チノ「本当にポッキーなんて食べてませんよね？」

チノ「ってポッキー食べてるじゃないですかｗｗｗ」

ココア「う、うん……食べてる……けど？」

チノ「ポッキーなんて食べれたモノじゃないですｗｗｗ」

チノ「断然トッポの方がおいしいですねｗｗｗ」

ココア「……そんなことないもんっ！ポッキーの方がおいしいもん！！！」

チノ「そうですか……そうですか……哀れで可哀想です」

チノ「これを見てもまだ言ってられるんですかッ！？」

ココア「こ、これは！？」

http://i.imgur.com/TMBJqjC.png

チノ「……トッポが最後までチョコたっぷりだという証拠画像ですよ」

チノ「ポッキーと比べた結果……」

チノ「トッポの方がチョコの量が多いんです！！！」

チノ「それに比べポッキーのチョコの量と言ったらそれはもう……」

チノ「もうどちらが勝者であるか……どちらが王座に相応しいかわかりますよね？」

ココア「違うもん……違うもん！！！」

ココア「チョコの量で決まるわけないもん！！！」

チノ「何言ってるんです……？」

チノ「まさかポッキーの食べ過ぎで洗脳されてしまったんですか……？」

チノ「まず……ポッキーは食べるとしても……」

チノ「最後のチョコが塗られていない部分をどうするんです？」

チノ「惨めったらしくチョコが塗られていない無味無臭の所をかじるんですか？ｗｗｗ」

チノ「それに比べトッポは最後までチョコたっぷりですから？」

チノ「そんな屈辱的な行為をしないでもいいですがｗｗｗ」

チノ「で　す　か　ら」

チノ「早くこの事実を受け止めてください！！！」

チノ「そして今日からココアさんもトッポ派になってください！！！」

ココア「いやだ……いやだいやだいやだいやだいやだ！！！」

ココア「私は人間（ポッキー派）なんだよ、なのにそれを食べてしまったら……」

ココア「そうしたら、もう人間（ポッキー派）では無くなってしまう！」

チノ「なぜポッキーごときでそこまで熱くなれるのか不思議です……」

チノ「では第三者にトッポとポッキーどちらが良いか聞いてみませんか？」

ココア「……いいよっ！じゃあリゼちゃんに聞いてみよっか！！！」

ココア「リゼちゃーん！」

リゼ「ん？どうしたー？」

チノ「リゼさんは……トッポとポッキーどちらが好きですか？」

リゼ「トッポとポッキー？そうだなぁ～私は……」

チノココア「……ごくり」

リゼ「実はコアラのマーチが好きなんだよなぁ～」

チノココア「はぁ？」

リゼ「コアラのマーチっておいしいよな！？」

リゼ「あの……かわいい絵柄といい中でとろけるチョコといい！」

リゼ「あぁ……もう堪らない！！！」

ココア「ねぇねぇｗｗｗチノちゃん聞いたぁ？ｗｗｗ」

チノ「えぇｗｗｗ聞きましたよｗｗｗしかと耳にいれましたｗｗｗ」

ココア「コアラのマーチが好きとかありえないよねーｗｗｗ」

チノ「ですねｗｗｗコアラのマーチなんて私達のお菓子と形からしてもう劣っていますｗｗｗ」

リゼ「き、急にどうしたんだ……二人共？」

ココア「別にどうもしてないよ？ｗｗｗ」

ココア「ただポッキーの良さもわからないのは哀れだなーって思ってｗｗｗ」

チノ「トッポよりもコアラのマーチが好きだなんてｗｗｗ」

チノ「ありえませんｗｗｗ」

リゼ「なんでだよ！？おいしいだろコアラのマーチ！？」

ココア「ポッキーよりはおいしくないよ？」

チノ「もしかしてトッポよりおいしいって思ってます？正気ですか？」

リゼ「なっ！？コアラのマーチの方が精密に作られているだろ！？」

リゼ「あのカラメルで一つ一つ印刷されている絵柄は今は５００種類もあるんだぞ！？」

リゼ「そんな凄いお菓子がトッポやポッキーに劣っているはずがない！！！」

ココア「ふ～ん？そんなこと言っていいんだぁ？」

チノ「これはもう戦争ですね」

リゼ「いいだろう……」

リゼ「だったらシャロを呼んでどのお菓子が良いか決めてもらおうじゃないか！」

ココアチノ「いいとも！」

リゼ「というわけなんだシャロ……」

リゼ「シャロはどのお菓子が好きなんだ？もちろん……コアラのマーチだよな？」

シャロ「（リゼ先輩に呼び出されて嬉しかったのに！）」

シャロ「（こんなことで呼び出されたなんて……）」

シャロ「（けどリゼ先輩の好感度を上げるチャンス！）」

シャロ「わ、私は……コアラのマーｔ」

千夜「シャロちゃんはプリッツが好きよ～」

シャロ「」

ココア「千夜ちゃん！？というかプリッツが好きってどういうこと！？」

千夜「これを見て頂戴……シャロちゃんの食器棚の中身よ」

チノ「食器棚の中身がプリッツで溢れてます！！！」

千夜「シャロちゃんは昔から重度のプリッツ好きなのよ……」

リゼ「そ、そうだったのか……シャロならと信じてたのに……」

シャロ「リゼせんぱぃ……」

千夜「ちなみに私は栗ようかんが好きよ！」

チノココアリゼシャロ「ぷっｗｗｗ」

千夜「」

ココア「だから一番はポッキーだって！！！」

チノ「いいえ！！！トッポです！！！」

リゼ「コアラのマーチだ！！！」

シャロ「プリッツよ！！！」

千夜「栗ようかん」

チノ「……一度皆さんで全てのお菓子を試食してみませんか？」

ココア「そうだね……このままじゃ拉致があかないし」

リゼ「賛成だ」

シャロ「それじゃあ各自お菓子を家から持ってくること！いいわね？」

千夜「わかったわぁ～」

ココア「という訳でポッキー持ってきたよ～」

チノ「トッポを持ってきました」

リゼ「コアラのマーチも持ってきたぞ！」

シャロ「プリッツも持ってきたわ」

千夜「栗ようかん」

チノ「では……いっせーので食しましょう」

ココアチノリゼシャロ千夜「いっせーの……」

ココア「トッポって案外おいしい……」

チノ「ポッキーもいいかもしれません」

リゼ「確かに……プリッツもおいしいな」

シャロ「リゼ先輩のマーチおいしいです！（意味深）」

千夜「栗ようかん」

チノ「今思えば・・・なぜ私達はこんな美味しいお菓子ばかりなのに争っていたのでしょうか」

ココア「ホントそうだね・・・」

リゼ「過去の自分を殴りたくなるな」

シャロ「リゼ先輩の言うとおりです！」

千夜「栗ようかん」