悟飯「ピッコロさんは正確には男の人じゃないんだよ」(161)


トランクス「えーっじゃあ何何~!?ピッコロさんって何者なのー!?」

悟飯「ピッコロさんはナメック星人なんだ。ナメック星人は雌雄同体、男と女の役割が同じ体に備わっているんだよ」

悟天「へええー!ピッコロのおじさんて男で女なんだー!すっごーい!」


悟天「トランクスくんっ宇宙には色んな人がいるんだねっ」

トランクス「だなー。しっかしピッコロさんてあんなでっかくて緑で顔おっかないのに、半分は女なんだろ?いまいち良くわかんないよなー」

悟天「半分女の人ってことは、ピッコロさんてオチンチンないのかな?うーん……ああ!?まっまさか……!」

トランクス「なっなんだよ悟天!?」

悟天「まさかピッコロさん、オチンチン半分しかなかったりして……!」

トランクス「はああー!?」

トランクス「チンチン半分って、どんな状態だよ!?」

悟天「うう、僕だってそんなのわかんないよー。でも半分男の人なんでしょ?ていうことは、半分しかないってことなんじゃないかなぁ?」

トランクス「な、なるほどぉ……でも、もしかしたらママ達と同じで、何もついてないかもしれないだろ、半分女なんだし……」

悟天「わかんないよねぇ、どうなってるんだろうピッコロさんの体って……気になるぁ、わかんないなぁ」

トランクス「………」

悟天「………」

「「どうなってるか頼んで見せてもらおう!」」

トランクス「よーし悟天!そうと決まれば神殿まで競争だ!」

悟天「負けないよー!ハァアアー!!」

バシューッッ


~神殿~


ピッコロ「…………/瞑想中」

悟天「あーいたいた!ピッコロさーん!」

トランクス「ピッコロさーん!」

ピッコロ「……どうした、相変わらず騒がしい奴らだな」

悟天「あんねぇあんねぇ!」

トランクス「ピッコロさん!股見せてよ!どうなってるか僕達知りたいんだ!」

ピッコロ「………は?股だと?」

トランクス「ピッコロさんて半分女で半分男なんだろ!?チンチンついてるのかどうか確かめようと思ってここまで来たんだよ!」

悟天「うんうん!だから見せて見せてー!」

ピッコロ「ちんちん……?ああ、所謂オスの生殖器の事か。ならば見せなくともお前達も分かっているだろう、俺には不要だ、ついていない」

悟天「そうなのかぁ、ちぇ、半分のオチンチン見てみたかったんだけどなー」

トランクス「すげー!じゃ、何も無いの!?ママ達と同じなの!?」

ピッコロ「ま、ママ……?」

トランクス「見たい見たい!見せて!」

ピッコロ「…………」

悟天「ピッコロさん僕も見たい!僕も!」

支援ありがとうございます!

ピッコロ「ママと同じ……いや俺にはメスの生殖器もついていないぞ、見て何になるんだ」

トランクス「そんなの見たいだけに決まってるじゃん!第一見ないと本当のとこは分からないじゃないか!見せてよー!見たい見たい見たい~~~!」

悟天「僕も見たいー!どうせお兄ちゃんには見せたんでしょー!?ずるいよー!僕も見たいよ見たいよー!」

ピッコロ「っな!?馬鹿者!何でそんなところ悟飯に見せるんだ!誰にも見せたことなどないわっお前らくだらないことを言いにきただけならもう帰れ!」

トランクス「いやー!見たい見たい見たいー!」

悟天「見たい見たい見たいー!みーたーいー!ぎゃー!!!」

ピッコロ「……っっだああ!うるさいぞお前達!帰れぇええ!!」

トランクス「っもーっピッコロさんのケチィ……あ!~ピーピーピィーピュー」

ピッコロ「………!!!」

悟天「んえ?口笛?」

トランクス「ピ……ピッコロさんは口笛がダメだって前に聞いたんだ!お前もやれ悟天!」

ピッコロ「ごああ……っぐっいい加減にしろ……っ」

悟天「へええー!よおし、……ピッピピィ……ピューーーッ」

ピッコロ「があああああ!やめっやめてくれぇえええ!!」

トランクス「ピッピピー♪ピーピピー、ピーピピピー、ピピピー♪」

悟天「ピピピピー、ピー、ピーピー~♪」

ピッコロ「ウッアアア……ッやめ、やっううう……っ」


~数分後~


ピッコロ「………ゼイー、ゼイー/ズタボログッタリ」

トランクス「うわすっげー!口笛吹いてるだけでピッコロさんに買ったー!」

悟天「やっぱ僕達最強だよー!凄いすごーい!」

トランクス「さて。」

トランクス「俺達勝ったし、約束だからピッコロさんに股見せてもらうぞ!」

悟天「あ、そういう条件だったんだ!よっしゃあ!見るぞー!」


ピッコロ「……ふ、ふざけるな……そんな約束、は一言も……っ」

トランクス「えー!?ピッコロさん抵抗するのかよー!?男に二言はないんじゃないのかよ、カッコワリー!」

ピッコロ「……!?」

悟天「うわああんっピッコロさんが嘘ついたー!男らしくないー!やっぱ半分女なんだー!うわあああんっ」

ピッコロ「なっ何を……っ」

トランクス「ピッコロさんの嘘つきー!オカマー!うわあああんっ」

悟天「うわあああんっ嘘つきーっオカマあああ!」

ピッコロ「……っ待て!分かった!」

ピッコロ「見せる!見せればいいんだろう!だから喚くな!」


ピッコロ「こ、これでいいだろう……」

悟天「………ううーん?」

トランクス「……うーん、ピッコロさんそこに座って足開いてよー」

ピッコロ「なっ」

トランクス「立ったまんまじゃ位置高すぎるし、よく見えないじゃんかー」

悟天「うん。ピッコロさん背が高いから座ってくれないといまいちだよー」

ピッコロ「お前ら、調子に乗りおって……っ」

トランクス「ピー……♪」

悟天「ピッピー……♪」

ピッコロ「待て、分かった。言う通りにしよう。だからそれはやめろ」


神殿の涼しげな石造りの壁に背を預け、ピッコロが足を開き座っている。
その恰好は、上は紫の胴着をまとっているが、下半身は裸だ。
緑色の皮膚が大半をしめるなか、腹部のラインはなまめかしい肉の色をしている。

ピッコロは最早諦めの境地で溜め息を吐いた。
どの種族の子供も、純粋さと無邪気さ故に好奇心旺盛なのだ。
それがどんなに残酷な事でも、そこに悪意が介在しないから厄介だ。

「うわああー。本当にチンチンないんだー!ママと違って毛も生えてない!」

「ピッコロさん見た目は父さんや兄ちゃんと変わらないのに、変なのー!」

トランクスと悟天がそれぞれ四つん這いでピッコロの足の間に陣取り、好き勝手に感想を述べる。


「……もういいだろう、満足したか。」

緑の触覚の下あたりに浮きそうな血管を必死に押さえ、ピッコロは静かな口調で二人を諌める。
何もないただ単に足の付け根の連結部分を眺めていても、何も面白くないだろう。
足の間で目を輝かせている少年達に終了の声をかける。

「ねえねえピッコロさん!ここ、開いてみていい?」

「む?」

「ここ、緑の肌がくっついてるとこ!」

トランクスが好奇に爛々と輝いた瞳で、緑の股間の岡の向こうから見上げてくる。
緑の肌がくっついているところ?トランクスは一体何を言っているのだろうか。

トランクスと悟天の目の前には、ピッコロの鮮やかな緑の股間が晒されていた。


性衝動に突き動かされているとはいえ、悟飯は冷静だ。
瞳に涙を滲ませ屈辱に耐えているピッコロの全身を舐めるように視姦し、目敏く察知した変かを残酷に告げてみせる。
動かすたびグチグチと淫猥な音を立てる、悟飯の指を飲み込んだ肉の穴。
動かすのが先程よりもスムーズになったが、何よりピッコロが「痛い」と口にしなくなったのは大きな変化だろう。
ハアハアと荒い呼吸を繰り返す、青紫色の咥内。白く凶暴そうな牙。そして涙に濡れる虚ろな瞳は、充分過ぎる程に扇情的だ。

「……っア……っはあっうう……っ」

「ねえピッコロさん、ここ弄られてどんなカンジです?何かいつもと違う変なカンジとかしませんか?」

「……っな、ん……っ」

悟飯に問われ、ピッコロは初めてまともに意識を排泄孔に向ける羽目になった。
最初は確かに激痛を感じていた筈だ。体内を直接攻撃され、悟飯は自分を本気で殺すつもりなのだと思った程だった。現に悟飯は静かに、そしてとてつもなく怒っていたと思う。


何かしてしまったのかと考えようにも、悟飯から立て続けに齎される感覚に、思考を落ち着かせることすら困難だった。

そうして今悟飯から感じられるのは、攻撃性と、異常なまでの興奮。
そしてその中に、ピッコロにねっとりと纏わり付くような、胸が重苦しくなる得体の知れない感情が雑じっている。
いや、雑じっているのはむしろ他の感情で、そのピッコロには分からない粘着質で重苦しいものが主体であるように感じる。

それはピッコロにとってとてつもなく厄介なものだ。
散々に弱点である口笛で弱らせられたのも、触覚をなぶられたのも、勿論抵抗する体力を奪った要因だ。
でも、本当にピッコロを動けなくしているのは。
悟飯から真っ直ぐにぶつけられているこの気のせいだ。

極度の興奮と攻撃性が入り乱れる中に、一転して何か、無下に出来ないような真っ直ぐな気が絶えずに存在している。
得体の知れないものだと思っていたが、それもどうやら違うらしい。

なんなのだろうコレは。

ピッコロはただ、不思議に思う。
それは普段悟飯が笑っていても学校の話をしていても、常にピッコロに向けていたモノと同じだものだった。


「……確かに痛くは、ない、が……もうやめてくれないか、悟飯……っ、何か変、だ……っは、身体の奥が、おかしい……」

いくらか落ち着いたような雰囲気の弟子に、何とか返答する。
そうして答えた言葉は本心だった。
先程から、痛みの変わりに妙な感覚が生まれている。
悟飯が指を出し入れさせる度、中に入れた指で肉を押し上げる度。
腰周りが疼くような、奥で何かが燻るような、とにかくピッコロには理解出来ない不思議な感覚が生まれていた。
それを感じる度に跳ねる腰としなる背中が、妙に恥ずかしい。
何故涙が出るのかも果てしなく理解不能だ。

「何か変?どんなふうにですか?お願いピッコロさん、僕に教えて下さい」

悟飯がふっと笑む。
その顔に理性が取り戻されたような気がして、ピッコロは少し安堵した。
やめろと喚いていた時より、悟飯の反応がいいのは確実だ。
会話をしている方が、悟飯の怒りのような感情を緩和できるのかもしれない。

「こ、腰の奥が変に疼くようだ……。それ以上は何と説明していいか分からん。ただ俺は、やめてほしいんだが……」

「疼く?もしかして、ここちゃんと感じられるのかもしれませんね。それならとっても嬉しいなあ……」



サタン「…………/汗」

ミスターポポ「………」

サタン「ごっ悟飯くんとピッコロさんが大変な事にぃい……っポッポポさんっ私達も……!」ガバアッ

ミスターポポ「あっだめよっミスターポポあと13キロ痩せるまでそういう事しないって言った」


blは無理ですすみません



羞恥心と屈辱を押さえ答えたピッコロに、悟飯はとても嬉しそうに笑った。
その表情を見て、ピッコロは不思議に思う。

自分がこの妙な感覚を感じるのは、悟飯にとって喜ばしいことなのかと。
とすれば、これは地球人やサイヤ人にとっては何か、楽しいイベントなのだろうか?

「な、何なんだ悟飯……これは何か、お前達には楽しいことなのか」

「はい。さっきも言いましたけど、これは僕達が愛している人としたい特別な行為なんです。だから、ピッコロさんが感じてくれると僕は嬉しいんですよ。」

言う悟飯が、ピッコロの頬を優しく撫でる。
一転した悟飯の表情は確かに優しげで、ピッコロは益々混乱する。

愛しているとは、確か地球人にとって、最上の好意を表す言葉の筈だ。
自分が一番大切にしてきた存在の悟飯にそう言われるのは、悪い気はしない。寧ろ嬉しいくらいだ。


それなら、自分も悟飯を愛していると表現しても過言ではないだろう。
悟飯のことは好きだ、と思う。
いつまでも尊敬する師だと自分を慕ってくれる悟飯。悟飯に嫌われるのは、きっと悲しい。
しかしそれではおかしいとも思う。
地球人は、その最も好意を寄せる相手に、こんなに身体も精神も目茶苦茶になるような攻撃をしかけてくるものなのか。

「……っ感じているとは何なんだ。お前らは、その好きな相手にこんな事をするのか?理解できん、普通なら、好きな相手が嫌な事はせんだろうが……!」

怒鳴ると身体が力むせいか、未だに自分の股の中に入り込んでいる悟飯の指を余計にリアルに感じてしまう。
ピッコロが睨みつけると、悟飯は今度、困ったように眉尻を下げ笑う。
参ったなぁと呟くが、その指は抜かれることはなく、逆にピッコロの中を往復させる動きを再開した。

「うああっ悟飯ん……っ」

「ピッコロさん、知識が中途半端にあるんですもん。……さっきまではすみません、僕確かに怒ってたし、ピッコロさんに酷いことしてました。」

ぐちぐちとピッコロの中を掻き混ぜながら、悟飯は続ける。
中途半端とはなんだと怒鳴りかけたピッコロの口を、封じるように。


「まだ子供だといったって、あの二人にあんなに無防備に大事なところを晒して、しかも触らせちゃうなんて。もしアレを言い出したのが父さんでも、ピッコロさん最後は見せちゃってたでしょう?」

「っっうっひう……っ」

悟飯の手つきが若干荒々しさを増し始める。
語るうちに、悟飯の表情が再び凶暴さを孕み出した。
普段穏和な悟飯がスーパーサイヤ人に変身した時に通じるような表情の変化に、ピッコロは焦りを感じる。
悟飯の言っている事は全くわからない。が、怒っていることだけは分かる。

そしてピッコロを一番焦らせるのは、自身の身体の変化だ。
嫌な筈なのに、身体は妙に火照っていく。
悟飯に体内を掻き回され生まれる、今までに体感した事がない疼き。
息が上がる、心臓が跳ねる、汗が噴き出す。しかし、戦いの最中のように身体は興奮しているのに、力はどんどん抜けていく。

「ごっはん……っだからっもうやめ……っああっさっきらっ何を怒っているんだ……っ」

「……っ僕以外の誰かにピッコロさんが触られるなんて冗談じゃない……!あなたのこの綺麗な身体に触るのも、愛し合うのも、僕じゃなきゃ駄目なんですよ……!」


怒鳴るように叫んだ悟飯が、ピッコロの中にしつこく突き入れていた指を引き抜く。
齎された解放に安堵の溜め息を吐いたピッコロだが、直ぐに今まで以上に驚愕させられる事態に陥った。
悟飯が性急な動作で自分のボトムをズリ下げた、次の瞬間。
飛び出した得体の知れない起立に、ピッコロの意識は奪われてしまった。

「な、な……!?」

自分の両脚の間に膝をついている悟飯。その股間で勢いよく存在を主張する、長く太い肉の棒。
それはピッコロが今まで見たことがないものだった、が、咄嗟にさらった記憶の底の知識に答えは埋もれていた。

アレは……生物の「雄」の生殖器というものでは?

「ピッコロさん、もう我慢できません、すみません、すみません……!」

「なっ何だソレは!?それはお前達の生殖器だろう!どうするつもりなんだッ!?」

「それを知ってるなら分かってもいいぐらいの事ですよ?すみませんピッコロさん、多分痛いです」

この期に及んでも、まだピッコロにはこれから何をされるのか想像がつかない。
当然だ。ピッコロは雌ではないのだ。ソレを使われる対象ではないし、第一そこから先の知識を有していなかった。
悟飯からすれば、ピッコロのワケの分かっていない唖然とした表情にも煽られる。
ただ本能からくる恐怖で暴れようとするピッコロの大腿を掴み引き寄せ、脚を大きく開かせた。


ピッコロの緑の下肢の間に控え目に存在する、桃色の亀裂。
悟飯の唾液に塗れヌラヌラと光るそこは、最早誘っているとしか思えない。
第一ピッコロは間違いなく悟飯の指で感じていた。
ピッコロ自身は全く理解出来ていないようだったが、雄を受け入れることは出来るという証明だった。

悟飯は熱くそそり立つ雄を持ち、押さえ付けるようにピッコロの小さすぎる穴に宛てがう。
もっと時間をかけて指を増やし慣らすべきだとは、理解している。
しかしこんな身体をしながら全く危機感もなく無防備なピッコロに対し感じた苛立ちと焦りが、悟飯から丹念な準備をする余裕を取り払ってしまったのだ。

「やっやめ……っ悟飯っ!?おいっ」

「すみません……!」

止めるために伸ばしてきたピッコロの腕を振り切るように、自身を押し当てたピッコロの穴に体重をかける。
ピッコロの身体が強張るのがわかるが、止められるワケがなかった。

駄目だと思ったら到底入れられないであろう小さな穴。
亀頭が押し潰されるような感触を無視し、一気に腰を突き出した。
ミチリと、してはまずいような衝撃が伝わる。

「うっあっぐあああーーーッッ」

ピッコロの絶叫が、神殿に響き渡った。


「す、すみませんピッコロさん、大丈夫ですか?僕あんまり気持ち良くて一人でいっちゃいました……」

「……うあ……っ」

ズルリ。悟飯が謝罪をしながら、ピッコロの中からモノを引き抜く。狭い穴から押し出されるような形で。
弱々しく呻いたピッコロの、開かされた緑色の下肢の間、桃色の亀裂から、引きずられるように悟飯の白濁が溢れ出した。
穴がひくつく度、押し出されるように垂れる精液。
その卑猥な光景は、悟飯の欲望を簡単に再燃させた。

躊躇わず、ピッコロの片足を肩に担ぎ上げる。
粗い呼吸を繰り返していたピッコロの焦点が、合う。

「ごはん……!?」

「次は、もっともつよう頑張りますから、ピッコロさんも気持ち良くなってください。」

ニッコリと笑いかけると、ピッコロは泣き出しそうな顔をした。
嫌だと、悟飯の腕を必死の形相で掴んでくる。

「やめてくれ……っもう無理だ!」

「大丈夫ですよ、さっきよりは絶対痛くないですから。ホラ……」

「うっああああ……っ」

再び硬度を増した雄を支え、ピッコロの穴に押し当てる。
体重をかけると、先ほどよりは幾分か楽に挿入することができた。

ピッコロの震える下肢を、あやすように撫でさすり愛撫する。



そして悟飯が吐き出した精液のせいだろうか。
ヌルつく中は、変わらず狭いがスムーズに動く事が出来る。

そしてピッコロの反応も上々だ。
本人は気付いていないだろうが、痛がることもなく、上げる喘ぎが扇情的なモノに変化していた。
顔もほんのりと薄く紫がかり、いいところを抉られては身体を敏感に跳ねさせる。
そうなるとピッコロの粘膜が痙攣し、悟飯が感じる快感はとどまるところを知らない。

神殿に響く、性行為独特の濡れた音に、肌がぶつかる乾いた音。

「ピッコロさん、ピッコロさん好きです、ピッコロさん……っ」

「あっあっあ……っごは……っあああ……っ」








悟空「……ひゃー!こりゃあえれえ事になっちまったぞ、あちゃー……」

ベジータ「カカロット。キサマが一大事だというから来てみたが、アレは一体どういうことなんだ!?」

悟空「いやよおベジータ、トランクスと悟天が『悟飯さんがピッコロさんをいじめてるーっ』てオラんとこに泣きついてきたんだぞ。修行じゃなく『いじめてる』っつーからよ、こりゃよっぽどだと思うだろ」

ベジータ「……いじめてた方がマシだったな。とんでもないモノを見ちまったぜ……」


悟空「しかしオラぶったまげたぞ。ピッコロは女だったんだな」

ベジータ「……。いやそれは違うだろ」

悟空「え?でもホラ、悟飯に突っ込まれてんぞ?」

ベジータ「たまたま入れられる穴があっただけだろ。ナメックの野郎は災難だな。見ろよ、まだ鳴かされてやがるぞ」

悟空「えっそうなのか?女じゃなかったら結婚できねえのに……あ!オラいいこと思い付いたぞ!」

ベジータ「?」

悟空「神龍に頼んでピッコロを女にしてもらえばいいんだよな!よかったぞー解決策あって」

ベジータ「はあ!?キサマ、ナメック野郎がそんなこと許すと思ってるのか!?」

悟空「だってよぉ、そうしねぇと子供産めねえだろ。じゃあな、ベジータ。オラブルマにレーダー借りてくっからよ」ビュッ

ベジータ「待てカカロットお!お前達は何なんだ!?あのナメック星人に何か怨みでもあるのか!?」







悟空「ちゅーわけなんだよ、ブルマ。レーダー貸してくんねえかな」

ブルマ「あらあ……悟飯くんそれって犯罪じゃないのかしら……まあ相手がピッコロだからいいのかもしんないけど。はい、どうぞ」

悟空「サンキュー!じゃあ一日くらいでさくっと集めてくっからよ」

ブルマ「しっかし、ピッコロ女になってもいいだなんて、悟飯くんをよっぽど愛してんのね。何かいいなあ~。いや外見的にはきっついけどねー」

悟空「ん?いや別にピッコロは女になりたいとか言ってねえぞ?でも女じゃなきゃ悟飯と結婚出来ねえからな」

ブルマ「へ!?」

悟空「まあオラからの餞別ってヤツだ。良い考えだろ」

ブルマ「いやいやいやっちょっと、孫くん!?それ駄目じゃない!ピッコロが女になりたいわけないでしょ!?」

悟空「そんなこと言ってる場合じゃねえだろ、二人とも子作りしちまってるんだからよー」


ブルマ「子作りとかじゃなくて!いい?孫くん、とにかく駄目よそれ、絶対ピッコロ怒るから!ていうか、助けなさいよ!あんた息子が道踏み外してる真っ最中に何してんの!」

悟空「何でおめぇがそんなに怒ってんだブルマ?なあ、サイヤ人とナメック星人のハーフだとどんな赤んぼが産まれてくんだろーな?すげえ強えヤツになりそうじゃねえか?オラわくわくすっぞ」

ブルマ「え、サイヤ人とナメック星人のハーフ……?た、確かにどんな子が産まれてくるのかしら、興味あるわね……。どっちに似るのかしら……。……」

悟空「ピッコロはチビ共の面倒見るのうめえしな、子育てぐれえ余裕でできんだろ。」

ブルマ「意外に教育ママになりそうな気もするわね。うん、なんか面白そう……!孫くん、ドラゴンボール集めるの頑張ってね!あ!あとチチさんには言っておいた方がいいんじゃないかしら?」

悟空「お、そうだな!じゃあドラゴンボール回収の前にチチに言ってくか!じゃあなーブルマ!」

ブルマ「頑張ってねー!」

悟空「チチー、てでーまあ」

チチ「あ、ごくうさおかえりだべさ!悟飯ちゃとピッコロさはどうしてた?悟飯ちゃはピッコロさを慕ってるべ、いじめてたなんて間違いだと思うんだけども……トランクスくんと悟天は今泣き疲れて寝ただよ、二人とも凄え怖がってたべ、オラ心配で……」

悟空「おう、いじめてなかったぞ、あいつらの見間違いだ」

チチ「やーっぱりだか!悟飯ちゃんは弱いものいじめなんてしねえいい子だもんな!良かっただー。どーせ修行だなんだってやり過ぎただけだべ」

悟空「そうだぞ。悟飯とピッコロは子作りしてただけだ」

チチ「だべー?もうオラ心配して損しただ……っえ!?」

悟空「ピッコロがうちの嫁にくんぞ、チチ!すっげえ面白くねえか!?ピッコロと家族になんだぞ!」

チチ「ななななな……!?ごごごご悟空さ……?おめえさん何を言うとるだか……?あっ冗談だべさ?やんだー、悟空さよっくそんな冗談思い付いただ、オラ心臓止まるかと……」

悟空「冗談じゃねえぞチチ?悟飯のやつ、ピッコロの穴に突っ込んでたんだ。あれは夫婦がするこったろ、だからピッコロは悟飯の嫁だ」

チチ「なっ何言うとるだか!?第一ピッコロさはナメック星人で性別がねえはずだ!悟飯ちゃとは結婚なんて無理でねえか!」

悟空「おう、だから今かちょっくらひとっ飛びして、ドラゴンボール集めてこようと思ってよ。いくらピッコロでも女になんねえと悟飯の赤んぼは産めねえからなー」

チチ「まっ待ってけれ悟空さ、オラ言われてる意味がわかんねえだ……」

悟空「神龍にピッコロを女にしてもらうんだ。でえじょうぶだって、チチ。心配すんな、ピッコロはチビ共のお守り上手だからな、ぜってえいい母親になんぞ。じゃ、一日くれえで戻るから、オラ行ってくんぞ!」ビュンッ

チチ「悟空さあああ~~~~!?は、は?え?悟飯ちゃがピッコロさと子作りしてた?ピッコロさがうちの嫁に……?」

チチ「は、ははは、そったら馬鹿な話、嘘だべ、嘘……ははは……」

ヘナヘナ

バタン


悟空「えーっと、スイッチ入れてっと……ん?アレ、もう6個同じ場所に集まってんぞ?何か一個も同じ方向に移動してんし……ラッキー!こりゃあすぐ終わるな!」

ビュウウーン……

マイ「ピラフ様!最後の二星球、無事に持ってまいりました!」

ピラフ「うやったああああ!は、初めて、初めて邪魔モノなしに集めたぞドラゴンボール……!おお、七ツ揃うと何と神々しいのだ、前はぱぱぱ、パンツになってしまったからな、喜びも一塩だ……」

ソバ「とうとうやりましたねピラフ様!くうう……っ長かった……!長かったですうう!」

ピラフ「お前達。こんなワシに今までついて来てくれたこと、本当に感謝するぞ。さあ、これからはお前達は世界の王の部下なのだ、今まで苦労した分、存分に人生を楽しむのだぞ……!」

マイ「はっありがたき幸せ……!これからもピラフ様についていきます……!」

ソバ「同じく……!ささ、ピラフ様!早速本懐を遂げましょう……!」

ピラフ「うむ!ではいくぞ……い出よ神龍!今こそ我が野望を叶えたまえええ!!」

ピカッゴロッ

ゴゴゴゴゴ……


神龍「我が名は神龍……七ツの玉を揃えし者よ、さあ、願いを言え」

ピラフ「おおおー!神龍……何と言う凄まじい迫力なのだ……!」

マイ「素晴らしい……」

ソバ「はわあああ……」

ピラフ「神龍よ!我が名はピラフ!さあ我が願いを叶えたまえ!私の願いはただ一つ!私を……!」

悟空「おー神龍グッドタイミングじゃねえか!おい、早速頼みがあんだ、ピッコロをばっちり悟飯の子供が産めるいい女にしてやってくれ!」

ピラフマイソバ「!?」」

神龍「……ピッコロを……?」

悟空「そうなんだよ、悟飯がピッコロと子作りしてんだけどさー、今のまんまじゃ出来ねえだろ?だからピッコロを女にしてやりてえんだ」

神龍「……何か凄まじいいきさつを感じさせる頼みだな……。まあよい。そなたの願い、しかと聞き届けたぞ。願いは一つ、ピッコロを女にしよう」

悟空「サンキュー神龍!」

ピラフ「あああ!違う!願いは一つじゃなくて!」

神龍「では、さらばだ」

ピカッヒュンヒュンヒュッ

悟空「よし!これでばっちしだな!あ!?ピラフじゃねえか!ひゃーっおめえら老けたなー!あんま悪さすんじゃねえぞ!じゃあな!」シュパッ


ピラフ「 」

マイ「今のは悟空……!?ていうか、願いがっ野望が……!」
ソバ「な、何でこんなタイミングで……っ!?ああっピラフ様!?ピラフ様ーー!?大変だ!息してない!ピラフ様あああ!!」






悟飯「ピッコロさんピッコロさん!お願いだから出て来て下さい!ピッコロさーん!」

デンデ「……まあ出て来ないでしょうね……」

悟飯「デンデ、呑気に言ってる場合じゃないよ!どうしよう、ピッコロさん精神と時の部屋に篭城する気なのかな、僕嫌われちゃったのかな……」

ミスターポポ「ピッコロの反応当たり前。孫悟飯、お前のやったことレイプ。犯罪。ピッコロ自殺してもおかしくない」

デンデ「……」

悟飯「うう……怖いこと言わないでくださいよ……!確かに僕が悪かったです、だからピッコロさん謝りたいんです出て来てくださーい!」ドンドン

ミスターポポ「孫悟飯反省が感じられない」

デンデ「それは言わない約束ですよ、ポポ……」

悟空「よ!あれ悟飯、何してんだ?」

ミスターポポ「孫悟空」

デンデ「悟空さん!」

悟飯「父さん!実は、ピッコロさんが立て篭もっちゃって……」

悟空「え、そうなんか?おーいピッコロお!おめえ立て篭もってる場合じゃねえぞ!オラなあ、神龍にお願いして」

ギャアアアアアーーー!!

悟飯デンデミスターポポ「!?」

デンデ「い、今のは……!?」

ミスターポポ「中から聞こえた。ピッコロの悲鳴」

悟飯「ピッコロさん!?ピッコロさん!?どうしたんですか!?後始末なら僕がしますから!変な事しちゃだめですよピッコロさん!」

ドバンッ

ピッコロ「かかかっ身体が!身体が……!」

悟飯「ピッコロさん!良かった、出て来てくれたんですね!」

悟空「よーピッコロ!どうだ?変わったの分かったか?」

ピッコロ「……!?悟空、き、キサマ……!?」

デンデ「か、変わった?」


ミスターポポ「孫悟空何かやらかした」

悟飯「え、父さん……?」

悟空「オラ今神龍にお願いしてよ、おめえのこと女にしてもらったんだぞ!良かったな、これで悟飯の嫁になれんぞ!」

悟飯デンデ「えーーー!?」

ピッコロ「孫んんん!キサマ何のつもりだー!?女!?俺が!?女あああ!?」

悟飯「うそ、ピッコロさんが僕のお嫁さんに……?!と、父さん、良いんですか……!?」

悟空「そんな喜ばれるとオラ照れちまうぞ!そうだぞ悟飯!良かったな!チチも喜んでるぞ!」


ピッコロ「な、あ、な……!?じゃあこの、又の間に増えた穴は……っ」

悟飯「ぼっ僕っ絶対に良い夫になります!ピッコロさん!みんなに挨拶に行かないと!……ううう……っピッコロさああん!嬉しいです!うわあああんっ」

ピッコロ「抱き着くな!じょっ冗談じゃない!何故俺がっ」

悟空「ピッコロ往生際がわりいぞ。もう女なっちまったんだからいいじゃねえか。悟飯と子作りしちまったんだからよー」

ピッコロ「ふざけるなキサマ!」

デンデ「……ん?あれ?何か……」

ミスターポポ「カミサマ、どうした」

デンデ「いえ……はっ悟飯さん、ピッコロさんに乱暴に抱き着いてはいけませんっ」

悟飯「え?」

デンデ「わかりませんか?気が一つ、増えていますよ。これは……」

悟空「ん?誰かきてんのか?」

デンデ「違いますよ、もうここにいらっしゃいます。……ピッコロさんの、お腹の中に」

ピッコロ「……はあ?」

デンデ「あ、そうか!これは……!ピッコロさん、おめでとうございます!これはつまり、新しい命がピッコロさんの中に宿っているということですよ!」

悟飯「おめでた……ええー!」



悟空「本当か!おおすげえ!オラおじいちゃんになったってわけか!」

ピッコロ「どういう意味だ、デンデ。それはあれか?神かネイルの気が復活したということか?」

ミスターポポ「ピッコロ違う。お前妊娠した。」

ピッコロ「は?」

デンデ「悟飯さんとの子供が出来てるんですよ、ピッコロさん。」

ピッコロ「な?なにいいいいい……!?」

ご支援ありがとうございます。
携帯電話からなもので、リロードをしてなかったら意外にもたくさんのレスが……!
嬉しいです。

魔貫光殺砲スナックを眺めながら書いています。
ピッコロさんかっこいいですね。
しかしわさび味食べれません



デンデ「いけないっピッコロさんが暴れないよう押さえてください!お腹の子に何かあったら大変です!」

悟空「落ち着けってピッコロ!な!」ガシッ

悟飯「ピッコロさん僕達の赤ちゃんがびっくりしちゃいますよ!」

ピッコロ「ふざけるな馬鹿共!放せっこんなところにいられるかっ赤ん坊など知らん!俺が女などになるわけがないだろ!」

デンデ「ピッコロさん!本当にいるんですよ!ピッコロさんももう分かっている筈じゃないですか?」

ピッコロ「黙れエエ!」

悟飯「ピッコロさん落ち着いて!」

悟空「こりゃまいったな、だからって攻撃すっわけにいかねぇしなー……。……」

悟空「な、ピッコロよぉ」

ピッコロ「何だ!放せ!」



悟空「よおっく考えてみろって。悟飯は宇宙でも最強クラスのサイヤ人だろ?で、おめぇは戦闘タイプのナメック星人で、更に魔族っつー特性も持ってんだろ。しかもしかも、神様とも融合しちまってるわけだし」

ピッコロ「だからな何だと言うんだ!もうお前らの話などきかん!」

悟空「そんなお前ら二人の子供だろ……宇宙最強狙えんじゃねーか」

ピッコロ「…………!」

悟空「挙げ句にうちの悟飯は勉強も出来るしいい男だぞ?第一マジでおめぇのこと大好きだぞ。あのふざけたグレートサイヤマンとか見ろよ。おめぇの真似じゃねえか。」

ピッコロ「あ、あれが俺の真似……!?」

悟空「えっいやまあ、それは今はいらねぇな、うん。とにかく悟飯はおめぇのこと大好きでたまんねぇんだよ。じゃねえと小作りなんてしねえ、おめえにだってそりゃわかってんだろ」

ピッコロ「…………」


悟飯「ピッコロさん本当にすみませんでした……!僕、悟天達がピッコロさんの穴を弄り回してるのを見て、頭にきちゃって……僕ならもっと、優しく触るのにって……」

ピッコロ「……お前の方が目茶苦茶だったがな……」

悟飯「う……すみません……」

悟空「え、あいつらんなことしたんか。ひゃー……」

悟飯「でも、でも……!これからはもう酷い事は絶対しません!何が何でも、ピッコロさんと子供を守り抜いて見せます、命に替えても……!」

ピッコロ「………」

ピッコロ「……ふん、お前の命なんかかけてもらわんでも、俺が何とかする」

悟飯「ピ、ピッコロさん……」

ピッコロ「……この先、もっと強い奴が攻めてくるかもしれん。自分の身は自分で守る、それが戦士のルールだ。」

悟飯「……はは、ピッコロさんがそれを言いますか?僕、ピッコロさんが前に立ってくれた時の背中、忘れませんよ?」

ピッコロ「……アレはたまたまだ。」

悟飯「あの背中、今度は僕が見せちゃダメですか?僕はそんなに頼りないですか?」

ピッコロ「……お前が死ぬのは、見たくない」


悟飯「僕だってもう、ピッコロさんが死ぬのは見たくないです。……お腹の子も。今までたくさんの人に守ってきてもらったんだ、今度は僕が、守っていく番なんです。」

ピッコロ「………」

悟飯「……」

ピッコロ「行くぞ」

悟飯「え?」

ピッコロ「チチのところにだ。結婚前に挨拶に行く、それがお前達のルールだろう」

悟飯「は、はい!」

デンデ「ふふ、悟飯さんかっこいいですね。さすが悟空さんの息子です。」

ミスターポポ「出だしは目茶苦茶、だったけどな」

悟空「いやっほー!悟飯とピッコロの子供か、楽しみだなー!よし、生まれたらオラが修行してやんぞ!」

デンデ「それはいりませんね」

ミスターポポ「いらない」

悟空「ええ!?何でだ!?」

デンデ「ホラ悟空さんも行かないと、二人とも行っちゃいましたよ」

こんな短時間の間にレスいただきありがとうございます。
つ、辻褄は何とか合わせます!


悟空「あっ本当だ行っちまった!あいつら動くとはええなあ」

ミスターポポ「でも不思議だ。ピッコロ、もう妊娠してるの変。悟飯がレイプしたの、女になる前」

デンデ「ポポ……そういう生々しい言い方はよしましょう。そうですね、言われてみれば確かに。……悟空さん、神龍には何と願い事を言ったのですか?」

悟空「んえ?オラ、ピッコロをばっちり悟飯の子供を産めるいい女にしてやってくれって頼んだんだぞ。ま、結果よければすべてよしっつーやつだろ!じゃあな、デンデ、ポポ!オラもうちに帰って挨拶されてくっぞ!」シュパッ

ミスターポポ「多分悟空の頼み方が原因だな」

デンデ「ええ……しかし神龍も粋な計らいをしたものですね。もしかして、こんなきっかけでもなければ話が上手く纏まらないと、先読みしていたのかもしれませんよ。」

ミスターポポ「神龍がか?」

デンデ「地球の神龍は悟空さん達と馴染み深いですからね。きっと、私達には計り知れない神龍の考えがあるのですよ」

ミスターポポ「ふうん」


デンデ「こういう幸せを招く使い方をされて、神龍もきっと嬉しかったでしょうね。」

ミスターポポ「……そうか。良かったな、カミサマ」

デンデ「ええ。」

ミスターポポ「しかしカミサマ、カミサマ最初から気付いてた。何でピッコロ助けなかった」

デンデ「ポポ。それは……」

ポポなら止めれましたか、あの悟飯さんを

ミスターポポ無理。悟飯怖かった

ですよね







チチ「ダメだあ!第一おめえら順番間違えすぎだ!普通は結婚が先だだ!できちまったからって何でも許されると思ってるんでねえぞ!」

ピッコロ「…………」

悟飯「か、母さん、でも……!」

チチ「でももクソもねえ。世間体悪すぎだ、できちゃった婚だなんて、よそ様に恥ずかしいったりゃありゃしねえ」

悟飯「母さん……(これは駆け落ちしかないな)」

チチ「ピッコロさ、あんた、悟飯ちゃんはまだ学生だだぞ?それをいい歳した大の大人が誑かして、元は神様ともあろうお方が恥ずかしくねえのか、え?」

ピッコロ「……確かにな」

悟飯「ピッコロさん!?母さん、ピッコロさんは悪くないんだ!僕が……僕が無理矢理ピッコロさんを強姦したんだよ!」

チチ「ご……!?」ガーンッ

ピッコロ「お前は黙っていろ悟飯。確かに俺が悪い。高々口笛程度の弱点すら克服できず、トランクスや悟天にまでいいようにされていたんだからな」

チチ「とっトランクスくんや悟天ちゃんまで!?ピッコロさ、あんたなんちゅー鬼畜なんだ!やっぱピッコロさはまだ魔族だ!」

悟飯「いい加減にしてよ母さん!僕はピッコロさんと絶対にっ」

ピッコロ「黙っていろと言っただろう悟飯!……母親の言うことはきくものだ。チチ、お前が怒るのも無理はない話だ。」


悟飯「ピッコロさん……!」

ピッコロ「チチ、では俺がこの腹の中にいる命を一人で育てることを許してくれないか。俺にはお前達人間の言うところの愛情や何だは確かに分からない。……でもこの命は、悟飯の遺伝子でもあるのだろう。なら俺にでも分かる。コレは、大切なものだ……」

チチ「………」

悟飯「!ピ、ピッコロさん……!母さんお願いです、僕がピッコロさんと結婚すること、許してください……!僕はピッコロさんもお腹の中の赤ちゃんも、愛してるんだ……!ちゃんと幸せにしたい。毎日顔を見て愛情を注いで、この家みたいに、明るくて楽しい家庭をちゃんと守りたいんだ……!」

ピッコロ「悟飯……」

悟飯「ピッコロさん、僕は本気なんです。ピッコロさんがそうして僕の前からいなくなるぐらいなら、僕は……いや僕はピッコロさんを絶対に一人にしない、そう誓ってるんです、ずっと、ずっと前から……!」

チチ「……はいはい、もういいだ。分かっただ。分かってただ」


チチ「全く、二人とも嫌になるくらい本気だだ。このままじゃオラが一人で悪者だ。……ピッコロさ、どうやって育てるだ、お腹の中の赤んぼは」

ピッコロ「……うむ。悟飯の息子だからな。勉学はきちんと学ばせるつもりだ。勿論修行もな」

チチ「んだが。それを聞いて安心しただ。」

悟飯「え?え?」

チチ「悟飯ちゃ、家庭を持つってことは、大変なことだだよ。ちゃんと大黒柱として、みんなを養っていかねばなんね。悟空さみてえに、守ってるだけじゃなんねえだぞ。……なあ、悟空さ」

悟空「ひぇーばれてたんか……チチ、悟飯とピッコロ、大丈夫だろ。ニシシ」

悟飯「と、父さん……!?」

チチ「悟空さは何も考えてなさすぎるだ。何でもかんでも手放しで喜べばいいってもんでねえだぞ。……ピッコロさ、オラが姑になるからには、母親であり妻たるもの、どうあるべきかみーっちり仕込んでやるからな」

ピッコロ「……う、うむ」

悟飯「かっ母さんー!ありがとう!ありがとう……!僕達、絶対幸せになりますから!」

悟空「ひゃー!ピッコロがオラんちの嫁かあ!こりゃえれえこったぞ!うひょー!」


チチ「ただし!条件はあるだ。悟飯ちゃはちゃんと大学も卒業して学者になること。これは絶対だ。悟空さみてえに稼ぎがねえんじゃ、いくらピッコロさでも申し訳ねえからな」

悟飯「はい!勿論!」

悟空「ち、チチい……オラには手厳しすぎんぞ……」

チチ「何言ってるだ、優しすぎるくれえだ。あと!ピッコロさ、赤んぼが生まれるまでは修行禁止だぞ。悟飯ちゃの可愛い子供に何かあったら、ただじゃおかねえからな」

ピッコロ「……フン」







~5年後~


悟飯「ただいまーピッコロさん!すみませんっ研究室の書類片付けてたらおそくなっちゃって……!」

?「お父さん!お帰りなさああい!」ドンっ

悟飯「うわっハンク!ただいま!お前え、女の子がこんなに勢いよく飛んできたらダメだろー怪我しちゃうぞ?」

ハンク「お父さんが遅いから待ちくたびれたんだもんっ」

悟飯「ははは、ごめんごめん」


チチ「あわああああ!ピッコロさー!ピンが天井に浮いたまま下りてこねえだ!何とかしてけれ!ひゃあああ!ピン!あんたそったらだとこでおしっこするでねっかかってるっかかってるだ!」

悟飯「わっばあちゃんが何か大変な事になってる!ピンが天井……!?」

ハンク「ピンねえ、勝手に浮いちゃうの。お姉ちゃんの私はまだお空飛べないのに……グス」

悟飯「ハンク、ピンはハンクと違ってお母さんに似てるから、仕方ないんだよ。ハンクが呼んだら下りてくるよ、迎えに行ってあげて?ピンはお姉ちゃん大好きだからね。」

ハンク「っうん!ハンク、ピン下ろしてくるね!」タタタタタ

チチ「ぴっピンンンーー!これっそれは動かしたら危ねえだ!ああああっ崩れるっピッコロさああーーー!!」

悟飯「さて、と。……あーいい匂い。僕のお嫁さんは本当料理上手だなー……」

ガチャッ



ピッコロ「……いや、この色は少々醤油が多いか……いや確か、分量はあっているはずだが……く、味見できんからよく分からんな……」

悟飯「大丈夫ですよ、とっても美味しそうな匂いしてます」

ピッコロ「!」

悟飯「へへへ、遅くなってすみませんでした。……ただいま、ピッコロさん。」

ピッコロ「……」

ピッコロ「おかえり、悟飯」



終わり


ハンクは第一子(悟飯似)で、ピンは生後間もない第二子(ピッコロ似)という妄想です。

変な妄想にお付き合いいただきありがとうございました!


ありがとうございます。
目覚めた?ピッコロさんの色気にでしょうか?であれば感無量です。
ちなみに魔貫光殺砲スナックは目も覚める辛さでした。食べられません。

新婚生活をみんなにみて欲しいということでしょうか?
では機会がありましたら書いてみようと思います。

ありがとうございますありがとうございます!
姉とピッコロさんの生態について対立しまして半ばヤケクソで書き始めたものに、こんなに皆さんから嬉しいお言葉をいただけると思わず、今とても感動しています。

新婚子作り編といってもそれこそ今回以上の「やまなしおちなしいみなし」になりそうな予感なのですが、大丈夫でしょうか

ぐはっ検索してしまいました!
ピッコロさん穴しかない妄想はこんなに一般的だったことに嬉し泣きです!

新しい話は新規スレッドを立てるべきでしょうか。
大体考えが纏まってきたのでやってみます。

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