男「どうしてこうなった・・・」幼「どしたの?」(34)

男「あぁ、おはよう幼」

幼「おはよ、んでどしたの?身体ボロボロだけど」

男「おはようって言ってももう昼だけどな…」

幼「そんなのいつものことじゃん!」

男「それを堂々と言うのもどうかと思うが・・・まあそれはいい」

男「実は昨日読んだ、モテる男の仕草って本に書いてあった通り今日一日過ごしてみたんだ」

幼「まじで!?さぞやもてたことだろうね」

男「」
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女『あ、男さんおはようございます』

男『あぁ、おはよう女』

男『今日も綺麗だね』

女『』

男『どうしたんだい女?』

女『あの…もう一回言ってもらってもいいですか?///』

男『女は今日も綺麗だねって言ったんだが…』

女『えぇと…その…///』

男『照れてる女も可愛いなあ』

女『』ぷしゅーーー

男『っておい!女!大丈夫か!?』

男『保健室何処だったっけな…』

保健委員『それなら…私が付いていきましょうか…?』

男『おぉ!保健委員!助かる!』

保健委員『いえ…これも役目なので…』

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~保健室~

男『誰も居ないのに、入って大丈夫だったのか…?』

保健委員『女さんがこんな状況ですししょうがないですよ…』

女『』

男『まあ、それもそうか』

男『ちょっとわるふざけ過ぎた…』

保健委員『わるふざけですか?』

男『あぁ、こんなに気持ち悪い俺と話すだけでも辛かっただろうに、あんな変な事言ったから…』

保健委員『男さんは全然気持ち悪くないです!』

男『慰めでもうれしいよ、ありがとな保健委員』

保健委員『男さんはこんな根暗な私にも優しく接してくれるし、クラスの人気者だし…』

男『保健委員は根暗でもないしすっごく可愛いと思うぞ』

男『しかも俺が人気者って…』

保健委員(男さんが…私に…可愛い…)

保健委員『』ぷしゅーーー

男『だから自分に自信持て…って保健委員!おい!大丈夫か!』

男『くそっ…また口が滑った…』

男『昨日あんな本なんか読まなければ…』

男『幸い此処が保健室で助かった…』

男『…教室に戻るか』

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担任『おせーぞー男ー』

男『すいません、女と保健委員を介抱してたらこんな時間に…』

担任『あぁ、それでか』

担任『まぁ、席につけ』

男『はい』

男(あいつらに悪い事したな…)

男(後で謝らないと…)

お嬢様『ちょっと!男!聞いてますの!?』

男『っ…ちょっと考え事してた』

男『すまん、女』

お嬢様『私は女じゃありませんわ!』

男『あ…本当に…ごめん…』

お嬢様『最低ですわ!』

男『何でも言う事聞く…だから許してくれないか?』

お嬢様『何でも聞く…とおっしゃいましたね?』

男(あ、やべえ…)

飽きたからおしまい

お嬢様『では…お昼を一緒にしていただいてもよろしいですの?』

男『やっぱさっきのはなしに…って』

お嬢様『だめ…でしょうか…』

男『いや、そんなことなら別にいいよ』

男『俺はてっきり…いやなんでもない』

お嬢様『てっきり…なんですの?』

男『お、お嬢様!黒板があるぞ!』

お嬢様『雑っ!話のそらしかたが雑すぎますわ!』

男『落ち着けって…これだからお嬢様は…』

お嬢様『え…私が悪いんですの…』

男『悪いやつ…?そんなのいねえよ』

お嬢様『男…///』

キーンコーンカーンコーン

男『お、授業終わった』

男『じゃあな、お嬢様』

男『ふぅ…なんとかごまかせた…』

男『つっても、今戻るのは怖いな…』

男『昼飯は約束したし、昼までには戻るとして…』

男『さぼるか』

ーーーーーーーーーーーーーー

�・屋上�・

男『さみい…』

男『あれ?なんで俺屋上に来たんだ?』

幼馴染「回想ながいわああああああああああ」

男「おいおい、今からが本番だぞ?」

幼馴染「要点まとめてよ!長すぎるよ!昼休み終わっちゃうよ!」

男「今…教室…戻りたくない」

幼馴染「え、なに無口キャラ演じてんの?萌えないよ?」

男「うおおおお、ゆーふぉーだ!ゆーふぉー!」

幼馴染「え?どこどこ…ってないわ…あり得ないわ」

男「ちっ」

幼馴染「とりあえず教室戻ろーーーーーーーーーーーーーー」

キーンコーンカーンコーン

幼馴染「うわあああああああ」

男「さて、続きを話そうか」

幼馴染「もういいよ…きくよ…」

男「じゃあ続きからな?」

�・屋上�・

?『誰だ!』

男『先生!?…ってなんだ不良娘か』

不良娘『なんだってなんだよ…てか授業始まってんぞ』

男『授業?なにそれおいしいの?』

不良娘『あー…なんかあったのか…まあとりあえずここにいろよ』

男『不良娘が優しすぎて生きるのが辛い』

不良娘『ばっ…なにいってんだよ///』

男『いたいいたいいたいいたい』

不良娘『お前がアホなこと言うからだ…別に優しくなんてねえよ…』

男『不良娘はもっと普通になればもてるとおもうぞ?』

不良娘『あたしが?ないない』

男『根は優しいしよくみたら可愛いしなんだかんだで世話焼きだし…他にもーーーーー』

不良娘『おまっ…おまっ…///』

男『あ…そうだ』

男『今日お嬢様と一緒に飯食うんだが一緒にどうだ?』

不良娘『お嬢様と?』

男『誰かと仲良くなってみろって!』

不良娘『…男だけいればいいし』ボソッ

男『どうした、不良娘』

不良娘『ばっ…なんでもねぇよ!ばーかばーか///』

男『よし、じゃあ決定な』

不良娘『まじかよ…』

男『つっても、まだ時間あるな…』

不良娘『いや、いい加減教室もどれよ』

男『お前は俺にしねというのか!?』

不良娘『そんなんでしぬわけねぇだろ!』

男『よし、じゃあ俺はねる!』

男『昼休みになったら起こしてくれ!』

不良娘『いや、だから授業に…って寝てやがる…はやすぎんだろ…』

不良娘『てか床硬いのに大丈夫なのか?男…』

不良娘『…膝枕』

不良娘『…ってなに考えてんだあたし!』

不良娘『いやでも男が頭打ったりしたら可哀想だからな…』

不良娘『うん…これはしょうがない…』

幼馴染「いや、ちょっとまった」

男「なんだよ、幼馴染」

幼馴染「あんたその時起きてたの?」

男「ワタシネテマシタヨ?ナニイッテルンデスカ」

幼馴染「…で、どうだった」

男「とても柔らかかったです」

幼馴染「へー」

男「おいおい、幼馴染…目が怖いぜ?」

幼馴染「ソンナコトナイデスヨーソレヨリハヤクツヅキヲオネガイシマス」

男「はい…」

ーーーーーーーーーーーーーー

不良娘『…き…おき…お……っ…ば』

不良娘『おきろやああああああ!』

男『いたいいたいいたい』

男『どうしたんだよ…ノストラダムスはもうおわったぞ…?』

不良娘『昼!今!昼休み!』

男『okok…昼休みだよなそうだよな』

男『…昼…休み…?』

男『昼休みの時間は1時までだったよな…』

12時50分

男『oh…』

男『約束が…』

お嬢様『それなら大丈夫ですわ!』

不良娘『男が起きないからあたしがつれてきた…ったく世話が焼けるな』

保健委員・女『『私たちもいるよ!』』

男『なん…だと…』

女・保健委員・お嬢様・不良娘『』 男『』ポツン

男(あれ~、これって結構ヤバくない? オウムの軍団が押し寄せてきた時くらいヤバくない?)

女『お、男ひゃん!』

男『何?(あ、今噛んだ)』

女『男さんってご飯まだだよね?』

男『あー、うん(そういえば、昼寝しててご飯食べてないんだった)』グゥ~


女『えっと///・・・・その・・・・私、昨日お弁当作りすぎちゃって!///  良かったら食べてくれないかな?////』

男『え!?』

男『断るなんて選択肢はあるはずがない』

女『それじゃ…その…』

女『あーん//』

男『…!?』

男(みんなの視線が…)

お嬢様・不良娘(わかってますわよね(るよな)?男)ゴゴゴゴ

保健委員『…』ジー

女『あの…やっぱり駄目…ですか…?』ウルウル

男『いや!もちろんいただくよ!』

女『どう…ですか?』

男『うん!おいしいよ』

男(お嬢様と不良娘の視線が辛い…)

保健委員『…』

お嬢様『男!私の料理も食べてください!』

男『うげぇっ…』

男・不良娘((お嬢様の料理は…超が付くほど))

((ま ず い !))

男『あーその…お腹いっぱいかなーなんて…』

お嬢様『男…?まだ女さんの料理しか食べてないじゃないですか』

男『今日は何となく食欲が湧かな------』

▼男 の 腹の音 が なった

お嬢様『そんなこといってもお腹は正直ですわね』

お嬢様『ほらどうぞ…あーん///』

男『そういや不良娘は弁当作ってきて無かったよな!お嬢様から貰ったらどうだ?』

不良娘「ばっ…あんなもん食えるか!」

お嬢様「そうですよね…私の料理なんて不味くて食べられないですわよね…」

不良娘「いや…そういう訳じゃなくて!そんなうまそうなの私には勿体無いだろ?」

お嬢様「そんな心配してらしたんですの?それなら大丈夫ですわ!量はたくさんありますから!」

不良娘(くそっ…男の奴…)

男(不良娘がさりげなく俺を殴ってる…いたい)

不良娘(こうなったら…)

不良娘『あ!お嬢様、あれ!』

お嬢様『えっ!なんですの』キョロキョロ

不良娘(すまねぇ…男…いままで楽しかったぜ…)

男(おい…おいっ!まさか…嘘だろ…不良娘)

保険委員(…)

お嬢様「何もないですよ?不良娘ーーーーー」

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