うんこ「開門!開門ーッ!危急の儀に御座る!開門致せーッ!」 (21)

うんこ「開門!開門ーッ!危急の儀に御座る!開門致せーッ!」 
肛門「ええい、騒ぐな!お館様は電車にご乗車中である!控え居ろう!」 
うんこ「拙者とて直腸まで参って居るのだ!ご乗車中とあらばお降り願え!」 
肛門「ううむ。…待っておれ!」

うんこ「…遅い!お館様はどうされたのだ!」
肛門「お館様への取次ぎは済んで居る。暫し待て」 
うんこ「…肛門よ。おれとお前の仲も長いな」 
肛門「何を……貴様、そのような事を言ったとて、ここを通す訳には行かぬ事くらい承知して居ろうが」 
うんこ「ああ、そうだ。そうだな…」

肛門「だが、貴様は本当にうんこか?」 
うんこ「お前、何を言っている?」 
肛門「貴様はもしかしてうんこではなく、おならではないかな」 
うんこ「……!」 
肛門「おならであれば、おれの一存で通すことも出来る」 
うんこ「お前、それは…」 肛門「…うんこよ。おれと貴様の仲も長いな」

肛門「何者だ!」 
うんこ「おならです」 
肛門「よし、通れ!」

3 :既にその名前は使われています@転載禁止:2014/03/21(金) 15:17:00.65 ID:qu4PgN0X
白姫「あなた、あなたの役目って何です? うんこの警備でしょ? 違うの?」
肛門「・・・そうです」
白姫「だったらさあ、さっきの警備は何なの? あっさりうんこ通しちゃってさ」
肛門「だって、屁ですっていわれたから・・・」
白姫「そりゃ言うでしょ? 向こうは外に出たいんだもん。外に出るためだったらそれくらいのことはいうのよ。
私が怒ってんのは、屁っていわれたからってすぐ通すなっていってるの!」
肛門「でも自分、うんこと屁の見分けできないし・・・」
白姫「なら、どっちも通すな! 私が便所に着いて許可出すまで誰も通すな! うんこと屁の見分けもつかないなら、せめて身体張ってどっちも止めなさいよ!」
肛門「でも自分、一人だけだし、向こうはうんこと屁相手じゃ2対1で数で負けてるし、
そもそも自分そこまで身体強くないですし・・・」
白姫「あなたって言い訳ばっかりよね。あなたは肛門でしょ? 肛門のくせに肛門の仕事も出来ないの? なんなの? やる気あるの?」
肛門「・・・」
白姫「黙ってないで答えなさいよ!」
肛門「・・・あります」
白姫「全ッ然、聞こえないんだけど? 何があるのかしら?」
肛門「やる気、あります・・・!」
白姫「なら、そのやる気見せてよ! 二度と迷宮バハムートの中で脱糞させないでよね!」

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