兎角「安価で暗殺恋愛アドベンチャー」 (83)

ミョウジョウ学園
 校門前


???「…………」

???(ここが、ミョウジョウ学園…)

???(今日からここに通う事になる……)

???(…それにしても、すごい大きさ)

???(本当に学校……?)

???(……どこに行けばいいのか)キョロキョロ

鳰「おっ、待ってたッスよ!黒組に転入する人ッスね!!」

???「……?」


*だれかに はなしかけられた…

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409745705

???「……誰?」

鳰「ウチの名前は走り鳰!」

鳰「黒組を統括する、裁定者をやらせてもらってるッス」

???「………?」

鳰「……あんまり分かってないって顔してるッスねぇ」

鳰「まぁいいッス、仕事のお話は後で改めてさせてもらうッスよ」

鳰「まずは転入手続きをしないとッスね、えぇと……」

鳰「姐さん、名前はなんていうッスか?」

???「………名前」


*なまえをきめてください

ニア あずま とかく
  いちのせ はる
  いぬかい いすけ
  かみなが こうこ
  きりがや ひつぎ
  けんもち しえな
  さがえ はるき
  しゅとう すず
  たけち おとや
  なまため ちたる
  はなぶさ すみれこ
  ばんば まひる/しんや


???「>>5

いちのせ はる

晴「名前…」

晴「晴、一ノ瀬…晴です」

鳰「……一ノ瀬晴さん、うん!名簿にある名前ッスね」

鳰「出席番号13番……へえぇ」ニヤリ

晴「あの…?走り、さん?」

鳰「鳰でいいッスよ!」ニコッ

晴「えっと…じゃあ、鳰」

晴「あの、お仕事って?」

鳰「…………」

鳰「晴ちゃんには関係のない話ッス」ニコッ

晴「………」

鳰「……生き残れるといいッスねぇ、この10年黒組を」ニヤニヤ

晴「………晴は、死にませんよ」

晴「晴は絶対に生き残って、この学校を卒業してみせますから」グッ

晴(10年黒組)

晴(それは、晴に与えられた最後の試練)

晴(ここはクラスメイト全員が暗殺者、ターゲットは…晴)

晴(晴はずっと命を狙われて生きてきた……でも)

晴(この試練さえ終えれば晴は自由になれる…!!)



ミョウジョウ学園
 10年黒組教室

鳰「本校舎タワー25階、ここが黒組の教室ッス!」

晴「うわあ…!すごい、高い!」

鳰「他のみなさんが到着するまでここで待機してて欲しいッス」

鳰「つっても、いつ全員揃うか分かんねッスけどねえぇ」

鳰「ま、そのうち担任の先生が来ると思うッスけど」

晴「……鳰は?」

鳰「ウチはこれから他の人を迎えに行かなくちゃいけないッスから、失礼するッス」

晴「……待って!」

鳰「?」

晴「あの…これ!」

*はるは てづくりストラップ をにおにさしだした

晴「これ、プレゼントです」

晴「お近づきの印に作ってきたんです、貰ってくださいっ」

鳰「……あー、ありがとうッス」

晴(よかった、受け取ってもらえた…)

鳰「……状況分かってるんスか?」

晴「え?」ドキッ

鳰「分かってるんスよね?10年黒組は一ノ瀬晴に課せられた試練」

鳰「クラスメイトは全員暗殺者…ウチだって例外じゃないッスよ?」

鳰「自分の命を狙っている相手にプレゼント……おかしくなっちゃったんスか?」ニヤリ

晴「……晴は正常ですよ」

晴「晴は…長いこと学校に通ったりとか、できなかったから」

晴「だからこのミョウジョウ学園で普通の学生生活をしてみたいんです」

晴「友達と仲良くしたりとかしたい……だから、鳰とも…」

鳰「………」

鳰「…分かってて仲良くしたいだなんて、やっぱりおかしいッス」

晴「………」シュン

鳰「……このストラップ、大切にするッス」

晴「……え?」

鳰「……楽しめるといいッスね、学園生活」ニヤリ

晴「!」

晴「…うんっ!!」


【鳰の信愛度が5あがった】

【TIPS.1】 信愛度

 女の子との心のつながりの強さを表す数値
 絆を深めればおのずと数値は上がるはず!
 逆に嫌がることをすると下がってしまうので注意
 誰か1人の信愛度が100に達する、もしくは-50に達するとエンディングへ

鳰「それじゃ、ウチからもプレゼントのお返しッス」

晴「え?」

鳰「……まぁ、ただ学園の備品を渡すだけッスけどね!はいっ」

【「ミョウジョウ学園タブレット」をもらった】

晴「これは…?」

鳰「この学園の生徒が貰える端末ッス、授業なんかもそれで受けたりするんスよ」

鳰「ネット見たり、メールしたりもできるッスよ」

鳰「黒組のみなさんのアドレスを入れてあるから、チェックしてみるといいッス」

鳰「……それじゃそろそろ行かなくちゃ」スタスタ ガラッ ピシャ


*におはさっていった

【TIPS.2】 アイテム

 ゲーム中に入手したアイテムはいつでも好きなタイミングで使う事ができる
 アイテムの力で状況を変えたり、新たな選択肢を増やしたり…使い方は様々
 いくつでも持つことが出来るので積極的に手に入れていこう


【TIPS.3】 タブレット

 鳰に貰った「ミョウジョウ学園タブレット」を使えば他の黒組の生徒にメールを送れる
 相手がどこにいても連絡を取れる優れもの
 ただし、信愛度が低いとメールを無視されてしまうことも…

晴「……」

晴(暇になっちゃったな)

晴「………」ウロチョロ

晴「……ん?これは」

*はるは めいぼ をみつけた

晴「……これが、これからクラスメイトになる人たち」ペラッ

晴「出席番号1番、東兎角くん」

晴「2番、犬飼伊介くん」

晴「3番、神長香子さん」

晴「4番、桐ヶ谷柩くん」

晴「5番、剣持しえなさん」

晴「6番、寒河江春紀くん」

晴「7番、首藤涼さん」

晴「8番、武智乙哉くん」

晴「9番、生田目千足さん」

晴「10番、走り鳰く………違った、走り鳰さん」

晴「11番、英純恋子さん」

晴「12番、番場真昼さん」

晴「……13番、一ノ瀬晴さん」

ミョウジョウ学園
 黒組教室前・廊下

???「………」スタスタ

???(………ん?)

晴『……番、番場真昼さん』

晴『13番、一ノ瀬晴さん』

???(もう誰かいる……)

ガラッ

晴「ひゃっ!?」ビクッ


*だれかがきょうしつにはいってきた…


>>18「………」

柩「………」ガラッ

晴「ひゃっ」ビクッ

柩「あ…どうも、はじめまして」

晴「は、はじめまして…」

柩「………」

晴「………小学生?」

柩「!?」ガーン

柩「しょっ…!?ち、違います…!ぼく、こう見えても高校生です…!」

晴「え!?あっ…!ご、ごめんなさい!その、つい…!」アタフタ

柩「……ふふふ」クスッ

柩「いいですよ、慣れてますから」クスクス

柩「はじめまして、出席番号4番…桐ヶ谷柩です」

晴「あ、13番の一ノ瀬晴ですっ、よろしくお願いしますっ」

晴(桐ヶ谷さん……男の子じゃなかった……)

柩「…………」

柩(「い」ちのせ……13番…?出席番号は名前の順だったはず)

柩(一ノ瀬さんだけ、後付けだ)

柩(………見たところ、ぼくと同じ側の人間だとは思えない)

柩「……………」

晴「……えっと」


*ひつぎは じぶんのせきについた


晴(どうしよう…会話、途切れちゃった)


【Action!】

>>22

>>21

晴(会話、途切れちゃった…)

晴(…自分から話しかけなきゃ、晴はみんなと友達になるんだから!)

晴「えーと…柩ちゃん?」

柩「はい、なんですか?」

晴「晴、柩ちゃんとお喋りしたいな」

晴「同じクラスの友達のこと…色々知りたい」

柩「ぼくのこと…ですか?」

晴「うん!そうだ、柩ちゃんは何か好きなことってある?」

柩「そうですね、ぼくは……」

柩「>>25が好きです」

貴女みたいな可愛い人とキスすること

柩「ぼくは…貴女みたいな可愛い人と、キスすることが好きです」クスッ

晴「……え?」

柩「……逃げないんですか?」ガシッ

晴「えっ、あ…!?」

柩「…かわいいですね」

晴「あ、あの…柩ちゃん…?」

柩「………んっ」チュッ

晴「………!!」ビクッ

晴(う、嘘……!?晴、今…キスされてる…!?)

柩「……ぷは」スッ

晴「う………」カアァ

柩「ふふ、どうでした?」

晴「な、なんで……こんなこと……」ドキドキ

柩「言ったじゃないですか、こういうの好きなんです」

柩「ぼく、一回興味を持ったらとことん追求しないと気が済まないタイプで…」

晴「………」

柩「……一ノ瀬さんに、興味があるってことですよ?」ニコッ

晴「そ、そうなの…?」ドキドキ

柩「……いい顔ですね、そそられちゃいます」ゾクゾク

柩「一ノ瀬さんとは、これからもっと仲良くなれる気がします」ニコニコ

柩「これからよろしくお願いしますね、一ノ瀬さん」スッ

晴「ひっ…!」


*ひつぎのみぎてが はるのほほにふれた…


【Action!】

>>29

抱きしめて優しく手を握り返しキッス


を寸止めして「これ以上は駄目!本気で柩ちゃんが好きになっちゃうから…」

晴「………」ギュッ

柩「!」

柩(手、握られた…)

柩(意外、てっきりふり払われると思ったのに……)

晴「ひ、柩ちゃん……」ギュッ

柩「……一ノ瀬さん」

晴「あのね、晴……その…」ドキドキ

柩「……いいですよ、今度は一ノ瀬さんからしてください」

晴「…………ん」スッ

柩「………」

柩「………」

柩「………?」

晴「……や、やっぱりこれ以上は駄目!」

柩「え?」

晴「だって晴…これ以上したら……」

晴「本気で柩ちゃんが好きになっちゃうから…」ドキドキドキ

晴「だから、その…ごめんなさいっ」グイッ

柩(……面白い人)

柩「一ノ瀬さん、一つだけいいですか?」

晴「な、なに?」

柩「今のキス、はじめてでした?」

晴「……えと、その……」

晴「………うん」コクリ

柩「そうですか、ごめんなさい…こんないきなり」

晴「うぅん、大丈夫だよ…」

柩「…………」

柩(……胸、ドキドキしてる)ドキドキ

柩(一ノ瀬、晴さん…ますます興味出てきちゃったなぁ)クスクス


【柩の信愛度が10あがった】

溝呂木「ミョウジョウ学園へようこそ!今日から君達の担任になる溝呂木辺だ!」

溝呂木「一年間楽しくやっていこうじゃないか!!よろしくな!!」

溝呂木「それじゃあまずは自己紹介を…」

晴「……はぁ」

晴(さっきはびっくりしちゃったなぁ…柩ちゃんに、急に……き、キスされて…)ドキドキ

晴(友達同士って、普通あぁいうことするのかな…)

柩『……一ノ瀬さんに、興味があるってことですよ?』

晴(……そうじゃないんだろうなぁ)

溝呂木「……瀬、一ノ瀬ー?」

晴「え?あっ!はいっ!!」ガタンッ

溝呂木「大丈夫か?自己紹介だけど…」

晴「す、すいませんっ…」アタフタ

晴「えっと…出席番号13番、一ノ瀬晴です!」

晴「みなさんとなかよく出来たら嬉しいです、よろしくお願いします!!」

兎角「……1番、東兎角…兎角ってのは『ありえないもの』って意味だ……よろしく」

伊介「犬飼伊介、いがみっつ♥男は40過ぎてないとね、って思いまーす♥」

香子「出席番号3番神長香子、黒組の長をやらせてもらうつもりだ…よろしく頼む」

柩「4番の桐ヶ谷柩です、みなさん仲良くしてくださいね」

しえな「出席番号5番剣持しえなだ、よろしく頼む」

春紀「6番、寒河江春紀!よろしくなっ」

涼「7番の首藤涼じゃ、趣味は体を動かすことかのう」

乙哉「武智乙哉でーす!仲良くやろうね!」

千足「福槌学園から転校してきた生田目千足だ、よろしく」

鳰「出席番号10ばーん、走り鳰ッス!!」

純恋子「出席番号11番、英純恋子ですわ…よろしくお願いしますわ」

真昼「…………夜になったら、やるます」プルプル

晴(……12人、みんなが暗殺者)ゴクリ…

晴(……大丈夫、柩ちゃんみたいに仲良くできる人だってきっといるはず)

晴(ここから晴の全てが始まるんだ…!!)

一ノ瀬 晴

HP:100/100 じょうたい:ふつう

もちもの
・ミョウジョウ学園タブレット … 学園から支給されたタブレット、他の生徒とメールができる


【信愛度】

東兎角 … 10(±0)

犬飼伊介 … 10(±0)

神長香子 … 10(±0) 

桐ヶ谷柩 … 20(±10)

剣持しえな … 10(±0)

寒河江春紀 … 10(±0)

首藤涼 … 10(±0)

武智乙哉 … 10(±0)

生田目千足 … 10(±0)

走り鳰 … 15(+5)

英純恋子 … 10(±0)

番場真昼/真夜 … 10(±0)

*ここまでのデータをセーブしました

*つぎはこのつづきからスタートします

【DATA LOAD】


ニア DATA 01  一ノ瀬 晴  0日目
    PLAY TIME 02:19

  DATA 02  NO DATA  -日目
    PLAY TIME 00:00

  DATA 03  NO DATA  -日目
    PLAY TIME 00:00



*データをロードしました

【0日目:放課後】
ミョウジョウ学園
 10年黒組・教室


溝呂木「よーし、じゃあ今日はここまで!」

溝呂木「みんなの寮の部屋は配った資料に書いてある、同室の人と仲良くなー」

晴(晴の部屋は……1号室かぁ)

晴(ルームメイトは、東兎角さん)チラッ

兎角「……………」

晴(なんだか…クールで、かっこいい人だなぁ)

しえな「ふあぁ…疲れた、さっさと寮に帰って休むか…」ガタン

乙哉「剣持さーんあたし達同室だよー、一緒に行こうー」スタスタ

晴「…………」

晴(晴も東さんに話しかけてみようかな…?)

【TIPS.4】 一日

 ミョウジョウ学園の一日は午前・午後・放課後・夜の4つの時間に分かれている
 時間によって会える人や起こるイベントも変わる?
 行動するたびに時間は進んでいくので無駄の無いように行動しよう

【SELECT!】


晴「放課後はどう過ごそうかな?」


ニア きんせいりょうにかえる
  きょうしつにのこる
  ばしょをいどうする


>>46   

場所を移動する

晴「せっかくだから、学園の中を見て回ってみようかな?」

晴「これからここで生活する事になるんだし、何があるかくらい知っておかなきゃだよね!」

晴「さっき貰った資料に地図も載ってるし」ガサゴソ

晴「……迷わないように気をつけなくちゃ」


【SELECT!】


晴「どこに行こうかな?」


ニア きんせいしょくどう
   こうばいぶ
   としょしつ
   たいいくかん
   しょくぶつえん
   トイレ
   ほんこうしゃタワー:うえ
   ほんこうしゃタワー:ちか


>>48

たいいくかん

ミョウジョウ学園
 体育館


*たいいくかんのなかは ひとがおおくとてもさわがしい…

*どうやら うんどうぶがかつどうしているようだ

*ボールがはねるおと シューズがゆかをこするおと さけびごえがひびく…


晴「……すごいなぁ」

晴「晴も部活、入れるのかな?」

晴「……ダメかな」

晴「晴は手とか足とか出るユニフォーム、着れないし…」

???「……一ノ瀬?」

晴「え?」


*だれかに はなしかけられた…


晴「えっと、確か……>>50さん?」

恋子さん

純恋子「あら…一ノ瀬さん?」

晴「え?」

純恋子「こんなところで会うなんて、奇遇ですわね」

晴「えっと、確か……英さん?」

純恋子「えぇ…英純恋子ですわ、よろしく」ニコッ

晴「よ、よろしくお願いしますっ」

純恋子「それにしてもここ、騒がしいですわね…」

晴「英さんも部活動を見に来たんですか?」

純恋子「ぶかつ?」

晴「えっと、ほら…みんながやってるやつです」

純恋子「………」チラッ

卓球部「ッサーーー」

バスケットボール部「パスパスヘイパス……ナイッシュー」

演劇部「目線で観客を殺せ!」

純恋子「……はぁ、これが部活動というものだったんですのね」

純恋子「私、何故こんな時間まで授業をしているのか疑問に思っていたところですわ」

晴「あはは…」

純恋子「……なんにせよ私、この騒がしい空気は好きませんわ」

純恋子「ゆっくりお茶を飲めそうな場所を探していたのですけど…ここは論外ですわね」

純恋子「やはり寮かしら…?」ブツブツ

晴「英さん、お茶が好きなんですか?」

純恋子「えぇ、紅茶はいいですわ…最高級の英ブレンドは心の落ち着けるのに最適ですもの」

純恋子「そうだ、一ノ瀬さん?貴女どこか落ち着けそうな場所をご存じなくて?」

晴「えぇっ?落ち着けそうな場所…?」

晴(晴もこの学園に来たばっかりなんだけどな…)

晴「そうだ、>>54とかどうですか?」

私の部屋

晴「そうだ、晴の部屋とかどうですか?」

純恋子「え?貴女の…?」

晴「晴の部屋でお茶会しましょう!」

晴「一人でゆっくり飲むお茶もおいしいけど…お喋りしながら飲むお茶もきっとおいしいですよ」

純恋子「…………」

純恋子(一ノ瀬晴…何を考えている?)

純恋子(何かの罠?いや、寮に罠を仕掛けるような時間は無かったはず)

純恋子(何にせよ、私が動くのにはまだ早すぎる……どうしたら)

晴「…ダメですか?」

純恋子「そうですわね…」

純恋子「>>58

ではお邪魔させて頂きますわ

純恋子「では、お邪魔させて頂きますわ」

晴「!」パァッ

純恋子(……私が倒すべき相手がどんな人間なのか)

純恋子(見定めさせて貰いますわ)


ミョウジョウ学園
 金星寮・1号室


晴「ただいまー」ガチャ

純恋子「お邪魔致しますわ」

兎角「………?」

晴「あ、えっと……東さん」

兎角「…お前が同室の一ノ瀬か」

兎角「……それと」

純恋子「はじめまして、英純恋子ですわ」

兎角「………」

兎角「確かお前の部屋は6号室だったはずだろ」

晴「あ、えっと…晴が呼んだんです、英さんとお茶会をしようと思って…」

晴「ごめんなさい、いきなり…東さんに相談もなしに」

兎角「……まぁ、私はいいけど」

晴「あっ、そうだ!東さんも一緒にお茶会しませんか?親睦を深めましょう!」

晴「英さん、いいですよね?」

純恋子「えぇ、構いませんわよ」

兎角「………」

兎角「>>61

断る、二人で楽しめ
で部屋から出る

兎角「断る、二人で楽しめ」スタスタ

晴「東さん?どこに…」

兎角「お前には関係ない」ガチャッ

純恋子「東さん?まぁそう言わずに、少しだけでも…」

兎角「………お前、臭いな」

晴「!」

兎角「腐った海の匂いがする……」

純恋子「…………」ニコニコ

晴「あ、東さんっ!ダメですよ、そんな事言っちゃ…!」アタフタ

晴「英さん、とってもいい香りですよ!ほら、紅茶の茶葉みたいな…!」アタフタ

兎角「……いい香り?」

兎角「そういえば……お前の香りは……」

晴「えっ?」

兎角「埃っぽい、くしゃみがでそうな感じ」

晴「えぇー…!?」

晴「よく分からないですけど、それあんまりよくない香りですよね…?」

兎角「……さぁな」ガチャ バタン

晴「あ…行っちゃった」

純恋子「失礼な方ですわね、いきなり人の香りがどうとか…」

晴「あはは…東さん、鼻がいいみたいですね?」

純恋子「…………」

純恋子(東のアズマ、東兎角…)

純恋子(確かに良い嗅覚を持っているようですわね)

純恋子「まぁ断られてしまったのなら仕方ありませんわね、今日のお茶会は二人で…」

晴「そ、そうですねっ!晴、お湯用意しますね」ドタバタ



純恋子「準備できましたわね」

晴「ふわあぁ…!すごいいい香り…!」

純恋子「特別に、最高級の英ブレンドを淹れましたわ」

純恋子「さ、どうぞ」

晴(すごい…こんな紅茶飲んだことないや)

晴(お菓子もおいしいし……英さん、すごいお金もちなんだなぁ)

純恋子「…………」

晴(……あ、ついお茶に集中しちゃった)

晴(せっかく二人でお茶会なんだし、お喋りとか……何かしなくちゃ)


*すみれこはゆうがにおちゃをのんでいる…


【Action!】

>>65

うっとり見つめて溜息、そして「綺麗な人だなぁ…」と呟き再び見つめる

晴(英さん、お茶を飲む姿が様になってるなぁ…)

晴(姿勢とかすごく綺麗で…お嬢様なんだな)

晴(英さん自身も、すごく……)

晴「はぁ…綺麗な人だなぁ…」

純恋子「………えっ?」ビクッ

晴「………」ジッ

純恋子「あ、あの…一ノ瀬さん?」

晴「え…あっ!?ご、ごめんなさいっ!晴、口に出てましたか!?」ビクッ

純恋子「いえ……その、まぁ…出てましたわね」

晴「すいませんっ、つい見惚れちゃって…」

純恋子「ま、まぁ見惚れるのも当然ですわね…私、常日頃から飲食の時のマナーには気を使って……」ドキドキ

晴「あ、えっとそれもそうなんですけど」

晴「英さんが綺麗だなぁって思って…」

純恋子「わ…私っ!?」ドキンッ

晴「はいっ」

純恋子「……」ドキドキ

純恋子「>>69

あ、貴女は可愛いらしいですわ!

純恋子「あ、貴女は可愛らしいですわ!」

晴「えっ?」

純恋子「だ、だから…その、一ノ瀬さんは可愛いと…」

晴「晴が…?えへへ、そんな事初めて言われたかも…」ニコッ

純恋子(な、何を言っているのかしら私…!)ドキドキ

純恋子(落ち着きなさい、言われ慣れてないような事を言われて戸惑っているだけですわ…)

純恋子(おかしいですわ、この子は他の人と空気が違う…)

純恋子(あたたかで、やすらぐような…そんな雰囲気で…)

純恋子(……こう感じるのもきっと、プライマーの力のせいに決まってますわ!)

純恋子「くっ…一ノ瀬さん、恐ろしいですわね…!」

晴「え?」

純恋子「……そろそろ帰りますわ、あまり東さんを外で待たせておくのも悪いですし」ガタンッ

晴「で、でもまだお茶会は始まったばっかりで…」

純恋子「ごきげんようっ!」スタスタ ガチャッ バタン

晴「あ………」

晴「……晴、変な事言っちゃったかなぁ」ハァ


【純恋子の信愛度が10あがった】

一ノ瀬 晴

HP:100/100 じょうたい:ふつう

もちもの
・ミョウジョウ学園タブレット … 学園から支給されたタブレット、他の生徒とメールができる


【信愛度】

東兎角 … 10(±0)

犬飼伊介 … 10(±0)

神長香子 … 10(±0) 

桐ヶ谷柩 … 20(±0)

剣持しえな … 10(±0)

寒河江春紀 … 10(±0)

首藤涼 … 10(±0)

武智乙哉 … 10(±0)

生田目千足 … 10(±0)

走り鳰 … 15(±0)

英純恋子 … 20(+10)

番場真昼/真夜 … 10(±0)

*ここまでのデータをセーブしました

*つぎはこのつづきからスタートします

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