P「美希に愛される日々」 (46)

多分短い
書き溜めないです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410058589

美希「ねぇプロデューサー?」

P「ん?どうしたんだ美希」

美希「ミキね、好きな人ができたの」

P「おー、そうか、それはよかった……な……?」

美希「あはっ、プロデューサーも喜んでくれる?」

P「……ちょっと待とうか」

美希「どうしたの?」

P「それは本当か?」

美希「うん!本当だよ」

P「オーケー……ちょっと待ってくれるか」

美希「?」

P「(アイドルとしてそれは不味いよな……いや、しかし、恋愛は人の自由だし……俺がどうこう言う問題じゃ……)」

美希「まだ待つの?」

P「……なぁ美希、その人のことは大切か?」

美希「うん!」

P「そうか……」

美希「ミキね……こんな気持ち初めてなの」

P「(ダメだ、なんて言える訳がないか……)」

美希「プロデューサー?」

P「うん……よし!俺は美希を応援するぞ!」

美希「あはっ!ありがとうなの!」

P「まぁ、俺も恋愛とかあんまりよくわからないけどな」

美希「プロデューサーが応援してくれるなら大丈夫って思うな」

P「はは、できるだけ力になれるようにするよ」

美希「じゃあじゃあ!早速一つお願いしてもいい?」

P「ん?何かあるのか?」

美希「うん!」

P「そうか、よし、言ってみなさい」

美希「あのね!」

P「おう」

美希「プロデューサーのことハニーって呼ばせてほしいの!」

P「ん?」

美希「いいよね?」

P「えっと……」

美希「ハニー!」

P「美希」

美希「何?ハニー」

P「ダメだ」

―――
――

~数日後~

美希「ハニー!」

P「美希、だからハニーはダメだって……」クルッ

美希「おはようなの!」ダキッ

P「ちょ、み、美希!」

美希「どうしたの?」

P「い、いきなり抱きつくな」

美希「どうして?」

P「あのな、美希、俺たちはアイドルとプロデューサーなんだぞ?」

美希「うん」

P「……こういうことするのは不味いだろ?」

美希「関係ないって思うな」

P「関係あるって思うな」

美希「ハニーは応援してくれるって言ったの」

P「いや、あれはだな……」

美希「だからミキ、思いっきりハニーにアタックするって決めたんだよ?」

P「その……まさか相手が俺だとは……」

美希「ハニー以外ありえないの」

P「と、とにかくだ!」

美希「なーに?」

P「は、離れてくれるか?」

美希「やなの」ギュゥ

P「そうか……」

―――
――

P「と、いう感じだ、大丈夫か美希?」

美希「うん!ばっちりなの!」

P「そうか、よし、それじゃ、最終確認も終わったしいくか」

美希「あ、ハニー」

P「だからハニーは……いや、まぁいいか。どうしたんだ美希?」

美希「今日のお仕事、美希のことちゃんと見ててね?」

P「はは、当然だろ?ちゃんと見てるよ」

美希「あはっ、やっぱりハニーだーいすきなの!」

P「こ、こら、あんまりそういうこと言うなって……」

―――
――

P「美希、お疲れ様」

美希「ハニー!今日のミキどうだった?」

P「ああ、良かったよ、最近の美希はますますキラキラしてきたな」

美希「あはっ、美希のこと好きになった?」

P「それとこれとは話が別だな」

美希「むぅー、ハニーはどうやったらミキのことを好きになってくれるの?」

P「……さて、帰るか美希」

美希「あー!ごまかしたの!」

P「ほら、事務所におにぎりとイチゴババロアが待ってるぞ」

美希「え?本当?」

P「ああ、美希のために準備しといたよ」

美希「ハニー!早く事務所に帰ろっ」

P「よし、帰るか」

―――
――

美希「うーん、やっぱりイチゴババロアは最高なの」モグモグ

P「なぁ美希」

美希「何?ハニー」

P「食べる時くらいは離れてもいいんじゃないかな?」

美希「やなの」

P「嫌か」

美希「ハニーの近くで食べるイチゴババロアは格別なの」

P「いや、イチゴババロアの味は変わらないと思うぞ」

美希「そんなことないよ」

P「……そうか?」

美希「だって、ミキ的には好きな人の近くで好きのものを食べられるのってすっごく幸せだから」

P「……そっか」

美希「うん!幸せ二倍なの!」

P「……なぁ美希」

美希「なに?」

P「どうして俺なんかのことを好きになったんだ?」

美希「うーん、ミキのことちゃんと見てくれるからかな」

P「……それだけか?」

美希「他にも、いろいろあるけど、それが一番の理由なの」

P「でも、それなら、俺以外にもいるだろ?美希のことを見てくれる人なんてさ」

美希「いないよ?」

P「いや、そんなことは……」

美希「ううん、ハニーが初めてだよ、見た目とかだけじゃなくて、ちゃんとミキの全部を見てくれたのは」

P「……」

美希「それがすっごくうれしかったの」

P「……そうか」

美希「うん、ハニーがちゃんと見てくれたから、ミキは今キラキラできるんだよ?」

P「……」

美希「だからね、ミキはハニーが好き、大好きなの」

P「……ありがとな、美希」

美希「あはっ☆いつでもミキのこと好きになっていいよ?」

P「……まぁ、それはどうなるかわからないけどな」

美希「むぅー、またそうやってごまかす……あれ?」

P「ん?どうした?」

美希「ハニー、今どうなるかわからないって言ったの」

P「うん」

美希「ってことは、好きになるかもしれないってことだよね?」

P「……まぁ、先のことなんてわからないからな」

美希「……」

P「ど、どうした美希……?」

美希「ハニー!」ダキッ

P「おわっ!ちょ、美希」

美希「ハニーハニーハニー!」スリスリ

P「み、美希!やめなさい!」

美希「ねぇハニー?」

P「な、なんだ?」

美希「ミキ、絶対ハニーを振り向かせてみせるの!」

P「……はは」

―――
――

 ―遊園地―

美希「ハニー!こっちこっち!」

P「ちょ、ちょっと待ってくれ美希」

美希「次はあれに乗るの!」

P「あ、あはは、美希、楽しそうだな」

美希「うん!」

P「遊園地、そんなに好きだったのか?」

美希「ううん、ハニーが好き!」

P「お、おう」

美希「だから、今日はすっごく楽しいの!」

P「……そうか」

―――
――

~数日前~

小鳥「プロデューサーさん」

P「はい、なんですか?音無さん」

小鳥「実は、この前商店街の福引をしたらですね」

P「はい」

小鳥「遊園地のペアチケットが当たったんですよ」

P「おお、それはおめでとうございます」

小鳥「でも、有効期限が結構近くて……いけそうにないんです」

P「あちゃ、それは残念ですね」

小鳥「なので、プロデューサーさんにあげます」

P「え?」

小鳥「ほら、今度プロデューサーさんお休みがあるじゃないですか」

P「え、ええ、まぁそうですけど」

小鳥「いってきたらどうですか?」

P「いや、でも一緒にいく相手も……」

小鳥「美希ちゃんがいるじゃないですか」

P「え?美希?」

小鳥「はい、美希ちゃんもちょうど同じ日にお休みですし」

P「いや、しかし……」

ガチャッ

美希「行くの!!」

小鳥「(ナイスタイミングよ美希ちゃん!打ち合わせ通りね!)」

P「み、美希!?」

美希「ハニーと遊園地デートなのー!」

―――
――

美希「えへへ、ハニー」

P「み、美希、そんなにくっつくと歩きにくいだろ?」

美希「ミキは平気だよ?」

P「そ、そうか?」

美希「うん、デートだからこれくらい当たり前って思うな」

P「デートか……」

美希「どうかしたの?ハニー」

P「いや、プロデューサーが担当アイドルとデートってなぁ……」

美希「ハニーは難しく考えすぎだって思うな」

P「そうは言ってもな……」

美希「ハニーは楽しくないの?」

P「そ、そんなことはないけどさ」

美希「それなら何も問題ないの!」

P「えぇー……」

美希「ほら、ハニー!次はあれに乗るの!」

P「あ、ああ、わかったわかった」

美希「あ、ちょっと待ってハニー」

P「ん?どうしたんだ?」

美希「さっきから美希ばっかり行きたいとこ決めてるの」

P「そういえばそうだな」

美希「……」

P「どうした?」

美希「デートって普通男の人がリードするものだよね?」

P「え?そ、そんなもんか?」

美希「うん、美希の友達が言ってたの」

P「うーん、そうなのか……」

美希「だからね」

P「うん?」

美希「今からは……ハニーがミキをリードして?」ウワメヅカイ

P「……」

美希「あれ?どうしたの?ハニー」

P「……美希」

美希「?」

P「その言い方はやめよう」

美希「え?」

P「事情があって理由は説明できないが、今のはやばい、なんかいろいろやばい」

美希「そ、そうなの?」

P「ああ」

美希「わ、わかったの……」

P「うん、わかってくれたなら大丈夫だ。さて、じゃあ次はあれにでも乗るか」

美希「!うん!」

―――
――

美希「あ、もうこんな時間なの……」

P「本当だ、いつの間に……」

美希「楽しい時間は早くすぎるんだよ」

P「そうだな……」

美希「ハニーも楽しんでくれてたってことだよね?」

P「はは、そうなるかな」

美希「えへへ、やっぱりデートできてよかったの」

P「……そうか」

美希「ねぇハニー?」

P「何だ?」

美希「ミキ、最後はあれに乗りたいな」

P「ん?ああ……観覧車か」

美希「うん!」

―――
――

 ―観覧車内―

美希「あはっ☆すっごく綺麗なの!」

P「うん、いい景色だな」

美希「……」

P「……どうかしたか?」

美希「ミキね、今日はすっごく幸せだった」

P「……うん」

美希「それは、やっぱり、ハニーと一緒だったからで……」

P「……」

美希「それで、やっぱり、ハニーが大好きだって思ったの」

P「……そっか」

美希「うん!きっとハニーとじゃなきゃこんなに幸せじゃなかったよ?」

P「……」

美希「ハニーは……幸せだった?」

P「ああ……幸せだったよ」

美希「あはっ☆……なんだか、すっごく嬉しいな……」

P「美希」

美希「何?ハニー」

P「俺もな……」

美希「……」

P「きっと、美希とじゃなきゃ、こんなに幸せじゃなかったと思うよ」

美希「え……」

P「……それだけだ」

美希「ハニー……それって……」

P「ま、なんだ……その、多分、俺も今の美希と同じ気持ちってことだ」

美希「……」ポロッ

P「え?ちょ、な、なんで泣くんだ?」

美希「だって……だって……」

P「な、何か悪いこと言っちゃったか?」

美希「違うの……嬉しくて……」

P「……美希」

美希「あ、あはっ……変なの……嬉しいのに、涙が止まらないの……」

P「……そっか」ナデナデ

―――
――

P「なぁ美希?」

美希「なーに?」

P「さすがにくっつきすぎじゃないかな……」

美希「そんなことないの」ギュゥゥ

P「そ、そうか……」

美希「ミキ的には、もっとくっつきたいってカンジ」

P「いや、流石にこれ以上は……」

美希「ハニー?」

P「ん?何だ?」

美希「もうすぐてっぺんだね」

P「ああ、そういえばそうだな」

美希「ハニー知ってる?」

P「何をだ?」

美希「この観覧車の噂なの」

P「噂?」

美希「うん」

P「どんな噂だ?」

美希「えっとね、この観覧車が一番上に来た時……」

P「……」

美希「キスをした二人はずっと幸せでいられるって」

P「……」

美希「そういう噂なの」

―――
――

マヤってあれだろ?
何でかは知らんがライラが出せないからとりあえず代わりに黒髪キャラ用意して、
「とりあえずキミらに受けの良さそうな声優アテときました」的ななんかそれだろ?

奇形児とまでは(俺の中では)あえて言わんが、こんなの出すならリストラすな
つーかライラ出せや

~数年後~

P「ただいまー」ガチャ

美希「ハニー!おかえりなさい!」ダキッ

P「おっと……こらこら、いきなり抱きつくな」

美希「えへへ、ハニー」スリスリ

P「仕事で汗かいてるし、汚いぞ」

美希「そんなことないよ」

P「ほら、別にあとでくっついてもいいからさ」

美希「んー……あとちょっとだけ、こうさせてほしいな」

P「はは……仕方ないな」

美希「えへへ、ハニーだーいすきなの!」

―――
――




P「これからもずっと、美希に愛される幸せな日々が続きますように」


                                おしまい

以上で終わりになります短くてすみません可愛い美希が書きたかっただけなんです反省します

>>31
お、おう……ごめんなさい

美希が一番好きなんだけど好きすぎてあんまりssが書けない現象に名前つけたい

HTML依頼出してきます
ありがとうございました!

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