裁判官「被告人は『有罪』。議論の余地はありません」 (59)

 タイトル「有罪」

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 僕は今、二人のお姉さんに連行されて法廷に向かっています。
 僕は裁判を傍聴するのではありません。
 かと言って、僕は弁護士でも検事でも、裁判官でもありません。
 そう、僕は裁かれる側――被告人なのです。
 中等部一年生にして、被告人……
 自分の人生が早くも波乱を迎えていることを、ひしひしと感じます。
 さらに、僕がこれから向かう法廷はこの国の法律が適用される場所ではありません。
 僕が通っている学園、○○学園ではこの国の法律とは離れ、
独自の法律が決められているからです。
 ○○学園はもはや一つの都市と言って良いほどの規模を誇るマンモス校で、
敷地内に駅や飲食店、さらには学園生が起業した会社や、みりん専門店などもあります。
 そして、僕が今向かっている法廷も学園の敷地内のものです。

また酉忘れてた。

六作目。


 なぜ、こんなことになったのか僕もわかりません。
 突然高等部のお姉さん達に連行されて、僕を裁判にかけると言われました。
 わかりません、心当たりがありません。
 考えがまとまらないうちに、法廷に着きました。

「それでは、これより中等部一年、××くんの裁判を行います」

 裁判官も高等部の女子です。
 この学園では、裁判も生徒主導で行われます。
 そんなこんなで裁判が始まりました。

「では被告人、××くん。君がなぜここにいるのか分かっていますね?」
「え、ええと……その……」

 裁判官のお姉さんが睨んできますが、わからないものはわかりません。
 正直に答えるしかありませんでした。


「わ、わかりませ……」
「わからないと言うのですか!?」
「ひいっ!」

 大きな声で凄まれて、思わず悲鳴をあげてしまいます。
 
「あなたは、主に高等部の女子生徒から、『××くんの姿が目に入る度に、胸の高鳴りがして困る』
 という苦情を何件も受けているのですよ」
「え……知りませんでした」

 なんということだ。僕は視界に入るだけで他人に迷惑をかけていたのか。


「……反省の色が見えませんね。これはもう仕方がありません」

 裁判官は木槌を持つと、高らかに声をあげました。

「被告人は『有罪』。議論の余地はありません」
「え!? そんな、待ってください!」

 まだ、裁判が始まって五分も経っていないのに、有罪と言われました。
 僕の抗議が聞こえないかのように、裁判官は判決を言い渡します。


「判決、被告人を『裸女懲役一ヶ月』の刑に処す」


「……反省の色が見えませんね。これはもう仕方がありません」

 裁判官は木槌を持つと、高らかに声をあげました。

「被告人は『有罪』。議論の余地はありません」
「え!? そんな、待ってください!」

 まだ、裁判が始まって五分も経っていないのに、有罪と言われました。
 僕の抗議が聞こえないかのように、裁判官は判決を言い渡します。


「判決、被告人を『裸女懲役一ヶ月』の刑に処す」

すみません。連続してしまいました。


 その判決を聞いて、僕の心を絶望が包みます。
 『裸女懲役』、最近出来た学園独自の刑罰で詳細は不明ですが、
 主に小柄な中等部男子に言い渡されることが多い刑罰のようです。
 その刑罰を受けた男子は皆、戻ってきた後精神に異常をきたしていました。
 そんな恐ろしい刑が僕に――
 悪夢なら早く覚めて欲しい。そう思いながら、係官の女性に連行されてしまいました。


 僕は結局、悪夢から覚めることなく特別校舎へ連れて行かれました。
 僕を連れてきた三人の女性は、厳しい目で見つめてきます。

「さて、これより『裸女懲役』を執行します」

 これから何が起こるのかは全く想像出来ません。
 恐怖で震えている僕の目に飛び込んできたのは――


 三人の女性が着ていた制服を脱いで、全裸になっている光景でした。

「え!? あ、ちょっと……」

 状況が全く飲み込めません。
 そんな僕に、三人の中でも大人びていて一番おっぱいが大きな女性が、
 顔を真っ赤にしながら言いました。

「……これが、『裸女懲役』です。××くんにはこれから一ヶ月、
 全裸の三人の女と一緒にこの校舎で生活してもらいます」
「そ、そんな!」

 こんな、こんな、こんな。


 恐ろしい刑があるのでしょうか。


 正直言って、僕はかなりシャイです。
 女の子と手を握るだけで、顔が真っ赤になってしまいます。
 抱きつかれようものなら、その場から動けません。
 そんな僕が、高等部のお姉さんたちの裸を目の当たりにしたら――

「あ、う、うわあ……」

 恥ずかしすぎて倒れてしまいそうです。
 目の前の大きなおっぱいから目を逸らしても、
 横には、もう一人の女性の裸体があります。
スポーツをやっているのか体が引き締まっており、
腰からお尻までが見事な曲線を描いています。
 それでいて、先ほどの女性までではないですが、
おっぱいは大きくEカップくらいありそうです。


「ううう……」

 たまらず目を逸らしますが、目を逸らした先にも全裸の女性がいます。
 彼女は三人の中でも年下なのか、綺麗というよりも可愛らしい容姿をしています。
 スレンダーな体型ながらおっぱいがちゃんと膨らんでおり、
先端の乳首が存在を主張しています。
 彼女が一番顔を真っ赤にしていますが、手を後ろに組み、
おっぱいを見せ付けるように胸を張っています。

 美しい全裸のお姉さんたちに囲まれて、
僕はもう恥ずかしさで息をすることもままなりません


「はひ……あ、あの、服を着てもらえませんか?」
「だめよ、この刑はあなたを苦しめるためのものなんだから。
 裸の女に囲まれて、恥ずかしさで死にそうでしょ?」

 可愛らしい女性――Cさんに言われた通り、僕に効果覿面です。

「それにしてもさあ、この子私たち裸を見ようとしないね」

 スポーツをやっていそうな女性――Bさんが、苦言を呈します。

「どうやら、反省していないようですね」

 一番おっぱいが大きい女性――Aさんが言います。

「ひっ! してます! 反省しています!」

 逆らうとまずそうなので、思わず叫んでしまいました。


「だったら、私たちの裸を見てください。出来ないのですか?」
「うう、で、出来ません……」

 しかし、無理です。
 女の人の裸を直視できません。

「仕方がありませんね。では、『タオルの刑』を下します」
「えっ!? ど、どういうことですか?」
「私たち、裸女看守は囚人が反抗した際には独自の判断で刑を下すことが許されています。
 だから、あなたに刑を下します」
「そ、そんな……」


 状況が悪化してしまいました。
 『タオルの刑』とは、何なのでしょうか。
 そう思っていると、Aさんに羽交い絞めにされてしまいました。
 大きなおっぱいが背中に当たってしまいます。

「ひいっ! 何を!?」
「あなたに反抗する権利はありません。大人しく罰を受けなさい」

 そう言いながらなぜかAさんは、おっぱいを背中にこすり付けてきます。

「ん……はあっ……」

 それと同時に妙な声が背中から聞こえますが、僕にそれを聞く余裕はありません。
 
「Aさん、こっちは準備できたよ」

 見ると、Cさんが体操用のマットの上に寝転がり、
 両足を両手で持ち上げ、おま○こをこちらに見せるような体勢になっていました。


「あ、あああ、お、おま○こが……」

 初めて見る生のおま○こに、動揺を隠せない上に恥ずかしさが増します。
 一体何をさせようというのでしょうか。
 
「さて、これから××くんには、Cさんのおま○こを足で拭いてもらいます」
「なっ……」

 なんということを考え付くのでしょう。
 理解しました。僕はこれからおま○こを拭くタオル代わりにされるのです。
 人間としての尊厳を根こそぎ奪われるのです。
 なんという恐ろしい刑でしょうか。


「で、出来ません! おま○こを足で拭くなんてできません!」
「出来なければ、『人力車の刑』を課しますが?」
「な、なんですかそれ?」
「少なくとも、これよりは厳しい刑です。どちらがいいですか?」

 無理です。僕には選択権がありません。
 仕方なく、おま○こを拭くしかなさそうです、
 そう思って、靴を脱ごうとしました。

「おい、アンタ。なに靴を脱ごうとしてんの?」
「いや、だって……」
「靴を履いたまま、踏み……いや、拭けよ」

 Bさんが残酷に言い放ちます。
 なんということでしょう。
 僕は靴を脱ぐことさえ許されません。


「ねえ、早くおま○こ踏みつけ……いや、拭いてよお」

 Cさんが、どこか甘ったるい声でせかしてきます。
 断ればもっと厳しい刑が課せられる僕は、靴を履いたまま拭くしかありませんでした。

「ああん、早くぅ……」

 僕は右足をCさんのおま○こに乗せます。
 
「あひぃん!」

 その瞬間、Cさんが悲鳴とも悦びともとれるような声をあげました。
 顔が笑っています。そんなに僕を罰するのが楽しいのでしょうか。

「ああ……××くんにおま○こ踏まれてるぅ……幸せぇ……」

 Cさんが何か言っていますが、よく聞こえません。

「××くん、おま○こを拭くのだから、もっとグリグリ動かしてください」


 そうです。僕は人間扱いされていないのです。
 ただのおま○こを拭く、タオルです。
 自分の惨めさに泣きそうになりながらも、足をグリグリ動かしました。

「ひゃあん! おま○こがぁ……踏み潰されてるぅ……クリ○リスぅ……
 クリ○リスも、踏みつけてぇ……」
「××くん、もっと上の方も拭きなさい」

 Aさんに言われた通り、足を上に動かします。

「ああん! いいよぉ……」

 そうこうしているうちに、おま○こに変化が訪れます。


「ちょっと、××くん。拭くどころか、おま○こが濡れてきてますよ」
「そ、そんなこと言われても……」
「まあ、××くんにおま○こを踏まれているのだから、仕方がな……
 じゃなくて、あなたはタオルとしての役目も果たせないのですか?」
「あうう、ごめんなさい……」

 そうです、僕はこんなことも出来ないのです。
 どうやら、僕を心理的に辱める刑のようです。
 今更ながら、この刑の恐ろしさを実感しました。

「あはあ……踵でも、おま○こふん……じゃなくて、拭いてぇ」
「は、はい」

 僕は言われた通り、踵をおま○こに押し当てます。


「ああん! 最後に、踵を叩きつけてぇ……」
「え、何で……」
「いいからぁ、それとも厳しい刑を受けたいのぉ?」
「わ、わかりました!」

 わけもわからず、踵をおま○こに叩きつけました。

「ひゃううううううん!」

 すると、おま○こから大量の液体が噴出してきます。
 それは僕にまともに掛かりました。

「うわあああああっ!」
「あらあら、ずぶぬれじゃない」
「うう、ひどい……」

 もはや、これはいじめです。
 トイレで水を掛けられるのと同じです。
 なんて残酷なのでしょうか。


「あら、靴がすっかり濡れていますね、それじゃあ……」
「あっ、何を!?」

 突然Aさんがうずくまり、僕の靴を舐め始めました。

「じっとしなさい。どうせあなたは靴を拭くことも出来ないのでしょう?
 だから、私が舐めて綺麗にしてあげます、感謝しなさい」
「そ、そんなあ……」

 惨めさで泣いてしまいます。
 僕は靴を拭くことさえ許されないのです。

「ああん、ご主人さま……じゃなくて××くん……
 この哀れなメス豚……いや、裸女看守がしっかり罰を下すから、
 覚悟してください」
「うう、ひっく……もう許してください……」

 僕はこれからどうなってしまうのでしょう。
 これからの囚人生活には絶望しか見えませんでした。



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とりあえずここまで。

責任とか書いてた人?

>>38
そう。

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