膝枕

ツンデレ委員長

耳掃除

教室
友人「王手」パチッ

男「……」

友人「そろそろ諦めたらどうだ？もう三連敗だぞ？」

男「……」フルフル

友人「はぁ……それじゃあ俺はトイレに行ってくるんでじっくり考えてて下さいね」

男「……」ジッ

・
・
・
「ちょ………てる…！？」

男「……」ジッ

「無………ないで……聞き……！」

男「……」ジッ

委員長「ちょっと聞いてるの！？」バンッ

男「うおっ！？」

委員長「貴方いったい何時までここにいるつもりなの！？戸締まりができないんだけど！」

男「うあっ…本当だ……もう日が沈んでる…」

男「すまんな、どうも集中すると周りが見えなくなっちまってな……」

委員長「あんな至近距離で大声出しても気がつかないなんて……耳つまってんじゃないの？」

男「ははは、かもな」

委員長「全く…前から思ってたけど貴方は人の話を聞き流し過ぎよ」

男「いやぁ、すまんすまん次からは気を付けるからさ」

委員長「いいえ許せないわ、私貴方みたいないい加減な人が大っ嫌いなの、もう二度と不快な思いをさせられないためにも然るべき処置をとらせてもらうわ」

男「と、言いますと？」

委員長「耳掃除をさせてもらうわ」

男「……いや、家に帰って自分でするんで結構です」

委員長「貴方は信用できないから私がやらせてもらうわ、ほら早く横になりなさい」

男「隠しカメラでも仕掛けてあるのか？そういうドッキリは嫌いだぞ」

委員長「ゴチャゴチャ言ってないで早く横になりなさいよ！」

男「……」ゴロン

委員長「何してるの？早く頭を乗っけなさいよ」

男「いやいやいや、それはマズいんじゃないか？」

委員長「あら、他に耳掃除をする方法があるの？」

男「……」スッ

委員長「まったく…最初から言うとおりにしなさいよ」

男「早く済ませてくれよ、他人に見られたら洒落にならないから」

委員長「じゃあゆっくりやろうかな～」

男「止めて下さいお願いします」

委員長「はいはい、それじゃあ右耳からいきますよー」

男「何か口調変わってないか？」

委員長「気のせいよ」

委員長「あら、意外と綺麗じゃない」

男「汚いと思ってたのか」

委員長「そんなまさか、私が男君にそんな酷いこと言うわけないでしょ？」

男「……露骨に態度が変わってるな」

委員長「幻聴よ」

委員長「はい右耳終了」

男「よっこらしょ」スクッ

委員長「？　何で立ち上がるの？」

男「左耳掃除するんだろう？だったら体の方向変えないと……」

委員長「頭ひっくり返すだけでいいじゃない」

男「なっ！？」

委員長「あら、どうかした？」

男「だって…お前…！…体と顔が……その…近づき過ぎ…」

委員長「私……男君だったら気にしないよ…？」

男「…………何か企んでるだろ？」

委員長「あら？今流行りのツンデレってやつをやってみたんだけど」

男「世間一般的に言われているそれは少し違うぞ」

委員長「あらそうなの？初耳だわ」

男「はぁ、あーあ無駄な時間過ごしちまったな…」

委員長「私は楽しかったわよ？」

男「そりゃからかう方は楽しいだろうけどさ…」

委員長「……からかってなんてないんでけど」ボソッ

男「何か言ったか？」

委員長「その対局詰んでるわよって言ったのよ」

完

誤字も多いし落ちもわけわからないし駄作だったな
お目汚し失礼しました、スレを再利用される方がいるならどうぞご自由に

お題
>>24
>>25
>>26

東方project

ログアウト不可オンラインゲーム

政治

霊夢「おんらいんげぇむ？」

魔理沙「そうなんだぜ、それが今の流行りらしいぜ」

霊夢「ふーん……で？それがどうかしたの？」

魔理沙「たまたま二つ同じゲームを入手したから一緒にやるんだぜ！」

霊夢「まあ暇潰しには良さそうね……どんなゲームなの？」

魔理沙「それはやってからのお楽しみなんだぜ！」

・
・
・
霊夢「なるほど、つまり王様になって国を作ってゲームなのね？」

魔理沙「なんでタイトル見ただけで分かるんだぜ……」

霊夢「勘よ、勘、そんなことよりさっさと始めましょう」

魔理沙「待つんだぜ、まだ説明書読んでないんだぜ」

霊夢「そんなのやってりゃ分かるでしょ？面倒くさい……先に始めてるわよ」

魔理沙「何事も準備が大事なのぜ」

・
・
・
魔理沙「よしっ！始めるのぜ！」

霊夢「ねえ魔理沙、このゲームってクリア条件とかあるの？」

魔理沙「いや基本はないはず……って何でもうこんなに繁栄してるのぜ！？」

霊夢「適当にボタン押してただけよ」

魔理沙「適当にやって10分間で草原を要塞帝国に変えるんて無理だぜ！」

霊夢「まあまあ、そんなことよりクリア条件がないってことはエンディングもないってことよね？だったら飽きたからもう止めにするわ……」

魔理沙「いくらなんでもマイペース過ぎるんだぜ……」

霊夢「あれ？魔理沙？このゲームどうやったら止められるの？」

魔理沙「普通にログアウトするな電源落とせばいいはずなのぜ？」

霊夢「それがどこにもそれらしきボタンが見当たらないのよ……」

『国王れいむ！東から隣国のが攻めてきましたぞ！！』

魔理沙「ゲームが何か言ってるぜ？」

霊夢「ほっときゃいいのよ、そんなことより電源は……」

『王様助けてええぇぇぇ！！！』『れいむ王国民は皆殺しだあああぁぁ！！！！』『国王れいむを討てえええぇぇぇ！！！！』

魔理沙「うわっ！？い、いきなりうるさくなったのぜ！？」

『いやあああぁぁぁ！！！』『国王は何をしているんだっ！！！！』『あの無能国王めが！！！！』

霊夢「……」

魔理沙（あわわわ……霊夢がキレかけてるんだぜ…）

『国王に死を！！！』『あの怠け者をここに連れて来い！！！！！』『火を放てええぇぇぇ！！！』

魔理沙（マズい！怒りの矛先がこちらに向かう前になんとかするんだぜ！）

魔理沙「マ、マスタースパーク！！」ゴゴオオォォ

霊夢「あらら、魔理沙ったら乱暴ね」ニコッ

魔理沙（多分、一瞬でも遅かったら針がこちらに飛んできていたのぜ……）ツー

『…ガガッ……ピィィー……死を！！』『…城から引きずり……せ！！』『死の尊厳など与えるな！！！！』『死刑！！死刑！！死刑！！！』

魔理沙・霊夢「「！？」」

魔理沙「ま、まさかっ！！」ガッ

魔理沙「やっぱり仁天堂の商品なのぜ！」

霊夢「それなら納得の堅さね」

『死刑！！死刑！！死刑！！！』

魔理沙「壊せないとなるとこのうるさいのどうするんだぜ？」

霊夢「そうね…埋めるのが一番てっとり早いんじゃない？」

魔理沙「そうするんだぜ」
・
・
・
地底
『ぶっ殺せえぇぇ！！！』

パルスィ「妬ましい…！妬ましい…！命を粗末に扱える性根の腐り方が妬ましい…！」

『もっと豊かな暮らしを与えろおおぉぉ！！』

パルスィ「妬ましい…！妬ましい…！与えられるのを当然だと思いこめるお気楽な頭が妬ましい…！パルパルパルパルパル…！」

勇儀「妬み屋は一人で何をやってるんだい？」

ヤマメ「最近天井から落ちてきた機械相手にずっと妬んでるの、おかげでこっちは妬まれずに済んでるから機械様々だけどね」

勇儀「ふーん」

パルスィ「パルパルパルパル…！」

完

路地裏
男「誰だお前？こんな所に急に呼び出して？」

敵「殺してやる……！殺してやるよぉ！！」ブツブツ

男「あぁん？なんだテメー？薬でもやってんのか？」

敵「この顔を忘れたのか！！」バッ

男「いや知らんし、誰？俺今から彼女とデートなんだけど……」

敵「本当に覚えてないのか……」

男「知らねーって言ってんだろこの低脳が！さっさと失せろ！」

敵「覚えてないなら教えてやるよ、三年前君に超能力が発現した日、私はいつものように妻と一緒に夕食を食べていた……あの時までは」

敵「食後の妻との会話を楽しんでいると突然私の視界は真っ赤に染まった、何がなんだか分からず気が付いたら緊急病院のベッドの上だ」

敵「訳がわからず困惑する私に医者は教えてくれたよ、君の超能力の暴走により私の住む町が半焼したと」

敵「最初はなかなか理解出来なかったね、超能力に目覚める者が近年出始めてることは知っていたけど、所詮別世界の話だと、私達の平和な日常には関係ないことだと思っていた」

敵「だけど悲劇は訪れた、何の罪の無い人々を巻き込んで、小さな幸せたくさん奪っていって…」

敵「初めのうちは私も君のことを許そうとした、『あれは事故だ、彼自身の心も傷ついているだろう』とね、でもね……私が瞼を閉じるといつも妻が焼け死んでく光景が映されるんだ」

敵「気が狂いそうだったよ、いや実際二年くらいは狂人をやっていたなぁ……だけど一年前私の体にある奇跡が起こった」

敵「あれだけ忘れたくても忘れられなかったあの光景が急に頭から消えたんだ、それどころかあの光景がどんなのだったかすら思い出せなくなっていた」

敵「医者は精神を守るために脳が本能的にやったことだと言ったが私は何かしっくりこなかった……それから数日後、私の体には肉眼にも見える変化が起きた」

敵「朝起きると肌の一部が黒くなっていることに気付いた、私は皮膚病か何かかと思い動揺しながらナースコールを手にとった」

敵「いざナースコールを押そうと指に力を入れるとどうだろう、ナースコールのボタンが何か抉り取られているではないか」

敵「私は不思議に思いながらも松葉杖に手を伸ばすと今度は何が起きたのかを自分の目で目撃することとなった」