悟空「仕事行ってくる」(35)

チチ「今日も頑張ってくるだよ」


悟空「ああ、行ってくるぞ」 ブシューン


悟飯「お父さん今日で3カ月目ですか・・・」


チチ「ああ、やっと長続きできる仕事が見つかったべ」


チチ「月に100万ゼニーも貰える会社なんて、
   なかなかねぇからな! 」


悟飯「しかし・・・・内容は少しの外出と電話対応って言ってたけど・・・・
   怪しいなぁ」

職場


悟空「おはようございます!」


ヤムチャ「おお、今日も来てくれたか。」


悟空「ベジータは?」


ヤムチャ「今日も遅刻のようだが・・・っと、噂をすれば」


ベジータ「遅くなった。」

ヤムチャ「ベジータ、今日も重役出勤か?」


ベジータ「なに?」


ヤムチャ「おいおい、立場ってものをわきまえてくれよ。何か言うことは?」



ベジータ「す・・・す・・・すみませんでした。今度からは気をつけます・・・」


ヤムチャ「よろしい。じゃぁ、今日の仕事を与える。」

ヤムチャ「悟空は・・・・今日はこのリストに乗ってるのを攻めてくれ。」


悟空「分かった」


ヤムチャ「ベジータは・・・このリストだが、いかんせん成績が悪いからな。
     まぁ、1つでも金にしてくれればいいか」


ヤムチャ「返事は?」


ベジータ「わ・・・分かりました。頑張ります。」

prrrrrrr


婆「もしもし?」



悟空「オラだ! オラオラ!」



婆「どちら様ですか?」


悟空「だからオラだよ! オラ!」


婆「もしかして・・・・孫のたかしけ?」

悟空「そうだ! そのたかしっちゅうもんだ!」


婆「急に電話してどうしたんだい?」



悟空「実はさぁ、エアカー運転していて人を跳ねちゃったんだよ」



婆「そ、それは大変じゃないかお前!」



悟空「それでよ、示談金が必要なんだけど、額が大きくて
   ばあさんしか頼る人とが居なくてよ!」

婆「示談金って・・・・・・どのぐらい必要なんだい?」


悟空「今日中に1000万ゼニーがどうしても必要なんだ!」



婆「そんな大金・・・・」


悟空「今日中に用意しないと、オラ刑務所に送られちまうんだよ」


婆「・・・・分かった。ばあちゃんに任せな。」

悟空「ほんとけ?」



婆「お金はどうすりゃえんじゃ?」


悟空「ばあちゃんの家の近くに銀行があったろ?」


悟空「そこに山吹色の服を着た、オラの弁護士をしてくれている
   孫って人に渡してほしいんだ。」


婆「その人に渡せばいんじゃな?」


悟空「ああ、昼の1時頃に行くと思うから、頼んだぞ!」ガチャ

ヤムチャ「どうだった?」


悟空「餌に食いついた。銀行に行ってくる。」


ヤムチャ「一応用心してくれよ!」


悟空「分かった。」


ヤムチャ「ベジータは?」

ベジータ「まだ、一件も・・・・」



ヤムチャ「おいおい、今日もボウズか? 全く」


ヤムチャ「同じサイヤ人でもこうも違ってくるとはな」


ベジータ「く・・・・」


ヤムチャ「仕方ない。またアレの営業に行ってもらうか。プーアル!」

プーアル「はい、ヤムチャ様」


ヤムチャ「仙豆はどうだ?」


プーアル「10粒ほど出来てるみたです。」


ヤムチャ「ダミーの豆は大量にあるな。よし、この前の手順通り」


ヤムチャ「最初に本物を食わせて、あとはダミーを大量に売ってこい」


ベジータ「分かりました。」



ヤムチャ「全く、簡単な仕事しかできないんだから」

銀行


行員「おばあちゃん、こんなに大金どうするんだい?」


婆「孫がね、人をエアカーで跳ねて、示談金が必要みたいなんですよ」


行員「それって・・・・詐欺では?」


婆「馬鹿いうでねぇ! 孫から直接電話があったんだから!」


行員「そ、そうですか」


婆「もうすぐ待ち合わせの時間だ。早く出してくれ!」


行員「分かりました」

行員「一応、警察には連絡しとくか・・・・・」


婆「確か・・・・山吹色の服を着てるって言ってたね。」



2時間後


悟空「さてと・・・・お、写真で見たあのばっちゃんだな!」


悟空「こっちから声かけるとまずいから、待つとするか」


婆「ん・・・・山吹色の服の人・・・・あの人か!」


警察a「おばあさんが動き出した! 目を離すな!」


警察b「了解!」

婆「ひょっとして・・・・・あんたが弁護士の孫さんけ?」


悟空「おお、オラが弁護士ちゅうもんの孫だ!」



婆「よかった。これ・・・・息子に頼まれた1000万ゼニーだ。」


悟空「おお、確かに預かったぞ!」


婆「これで・・・たかしは大丈夫なんだろ?」


悟空「ああ、オラに任せといてくれ!」


婆「よかった!」


悟空「また本人から連絡あると思うぞ!」

警察a「ちょっとすみません。」


悟空「なんだ、おめぇら?」


警察b「警察ですが・・・・ちょっとお話よろしいですか?」


悟空「オラ忙しいんだ・・・・じゃぁな!!」シュンッ


警察a「き、消えた・・・・・・」

悟空「ただいま!」シュン


ヤムチャ「どうだった?」


悟空「無事お金は受け取ったぞ!」


ヤムチャ「でかした。しかし、瞬間移動で帰って来たということは・・・」


悟空「ああ、マークされてたみたいだな。」


ヤムチャ「やはりな。あの地域はちょっと絞りすぎたか。」


ヤムチャ「明日からは、別の地域にするか。」

住宅街


ベジータ「ですからして、この豆を食べると一瞬で体力が回復し、怪我が治ります」


夫人「そんなバカな話が・・・・」


ベジータ「だまされたと思って、一粒どうぞ・・・・」


夫人「ふーん」コリコリ


夫人「!?」


ベジータ「どうですか?」

夫人「信じられない・・・・体の疲れが取れてる・・・・」


ベジータ「これさえあれば、ご家族の健康は約束されたものです。」


夫人「これ、いくらなの?」


ベジータ「はい、数に限りがございまして、
     お1人様100粒で100万ゼニーとなります。」


夫人「もっと買えないかしら? お金なら出すわよ!」


ベジータ「では・・・・特別に、500粒までしたら、少々割高ですが
     700万ゼニーで」


夫人「買うわ。お金ならあるから。ちょっと待っててね」


ベジータ「ふふ、睨んだ通り、この家はかなりの資産家のようだったんな・・・・」

ベジータ「ただいま戻りました」


ヤムチャ「どうだった?」



ベジータ「10粒使って・・・・1400万ゼニー売り上げです」



ヤムチャ「ほう・・・お前にしては頑張ったじゃないか!」


悟空「今日は負けたぞ~!」


ヤムチャ「じゃぁ今日はもう二人とも帰っていいぞ!」


悟空「お疲れ様でした」


ベジータ「お・・お・・・お疲れ様でした・・・」


ヤムチャ「明日は遅刻すんなよ!」

プーアル「しかし・・・ヤムチャ様も考えましたねぇ」


ヤムチャ「サイヤ人は確かにパワーはすごいが・・・・それも強敵がいればの話し。
     戦闘がなければただの無駄飯食いだからな」


ヤムチャ「自分達が何をしてるのかも、分かってないだろうなw」


プーアル「ぷぷぷ・・・確かにそうですねw」


ヤムチャ「このまま当分は荒稼ぎできそうだぜ!」

1か月後


ベジータ「今日の分です」


ヤムチャ「おう、よしよし。」


悟空「オラも、今日はこれだけだ」


ヤムチャ「ご苦労。そうだ、今日は二人とも少し手伝ってくれないか?」


悟空「ああ、大丈夫だぞ」


ヤムチャ「こっちに来てくれ・・・・」

ヤムチャ「流石にこの金庫も一杯になってきたからな」


ヤムチャ「新しく金庫を用意した。金をそっちに移してくれ。」


悟空「分かった。」


ヤムチャ「金を盗むんじゃないぞ! ベジータ!」


ベジータ「だ、大丈夫です・・・・」

ヤムチャ「よし・・・・これで全部移し終わったな・・・・」


プーアル「ずいぶんと溜まりましたねぇ。」


ヤムチャ「ああ、50億ゼニーは溜まったな。まだまだ稼ぐぞ!」


ヤムチャ「あ、お前らはもう帰っていいぞ!」


悟空「お疲れ様でした!」


ベジータ「さーした!」

翌朝


ヤムチャ「遅いな」


プーアル「どうしました?」


ヤムチャ「いや・・・あいつらが来ないんだよ」


プーアル「遅刻ですか?」


ヤムチャ「ああ、最近甘い顔をしすぎたかもしれん。また絞らんとな。」


プーアル「来たみたいですよ」

ヤムチャ「遅かったじゃないか!」


警察a「おはようございます。警察の者ですが・・・・」



ヤムチャ「け、警察・・・?」



警察b「詐欺の容疑で、この会社の家宅捜査の許可が出ています。
   申し訳ありませんが調べさせていただきます」


ヤムチャ「な、何かの間違いですよ・・・ハハハ」

ヤムチャ「やばい・・・名簿とかが見つかると・・・・」


プーアル「や、ヤムチャ様! 大変です・・・」


ヤムチャ「どうした?」


プーアル「昨日移したお金・・・消えてます」


ヤムチャ「そ、そんな・・・・馬鹿な・・・・」



プーアル「まさか・・・・・」

ヤムチャ「まさか・・・・あいつらが・・・?」


警察a「あ、動かないでください。」


警察c「名簿ありましたー!」


警察a「ヤムチャさん・・・申し訳ありませんが署までご同行お願いします。」



ヤムチャ「そんな・・・・」

上空


悟空「ひゃぁ~!! ヤムチャが連れて行かれるぞ~www」



ベジータ「クックック! 天国から地獄とはまさにこのことだな。」


悟空「いやぁ、おめえの演技も見事だったぜ!」



ベジータ「金の為だ。仕方あるまい」

悟空「この分だと当分働かなくてもよさそうだぞ~」


ベジータ「俺も小遣いに当分困らなくて済むぜ!」


悟空「仕事は無くなるけど・・・・この金があればチチも納得してくれるしな!」



ベジータ「しかしカカロット・・・お前の悪知恵にはかなわないぜ!」

悟空「ヤムチャが最近羽振りがよかったからよ・・・・調べてみたんだ。」


ベジータ「そして、頼み込んで部下にしてもらい・・・」



悟空「なかなか金のありかが分かんなかったけどな。簡単にボロをだしやがったな。」


ベジータ「さて、景気づけに一発行くか?」


悟空「ああ、ずっと溜まってたからな。行くとするか!!」



詐欺には、気をつけよう





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