櫻子「さくひま、ひまさく短篇集」向日葵「誕生日ですわ!!」 (37)

No.281:櫻子「今日は私の誕生日!」

櫻子「イチャイチャイチャイチャしたい!」

櫻子「だからといって、向日葵とイチャイチャなんかしたくねーし!」

櫻子「それに、私から要求するのは負けた気がした嫌!」

櫻子「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!」

櫻子「そうだ!今日は私の誕生日…」

櫻子「覚悟しろ向日葵!今日は徹底的に祝って貰うんだからな!」




向日葵「あ、あなた、何を言って…//」

櫻子「って、向日葵!?」

櫻子(聞かれた!?さっきの聞かれた!?)

向日葵「え、えーと…その…………してみる?」

櫻子「な、なにを!?」



向日葵「その……イチャイチャを…//」

櫻子「っ~~~~//」カァー






「ちょっと物を投げないでくださる!?」


「誰がするかー!!向日葵のバーーーカ//」






No.281 終わり

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No.282:櫻子「今日は櫻子様の誕生日!」

櫻子「イチャイチャイチャイチャしたい!」

櫻子「だからといって、向日葵とイチャイチャなんかしたくねーし!」

櫻子「それに、私から要求するのは負けた気がした嫌!)

櫻子「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!」

櫻子「そうだ!今日は私の誕生日…)

櫻子「覚悟しろ向日葵!今日は徹底的に祝って貰うんだからな!」

綾乃「そ、そう…」


ガララッ


向日葵「話は聞かせてもらったわ!」

櫻子「!」

綾乃「!」


向日葵「櫻子、誕生日おめでとう」

櫻子「あ、ありがとう、向日葵」

向日葵「今年の誕生日プレゼントは、わ・た・く・し・ですわ♪」

綾乃「ふ、古谷さん…」


櫻子「それ昨年貰ったし」

綾乃「えぇ!?」

向日葵「あ、あら?」

ギューっ



向日葵「さ、櫻子?」

櫻子「だ、だから、今年の誕生日プレゼントは『1日ずっとギュッとして』」

向日葵「え?」

櫻子「ご飯食べてる時も、お風呂入ってるときも、寝る時もずっとなんだからな!」

向日葵「ふふっ。櫻子は甘えん坊さんですわね」

櫻子「うっさい!向日葵は私のなんだから、文句言うの禁止!」

向日葵「はいはい」ナデナデ

櫻子「………えへへ」スリスリ


綾乃「∵」




No.282 終わり

No.283:櫻子「誕生日大作戦!」

櫻子(イチャイチャイチャイチャしたい!)

櫻子(だからといって、向日葵とイチャイチャなんかしたくねーし!)

櫻子(それに、私から要求するのは負けた気がして嫌!)

櫻子「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!」

櫻子(そうだ!今日は私の誕生日…)

櫻子「覚悟しろ向日葵!今日は徹底的に祝って貰うんだからな!」


…………………………………


櫻子(と思ってたら、もう夕方…)

櫻子(というか向日葵め!私の誕生日を忘れてるな!)

櫻子(櫻子様の誕生日を!)

櫻子(…)

櫻子(まぁ、別に向日葵に祝ってほしいわけでもないし!)


櫻子「…」

櫻子「はぁ…」

向日葵「?」

向日葵「あっ、もうこんな時間」

櫻子「もう6時…」

向日葵「ほら、私の家に行きますわよ」

櫻子「え?なんで?」

向日葵「今日はあなたの誕生日だから、吉川さん達も呼んでパーティーをするって言ったでしょ?」

櫻子「え?」

向日葵「あなた…忘れてましたの?」

櫻子「お、覚えてるし!わ、忘れてなんかねーし!」

向日葵(…まぁ、覚えているはずありませんわよね。だって、今教えたんですもの)


櫻子「やったぁー。あかりちゃん達もか~♪」

向日葵(嬉しそうですわね)


櫻子「ペコい!ほら早く行くぞ向日葵!」

向日葵「はいはい」

櫻子「プレゼントはなにかなー?ご馳走はなにかなー?」

向日葵「…」

向日葵(まぁ…たまにはこういうサプライズも、いいかもしれませんわね)


櫻子「~♪」


No.283 終わり

No.284:櫻子「嘘発見器を買った!」

櫻子(イチャイチャイチャイチャしたい!)

櫻子(だからといって、向日葵とイチャイチャなんかしたくねーし!)

櫻子(それに、私から要求するのは負けた気がして嫌!)

櫻子「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!」

櫻子(そうだ!今日は私の誕生日…)

櫻子「覚悟しろ向日葵!今日は徹底的に祝って貰うんだからな!」


…………………………………


櫻子「というわけで嘘発見器を買っちゃいました♪」

向日葵「どういうわけですのよ…」


櫻子「…」


☆妄想中~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


櫻子「じゃあ、向日葵が装着してね」

向日葵「え?ちょっと無理矢理つけないで」

櫻子「最初の質問!あなたは『大室』向日葵である!」

向日葵「あーもうっ。はいはい。私は『大室』向日葵です」

ビーッ

櫻子「よし、嘘発見器は正常に動いてるみたいだね」

向日葵「みたいですわね」

櫻子「じゃあ、次の質問!」

櫻子「向日葵は私とイチャイチャしたい!」

向日葵「なっ!そんなはずないでしょう!」

ビーッ

櫻子「あれー?向日葵さんは私とイチャイチャしたいんですのー?」ニヤニヤ

向日葵「なっ!故障!誰が櫻子となんか!」

ビーッ



櫻子「じゃあ、向日葵は私とチューしたい?」

向日葵「誰がするか!」

ビーッ

櫻子「あれー?向日葵さーん?」ニヤニヤ

向日葵「う、うううううう//」


向日葵「わ、わかりましたわ!本音を言いますわよ!」

櫻子「え?」

向日葵「私、すっごく櫻子とキスしたいですわ!」

向日葵「イチャイチャだって、たくさんしたい!!」

櫻子「ひ、向日葵//」カァー


向日葵「だ、ダメ?」

櫻子「べ、別にダメじゃねーし//」


ギュウウウ


向日葵「櫻子ーーー無茶苦茶にしてあげるーーーー」

櫻子「アーーー」


☆妄想終了~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



櫻子「えへへへ」

向日葵「櫻子…涎が出てますわよ」

櫻子「じゃあ、まず向日葵からね!」

向日葵「あーもうっ。はいはい」

スチャッ


櫻子「最初の質問!あなたは『大室』向日葵である!」

向日葵「はいはい。私は『大室』向日葵です」

シーン

櫻子「…」

櫻子(あれ?嘘発見器がならない?なんで?)

向日葵(婚姻届も書いたんだし『大室』向日葵で間違いないですわ)



櫻子「つ、次の質問!」

櫻子「向日葵は私とチューしたい!」

向日葵「はい。したいですわ」

シーン

櫻子「…」

櫻子(あ、あれ!?なんでならないの!?)

櫻子(ここは…)

『ビーッ』

櫻子『あれー?向日葵さんは私とチューしたいんですのー?』ニヤニヤ

櫻子(って、なるはずなのにーーーーー!!)

向日葵(櫻子が困惑している?どうかしたのかしら?)

向日葵「じゃあ、交代ですわね」

櫻子「え?え?」

スチャッ


向日葵「最初の質問ですわ。櫻子は向日葵の事が好きである」

櫻子「は、はぁ!?そんなことあるわけねーし!!」

ビーッ


櫻子「なっ!?」

向日葵「あら?」



向日葵「では、次ですわ。櫻子は私とキスしたいんですの?」

櫻子「ねーし!これ壊れてるし!!!」

ビーッ
ビーッ
ビーッ
ビーッ


櫻子「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ//」

ダダダダダダダ

向日葵「櫻子!?どこに行くの!?」



向日葵「行ってしまいましたわ…」

向日葵「もうっ…。せっかくの櫻子の誕生日なんだから…」

向日葵「私の初めてのキスをプレゼントしてあげてもよかったのに」

向日葵「もうっ…//」ドキドキ



No.284 終わり

No.285:向日葵「櫻子の誕生日か…」

向日葵「はぁ…今年も憂鬱な日が来ましたわ」

向日葵「櫻子の誕生日なんて、とても嫌」

向日葵「だって、本当に偉そうにするんですもの」

向日葵「それに、誕生日プレゼントだって、真剣に選ばないと怒るんですから」

向日葵「もう本当に面倒」



ちなつ「じゃあ、私がプレゼント適当に選んであげよっか?」

向日葵「『適当』って何ですか!」クワッ

ちなつ「え?」

向日葵「櫻子の13歳という一生に一度の大切な誕生日なんですわよ!真剣に選ばないとダメですわ!」

ちなつ「ご、ごめんなさい」


あかり「それにしても誕生日プレゼント悩むよねぇ~」

ちなつ「うーん。もう中学生なんだし、大人っぽいプレゼントがいいよねー」

向日葵「大人っぽい…」

☆妄想中~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

櫻子「ウエディングドレス!?」

向日葵「櫻子…すごく似合いますわ」

櫻子「ありがとう向日葵!一生大切にするね!」

向日葵「はいはい。頑張って大切にしてね。櫻子」


櫻子「そうだ!」

向日葵「?」

櫻子「今度の向日葵の誕生日に『ウエディングドレス』をプレゼントするね!」

向日葵「え?」

櫻子「そして、そのまま結婚式をしちゃおうよ!」

向日葵「えぇ!?」

櫻子「楽しみだな~。来年の6月」

向日葵「勝手に決めて…もうっ」

櫻子「勝手に決めちゃった~えへへ~」


☆妄想終了~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


向日葵「もうっ櫻子ったら♪結婚なんて……ふふふふ♪」

ちなつ「ツッコミどころ満載だけど…とりあえず13歳じゃ結婚できないからね」

向日葵「……………………え?」

あかり(向日葵ちゃんのすっごい笑顔が、絶望に変わっちゃったよぉ)

あかり「そうだ!クッキーとかケーキとかを皆で作ったらどうかな?」

ちなつ「うーん。鉄板だけど…」

向日葵「クッキー…ケーキ…」

☆妄想中~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

櫻子「うまー」まくまく

向日葵「…」ドキドキ

………

櫻子「美味しかった!余は満腹じゃー」プハーッ

向日葵「…」

櫻子「あれ?向日葵?どうかした?」

向日葵「『どうかした?』じゃありませんわ!このバカ!」

櫻子「なんだと!?バカって言った方がバカなんだよ!このバーカ!」

向日葵「いいえ、私からのメッセージに気付かないあなたの方がバカですわ!」

櫻子「メッセージって何だよ!」

向日葵「あなたが食べたクッキーの形の事よ!」

櫻子「クッキー…ああ、そういえば…『あ』と『い』と『し』と『て』と『る』のクッキーがあったけど、それがどうかしたのか!?このおっぱい!」

向日葵「そこまでわかって、なんで気付かないのよ!このバカーーー!!」


ギャーギャー

☆妄想終了~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


向日葵「ありえませんわね。クッキーやケーキはありえませんわ」

あかり「そうだよね。櫻子ちゃんのお姉ちゃんたちが用意するよね」

ちなつ「ううん。あかりちゃん。絶対に意味が違うと思う」

あかり「?」

 
………


ちなつ「じゃあ、誕生日プレゼントは財布にしよっか?」

向日葵「そうですわね。あの子には早いけど、少し大人っぽい財布を」

あかり「うん、絶対に喜んでくれるよね!櫻子ちゃん」


向日葵(ふぅ…それにしても誕生日プレゼント一つで、ここまで悩ませるなんて…)

向日葵(…)

向日葵(あの子…喜んでくれるかしら?)


向日葵「ふふっ♪」

ちなつ「どうかしたの?」

向日葵「いえ、別になんでもありませんわ」

ちなつ「?」

向日葵(櫻子が喜んだ様子を考えていたら、つい頬が緩んでしまったなんて…)

向日葵(誰にも言えませんわ)


あかり「楽しみだね。櫻子ちゃんの誕生日」

ちなつ「うん。絶対にいっぱい祝おうね」

向日葵「はい♪」





No.285 終わり

No.286:櫻子「誕生日!」

櫻子「誕生日だ!祝え!」

向日葵「はぁ!?嫌よ!」

櫻子「なんだと!このダメっぱい!」

向日葵「なんですって!?このまな板ぁ!」

ギャーギャー

綾乃「ちょっと!さっきまで仲良く誕生日パーティーをしていたのに、急にどうしたのよ!」

千歳「こんな時までケンカはあかんでー」

櫻子「え、えーと…その…」

向日葵「櫻子が誕生日プレゼントに…そのケンカしたいと…」

千歳「え?」

櫻子「その、なんか最近イチャイチャばっかり…イチャイチャなんてしてねーし!」

綾乃「え?」

櫻子「…じゃないんですけど、なんか落ちつかなくて」

向日葵「それでケンカとか…あなた頭おかしいんじゃなくて?」

櫻子「なんだと!?おかしいのはお前のおっぱいだろ!このダメっぱい!」

向日葵「おっぱいおっぱい!うるさいですわ!この絶壁!!」

櫻子「ぜ、絶壁だとぉ!?」


ギャーギャー


千歳「…な、仲良しやねー」

綾乃「∵」



No.286 終わり

No.287:向日葵「櫻子、お誕生日おめでとうございますわ♪」


向日葵(櫻子とイチャイチャしたい)

向日葵(わけでもないわけでもないわけでも…ないわけでも)

向日葵(やっぱり、何でもないですわ!)

向日葵(…)

向日葵(私から要求するのは、何か癪に障りますし…)

向日葵「…」

向日葵(そうですわ!今日は櫻子の誕生日!)

向日葵「待ってなさい櫻子!今日は徹底的に祝ってさしあげますわ!」


…………………………………


向日葵「櫻子!誕生日おめでとうですわ!」

櫻子「おぉ!敬え!くるしゅうないぞ」

向日葵「わかりましたわ!今日はあなたは殿様!なんで申しつけくださいませ!」

櫻子「おぉ!向日葵が…あの向日葵が…下僕に。さすが誕生日!」

向日葵「まずはお背中をお流ししますわね」

櫻子「え?まだ朝だけど?」

向日葵「じゃ、じゃあ、朝の着替えをしましょう」ハァハァ

櫻子「いや、一人でできるし」

向日葵「じゃあ、ここでおしっこします?」

櫻子「バカにするな!トイレぐらい一人で行けるし!」

向日葵「じゃあ、私は何をすればいいのよ!断然講義しますわ!!」バンバン

櫻子「え?えーと…」


………


ちなつ「それで、向日葵ちゃんがソファ代わりになってあげてるの?」

櫻子「うん!ふかふかで気持ちいいし、お菓子も自動で口に運んでくれるんだよ!」

向日葵「ハァハァ。櫻子の匂いが…お菓子を運んだ時に、私の指まで舐めて…ハァハァ」

ちなつ「まぁ、それでいいなら別にいいんだけどね」




No.287 終わり

No.288:ひまわり「さーちゃん、お誕生日おめでとう♪♪」


■幼少期~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さくらこ「じゃじゃーん。お母さんに誕生日プレゼント買って貰ったんだー♪」

ひまわり「わぁー♪妖怪ウォッチだぁーいいなぁさーちゃん」

さくらこ「えへへーすごいでしょー」

ひまわり「わたしも欲しいんだけど、『業者が買い占めて定価の倍以上だから』ってお母さんが買ってくれないの」

さくらこ「ていか?なにそれ?」

ひまわり「んー?わかんないー」



さくらこ「よーし、妖怪メダルセット!!」


\ジバニャン、だるいんですけど/


ひまわり「わー、ジバニャンだー。すごいなー。いいなー」

さくらこ「えへへ。すごいでしょー」

ひまわり「いいなーいいなー」

さくらこ「…」

さくらこ「かしてあげる」

ひまわり「え?」

さくらこ「今度はひまちゃんの番ね。かしてあげるからやってみて」

ひまわり「でも、これさーちゃんのでしょ?いいの?」

さくらこ「わたしの物はひまちゃんの物!だから使っていいの!」

ひまわり「さーちゃん…ありがとう」

さくらこ「ほら、いいから、早く手につけて」

ひまわり「うん♪」


\ジバニャン、だるいんですけど/


「わーすごーい」

「ひまちゃん。一発でメダル入れたー。上手だー」

「さーちゃんが手伝ってくれたからだよー」

「じゃあ、今度は一緒にしようー」

「うん♪」

■現在~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


向日葵「ちょっと私のプリンに何をしてくれてやりますのよ!?」

櫻子「食べてるんだよ!見ればわかるだろ!?」

向日葵「それは、わ・た・く・しのプリンでしょ!勝手に食べないで!」

櫻子「はあ?向日葵の物は私の物だからいいんだよ!」

向日葵「なんですって!?」

櫻子「なんだよ!」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

撫子「この映像でお分かり頂けただろうか?」

花子「なるほどだし」

楓「おねえちゃん達、かわいいの」



撫子「ちなみに、櫻子が言いたいのは」

花子「櫻子の物はひま姉の物。ひま姉の物は櫻子の物」

楓「全部『二人の物』という事?」




撫子「うん。簡単にいうとプロポーズの一種だね」

櫻子「そんなわけねーし!」

向日葵「ですわ!ですわ!」


撫子「顔真っ赤にさせて、微妙にニヤけながら言われても説得力がないよ」

櫻子「なっ//」

向日葵「うっ//」


「なんで、顔真っ赤にさせてんだよ!このバーカ!」

「あなただって真っ赤ですわよ!バカーーーーー!」




No.288 終わり

No.289:向日葵「櫻子、お誕生日おめでとうございますわ」

向日葵(櫻子とイチャイチャしたい)

向日葵(わけでもないわけでもないわけでも…ないわけでも)

向日葵(やっぱり、何でもないですわ!)

向日葵(…)

向日葵(私から要求するのは、何か癪に障りますし…)

向日葵「…」

向日葵(そうですわ!今日は櫻子の誕生日!)

向日葵「待ってなさい櫻子!今日は徹底的に祝ってさしあげますわ!」


…………………………………


向日葵「櫻子、お誕生日おめでとうございますわ」

櫻子「おぉー祝え祝え。なんか今日、あまり祝われてない気がするし」

向日葵「クッキーを焼いてきましたの」

櫻子「クッキー!クッキー!」

向日葵(ふふふふっ。作戦その①『あーん』大作戦!)

向日葵(さあ、『あーん』して食べさせてあげますわ!)

向日葵「ふふふふふ。って、あれ?クッキーが無い?」

櫻子「美味かった」ゲフー

向日葵「そ、そう…」

■作戦その②

向日葵(その②『勉強』大作戦!)

向日葵(宿題を教える!その時は密室!ドキドキ間違いなしですわ!)

向日葵(さあ、覚悟しなさい櫻子!)


櫻子「え?今週は宿題なかったでしょ?夏休みあけだし」

向日葵「先生ーーーー!なんて事をーーーー!!!」

■作戦その③

向日葵(…)

向日葵(…………)

向日葵(何も考えてませんでしたわ)

櫻子「向日葵ーマリカしようぜ!マリカー」

向日葵「え?」

櫻子「ふふふふ。歳納先輩と練習したから、もう向日葵には負けないからね!」

向日葵「はぁ~。あなたが多少特訓したところで私に勝てるはずないでしょ?」

櫻子「ふんっ!笑っていられるのも今のうちだからな!覚悟しろ向日葵!」

向日葵「はいはい。適当に倒してあげますわ!」

櫻子「ぐぬぬぬぬぬ」

 
………


櫻子「ぐぬぬぬぬぬ」

向日葵「私の勝ちですわね」

櫻子「うっさい!ギリギリのくせに!今度は負けないからね!」

向日葵「ええ、かかってきなさい。櫻子!」


向日葵(…イチャイチャか…)

向日葵「…」

櫻子「やったぁー。今度は私の勝ちーイェーイ♪」

向日葵(ふふっ。私達にはこっちの方が楽しいみたいですわね♪)

櫻子「…」ジー

向日葵「な、なによ」ビクッ


櫻子「負けたくせに嬉しそう…なんかムカつく」

向日葵「ええ。あなたの弱点を見つけましたの」

ポチポチ

向日葵「このコースなら私が勝てますわ」

櫻子「あっ、そのコースは私の苦手の!?」


向日葵「一部のコースだけ特訓しても総合で勝てないとダメなんですわよ?」

櫻子「うっ」

向日葵「今日はそれを思い知らせてやりますわ」

櫻子「うっさいうっさいうっさい!絶対に負けないんだからな!」

向日葵「ふふふふ。私だって負けませんわ!」


「私が絶対に勝つんだからね!」

「いいえ、勝つのは私ですわ!」



No.289 終わり

No.290:向日葵「誕生日おめでとう。櫻子」


向日葵「ケーキが焼けましたわ」

結衣「料理の準備も大丈夫だよ」

あかり「お部屋の飾り付けも出来たよぉ~」

ちなつ「誕生日プレゼントの準備もオッケーです!」

京子「二年生組の誕生日プレゼントの準備もオッケー!」

綾乃「クラッカーの準備も準備万端バングラデシュよ!」

千歳「配膳もオッケーやでー」

松本「…」

西垣「私達のプレゼントの準備も大丈夫だそうだ」


向日葵「では、櫻子を呼んできますわ」







「もーっ。なんだよ!櫻子様を呼びだすとは何様だ!あのおっぱいは!!」



\パーンパーン/

\パーンパーン/



「ハッピバースデー トゥーユー」

「ハッピバースデー ディア さくらこー」

「ハッピバースデー トゥーユー」




「櫻子(ちゃん)誕生日おめでとーーー♪」


「おぉーーー!みんなーありがとうーーーー♪」




       終わり

これにて終わりになります。
読んでくれてありがとうございました!
また機会があったらよろしくお願いします!

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