【ミリオン放送局番外】風花『豊川風花のSweet Cat Cafe』 (28)





『豊川風花のSweet Cat Cafe』


風花「第十八回です」




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風花「みなさんこんにちは、パーソナリティの豊川風花です」

風花「この番組は、私が毎週色々な猫カフェに行って、リスナーの皆さんにほのぼのでスイートな時間を提供していこうと言う映像配信番組です」

風花「……えー、ご覧の通り、外は雨です……ま、まあ、私がいるのカフェのなかですし、天気は関係無いですけど……でも、やっぱり雨よりは晴れの方がいいですよね」

風花「この前は、外に洗濯物を干してお仕事に行ったら、急な雨のせいで全部ビショビショになっちゃって……なんて、暗い気分になっちゃダメですよね、猫ちゃんたちと遊んで癒されちゃいましょう!」

風花「それでは、これから二十分、お付き合いよろしくおねがいします」

風花「この番組は、765プロダクションと」

風花「全国猫カフェ連合会の提供でお送りします」

風花「今回は○○県の猫カフェ『すえがら』にお邪魔して収録しています」

風花「白を基調にしたお洒落な店内ですね、何時間でものんびりできそう、なんて」

風花「……猫ちゃんたちもリラックスしちゃってますね、みんなごろごろして」

風花「ふふっ、今日もかわいい子たちがいっぱいです♪」

風花「さて、先週の感想メールが来ています……あらあら、ここの猫ちゃんたちはずいぶん人懐っこいんですね」

にゃーにゃー
にゃーにゃー

風花「ほら、こっちおいで?」

にゃー
にゃー

風花「あっ、そんなにいっぱい来ても、私に手は二本しかないんですよ~♪」

風花「うーん……じゃあ、この子にしようかしら」

風花「今私の膝に乗っているのはメスの白猫で『リエちゃん』って名前みたいです……かわいいかわいい♪」ナデナデ

にゃー

風花「そうだ、えっと……あっ、先週の感想メールを読むんでした」

風花「前回、第十七回はゲストに同じ事務所の麗花ちゃんが来てくれたんですよね」

風花「途中から猫ちゃんたちと猫語で会話したり、色々自由な回になっちゃって……」

風花「ペンネーム『シベリアンハスキー』さんからです」

『風花さんもあそこまで自由にしてくれていいんですよ?むしろフリーダムな風花さんが見たいです。……お酒が入ったら自由になってくれるかな……』

風花「うーん、でも、私も結構自由にやらせてもらっていると思うんですけど……猫ちゃんと遊んだり」

風花「まあ、麗花ちゃんの自由さには私も負けますから……というより、勝てる人はいるんでしょうか?……え、まつりちゃん?ふふっ、まつりちゃんは結構しっかりした娘ですよ……あ、あっ、これは別に麗花ちゃんがしっかりしていないとかではなくて」

風花「それと、お酒は飲みませんからね!お仕事ですから」

風花「ところで、麗花ちゃんって本当に猫ちゃんと話せるんでしょうか?作家さん、どう思いますか?」

『直接聞いてみればいいじゃないですか』

風花「うーん、確かにそうですね、今度会ったら聞いてみようかな」

にゃーにゃー

風花「あらっ、お腹空いてるのかしら?それじゃあ、これを」


んにゃ?
ばばっ

風花「へ?きゃあっ!」

風花「……オヤツを取り出した瞬間、たくさんの猫ちゃんに飛び付かれちゃいました」

にゃーにゃー

風花「はいはい、順番に並んでね♪」

にょわー

風花「はいっ、いいお返事です♪」

風花「さて、いつもなら私も、おやつを食べながらメールコーナーなんですが……」

風花「ちょっとだけ、まだ出来上がるのに時間がかかるみたいなので、その間にメールを読んでしまおうと思います」

にゃー?

風花「あ、リエちゃんは食べていいですから、はい♪」

にゃっ♪

風花「ふふっ、いい食べっぷりですね♪」

にゃーっ!

『風花さんも十分猫ちゃんと会話できてますよ』

風花「そうですか?」

『それじゃあ、メール読みましょうか』

風花「そうですね、それでは一通目、ペンネーム『さすらいタビー』さんから頂きました」







風花「女の子はいつでも王子様を待ってるんですから、『夢見る山猫』さんもちゃんとアタックしてあげれば、きっとその子も答えてくれますよ♪」

風花「……それでは、最後のメールです」

風花「ペンネーム『作家』さんから頂きました……作家さん?」

風花「えっと……豊川風花さん、お誕生日おめでとうございます」

風花「その豊満な歌声と豊満なわがままボディ、そして溢れ出る母性で……って、セクハラですよ!これ」

風花「……もう、ダメですよ?他の女の子にこんなこと言ったら」

風花「えー……母性で、これからも世の中の男を虜にしていってください…………バイ、スタッフ代表、作家」

に゛ゃっ!?

風花「へ?停電?……慌てないで、猫ちゃん」

………………パッ

風花「あ、停電直ったかしら……」

パンッ……パンパンパンッ

『誕生日おめでとうございます!』

風花「……もう、ドッキリなんて、スタッフさんも意地悪ですっ」

『収録日が誕生日の次の日だと言うことで、一日遅れですが誕生日パーティーをこの番組でも行いたいと思いまして』

風花「ふふっ、収録日を言っちゃっていいんですか?……でも、ありがとうございます、とっても嬉しいです」

『ケーキもご用意しました』

風花「ありがとうございます……でも、昨日も食べちゃって、少しカロリーが心配かも…………今日はご褒美だし、食べちゃってもいいですよね?」

『栄養は胸にいくので大丈夫だと思います』

風花「もうっ、セクハラはダメですってば」

『まあまあ、ちゃんと運動すれば脂肪もつきませんよ』

風花「そうですよね……明日から、海美ちゃんと運動しようかしら」

『ぶっちゃけ男からしたら誤差の範囲内ですけどね』

風花「女の子にとっては1グラムだって大きな差なんです!」

風花「あっ、このケーキ、猫ちゃんの足跡が乗ってますね♪」

『猫好きの風花さんのために、プレートも猫型にしてあります』

風花「猫尽くし……もったいなくて食べられなくなっちゃいます」

『それは残念です……なら、僕らで食べますね』

風花「冗談です!」

『あ、蝋燭も用意しましたけど』

風花「猫ちゃんもいますし、蝋燭は危ないですから、このケーキには挿さないでおきましょうか」

にゃ?にゃーっ!

風花「あら、お祝いしてくれるの?ふふっ、ありがとう」

風花「猫ちゃんみんなも、一緒に食べましょうね」

風花「それでは……いただきます」

パクッ

風花「……ふふっ、幸せな味です♪」

風花「ただ甘いだけでなくて、お祝いされてるっていうのが……あれ、私、泣いちゃってます?」

『一回カメラ止めますか?』

風花「いえ、大丈夫です……私、事務所のみんなからお祝いされて、今日もこうやってスタッフさんからお祝いされて……幸せだなぁって」

『全部、風花さんが皆に愛されてるからですよ』

風花「愛され、ですか?」

『事務所の皆さんも、我々スタッフ一同も、風花さんのことが大好きですから』

風花「そうですか?……ありがとうございます」

『…………なんだか恥ずかしいこと言っちゃったので、ケーキを食べて忘れてください』

風花「一生忘れませんよ♪」

『ちなみに、お誕生日おめでとうメールもこんなに』

風花「みなさん、ありがとうございます……」

風花「……私も、みなさんのことが大好きです!」

『はい、大好きいただきました』

風花「……もうっ、からかわないでくださいってば」

風花「……さて、エンディングの時間になりました」

風花「そうですね、今年の私は……皆さんのことをもっと楽しませてあげられるようなアイドルになりたいです」

風花「みなさんからもらった声援を、何倍も多く皆さんに返していけるようなアイドルを目指します!これからも、よろしくお願いします」

風花「この番組では、みなさんからのメールをお待ちしています」

風花「私への質問、相談、日常の出来事、なんでもオッケーです」

風花「可愛い、面白い猫カフェの情報もお待ちしています」

風花「メールアドレスは、cafe_toyokawa@765radio.jp、カフェの綴りはC,A,F,Eです」

風花「ここからはハム蔵の『ぢゅいっ!』をお楽しみください」

風花「今回のゲストはまつりちゃんみたいですけど……ハム蔵ちゃんは一体、どんなまつりちゃんを見せてくれるんでしょうか」

風花「それでは、豊川風花の『Sweet Cat Cafee』、お相手は豊川風花でした」

にゃーにゃー

風花「また来週♪」

【おしまい】

終わりだよ~(o・∇・o)

とりあえず風花さん、誕生日に遅れて申し訳ない

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