さやか「・・・中に出すのはやめてって言ったのに」 (31)

  ∧,,∧
 ( `・ω・) ようこそID腹筋スレへ!
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 しー-J
ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。
例1 ID:wwh7KM12 ID抽出 ID抽出 の場合 7+12=19 なので19回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. ID抽出 ID抽出 の場合 数字がないので今日は一休み。
さあ、存分に腹筋するがよい↓(`・ω・´)

さやか「中は・・・中はやめてって言ったじゃん!」

さやか「なのになんで・・・なんで・・・」




さやか「シュークリームの中にわさび入れちゃったの!?」

ほむら「泣き顔が見たかったのよ」

さやか「お前は子供かっ!!!」

ほむら「えぇ子供よ?」

ほむら「ほら・・・それに貴方の髪の色わさびみたいな色してるでしょ?だから・・・」

さやか「どう見てもわさびの色じゃないよね?水色だよねこれ?」

ほむら「そうかしら?」

さやか「誰がどう見ても水色って答えるから!」

ほむら「そう・・・では貴方の顔がわさびみたいだったから・・・でどうかしら?」

さやか「意味がわかんないから!わさびみたいな顔って何!?どんな顔!?」

ほむら「美人という意味よ」

さやか「え///」

ほむら「ちょろいわね」

さやか「・・・聞けてるんだけど?」

さやか「・・・聞こえてるんだけど」

ほむら「わかった、わかりました、えぇわかりましたよ」

ほむら「私がわさび入りのシュークリームを食べればいいんでしょう?」

さやか「え・・・別にそこまでは言ってないけど・・・」

ほむら「ふんっ・・・どうせ心の中で私を虐めて楽しいんでしょうね?」

ほむら「私がこのわさび入りのシュークリームを食べて泣くところを見て罪悪感に潰されなさい!」

っ抹茶入りシュークリーム

さやか「せめて目の前でシュークリームの中に抹茶入れるのやめよ?」

ほむら「わかったわよ…食べればいいんでしょう!? 食べれば!!」

さやか「い、いや…別に食べなくていいんだけど」

ほむら「じゃあこのシュークリームはどうするのよ」

さやか「どうって言われても……」

ほむら「仮にも食べ物なんだし捨てるなんてできないわ」

さやか「キュゥべえ辺りに食べさせればいいんじゃないかな」

ほむら「そんなのドブに捨てるのと同じじゃない」

さやか「わかったよ…食べればいいんでしょ食べれば」

ほむら(本当にちょろいわね)ニヤリ

さやか「今ニヤッてしたよね」

ほむら「いいえ。どうぞ食べて」ホムキリッ

さやか「……はいはい分かったよ」パクッ

ほむら「……」ワクワク

さやか「そんなにわくわくした瞳を向けられても子供じゃないんだから、わさびぐらい……っ」

ほむら「ふふ、随分と辛そうね。美樹さやか」ファサッ

さやか「なんでそんなに不遜な態度なのよ」

ほむら「いいえ別に? さて、私も。抹茶入れたけど、まあ食べれない味ではない筈よね」パクッ

ほむら「……」モグモグ

ほむら(!?)

ほむら「っぁ…ぐふっ……げほっごほっ」

さやか「……ふははは! こんな事もあろうかと取り替えていたのだ!」

さやか「気付かなかった? ねえねえほむら気づかなかった?」

ほむら「……」ポロポロ

さやか「え…ちょ……」

ほむら「……ひぐっ…ぐすっ……」

さやか「あ…えっとごめん…。泣く程辛かった? 大丈夫水とかいる?」

ほむら「うぐっ……」コクコク

さやか「普段クールな転校生もわさびには勝てないのかな?」

ほむら「しょ、しょんなことにゃいにゃ!」

さやか「うん、落ち着いて食べてね?」

ほむら「ごっくん」ゴックン

ほむら「美樹さやか・・・貴方明日から夜道に気をつけることね」

さやか「ハンカチいる?」っハンカチ

ほむら「・・・」バシィ!

さやか「ホント転校生は素直じゃないんだから・・・」

ほむら「……」ゴクゴク

さやか(まさか泣かれるとは……)

ほむら「……今日の事は忘れて頂戴」

さやか「はいはい、誰にも言わないよ」

ほむら「…約束よ」ズイッ

さやか「わ…わかってるよ……ちょ、ちょっと顔近い…」

ほむら「約束って事は……あれでしょう」

さやか「…あれ?」

ほむら「誓いのキスよ……」

さやか(!?!?)

さやか「タンマタンマ! それちょっとおかしくない!? いやちょっとじゃなくて凄くおかしいよね」

ほむら「ええ。おかしいわね。で、それが?」

さやか「それがじゃないよっ! 大体あたし初めてだから!」

ほむら「奇遇ね。私も初めてよ」ガシッ

さやか「待って! 超待って!!」

ほむら「……」




まどか「みたいなね」

杏子「なんじゃそりゃ。そんな作戦でシュークリームとわさびを渡したって?」

まどか「さやかちゃんもほむらちゃんも大好きだから、二人に仲良くして欲しいから」

杏子「ふーん…上手くいくのかねぇ……」

まどか「でも…一番大好きなのは杏子ちゃんだよ…?///」

杏子「そ、そうゆう事言うなっての…恥ずかしいだろ///」

ほむら「まどかからシュークリームをもらったわ」

さやか「へえ。それであたしと一緒に食べろって?」

ほむら「ええ…まどかの頼みなら仕方ないわ」モグモグ

さやか「なんか嫌な言い回しだけど……まあシュークリーム食べれるならそれで」パクッ

ほむら「……」モグモグ

さやか「……」モグモグ

さやか「ねえ、そのわさびは?」

ほむら「わからないわ」

さやか「ふーん」

さやか「ごちそーさまー」

ほむら「早いわね」モグモグ

さやか「ほむらが遅いんだと思うけど」

ほむら「……」モグモグ

ほむら「…別に待ってなくてもいいのよ」

さやか「どうせやる事もないし待っとくよ」

ほむら「そう」

さやか「うん」


~fin~

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月03日 (水) 09:38:56   ID: RI4WGPkH

締めのさやほむがいい感じ

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