてだいぶ気も晴れたわ、語尾は変だったけど。」




北方棲姫「ホッポ、オミヤゲイッパイ持ってきた!」


飛行場姫「ん?何これプリントシール?このほっぽの隣にいる笑顔がぎこちない子は?」


北方棲姫「アケボノ!良いやつ!ベストマイフレンド!!」


港湾棲姫「……そう…よかったわね……」(ほっこり




北方棲姫「オミヤゲ!まだある!」


離島棲鬼「何これ?オモチャのステッキ?」


北方棲姫「それ明石カラ貰った!もう使わナイから欲しカッタラくれるって!」(きゃっきゃっ


中間棲姫「ははっ!そんなもので喜ぶなんて北方棲姫もまだ子どもだな!」


北方棲姫「これネ!凄いの!見テテね、こうやって振ったら……エイッ!」













バッッッゴオオォオオオオォォオォオオォォオオォオォォォォーーーーーーーーーーーーーンーーーー…………ひゅーん、コツン☆













北方棲姫「ネッ!?ネッ!?」(ぴょんぴょん


離島棲姫「……………ケホッ」


港湾棲姫「………………部屋が……八割吹き飛んだわね…………」


中間棲姫「なっ!?何が起こった!?テロか!?トロイの木馬というヤツか!?」


飛行場姫「ふふふ…あいつら……やっぱり滅ぼすわ………っ!!」







後日談もおわり。


それではここまでで

夜からは第三部(の、予定)
新戦隊メンバーはまた安価で

ちくしょうまた姫になってる、ごめんなさい。

来た来たぁ!第三部、いよいよ到着しましたよ!

そんじゃあ始めまーす



提督「おーい大淀、あの任務出してくれー」


大淀「あら提督、おはようございます……あの任務?」


提督「とぼけるなって艦娘戦隊だよ。
今週は朝一で来たんだ、無いはずないだろ…………まさかまた勝手に………?」




大淀「ああ、あれですか!いやですね、今週はそんな事してないですよ!」


提督「おお、そうか!じゃあ今度こそーーー」


大淀「はい!早朝に鎮守府内で艦娘戦隊の編成権利を競売にかけたんですけど大盛況でしたよ!」


提督「大淀ァッッ!!!!」




大淀「何もゲンコツしなくたっていいじゃないですか。」(E:たんこぶ


明石「何故私も一枚噛んでいるのがバレたんですか。」(E:たんこぶ


提督「大淀一人で競売なんか開けるか、そんで商売関連ってだけでお前が一番怪しいんだよ」


明石「さっすが提督名推理ぃ!ヒューッ!」




明石はもう一発ゲンコツを食らった。






提督「で、オークションはどっちのアイディアだ」


明石「私です」


提督「……だよな、なんで競売に掛けようと思った」


明石「あれだけみんなやりたがってるから『これは売れる』と思いました」




提督「売るなよ!一応あれ本部から来てる任務だぞ!?」


明石「いやもうがっぽがっぽですよ」¥


提督「……儲けた金は全額艦隊の運用資金にさせてもらうからな」


明石「あぁん!ひどぅい!」


提督「元々戦隊の編成権はお前らのモンじゃないだろ!!」


大淀「………えっ?」


提督「お前あと三時間表で正座。」




提督「………で、肝心の任務は結局誰が競り落としたんだ?」


大淀「>>262さんですよ、大喜びでした!」




条件は>>104と同じ
まだ戦隊に参加していない艦娘のみ

今回のリーダー確定


舞風

大淀

うわビックリした埋まるの早い!!

>>263
大淀さん実は第一部のメンバーなんですよね、ごめんなさい




舞風「ふふふっ、やったわ、まさか舞風が噂の艦娘戦隊の編成権を取れるなんて……しかも舞風がリーダー!うぅーん次の出撃が楽しみー♪」


………ダダダダダダダダダダダ!!


提督「まああぁぁぁぁいいぃぃぃぃかあぁぁあぁああああぁぁぁあぜえぇええええぇえぇぇええぇええっっ!!!!」


舞風「ひぅっ!提督!?どうしたの血相変えて!?」


提督「どうしたのじゃ無いだろ!お前が艦娘戦隊の編成権を競り落としたのは大淀があっさり吐いたぞ!」


舞風「……ああなんだ、その話ね」




提督「…………なんでだ……」


舞風「ん?何が?」


提督「その任務がやりたくて必死な俺が言うのもなんだが、艦隊の編成権なんてそんなに欲しいものか?
出撃したいんだったら言ってくれれば俺が…………」


舞風「……違う、違うわ提督。提督は、舞風達の戦いってなんだと思う……?」


提督「……………その質問に……お前が満足するような応えを出せる気がしないな」




舞風「舞風にとってはね、舞台なの。そして艦隊の仲間達は一緒に舞台で踊ってくれる大切な共演者。
ふふふっ、笑っちゃうわよね、深海棲艦との"殺し合い"を舞台だなんて……」


提督「………舞風……?」


舞風「でもね、私達艦娘は戦う為に、この艤装と覚悟を背負ってここにいる。それくらいの楽しみ方くらい見出したって良いと思わない?」




舞風「………そして、たった一度…一度でいい、舞風が舞風の舞台に一緒に上がってくれる共演者達を自由に選んで良いんだとしたら、そのチャンスに飛びつくのはそんなにおかしい事……?
文字通り……命をかけた舞台で、自分の輝きたいように輝けるんだとしたら、それがどんなに喜ばしい事か、提督にも解らない…っ?」


提督「………舞風……すまない、俺はてっきり遊び感覚で本営からの任務を売り買いしているモノだと思っていた……許してくれ……っ」


舞風「………いいえ、そう見えたって仕方ないわ……だって結局舞風は、舞風の舞台を舞風の好きなように作りたいと思っているだけなんだから」


提督「……いいや、応援しよう舞風!折角競り落とした権利だ、今回はお前の好きなように使うと良い………!」


舞風「……!!提督!ありがとう大好きよ!!」









舞風(………ふぅ…即興の設定と演技でなんとかなったわ。折角競り落とした権利だもの、ここで提督権限で没収されたりなんかしたらたまらないもの!
ああ、リーダー!舞風がヒーローのセンター!昂ぶるわ!この特等席、誰にも譲らないんだから!!)



舞風は正に舞台女優だった。




提督「……で、舞風。もう戦隊は組んだのか?」


舞風「!よくぞ訊いてくれました!舞風と一緒に踊ってくれる共演者達は、彼女達です!」


提督(……あれぇ!?舞風さっきまでセンチ入ってなかったっけ!?)




新戦隊メンバー
>>276-280

条件は>>104と(以下略


赤城


リーダー:舞風

メンバー:
赤城
陸奥
若葉
磯波
瑞鶴


了解です。

あ、やべぇ磯波全く育ててねぇや研究しなきゃ

んなわけで第三部のメンバーが決まったとこで今日はここまでで!

安価協力、並びにお付き合いありがとうございました!
みんな!ちゃんと歯を磨いて寝るんだぞ!

司令官も気になりますー?最近ちょっと投下の時間が短くって……

んなわけで再開しやす



赤城「護ると誓った人の世が、地上で栄えているのなら、この身は大地を守護する砦!宿す情熱の色は赤!!
赤城・ザ・レッド!!!」


陸奥「爆裂!爆砕!爆破、瀑熱!
あらあら良いの?私に触れると……火傷するわよ!
陸奥・ブラック!!!」





若葉「若き命が咲き誇り、天に届けと葉を伸ばす。例えこの手が汚れても、その営みが護れるならば!……フッ、悪くない…!
若葉、グリーン!!!」


磯波「ここが頑張る時なのですね、いざ、行きます!
磯波…ホワイト!」




瑞鶴「全機爆走!!本当の力、見せてあげる!瑞鶴には、幸運の女神が着いてるんだから!……行くよ…見てて、翔鶴姉……!
シルバー・瑞鶴!!」


舞風「天に雲、地上の花と海に波!揺らすはこの身……三千世界に躍る風!!
舞風レッドッッ!!!!」





「「「「「「六隻発艦!!艦娘戦隊、波組・見参!!!!」」」」」」



ドッバアアアァァーーーーーーーーーーーーン
<<<ジャキィーーーーン!!>>>





提督「…………」← 色々言いたい事は有るけど何処から切り込むか迷ってる顔





提督「あの……ええーっと、今までで一番キマってはいるんだけど………」


舞風「はいはい集合!今からミーティングを始めまーす!」<パンパン


一同「「「「「はーい!」」」」」


提督「ミーティング!?」





舞風「まず何につけても赤城さん、貴女です」


赤城「はい、何を言われるかは解っています」




舞風「……よろしい、ならばあえて訊きましょう。
確かに舞風は『各自自室で口上を考えて来るように』と言いました。ですが"自分の配色を変えて良い"とは言っていません。

赤城さん、貴女にはブルーを言い渡しましたね?どうしてレッドを名乗ったのですか?
レッドはリーダーである舞風の筈ですが?」


赤城「………私なりに考えたんですけど、やはり私の名前とこの服で『ブルー』を名乗るのはどうしても無理があると思うんです」


赤城ファイヤーにしよう(提案)



赤城「加賀さんの服を借りるのも考えました、しかしそれではここにいるのが私である意味がありません!
ならば、私は潔くレッドであった方が戦隊の統率性を高めることが出来ると考えました!」


舞風「………ですがそれではレッドがリーダーである舞風と合わせて二人になってしまいます。その事は考えなかったのですか?」




>>301
くそっ、先に言われた
しかし俺も赤城さんと同じように潔くセリフを変えずに行くぜ



赤城「………ええ、それなんですけど……何も色に拘る必要はないんじゃないですか?
リーダーである舞風さんか私が赤系統のイメージを持つ名を冠すれば、混乱は一応避けられると思うんです…………例えば……ファイアとか」


提督(タイ○レンジャーかな?)


舞風「………成る程、確かに舞風も赤城さんにブルーを任せるのはいささか酷だと思っているところもありました。その意見は参考にさせて頂きましょう」





舞風「次に陸奥さん」


陸奥「あら、何かしら?」


舞風「着眼点はとても素晴らしいと思いました。自身のお姉さんキャラと、トラウマである筈の曝発ネタまで口上に仕込んでくる思い切りは流石と言えます」


陸奥「あらあら、褒めても何もでないわよ?」


提督(あれ?もしかしてこれ俺要らないんじゃないかな?)




舞風「貴女はこの戦隊唯一の戦艦、曝発ネタは力強さをアピールする言葉としても最適でしょう」


陸奥「ふふっ、そこまで見抜くなんて流石ね」


舞風「……ですが正直に言ってしまえばくどい、それに後半のお姉さんキャラを意識したセリフとも繋がっていません
もっと口上を整理して本番に備えましょう、舞風達もみんなで協力しますよ」


陸奥「あらあら、ありがとう。正直自分ではこれ以上思いつかなくて困っていたのよね」





提督(……こいつら思いのほか真面目にミーティングしてやがる。)




舞風「若葉、良いかしら?」


若葉「なんでも言ってくれ、直そう」


舞風「………いいえ、貴女の口上はとても素晴らしかった
自分のキャラをよく理解していましたし、語呂も悪く無かった、そのまま本番でも通用する出来だったと言えるでしょう」


赤城「ふふふっ、べた褒めですね!どうですか若葉さん?」


若葉「………ふっ、柄にも無く照れるぞ」




提督(こいつら少しで良いからこの情熱を普段の作戦会議にも割いてくれないかなぁ)






舞風「だけど若葉は今完成しているからこそ、もう一段階上を目指せると思うの。もう一捻り……任せても良い?」


若葉「………解った、期待を受けるのも…悪くないぞ」




舞風「そして磯波、貴女なんだけど……」


磯波「はい…なんでしょう?」


舞風「普通!!」



磯波「えぇーーーーっ!!??」(ガーン





提督「そうか?俺は磯波の控えめさが出てて良かったと思うんだが………」


舞風「はいそこです!みなさん、今コーチが良い事言いました!」


提督「コーチ!?俺は提督であってコーチに着任した覚えは無いんだが!?」





舞風「そうです、磯波の持ち味はそういった素朴さ、健気さです
口上として成立しているかはさておき、図らずともそれをアピールできるようなセリフに仕上がっていた事は確かなんです」


磯波「……でも、それだけじゃ……」


舞風「解っているようね磯波、そう、口上である以上普通なだけじゃダメなのよ
……でも、下手に決め過ぎると貴女らしくないわ。その辺りは舞風達みんなでフォローする、貴女は今のその気持ちを忘れないで!
"頑張ろう"、"みんなの為になろう"と思う気持ちこそが貴女の最大の武器なんだから!」


磯波「……はい!ありがとうございます部長!!」


提督「ちょっと待て!!今なんだ部長って言ったろ!?少しずつ読めて来たぞ!!」




舞風「……さて、待たせたわね、瑞鶴」


瑞鶴「何ー?瑞鶴退屈だったんだけどー?」




舞風「……貴女のようなタイプにこう言うのも、本当は好きじゃ無いんだけど……貴女には才能があるわ。舞台役者として、舞風達では及ばない程の天才だと言って良い」


瑞鶴「!?ん!?えっ!?何!?急に何の話!?」


提督「良かった!俺意外にも着いて来れてない奴がいた!!」




舞風「………役に貴女を近づけるのでは無く、普段通りに振る舞うだけで役が貴女に寄ってくる……それは他に類を見ない才能よ、嫉妬しちゃうくらい」


瑞鶴「えぇーっと…褒められてるんだよね……?ありがとう………?」


舞風「でも、貴女はその才能に振り回されているわ!観客達は急に貴女の口上で"翔鶴姉"なんて人が登場しても理解できないの!
貴女の妹キャラをアピールするセリフではあったけど、口上にあれは相応しくないわ!」




提督「ああやっぱりな!!今観客って言ったな!?
お前ら演劇部だろ!!どうりで不自然なくらい話がスムーズに進むと思ったわ!!!」



瑞鶴「…………翔鶴姉の話なんかしたっけ?」


舞風「く……っ!あれが無意識の内に出た言葉だと言うの…!?それがあれだけ違和感無くセリフに混ざるだなんて…ホント、対した才能じゃない………!」




舞風「……さて、舞風からみんなにはここまでよ。次に、みんなから舞風の口上に何か意見はあるかしら?」


赤城「私は…シンプルに纏まってて良かったと思いますけど……」


陸奥「そうね、言葉の使い方も私好みだったわ」


磯波「……特に直す所があるようには………」


若葉「…若葉だ、良いか?」


舞風「ありがとう、どうぞ若葉」




若葉「我々にとってはそうでも無いかもしれないが、観客にとって"三千世界"という言葉は少し難し過ぎるんじゃないか?
見る側は教養のある者ばかりだとは限らない、もう少し優しい言葉を使った方が個人的には良いと思うのだが………」



舞風「………成る程、それには自分では思い至らなかったわ
ホント流石ね、若葉」


若葉「………フッ、そう褒めるなと」




提督「………なぁ瑞鶴、正直あいつらが何を話し合ってるのか解るか……?」(ひそひそ


瑞鶴「さぁ…?なんだかあのノリに着いて行けなくなって来たんだけど………」(ひそひそ


提督「………まぁ無理もないな」




瑞鶴「そんな事よりさ、二人でこんなトコ抜け出して、翔鶴姉も誘って一緒にランチしないっ?瑞鶴お腹空いちゃったー、ね?良いでしょ?『コーチさん』?」(ぎゅっ


提督「ーーーーーー!!??」





ドドドドドドドドドド………


提督(……しまった…そういうことか………!!)



赤城「あーっ!瑞鶴さんズルいですよー!また抜けがけしようとしてー!」


提督(瑞鶴も……あの舞風が集めた面子……)


陸奥「もうっ!コーチはみんなのものだから独り占めしないって決まりでしょ?」


提督(………今なら……舞風が言っていた『瑞鶴は天才だ』という意味が解るぞ……っ!!)


ドドドドドドドドドド………





提督(瑞鶴はこいつらに着いて来れてなかったんじゃない…………)


若葉「ズルいぞ」


提督(ただ単に……"熱血に着いて行けない"というキャラクターだったんだ………っ!!)


磯波「……こ…コーチ!私も一緒に……っ!」


提督(『役が自分に寄ってくる』……か、普段通りすぎて気付けなかった………!!)


瑞鶴 (ニヤァ……



提督(俺は……まんまとハメられたんだ…………っ!)





瑞鶴「べ……っ別に私はコーチさんの事なんて…!」


赤城「本当ですか?なんだか顔が赤いように見えますけど?」


瑞鶴「しょ…、翔鶴姉に早く会いたいだけだしっ!」


陸奥「あらあら、まぁそう言うことにしといてあげるわ」


瑞鶴「もぉー!陸奥さんまでー!」







舞風「うふふっ、モテモテねコーチ?やるじゃなーい♪」




提督「……………………フッ」



提督「おいおいお前達、俺は一人しかいないんだぞ?
みんな仲良くしてくれなきゃ困るだろう?」


若葉「解った、コーチがそう言うなら」


磯波「私も……コーチとご一緒出来るなら………」


瑞鶴「えぇーっ!それじゃあつまんなーい!!」




瑞鶴「ねっ!それじゃあ食堂まで競争しよっ?一番に着いた人はコーチの隣に座ってぜーんぶコーチの奢りでけってーい♪
それじゃあよーい……スタート!」 ダッ


赤城「!!全部!?全額ですか!?それでは一位は実質食べ放題という事に………負けるわけには行きません!!!!」 ダッ


提督「HAHAHAHAHA、まったく困った仔猫ちゃん達だ……………………だが赤城のトップだけは止めろ!!俺の懐が経済的に死ぬ!!!」ダッ ←(後半は素。





提督も中々ノリは良い方だった。




陸奥「あら?あらあら」




それじゃあ今日はここまでで、ミーティングは終われて良かった……


明日はちょっと用事があるので投下出来るかどうかわかりませんが、もし出来たらラッキーくらいで


それではサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ


Wi-Fiの調子が宜しくないんで接続方法変更、IDは変わりますが>>1です




深海・仮設基地(プレハブ)



中間棲姫「……………む?」


飛行場姫「あら?どうしたの中間棲姫?」


中間棲姫「……いや、何やら呼ばれたような気がしてな……」


飛行場姫「気のせいよ、疲れてるんじゃない?」




中間棲姫「フッ……、そうかもな、何せこの仮設基地に未だに慣れていないものでな」


北方棲姫「ホッポは楽しい!みんなでキャンプみたい!」


港湾棲姫「……なんでも楽しめるのは……子どもの特権ね……」


離島棲鬼「…そうやって……下手にフラグを建てると……後で私恥をかくわよ…私みたいに……うふふふ……」


中間棲姫「フラグ……?」


飛行場姫(うわぁまだ引きずってるわ……)





港湾棲姫「……それで…次の艦娘戦隊について何か解ったのかしら……」


レ級「ンー?なンか楽しそうだった」

北方棲姫「ミンナでダンスの練習トカしてタ!」


飛行場姫「ダンス!?それ本当に艦娘戦隊だったの!?」




レ級「シラネー。」


飛行場姫「こいつ適当!!」


北方棲姫「ホッポ、一緒にくるくるーッテしてて楽しカッタ!」


港湾棲姫「……やっぱり…いくら鎮守府に出入りできても……ほっぽとレ級じゃ諜報には向かないわね………」




レ級「じゃあ今度から普通ニ遊びに行ク!」

北方棲姫「ホッポモー♪」



中間棲姫「……まぁ、こいつらはこんな風だから出入りが黙認されているんだろう………」


飛行場姫「………まぁ良いわ、この二人の情報が正しいとして、改めて整理しましょう……今度の艦娘戦隊は踊る……と」





飛行場姫「………どういう対策を建てればいいのかさっぱり解らないわ……!!」(ギリィッ


港湾棲姫「…………改めて整理する迄も無く情報不足だと思うんだけど………」


中間棲姫「それどころか余計な情報が入り込んで混乱しているな」




離島棲鬼「いっそこっちもノリのいい子達を集めて踊る?フフフ…意外と楽しいかもよ?」


レ級「チャント戦う作戦建てヨウゼ。」


飛行場姫「あなたが言わない!!!」






地上


提督「………あの後結局舞風達の演劇にメチャクチャ付き合わされた……」


瑞鶴「あははっ、提督さんも結構ノリノリだったじゃない!」


提督「まぁ、モテモテのコーチ役ってのもかなり役得だったしな」


瑞鶴「ふぅーん?私達に囲まれて嬉しかったんだ?ねっ、提督さん?」(ぎゅーっ




提督「ところでいつまで俺と腕組んでるんだ瑞鶴?今は演技中じゃないんだからずっと引っ付いてるのも疲れるだろ?」


瑞鶴「あはっ!そうだね、ごめんね提督さん!」(ぱっ












瑞鶴「…………………っばーか」(ボソッ





提督「あぁ、しっかしいざ瑞鶴に離れられると名残惜しいなぁ
演技中は瑞鶴が一番べったりだったしなー」


瑞鶴「ーーーーーーーーーッッ!!??/////」(かぁーっ


提督「ん?どうした瑞鶴?」


瑞鶴「……イーッだ!」




提督「………離れた途端に睨まれるなんて…そんなに俺に引っ付いてるの嫌だったのかなぁ………ちょっとショック」(しょぼーん







明石「………見た大淀?今の凄いわリアル青春よ」(ひそひそ

大淀「………何故でしょう眩し過ぎて直視できません」(ひそひそ

明石「私もよ、なんでかしら」(ひそひそ


てすてす

なんか回線が変になってた?

改善したみたいなんで再開します



舞風「さあみんな準備は良い!今日はいよいよ本番よ、これまでの練習の成果を見せてあげましょう!!」


一同「「「「「はい、部長!!」」」」」


舞風「コーチからも何か一言、お願いします」




提督「キリッ)えー、俺はこれまでみんなが頑張る姿を側で見て来た、今更俺からは何もアドバイスする事は無い」


赤城「とかいってコーチ、瑞鶴さんが心配なんじゃないですかー?」


若葉「コーチに一番懐いているのは瑞鶴だからな」


瑞鶴「あ…っ、赤城さんも若葉も変な事言わないでよね!!」


陸奥「あら?あらあら」(ニヤニヤ





赤城「ヒューヒューっ!」


提督「ははっ、瑞鶴だけじゃない、俺はいつだってみんなの事を想ってるよ」


磯波「コーチ…それは私の事も…!」


提督「ああ、勿論だ。そしてだからこそ、お前達ならやれるって信じてる、心配なんて必要ない!
行って来い!これまでの努力は絶対にお前達を裏切らない!」


一同「「「「「「はい!!」」」」」」




舞風「さあ、行くわよ波組!華麗に踊りましょう!!」






ザザーン………



提督「…………なぁ大淀、」


大淀「はい提督」


提督「なんかノリで激励しちゃったけど、俺は本当にあいつらを送り出して良かったんだろうか………」




明石「『俺はこれまでみんなが頑張る姿を側で見て来た』」(キリッ

大淀「『行って来い!これまでの努力は絶対にお前達を裏切らない!』」(キリッ




提督「そういうのやめろよお前ら!急激に恥ずかしくなって来ただろ!!」





大淀「きゃーっ提督が怒ったー♪」


明石「こわーい♪にっげろー!」


<きゃあきゃあ


提督「待てコラ逃げんなオラァ!!!」 ダッ


くそっ、もう時間が…ここまでか
次の安価までは行きたかったんだけどなぁ

そんなわけで今日はここまでで
また次回に会いましょう


提督、どうしたの?こんなスレ見て?
……ははぁーん?さては続きが読みたいんだな?

まぁ別に読みたくないって言っても書くけどな!!


ホントは昨日も書きたかったけど改装?とかなんとかで繋げなかったからね、仕方ないね

そんなわけで再開

おぅっふ、久々に書き込んだら酉が文字化けするとかなんなの……また変えなきゃなんないじゃん………というわけで次の書き込みから酉変わります




海上


舞風「ワン、ツー、はいここで大きくジャンプしてターン♪」


若葉「楽しそうだな、舞風」


舞風「ええ!この任務に参加するのをずぅーっと楽しみにしてたんだもの!」


磯波「あんまりはしゃぐと転びますよ…?」


舞風「もう磯波ってば心配性なんだからぁ♪」



ちょっと待て酉は嫌がらせか。一旦テストスレ行ってくる

今度こそどうだ、

もう恥ずかしくてなにもいえない

よっしゃ行けた。
さっきの酉は簡単な文字で特定余裕だったんでこの酉で再開します



陸奥「………で、瑞鶴はいつ提督にちゃんと言うの?」


瑞鶴<ブフゥッ!!!!


瑞鶴「ななななな何を陸奥さん!?ワタシは別に提督さんの事好きとかそういうわけじゃ………っ」(わたわた



陸奥「あらあら?色恋沙汰の話だなんて私は一言も言ってないけど?」


瑞鶴「う"……っ、意地悪………」


赤城「私も気になりますね、正直なところどうなんですか?」


瑞鶴「て…提督さんは私なんかより昔っから大淀さんとか明石さんと仲良いじゃない!」




赤城「……そうですね、私と瑞鶴さんは結構始めの頃からウチに居ますけど、私達が着任した時にはあの二人とはもう今みたいな感じでしたものね」


陸奥「……むしろその頃から変化がないんだったらあの二人とはそういう事無いんじゃない?」




若葉「解らんぞ、ああ見えて意外と……」


磯波「い…っ、意外となんですか……っ!?」(どきどき


舞風「もう瑞鶴さんさー、パパーっとノリで提督に『好きだー!』って言っちゃおうよぉ♪」


瑞鶴「だーかーらー!そんなんじゃないってー!」




舞風「いやー良いわねぇ青春って♪」


赤城「ふふふっ、微笑ましいですね、私なら頭からぱくっと行っちゃうんですけど」


舞風「……………比喩ですよね…?」


赤城「………勿論♪」




磯波「みなさん、目的地が見えて来ましたよ」


舞風「……あら?思ったより静かね、レ級ちゃんの話じゃこの辺りに深海棲艦の艦隊がいるはずなんだけど……」


瑞鶴「……改めて考えると、とんでもない情報源よね」




赤城「あの子は何も考えないで話してしまうだけですから嘘をついた訳では無いと思うんですけど……」


若葉「どうせ喋るだろうと思って最初から間違った情報を伝えられていた可能性は無いか?」


陸奥「もしくは作戦をちゃんと覚えてなかったのかしらね、あの子ならあり得るわ」




舞風「あちゃー、それじゃあUターンして帰るしかないのかなぁ」


磯波「相手がいないのではしょうがないですね……」


赤城「!………えっ?そうですか!……
みなさーん、艦載機の子達が近くに敵影を発見したそうですよーっ!」


舞風「!!ホントですか赤城さん!やったぁ♪」





見つけた深海棲艦>>379

条件は>>51と同じ
まだ出てない艦限定


タ級エリート



タ級「レ級の話じゃこの航路が地上の鎮守府への近道だって話だけど……ヌ級、航路に問題は無い?」


ヌ級 「!!」


タ級「何ですって!?六時の方向に敵影!?」




タ級「イ級隊、ト級隊は前に!ヌ級達は艦載機を飛ばす用意を!急いで陣形を整えるのよ!!」


ゾゾゾゾゾゾッッ





赤城「見えました!敵はすでに陣形を整えています!!」


舞風「いいじゃない、ならこっちも遠慮無しよ!磯波!!!」


磯波「はい!照明弾…行きます!!」




<<<<パアァーーーーーン!!!!>>>>





タ級「くっ……小癪な………っ!何者だ!?」


舞風「『何者だ』?それを問うなら応えてあげる!!」



カッッッ!!!!←照明灯の音




舞風「天に雲、地上には花、海に波
世を駆け巡り、舞い踊る風!!
舞風レッド!!!」


若葉「若き命が咲き誇り、天に届けと葉を伸ばす。この手を汚ごし、例えこの心が痛んでも!その営みが護れるならば!……フッ、悪くない…!
若葉、グリーン!!!」


磯波「波を蹴り、風をかき分け海を行く……ここが頑張る時なのですね、
いざ!磯波…ホワイト、参ります!」


舞風&若葉&磯波
「「「艦娘戦隊、風組参上!!!」」」



<<<ジャキーン!!!>>>



好きなBGMおいておきますhttp://www.youtube.com/watch?v=tCHkaHLbvd8




カカッッッ!!!!



赤城「真っ赤な太陽背に受けて…情熱燃ゆる、赤き城!!
赤城フレアー!!!」


陸奥「私に触れると火傷するわよ、良いから道を開けなさい!巻き込まれても知らないわ……っ!!
陸奥・ダイナ!!!」


瑞鶴「全機爆走!やっちゃって!
負けないわ、私には幸運の女神が着いてるんだから!!
瑞鶴ウィング!!!」




赤城&陸奥&瑞鶴
「「「艦娘戦隊!城組、見参!!!」」」



<<<ドゴォーン!!!!>>>







一同『六隻揃って!!艦娘戦隊・波組!現着!!!!!』



ドッバアアアァァーーーーーーーーーーーーン
<<<ジャキィーーーーン!!!!!>>>




>>384

ありがとうございます!
やっぱかっけぇなんだかみなぎって来ました!!



タ級「艦娘戦隊……あなた達が噂の………っ!」


舞風「舞風達が来たからにはあなた達の企みもそこまでよ!大人しく水底へ帰りなさい!」


タ級「くく……っ、こちらから探す手間が省けたというもの…………言われなくてもそうさせて貰うわ………あなた達を片付けた後でねぇッッ!!!」





タ級「行きなさいヌ級達!!」


ヌ級「「「「オオォオォォーーーーーーー!!!!!」」」」



ゴオオオォォォーーーーーー………!





赤城「敵艦載機、来ます!」


瑞鶴「たかが軽空母……こっちは正規空母が二隻よ!負けないわ!!」


赤城「瑞鶴さん!慢心はいけませんよ!艦の数ならあっちが多いんです!」


瑞鶴「尚の事…!格の違いを教えてあげるんだから!!」




若葉「来るぞ、舞風!」


舞風「解ってるわ!風組はイ級とト級を殲滅!!空母の二人に近づけちゃダメよ!!」


磯波「頑張ります……!」



タ級「駆逐艦如き…何隻いようが関係ないわ、私が一瞬で沈めてあげる……!」






ガシッ!!



タ級「!!!」 グググ……ッ


陸奥「あなたの相手はこの私、戦艦同士、仲良くしましょ?」


タ級「この力は……エリートである私より強い………っ!?」


陸奥「そういう事、………長門じゃないけど…ビッグ7の力、見せてあげるわ!!」





舞風「……っ!流石にあっちは軽巡混じり………駆逐艦だけじゃ辛いわねぇ……!」


若葉「くっ!被弾だ!……痛いぞ…だが、悪くない……!!」


磯波「城組の三人は押しています!旗艦のタ級さえ落とすまでここを持ち堪えれば………!!」




瑞鶴「七面鳥ですって……?冗談じゃないわ!いつまでも未熟なままだと思わないでよね!!」


ガガガガガガガガガ


赤城「瑞鶴さん、腕を上げましたね……!」


瑞鶴「"先輩"に褒められると素直に嬉しいわ、……私には……見てて欲しい人がいっぱいいるの……!!」




タ級「ハァ……っ、はあァ………ッ!」


陸奥「こんなもの?拍子抜けよ戦艦タ級」


タ級「こいつ……強い………!」


陸奥「……これ以上は無駄よ、ビッグ7と言えば長門ばっかり注目されるけど、私だって負けてないんだからね?ただ少し運が良くないだけなんだから」




タ級「く……くくく…っ!あはははははははははッッ!!!!
認めるわビッグ7!貴女は強い!どうやら私の力じゃ及ばないみたいね!!」


陸奥「あら?それじゃあ降参でもしてくれるのかしら?」


タ級「……ええそうね…私じゃ貴女には敵わない………」







タ級「でも、この海戦は"私達"の勝ちよ……!!」








陸奥「!!!!」


ザバァッ


赤城「!!瑞鶴さん!後ろです!!!」


瑞鶴「………えっ……?」



ドガアァアーーーーーン!!!!




潜水カ級「ーーーーーー」




瑞鶴「潜水……艦……っ!?」 ガクッ


赤城「瑞鶴……さん……?嫌ぁ!!瑞鶴さあーーーーーーーんっっ!!!!!」


タ級「はははははははははっっ!!!!!
まずは一隻!!このまま畳み掛けて潰してあげる!!!」




赤城「っ!………敵の艦載機と水雷戦隊は私が引きつけます!!風組の誰か!すぐに瑞鶴さんの救護を!!!」


舞風「瑞鶴さん!!今助けます!!!」


瑞鶴「…舞……風………?」


舞風「瑞鶴さん!気を確かに持って!!鎮守府に戻りさえすればそんな傷………!!」



瑞鶴「……ははは………ドジっちゃった……慢心はダメって…赤城さんに言われたばっかりだったのになぁ………」


舞風「大丈夫…!大丈夫ですから……っ!」


瑞鶴「総員……飛行甲板………翔鶴姉………待ってて……くれる……かな………?」


舞風「瑞鶴さん………?瑞鶴さん……!?目を……、目を開けて下さい瑞鶴さん!!」


瑞鶴「ーーーーーーーー」


舞風「瑞鶴………さん………っ!」


若葉「迂闊だった……!こちらがもっとしっかりしていれば潜水艦如き………っ!」




舞風「……瑞鶴さん、舞風ね、実は結構提督の事良いなーって思ってたんだよ?」


舞風「だからね、この任務が終わったら想いを打ち明けてみようと思うの」


舞風「ふふっ、そしたら意外と提督も二つ返事でオーケーしてくれるかもね?」







舞風「そしたらね、戦いなんか忘れて提督と一緒の時間をいっぱい過ごすの」





舞風「考えただけでも楽しみだわ、きっと、きっとそれはとっても幸せな事だから」





舞風「………だからね、目を開けてよ瑞鶴さん……舞風が提督の事取っちゃうよ……?それでも良いの………?」







舞風「良くないでしょ……っ!ねぇ!?目を開けてってば!!本当に……本当に抜け駆けしちゃうよ………っ!?」


舞風「ねぇ………っ、ねぇってばぁっ!!お願いだから目を開けてよぉ!!!!」




タ級「ほぉらさっきまでの勢いはどうしたの!?急に動きが鈍ったわよビッグ7!!!」


陸奥「くっ……!!」





ーーーー♪ーーーーー♪



赤城「!………何か………聴こえて来ませんか………?」


磯波「赤城さん!こんな時に何を…!」



ーーー♪ーーーーー♪



若葉「…待て!本当に聴こえて来るぞ!」

陸奥「これは……歌…………?」


ーーーーー♪ーーーー♪



パアアァアアアァァァアアアッッ



舞風「!?」


タ級「!!なんだ!?この光は…………!?」







応急修理女神「ラーーラララーーー♪」



一同「「「「「応急修理女神!!!!」」」」」


女神 グッ(親指立テー


舞風「………!っていう事は瑞鶴さんは………っ!!」


瑞鶴「………ん……っ、んぅ…………」


タ級「!!バカな……っ!!生き返ったですって………!?」


舞風「ず………瑞鶴さぁん!!!」


瑞鶴「……………!」






次 回 予 告


唐突なガチバトルの末に一度は轟沈したものの女神の手によって目を覚ました瑞鶴!

彼女は一度の死の間際に一体何を見たのか、瑞鶴は一体何を語る!?



次回、艦娘戦隊・波組

『愛は世界を救う!……といいなぁ。』


大正(多分昭和)桜に浪漫の嵐!!


私、もう何も怖くない………!






というわけで今回はここまでです

まさかガチバトルだけで今日の分終わると思ってなかった。クライマックスは次回へ持ち越しで。


それじゃあまた会いましょーう


ぱんぱかぱーん!!

書き溜めはないけど一気に行くぞ!
守ったら負ける!攻めろ!!


んなわけで再開



舞風「瑞鶴さん…!大丈夫なんですか!?舞風が分かりますか!?」


瑞鶴「………………」


磯波「良かった…瑞鶴さんが無事で………っ、良かった………っ!」


瑞鶴「………………」




瑞鶴『Don't cry♪泣かないでー♪貴女のー♪綺麗な瞳ーにー♪涙はー似合わないからー♪』(イイ声


舞風「!!」


タ級「!!??」






舞風『わたしー♪こわかーったー♪あなたのー、えーがおにー♪もう会えないかとー♪』(イイ声


タ級「ちょ……えっ?……え……っ?」




肩(ポンっ

タ級「!!」


陸奥『怖がる事なんてーなーいーわー♪この歌がー聴こえてるならー♪』(いいk以下略


タ級「えぇええっ!?貴女も歌うの!!??」




赤城『きっとー♪手と手を取り合えるー♪』

ザバァ

実は一緒に練習してたレ級
『勇気を出すノハ自分ー♪』


タ級「レ級!?どうして海面から貴女が……!?」




ザバァ


同じく一緒に練習してた北方棲姫
『その一歩を踏み出のは貴女ァー♪』


タ級「北方棲姫様まで!!」


ほっぽ&レ級
『この歌ガコノ場所にぃー♪あるノなラァーーーーーーー!』♪


タコ焼き艦載機『こわくないいぃーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!』(美しいバリトンボイス


タ級「その艦載機喋れたの!?っていうかその声どこから出てるの!!??」





ザッザザ!ザザザッ!


タ級「イ級にト級達!!いい子よ、陣形を持ち直して……」


イ級&ト級&女神
『ラーラー♪ラララララー♪ララ、ララララ、ラララ、ララー』♪


タ級「こ………っ、コーラスですって!?あなた達もなの!?」




若葉『こーどっくに負けるなー♪』

磯波『自分をー♪変える勇気をーー♪』

ヌ級『聴こえるーよー♪その心がー♪泣いてー♪いるのーをーーーーーーーー!』


タ級「あっ……、ヌ級は普通に歌えるんだ……」←混乱が何周かしてかえって冷静になってきた




瑞鶴『さぁ!手を伸ばしてー♪』


舞風『ほらー♪すぐ側にあーるのー♪』


赤城『わたーしたーちーはー♪』


陸奥&レ級『わかーりあえーるーのー♪』


若葉&磯波&ほっぽ
『ほーら♪こうして手ーと手を取り合えばー♪』





北方棲姫 (とてとてとて


北方棲姫「ネッ?トモダチにナレるの!」


タ級「あっ、ハイ。」





ズッチャズッチャチャチャ♪
ザザッチャ♪ザザッ♪


イ級&ト級&女神『ルーーー♪ルーーーラーーーラララーーーー♪』


タ級「ねぇあいつらはともかく、あなた達はなんでそんな完璧に踊りながらコーラスできるの!?ねぇ!?」


一心不乱にバックダンスを続ける潜水カ級
『ーーーーー!ーーーーーっ!』♪





磯波『ここでー♪踏み出すのー今!』


陸奥『チャンスは待ってくれなーいー!』♪




赤城『さあ!』

若葉『さあ!』

北方棲姫『イマ!』

磯波『ここで!』

陸奥『ほら!』

レ級『手ガ!』

ヌ級『届ク!』

舞風『ここに!』


一同『『『『いるのーーーぉーーーーーーーーー!!!!』』』』


タコ焼き『アーーーァアーーーーーーーーーー♪』





瑞鶴「ね?一緒に行こう?」スッ


タ級「………あっ………、」















タ級「……………………………」














タ級「………………長い眠りから覚めたよう♪こんなに、近くにあったのね♪」



瑞鶴「……!」パァッ

レ級「タ級!」パァッ

北方棲姫「タ級!」 ぴょんぴょん





タ級『もう!怖がらない!』♪


タ級『あなた達が、側にいてくれる!』♪


舞風『この絆はー手放さないー♪』


タ級『この気持ちに嘘はないー♪』


赤城『この世界にはー♪』

赤城&瑞鶴&ヌ級
『歌があるわ!』♪




タ級『もうこの心はー!寒くないー!』♪


一同『『『『だって私達はーーーーーっ!!!!』』』』♪♪♪







タ級『解り合えるわ!!』♪






ジャン!!!





舞風「わああぁーーーい!!やったあぁーーーーーっっ!!!」


赤城「ぐすっ………私なんだか涙が出てきました………!」


レ級「やったナ!タ級!」


北方棲姫「タ級……カガヤイテル………っ!!」


タ級「………いいえ、ここにいる誰もが輝いているわ…!私が間違ってた………悪い夢から醒めたようだわ」




陸奥「あらあら?なら、握り拳はもう必要ないかしら?」 スッ


タ級「……勿論よ、貴女は素晴らしい艦だわ、ビッグ7!」 ガシッ


陸奥「ふふふ、ありがとう!貴女だって素敵よ戦艦タ級!」



磯波「これが……友情というものなんですね!」


若葉「ああ、悪くない……本当に………本当に悪くないぞ………っ!」





舞風「さあみんな行きましょう!あの暁の水平線に!私達の明日に!!」


北方棲姫「待ッテよマイカゼー!」


磯波「ここは私だって頑張ります!」 ダッ


レ級「抜け駆ケなんかさせないヨ!!」 ダッ


陸奥「………まったく、本当に元気な子達っ」


瑞鶴「……ええ、そうね!」


赤城「……朝焼けが……綺麗ですね……」


タ級「………ええ、本当に………なんて素敵な世界ーーー」






C A S T
ーーーーーーーーーーーー

◆艦娘戦隊◆

・風組・

舞風

若葉

磯波


・城組・

赤城

陸奥

瑞鶴



◆深海棲艦◆


戦艦タ級

戦艦レ級

北方棲姫

軽空母ヌ級











鎮守府



提督「………何このビデオ」


舞風「ミュージカル、『艦娘戦隊・波組-暁の歌-』です。」


提督「タイトル訊いてんじゃねーんだよ!!なんでミュージカルが始まったのか訊いてんだよ!!!」





提督「え!?俺は艦娘戦隊を送り出した筈だったんだが!?お前らはミュージカルの公演をしに行ったの!?」


舞風「そうです!!!」


提督「無駄に元気が良いなぁ舞風ァッッ!!!!」





提督「途中まで……っ、良かったじゃん………!!ちゃんと戦隊ヒーローしてたじゃん………っ!!」


瑞鶴「……提督さん?泣いてるの?」


提督「お前の所為だよ!!お前が急に歌いだすからこんな事になってんだよ!!」




提督「しかも貴重な応急処理女神をあんな演出の為に……っ!」


赤城「あんな演出とはなんですか!瑞鶴さんは痛い思いをする役を自ら引き受けてくれたんですよ!?」


陸奥「ええ、とても助かったわ。わたし爆発にはちょっとトラウマが………」


若葉「恩にきるぞ」


磯波「瑞鶴さん、ありがとうございました…!」


瑞鶴「へへへっ、照れるわね……いいのよ別にっ!」



提督「あっ!解った今気付いたぞ!!こいつら誰一人としてツッコミに回る気がねぇ!!!」




舞風「もー提督ぅ、ノリが悪いぞぅ♪」


提督「ノリって………でな、もう一つ気になったんだが」


舞風「うん?なぁに提督?」




提督「これの撮影機材大変だったと思うし……深海棲艦側もさ、あれ完全にアドリブってわけじゃなくてそれなりに仕込みあっただろ?」


舞風「あっ、やっぱり解りますぅ?完全にアドリブだったのはタ級さんくらいかしら」


提督「わからいでか。…………で、幾ら使ったんだ?」


舞風「何を?」




提督「とぼけるなよ、ウチの資源だ。機材の発注に、相手さんとの交渉、タダじゃない事は素人の俺でも解るぞ」


舞風「あー……、ちょっとその辺りは大淀さんが『任せて下さい!』って全部やっちゃったから舞風は知らないなぁ、ごめんね?」



提督「大淀ァッッ!!!!」





大淀「もぉー、そんなに叫ばなくてもちゃんと聞こえてますよ提督」


提督「怒・っ・て・ん・だ・よ・!!
幾らだ!このビデオ撮るのに幾ら使った!?」


大淀「うーんそうですねぇ……アレがコレだけにソレがこの位だったので……………」




大淀「平均して各資源7万ずつくらいですかね。」


提督「大型建造何回分だ!!!?」




提督「えっ!?各7万って言った!?それウチの倉庫ほぼ空じゃない今!?」


赤城「ええっ!?じゃあ私達の補給は!?おゆはんはどうするんですか!?」


提督「お前らの所為なんだよ!!俺頑張って貯めてたのにこれからどうすんの!?
駆け出しの頃ならいざ知らず、今の鎮守府の規模で資材枯渇はヤバいぞ!!??」





ザッ


明石「フッ……ご心配無く、提督…抜かりはありません!」


提督「あ……っ、明石!!」


明石「既にこのビデオは大量に生産済みで、出荷の準備は既に整っています!
この売り上げを鎮守府の運営に回せば合計約28万の資源くらい軽く取り返せますよ!!」


提督「それだあぁーーーーーーーーーーーッッ!!!!ビデオの量産もタダじゃ無いだろ!!28万の内幾ら分だ!?」


明石「12万くらいです。」


提督「ほぼ半分じゃねーかなんでそんなに売れると思った!?」




明石「ご心配なく!私はプルタブだって指輪の代わりに売ってみせる女!!このくらいのビデオ一週間で捌いてみせますよ!!」 ダッ


提督「プルタブ!?待て!プルタブってどういうことだ!?まさか売店に置いてあるあの指輪………!ビデオ売る前にそっちを説明して行け!!
おい待てったら明石いぃーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!」


大淀「売り上げの管理はお任せ下さい!」


提督「お前にだけは任せたくねぇよ!!!」





その後、ビデオは意外と売れて資材はなんとか戻って来た

提督は元が取れた事により胸を撫で下ろしたが、彼は一つ見落としていた

………そう、舞風率いる波組は、その時既に次の撮影の準備を着々と進めていたのだ

提督がそれに気付くのは、次のビデオが量産体制に入って再び資材が枯渇した後だったのだが………それはまた別のお話…





舞風「………また踊れますね!」









エピローグ



飛行場姫「…………なんだかよくわからない臨時収入が入ってきたんだけど………何このビデオのタ級ノリノリね」


タ級「仕方なかった……仕方なかったんです……!あの中にいる時はああするしか………っ!」


港湾棲姫「……泣いて………いるの…………?」


レ級「イヤー、大成功だったネッ!」


北方棲姫「ホッポ!またやりたい!またタ級も一緒に行ク!」


タ級「私はもう二度とごめんよ!!!」




よっしゃ!第三部、艦!!

思ったより時間がかかってしまいましたが今日はここまでと言う事で

こんな時間に申し訳ないんですがアンケートを一つ、第二部の時のように後日談を入れるか多数決を取りたいと思います


後日談を入れる場合は後日談を上げてから第四部、
入れない場合は次の投下で即第四部スタートになります、ご協力下さい


それでは>>453-461で
第三部の後日談を

1.入れる
2.入れない

当然希望が多かった方が採用になります

入れよう



満場一致じゃないですかやだー

ってなわけで>>461まで行ってないけど1が過半数を上回ったので後日談はやる方向で

その後で時間に余裕があればそのまま第四部開始になります
んでもって次のメンバー安価から夏イベ艦を解禁します、春雨ちゃんと大淀さんしか持ってないけど来たらもう気合いで書く。

それでは多分今夜あたりに、ではではー


後日談よ、本編じゃないわ!
そこんとこもよろしく頼むわね!

ってなわけで行きます



後日談


舞風「それじゃあ映画ビデオの完売を祝しましてー…」


一同『『かんぱーーーい!!』』


提督「いやー良かった!これで路頭に迷わずに済んだぞ!」


明石「これもひとえに私の販売戦略と、」


大淀「私のプロデュースの賜物ですね!」


提督「お前ら問題しか起こさん癖に無駄に有能なのが腹立つわ。」




赤城「でも映画の公開以降、自室にに戻る度に加賀さんが『次回作はまだですかー』って聞いてくるようになったんですよね」


磯波「解ります、うちも吹雪ちゃんとかがしきりに『いいなぁ…』って……」


舞風「舞風はこないだ廊下ですれ違った時に、那珂ちゃんさんに『那珂ちゃんだって負けないんだからー!!』って涙目で走り去られたわ」


提督「那珂ちゃん………」



若葉「近所を歩いている時に、町の人によく声をかけられるようにもなったな」


陸奥「私はむしろナンパされる事が減って清々しいわ」


提督「ナンパ!?何それ初耳なんだけど!?」


赤城「まぁ有名人にナンパなんて結構度胸が入りますもんね」


陸奥「ふふふ、心配しなくても良いのよ? 提 督 の た め に ぜーんぶ断ってたんだから♪」(つーっ


提督「ぉうっふ、ゾクゾクしてきた」




瑞鶴「でも有名人かー、実感無いけどなんだか嬉しいわね!」


若葉「人の噂もなんとやら、だ。三月もすれば落ち着くさ」


舞風「そうね、今の人気が衰えないウチにたたみかけないと!ねぇ提督次回作はいつから撮り始めます?」


提督「撮らせないよ!?また倉庫空にはさせないよ!?」




舞風「ぶぅーっ、提督ってばノリ悪ぅい!」


提督「なんとでも言え、俺にはこの鎮守府を守る義務があるんだ」


陸奥「あらやだ提督ってば男前♪
惚れちゃってもいいのかしら?」(耳フー


提督「ーーーーーー!!是非お願いします!」(ゾクゾク


瑞鶴「………………」




提督「………そういえば瑞鶴さ、」


瑞鶴「ん?どうしたの提督さん?」


提督「いや、映画の中で"俺の事が好き"って役やってたろ?」


瑞鶴「ああ、なんだその事ね
何ぃ提督さん、本気にしちゃったー?」(ニヤニヤ




提督「…いや、本当に凄い演技だったよ、撮られてる時俺も"もしかしたら本当に"って期待しちゃったしな」


瑞鶴「……へぇー?提督さんは瑞鶴に好かれてたら嬉しいんだ?」


提督「当たり前だろ、誰かに好意を向けられる事自体が嫌なヤツなんてそうはいないさ
それが瑞鶴みたいな可愛い子なら尚更だよ」


瑞鶴「………ふぅーん……」




瑞鶴「ねっ提督さん、ちょっと耳貸して?」


提督「ん?なんだ」


瑞鶴「えーっとねぇ……」(ひそひそ


提督「うん……?」


ちゅっ




提督「ーーーーーーーッッ!!??」////


瑞鶴「へへっ、ちょっと嬉しかったからお礼♪」


提督「ちょっ、おまっ!?それ一体どういう意味でーー……っ!?」


瑞鶴「ふふっ、なーいしょっ♪」





明石「ねぇ大淀、あの提督ちょっと爆発すれば良いと思わない?」


大淀「陸奥さん、ちょっと提督に抱きついてきてくれませんか?」


陸奥「私は爆発なんてしないったら!」



舞風「………次は恋愛もので行きましょう!」





後に赤城はこの宴会の事をこう語った


赤城「そうですね、またこうしてご馳走が食べられるなら、是非とも次回作に参加させて頂きたいですね!」


加賀「やりました。」




赤城はご馳走しか見ていなかった。







深海棲艦・仮設基地(プレハブ)
戦艦部屋




タ級「……………」(ずぅーん


ル級「……どうしたんだタ級、そんなに落ち込んで?
最近戦果もあまり良くないようだが………」


タ級「……ああ…ル級、聞いてくれる……?」


ル級「おかしな奴だな、わたし達は数少ない戦艦仲間、相談にくらい幾らでも乗ってやるさ」


タ級「ル級……っ!」(ぱぁっ


レ級「ワタシもナー」


タ級「あんたにだけは相談したくない!!」




タ級「最近ね……サインを求められるの………」


ル級「ああ…あのビデオの影響か、まぁ有名税だと思えば……」


タ級「そうじゃないの!!海戦でね!?遭遇した艦隊の駆逐艦の子達にも求められるのよ!!!」


ル級「………あー……」





タ級「キラキラした笑顔でね、『ありがとうタ級さん!これからも応援しています!』なんて言われてね!?その子達にその直後の海戦で砲塔を向けられる!?
私には無理よ……っ!!できない………戦えないわ………っ!」


レ級「ハハハコイツこないだのゴーヤみたいになってラ」



ル級「黙ってろスカポンタン!!」




ル級「………それはわたしでも無理だな……、解ったタ級、しばらくはわたしに任せろ、事態が落ち着くまで、戦艦が必要ならわたしがお前の代わりに出撃しよう」


タ級「!!……ごめんね……っ、ありがとうル級…!ごめんね………っ!!」


レ級「ンな事ハ撃ってから考えれば良イノニ。」


ル級「だから黙ってろこの狂犬ッッ!!!!」




あのビデオが残した爪痕は深い。





後日談も終わり。




レ級のキャラ付けをフリーダムにしたせいで動かしやす過ぎて辛い。
あまり頼りすぎないようにせねば


あと瑞鶴がヒロイン扱いし易過ぎてつい引っ張られてしまった、ごめんね?


ンなわけで、
続けて第四部に行くつもりでしたが、このまま進めると安価取るのがまたド深夜になりそうなので今日はここまでにしておきます


第四部開始は明日の20:00から21:00頃の予定

ではではまた後日



やっと会えた!第四部よ!

っていうか予告時間に間に合って良かった!嘘つきにならずに済んだ!

というわけで新章開始ですどうぞ、





カリカリカリ


提督「大淀、そこの書類取ってくれ」


カリカリカリ


大淀「はい、どうぞ提督」


提督「ん、助かる……ん?これは?」


大淀「提督が欲しがってた書類と関連したものですのでまとめて置きました、続けて済ませてしまった方が楽ですよ」


提督「おうそうか、ありがたい」


カリカリカリ


大淀「いいえ、これくらいは」


カリカリカリ




提督(…………俺は気が付いた、大淀から目を離すからダメなんだと)


提督(つまりこうやって大淀を秘書艦に置いてしまえば、勝手に艦娘戦隊の任務を消化される事もない!我ながらナイスアイディア!!)


提督(……だがーーーー)


大淀「提督、この書類なんですけど、不備がありましたので修正して置きましたよ
修正箇所に付箋を着けておいたのでご確認をお願いします」


提督(……流石任務娘と言うべきか…事務作業させると誰よりも仕事出来るんだよなぁこいつ。いつもこれだけ真面目だったらいいのに」


大淀「途中から丸聞こえですよ提督。」





大淀「いや私そもそも凄い真面目じゃないですか、真面目といえば私か朝潮さんかというくらい真面目なイメージでしょう」


提督「それを自分で言っちゃうあたりに信用が無いんだよ?あと朝潮を巻き込んでやるな。」





カリカリカリ


提督「ん、」


大淀「はい」


提督「それ、」


大淀「終わっています」


カリカリカリカリ




大淀「提督、」


提督「ほれ判子」(ポンっ


大淀「提督、」


提督「署名か」(さらさら


大淀「提督、」


提督「悪い、また計算違いか」


カリカリカリカリ




提督「……んぁー、」


大淀「はいお茶です」(ことっ


提督「ん、用意が良いな」(ずずーっ


大淀「そろそろお疲れかと思いまして、この辺りで休憩にしましょう」


提督「そうだな」




提督「……しかしお前が秘書艦だと仕事が捗るな、特に何も言わなくても俺の仕事に合わせてくれるし」


大淀「提督も似た様なモノじゃないですか、てっきりこっちの進み具合を見て作業しているのだと思っていましたけれど」


提督「そんな事無いんだけどな、不思議と他の奴の時はこうは行かないんだよな」


大淀「不思議なものですね?」




提督「よし、お前のおかげで粗方事務仕事は片付いたし、そろそろ任務の消化に行くか!」


大淀「やっと私も本業ですね!」


提督「やっぱりそっちがメインなのなぁー」


大淀「提督のお手伝いなら他の子でも出来ますけど、こればっかりは私にしかできませんから」




提督「そうか、残念だな
今日くらい真面目に仕事してくれるならずっと秘書艦をしていて貰いたいくらいなんだが」


大淀「うふふ、提督?そういうラブコールは私に向けるモノではないでしょう?」


提督「…………ま、だな。いいからお前の事務所に行こうぜ、いつまでも主が不在なわけにはいかないだろ」


大淀「はい!」





大淀の事務所



明石「あ、提督に大淀!お疲れ様です!」


提督「……なんでお前が大淀の事務所にいるの?」


大淀「私が鍵番をお願いしたんですよ、どうせ明石の売店とはお隣さんですから」





提督「まぁいいや、艦娘戦隊の任務出してくれ、その為に他の仕事は片付けて来たんだ」


明石「え?それならさっき秘書艦に渡しましたけど…」


大淀「え?」


提督「は?」


明石「ん?」




明石「何を驚いてるんですか?彼女、『提督に持ってくるように頼まれた』って言ってましたよ?」


大淀「……あの、明石……今の秘書艦は私ですよ……?」


明石「えっ」


大淀「えっ」


提督「んんっ?」




大淀「そもそも私が秘書艦に回るから明石に鍵番をお願いしたんですけど……」


明石「えっ?そうだったの?てっきりいつもみたいに交代で仕事をサボる為かと……」


提督「ん?」


明石「あっ、」


大淀「うぇっ」





提督「……お前らいつもそんな事やってんだ?」


大淀「大丈夫です提督、話せば解ります」


提督「解った大淀、お前の処罰は明日にでも言い渡す」


大淀「うへぇ」


明石「あちゃー」


提督「明石、お前もだからな」


明石「ぅおうっ」


大淀「あー…」





明石「……なんかごめんね大淀?ひそひそ」


大淀「……いいんですよ、次からはもっと上手くやってボロを出さなければ良いだけです。ひそひそ」


提督「お前ら内緒話はもうちょっと小声でやれ、丸聞こえで反応に困る。」




提督「……で、その偽秘書艦は一体誰だったんだ?」


明石「えぇーっと、>>498ですよ!」





今まで戦隊に参加してない艦娘のみ

今回の参加メンバー確定(非リーダー)

那珂ちゃん



明石「那珂ちゃんさんでした!」


提督「えぇっ!?那珂ちゃん!?まさかこないだからの舞風達の人気に嫉妬して艦娘戦隊になれば自分もと……!?」


明石「あり得ない推理ではないですねー」




提督「くっそ、こうしちゃいられねぇ!今すぐ那珂ちゃんを探さないと!!」


大淀「……えっ?もう行かれるんですか提督?」


提督「ん?ああ、今ならまだ取り返せるかもしれないだろ!」


大淀「でも私、今回はまだ"アレ"言われてませんよ?」


提督「……"アレ"………?」




大淀「……提督、何か物足りない気とかしないんですか…?」


提督「ん?……いや、別に?」


大淀「いいえ絶対に物足りません!主に私とあっちから見てるみなさんが!!」(ガシッ


提督「うわっ!?急にどうした離せ!!
っていうかお前なんか見えちゃいけない次元が見えてない!?」





大淀「"アレ"を言って貰わないと始まった気がしないんです!!ホントもう言うだけでいいんです!」


提督「いいから離せ!急ぐから!!」



大淀「大丈夫!!脈絡なんか無くて良いんです!なんなら言うタイミングだって私が作ります!むしろ今なら言えます!!」(ググググ……ッ


提督「心当たりが無いって言ってんだろ……っ!!」(ギギギギギ……ッ


大淀「ちょっとだけですから!何もしませんから!休んで行くだけですから!!先っちょだけですからぁ!!」


提督「ええっ!?本格的に何の話!?」




鎮守府内(別の場所)


那珂「ふふふ……那珂ちゃんとうとうやっちゃった……もう後には引けないよ……」(ブツブツ


悪魔那珂ちゃん
《良かったじゃない☆
これで那珂ちゃんも晴れて本格的アイドル活動始められるよっ☆》


天使那珂ちゃん
《なりませんよ……こんな事をしていては……追っ手はもうそこまで迫っているのです………見つけ次第にヤってしまうのです……油断してはなりません………》


天使那珂ちゃん
《そーれやーれ!やーれ!やーれ!やーれ!》


悪魔那珂ちゃん
《……うわぁ…流石にそこまでヤル気満々なのは引くわー》




提督「そこまでだ那珂ちゃん!!」


ザッ


那珂「!提督!!」




提督「結局大淀を引っぺがすのに時間をかけてしまったが……今ならまだやり直せる、さぁその任務を今すぐこっちに返すんだ!」


那珂「………できない、できないよ提督」


提督「どうしてだ!?人気者に……アイドルなりたいって言うんなら俺がどんな手を尽くしてでも……!」


那珂「違うの!!」


提督「!!」




那珂「確かに那珂ちゃんは、アイドルになりたくてこの任務騙し取った、でも解ってる……こんな手段で手に入れた人気なんて偽物だって………」


提督「……!なら……っ!」


那珂「それでも!!」




那珂「……でも、それでも、那珂ちゃんを信じて、那珂ちゃんにこの役目を託した仲間がいる!」


那珂「それぞれの思いは違っても……那珂ちゃんを信じた人を裏切るようじゃ、那珂ちゃんは一生掛けたって本物のアイドルになんかなれないんだから!!」


那珂「だから!絶対に那珂ちゃんは提督にこの任務は返せない!!」





提督「本気……なんだな……」


那珂「うん、ごめんね、提督」


提督「…いやいいさ、艦娘の本気の思いに応えてやるのも俺の役目だ」





提督「……しかし、仲間か……
やっぱり那珂ちゃんの単独犯じゃなくて、共犯者がいたんだな……」


那珂「ふふふ…、ここまで喋るのが、那珂ちゃんの精一杯の誠意だよ」


提督「いいだろう……そこまで言うなら!その任務を奪い返して黒幕を吐かせるまでだ!!」




???「その覚悟、しかと聞き止めた!!」


提督「!?お前は>>515!!」


条件は>>496と同じ
リーダーではない


づほ



提督「瑞鳳ぉ……っ!!」(ギリィッ!


瑞鳳「行って那珂、行って『あの人』に艦娘戦隊のリーダー権を渡すのよ」


那珂「!!でもそれじゃあ瑞鳳は……っ!?」


瑞鳳「……あそこまでの決意を聞かされちゃあ、私だって黙って見ていられないわ
提督の足止めをするくらい、格好つけさせてくれたって良いでしょ?」


那珂「……!ごめんね瑞鳳……ッ!」 ダッ


瑞鳳「…………ふん、こういう時は、"ありがとう"でしょ?」





提督「くそっ!逃がさん!!」


バッ !!
ブゥーン


提督「!!これは……九九艦爆!!」


瑞鳳「そういう事、数は少なくても、精鋭だから…!」


提督「瑞鳳!お前は今自分が何をしているのか解っているのか!?」


瑞鳳「解っているからこうしてるのよ、友達の…いいえ、仲間の為なら、どれだけ恨まれたって構わないんだから!」





提督「………ふっ」


瑞鳳「……提督、何がおかしいの……?」


提督「……可笑しいんじゃない、嬉しいんだ
ウチの鎮守府には、本当にいい艦娘が揃ってやがる……」


瑞鳳「ーーーっ!!」


提督「仲間の為にそこまで出来るってんなら、俺だって本気で応えるだけだ!!
恨みっこ無しだ来い瑞鳳!お前を抜けて、那珂ちゃんを追う!!!」


瑞鳳「流石よ提督!航空母艦、瑞鳳!押して参ります!!」




那珂「はぁ…はぁ…、ここまで来れば……っ」


提督「残念だったな那珂ちゃん!俺はここにいる!!」


ザッ!!



那珂「提督!!」




那珂「そんな……まさか瑞鳳は……っ!」


提督「なんか格納庫を持てる限りのテクニックを使って全力で弄ったら『はにゃああぁあぁぁああぁああああぁぁぁぁああん!!!!////』とか叫んだ後その場にへたり込んだ。」


那珂「そんな方法で!?」




>>525「ククク…瑞鳳がやられたか……」


>>527「しかしいい気になるなよ……ヤツは我々四天王の中でも最弱……」


那珂「みんな!!」


提督「お前らは本当に艦娘戦隊になりたいの?完全に悪の組織なんだが今のところ。」


条件は(ry

まだリーダーではない。


天龍

蛻晄丼

深雪

すみません、
>>525の方は今回既に那珂ちゃんを取っているので無効安価とさせて頂きます


深雪は決定として、安価下にズラそうにも>>526が文字化けしているのか様なので最安価します


>>532


木曾

了解

木曽と深雪で
今後も文字化け等のハプニングは>>1の判断での対処になるかと思います。ごめんね?



提督「木曾!深雪!!」


深雪「おう!深雪様だぜー!」


木曾「キーッソッソッソッソー!
提督に木曾達の邪魔はさせないキソー!!」


提督「カットカットカアァーーーーーットっっ!!!!」





提督「……木曾、どうした。」


深雪「深雪様も流石にびっくりしたぜ。」


木曾「……フッ、馬鹿な奴らだ、俺を誰の妹だと思ってんだ?」


提督「納得だけど納得しちゃ行けないところだろ!?」





木曾「……羨ましく……思う事もあるのさ…あの天真爛漫な長女と次女が、自由に生きてる三女が、欲望に忠実な四女が………」


提督「木曾……お前そんな眼帯と宇宙海賊みたいなマントつけるくらいはっちゃけてるクセにまだそんな事を………」





木曾「俺だって!もっと親しみやすいキャラになりたいんだ!だから頂くぜ、イエローの座を!!三枚目ポジションを!!」


提督「深雪!お前は本当にこのままで良いと思うのか!?」


深雪「流石の深雪様も木曾の野望だけは全力で阻止するぜ!!」




深雪「でもさ司令官、深雪はフツーにヒーローやりたいんだ、そこんとこは変わんないから、司令官の邪魔もさせてもらうぜ!」


提督「くっ!戦うしかないのか……っ!!」


木曾「ハッハッ!!そんな必要はもうないねぇ!!貴様は既に俺たちに負けているんだ!!」


提督「何ぃっ!?」




木曾「気付いてなかったとは言うまいな……この場には既に那珂がいないという事を!!」


提督「!?馬鹿な!!まさか今までの言動は那珂ちゃんから俺の気をそらさせる為にわざと……!?」


木曾「いや、アレは本気だ。」


提督「余計にタチが悪い!!悪夢が終わらない!!」




深雪「でも司令官の負けは夢でもなんでもないぜ?今那珂ちゃんさんに追い付いたところで司令官を待つのは四天王最強にして最後の一人……」


提督「最強……だと……!?一体それは誰なんだ……っ!?」


木曾「冥土の土産に教えてやるよ、……>>545だ!!」


条k(ry
四天王です。あくまでもリーダーではない。

鈴谷



提督「す………鈴谷だとぉっ!?」


深雪「はっはっは!!驚いたか司令官!!」


提督「………なんか解ってきたぞ、四天王の基準が」


木曾「ほう?聞かせてみろ」


提督「悪ノリの程度だろ!お前らさっきからどんどん酷くなってくんだよ!!」




木曾「フハハハハハハハ!!!
それを見破ったところで貴様に何が出来ると言うんだ!?
行ってしまって良いのか?鈴谷は俺たちなんかとは比べ物にならない程ノリが良いぞッ!!!」


提督「今の木曾以上とか考えたくもないんだが、」


深雪「深雪様から八段くらい跳ばされた気がするぜ。」




提督「ええい迷っている余裕はない!!待ってろ鈴谷!那珂ちゃん!お前らの好きにはさせんぞ!!」 ダッ


深雪「ハッハッハー!精々もがき苦しむんだなー司令官!!」


木曾「フッフッフー、先に進むとは中々の度胸だキソーッ!」


提督「だからそのキャラやめろ!!」(スパーン!!


木曾「痛ぁっ!!」






ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


那珂「……やったよ……鈴屋……、那珂ちゃん、指令書をちゃんと……これを…『あの人』に……」


鈴谷「ふふふ…よくやったわ那珂ちゃん……これで『あの方』も喜んでくださるわ………」


ドドドドドドドドドド………




鈴谷「さぁ、来るなら来なさい提督!鈴谷が、遊んでア・ゲ・ル♪」




バアァーーーーーーーーーーーーン!!!!











提督「……ところでさ、瑞鳳、木曾、深雪、鈴谷が四天王で、あとボスがいるんだったら那珂ちゃんってなんなの?」


深雪「えっ?……んー……アイドル?」


木曾「あー…、うん、アイドルで良いか」


提督「………アイドルってそんな消去法みたいになるモンだっけ………」




次回予告


とうとう現れた四天王最後の一人鈴谷!提督は果たして彼女達の手から指令書を奪い返す事はできるのか!?(ネタバレ:できない。)


そして彼女達四天王+1を率いるボスの正体とは!?

待て次回!!




というわけで今日はここまでです。
次回の安価で今回のリーダーが決定

こメンバーの集め方思ったより時間かかりますね、一気に行った方が艦娘戦隊としては楽っぽい?
まぁそれもおいおい考えます


ではではまた次回


時間はあまり無いけど書けるとこまでは書く。

それじゃあ続きをば、



バンッ!!!


提督「追いついたぞ!那珂ちゃん!鈴谷!!」


那珂「提督!!もう来たんだね…!」


鈴谷「ちぃーっす提督じゃーん、待ってたんだよー♪」




提督「……鈴谷、手荒な真似はしたくない、大人しく指令書を返すんだ……!」


鈴谷「…へぇー?手荒な真似って瑞鳳にしたみたいな事?
いいんだよー?鈴谷、提督にならいくらでもそういう事させてア・ゲ・ル♪」


提督「くっ、説得通じる相手じゃないか……っ!」


鈴谷「提督ってばカワイイー♪ここまで来てまだ説得出来る気でいたんだー?」






提督「……鈴谷、お前は一体何がしたいんだ?
それはここまでして艦娘戦隊にならないと出来ない事なのか?
それにそこまでかける価値があるのか?」


鈴谷「あははー、あるかも知んないし、無くても別にいいかなー?鈴谷は今こうして提督の前に立ってるの結構楽しいし?」


提督「………くそっ、確かに今までで一番厄介かもしれん…!」




鈴谷「焦らなくても大丈夫、ほーら指令書はここだよー?」(ぴらっ


提督「!」


鈴谷「ね?返して欲しい?返して欲しいー?」


提督「………要求を言え、俺に出来る事なら応えてやる」


鈴谷「べっつにそんなに身構えなくたって大した要求しないって、ただちょぉーっと鈴谷と遊んでくれたらそれで満足だよ♪」




鈴谷「んーじゃあ提督、そこの席に座って座って♪」


提督「ん?これか、なんか目の前に腰の高さくらいの台があってスイッチが着いてるけど………」


パパパパパッ!ガチャン!!(証明が一気に着く音


提督「!この見覚えのあるセットは………!!」


鈴谷「それでは役者も出揃ったという事で!第一回ザ・鎮守府クイズチャンピオンを開始しまーっす!皆さん準備はいいですかーっ!?」


瑞鳳「航空母艦瑞鳳、参ります!」


深雪「待ちくたびれたぜ!」


木曾「フハハハハハハハ!!俺に勝負を挑む馬鹿はどいつだぁっ!?」


提督「お前らいつの間に!?」




鈴谷「ルールは簡単!これから出題するクイズをA席からD席の4人に早押しで答えてもらうだけ!正解数の一番多かった人が初代チャンピオンになります!
そして栄えある初代チャンピオンに輝いた方にはなんと!この艦娘戦隊の指令書が優勝賞品として送られまーす!みんな解ったかなーっ?」


提督「優勝賞品!?」


鈴谷「いいでしょー提督ぅ?鈴谷は別にこのまま『あの人』にこれを渡しちゃってもいんだけど、優勝すればコレ返してあげるって言ってるんだよー?」


提督「ちぃ…っ、足元見やがって……良いだろう、3対1だが関係ない、絶対に優勝してやるからかかって来い!」


鈴谷「そうこなくっちゃ!鈴谷そんな提督がだーいっ好き♪」



鈴谷「そうこなくっちゃ!鈴谷そんな提督がだーいっ好き♪」


鈴谷「それでは第1問!」



デデン!!




『鈴谷の今日のパンツは?』



提督「知るかあぁああああぁぁあぁーーーーーーーーーーッッ!!!!!」


木曾「俺だ!!」(ばんっ!


\ぱんぱかぱーん/


提督「えっ!?ピンポンの音それ!?」



次回がリーダー決定の安価だと言ったな、アレは嘘だ。

正解>>565


ノーパン



木曾「履いてない!!」


提督「ンなわけあるか!!」


鈴谷「木曾、正解!!」


提督「履けよ!!!」


木曾「よっしゃあぁっ!」(ガッツポーズ




鈴谷「さてさて次の問題、参りましょう!」


提督「待てえぇいっっ!!!!」


鈴谷「ん?どうしたの提督?」


提督「お前今ノーパンってマジか!?スカートだろ!?なんで履いてないの!?」


鈴谷「……あれ鬱陶しくない?」


提督「鬱陶しくねぇよ何言ってんの!?」



瑞鳳「進行に水を刺しちゃダメよ提督、まだほんの1問目なんだから」


提督「1問目から不安になって来た…これ何問続くの……」


鈴谷「全部で108問あります。」


提督「ふざけんな多いわ!!スレの趣旨変わっちゃうだろ!?」



鈴谷「しょうがないなー、ワガママな提督の為に特別にあと3問にしてあげる」


木曾「…成る程、俺が後1問正解すれば他の二問は取られても優勝決定戦には出られるわけか」

提督「しまった!?大幅に問題が削られた所為で木曾が一気に有利に!!」




鈴谷「それでは第2問!!」


デデン!!



『那珂ちゃんがベッドの下に隠していたものは?』



提督の答え>>572
瑞鳳の答え>>573
深雪の答え>>574
木曾の答え>>575

一番コンマが大きかったのが正解
連取りは無効安価で下にズレます。


すみません連取りじゃなくて連投です
安価下

子猫

提督の隠し撮り写真が大量にある

たばこ



那珂「ちょっとちょっとちょっとおぉーーーーーーー!!!???」


鈴谷「おやいかがしましたか今まで大人しかったゲストアイドルの那珂ちゃんさん?」


那珂ちゃん「いかがしましたか?じゃないよ!!なんでそんな問題が!?」


鈴谷「こないだ川内型の部屋で家探ししてたらこんなものを見つけまして」(段ボール)


那珂「ちょああぁぁぁあああぁあぁぁあああぁぁああああああああぁぁああっっっ!!!!!!」


鈴谷「さて、那珂ちゃんさんの面白い悲鳴が聞けたところで……この中に正解が入っているわけですね!実は鈴谷もまだ開けてないので正解が解りません!」


提督「それ早押しクイズでどうやって正解出すの!?」


那珂「そーだそーだ!」


鈴谷「じゃあもう皆さん一斉にフリップでも出して下さい。たった今からそういうクイズ形式になりました!」


那珂「問題の方を取り消してよぉーっ!!」


提督(ノリだけで生きてんだなぁコイツ)




>>572から一個ずつ下にズレるので>>573-576になります。

提督「仔猫!」


鈴谷「可愛らしい!」


瑞鳳「提督の写真!」


鈴谷「純情派!」


深雪「たばこ!!」


那珂「どういうイメージ!?」


木曾「あいつから盗んだシャツとか下着!!」


那珂「だからどういうイメージ!?」


鈴谷「さてさてー……皆さんの答えが出揃いましたがぁー……正解はこちら!!」(ガバァッ!


那珂「あっ、あぁあ……っ!」




鈴谷「……ほうほう、これは提督との2ショット写真ですねぇー、これは瑞鳳さん正か……あれ?底が二重になってて………」


那珂「なってないよ!?気のせいだよ!?もう瑞鳳正解したんだからこの問題終わりでいいじゃん!?ねっ!?」


鈴谷「………………」


那珂「………………」


鈴谷「………………」(ニコッ


那珂「!」(ぱぁっ


鈴谷「ではでは、突撃致しましょう!!」(ガバアッ!!


那珂「あぁーーーーーーーーーーっっっ!!!!!!」




鈴谷「……………………」


那珂「……………………」(ダラダラダラ


鈴谷「瑞鳳正解!!」(ビシィッ!!


那珂「やったあぁーーーーーーーっっ!!!!」


瑞鳳「何!?何が入ってたの!?凄い気になるんだけど!!」


提督「違うんだよな!少なくとも木曾の答えは違うんだよな!?」




鈴谷「……那珂ちゃん、アレの出元は青葉?」(ひそひそ


那珂「那珂ちゃん知らな……」(ひそひそ


鈴谷「提督ぅー、ちょっとこっち来てくんなーい?」


那珂「解った!解った言うからぁ!!」(ガシッ



鈴谷「………で、寝室はともかく風呂場やトイレ、これなんか丸見えだけどこれど……青葉がここまで売るとは思えない(私物にする)しどうやって………」(ひそひそ


那珂「……きわどいのは自分で撮った………その、ドッキリのカメラを仕掛ける要領で………」(ひそひそ


鈴谷「今後は鈴谷にも回す事、そしたら黙っててあげる♪」(ひそひそ


那珂「ええっ!?結構大変なのにぃ…!」(ひそひそ





那珂「だいたい鈴谷がそれ貰って何するのっ!?」


鈴谷「え?………非常用?」


那珂「なんの非常になるの!?」(ガーン!








鈴谷「と言うわけでこの段ボールは鈴谷が一時預かりする方向で話が付きました。」


提督「………で、中身は?」


鈴谷「さてさて第3問です!」


提督「マジで答えられないようなモンだったの!?」


デデン!!




なんか勢いだけで書いてたらいつの間にかクイズが始まってた。どうしてこうなった。

まぁ始めてしまったものはしょうがないので、明日あと二問終わらせたらいつも通りの艦娘戦隊に戻り………いつも通りってなんだっけ………!?

ともかく明日の21:00から22:00頃から再開の予定

んでは今日はここまでで、ではではー




山城、遅れないで、再開よ?

そんなわけで書いていきます。
あと残りのクイズの答えも安価でやります、よかったらご協力を




那珂「………提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督………」 ブツブツ……


提督「第3問に行く前に那珂ちゃんが恐いんだけど鈴谷、」


鈴谷「大丈夫じゃない?多分アイドル特有のトランス状態だからあと数分もすればいつも通り艦隊のアイドルとか妖精さんとお話ししてたとか言い始めるって♪」


瑞鳳「ここじゃキャラ作りにもならないわね」


深雪「妖精なんて普通にそこら辺で遊んでるしな」




鈴谷「では次の問題、張り切って参りましょーっ!」


デデン!!



『実は那珂ちゃんが苦手にしている艦娘は?』



那珂「ぅわっっフウゥーーーーーーーーーーー!!!!!」


鈴谷「あ、那珂ちゃんお帰りー♪」




那珂「また那珂ちゃんじゃん!!3問中2問那珂ちゃんじゃん!!これじゃあ鎮守府クイズじゃなくて那珂ちゃんクイズだよぉっ!!」


鈴谷「うーん、でも元の108問からテキトーに出題してるんだけどなぁ」


那珂「それで二回も当たるって那珂ちゃんどれだけ運無いの!?108問中何問那珂ちゃんだったの!?」


鈴谷「74問だけど。」


那珂「元から那珂ちゃんクイズじゃん!!!」(バターン!




提督「もうあいつアイドルっていうかリアクション芸人だな」


木曾「ふっ、それも今日までだキソー、
明日からは木曾があのポジションに着くでキソ!」


提督「お前が目指してるのは那珂ちゃんなの?今の地点から目指すのとその語尾は全力でやめてほしいなぁ」




深雪「それよりクイズの続きはまだかよぉ鈴谷さん!深雪様はもう早く答えたくてウズウズしてるよ!」


鈴谷「おっとそうでした!それでは皆さんお答えくださいどうぞ!」




実は那珂ちゃんが苦手意識を持っている艦娘
艦娘戦隊には影響しません(多分)


提督の答え>>595
瑞鳳の答え>>596
深雪の答え>>597
木曾の答え>>598


連投の場合は無効として順に下にズレます。
一番コンマが大きかった答えが正解

大淀

武蔵

鳳翔

加賀



ドン!


提督 『大淀』

瑞鳳 『武蔵さん』

深雪 『鳳翔さん』

木曾 『加賀』


鈴谷「………提督は自分が苦手な子を書いたのかな?」

提督「苦手っていうか一番どうにかして欲しいヤツだな」






鈴谷「さてさて!この中に正解はあるのでしょうか!?正解はぁーーーー…………ダラララララララララララララ………」


提督「ドラムロール自分で言うんだ?」


鈴谷「じゃじゃーん!鳳翔さんでーっす!ってわけで深雪ちゃんせいかーい!!」


深雪「おっ!やったぜ!」


提督「くそっ!これで俺の単独優勝は無しか!」


鈴谷「ってゆーか提督だけ一問も正解してないよね。」


提督「うるせーうるせー!」




提督「………で、那珂ちゃん、鳳翔に何した?」


那珂「那珂ちゃんが何かされたって発想は無いの!?」


提督「無いだろ。」


鈴谷「ないない。」


瑞鳳「無いわね。」


深雪「無いな。」


木曾「ありえないキソー」


那珂「みんな酷いよ!?」


鈴谷「と、言うわけで鳳翔さんに来て頂きました!!」


鳳翔「那珂ちゃんさん………」


那珂「気まずいって言ったのにいぃいいぃぃいいいっっ!!」




那珂「ち…、違うんだよ鳳翔さん!?ちょっと他の人より苦手ってだけで別に嫌いなわけでは……」


鳳翔「いいんです……私がいけないんです……私の方が那珂ちゃんさんに好かれる努力が足りていないんですよね…致し方ありませんね……」


那珂「こんなにいい人なのにぃっ!!」


深雪「でも正直マジで何したんだよ那珂ちゃんさん」


那珂「あの……ちょっと…川内ちゃんに夜戦に連れて行かれそうになって食堂に隠れた時にね?その……鳳翔さんが大事にしてたお茶碗を……その………」


鳳翔「あれなら気にしなくても良いと言ったじゃないですか……物はいつか、壊れる日が来るんですから………」


那珂「ごめんなさい!本当にごめんなさい!」





那珂「うぅー……場の空気が重いよ……」(ずぅーん


鈴谷「どうする那珂ちゃん?もう一発元気が出そうな那珂ちゃんクイズ行っとく?」


那珂「いいよもう!那珂ちゃん以外のクイズにしてよ!」


瑞鳳「今この場でさっきの問題の答え訊いたら間違いなく鈴谷さんよね」


提督「あいつは口を開く前に一回考え直すクセをつけた方がいいと思うんだ。」


鈴谷「じゃあ那珂ちゃん関連の問題は外してー…おっ、これ良いじゃんこれにしよーっ♪」


提督「いよいよ最後か……これに俺が正解してもイーブンなんだよな……」


鈴谷「それでは最後の問題です!みなさん一斉に答えをどうぞ!」


ババン!



『提督は誰とケッコンカッコカリする気なの?』



提督「最早クイズじゃなくて俺への質問じゃねーか!!」


鈴谷「正直なところこれは鈴谷が個人的に知りたいです。」


提督「クイズしろよ!!ここまでやったらちゃんと最後までクイズしろよ!!」




鈴谷「で、実際どうなの?凄いよこの問題、提督の書いた答えが正解になるよ?今までの負けをリセットできるよ?」


提督「こんなトコでそんな大事な話をしてたまるか!!」


木曾「しょうがねぇな、俺にしときな、安心して艦隊を任せられるぜ?」


提督「お前これまでの言動をよぉーっく思い返してみな?」




鈴谷「……でもいいのかなぁ?提督が答えないんなら提督以外が同立優勝で艦娘戦隊の書類が晴れて鈴谷達のモノになっちゃうよー?」(ぴらぴら


提督「く……っ!卑怯な……!」


鈴谷「………なーんてねっ、はい提督、これは返してあげるっ♪」


提督「………は?どういう事だ?」


鈴谷「言ったでしょー?鈴谷は遊んで欲しかっただけだって
楽しかったよ提督、鈴谷大満足!また一緒に遊んでねっ♪」


提督「鈴谷………っ!」




提督「……そうだな……俺もたかがウィークリー任務の一つにムキになって大人気なかったよ………
今回の艦娘戦隊はお前達の意思を組んで結成しして…………」 パサっ



『ハズレ』



提督「鈴谷ァッ!!!!」


鈴谷「あははははははははっ!!!本物の書類はとっくにリーダーに渡ってるに決まってるじゃーん!!」


瑞鳳「まぁあれだけ時間あったらねぇ?」


木曾「そもそもここに俺たちが揃ってた時点で取り返したって意味がなぁ?」




鈴谷「それではご登場いただきましょう!我らがボス!>>610!!」


やっとここまで来ました、お待ちかねの艦娘戦隊最後の一人!長かった!


今までの戦隊に参加していない艦娘のみ、


先程のクイズにご協力いただいた方が安価を取っても有効になりますのでご心配なく

金剛



金剛「ハッロォーテートクゥー♪待ちくたびれたネーっ♪」


提督「お前の仕業かあぁあぁああああーーーーーーーーーーーーっっ!!!!」


金剛「ワァオ!そんなに私に会えて嬉しかったノー?私も提督に早く会いたかったヨーっ!」


提督「くっそ!どうりでみんなノリノリな訳だよ!よりによって金剛だよ!!」


やっと艦娘戦隊が集合できたところで今日はここまでです

正直唐突に艦娘戦隊と関係ない安価始めてすまんかった、脱線が酷いのでこのスレではもうしません


というわけで、次の投下からはちゃんと艦娘戦隊やりますので悪しからず、んではまた次回!



前回までのあらすじ



みんなー!おまたせーっ!
艦隊のアイドルぅ♪那珂ちゃんだよーっ!よっろしくぅ♪


瑞鳳、木曾、深雪の妨害を抜けて艦娘戦隊の指令書を持った那珂ちゃんと鈴谷に追いついた提督だったんだけどぉ、鈴谷はザ・鎮守府クイズでの優勝を指令書を返す条件として提督に突きつけたの!


提督もやる気満々だったんだけど、クイズに一問も正解できなくてさあ大変!
ってゆーかー!鈴谷ってば鎮守府クイズなのに那珂ちゃんの問題ばっか出すんだよぉーっ!?
アイドルにだってプライベートくらいあるんだからね!
あんまり酷いといくら鈴谷でも許してあげないよっ!ぷんぷん!


でもでもぉ、鈴谷は提督がクイズに付き合ってくれて大満足!一問も正解できなかった提督に指令書を返しちゃったの!えぇーっ!?
…と、思ったら実は指令書はニセモノでしたー!きゃはっ♪


そして登場した那珂ちゃん達のリーダーの正体は……なんとあの金剛さん!
さあ提督、どうするのっ?金剛さんは一筋縄じゃいかないよぉーっ♪


それじゃあ艦娘戦隊!はっじまーるよぉーっ♪




金剛「イエーッス!英国で生まれた、帰国子女の金剛デーッス!
提督のハートに、バーニングラーブ♪」(バキューン


提督「今回の騒ぎは全部お前の仕業か!」


金剛「正解デース♪提督がここまで来るのをずぅーっと待ってたんだからネッ!」




提督「なんでこんな事を?そんなに艦娘戦隊がやりたかったのか!?」


金剛「それもあるケドー、一番は提督が構ってくれないからデーッス!」


提督「えっ、俺が?みんなに平等に接しているつもりではあるんだが……」


金剛「ノー!全然ノーよっ!提督は最近艦娘戦隊の事しか考えてまセーン!」




金剛「秘書艦だって"監視するー"とか言って最近ずゥーっと大淀のままだしサー、私だってもっと提督と一緒に仕事してお喋りしてティータイムにしたいデース……」(いじいじ…


提督「……言われてみれば確かに最近そうだった気はするが…」


金剛「気がするんじゃなくてそうなんデース!こんな任務があるからいけないネー!
だったらこんなもの提督とか取り上げてあげるデース!そして私が艦娘戦隊になってあげるネ!
そしたら提督も私から目が離せなくなるデショーッ!?」


提督「ぐ…っ、何も言い返せない…っ!」




金剛「それを話したらみーんな快く協力してくれましタ!
提督はそこで見てるネ!私達の艦娘戦隊を!そして私に惚れ直すがいいデーッス!!
さぁ!行くヨーみんなーっ!」


一同「「「「「おうっ!!」」」」」




瑞鳳「赤の四天王!瑞鳳!」


深雪「白の四天王!深雪様だぜ!」


鈴谷「青の四天王、鈴谷ぁ♪」


木曾「黄の四天王!木曾だ!!」


四人「「「「我ら、艦娘戦隊四天王!!!」」」」


金剛「そして私が、ゴールドデーッス!!」


一同「「「「「五人揃って、艦娘戦隊!ダイヤモンド・フォース!!!!」」」」」


<<<<ババアアアァーーーーーーーーン!!!!>>>>


那珂「よっろしくぅっ♪」<キャピーン♪






提督「那珂ちゃんは!?」


那珂「え?ここにいるじゃん?」


提督「いやそうじゃなくて、那珂ちゃんは艦娘戦隊じゃないの!?」


那珂「艦娘戦隊だよ?」


提督「今!あいつら!五人で名乗ったけど!?」





那珂「那珂ちゃんも最後にやったじゃん、"キャピーン♪"って」


提督「えっ、うん、ちょっと待って、那珂ちゃんはこの戦隊のいったい何なの?」


那珂「?那珂ちゃんだよー?」


提督「えっ?俺達ちゃんとお互いに日本語で会話してるんだよな?」



提督「金剛、俺ちょっと解んないんだけど」


金剛「見たまんまですヨ?」


提督「えぇーっと、四天王にお前を含めた五人で艦娘戦隊ダイヤモンド・フォースなんだよな?」


金剛「イェッス」


提督「………那珂ちゃんはメンバーなんだよな?」


金剛「仲間ハズレになんかしまセーン」


提督「………じゃあ那珂ちゃんはこの戦隊の何?」


金剛「那珂ちゃんデース!」


提督「だから解んねーんだよ!!」




提督「つまりどういう事!?戦隊の中に"那珂ちゃん"っていうポジションがあるとでも!?」


那珂「さっきからそう言ってるじゃーん」


金剛「提督物分りが悪いデース」


提督「本当にあった!!那珂ちゃんってどういうポジションなの!?追加戦士!?」


金剛「最初からみんな居マース。変な提督ネー」


那珂「ねーっ?」


提督「そこがややこしいんだよ!!」




金剛「まぁそんな事より提督ぅ、今回の艦娘戦隊はこれで決まりデース!
私達から目を離しちゃ、NO!なんだからネッ!」







木曾「はっ!しまった!!名乗りの時に『黄の四天王木曾でキソー!』って言えばよかった!!」


鈴谷「木曾もまだまだだねぇ♪」


瑞鳳「うん、染み付かないウチにやめよう?今ならまだ間に合うわよ?」


深雪「………木曾に迷いが無いのがなぁ……」





深海


新設基地



飛行場姫「んーっ!やっと新しい基地が完成したわ!」


離島棲鬼「これであのプレハブ小屋ともおさらばね」


中間棲姫「会議室もやはりこう、大きい方が気持ち良いな」


北方棲姫「艦載機!イッパイ飛バす!ブーン!」


港湾棲姫「……ほっぽ…やめなさい……」


北方棲姫「ハーイ!」


飛行場姫「……いつもの事だが返事は良いな。」




戦艦部屋



レ級「オォーッ!新しい部屋デケーっ!」<ゴロンゴロンゴロン


ル級「落ち着かんかレ級」


タ級「……あぁ……またこのバカと同室なのね………」


レ級「オイオイそんナ言イ方ル級に失礼ダゼー?」


タ級「あんたの事よあんたの!!」




ル級「ところでレ級、今日はいつもみたいに会議室に行かなくて良いのか?」


レ級「最近はこっちノ工事手伝っテテアンマシ地上に遊び二行ってナイからネー、会議で言う事ナイ」


ル級「艦娘戦隊……だったか、今のところ一度もまともな戦闘になっていないらしいが……強いのか?」


タ級「………強いっていうか………なんかこう、凄いわ」


レ級「オモシレーゼ?」


ル級「ふむ……、ふむ…」




レ級「そンナ事ヨリこノ部屋広ェーカラみンナで演習しようゼ!!ホッポも呼んでくル!!」 ダッ!


タ級「やめなさい!!せっかく建て直したのにまた壊す気!?」


ル級「…………まったく、やれやれだ」





続く!

なんか久々に深海サイド書いた気がする。
……え?気のせいじゃない?はっはっは、そんなバカな

というわけでキリが良いので今日はここまでにします。ではでは、



あの、このスレ提督に忘れられてしまったのでしょうか?
私生活の世話ばっかり気にしてるわけじゃ、ないんだけれど……

そんなわけでお久しぶりです、例え忘れられていたとしてもなんやかんや落ち着いてきたので久々に再開します

止まってた分はこれ描いてきたから許して?

http://i.imgur.com/0ifq9tf.jpg


そんなわけで続きからどうぞ





大淀「鈴谷さんには言ったのに……鈴谷さんには言ったのに……」(いじいじ


提督「ホントどうしたんだ大淀?俺なんかしたか…?」


大淀「……いいんですよー、提督なんて艦娘戦隊で頭の中いっぱいですもんねー、つーん!」


提督「明石ぃ、大淀が機嫌直してくれないんだけどこれ俺が原因なのかぁ?」


明石「まぁ提督ですね、提督は悪くないんですけどねー」


提督「ホント何がなんなんだよ……」


金剛「テートクゥーッ!ワタシから目を離しちゃノーって言ったデース!!」



提督「うぉっ!?悪い金剛、大淀が柄にもなくいじけてるのが気になってつい!」


金剛「"つい"じゃないデースもぉーっ!!」


鈴谷「いやぁー、提督も罪なヤツだねぇ、こんなんの何処が良いんだか……ねー那珂ちゃーん?」


那珂「えっ!?うん、そうかなっ!?」(ビクッ!




金剛「シット!このままワタシ達が出撃したら提督は大淀につききっりになってしまいマース!敵は鎮守府に有りデース!」


深雪「大丈夫だって金剛さん、パパーっと敵を倒してすぐに戻ればいいんだよ!」


瑞鳳「……リーダーがこの調子じゃ先が思いやられるわね」


木曾「ウンウンまったくだキソっ!!」


提督「そのキャラまだ諦めてなかったのかよ!!」





木曾「むしろここからが本番だ!まるで球磨姉さんが如くこの語尾を使いこなして見せるから貴様はそこで指をくわえて見ているがいいキソ!キーッソッソッソー!」


提督「球磨多摩はともかく北上と大井になんて言い訳しようコレ……」


深雪「……笑って…くれるんじゃないかな……っ」


提督「目を…目を逸らしちゃダメだ深雪……っ!」




金剛「……コレはまずいデース、鎮守府では大淀に、戦隊では木曾に存在感で負けてマース
これは私も変な語尾で喋るしか手はないデース!」


明石「あははっ、金剛さん冗談がお上手ですね!」


金剛「冗談なんか言ってないネ!私は本気デーッス!!」


明石「………え…っ!?提督……っ!」


提督「俺に振るな!お前最初から語尾変じゃねーかとかこん真っ直ぐな目をしてる奴に言えるわけないだろ!」(ひそひそ





金剛「………聴こえてマース…、どーせワタシは最初から変な語尾デース………」(ぐすっ


提督「ああヤバい泣かした!?」


金剛「私なんて……ワタシなんて……」


大淀「つーん……」


木曾「キッソー……」


那珂「提督提督提督提督提督提督………」


提督「……改めて見るとここの空気ひでぇ!!」


鈴谷「まったくもぉー、鈴谷が最後の良心って感じじゃーん?」


提督「お前みたいな良心があるか」





金剛「うゎーん!もういいデース!!提督が1年かかっても稼げない戦果を上げて嫌でも注目させてやるネーっ!!
目玉くり抜いてよーっく見てるがいいネー!バーカバーカ!
You're full of shit!!faggot!!」(ダッ!


提督「日本語の部分の言い回しが間違ってる上に何言ってるか解らんけど悪口を言われたことだけは解ったぞ!?」


深雪「あぁーっ!急に出撃しないでよ金剛さーん!」(ダッ!


那珂「那珂ちゃんを置いてちゃダメーっ!」(ダッ!


木曾「クソッ!この木曾の三枚目キャラとしての初陣で後れを取ってなるものか!」(ダッ!


瑞鳳「ああもうみんな!……提督、それじゃあ行ってきます!」(ダッ!









鈴谷「ふふふ……、まったく騒がしい連中だわ、」


提督「いやお前も出撃しろよ!!」




海上



金剛「あれだけアピールしてなんで提督は解ってくれないデース!」(ぷんすか


瑞鳳「……まぁ提督だしねぇ、あっちからはよくセクハラしてくるくせに………」


鈴谷「鈴谷のニーソも偽装もいっつもベタベタ触ってくるしねー」


金剛「えっ?ワタシ触っても良いって言ってるのにテートクから触ってきた事ないネ……」




金剛「もしかして私って魅力無いデスか……?提督は若い子が……女子◯生がそんなに良いんデスか………?」(うるうる


瑞鳳「だっ、大丈夫!金剛さんは魅力的過ぎて手が出しづらいだけよきっと!」


深雪「そうだぜ金剛さん!多分司令官だって金剛さんに気遅れしてるんだよ!」


那珂「困った時にはスマイルだよっ!提督だって笑顔の金剛さんの方が好きな筈だって!」


木曾「さっきから断言ゼロだなこいつら」


鈴谷「木曾ー、それ金剛さんに聴こえたらダメージでかいよー?」


金剛「テェートクゥーーーッ!!!!」(ボゴーン <<小破!!>>


瑞鳳「金剛さぁーーーん!!!」


鈴谷「あっちゃー、聴こえてたかぁー」




金剛「まだネ……たかが主砲の照準がイカれただけデーッス……っ!」


木曾「小破の割に結構な損害なんだが」


金剛「ノープロブレムヨ!砲弾なんていざとなれば投げてぶつければいいんデース!」


深雪「ヤケだなぁ金剛さん」


瑞鳳「そもそも砲弾って投げて攻撃できるものなの?」





金剛「ヤケにならなきゃやってらんないんデース!
こんなモノぉ……エェーーーーッイ!!!!」<ブォン!!



ヒュオォオォオォォーーーーーーーンンン……


鈴谷「おぉー、イチローみたいなレーザービーム!流石高速戦艦じゃーん?」






バゴオォーーーーーーーーーン!!!!!






那珂「うわっ!?なんかに当たった!?」


瑞鳳「ちょっとアレ人影じゃない!?おぉーい!ちょっと大丈夫ーっ!?」




金剛のレーザービームが当たったもの>>653

深海棲艦でまだ戦ってない艦のみ



中間棲姫



中間棲姫「…………ケホッ」


瑞鳳「すみませーん大丈夫ですかー……って!深海棲艦!?」


中間棲姫「………今のは……宣戦布告と受け取っていいんだな……?」(ゴゴゴゴゴゴゴ……


瑞鳳(ひぇー、解りやすく怒ってるこの人………)


中間棲姫「北方棲姫とレ級がまた勝手に抜け出したから手分けして探していたのだが……喧嘩を売られたとあって引き下がっては姫クラスの恥というものだ………」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………




中間棲姫「来い!!イ・ロ・ハ・ニ後駆逐艦部隊ぃっ!!!」


<ナンデェーチューカンサーン、ホッポチャンサマミツカッタンデェー?

<レッキュンツイテッカラシンパイネートオモウケドナー


ゾロゾロ


那珂「瑞鳳ーっ、大丈夫だったー……ってうえぇっ!!?」


瑞鳳「那珂ちゃん!どうしよう那珂ちゃん!」


那珂「そんな事那珂ちゃんに言われてもぉーっ!」


中間棲姫「フッフッフッ……たかが駆逐艦と侮るなよ……こいつらは全員が後期型……大和型すら屠る雷撃能力を味わうが良い……っ!」




那珂ちゃんの隠しカメラ!

拗ねる大淀!

ヤケっぱちの金剛!

様々な思いの交錯する鎮守府!

怒った中間棲姫!

後期型敵駆逐艦の群れ!


艦娘戦隊ダイヤモンド・フォースは一体何処へ向かうのか!?

色々なモノが泥沼化したまま、次回へ続く!!


と、いうわけで久々の投下でした。

今後どういうペースでの投下になるかはまだ解りませんが、とりあえず半月程は前のペースで行けるかと思います

それではまた次回

投下って何気にわびさびよねー

そんなわけで再開でござんす



中間棲姫「……で、どっちだ……?」


瑞鳳「………へっ?」


中間棲姫「さっきの砲弾を放ったのはどっちかと訊いている、場合によっては無実の方は見逃してやっても良いぞ………?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………


瑞鳳「あっ!私空母だし!砲塔積んでないし!!」


那珂「ずるい!一人だけ逃げる気!?」




金剛「瑞鳳も那珂ちゃんも遅いネー、どーしたデスカー?」


那珂「金剛さぁん!!金剛さんの砲弾のせいでこうなってるんですよぉ!何とかして下さいよぉっ!!」


金剛「オーゥ、リァリィ?修羅場ッてヤツですカー?」


中間棲姫「そうか……お前かぁ……っ!!」




金剛「彼女はなんでそんなに怒ってるんデスカー?」


瑞鳳「金剛さんがさっき投げた砲弾がこの人に当たったのよ!!ホラちょっと焦げてるでしょ!?」


金剛「オゥ!それはスミマセーン、悪い事しましター!ソーリィ、フォウユー」


中間棲姫「貴様ぁ……!!真面目に謝罪する気は無いのだな………っ!!」(ギリギリギリィッ!!!


瑞鳳「ヒイイィっ!!いっそう怒らせたよぉ!!」


金剛「私は真面目に謝ってマース!人の誠意を無下にするなんてそっちこそ失礼しちゃいマース!」(プンプン!


那珂「金剛さんやめてぇ!!火に油っていうかニトロだよぉっ!!口調もキャラも何もかもアウトだよぉ!!」




木曾「おいどうした?金剛も戻って来ないなんてトラブルか?」


中間棲姫「………なんだまたゾロゾロと………」


深雪「うわっ!?何このイ級達新型じゃない!?」


イ級<オー、アッチモ駆逐艦イルゼー

ロ級<マァナカヨクシヨーヤー


鈴谷「おおっ、中々話が解りそうな連中じゃーん、ちぃーっす!」


駆逐艦隊<<<<チィーッス!!!


中間棲姫&金剛「「和むな(デース)!!!」」





深雪「あれ?もしかしてあの旗艦っぽいのって中間棲姫?」


中間棲姫「ほう?私を知っているか」


深雪「ほっぽが大人になったみたいな見た目で演劇口調でキャラ付けしようと頑張ってるのが中間棲姫ってレ級から聞いた!」


中間棲姫「あいつ許さん」





中間棲姫「しかし……『ほっぽ』に、『レ級』と来たか……もしや貴様ら例の鎮守府の…艦娘戦隊というヤツか?」


木曾「フッフッフー、良く気が付いたキソー!木曾達が来たからにはお前達深海棲艦の悪事ももうここまでだキソーっ!」


中間棲姫「そうか……北方棲姫の友人という事なら、こういう出会いで無ければ私個人としては茶くらい出したかったモノだが……」


木曾「おい那珂、俺今のスルーされて泣きそうだ、慰めてくれ。」(抱きっ


那珂「えぇっ!?えぇーっと……よしよーし……?」





中間棲姫「……だが艦娘戦隊とあらば倒すべき敵だ、先程の砲弾の礼もある……ケジメはつけさせてもらうぞ………っ!」


ザッ!


金剛「ヘェーっ?やる気満々って感じデース……良いデショーッ!私も提督の件でムシャクシャしてたんデース!
ここでひと暴れしてやるネ!!」


ジャキン!


瑞鳳「うわあぁっ!!リーダー同士が乗り気になっちゃった!!」


鈴谷「まぁ艦娘戦隊だしいいんじゃないの?」


木曾「フッ、腕が鳴るぜ!」


深雪「新型駆逐艦かぁ……腕試しにはなるかなっ?」


那珂「ケンカは良くないよーっ!ほーら那珂ちゃんスマイルーっ!」


鈴谷「………那珂ちゃん滑ってんじゃん?」


那珂「う……っうるさいよっ!」


いつもより時間は早めですが、次回から開戦でキリがいいので今日はここまでです

では、


>>1航戦、俺!書きます!

そんなわけで再開。



鈴谷『さてさてぇ!ついに始まりました艦娘戦隊VS中間棲姫with後期型駆逐艦隊海戦!
実況は私、頭より先に口が動く女こと、最上型重巡鈴谷と、』


那珂『ゲスト兼解説は艦隊のアイドル!川内型軽巡洋艦、那珂ちゃんでお送りしまーっす!キラーン♪』




鈴谷『しかし那珂ちゃんさん、先程まで完全に中間棲姫さんにボッコボコにされる流れだったのに良くこちらの席に回って来れましたね?』


那珂『那珂ちゃんもこれはマズいと思ったんだけどぉ、誤解だって解ったら中間棲姫さんも見逃してくれたからねっ!』


鈴谷『成る程……おや、そんな話をしている内に両陣営から先鋒の艦出て参りました!』





鈴谷『艦娘戦隊は先鋒に瑞鳳を、深海棲艦はイ級後期型を出して来ましたね』


鈴谷『鈴谷はてっきり艦娘戦隊の先鋒には相手と同じ駆逐艦である深雪を送り出すものかと思っていましたが、これはどういう事でしょうか那珂ちゃんさん?』


那珂『これは考えたねぇ、多分目的は様子見と牽制と見たよ!』


鈴谷『と、言いますと?』





那珂『仮に相手と同じ規格の深雪ちゃんを出したとして、相手は練度が高ければ大和型の装甲をも貫く後期型駆逐艦…
相手に圧倒される可能性はゼロじゃないっていう事だよ』


鈴谷『それが何故瑞鳳を先鋒に据える理由に?』


那珂『相手の練度が高ければ深雪を無駄遣いしなくて済むし、
低ければ瑞鳳の艦載機による爆撃で短期決戦にして疲労を抑えられる』


那珂『どちらにしても相手側の大将である中間棲姫に向けて戦力を温存できるって寸法なんだよ!』





鈴谷『成る程、戦いは既に始まっていたと!』


那珂『そういう事!
そもそも那珂ちゃんと鈴谷がこっちの席に来たから艦娘戦隊は四隻に深海棲艦は五隻で不利だからね、戦略を建てないと危険なんだよ!』


鈴谷『それが解っててどーしてこっちに来たのよー那珂ちゃぁーん?』




那珂『えへへーっ、だってこっちの方が出番多そうだし美味しいじゃーん?
そういう鈴谷だってぇーっ』


鈴谷『鈴谷もこっちの方が楽しいもーん♪』


鈴谷&那珂『『へっへっへー♪』』



金剛「あの子達さっきから鬱陶しいデース!!」





鈴谷『おおっと!こんな話をしている間にゴングです!戦いの火蓋は切って落とされました!!』


瑞鳳「駆逐艦か……弱い者いじめは好きじゃないけど、さあやるわよ!攻撃隊、発艦!」


ヒュゥーン



イ級後期型(以後"イ後")<駆逐艦ダカラッテナメンジャネーゾ!!


ザザザザザッ


瑞鳳「!!……爆撃を躱した!?」




瑞鳳「!!……爆撃を躱した!?」


イ後<ヨッ!ホッ!アーラヨットォ!


ザパァン!!


瑞鳳「!!!!」


鈴谷『おぉーっとぉ!イ後、速い速い!自身の軽さとその速力が合間ってついにはジャンプです!!これは凄い!!』





那珂『…うん、そして艦娘戦隊としては非常にまずい展開になったよ』


鈴谷『どういう事でしょうか?』


那珂『今のイ後がジャンプした場面、モニターにスロー再生で出せない?』


鈴谷『何かあるんですね?それではやってみましょおっ!』


鈴谷『この場面ですね、』


那珂『ここ!ここでストップ!そして拡大!!』





鈴谷『おおっ?これは……足!イ級後期型には足が生えています!
………これが何か?』


那珂『ええ、この些細な外観の違いが瑞鳳にとっては重要なんです、何せ彼女はーーーーー』


瑞鳳(く…っ!まさかこんな……、こんな子が相手にいるなんて……)

瑞鳳(可愛い!可愛いわ!何よあのぴょこっとした足!足が良いのよ!足がっっ!!!!)<ギリッ!


那珂『艦娘きっての足フェチ!!この可愛さに抗える筈がありません!!!』





ブウゥーン……


鈴谷『おやぁ!?目に見えて艦載機の速力が落ちました!これはひょっとすると……!』


イ後<!!チャンス!!


瑞鳳「しまった!?」



ズドオォーン!!!



瑞鳳「くうぅっ!!」<<中破!!>>





鈴谷『直撃!イ後の砲撃が瑞鳳に直撃です!瑞鳳、これでもう艦載機は飛ばせません!』


瑞鳳「気を取られた!でも、今出ている子達だけでもぉ……っ!!」


ボボボボボォーーーーンンンーーー………


イ後<グアアァアァアアァァァアアアッッッ!!! <<大破!!>>





鈴谷『これは…引き分け!!両陣営戦闘続行は不可能!引き分けです!!』


那珂『艦娘戦隊としては痛手だね』


鈴谷『これは解らなくなって来ました!それでは一旦CMです!』




CMでPRする商品なり施設なり、
↓1


前回の失敗を踏まえて1、2レスで抑えます
あまりにCM向きじゃないものは安価下なので悪しからず

まあよっぽどじゃない限りズらしませんが



・ \楽しい!/明石工作セット! ・


雷『あぁー、参ったわ!また開発に失敗してペンギン出しちゃったぁ!
これじゃ司令官にもっと頼って貰えないわっ!』


明石『ふふふ、お困りかしら雷ちゃん?』


雷『明石さん!』


明石『開発が上手く行かない?そんな時はこれよ!"明石工作セット"!!』


雷『明石工作セットぉ?』


明石『ふふ、騙されたと思ってこれを使ってみて?』


雷『怪しいなぁ……』





雷『わぁ凄い!コレを使ってから開発じゃ負け無しよ!
あっ、烈風・改!今度は電探!
駆逐艦の私でもいろんな開発ができちゃうわ!』


明石『喜んで貰えて何よりよ!』


雷『でもコレ、高いんでしょう?』


明石『心配いらないわ、この安心感でなんと!価格はたったの250(。。)D○Mポイントなのよ!』


雷『わぁ安い!資材集めに遠征に行ったりオリョクルに時間を使うよりよっぽどお得ねっ!』


明石『それじゃあ明石監修の明石工作セット、提督のみんな!どうぞよろしくお願いします♪』












※一切のクーリングオフをお取り扱いできません




那珂「怒られないかなぁ今のCM………」


鈴谷『さて!続いて二鋒戦です、艦娘戦隊、深雪を出してきましたね!』




鈴谷『ここで深海棲艦側の解説としてイ後さんにこちらの席に加わって頂きます
チィーッス!』


イ後『チィーッス!!』


那珂『うわぁっ!?』





鈴谷『いやぁー、先程の試合は残念でしたね』


イ後『いえいえ、私のような駆逐艦が軽空母の瑞鳳さんを相手に引き分けに持ち込めただけで充分役目は果たせましたよ』


鈴谷『ところで先程までと違って声が聞き取りやすくなっているようですが?』


イ後『ああ、我々の声は基本的にノイズがかかっているだけなので、マイクを通すとみなさんと同じように聴こえるんですよ、こうやってマイクから口を離すと………』


イ後<コウナリマース!


鈴谷『成る程、それは面白いですねぇ』





鈴谷『そんな話はさておき、深海棲艦側は次鋒にロ級後期型を繰り出すようですがこの采配の理由は?』


イ後『単に型番順ですね、こちらは大将(旗艦)の中間棲姫さん以外は同規格の鑑なので、順番に出て大将の負担を出来るだけ軽減しようという作戦です』


鈴谷『それではイ後さんが引き分けに持ち込んだ事であちらは作戦通り事態が進んでいる事になるわけですね?』


イ後『そういう事ですね』


鈴谷『むむむっ、中々侮れません!それでは次鋒戦の前に両陣営の様子を見てみましょう!』



と、言うわけで今日はここまでという事で

この方式どこまで戦闘パートが進んだか解りやすくて良いですね、続けて第五部でもやるとダレそうなんでしませんけど


それでまた次の投下で会いませうー


くっ、間が空きました!でっ、でもまだ沈みません。このスレ沈みは……しません!

いやー、お久しぶりです、待った?そんな事ないよね!
ちょっと最近うまく時間が取れなかったもので……でも今日は書けるから書くよ!

というわけで久々に再開しまーす



瑞鳳「すみません……やられちゃいました……」<<中破!>>


金剛「ノープロブレムヨー!引き分けは引き分けでもあっちは大破デース、判定になったら中破で済んでるこっちが有利ネ!」


深雪「そうそう、瑞鳳さんのお陰であっちの練度も大体掴めたし、あとはこの深雪様に任せとけって!」


木曾「心配するな、この俺が最高の勝利を与えてやる」


瑞鳳「……みんな、ありがとう」





深雪「じゃあ二番手、深雪様の出番だぜ!」


瑞鳳「気を付けてね深雪、続くロ級もイ級と同等の練度とは限らないわ」


金剛「ファイトよ深雪!」


深雪「おうっ!いよーっし、行っくぞーっ!」





中間棲姫「イ級は運が良かったな……いくら後期型とは言え駆逐艦、空母の爆撃など受けてはひとたまりもない」


ロ級後期型(以下"ロ後")
<フフフ……イ後ナド所詮ワレワレ駆逐艦隊ノナカデモ一番ノ小物………


鈴谷『そのネタもうウチらの艦隊編成の時にやってまーすっ』


ロ後<クッ…!ネタ被リトハ恥ズカシイ………ッ///


ニ級後期型(以下"ニ後")
<マァマァソウイウ事モアルッテ(肩ポン、







瑞鳳「くっ、あの子の手も可愛いわ!なんなのあの子達、これ終わったら一匹持って帰れない!?」(ギリギリギリ…


金剛「瑞鳳の目が怖いデース。」




二戦目:
深雪 - ロ級後期型

鈴谷『さぁお待たせ致しました次鋒戦です!解説のイ後さん、那珂ちゃんさん、この試合をどう見ますか?』


イ後『……そうですね、勝負は一瞬でしょう』


那珂『そうだね、それも最初の一合で決着が着くよ』


鈴谷『ほほぉう?お二人共同じ意見という事は何か明らかな根拠があるわけですね?』




那珂『同規格の駆逐艦同士、お互い装甲はそう厚い方じゃないよ』


イ後『それに見たところロ後も深雪さんも相手を一撃で落とせるだけの火力を持っています、互いに当たれば終わり……という事です』


鈴谷『……ですがそうなると両選手共に回避に専念するべきでは?』


那珂『忘れてない鈴谷?これは勝ち抜きルールの団体戦…もとい艦隊戦なんだよ』


イ後『それに、小型艦が積める弾薬はそう多くは無いでしょう』


鈴谷『成る程!互いに粘ってこの戦いに勝利しても、この試合で弾切れになって次戦で戦えなくなっては意味がない、と!』





那珂『そういうこと、火力はロ後が僅かに上、速力は深雪が僅かに上、総合的な速さはほぼ互角…』


ロ後『おそらく勝負はすれ違い様に相手の脇腹に砲撃を撃ち込む……抜刀術の撃ち合い!』


鈴谷『うっひょぉーう!どこぞの抜刀斎でしょうか鈴谷テンションが上がって参りました!!』




深雪「……だってさ、」


ロ後<中々的ヲ射テイルジャナイカ……、互イニ決着ハ早イ方ガ助カルダロ……?


深雪「違いねーな!じゃ、乗ってやるぜ!」


ザッ


ロ後<手加減センゾ……ッ!


ザザッ


鈴谷『おおっと!両者、突撃の構えに入りました!』




シィーーーーーーーン……


深雪「………」


ロ後<………


パシャ……っ


ロ後(ピクッ


深雪「!」


\\ドンッ!!//


鈴谷『!!速い!両者一斉に動きました!』




深雪「見せてやるぜ!!深雪様の新必殺技を!!」


ロ後<!!


深雪「深雪スペシャルウゥ………ッ!」


深雪「バーストボンバーウルトラバーニングサンダーデストロイギガントファイヤーミリオングレートマッハダッシュロイヤルストレートグランドクラッシャーズフルデットナイストゥーミートゥーロングバケーションロックロックオブプラネットハンマー………」




ロ後<スキアリー。


ドゴーン


深雪「ぐああぁああぁああぁああっ!!!!!」<<大破!!>>



鈴谷『あ、終わった。』





深雪「負けちゃったぜ」(ボロっ


金剛「技名長いヨ!!言ってる間に撃たれて当たり前ネーッ!!」


深雪「くっそぅ……折角電と練習した『深雪スペシャルバースト(中略)ハイパージェットスクランブル電殺し』が……」


金剛「『電殺し』だけで良いヨ!!前の部分丸ごと要らないネ!!!」


瑞鳳「っていうか電と練習したのに電殺しなの?」


深雪「突撃攻撃為に衝突のトラウマを乗り越えようと思って、電に付き合って貰ったんだけどさ………」


深雪「……怖いんだよ!!電の姿を見るだけで脚が震え上がるんだよ!!思いっきり技名叫びながら突撃でもしないと気が持たないんだよ!!短い技名だと接触の前に言い終わっちゃうんだよ!!」


金剛「もうその技向いてないネ!!練習相手も何もかも間違ってるヨ!!」




木曾「しかしこれで4対2か……厳しくなったな」


金剛「あっちで実況してる二人が戻ってきたらなんの問題も無いネー」(じとーっ


那珂『いやー鈴谷!今日はいい天気だねっ!正にライブ日和だよ!』


鈴谷『おおーっ那珂ちゃんアイドルの血が疼く感じ?やっちゃう?この後ライブやっちゃう?』


金剛「………」


木曾「まぁ俺に任せておけ、雷巡の強さってヤツをあいつらに教えてやる」


金剛「木曾……頼りにしてるネー……」



一旦ここまでで、夕食まだなんでごはん食べてきます



現在の戦況

瑞鳳× ー イ級後期型×(引き分け)

深雪× ー ロ級後期型◯

木曾 ー ロ級後期型 ・・イマココ


お腹いっぱいでち

んじゃまあ後ちょっとだけ今日の分書きます



木曾「さて待たせたな、深雪との勝負が早めについて退屈だったろう」


ロ後<ソウデモネーヨ


木曾「……そうか、まあ良い……コホン、」



木曾「やあやあ我こそは艦娘戦隊ダイヤモンド・フォース黄の四天王木曾!!悪事を働く深海棲艦!桜に錨の旗の下、この木曾の剣の錆にしてくれる!」



鈴谷『木曾!ここで名乗りを上げました!今まで目指していた三枚目キャラとはまるで違うようですが心が折れてしまったのでしょうか!?』


那珂『……いいや、木曾の目はまだ死んでいないよ…アレは何か考えがあると見たよ!』




ロ後<………我ガ名ハ深海棲艦、ロ級後期型!海原ニ沈ンダ仲間ニ誓イ、地上ノ艦娘達ニ誅ヲ下ス!!コノ出デ立チヲ恐レヌナラバ!掛カッテクルガ良イ!!


木曾「!!」


ロ後<………(ニヤァッ


木曾「……中々やるじゃないか………!」



鈴谷『おおっと何か通じ合ったようですが、これはなんでしょうか解説のイ後さん?』


イ後『そうですね、今のでこの戦いの方向性が決まったと言っていいでしょう、来ますよ、ロ後と木曾の猛攻が!』


木曾「!!」 ダッ!

ロ後<!! ダッ!



鈴谷『両者!一斉に動きました!!』




木曾「先手は貰った!!」(シャキン!!


鈴谷『木曾!剣を抜いた!!」


木曾「これで……どうだ!!」(ジャキン!!



バアァーーーーーーーーーーーン!!!



鈴谷『これは……カッコ良く剣を構えただけです!!何が「どうだ」なのか解りません!!』


ロ後<ヌアアァアーーーーーーーーッッ!!!!!(ドバーン!!



鈴谷『!?』




鈴谷『木曾がただカッコいいポーズを取っただけなのにロ後が吹き飛んだ!?』


ロ後<クッ!危ナカッタ…ナンテ力ダ……!!(ザバァっ


木曾「無理をするな、今ので俺の実力は解っただろう?」


鈴谷『全く解らない!!謎のダメージを負ったロ後も、自信満々な木曾も何をしているのか鈴谷はさっぱりついて行けません!これは一体……!?』


イ後『カッコ良いポーズを取った……それが重要なんですよ』


鈴谷『!!イ後さん、知っているのですか!?』




イ後『……自分しかいない部屋で、鏡に向かってポーズ取ったりした事はありませんか?』


鈴谷『え?うーん、無いわけじゃないけどそれが?』


イ後『その延長………といえば良いでしょうか、それを臆面なく人前で披露できる鋼のメンタルを持った現役◯二病患者のみに許された、禁断の競技………ルールはただ一つ、なんかカッコ良ければ良い……それが…………』







イ後『"ポージングバトル"です』






また木曾が変な事始めた!

正直に言うともう木曾を何処に着地させたいのか自分でも解らない!!


果たしてポージングバトルとは一体………そしてロ級後期型の真の力が明らかに!!


次回!艦娘戦隊ダイヤモンド・フォース!
『中二病でも艦隊戦がしたい』!

よろしくねっ!


というわけで今日はここまでで、

明日も似たような時間に再開できると思います、では

今日は短めですがささっとやりますぜ

それでは再開



ロ後<確カニ…手脚ノ長イ人型ノ艦娘達ニコノポージングバトルハ圧倒的ニ有利……


木曾「……そうだ、カッコいいポーズは手足の長さ、体の柔軟さに大きく左右される……それを解っててよくこの勝負を受けた・とその勇気は褒めてやっても良いが……」


ロ後<ダガ!!ソノ程度ノ事、最初カラ想定済ミダ!!


木曾「ほう!何か秘策があると言うんだな!?いいだろう見せてみろ!お前の全力を!!」




ゾゾゾゾゾゾゾゾッッ!!


鈴谷『おやぁっ!?なんでしょうか急にロ級が円を描くように走り出しました!!』


那珂『違う!?アレは円じゃ無くて……螺旋………っ!!」


イ後『ロ級の作る海流のエネルギーが渦の中心へと集まって行く…これはまさか……っ!!』




ロ後<魅セテクレル……コレガ我ガ必殺ノ奥義………



カカッ!!




ドッバアァーーーーーーーーーーーーン!!!!!


鈴谷『こ……っ、これは!?ロ級!大きな水飛沫を上げながらほぼ垂直に大ジャンプ!!』


那珂『いいや!ただの大ジャンプじゃない!!あの水飛沫は魚雷と魚雷をぶつけた爆風をも利用した大技だよ!!
しかも魚雷の上げた水飛沫がジャンプの背景になってロ級を引き立てている!!』


イ後『これは元々手足を持っていなかった我々深海棲艦駆逐艦ポージングバトラーに伝わる伝説の大技……っ!』






イ後『"龍の滝登り"………です!!』





ロ後 (キラキラキラ………


木曾「………美しい…………」



ザパアァン!!




木曾「がはぁっ!!」(吐血


鈴谷『木曾!いきなり血を吐きました!!何が起こったのでしょうか!?』


イ後『無理も無い…あんなポーズを見せられてはね……』


那珂『そう、ロ級が今見せたのは木曾のアドバンテージであるルックスを活かしたカッコいいポーズとは正反対』


那珂『木曾のカッコいいポーズが彫刻の様に人々の目に留まり続ける「静」の芸術だとしたら、ロ級の滝登りは一瞬で人の心を掴み、儚く消えて行く「動」の芸術、』


イ後『木曾も「静」のポーズの実力者……しかしあそこまで「動」のポーズを使いこなすロ級の凄さを、彼女自身が実力者であるが故に強く感じ取ったのでしょう』


イ後『「動」のポーズは一瞬で人の心を掴み、その一コマを相手の魂に魅せつけなければならない分難易度が非常に高い、
私も今の技を使える者がまさか現代にいるとは私も思っていませんでした、いやあ良いものを見せて貰いましたよ!』




瑞鳳「………いや確かになんか凄かったけどさ……」


深雪「すげーそれっぽい事言ってるけどあいつらが何を解説してんのかさっぱりだな。」




木曾「……思った以上に出来るじゃないか……正直に言って侮っていたぞ!」


ロ後<クッ、油断シテイルウチニ決着ヲ着ケタカッタガ今ノデ倒セナイカ……ッ!


木曾「だが、効いたぞ…このダメージでは恐らく取れるポーズは後一度が限度だ…」


ロ後<………コチラモ今ノデホボ全テノパワーヲ使イ切ッタ……「動」ノ技ハモウ使エマイ……


木曾「そうか……ならばこの木曾!次のポーズに全てを賭ける!!それがポージングバトラーとして、お前の様な戦士に向ける最大の敬意だ!!」


ロ後<此方トテ負ケル気ハ無イ!!残ル全テノ力ヲモッテ最高ノ「静」のポーズヲ見セテヤル!!





中間棲姫「………ポーズ取るくらいいくらでもできそうなものだが………」


金剛「なんかこう、入って行けない世界デース……」(しょぼん




木曾「行くぞおぉぉおおおおおおぉぉおっっ!!!」


ロ後<オォオオォォオオォオオオオォオオオオオッッ!!!



ドン!!!



鈴谷『両者!相手に向かって駆け出しました!!これは……!!』


カッ!!!!




木曾「……………」


ロ後<……………


ボボボボボン!!!



ロ後<グウウゥウウウッッ!!!<<大破!!>>



鈴谷『おぉっと!二人がすれ違ったと思いきやロ級が大破しました!!ここまで来てまさかの直接戦闘か!?』


那珂『いや、違う!これはあくまでポージングバトル!!木曾を見て!!』


鈴谷『……!全身の屈伸を使ってサーベルを振り抜いた体制のまま静止しています!!これはまさか………っ!!』


那珂『そう!!これは"必殺剣の残心"のポーズ!!「決めポーズ」という括りの中でこれ以上のポーズは無い!!!』


鈴谷『対するロ級は……!ボロボロの体のまま木曾に向かって吼えるように立ち向かう姿!!なんという執念!そして儚くとも力強さを感じるポーズでしょうか!!』




イ後『これは、初歩にして究極と言われる"傷だらけの獅子"というポーズですね』


鈴谷『おっ!またなんかカッコ良さげな技名ですが、初歩にして究極とは?』


イ後『あのポーズを取ることは非常に簡単なんです、ただ手傷を負ったまま相手に食い下がる姿勢を崩さなければいい……』


イ後『ですがその分どれだけのダメージを負っているか、その上でダメージを補って有り余る威圧感を感じさせる事が出来るかが重要になってきます
そしてそれ故にこのポーズを使いこなすのはとても難しい』


鈴谷『ほうほう、つまりアレだけのダメージを抱えながらああやって凛々しく立つロ級は……』


イ後『ええ、素晴らしいの一言です』




ロ級<…………フッ、負ケタヨ………、オ前ノ勝チダ……木曾……!



ズシャァッ



那珂『ロ級の体制が崩れた……!』



木曾「……いいや、背景が夕焼けならお前の方がカッコ良かった……今回は、運が良かっただけだ」(キンッ


鈴谷『木曾も立ち上がって剣をしまった!これは……木曾!この激闘を制したのは艦娘戦隊の木曾です!!』





木曾「そら、立てるかロ級、手を貸そう」(スッ


ロ後<済マナイ…少シ無茶ヲシ過ギタヨウダ……… (ガシッ



鈴谷『闘いが終わって、木曾がロ級に肩を貸して戻ってきます!なんと美しい友情でしょうか!!皆さん!この両者に惜しみない拍手を!!』


那珂『うん、うん!凄かったよ!これはポージングバトル史上に残ろう名勝負だねっ!』


イ後『これ程のバトル、一生に何度見られる事か………』


パチパチパチパチパチ………


金剛「さっぱり意味分かんなかったケド何だか私も涙が出て来たヨ……!!」(ぐすっ


深雪「カッコ良かったぜー木曾ぉーっ!」


瑞鳳「ともかく、これで一勝ね!」


パチパチパチパチパチパチ………













中間棲姫「……なんだこれ……なんだこれ!?」












そんな事俺が訊きたいわ。

というわけで今日のところはこれで!
ではではー

絵ぇ描きたい、漫画も描きたい、SSも書きたい、俺は一体どうすれば……
……ハッ!そうか全部書けばいいんだ!(←過労死する奴の発想。

というわけで書きます



金剛「はーい今から反省会をしまーす」(パンパン


鈴谷『只今鈴谷、那珂ちゃん、木曾の三人は金剛さんに正座させられております』


金剛「鈴谷、マイク置くヨ」


鈴谷「あ、はい」





瑞鳳「海上で正座ってできるんだ……」


深雪「なんか凄いシュールだな」




金剛「まず木曾、お前何がしたいネ」


木曾「何って……解らなかったのか?見ていただろう俺の試合を」


金剛「さっぱりだヨ!!なんか空気に飲まれて一瞬感動しかけたケドやっぱり意味不明だヨ!!
変な口調になったり妙な試合始めたりお前一体どうなりたいネ!?」


木曾「フッ、考えた事が無いなぁ!」(ドヤァ!


金剛「考えて生きろヨ!!!」




金剛「それと那珂ちゃん!」


那珂「ひゃいっ!?」(ビクッ!


金剛「何でもかんでもソレっぽく解説するのやめるネー!
それでなんか伝わった風になるから木曾の出オチが引き伸ばされて続くんだヨ!!」






那珂「でもぉー、やっぱり那珂ちゃんとしては任された仕事をキチンとこなすのがアイドルの責任っていうか、プロの務めっていうかぁー……」


金剛「そのせいで大惨事になったんだヨ!!
プロ根性出すのは良いけどサー!もっと時と場合をわきまえなヨー!!」


鈴谷「あっはっは金剛さんそんな提督に言うみたいなセリフにしなくたって…」(ケラケラ


金剛「鈴谷?」


鈴谷「はい!すみませんでした!」(ズザァッ!!<土下座っ ※




※着弾観測謝罪……おちゃらけて接するも、相手が「あ、これ本気で怒ってるな」と感じた瞬間に掌を返すように謝罪の体制に移る。
基本的に余計な傷は負わずに済むが、場合によっては相手の神経を逆撫でする。




金剛「一番重罪なのはお前だヨ!!何が実況ネ!!私達は艦娘戦隊として戦いに来たんデース!!興業じゃないんデース!!」


鈴谷「でも戦隊って見世物みたいなモンだしどーせなら解りやすい方がいいかなーって……」


金剛「やり方と限度が有るヨ!!」





金剛「うぅ…っ、戦果を上げて提督に褒めてもらう為に艦娘戦隊になったのにこれじゃあダメダメデース……任務をくすねてまで戦隊を組んだからきっとバチが当たったんデース……」


金剛「うわーん!ごめんネー提督ゥーっ!!もうしないヨー!!バァーニング、ラアァーーーーーーーブ!!!!」


らぁーぶ らーぶ らーぶ…………(山彦的なやつ


中間棲姫「あの……もういいか……?」




金剛「悪かったネ…見苦しいところを見せたヨ……」


中間棲姫「まぁ、それはいいんだが…海戦の方はどうする?」


金剛「ああ…それももういいヨ…提督の件でイライラしてて砲弾ぶつけたのもホント悪かったネ……」


中間棲姫「えぇーっと……この場合戦果は…?」





金剛「こっちの撤退で、戦術的敗北でいいデース…」


中間棲姫「そ、そうか…まぁ気を落とすなよ……?」


金剛「ぐすっ…あなた良い人ネ、今度ティータイムに招待させて貰いたいデース!」(にぱーっ


中間棲姫「べっ、別にこのくらいどうという事は無い!///」(キュンっ





中間棲姫(な…っ、なんて眩しい笑顔だ……我々深海棲艦が失って久しい表情だな……
未だにあの顔ができるのは幼い北方棲姫くらいか……)(ドキドキ…


中間棲姫「ってそうだ北方棲姫!私達は北方棲姫とレ級を探していたんだった!!」


金剛「What?ほっぽちゃんとレ級デスかー?」




金剛「そういう事ならせめてもの罪滅ぼしに協力させて下サーイ!」


中間棲姫「何?いいや深海側の問題にそちらを巻き込む訳には……」


金剛「堅いコトは言いっこ無しデース!……それに、そっちからその二人が居なくなったって事は………」



中間棲姫「…!そいいう事か、」




中間棲姫「目的地が決まった、もうそう頭数は要らないからハ級は怪我をしたイ級とロ級を連れて先に基地へ帰っていてくれ」


ハ級<ヘーイ



ザザザーッ



ニ級<オイラハー?


中間棲姫「私一人であいつらを引っ張るのも手間だ、念の為付き合ってくれ


ニ級<アタホラサッサー




鈴谷「あのぉー…金剛さん、鈴谷達はいつまで正座していれば良いのでしょうか……?」


金剛「私達が鎮守府まで引っ張っていくからそのまま帰るまで正座してるネー」


那珂「無茶だよぉ!!膝が削れて無くなるよぉっ!!」


金剛「大丈夫デース!下は海だから意図的に浅瀬を行かない限りそんな事は無いデース!」(ニッコリ


那珂&鈴谷「「ヒイィイィイィぃぃっ!!」」


木曾「痛いぞ…だが、悪くない」


深雪「また何か乗り移ってるぞ木曾、」




鎮守府




金剛「……………というわけで連れて帰って来たヨー」


中間棲姫「北方棲姫とレ級は来てないか?」


提督「ヒイィぃっ!!深海棲艦だぁーーーっ!!」(ガタガタ


レ級「今更ダロ落ち着けヨ」<ドスッ


提督「う"っ…、」(どさっ


金剛「提督ぅーっ!?」





中間棲姫「…やはりここに居たのか」


レ級「久々ニこっちのみんなト遊びタクテなー」


北方棲姫「曙!今度ハ曙がホッポのおウチ来ル!!」


曙「あーもう!だから私は潜水機能が無いから行けないって言ってるでしょ!」


北方棲姫「クソテイトク!早く曙も潜れルようニ改装スル!」


曙「無茶言わないでくれる!?」




那珂「うぅーっ、膝は削れなかったけどパンパンに腫れて立てないよぉ」(シクシク


木曾「フッ…鍛え方が足りんな、俺は何て事ないぞ?」(ガクガクガクガク


鈴谷「軍刀杖にして産まれたての子鹿みたいな体勢で強がるくらいなら素直に休めば?」




中間棲姫「さて、北方棲姫にレ級、いい加減に帰るぞ」


北方棲姫「ウゥー…っ、アケボノ、ホッポ、アキラメナイ」


曙「…気持ちは嬉しいんだけどね……」


レ級「今度はタ級とル級も連れて来ンゼー!」


提督「これ以上敵戦艦が増えるの!?」




中間棲姫「それでは…迷惑をかけたな、私達はもう行こう」


レ級「マタ明日なーっ!」


北方棲姫「ナーっ!」


ニ級<明日モ大変ダゼ!!




金剛「中間棲姫、」


中間棲姫「む、なんだ?」


金剛「ティータイムの約束、私は本気デスからネ?」


中間棲姫「…フッ、憶えておこう」




ザバザバザバァー………


提督「……行ったか、」


金剛「提督ゥー…」


提督「ん?どうした金剛?」


金剛「今回は悪かったヨー、提督が構ってくれないからッテどうかしてたネー」




金剛「提督の大事な任務を勝手に奪ってマデ気を引こうとしたノニ、戦果も上げられずに戻って来てサー…これじゃあ提督にも見放されて当然デース……」(しゅん


提督「……そんな事ないさ、」(ぽんっ


金剛「……えっ?」




提督「"俺が構ってくれない"なんて金剛くらいしか言ってくれないし、金剛に言われなきゃ気付けなかった、俺の方こそごめん」(ペコッ


金剛「てっ、提督が頭を下げる事なんか無いデース!」(あたふた


提督「それにさ、こんなメチャクチャな面子を全員揃って帰投させるなんて現場指揮、金剛じゃなきゃできないぞ?
こんな凄い金剛を見放すわけ……」


提督「………いいや、例え金剛どんなにダメでも俺は見放したりなんかしないよ
だってお前は俺の大事な艦娘だからな!」





金剛「提督ゥ……」(うるうる…


金剛「やっぱり私提督の艦娘で良かったヨーっ!!」(がばぁっ!


提督「うわっ!急に抱きつくなって金剛恥ずかしいだろ!?///」(アタフタ


金剛「ふふーん、私は食らいついたら離さないワ!もう大淀ばっかりにかまけさせないネー!私頑張るから、目を離しちゃNO!なんだからネッ!!」(ぎゅーっ





曙「あのー…お取込み中に悪いんだけどいいかしら…?」


提督「おう、どうした曙?」


曙「さっきこれ渡されたんだけど、あんたからもちょっと何か言ってやってくれない……?」


提督「ん?なんだコレ………?」



ー潜水駆逐艦"曙"・改造計画書ー

ほっぽちゃんの希望にお応えして……



大淀
(提督の印、捺印済)








「………………大淀ァッッ!!!!」


大淀「はいっ!なんですか提督!?」(シュピン!!


提督「うわっ!どこから湧いた!?」




提督「って、そんな事はいいんだよ!!お前人の印鑑使って何勝手にとんでもない計画書作ってんの!?」


大淀「やっと言ってくれましたね提督!!
いえ、はい!なんでも言ってください!!なんでも聞きますよ!?」(キラキラキラ


提督「えっ!?何このテンション怖い!!こいつ今自分が怒られてるって自覚有るの!?」


大淀「そんな事は良いですからさあ提督さあさあさあっ!!!」(ふんすっ!


提督「ちょっ、お前、せめてもう少し落ち着いて話を……」







金剛「たった今目を離さないでって言ったのにィーッ!!!提督ゥ!何してるデース!?」(ぷんすかぷん!






深海



中間棲姫「今戻ったぞ」


北方棲姫「タダイマー!」


レ級「チィーッス!」


飛行場姫「あら、お帰りなさいご苦労だったわね中間棲姫」





離島棲鬼「それで、またあっちの鎮守府に居たんですって?」


中間棲姫「ああ、散々探し回って損した気分だよ」


港湾棲姫「……まぁ……無事で何より……だわ……」





飛行場姫「ん?中間棲姫、あなたの笑顔なんて珍しいわね、何か良い事でもあった?」


中間棲姫「ん?そうか…私は今、笑っているのだな……」


飛行場姫「まぁ、ちょっとだけど…何よ気持ち悪い反応ね…」


中間棲姫「いいや、気にしないでくれ」


中間棲姫(…笑顔……か……)







金剛『ティータイムの約束、私は本気デスからネ?』(にぱーっ






中間棲姫「私もいつか、あの様に笑える日が来るのかもな……」






イェイ!第四部、艦!!




長かった…とはいえこれで第四部は終了ですが、

後日談を
1.見る
2.見ない

↓直下より連投なしで3つ先取


了解しました、
それでは次回は後日談からスタートします

おそらく明日か明後日の夜になるかと

という事でまた後日会いましょう
それでは、

えっと、あの…後日談がはみ出ちゃうから…

詰まる所後日談始めます



とある喫茶店


カランコロン カラン、

<いらっしゃいませー


金剛(キョロキョロ…


金剛「…!見つけました!ごめんなサーイ、待たせましたカー?」


中間棲姫(変装)「いいや、私も今来たところだ」




金剛「ティータイムに招待するって言ったノニ、私の部屋じゃなくてこんな外部の喫茶店で申し訳ないデース…」(しゅん…


中間棲姫「いやいいさ、深海棲艦の私が鎮守府内に入り込んだら大騒ぎだろう?」


金剛「でもほっぽちゃんとレ級はいつも来てマース」


中間棲姫「……まああいつらは子どもと…犬みたいなものだからな」


金剛「クスっ、とんだ狂犬デース♪」




中間棲姫「…それにしてもいつもあの二人がすまんな」


金剛「ノーよ、ウチの駆逐艦達はほっぽちゃんが来てくれて楽しそうだし、レ級も気まぐれに私達の良い演習相手になってくれてマース
むしろお世話になってるのに何も返せてないのは私達の方デース!」


中間棲姫「いいや、そんな事はないさ、知っての通りあいつらは元気が良過ぎてな…半日相手にしてくれてるだけでこっちは助かってるんだ」


金剛「ワァオ!思わぬGive&Takeネー!」




中間棲姫「……ふふっ、」


金剛「What?どうしたデスかー?」


中間棲姫「いいや、本当に良く表情の変わる奴だと思ってな」


金剛「むーっ、それは子どもっぽいって意味ネー?」(ぷくーっ


中間棲姫「おっと膨れるな、これでも褒めてるつもりなんだ」


金剛「そうなんデスかー?」(きょとん




中間棲姫「……私達深海棲艦は、お前のように多彩な感情を持っていなくてな、素直に羨ましいと思っただけさ」


金剛「really?ほっぽちゃんとレ級を見ている限りではそんな気はしませんケド……」


中間棲姫「……レ級はアッパー系だからな、普通に接する分には気付きにくいのかもしれん」


金剛「ほっぽちゃんはどうなんデスかー?」


中間棲姫「北方棲姫もまだ幼いから自身の異常性に気付いていないだけだ、いずれあいつにもわかる日が来よう……お前達艦娘に比べて、決定的に欠けているモノがあるという事を」


金剛「……それを知っていてウチに出入りさせているなんて、とても残酷なんジャないですカ?」


中間棲姫「……言っただろう、私達は、既に"壊れて"いるんだ」





中間棲姫「それでも、あいつが気付くまでの僅かな時間で良い…あの無邪気さを、お前達のような素直さを…感じられるウチに充分に満喫させてやりたい」


中間棲姫「これはとっくにそういうモノを失ってしまった私のエゴだ、後であいつがどれだけ辛い想いをするか……わかっているのにな……」


金剛「中間棲姫………」





金剛「……それでもあの子はとても楽しそうに笑っていマス」


中間棲姫「…………っ」


金剛「貴方はあの子の笑顔を見て、何かを感じる事はナイのデスか?」


中間棲姫「……ほんの少しの懐かしさと…この胸の、空虚な箇所が痛む感覚だ」


金剛「それはーーーーーー」


中間棲姫「なぁ金剛よ、お前は私達"深海棲艦が元は艦娘だった"という噂を信じるか?」


金剛「ーーーえっ」




中間棲姫「あの噂の真相はな、私達でも解らないんだ、
例え元は艦娘だったとしても、その頃の記憶など無いし、この胸の空虚感も、本当に"失った"モノなのか、自分で"棄てた"モノなのか、そもそも最初から持っていなかったのか……それすらも私達は解らない」




中間棲姫「ただ…お前達艦娘を見ていると、羨ましく思う事があり、存在しない胸の内が痛み、憎らしく思ってしまう……それだけだ」


金剛「……貴方も今、私とこうして話していて、私を憎く思うのですか?」


中間棲姫「全くそういう気持ちがないと言えば嘘になる
……だがそれでも、こうして艦娘(おまえ)と戦わずにいれる時間がかけがえなく思っているのもまた事実だ」


金剛「……そうですか……なら、私達はやっぱり友達デース!」(にっぱーっ




中間棲姫「友達……か、」


金剛「ハイ!私達艦娘だって、好きな相手に好意的な気持ちしか持っていないわけじゃありマセーン!」


金剛「私も提督の嫌いなトコロだって沢山有るネ!それでも、その何倍も何倍も好きなトコロがいっぱい有るから提督が好きだって胸を張って言えるんデース!」


金剛「だから、貴方も胸を張って下サーイ!……例え貴方のエゴがあったとしても、あの子達の笑顔を守りたいって思ってるのは、本当なんでショーっ?」




中間棲姫「……ふっ、ハハハ、そうだな!
ああそうとも、私は北方棲姫もレ級も…いいや、私の仲間達が好きだ、私自身が欠陥品だとして、その幸福を願って何が悪いっ!?」


金剛「……やっと良い顔になりましたネーっ?」


中間棲姫「………何?」




金剛「やれやれ…物覚えの悪い子デース
言ったデショー?私と貴方は友達デース!友達が楽しそうにしてる方が嬉しいに決まってマース!」


中間棲姫「……全く、お前には敵わんな」


金剛「ふふーん、モット褒めるヨーっ?」


中間棲姫「調子にのるなっ」(べしっ


金剛「アゥチっ!」




金剛「さぁーって、そっちもノって来たトコロで、ここからがティータイムの本番デース!
ここの紅茶は美味しいんダヨー?充分に味わいながら、提督の話をしてあげるネーっ♪」


中間棲姫「ははっ、お手柔らかに頼むぞ?」


金剛「それはどうカナァーっ?」





わいのわいの……




ガサッ


比叡「くっ!金剛お姉様が深海棲艦(悪いお友達)と付き合ってるって噂があるから後をつけてみればこんな……こんな素敵な会話をしていたなんて!!流石です金剛お姉様!やっぱり最高ですお姉様!ヒエーッ!!」


榛名「あの……比叡お姉様?金剛お姉様に尾行がバレて大目玉食らう前に帰りませんか?」


比叡「何言ってるの榛名!もっと話を聞くに決まってるでしょ!?
霧島!盗聴器(マイク)の音量もっと上げて!!」


霧島「霧島のマイクはまだまだこんなものではありません、チェック、ワン、ツー」(キリキリキリ


榛名「霧島!?付き合わなくて良いんですよ霧島!!」



ガヤガヤ………




金剛(あの子達帰ったらオシオキデース。)


バレてた。





後日談も終わり。




くっ、サッと終わらせるつもりだったのに日を跨いでしまったヒエーっ

というわけで第五部はまた次回にします、

因みにこんな真面目っぽく終わっといて次からはいつも通りなんだなー

というわけで、アデュー


時間がない日も、できればもっと書きたいのです……

と、いうわけで第五部始めます



金剛「ヘェーイ提督ゥー!こっちの書類終わったネーっ!」


提督「早いな、金剛は真面目に仕事してくれるから助かるぞ」


金剛「秘書艦なんだから当然デース!
でもー、もっと褒めてくれても良いんだヨー?」(ふんすっ


提督「ははは可愛いやつめ可愛い奴め!」(わしゃわしゃ


金剛「髪が崩れちゃうデース!
でも提督に撫でられるのは悪くないネー……」(ほわーん




提督(先週大淀につきっきりだったのを金剛に怒られて秘書艦は希望者が1日か半日で持ち回り制になった。
金剛は今日の昼までなんだが、ここまでよく仕事をしてくれると半日なのが勿体無く思ってしまうな……何よりこう、構うと凄く嬉しそうに反応してくれるのが凄く可愛いし)(ほっこり


金剛「提督ゥ、撫でるのは良いけどサー!ひたすら無言で撫でてないで何か喋ってヨー!?なんか怖いネー!」




提督「おっと悪い悪い、いい時間だし飯でも食いに行くか」


金剛「ついでに大淀のトコロに寄って午後用の指令書取りに行くネー」


提督「……そういえば今日は艦娘戦隊の更新日だなぁ…あいつらまた何かやらかしてないか心配だよ……」





大淀の事務所


大淀「艦娘戦隊ですね、そろそろ取りに来ると思って用意しておきましたよ!」


提督「………えっ?」


大淀「どうかしましたか?」


提督「えっ、マジで?本物?何もしてないの?えっ?お前が何も?」


大淀「……提督は私をなんだと思っているんですか」


提督「トラブル製造機?」


大淀「いまこの指令書に何かしてやりたくなりました」




提督「ああ嘘嘘ごめん!いやー、流石は大淀だなぁ!もう任務を準備してくれてたなんて!」


大淀「…まぁ良いでしょう、はい、これが念願の艦娘戦隊の指令書ですよ」


提督「ううっ、長かった…やっとこの任務が俺の手に……」


金剛「先週迷惑掛けた私がこう言うのもなんだけど…おめでとうございマース提督!」


大淀「おめでとうございます提督!」


提督「ああ、ありがとう!」




提督「よーっし、飯食ったら早速午後一でこの任務に取り掛かるか!いやー、誰で組もうかなぁ……」(ウキウキ


金剛「ウーっ…提督楽しそうデース、こういうことなら午後の秘書艦やりたかったデース……」


大淀「まぁまぁ…、ところで今からお食事でしたら私もご一緒してもよろしいですか?私もそろそろ向かおうと思っていたところですので」


提督「おう来い!気分が良いから今日は俺が昼飯奢ってやるぞ!」


大淀「やったぁ!じゃあ特上ランチ頼んで良いですか!?あの他のメニューの三倍するヤツ!」


提督「おう良いぞ!俺もアレにしよう食ってみたかったんだ!」


金剛「大淀だけズルいデース!私もアレ食べたいデース!!」


提督「おう金剛もかかってこい!!」


金剛「わぁいやったー!提督太っ腹デース!」(ぴょんぴょん




食堂


提督「間宮、特上ランチ3つで、」(キリッ


間宮「マジですか提督、景気が良すぎませんか?」


提督「良いんだよ今日は、良い事があったからな!」


間宮「…ああ、例の艦娘戦隊ですか」


提督「まぁ、そういう事だ」




提督「二人ともお待たせー、これが特上ランチだぞー」(ガラガラ


大淀「こ……これが……」(キラキラ


金剛「お肉の厚みと香りが違いマース……」(ゴクリ


レ級「おおー、美味そうなモン食ってンナー、ちょっとイタダキっ!」(ひょいぱくっ


提督「あぁん!レっちゃん急に出て来て俺のランチつまみ食いするのやめて!」




レ級「オオー、艦娘戦隊かー、今度はお前ガ組むンダな、珍しい」


提督「……俺提督なんだけどね…確かぬいつもなんらかのトラブルで組めてなかったけど……」


金剛「うっ、折角の特上ランチなのに罪の味がしマース」


大淀「ヤバいです提督!このお肉口の中でとろけます!!」


提督「うん、大淀は少しくらい罪悪感持とう?」




レ級「で、ドンナ戦隊組むんダヨ?」


提督「それはまだ考えてないなー、午後から取り掛かるつもりだったから」


レ級「マジかー、早く決めてクレよー?飛行場姫達に連絡シネートいけネーンダカラ」


提督「悪いな、まぁ夕方くらいには決まってるだろう」


金剛「スパイ宣言が堂々とし過ぎデース!」



大淀「そういえば、午後からの秘書艦ってどなたでしたっけ?」


提督「ん、あー…誰だっけなぁ、金剛、覚えてるか?」


金剛「ンー、確か>>808だったハズデース」



>>808
午後からの秘書艦、まだ戦隊に参加していない艦娘のみ

戦隊の参加メンバーになります

伊良湖

>>808
すみません出撃できる子でお願いします。というわけで申し訳ないですけど最安価で、


>>812


あ、折角安価はとってくれたので伊良湖自体は何処かで出します


すみません曙ちゃんは第二部でもう参加済みなので下にズレて比叡で書きます

少々お待ちを



金剛「確か比叡デース!」


比叡「はい!金剛お姉様お呼びですか比叡です!!」(シュン!!


提督「比叡早いヒエー!!何処から湧いたの!?」


比叡「お姉様がお呼びなら比叡は地球の裏側からだって駆けつけます!!」(キラキラ


金剛「午後からの秘書艦が比叡だったって話をしてたんデース」


比叡「はい!とても不本意ですが!比叡、気合!入れて!行きます!」


提督「目の前で不本意とか言うなよ傷つくだろ。」




提督「だいたい不本意ならなんで秘書艦に志願したんだ?」


比叡「金剛お姉様が今日秘書艦をするというので、一緒に仕事できると思いました!
でもよく考えたら秘書艦って一人ずつなので比叡が秘書艦になったら入れ替わりで一緒に仕事できないんですよね!志願した時は気付きませんでしたヒエー!」


提督「金剛、お前の妹大丈夫か?」


金剛「良い子なんデスけどネー…」




比叡「あ、司令!良いもの食べてますね!特上ランチですか初めて見ました!」


提督「ん、そんなに珍しいか
一口食うか?ほれ、」(すっ


比叡「えっ!?良いんですか!それではお言葉に甘えて、あー……っん!」(あーん


金剛「!!」(カラーン


比叡「んむんむ、ごくん、
ヒエー!凄く美味しいですこれ!」


提督「ん?どうした金剛?」




金剛(シット!その手があったネ!!普通のランチ頼んで私も提督にあーんして貰えば良かったヨ!!)(ギリギリ……


大淀「金剛さん?凄い顔してますよ金剛さん?」


レ級「オオー強そうだナー、深海棲艦モ裸足デ逃げ出すゼ」




比叡「ん?金剛お姉様どうかしましたか?」


金剛「……には………、」(ぼそっ


比叡「ん?」


金剛「比叡には、恋も!戦いも!負けないんだからネーッッ!!!!」(ダッ!!!


比叡「金剛お姉様!?お姉様ぁーーーーーっ!!??」


提督「……急にどうしたんだ金剛のヤツ?」


大淀「提督、いつか刺されますよ」




提督「ところで比叡、午後から艦娘戦隊結成の任務にかかろうと思うんだが、秘書艦になるしお前に旗艦を任せて良いか?」


比叡「旗艦!この比叡が艦娘戦隊のリーダーですか!金剛お姉様と一緒に仕事はできませんでしたが秘書艦になった甲斐がありました!
気合い!入れて!行きます!!」


提督「おおそうか、やってくれるか!」


比叡「はい勿論です!比叡にお任せください!」




比叡「ふむ、これが指令書ですね」


提督「ああ、やっとの思いで手にできてな!これから俺が好きなように戦隊組めるかと思ったら気分が良いぜ!」


比叡「ヒエー!司令、折角なので比叡も何人か誘ってよろしいでしょうか!?」


提督「おう良いぞ!秘書艦だしお前の意見も組んでやる!」


比叡「やりました!それではあと5人ほど誘ってきますのでこの指令書はお借りして行きますね!!」


提督「おう行ってこい!ちゃんと時間までには執務室に戻ってくるんだぞー!」


比叡「はい!それでは行って参りまーす!!」(ダダダダダ……




提督「やれやれ、全く騒がしいヤツだなぁ……」


大淀「提督、比叡さんに指令書渡しちゃって良かったんですか?」


提督「何、時間までに執務室に戻ってくるなら問題ないさ
比叡が5人誘って来るんだろ?そのメンバーを考慮して俺が追加で何人か入れれば…………あれ?」




執務室


提督「そうだった……艦娘戦隊って6人だった……比叡が5人誘ったら俺もう組むトコないじゃん……」(ずーん…


大淀「……というわけで、お昼からあんな感じなんです」


明石「提督…提督も修理が必要ですね……」


提督「やめて!そんな生暖かい目で見ないで!!」




比叡「司令!!比叡!ただいま戻りました!!これより秘書官の任に着きます!!」(バーン!


提督「おう比叡…時間通りだな……偉いぞ……」


比叡「む?なんだか元気がないですね司令?」


提督「ああ、気にしなくて良いぞ…俺の問題だからな……」


比叡「そんな元気のない司令には!お待ちかねの艦娘戦隊ですよ!しっかり5人、誘って参りました!!」


提督「ぐはぁっ!!」(吐血


明石「提督に精神的ダメージが!!」


比叡「?」(きょとん


大淀「比叡さんが全く原因に気付いていません!!」




提督「悪い比叡…ところで誰を誘って来たんだ……?」


比叡「はい!>>827-831です!!」


出撃可能でまだ戦隊に参加していない艦娘のみ

連投連取りは無効安価対象です


望月

埋まらない様なので、蓮取りを解禁して

あと一人>>832

島風

了解しました
今回のメンバーは

旗艦 : 比叡
望月

翔鶴
球磨
島風

の6隻です

いい時間なので続きはまた明日ということで、それでは

……む、よく見たらレス数残り200切ったのか、このスレ中に終わるかな…
まぁ終わらなければ次スレ建ててこのスレで終わる予定だった艦娘戦隊が続くだけですわ

そんなわけで再開



比叡「気合い!入れて!行きます!!」


望月「んぁー?望月でーす」(キラキラキラ…


暁「暁よ!一人前の戦士(レディー)として扱ってよねっ!」(ふんすっ!


翔鶴「あの…すみません翔鶴です……」


球磨「フッフッフー、球磨を選ぶとはいい選択だクマ!」


島風「だって速いもんッッ!!!!」(カチッ、ギュゥーーーーーン…



一同「「「「「6人揃って!!艦娘(かんむすめ)006ッッ!!!!」」」」」

島風「おう"っ!!!」(ビタァッッ!!


<<<<バアァーーーーーーーーーーーーン!!!!!>>>>


ふきすーさぶかーぜーがー♪

よく似ー合ーうー♪



提督「待て待て待て何かがおかしい!!艦娘戦隊っていうかサイボーグ戦士っぽい!!」




比叡「どうしました司令!夕立ちゃんの真似ですか!?」


提督「ちげーよ!!純粋なツッコミだよ!!」


比叡「だが我々は愛の為、戦い忘れた人の為、ここで引くわけにはいきませ!!」


提督「自覚あんじゃねーか!!」




提督「よぉーし!初心に戻って一人ずつ話をしよう!!望月!!」


望月「んえー?あたしー?あたしはいいじゃーん…」(キラキラキラ


提督「お前艦娘戦隊に入れて嬉しいんだったらもっと素直に嬉しがれば?」


望月「……別に嬉しくないしー、面倒くさいだけだしー…」(キラキラキラ


提督「お前セリフと裏腹に背景がキラッキラなんだよ!戦意高揚してんだよ!!」




暁「暁は素直に嬉しいわ!これでまた一歩一人前戦士(レディー)としての練度が上がってしまったんだからっ!」(ふんすっ!


提督「うん暁、可愛いけどさ、とりあえず聞きたいのはお前は本当に『戦士(レディー)』でいいの?」


暁「何も問題ないわ!どう考えても、戦士こそレディーって事よね!
それに気付いた暁をもっと褒めても良いのよ!」


提督「誰だー暁に変なアニメ見せたのはー、妙な影響受けてんぞー」(わしゃわしゃわしゃ


暁「ちょっ、頭をなでなでしないでよ!レディーとして扱ってって言ってるでしょ!?」


提督「うるせぇ!!お前なんか摩擦熱で火が出るくらいなでなでしてやる!!」




提督「えぇーっと…翔鶴……?」


翔鶴「すみません…私なんかが……」


提督「何故最初から謝っているのでしょうか、非常にツッコミ辛いのですが……」


翔鶴「私のような不幸艦が戦隊だなんて……瑞鶴に代わってもらえば良かったんです……私はその…怪我しやすいから……」


提督「そのネガティブはなんなの!?もうちょっと自信持とうよ!この先送り出し辛いよ!!」




提督「……球磨、」


球磨「なんだクマー?以外に優秀な球磨ちゃんにご褒美でもくれるクマー?」


……ぎゅっ



球磨「クマッ!?なんだクマ!?なんで急に提督に抱きしめられたクマ!?
やめるクマ!!ぬいぐるみじゃないクマーっ!!」


暁「あっ!くまさんズルい!暁!次は暁なんだから!!」


望月「そうだぞー…ズルいぞプーさん」


球磨「そっちの熊クマ!?」




提督「いや、その、木曾アレがあって…球磨を見て安心したっていうか……ああ、球磨だなーと思ったら落ち着いてきたっていうか……」


球磨「く…球磨にそんなリラックス効果があるとは知らなかったクマ……今日からリラッ球磨にならなきゃいけないクマ……?」


提督「ああ球磨だ…球磨だ!本当に普通の球磨だあぁーーーっ!!」


球磨「提督なんか怖いクマ!!木曾は一体提督に何をしたクマ!?」




提督「……すまない、取り乱した……それで島風、」


島風「おう"っ!」(ギュゥーーーン…ビタッ!!


提督「待たせたのは悪かったけど暇だからって部屋中走り回るのはやめようか、すげぇぐちゃぐちゃだよこの部屋」


島風「おっそーい!!」


提督「だからそれは悪かったって………っていうかお前さっきから加速装置使ってるよね、戦隊名が006になったのはお前のせいだよね」


島風「だって速いもん!」





提督「っつーか俺、お前に加速装置を積んだ覚えはないんだが…何処でそれを?明石か?」


明石「いえ、私ではないですね」


提督「……そうか、じゃあ夕張にでも貰ったか島風?」


島風「だって速いもん!」


提督「うん、会話をしよう?」


島風「おう"っ!」


提督「……ん?」




提督「………なぁ島風、」


島風「おう"っ!」


提督「俺はなんだ?」


島風「おっそーい!!」


提督「お前は誰だ?」


島風「おう"っ!」


提督「1+1は?」


島風「だって速いもん!」


提督「その3つだけでコミュニケーション取る気なの!?ヤバくないこいつ大丈夫!?」


島風「だって速いもん!」


何やら接続が不安定になってきたので接続方法変えます

IDは変わりますが>>1です



提督「比叡!こいつどうやって戦隊に誘ったの!?」


比叡「え?普通に中庭で遊んでる時に声をかけて……」




回想



比叡『うーん戦隊かー、誰を誘おうかなーっ、金剛お姉様を誘いたい所だけど前回やったからって断られるだろうし……』


島風『おっそーい!!』(カチッ、ギュゥーーーーーン


天津風『ちょっ、島風…その装備ズルくない……?』(ゼェ、ゼェ、


雪風『ゆ……雪風も限界ですぅー……』(フラフラきゅーっ




比叡『島風ちゃん今日も元気だなー…、そうだ!島風ちゃんがいたら楽しそうだし声かけてみよう!おーい島風ちゃーん!』


島風『おう"っ!?』


比叡『今艦娘戦隊のメンバー集めてるんだけどね、島風ちゃんやってみない?』


島風『おう"っ!!』


比叡『そう!やってくれるのありがとう!雪風ちゃん、天津風ちゃん、島風ちゃん借りて行くね!』


天津風『か……構わないわ……私もそろそり休憩にしたいし……』(ゼェ、ゼェ、


雪風『最近の島風色々凄まじいんです……』(ぐったり


島風『だって速いもん!』




回想終わり


比叡「……というわけで」


提督「うん、その時には既に加速装置装備済みなのと会話ができなかった事だけは解った。」


島風「だって速いもん!」


比叡「えー?そんな事ないですって、ねー島風ちゃーん?」


島風「おう"っ!」


比叡「あははっ!指令だってそんなつもりで言ってるわけじゃないわよ!」


提督「お前は何言ってるか解るの凄えな!?」


比叡「え?天津風ちゃんと雪風ちゃんも普通に話してたと思いますけど……」


提督「何!?その言葉俺が知らないだけでれっきとした言語なの!?」




比叡「で、司令!どうですか比叡の集めたメンバーは!?」


提督「どうって……」


比叡←天然のアレ。
望月←天邪鬼
暁←戦士(レディー)
翔鶴←ネガティブ空母
球磨←クマー
島風←おう"っ!!


提督「どうもこうも不安しかないんですが」


比叡「えーっ?良いメンバーだと思うんだけどなー?」


提督「……まぁ、頑張れよ球磨」(ぽんっ


球磨「球磨に全部押し付ける気クマ!?その手には乗らないクマーっ!!」





遂に揃った艦娘006!!

愛を背負って戦う(大嘘)彼女たちの前に立ちはだかる深海棲艦(ブラック・ゴースト団)の刺客は一体誰なのか……

一抹の不安を抱えながら、次回へ続く!!




島風「だって速いもん!!」


提督「一抹どころじゃねーよ全力で不安だよ!!」



つづく!!

というわけで、今回はここまでです

次回で深海棲艦側の安価まで行けるかな?くらいのペースを想定しています

しれではまた次回!

誤字った……それでは、

再開や、よろしゅうな!

というわけで書きます



深海


レ級「ーーーーーーッテ感じだったゼ」


飛行場姫「ハハッ、相変わらずお笑い集団みたいね!」


レ級「テメーらモ人の事言エネーだロ。」


離島棲鬼「確かに」


飛行場姫「そこ、同意しない!」




北方棲姫「ホワアァ……アカツキ!モッチー!島風!トモダチイッパイいる!ホッポ!ホッポがイク!」


港湾棲姫「……ダメよホッポ……今日はお家に残ってお勉強するって……約束したでしょ……」


北方棲姫「ヤダ!ホッポが行ク!」





中間棲姫「おっと、ワガママはそこまでだ」(ひょいっ


北方棲姫「ふわっ!?持ち上ゲルナ!離セ!」(じたばた


港湾棲姫「中間棲姫…!」


中間棲姫「北方棲姫は私がちゃんと見張っておくさ、心配するな」


港湾棲姫「そう……ありがとう………」


北方棲姫「ウウーッ!チューカンのイジワル!鬼!」


中間棲姫「はっはっは、鬼じゃない、姫だ」



飛行場姫「戦艦に駆逐艦、空母に軽巡か……中々隙が無くて誰を向かわせるか悩むわね」


レ級「私ガ行こうカ?全部ブットバスよ?」


飛行場姫「やめなさい、アンタが出るといつもロクな事が無いのよ」


レ級「チェーっ」



港湾棲姫「でも……実際どうするの……?」


飛行場姫「うーん……
…そうだ!いい考えがあるわ!」


港湾棲姫「……考え………?」


飛行場姫「ええ、それはねーーーー」




地上・鎮守府



比叡(パクパク、ムシャムシャ、モグモグ、ごっくん!


提督「あのー…比叡さん、いつ出発してくれるのでしょうか?」


比叡「はい!比叡はお腹が空きました!腹が減ってはなんとやら、出撃の前に腹ごしらえです!司令も食べますか美味しいですよ!」


提督「そりゃ美味いだろうさ間宮と伊良湖のメシだもの!」




暁「伊良湖さん!ドーナッツお代わり!」(キラキラ


望月「まだ食べるの暁ー?まぁ付き合ってあげるけど……」(キラキラ


島風「おう"っ!!」(ギュイーン!!


伊良湖「ほらほら慌てないでみんな、まだまだありますからねー」


提督「あいつらなんかもうキラキラ状態なのにまだ補給受け続けてるじゃないか!無駄にウチの食料が減っていってるんだよ!」


翔鶴「すみません……私ごとき不幸艦が補給なんかして……」(ずーん…


提督「いやお前だけはもっと食えよ!そのネガティブオーラどんだけキラ付けしたら消えるんだよ!?」


球磨「みんなそんなに食べても後で苦しくなるだけだクマ、腹八分目で十分だクマー」


提督「……そうなんだよなぁ……球磨は意外に口調以外は真面目で普通なんだよなぁ……」


球磨「それは褒めてるクマ?」





提督「そうだぞ褒めてるぞ、さあ来い球磨抱っこしてやろう」


球磨「いいクマ、暑苦しいし気持ち悪いクマ」


提督「そうか…そうかぁ……」(ショボーン


球磨「そんなに落ち込まれると何も悪い事してないのに罪悪感を感じるクマ」


提督「じゃっ、じゃあ球磨……っ!」


球磨「だが断るクマー」


提督「ぐはぁっ!!」




比叡「よし、満足しました!司令、早速出発を……ってアレ、司令?」


球磨「提督ならここで伸びてるクマ」


比叡「ありゃ、司令ってば何かあったの?」


球磨「自爆だクマ、球磨は悪くないクマー」


比叡「?」




比叡「まぁ、仕方がありません全部事後報告にしちゃいましょう!
それでは艦娘006!気合い!入れて!行きます!」


球磨「……大丈夫かクマ?」


翔鶴「大丈夫ですよ…怪我や不幸は全部私に回ってきますから……逆に大丈夫です、うふふふふ……っ」


球磨「やめるクマ、翔鶴普通に怖いクマ」




まだ早いですが明日が早いので今日はここまでにさせてもらいます、
安価まで行きたかったなぁ……まぁ次回こそは!

……といっても仕事の関係でちょっと都合が付きにくいのでまた数日は更新できません、次回は早くても11/1の夜になります

予定が変わりそうならこちらで追って告知しますのでそういう事で

それではまた次回!




1レスで解る前回までの艦娘006



比叡湖(ひ・えいこ)…料理の鉄人。彼女のカレーを食べたら口から火くらい吹きたくなってくる。


イワン・モチヅキー…有事以外は寝ていたい。超能力?流石に無理だと思う。


アカツキ・ハインリヒ…装備した艤装から砲弾を打ち出す。それ艦娘ほぼ全員できるとか言っちゃいけない。


ジェット・ショウカク…高速の艦載機を飛ばせる。翔"鶴"っていうくらいだから多分本人も空くらい飛べる。


グレート・クマ…変身能力を持つ。球磨からクマにまで何にでも変装できる(主にキグルミで)。ぬいぐるみじゃないクマー。


島風ジョー…だって速いもん!!




#艦娘(かんむすめ)006の歌#



黒い艤装 携えて

進め艦娘(かんむすめ) 我らの勇士


平和を守る正義の瞳

行く手は硝煙(あらし)が燃える海

大空遮る黒い敵艦載機(くも)

平和の敵だ 世界の敵だ 力の限り戦うぞ!


※(繰り返し)


あゝ艦娘(かんむすめ) 006






海上


比叡「くろーいぎーそーおー♪なーびーかーせてー♪」


球磨「比叡、その歌何クマ?」


比叡「艦娘006の歌です!比叡が考えました!」


球磨「ふーん」


望月「ヒーローって感じがしていいな、よしあたしも歌うぞ教えてくれ」


比叡「おっ、乗り気ね望月ちゃん!いいですよ!」


暁「………」



球磨「暁はいいクマ?」


暁「あ…暁は大人の戦士(レディー)だからそんな子どもっぽいことしないしっ」(うずうず


球磨「暁が行かないなら球磨が混ざってくるクマ、楽しむ時は楽しむのも大人のたしなみクマ」


暁「あっ!ズル……じゃなくって、球磨さんもやるなら暁だって付き合ってあげるわ!し…仕方なく付き合ってあげるんだからねっ!」(ぱぁーっ


球磨「……やれやれ、世話の焼けるレディーだクマ♪」




翔鶴「ふふ…みんな楽しそうね……私もこの中にいれば…明るくなれるでしょうか……」


島風「おう"っ?」


翔鶴「そうですね…私が変わる努力をしなければ何も変わらないですね……、ありがとうございます、島風さん」


島風「だって速いもん♪」


比叡「翔鶴さんも島風ちゃんもそんなところにいないで一緒に歌いましょうよーっ!」


翔鶴「はーい比叡さん、今行きまーす」


島風「おう"っ!」




一同『へいわのてきだー、(おう"っ!)せかいのてきだー♪(おう"っ!)』


比叡「いやー、楽しいですね!遠足みたいです!」


球磨「でもこのまま的に合わなかったら提督に報告する事無くて困るクマー」


比叡「いいじゃないですかその時は!『みんなでお歌を歌って楽しかったです。』とか司令に言っておきますよ!」


球磨「小学生並クマ!」




翔鶴「その……ごめんなさい……」


球磨「クマ?なんで翔鶴が謝るクマ?」


翔鶴「私の艦載機の子達が敵影を見つけてしまいました…あんなに平和だったのに私の運が悪いから…ごめんなさい…」(ずーん


球磨「謝る事無いクマ!?むしろ敵を探してたんだクマ!」




翔鶴が見つけてしまった深海棲艦>>884

人型に近い艦に限る
既に戦った艦の場合は安価下


空母棲姫



空母棲姫「待っていたぞ艦娘戦隊……いや、艦娘006!!」


比叡「お前は……っ!」


空母棲姫「ククク…っ、飛行場姫がわざわざ私を呼ぶからどんな相手かと思えば……てんで弱そうじゃないか」


比叡「……………誰ですか?」


球磨「知らないクマ、暁と望月解るクマ?」


暁「暁は知らないわ」


望月「覚えが無いなぁ、ほっぽちゃんから聞いてる深海棲艦の中にもいないっぽいぞ」


空母棲姫「ズコーッ!!」


比叡「おおっ!年期を感じるズッコケかたですね!もしかして舞台芸人の方ですか!?」




空母棲姫「んなわけあるか!!空母棲姫だ空・母・棲・姫!!
この前お前達の鎮守府前まで攻め行っただろうが!!忘れたか!!」


望月「んあー、なんか騒いでたけどあたし寝てたしなー」


空母棲姫「危機感持て!!」


暁「暁は危険だからって司令官が外の出してくれなかったわ」


空母棲姫「過保護!!」


球磨「球磨はAL作戦に行ってたクマ」


空母棲姫「入れ違い!!」


比叡「はい!比叡も主力ではないのでそっちで陽動に行ってました!」


空母棲姫「自慢気に言うな!!」


翔鶴「ふふ……っ、なんだか親近感を感じます……」


空母棲姫「深海棲艦にそんなもの感じるな艦娘!!」


島風「だって速いもん!!」


空母棲姫「お前に至っては意味が分からん!!」




空母棲姫「なんなんだ……なんなんだこいつら……?私だぞ……?泣く子も黙る空母棲姫様だぞ……!?」


球磨「まぁ良くあることクマ、理想と現実の差に悩んで迷って人は大人になって行くんだクマ、そうでなきゃそこにいる暁だって今頃立派なレディークマ」


暁「暁は一人前のレディーだったらっ!」(ぷんすこ


球磨「はっはっは、それは悪かったクマー♪」


暁「もぉーっ、球磨さんってば!」


空母棲姫「くそっ!子ども同レベルで諭された!?」




ザザッ


<<あー、あー、テステス、
空母棲姫ー、聴こえてるー?>>


空母棲姫「……!この声……飛行場姫か!?」


飛行場姫<<あーよかった、ちゃんと通信できてるみたいね
どう?艦娘戦隊とは接触できた?>>


空母棲姫「今しがたな!私は戦う為に呼ばれたんだよな!?こんな奴らとは聞いてないぞ!?」


飛行場姫<<言わなかったもの。愉快でしょ?>>


空母棲姫「他人事だなぁ!!!」




飛行場姫<<うんうん、その様子だとやっぱりペースを乱されてるみたいね、予想通りだわ>>


空母棲姫「予想通りだと!?これがか!!お前後で覚えてろよ!!」


飛行場姫<<まぁまぁ、貴方はそのまま艦娘戦隊を引き付けていて貰えるかしら?私達はその間に作戦を進めるわ>>


空母棲姫「この私に陽動に徹しろと……!?さてはこの前そっちの連中を囮にした事の意趣返しか!?」


ザザッ


北方棲姫<<怒ッテナイ、ホッポ怒ってナイヨ>>


空母棲姫「絶対に根に持たれてる!!!」




飛行場姫<<まぁそういうわけだから、ちゃんと作戦があるのは本当だし、貴方なら一人でも充分戦えるでしょ?しばらくその場は任せたわよー>>


空母棲姫「あっ、おいコラ待っ(ブツッ、ツー、ツー、ツー、


空母棲姫「……………」


翔鶴「なんだか…不幸な事があったような顔をしていますね……」


空母棲姫「同情……するんじゃない……っ」(ぐすっ




空母棲姫「……まぁいい、私がする事はただ一つ……さぁかかって来い艦娘!
お前達が私を知らないと言うのなら、今この場で知らしめてやる!!思い知れ、そして忘れるな!この空母棲姫の名をッッ!!!!」


比叡「ヤケクソ感ありますねー、危ないですから駆逐艦の子達は下がっていて下さい」


暁「なによ!暁は立派なレディーだって言ったでしょ!暁だって戦うわ!」


島風「おう"っ!!」


比叡「……そうだねごめん…うん、一緒に戦おう!」


望月「あー、あたしは寝てても良いかな?」


空母棲姫「そこはお前も気合を入れる流れだろうがぁっ!!!!」


球磨「そこまで熱くなっても反応するなんてとんだツッコミモンスターだクマ」


空母棲姫「変な称号を着けるな!!」



今日はここまでという事で、明日も書く予定ではありますが開始時間はいつもより遅めになるかも?

そんなわけでまた次回、では!

司令官が書けと言うのなら、この>>1、今からでも書く覚悟です!

というわけで再開しまーっ



前回までのあらすじ!


空母棲姫の安心感、艦娘戦隊ボケ放題。

空母棲姫「もう叫ばせるなそのあらすじをやめろォッッ!!!!」



比叡「気合い!入れて!行きます!!」<ドゴォーン!!


空母棲姫「狙いが甘い!お返しだ……火の塊となって…沈んで行けぇっ!!!」<シュバァッッ!


比叡「くうぅっ!」<ザザーン


暁「比叡さん!大丈夫!?」


比叡「大丈夫、直撃じゃないよ!」<<小破!>>


望月「むしろ…直撃でもないのにこのダメージって事に驚くべきだね」




球磨「島風!アレをやるクマ!!」


島風「おう"っ!!!」<カチカチカチッッ!シュオォォン!!


空母棲姫「加速装置だと…?小賢しい!私にそんなモノが通用するものかッッ!!!」<バババババッ!!


翔鶴「なんて数の艦載機……!あれだけのモノが積めるなんて……っ!」


空母棲姫「どれだけ速かろうが消えた訳ではあるまい……この広範囲爆撃から逃れられるか!!」




球磨「島風ばっかりにかまけてると…こっちががら空きクマぁーーっっ!!!」<ドンドンドォン!!


空母棲姫「ヌルい!そんなモノが効くかぁ!!」


球磨「!!なんて装甲だクマ!」


島風「おっそぉーい!!」<バッ!!


空母棲姫「接近して魚雷か!読んでいたぞ!!」<ガシッ!


島風「おう"っ!?」


暁「島風が掴まった!?」


球磨「………フッ、もう一発……読めてたクマ?」


空母棲姫「………何っ!?」




空母棲姫「くっ!」<ドゴォッ!!


球磨「よっし!魚雷命中だクマ!」


空母棲姫「やるな…囮と本命を入れ替えながらの連携攻撃か……!」


球磨「フッフッフー、意外に優秀な球磨ちゃんと島風にかかればこれくらいお茶の子さいさいクマ!」


島風「だって速いもん!」(ふんすっ




比叡「やりますね球磨さん、1度目の砲撃の時に密かに魚雷も放っていたんですか!
この調子でガンガン行きましょう!」


球磨「………いや、正直マズいクマ」


比叡「えっ?」


球磨「他に効きそうな戦術が無かったから使ったけど今のは奥の手だったクマ、
あっちもバカじゃないからもう警戒してかかってくれないだろうし…魚雷の直撃であの程度のダメージとなると……もう戦艦の主砲か翔鶴の爆撃くらいしか効きそうな攻撃手段が無いクマ」


比叡「ヒエーッ!?でも正面から撃ったって見切られますし、いくら私が高速戦艦でも島風ちゃんみたいに回り込む速力はありませんよ!?」


翔鶴「ならば…私がやらなければいけませんね……!」


球磨「翔鶴!やってくれるクマ……っ?」




翔鶴「任せて下さい!目には目を…空母には空母です!五航戦、翔鶴、意地を見せます!」


球磨「翔鶴……出る前はあんなにネガティブだったのに……良く言ったクマ!」


翔鶴「ふふふっ…待っててね瑞鶴…お姉ちゃん頑張るから…帰ったら二人で一緒にいっぱい先輩達に褒めて貰おうね…っ!」


球磨「翔鶴のそういうフラグを積極的に建てていくスタイル、嫌いでは無けどやめた方がいいクマ。」




翔鶴「行くわよ……全機、突撃!」<ブブゥーン!


空母棲姫「ほう…この私に空中戦を挑むとは……愚かな!!」<シュババババッ!


<<ドガガガガガガガーーーーーン…………>>


暁「あぁっ!翔鶴さんの艦載機が全部落とされたわ!!」


望月「くそっ!万事休すか……っ!」


翔鶴「いえ……まだです……!」<ダッ!


球磨「翔鶴!?何をしているクマ!?」


空母棲姫「ハッ!艦載機が落とされて、ヤケになって突撃か!見苦しいぞ艦娘!!」


比叡「ダメです!翔鶴さん!!」


島風「おっそーい!!」


翔鶴「はあああぁぁーーーーーーーー…………っ!!」




カッッッ!!!!!!






ドッッガアアアァァアアァァアアァアアアアアァァァーーーーーーーーーンンーーーーーーー…………




空母棲姫「……ンッ、ぐふぅっ!!??」(吐血



比叡「………はい?」



翔鶴「……………」




空母棲姫「ガッ……ぐはぁっ!なんだ今のは……!?殴られた……のか?この私にこのダメージを……素手で………!?」


………ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


翔鶴「…………艦載機を失った空母と侮りましたね………」


望月「えっ?えっ!?翔鶴さん!?私達の砲撃が一切通じなかった相手だよ!?どんなトリックで!?」


暁「あ、あ、あっ、暁は、驚いてなんか無いし……っ!」(ガクガクブルブル


…ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………


翔鶴「以外と知られてはいませんが………戦艦、金剛型、13万6千馬力……航空母艦、赤城、13万1千200馬力……戦艦大和、15万3千553馬力………そして私……航空母艦、翔鶴型……………」


……ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………











翔鶴「………16万馬力です…!!!」











バアアァァアァァーーーーーーーーン!!!!!!




驚く艦娘006達!

素手のパワーだけなら大和より強い事が発覚した翔鶴!

その一撃をマトモに食らって大ダメージ、そして驚愕する空母棲姫!


この海戦の行方や如何に!?




そんなわけで今日はこんなところで、それではまた会いましょう、多分明日も書ける。それでは、



あと馬力の件はマジです。気になった人は調べてみてね!


再開よ、ガンガン書くわ、着いてらっしゃい

多分今日で第五部終わるかな?くらいの気持ちで行くぜ!



空母棲姫「馬鹿な…っ、素手の方が強い艦娘だと……っ!?」


翔鶴「この手はあまり使いたく無かったんです…この拳は航空母艦のイメージに関わるから……瑞鶴にも迷惑をかけてしまうから……」


翔鶴「……それでも、空母として私が役に立てないのなら……この拳で、強いお姉ちゃんである事が!瑞鶴の自慢のお姉ちゃんである為に必要なんです!!」


球磨「うっわー……あのシスコンヤバいクマ、まるでセガールクマ、
球磨も姉妹想いのつもりだったけどあの依存っぷりには勝てないクマ」


比叡「わかります……解りますよ翔鶴さん!私もいつも金剛お姉様の良き妹であろうと努めていますから!」




翔鶴「今こそ見せます…翔鶴型航空母艦秘伝…瑞翔拳法を!!」


空母棲姫「ク……ククク…ッ、そうか…ならばその拳を破れば今度こそ私の勝利は揺るがんというワケだ……よかろうかかって来い!
ああ飛行場姫!こいつらを引き付けるのは良いが…別に、倒してしまっても構わんのだろうッッ!?」


ゴアアァッッ!!!


望月「うおっ!?なんて気迫だ!駆逐艦のあたし達じゃマトモに立ってもいられない!」


暁「あっ、暁は平気だしっ!」


比叡「暁ちゃん!主砲引っ張らないで!」


球磨「暁、吹っ飛ばされて水面に足すら着いてないのに強がるのは流石に止めておくクマ」





空母棲姫「うおおぉおおぉぉぉおおおぉぉおおおおおぉぉぉぉっっ!!!!」


翔鶴「そんな力任せなだけの拳など……届きません!!」(バババババッ!


空母棲姫「くっ!全て捌かれた…!!」


翔鶴「今度は…私から行きます!!奥義、翔連掌!!」<ドガガガガガガガガッ!!


空母棲姫「ぬうぅっ!!?」



比叡「あ…あれは目にも止まらぬ掌底の連撃!?」


暁「な…なんてスピードなの!?そして側から見ていてもその重さが分かるわ!あんなものを食らったらひとたまりもない!」


球磨「くっ!翔鶴が急に突拍子も無い設定をぶっこんできた所為で球磨達が解説以外にやる事が無いクマ!!」


島風「だって速いもん!!」




翔鶴「まだまだです!翔龍拳!鶴皇脚!翔宝破!!鶴嘴剣弾(かくしけんだん)!!!」


空母棲姫「ぬっ!?ガッ!!ぐああぁああぁぁーーーーーーーッッ!!!!!」<<大破!!>>


望月「し…翔龍拳で打ち上げてからの流れるような空中コンボ!?あんなの格ゲーでしか見たことないぞ!?」


球磨「もうやめるクマ翔鶴!!もう空母棲姫に戦う力は残って無いクマァっ!!!」





翔鶴(ピクッ


空母棲姫「!!しめた!今のウチに距離を取る!」<ザザザザザッ!


翔鶴「ーーーー逃がしません、瑞翔拳超秘伝……っ!!」


空母棲姫「!!??」


翔鶴「瑞ッッ!!!」<ザザンッッ!!!


島風「おう"っ!?」


比叡「島風ちゃんもビックリの超加速で距離を詰めた!?」


翔鶴「瑞っ!!」<バシッ!


空母棲姫「ぅおっっ!!?」


望月「足払い!空母棲姫の体制を崩した!!」


翔鶴「全(ず)っーーーーッッ」<コオォォオオォォオ……


暁「暁にも解るわ、翔鶴さん……とんでもない大技を出す気なのね!!」


翔鶴「殺滅(ころば)しッッッ!!!!!」<ドッガアアアァアアアァァァアアァァアアァアアアァアアアアァァァアアアーーーーーーーーーーーンンンッッ!!!!!!


空母棲姫「ーーーーーーーーーーッッッンッッ!!!!!(最早声にもならない声)」


球磨「き………決まったクマアアァァアアァァーーーーーーーーーッッ!!!!」




『瑞々全殺滅し(ずいずいずっころばし)』


翔鶴型航空母艦秘伝、瑞翔拳超秘伝

「瑞」の掛け声と共に一瞬にして間合いを詰め、二度目の「瑞」の掛け声で足払いを食らわせ相手を無防備にし、体制を崩し防御も回避もままならない相手に全力の一撃を与える。

相手は死ぬ。




空母棲姫「あっ……ガッ、ぐうぅ……ッッ……!!」


翔鶴「……まだ息がありますか……流石は姫クラス………」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………


空母棲姫「………フッ……殺せ………最早私に戦う力は無い……この私がまさか素手の空母一隻にやられるとはな………」


翔鶴「何か……言い残す事は……?」


空母棲姫「そうだな……飛行場姫の奴らに会ったら……すまなかったと、伝えてくれないか………?」


翔鶴「聞き届けました、それでは……安らかに逝って下さいーーーーー!」<ザッ




???「待てえぇーーーーーーーーーいっっ!!!!!」


翔鶴「!!??」




レ級「レの着くレ級はレッドのレッ!!戦艦レ級!!!」<ザンッ!!


北方棲姫「チャンと宿題ハ終ワラせテ来タ!!北方棲姫!!」<バンッ!!


タ級「装甲、火力、戦いの中に、我は有り!!戦艦タ級!!」<ザシャァッ!!


中間棲姫「世話の焼ける……私がいなければ始まらないな……中間棲姫っっ!!!!」



一同「「「「我ら!!深海戦隊!深海ファイブッッ!!!!!!」」」」



<<<<ドッバアァーーーーーーーーーーーーン!!!!!>>>>




比叡「し……深海戦隊ですって!?」


空母棲姫「……ハッ、今更援軍か……遅かったじゃないか……しかし、深海ファイブだと……?四隻しかいないようだが……?」


ザザッ


飛行場姫<<待たせたわね空母棲姫、これが"策"よ!!>>


空母棲姫「飛行場姫!これは一体・・!?」


レ級「ヘッ、解らない?」(ス……ッ


空母棲姫「………?」


飛行場姫<<あら、案外鈍いのね>>




飛行場姫<<目には目を、歯には歯を、そして戦隊には戦隊を!彼女達はこれまで艦娘戦隊と戦ってきた、対艦娘戦隊のエキスパート、そしてーーーーー>>


レ級「お前ガ5人目だゼ?付き合ッテくれるナ?」


空母棲姫「………ハッ!味な真似をしてくれる……!!」<ガシッ!


球磨「クマっ!?あっちも戦隊になったクマ!!」




飛行場姫<<空母棲姫も満身創痍で余裕は無いわ、深海ファイブ!一気に必殺技で決めるのよ!>>


北方棲姫「待っテまシタっ!!」


空母棲姫「………必殺技………?」


タ級「レ級の尻尾に私達五人のエネルギーを集めて撃ち放つのよ」


中間棲姫「制御レ級と私がする、心配は要らん」


レ級「ソラヨ、準備できてンゼッ!」(蠍みたいなポーズ。


空母棲姫「………フッ、いいだろう乗ってやろうじゃないか……!!」




翔鶴「させると思いますか……瑞ーーーーーーーッ!!??」


ドドドドドドドドン!!


翔鶴「これは……艦載機の爆撃!?」


中間棲姫「私もレ級も北方棲姫も空母棲姫も、艦載機を飛ばせる事を忘れたか!チャージ中ただ無防備なだけだと思うなよ!!」


翔鶴「くっ!艦載機を失った事が痛手となりました、これでは近づけない!!」


タ級「それに……近付いたところで私とレ級、戦艦2隻が控えている!そう簡単に止まりはしないわ!」


北方棲姫「ンニュウゥうぅうゥゥウウーーーーーー!!!」




ギュイイィイイィィィイイイィイイイイィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!




レ級「キタキタキタキタキタアァーーーーーーーッッ!!!!!」




「「「「「レキシトン・キャノン!!!!!」」」」」



ドッバァァアアァァアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーンンンーーーーーーー…………!!!!



翔鶴「きゃああああぁぁぁぁぁああぁぁあああぁぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!!」<<大破!!>>




北方棲姫「ヤッタか!?」


タ級「いいえまだよ!北方棲姫様、気を抜かないで!!」



翔鶴「はぁっ……はぁっ……はあぁっ・・・・っ!」<ボロッ


中間棲姫「……なんて執念だ……私達五人の力を結集したレキシトン砲の直撃を受け、満身創痍になって尚膝を着かんとは……これが艦隊の負傷を一身に背負って来た航空母艦翔鶴のタフネスなのか………っ!?」



翔鶴「ふ……ふふふ……はあぁーーーーーーっはっはっはッッ!!!!」


空母棲姫「!?」




翔鶴「やりますね……深海ファイブ………もう一歩も動けません……貴方達の勝ちです………」


翔鶴「ですがっ!!私を倒したくらいでいい気にならない事です!!
扶桑、山城…大鳳…陸奥…私達の鎮守府にはまだまだ名だたる不幸艦が控えています!!これは終わりではありません…始まりです!!
深海戦隊!!本当の戦いはこれからですよ!!あーーーーーーっはっはっはっはっはぁーーーーーーーーー…………っっ!!!!」<ずっしゃああぁぁ………


比叡「ヒエェーッッ!!翔鶴さんが大破しました!撤退!撤退です!!」


暁「翔鶴さん!翔鶴さん!!」


望月「いまならまだ鎮守府に戻れば修理できる!島風!あんたも運ぶの手伝ってくれ!」


島風「おっそーい!!」


球磨「くそっ!これで勝った気になるんじゃ無いクマーーーーーっ!!!」




ザザーン………


中間棲姫「…………行ったか」


空母棲姫「助かった…あのままだったら、やられていたのは私の方だった……」


レ級「ヘッ、気にスンナよ、仲間、ダロ?」


空母棲姫「はははっ、そうだな!」


タ級「ええ…それに彼女も言っていたけど、本当の戦いはこれからよ」


北方棲姫「ホッポ!しっかり深海戦隊ヤル!!」


レ級「オウ!頑張ろうゼっ!」


中間棲姫「さあ帰ろうか、私達の深海へーーーーーー」






地上・鎮守府




比叡「………というわけで、負けてしまいましたすみません司令……」(しょぼーん……


提督「待て、待て待て待て、」


比叡「へっ?」




提督「なんっていうかさ、かつてない程凄いさ、戦隊ヒーローっぽい戦いしてたよな」


比叡「そうですね、絶体絶命まで追い詰められてからの大逆転なんてロマンでしたね!」


提督「問題はさ!!深海棲艦側の方が大逆転する立場だった事だよ!!!」




提督「翔鶴!!お前何やってんの!?五百歩くらい譲って素手の方が強いのはまだいいよ!!
やられ際に高笑いとかやめようぜ!?それ完全に悪役だからな!?」


翔鶴「すみません……久々に拳を振るって昂り過ぎました……」(ずぅーん……


提督「後悔するくらいなら最後まで隠してて良いんだよ!!」




提督「ああもう……頭痛い…………


大淀「まあまあ提督、提督も落ち着いて下さいな」


提督「悪いな大淀……まさかお前になだめられるとは………」


大淀「そんな提督の為に、この大淀既に手は打っておきましたよ!」


提督「えっ……?」




レ級「ヨォーッス!今日も遊びニ来たゼぇーっ!」


北方棲姫「アケボノ!アケボノドコ!?」


タ級「ここが地上の鎮守府ね……」


中間棲姫「……またここに来る事になるとはな…………」


空母棲姫「なにここ?私一人で十分廃墟にできそうなボロさね」




提督「うわああぁぁぁあぁぁあああぁああああああっっっ!!!!???」


大淀「本日の演習の為にお呼びしました!深海ファイブのみなさんです!!」



提督「えっ!?何コレどういう事!?」


大淀「報告書にあった程戦隊としての戦闘を見せてくれた皆さんなら!きっとこれからの艦娘戦隊の参考になるはずです!さあ提督、私たちも早く次の艦娘戦隊を組んでレッツ演習!!」


提督「…………で、本音は?」


大淀「要するに彼女達ってこれまでのオールスターですよね?
だから私達も艦娘戦隊オールスターを組みましょう!っていうか私がもう一回やりたいです!!さあさあさあ!!」


提督「あー、うん、もう………」










提督「大淀ァッッ!!!!」









誰もが読めてたオチで、
だっしゃあ!第五部、艦!!




というわけでして、もう次の戦隊をやるだけスレが残ってないので本編はこれにて終了です、お付き合いいただきありがとうございました


とはいえまだ少し書けそうなので、このスレの鎮守府の設定での小ネタになりますが、リクエストがあれば受け付ける覚悟


とりあえず↓2を書く。

長くても3、4レスくらいで終わる小ネタになるので悪しからず



『ていとくのかんがえたりそうのかんむすせんたい』




朝潮「朝潮レッド!!勝負ならいつでも受けて立つ覚悟です!!!」


初風「妙高姉さん以上に怖いものなんてこの世には……っ、初風ブルー!!」


皐月「ボクを呼んだかい?皐月イエローっ!!」


長月「駆逐艦と侮るなよ……!長月グリーン!!」


不知火「ご指導、ご鞭撻、よろしくお願いします、不知火ピンクっ!!」


響「シルバーだよ、その活躍振りから不死鳥の通り名もあるよ」



一同「「「「「「6隻抜錨!!艦娘戦隊、参上!!!!」」」」」」


<<<ジャッキイィーーーーーーーーーーン!!!!!>>>

ドヴァアァーーーーーーーーン!!!!!




提督「うんうん、すごいぞ!いいぞぉっ!!すっげーかわいい!!青葉カメラ!!」


青葉「はい!取材も盗撮も記念撮影も!青葉にお任せぇっ!!」<パシャパシャパシャッ!!


大淀「全員駆逐艦じゃないですか!!これが提督の目指していた艦娘戦隊ですかこのロリコン!!」


提督「失敬な、可愛いものが好きで何が悪い」(キリッ


明石「提督も修理が必要ですね……」


よし、ガンガン行こう
連取りとか気にしない。

↓直下



『結局提督の本命は誰なのか』



鈴谷「あのさー提督ぅー」


提督「ん?どうした鈴谷?」


鈴谷「クイズの時ははぐらかされけど結局提督って誰とケッコンすんの?」


提督「ブフゥーーーーーーッッ!!!」


鈴谷「うわっ!?バッチィ!なんかヌメヌメする!!」


提督「ゲホッ、ゲホッっ!ヌメヌメしません!!」




鈴谷「で、誰よ?提督ってば駆逐艦全般的に可愛がってるけど全員練度80留まりでケッコンはできないじゃん」


提督「うん、そうだけど……」


鈴谷「で、ウチで練度が高いのって言ったらーーー」


金剛「ヘェイ提督ゥ!なんか気になる話してるネーっ!」


提督「げっ!金剛!!」


金剛「………その反応傷つきマース。」


瑞鶴「ん?提督さんいよいよケッコンするの?誰と?教えてくれないと瑞鶴ふてくされるぞーっ!」



物陰|
那珂「提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督……………」(ブツブツブツ……



鈴谷「………逃げられないよ?」


提督「………うっ、うええぇ………っ」




大淀「提督ー、午後の執務開始のお時間ですがー…」


提督「大淀助かった!さーって仕事しないとなーっ!いやー話が途中で切れて残念だなーっ!」


鈴谷「あっ!ズルい逃げる気!?」


大淀「何のお話をしてらしたんですか?」


金剛「提督が誰とケッコンするかって話デース!」


瑞鶴「そうそう!提督さん今呼ばれたのにかこつけて逃げる気なんだから!」


大淀「……提督、執務は後で良いです。私もそのお話が聞きたいです。」


提督「ぎゃああ!完全に退路がっっ!!」




鈴谷「で、」


金剛「提督の」


瑞鶴「本命は」


大淀「誰なんですか?」


那珂「提督提督提督提督提督提督ンぁっ、」(じゅんっ



提督「うっ、……ううっっ」



川内「提督ー、この前貰った書類後で読もうと思ってたら無くしちゃったんだけど代わりあるー?
あとなんか小ちゃい箱もどこ行ったか忘れたー」


提督「あっ!バカ川内今来んな!!」


金剛「…………は?」




瑞鶴「かわう…川内!?川内にあげたの!?」


金剛「Shit!!川内!!川内なんですカ!!」


川内「なんか持ってくれってこないだ渡されたけど夜戦開けで眠かったからよく覚えてないんだよねー」


那珂「川内ちゃん本人はコレなのに?」


大淀「いや、でも待って下さい、川内さんが書類と指輪を無くしたという事はまだチャンスは全員に…いえむしろ指輪は最初に見つけた人のモノに………?」


金剛「こうしちゃいられまセーン!!早速宝探しネっ!!」<バビュン!!


瑞鶴「あっ!金剛さん抜け駆け!!」<ダッ!!



わーわードタバタ……



鈴谷「でさ、本当に川内にあげるつもりだったの?」


提督「いや、誰もまさか川内が持ってるとは思わないだろうから隠し場所にいいかなって」


大淀「無くされましたけどね。」


川内「?」




ここの提督はどうか知らないけど僕は一昨日川内にあげました

それでは今日はこの辺で、

トリップは変わるかもしれないけど今度別スレ立てるからその時はまた一緒に遊んでねっ!

あとこのスレは雑談で埋めてもらうような残数ではないので埋まるまで小ネタ募集して行きます

それでは次に書くときは↓2で

然らば御免

乙です
安価なら艦娘戦隊になりたくてしょうがなかったけれど結局なれなかった人たちを……吹雪さんとか

うーん、これどーすっかな……

よし、>>951の内容に大鯨を絡める方向で行きます



吹雪「どうも吹雪です。どうやら本編は終わってしまったようですが、艦娘戦隊の競争率は未だ激しく、参加したくてもできない子達がたくさんいるのが現状です、
そして私もまたその一人、今週こそ艦娘戦隊に入ってみせます!」


大鯨「吹雪さん?どこに向かってお話ししているんですか?」


吹雪「ああ、この壁の向こう側です」


大鯨「壁…?そこには何も無いと思うんですけど…」


吹雪「気にしないで下さい。」


吹雪「それより大鯨さんも艦娘戦隊に入りたがっているとは意外でした、戦いとかそんなに好きなタイプってイメージが無いですから」


大鯨「それはそうなんですけど…潜水艦の子達といつも一緒にヒーロー番組を見ていると、私もあんな風にカッコ良くなりたいなー…なんて!」


吹雪「ふふふ、解りますよその気持ち!さあ!一緒に艦娘戦隊を目指しましょう!!」




その後


大鯨「あの…ごめんなさい、二人で協力していたのに私だけ艦娘戦隊に入れてしまって……」


吹雪「こんな事って…あるんですね…もう駆逐艦枠がいっぱいだったなんて……
何度も何度も希望申請を出しているのにどうしてこうも通らないんですか………っ!」


大鯨「だ…っ、大丈夫です!次こそは!」


吹雪「ふへへっ、無いんですよ…私に次なんか何時まで経っても回って来やしないんですよ……っ」




吹雪「(ピコーン!)そうだ、閃きました!艦娘戦隊になれないならいっそ敵側に回って仕まえば良いんです!
よし!そうと決まれば善は急げです!私ちょっと深海棲艦になりに轟沈してきますねっ!」(シュタッ


大鯨「吹雪さん何を言っているんですか!?正気に戻って下さい!!」


吹雪「私は本気です!放して下さい大鯨さん!艦娘戦隊なんて、私がやっつけちゃうんだから!!」


大鯨「ダメです!ダメですーっ!!」


提督「……お前ら何してんの?」


大鯨「てっ、提督!お願いです!提督も吹雪さんを止めてくださいーーっ!!」


んじゃあ次の小ネタを

↓2で



『吹雪、レ級に懇願』


吹雪「というわけで、レッちゃん!私も深海戦隊に入れて下さい!」


レ級「イイヨー」


提督「軽っ!?」


レ「じゃあ一旦轟沈して貰ってーーーー」


提督「ダメだからね!?大破進軍無し、轟沈ゼロがウチのモットーだからね!?」


レ級「マジカー困ったナ、それじゃふぶきんが深海に来れないゼ」


吹雪「そうですかー……」(しゅん…


提督「残念がるところじゃないからな!?」


レ級「ンー…じゃあそうダな、ちっとヒマしてそうなヤツに声掛ケテ……ット、」




リ級「戦いが私を呼んでいる……重巡リ級!!」


チ級「仮面に隠した瞳の奥に、宿すは怒りか哀しみか……雷巡チ級!!」


北方棲姫「レップウ置イテケカンサイキ!曙大好キ北方棲姫!!」


レ級「空も魚雷モ砲撃も!かかって来いヨ蹴散ラスゼ!!戦艦レ級!!」


吹雪「どんな敵でも困難でも、私がやっつけちゃうんだから!!駆逐艦吹雪!!」


一同「「「「我ら!深海戦隊!!」」」」


吹雪「with吹雪っっ!!」



<<<ドッバアァーーーーーーーーーーーーン!!>>>(←吹雪センターの決めポーズ



白雪「あのー…司令官?演習相手の深海棲艦の中に吹雪ちゃんが見える気がするんですけど……」


提督「……あれであいつの気がすむなら…黙ってやらせてやろうぜ……」


吹雪「はぁぁあぁーーーーーっ///」(キラキラキラ…



演習は割と問題なく終わった。



それでは次に行きましょう

↓2

ああ、人がいなさそうだからと加速なんてしなければ良かった…

>>967
ドンマイ、次頑張ろう



『クマ戦隊結成?』




球磨「良い感じだクマー、クマレッド!球磨だクマーっ!!」


熊野「とぉーーーーぅっっ!!参りましてよ!クマブルー!熊野ですわ!!」


阿武隈「あたし的にはOKです!!クマイエロー!阿武隈!!」


筑摩「準備万端、出撃します!クマグリーン、筑摩です!」


三隈「くまりんこ!!」




一同「「「「「五人揃って!!艦娘戦隊!クマレンジャー!!!!」」」」」




<<<ババーーーーーーーーーン!!>>>



球磨「クマクマやかましいクマぁッッ!!!!」<バシーン!!


提督「よりによってお前が言うの!?」




Take.2


球磨「クマレッド!!」


熊野「クマブルー!!」


阿武隈「クマイエロー!!」


筑摩「クマグリーン!!」


三隈「くまりんこ!!」


熊「グルルルアァアアァァアアァァーーーーーーーーーーッッッ!!!!」




一同「「「「「艦娘戦隊!!クマレンジャー!!!」」」」」



<<デッデーーーーーーーーン!!!>>>



提督「本物の熊がいる!?」


響「グリズリーだよ、ロシアの知り合いに無理を言って連れてきてもらったんだ
その凶暴性から危険動物の呼び声もあるよ。」


提督「響!余計な真似を!!」


球磨「マスコットとして用意してもらったクマ」


提督「無理無理無理!!本物の熊は無理だから!!!」





熊「グルルルルルル……」


提督「……えぇーっと…こちらの熊さんが僕を睨んでいらっしゃるようまのですが……?」


響「どうやら司令官を餌と認識したみたいだね、これはまずい」


提督「のんびり言ってるけど絶体絶命じゃね!?」


熊「グルアアァーーーーーーーーッッ!!!!」


提督「ぎゃあぁーーーーーーーっ!!飛びかかってきたあーーーーーっ!!!」


球磨「提督ー、頑張るクマー」


提督「ちょっ、見てないで!ピンチ!俺今超ピンチだから!!助けてクマレンジャーーーーー!!!!」



よし次だぜ

↓2

ちょっと時間が来てしまったので続きは日を跨いで深夜に

改めて小ネタのリクエストを↓2で



『吹雪、今度は仮面ライダーに憧れる』



吹雪「はあぁー…こないだの楽しかったなぁ、それにチ級さんカッコ良かったし……いいなぁあの仮面と下半身のバイクみたいなヤツ……」(トンテンカントン


深雪「……と言いつつ一体何作ってんだ吹雪?」


吹雪「ふふーん、これ?よし出来た!じゃじゃーん!チ級さん…いいや、仮面ライジュン・チ級を参考にした鉄仮面だよ!!
これをかぶって私も仮面駆逐艦フブキに早変わり!!どう深雪!似合う!?」<スチャアァッ!!


深雪「あー、うん、良いんじゃないかな?」





吹雪「よぉーっし、明石さんに艤装をバイク型に改造してもらってたからそれも取りに行こーっと♪」


深雪「何してんの!?バカなの!?」


吹雪「カッコいいじゃん!海上を颯爽と水上バイクで駆け抜けて戦う私!最高じゃん!!」


深雪「もっとよく考えようぜ!?艤装改造しちゃったらそのバイクから降りた時どうすんの!?」


吹雪「………あっ、」




試しにもう一個予備の艤装担いでみたら重量過多で沈んだ。


まだまだ行くよー!

次の小ネタを↓2で!



『姉大好き戦隊を結成 』


ザッ……


瑞鶴「………さぁ、追い詰めたわよ……」


比叡「もう逃げられませんよ!」


龍田「あらあらぁー、そんなに逃げる事ないじゃないですかぁ♪」


山城「姉様が一番……姉様が一番……」(ブツブツ……


筑摩「利根姉さん……今日こそ……っ!」




瑞鶴「さぁ提督さん!今夜も朝まで私達の姉艦談義に付き合ってもらうわ!!
今日こそ誰のお姉ちゃんが一番か決めてもらうんだから!!」


提督「もうやめてくれぇっ!!お前達に毎晩付き合わされて今6徹なんだよぉっ!!!」




筑摩「提督がいい加減一番素晴らしい姉を決めてくれないからこうしてチームを組んで問い詰めてるんですよー?」


比叡「まあ決めなくたって金剛お姉様が一番だって決まっているんですけどね!」


山城「あ"ぁっ?」<ギロッ


龍田「あらあらぁ…天龍ちゃんの足元にも及ばないエセ外国かぶれが何か言ってるわぁ♪」


提督「ほらお前らそんなんじゃん!!暫定でも誰かに決めようとしたら誰かに刺されそうな雰囲気出すじゃん!!」


瑞鶴「誰かに刺されても翔鶴姉が一番って正直に言って楽になれるならそっちの方が良くない?」


提督「良くないよ!?」



陸奥「あらあら、あなた達また提督を虐めてるの?いい加減誰の姉が一番だなんて良いじゃない、みんな素敵なお姉さん、でしょ?」


提督「陸奥ぅ……っ!!」


瑞鶴「うぅーっ、今は陸奥さんに免じて引いてあげるけど、今度こそ決めてもらうんだからねーっ!」






提督「いや助かったよ陸奥、あのままじゃとても命がなかった」


陸奥「全くみんな下らない事で争うんだから……どれだけ素晴らしい姉がいたところで…全ての姉を司る姉神、長門姉のおかげなんだから」


提督「んんっ!!?」


陸奥「提督が救われたのだって長門姉のおかげよ?
疲れててすぐ寝たいだろうけど、その前に長門姉に感謝を込めてお祈りを捧げましょう?大丈夫、提督ならすぐに慣れるわ」



提督(………やべぇ……一番危ない奴に捕まった………っ!!)(だらだらだら



姉神長門教信者にご注意を、


次でラストです、↓2!!



『深海も人間もみんな仲良し優しい世界 』


レ級「ヨォーっす、今日も遊びニ来たゼェーっ!」


北方棲姫「曙!アト榛名ヲ出セ!!」


足柄「いらっしゃいほっぽちゃん!さあ私の胸に飛び込んで来ていいのよっ!!」


北方棲姫「大変失礼である事は重々承知しているのですが、こちらの事情でどうしてもそのお話をお受けすることができません。
今回は見送らせていただきまして、またの機会に、という事でよろしくお願いします。」


榛名「………ほっぽちゃん、どんどん語彙力が上がっていきますね……」


北方棲姫「わぁーっ!!榛名ァーっ♪」(がばぁっ、ダキッ!


足柄「あれ…おかしいわ…今日は雨だったかしら……視界が霞んじゃう……っ」





明石「出来ましたよ舞風さん!新しいジオラマと高性能カメラです!!」


舞風「いつも悪いですね明石さん、若葉、タ級さんに次の撮影始めるって連絡を入れてきて貰えるかしら?」


若葉「任せてくれ」


金剛「比叡ーっ、今日は中間棲姫と外でディナー済ませて来るから私心配無いって提督に伝えておいて欲しいネー!」


比叡「この比叡、金剛お姉様のお願いとあらば気合!入れて!伝言します!」




提督「あぁー、平和だなー」


大淀「平和ですねー」


提督「深海棲艦が当たり前に出入りしてるウチって一体なんなんだろうなぁー」


大淀「金剛さんは中間棲姫さんとよく遊びに行きますしねー」


提督「いつからこうなっちまったんだろうなぁー」


大淀「私がレ級ちゃんを演習相手に招き入れた時からですねー」


提督「かなり最初じゃーん
っていうか自覚あんのなー、怒って良いー?」


大淀「ダメですぅー」


提督「だめかー」




大淀「まぁのんびりするのは良いんですけどね、新しい任務が更新されましたよ提督!今度はこれです!じゃん!」


提督「ん?何々…?強化艦娘戦隊?
『特別改修工廠で変身用の特殊艤装を6隻分用意せよ』……って、変身!?」


大淀「ええそうです!明石が新しく改修工廠を始める許可を取りましたからね!それを活かして今度の艦娘戦隊の艤装は戦闘中に変形してアーマーみたいになるんです!!」


提督「何ソレすげぇ!6隻分で指定が特に無いって事は、こっちで選んだ艦娘をマジモンの変身ヒーローにできるって事!?」


大淀「その通りです!!」


提督「ヒューッ!やったぜ!!いやぁ今度の艦娘戦隊は気合い入れて組むぞー!おっとその前に改造艤装の申請か……いやぁ忙しくなるなぁ!」(わくわく





大淀「はい!そう思って私が全部手続きは終わらせて、強化戦隊も組んで特殊艤装も人数分作ってもらっておきましたよ!!」


提督「大淀ァッッ!!!!」




いつも通りだコレ!


というわけで、今夜でこのスレは終了です

また別スレ建てたら一緒に遊んでね!
それじゃあお疲れ様でした、ここまで付き合ってくれてありがとう!


残りはテキトーに埋めちゃってくだせぇ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月09日 (火) 17:07:19   ID: rEtXHPZm

ゆずレンジャイ!

2 :  SS好きの774さん   2014年09月29日 (月) 20:44:05   ID: fTxOd98p

この那珂ちゃんは中の人の性格と同じように思えるから見てて面白いwww

3 :  SS好きの774さん   2014年11月01日 (土) 21:49:55   ID: xB5T_Rz-

58が某可変型MSのパイロットってる

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