佐天「対象をメロメロ状態にする能力かあ・・・」(35)


佐天「さーて」


佐天「早速 >>2 に試してみますか」

かみじょうちゃん

佐天「早速誰かに試してみますか」


佐天(初春や白井さんは風紀委員の仕事で忙しいらしいし)

佐天(御坂さんは…)


佐天「ん?」


上条「ンンン・ンンン・ンっンっンっ~」テクテク


佐天(よーし、あのトゲトゲ頭の人で試してみよう!)


佐天「すいませーん」



上条「? 何か」



佐天「こんにちは!」キラッ☆



上条「・・・・・・」

>>6 効く or 効かない

ksk

上条「・・・・・・」


佐天(あ、あれ…効かなかったのかな)



上条「・・・///」ポ


佐天「・・・!」


上条「・・・ど、どこのどなたか存じませんが・・・///」


佐天「やった、何か効いてるっぽい…!」


佐天(でももっとこう…)

佐天(漫画みたいに両目がハートマークになって)

佐天(痙攣するような反応期待したんだけど)


佐天「まあまだレベル低いしこんなものか・・・」

上条「あ、あの」

佐天「はい?」

上条「よ、よかったらこの後一緒にお茶でも・・・///」

佐天(え、どうしよっかな…)


>>11 お茶に行く or 行かない

行く

佐天(ま、いっか)

佐天(そんなにワルそうな人じゃないし)

佐天(ついでにどれくらいの時間効果があるかも分かるし)



佐天「はい、いいですよっ」


上条「じゃ、あそこの喫茶店にでも」

―――――
――――

~サ店~

上条「佐天涙子っていうのか…」

上条「可愛い名前だな///」


佐天「いや~それほどでも…」


上条「・・・」ジー

佐天「上条さん? あたしの顔に何か付いてます?」


上条「・・・こんなに可愛い美少女と一緒にいられるなんて」

上条「・・・上条さんもう死んでもいいです」ウットリ

佐天「は、はは・・・」



佐天(お、思ったより効き目長持ち…)

佐天(なんかこの状況、傍目から見たら誤解されるんじゃ…)

~路上~


上条「生まれつき不幸体質でさ」

上条「いい出逢いもないし」

佐天「へぇ…」


上条「佐天は…その…」

上条「つき合ってる奴とか・・・いるのか・・・?///」


佐天「えっ///」


佐天「そ、それは・・・・・・」

佐天(ど、どうしよう・・・これって・・・何だか)


>>15 います or いません

いません


佐天「い、いません・・・けど」

上条「・・・そうか」




上条「いいぜ!」ガッ


佐天「わ、ちょっと!? 離しt」



上条「まずはそのふくよかな唇を奪い取る!!///」



佐天「や、そんな・・・い、いきなり・・・!!///」


>>17「・・・」ジャリ

五和

五和「・・・」ジャリ



佐天「あっ! か、上条さん!!」

佐天「人に見られて・・・ますって・・・!///」

上条「・・・んっ」チラ



五和「あ、・・・・・・あわわ・・・・・・」


上条「」

上条「い、五和!」


上条「ち、違うんだこれは不可抗力・・・いやその///」

上条「俺、この娘のことが・・・」


佐天(! この人達知り合い?)


五和「わ・・・・・・私は、その上条さんの護衛なだけで」

五和「上条さんの交際関係にく、口を出すつもりは・・・・・・」モジ


佐天(や、やばっ。何かあたしのせいでこの2人の関係がこじれてる・・・?)

佐天(どうしよう・・・)


>>21 能力を使う or 使わない

使う

佐天(そうだ!)


佐天(この能力を使って、あの女の人の注意をあたしに向けさせれば・・・!)


佐天(とりあえずこの場は落ち着くかも!)




佐天「ま、待ってください・・・上条さんの知り合いさん!」


五和「私には気にせずにどうぞ続きを――」


佐天「悪いのはあたしなんです!!」キラッ☆


五和「・・・・・」

五和「・・・・・・」ボー



上条「五和?」



佐天(同性相手でも同じように効くかな?)


五和「・・・・・///」


五和「綺麗な黒髪ですね。花飾りもお似合いですよ///」ウットリ


佐天(ホッ・・・上手くいったみたい)


上条「お、おい五和!」

五和「ちょっと、触らせてもらっても・・・・・・?」

佐天「あ、えっと・・・はい、それくらいなら」


五和「うわぉ。さらさらですね///」サワ

佐天(うぉ、この人近くで見ると結構胸おっきいかも)


上条「五和! ・・・あのー五和さん・・・っ」


上条「俺の佐天に気安く触れないでもらえないか・・・///」

五和「上条さんこそ・・・・・・私はこの子とお話がしたいんです///」


佐天(これ収拾つかなくなるんじゃ・・・)


五和「ええと、satinさん・・・・・・ですね?」

佐天「あ、はい佐天です」

五和「ちょうど買い物をしてきたところでして・・・・・・」

五和「よかったら、お夕飯ご一緒しませんか?///」

佐天「え、えっと」

上条「・・・まぁ、上条さんの家なんですけどね///」


佐天「え!? お二人ってやっぱりそういう・・・?」

五和「違いますよー。わけ有って居候しているだけです!」

上条「そうそう。是非家に来てくれ、佐天!」

  ヴーン

佐天(あ、初春からのメールだ)


佐天(なになに…『仕事終わったから)

佐天(一緒にカフェでも行きませんか』…かぁ)


佐天(どうしよう、そろそろこの場は退散するかな・・・)


上条「上条さんも佐天のために一肌脱いで(料理を)やりますか…!」

五和「料理は私が作るので上条さんは猫さんのお相手を・・・・・・」

  
>>29   上条の家に行く or 別れて初春とカフェに行く

ういはる~


佐天「あ、あのー・・・」


上条「ん?」

五和「どうかしましたか?」


佐天「ご厚意はありがたいんですけど・・・」

佐天「あたしこの後、友達と約束があって・・・ちょっと」



上条「・・・そっか、なら仕方ないか」

五和「・・・それは残念です」



佐天「また今度ってことで・・・でも」

佐天「今日はあたしに付き合ってくれてありがとうございます!」

佐天「それではっ」ノシ

上条「またなー」

五和「satinさん・・・・・・・///」ポー


上条「――さて」ピト


  キュィィィィン

五和「――、はっ! あ、あれ・・・・・・ここは」

五和「!? かかか上条さんっ!? どうして私の額に手を・・・・・・!?///」

上条「ああ、ちょっと髪に何かついてたから取っただけだ」


上条(途中から、あの子の能力だってことには気づいてたんだが)

上条(あの子がもともとレベル0だったていういきさつを聞いてたら)

上条(つい、そのままのノリでいっちゃったな)


五和「あれ、私は今まで何を・・・?」

五和「確かスーパーでお買い物をして、その帰りに・・・・・・?」

上条「覚えてないのか」

五和「えっと、な何かありましたっけ?」


上条「まぁ、覚えてないならそれでいいんd」


「   と~う~ま~!!   」ゴゴゴゴゴ


上条「」


上条「え、えーと・・・インデックスさん? い、いったいいつから物陰に隠れていらっしゃったので」

禁書「とうまとあの長髪がイチャイチャしてたころからかな?」

上条「ということは」

禁書「一部始終」   ガブッ



「不幸だ――――――――――っ!!!」

―カフェ


佐天「っていうことがあってさ~」

初春「もう・・・佐天さん、やり過ぎですよ」

初春「屋外でのむやみやたらな能力の使用は控えてくださいね」

佐天「あはは、ゴメンゴメン」



初春「と、ところで佐天さん・・・」

佐天「んー?」


初春「そ、その能力ですけど・・・」

初春「試しにわ、私に使ってみたりとか・・・しないんですか」


佐天「しないよ?」


初春「へ?」



佐天「だって初春はもともとあたしにメロメロじゃんっ」


初春「・・・・・・な、なな!? そ、そんなこと・・・///」

佐天「ほーら赤くなった!」

初春「赤くなってないです・・・!」


初春「あんまりからかわないでくださいっ」プンプン

佐天「しょうがないなぁ。ほら、あたしのパフェ半分あげるから許して」

初春「! ・・・ってその手には乗りませんから~」

―――――
――――

初春「そろそろ完全下校時刻ですね」

佐天「それじゃ、家に帰りますか」

佐天(やっぱり、能力を使って好感持たれるよりも)

佐天(自然にできた友達と過ごすのが一番楽しいな)



初春「それではまた明日」

佐天「バイバーイ」

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