【咲-saki-】京太郎「雀卓の魔法使い達」【マテリアル・パズル】 (229)

※このスレはよくある咲-Saki-の二次創作安価スレです。

※タイトルを読めば分かる通り、京太郎主役なので拒否感を感じる方はバックです。

※分かる人は分かるかもしれませんが、このスレはマテリアル・パズルとのクロスオーバーです。といってもガッツリ絡むわけではなく、マテリアル・パズルの魔法が出てくるくらいです。

※他にも土塚作品のキャラクターが出てきます。

※メインヒロインは宮永姉妹です。

※メインヒロインは宮永姉妹です。(重要)

>>1はスレ立て自体が初めてなので、なにか問題があったらその都度言ってもらえるとありがたいです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408983809

――4年前

消防隊員「下がってください! 危険ですから下がってください! 」



??「……何かあったんですか? 火事ですか?」

通行人「ああ、そうみてぇだ。ここは図書館だから火には十分気をつけてたみたいなんだけどな……」

??「中に人は?」

通行人「さあな。俺も騒ぎを聞きつけてやってきたクチだからな」

??「…………まだ中にいる。ん……3人?」

通行人「へ?」

??「……」スタスタ

通行人「お、おい! 姉ちゃん! 危ねえから近づくなって!」





??「ちょっと失礼します」スタスタ

消防隊員「ちょ、ちょっと! まだ消火活動中です! 下がってください!」

??「大丈夫です」



??「私、魔法使いですから」ニコッ

消防隊員「は?」

マテリアル・パズル
??『魔法    マザー』

カッ パキイィン

消防隊員「き、消えた……?」

ザンッ

??「えっと、確かこの辺りに……」

京太郎「……うぅ」

咲「…………」

照「…………」

??「いた!」

??(男の子の方は意識がかすかにある……でも女の子2人の方は、だいぶ煙を吸い込んじゃったみたい……急がないと!)






京太郎(誰だろう……きれいな人だな……)

京太郎(確か俺は……咲と照姉ちゃんと一緒に)

京太郎(……ッ! そうだ!)

京太郎「ぐ……っ! 咲………照姉ちゃん……!」

??「あ! 動いちゃダメだよ! よく分からないけど君、この火事とは別に怪我してるでしょ?」

??「あの車いすだって君のじゃないの?」

京太郎「で……もっ!」

??「とにかく大人しくしてて。すぐに外に運ぶから」

京太郎(くそっ……咲……照姉ちゃん……)

京太郎(こんな……こんな火のせいで…………!)

カチャカチャカチャカチャカチャ

??「! これは…………!」

京太郎「ぐぅっ…………!」

カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ ボギュアッ

現在  4月10日(木)  清澄高校



京太郎「咲、新入生歓迎会どうだったよ。なにか入りたい部活あったか?」

咲「ううん、これといってないかな……そういう京ちゃんはどうなの?」

京太郎「んー……俺もなぁ……」

咲「部活といえば、もうハンドボールの方はいいの?」

京太郎「ん、チラシも貰ったし声もかけられたけどさ。なんかやる気が起きないんだよな……」

京太郎「県の決勝まではいけたけどボロ負けしたし。まあやれるだけやったから満足してるしな」

京太郎「中学のときハンドけっこういいとこまでいったけど、監督ともめて、アホだからハンドもやめて、3年間無駄に費やしたかわいそうなコじゃあるまいし」

咲「なにそれ」フフ

京太郎「いや、前に先輩に聞いたんだよ。俺らの2つ上にそんな人がいたんだってさ」

京太郎「まあ、その人はサッカー部だったらしいけど」

咲「へー」

京太郎「あ、そういや、その人たしか清澄に行ったって言ってたような……」

京太郎「先輩から聞いた話だと、手の付けられない不良になったって言ってたから、絡まれないように気をつけろよ」

京太郎「身長は俺と同じぐらいで、銀髪でピアスつけた『清村』って人だ」

咲「う……わかった。気をつけるよ」

京太郎「本当に大丈夫かー? 咲はどんくさいからなぁ。歩きながら本読んでてぶつかったりすんなよー?」

咲「だ、大丈夫だよ! 私だってもう高校生なんだから! そんなことしないよ!」

京太郎「へっ、どーだか」

咲「むぅ……京ちゃん、そうやってすぐに人をからかうのやめたほうがいいよ」

京太郎「そんなの咲ぐらいにしかしねーっつーのー」

咲「ぐぬぬ」




咲「あ……」

京太郎「……咲? どした?」

京太郎「ん、麻雀部のポスター?」

咲「…………」

京太郎「咲、まだ照さんのこと……」

咲「……うん」

咲「京ちゃんは、あれからお姉ちゃんと話した……?」

京太郎「……いや、何度か話そうとしたけどさ。『ごめんなさい』って何回も謝られた。それっきりだ」

咲「…………」

京太郎「……そういや、この前麻雀雑誌読んだらさ、照さんが特集組まれてたよ。団体戦2連覇で個人戦も2年連続1位だってさ」

咲「そっか……お姉ちゃん頑張ってるんだ。私、一度も勝ったことないもんなぁ」



―――――
――――
―――
――



照『ごめんなさい…………私のせいで……本当に、ごめんなさい……ごめんなさい…………』



――
―――
――――
―――――



京太郎(照さん……)

「あら?」

京太郎・咲「へ?」

「あなたたち! もしかして麻雀に興味あるの!?」

京太郎「い、いや、別にそういう訳じゃ……ていうかあなた誰です!?」

「ああ、ごめんなさい。私は麻雀部部長の竹井久よ」

咲「あれ、竹井久さんって確か……」

京太郎「生徒会長じゃないですか!」

久「あら、覚えてくれてたのね。あと、正確には学生議会長ね」

京太郎「はあ……」

咲「」ススス

京太郎(おい、咲! なんで俺の後ろに隠れんだよ!)ヒソヒソ

咲(だ、だって……)ヒソヒソ

久「それで! あなたたち麻雀部のポスター見てたわよね!?」

京太郎「え、ええ……まあ」アトズサリ

久「よし!それじゃあ早速見学に行きましょ!」

京太郎「は?」

久「来なさい! 森の仲間達!」ピピー

ワラワラ ワラワラ

らいおんのぶ「」ナンダ

かばひこ「」ナンダ

わにじ「」ドーシタ

ぞうへい「」ドーシタ

コン太とサトキチ「」ンコーン

京太郎「なんかいっぱい来た―――――――ッ!!!」

久「ささ、乗って乗って」

京太郎「だ、だから俺達は……!」

咲「あわわわ」

久「二人とも乗ったわね? それじゃあ、しゅっぱーつ!」

京太郎「聞けや」

ズドドドドドド










    /\  _  /\

    /'      ̄    ̄   ヽ‐- .,_
   |    ̄       ̄   |    \
  | \    ▼    /   |     ヽ
  |  ─(.__,.人.__,.)─  |      }
  ヽ.,_/         \ _ノ     |
    |,~^"' ‐‐--‐‐ '"^~       /
    ヽ_/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ_,. -‐‐- .,_,.ノ

旧校舎 麻雀部部室

久「はい、とうちゃーく!」ドアバーン

京太郎「咲、大丈夫か……?」

咲「う、うん、なんとか……」フラフラ

「おう、待っとったぞ」

久「あら、そっちにも見学希望者?」

「ああ、おんしが出とる間にのう」

久「それじゃあ、みんなで自己紹介しましょうか」

久「そっちの2人にはもう言ったけど、私は学生議会長兼、この麻雀部の部長の3年の竹井久よ」

「わしは2年の染谷まこじゃ。よろしゅうな」

久「それじゃあ、1年生どうぞ」

「高遠原中学出身で入部希望の原村和です。よろしくお願いします」

京太郎(おおぅ、なんというおもちをお持ちなんだ……)ゴクリ

咲「……」ムッ

ギュー

京太郎「いでで! 咲、なにすんだよ!」

久「なにイチャついとんの?」

まこ「ほい、次」

「はいはーい! 同じく高遠原中学出身! 入部希望の片岡優希だじぇ!

優希「それと、そこの男子! 私ののどちゃんに色目を使うんじゃないじょ!」

京太郎「は、はあ!? 色目なんか使ってねーっつーの!」

和「……」


下1 コンマ
01~80  和「……」ジトー
81~98  和「?」
ゾロ目  和「……」ポー

81~98  和「?」



和「?」

京太郎「い、いや、違うんです!」アタフタ

和「? 何がですか?」

京太郎(あれ、この子、まさか気づいてないのか……? ならば!)

京太郎「いや、あまり、俺の周りにいないタイプの女子だったからさ。ごめんな、ジロジロ見ちまって」

京太郎(ここは紳士的に切り抜ける……! しかしあくまでも自然にだ!)

和「そ、そうですか? なんだか照れますね」

京太郎(のどちゃんマジ天使)コロンビア

咲「ぐぬぬ」

優希「のどちゃんェ……将来、悪い男にダマされないか心配だじょ」



和の好感度が5上がった!



まこ「そろそろええかー?」

久「はい、つぎつぎー」パンパン

京太郎「えっと、姫野崎中学出身、須賀京太郎です。よろしくお願いします」

咲「同じく姫野崎中学出身の宮永咲です。よろしくお願いします」ペッコリン

久「自己紹介も済んだことだし、早速だけど1年生同士で打ってみない?」

優希「いいのか!? 早速打てるなんて願ってもないことだじょ!」

和「私もです。打たせてもらえるのなら、是非お願いします」

京太郎「だから俺達、まだ入部するなんて一言も言ってないんスけど!?」

咲「」コクコク

まこ「ん? なんじゃ、おんしら部長に無理矢理連れて来られたんか」

京太郎「そのとーりッス! 部長が口笛吹いたら、ライオンとかカバとかいろんな動物がどこからともなくやってきて!」

優希・和「!?」

まこ「部長……まぁたやったんか」ハァ

久「……だって……私最後なのよ…………」

久「団体戦に一度も出ないまま……このまま終わるなんて…………」

まこ「……」

咲「部長さん……」

京太郎「……」

咲「……ねぇ、京ちゃん」

京太郎「咲、いいのか?」

咲「うん、私は……」

咲「でも、できたら京ちゃんも……その、いてくれたら……」モジモジ



ハァ



京太郎「…………わかりました」

久「!」

京太郎「俺達も入りますよ。麻雀部」

まこ「それでほんにええんか、2人とも?」

咲「はい」

京太郎「俺も咲も、もともと入りたい部活もなかったですしね。それに……」



―――――
――――
―――
――



照『京ちゃん、麻雀教えてあげる』モグモグ

京太郎『照姉ちゃん……卓にお菓子こぼれてる……』



――
―――
――――
―――――



まこ「それに?」

京太郎「! い、いえ、なんでもないッス」

久「ありがとう! 4人共、本当にありがとう!」

久「あぁ、よかった……! 本当に……ずっと待ったかいがあったわ!」ウフフ

京太郎(部長、本当にうれしそうだな。本当に麻雀が好きなんだな)

京太郎(それじゃあ、俺はどうなんだろう……? 今の俺は部長に同情して、なんとなくで麻雀部に入った……)

和「……それでは、話もまとまったみたいですし、打ちますか?」

優希「おー! 打とう打とう!」

京太郎「! あ、ああ、そうだな」

まこ「そういやあ、こっちの高遠原組は中学でも麻雀部だったって聞いちょるから心配はしとらんが、そっちの姫野崎組はルールとかどうなんじゃ?」

咲「私は大丈夫です。昔は家族でよく打ってましたので」

咲「でも京ちゃんは……」

京太郎「ぬっ、バカにすんなよ。最後に打ったのはだいぶ前だけどちゃんと覚えてるっつーの」

咲「本当かな~」

京太郎「何だとー! 咲のくせに生意気だぞ!」ウリウリ

咲「ちょ、ちょっとやめてよ、京ちゃん!

久「なにイチャついとんの?」





まこ「ほんなら、全員ルールは大丈夫じゃな。時間も時間じゃから、東風戦でやるかの」

和「了解です」

優希「ふっふっふっ、私の得意な東風戦か! この勝負いただきだじぇ!」

人がいるようだったらこのまま対局に入ろうと思うんですけど、いますかね?

とりあえず対局ルールだけ貼っておきます。
初めてなんでおかしいところとかあったら、じゃんじゃん言ってください。



和了判定

コンマ+雀力÷10(小数点以下は切り上げ)+補正。
ゾロ目は和了確定。複数いた場合は、数字の大きい方が優先。

コンマが奇数でツモ、偶数ならロン。

50-雀力÷10(小数点以下は切り上げ)+補正の値がコンマを上回っていれば聴牌。

和了判定の1位と2位の最終計算値の十と百の位が同じ場合、再判定を行い、1位のコンマが大きい場合はそのまま和了。2位のコンマが大きい場合は流局。



打点判定

コンマ+補正。

コンマ   子  親
01~15 1000 1500
16~20 1300 2000
21~25 1600 2400
26~30 2000 2900
31~40 2600 3900
41~50 3200 4800
51~60 3900 5800
61~70 5200 7700
71~80 6400 9600
80~85 7700 11600
86~90 満貫
91~95 跳満
96~98 倍満
補正込みで100以上 三倍満
00、99、または補正込みで110以上 役満



放銃判定

コンマ+雀力÷10(小数点以下は切り上げ)+補正。
コンマがゾロ目の場合は回避確定で、最終計算値が一番小さい者が放銃。

そんでもって京ちゃんのステータス。
雀力はMAXが400です。
魔法、スキルのLv.は最大3で、特殊条件をクリアすると限界突破。




須賀京太郎

雀力:180 魔力:60

【所持魔法】
・ホワイトホワイトフレアLv.1
自分の点が最初の持ち点から5000点減るたびに、和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+5される。
ただし最初の持ち点に近づいていくと、補正は元に戻っていく。

【所持スキル】
・ホワイトホワイトフレアLv.1:消費魔力30
和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+10する。(自分以外も可)

和了コンマが00だったらどうなるの?
0のまんまか何かあるのか

>>21
ゾロ目は和了確定になります。
00は100扱いにしますので、他の対局者がゾロ目でも同じ00でない限り和了確定になります。

うーん、時間も遅いんでまたあとで再開します。
たぶん今日の夜10時過ぎかと。

酉これで大丈夫ですかね?
人いるようなら再開します。

それじゃあ起家決めから行きます。コンマの大きい順で。

下1 京太郎
下2 咲
下3 和
下4 優希

咲「私が親だね」

東:咲
南:京太郎
西:和
北:優希

今回はハンデとして京太郎以外のキャラは自動発動以外のスキルを使いません。

和了判定
下1 京太郎  コンマ+18
下2 咲     コンマ+30+5
下3 和     コンマ+28+10
下4 優希    コンマ+23+25

京太郎:83+18
咲:55+35
和:23+38
優希:80+48

ゾロ目により咲が和了

あと本来なら和了判定の前に聞くはずだったんですけど、京太郎はスキル使いますか?

残り魔力:60

スキル
・ホワイトホワイトフレア:消費魔力30
和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+10

下1 使いますか?

スキル
>使わない


打点判定

和了判定のコンマが奇数のためツモ

下1 コンマ+25

20+25=45

咲「ツモ。4800オールです」

京太郎「げっ、早速かよ……」

京太郎:20200
咲:39400
和:20200
優希:20200


東場一本場

下1 スキルを使いますか?
残り魔力:60

スキル
・ホワイトホワイトフレア:消費魔力30
和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+10

和了判定

下2 京太郎  コンマ+18
下3 咲     コンマ+30+5
下4 和     コンマ+28+10
下5 優希    コンマ+23+25

寝ぼけてる……

訂正です

京太郎:23400
咲:29800
和:23400
優希:23400


あとスキルは使わないでいきます。


京太郎:86+18=104
咲:7+30+5=42
和:85+28+10=123
優希:10+23+25=58

コンマが奇数のため、和がツモ和了。

打点判定

下1 コンマ

コンマ32

和「ツモ。700、1300の一本場です」

京太郎(うーん、和了れない……)



東二局〇本場

親:京太郎

京太郎:22400
咲:28200
和:27000
優希:22400

下1 スキルを使いますか?
残り魔力:60

スキル
・ホワイトホワイトフレア:消費魔力30
和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+10

和了判定

下2 京太郎  コンマ+18
下3 咲     コンマ+30+5
下4 和     コンマ+28+10
下5 優希    コンマ+23+25

スキルは使わないでいきます。


京太郎:79+18=97
咲:58+30+5=93
和:58+28+10=96
優希:12+23+25=60

コンマが奇数のため、京太郎がツモ和了。

打点判定

下1 コンマ

>>71 ゾロ目すばら! あれ?打点判定にゾロ目補正はあるのかな?

コンマ77

京太郎「来た! ツモ、3200オール!」

優希「得意な東風戦なのに全然和了れないなんておかしいじょ……」





東二局一本場

親:京太郎

京太郎:32000
咲:25000
和:23800
優希:19200


下1 スキルを使いますか?
残り魔力:60

スキル
・ホワイトホワイトフレア:消費魔力30
和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+10

和了判定

下2 京太郎  コンマ+18
下3 咲     コンマ+30+5
下4 和     コンマ+28+10
下5 優希    コンマ+23+25


>>72
打点判定のゾロ目は00と99のみになります

>スキルを使う


京太郎「今の俺は調子がいい! 一気に突き放すぜ!」

ゴソゴソ

まこ「ライター? そんなもん出してどうするんじゃ」

   マテリアル・パズル
京太郎『魔法  ホワイトホワイトフレア』シュボッ

京太郎『俺を強化せよ』シュウゥゥ

まこ「! おんし魔法が使えたんか!」

久「へぇ、羨ましいわね。私とまこは才能がなかったのか、マテリアル使い止まりだったけど……」

和「マテリアル・パズル……生物に流れる霊気や自然界の力を一度バラバラに分解し、再構築して全く別のエネルギーを創造する魔法」

和「それが使えるからといって関係ありません。麻雀はどんなに強い人でも、負けることがある競技です」

京太郎「たしかにそうだけど……むむむ」


京太郎:33+18+10=61
咲:79+30+5=114
和:18+28+10=56
優希:67+23+25=115

京太郎のコンマがゾロ目のため和了確定。
コンマが奇数のためツモ和了。

打点判定

下1 コンマ+10

コンマ81+10=91

京太郎「! ツ、ツモ! 6000オールの一本場!」

京太郎「跳満……こ、こんな高い手初めて和了った……」プルプル

久「須賀くん、結構やるじゃない」




久「まこ、悪いけどちょっと用事があるから出てくるわね。あとよろしく」

まこ「おー」





東二局二本場

親:京太郎

京太郎:50900
咲:18700
和:17500
優希:12900


下1 スキルを使いますか?
残り魔力:30

スキル
・ホワイトホワイトフレア:消費魔力30
和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+10

和了判定

下2 京太郎  コンマ+18
下3 咲     コンマ+30+5
下4 和     コンマ+28+10
下5 優希    コンマ+23+25

補正にこんなに差があるのに京ちゃんすごいな。





>スキルを使う

京太郎「よっし、ここまで来たら出し惜しみはなしだ!」ボボボッ


京太郎:91+18+10=119
咲:74+30+5=109
和:75+28+10=113
優希:37+23+25=85

コンマが奇数のため、京太郎がツモ和了。

打点判定

下1 コンマ+10

あ! 違う!
すみません、流局判定です。

下1 京太郎
下2 和

京太郎のコンマが上回ればそのまま和了。
和のコンマが上回れば流局。

見返したら、今までにも流局判定あった……
グダグダですみません。

打点判定は>>90で行きます。





流局判定

京太郎:86>和:12


打点判定

79+10=89



和(このまま好きにはさせませんよ)タン

京太郎(テンパってるのになかなか来ないな……)


京太郎「お、来た! ツモ、4000オールの二本場!」

和(ツモならばしょうがありませんね……)

優希「」ヤキトリ





東二局三本場

親:京太郎

京太郎:64700
咲:14100
和:12900
優希:8300

残り魔力が0になったためスキル使用不可。



和了判定

下1 京太郎  コンマ+18
下2 咲     コンマ+30+5
下3 和     コンマ+28+10
下4 優希    コンマ+23+25

京太郎:03+18=21
咲:17+30+5=52
和:55+28+10=93
優希:56+23+25=104

和のコンマがゾロ目のため和了確定。
コンマが奇数のためツモ和了。

打点判定

下1 コンマ

コンマ21



優希(よしよし、聴牌だじぇ! このまま……)タン

和「ツモです。400、800の三本場ですね」

優希「」ヤキトリ





東三局〇本場

親:和

京太郎:63000
咲:12800
和:17200
優希:7000

残り魔力が0になったためスキル使用不可。



和了判定

下1 京太郎  コンマ+18
下2 咲     コンマ+30+5
下3 和     コンマ+28+10
下4 優希    コンマ+23+25

京ちゃん流石やな……

あと計算しなおしたらいろいろ間違ってた……

訂正でー
京太郎:62000
咲:14200
和:15400
優希:8400





京太郎:88+18=106
咲:05+30+5=40
和:91+28+10=129
優希:21+23+25=66

京太郎のコンマがゾロ目のため和了確定。
コンマが偶数のためロン。



打点判定

下1 コンマ

コンマ90  満貫



放銃判定

下1 咲   コンマ
下2 和   コンマ+20
下3 優希  コンマ

咲:74
和:04+20=24
優希:89



和(須賀くん……初心者だと思ってましたが、なかなかやりますね)タン

京太郎「ん! それロン! 8000点だ!」

和「! はい……」






東四局〇本場

親:優希

京太郎:71000
咲:12800
和:9200
優希:7000

残り魔力が0になったためスキル使用不可。



和了判定

下1 京太郎  コンマ+18
下2 咲     コンマ+30+5
下3 和     コンマ+28+10
下4 優希    コンマ+23+25

連投可?

だから点数まちがってるってー

京太郎:70000
咲:14200
和:7400
優希:8400

>>116
人もいないみたいですしおっけー



京太郎:87+18=105
咲:89+30+5=124
和:55+28+10=93
優希:40+23+25=88

和のコンマがゾロ目のため和了確定。
コンマが奇数のためツモ。



打点判定

下1 コンマ

コンマ43


和「…………」

和「ツモ。800、1600」

和「これで終局、ですね」





1位 京太郎:69200
2位 咲:13400
3位 和:10600
4位 優希:6800





京太郎「お、俺が1位……?」

咲「あーあ、負けちゃった……」

優希「私なんか焼き鳥だじぇ……」ガックリ

京太郎「1位なんて初めてだぞ、俺……」

京太郎「いっつも咲たちにたかられてた俺が……」プルプル

咲「ちょっと京ちゃん、人聞きの悪い事言わないでよ」

まこ「まだ時間もあるし、もう一回やるか?」

和「……そうですね、やりましょう」

優希「うぅ~っ! 今度こそ和了ってやるじぇ!」

―――――
――――
―――
――

和「須賀くんは……」

京太郎「うぇ?」



――
―――
――――
―――――

和「須賀くんは……」

京太郎「うぇ?」

和「須賀くんは、どうして麻雀部に入ろうと思ったんですか?」

京太郎「そ、それは……」

和「団体戦のことでしたら、宮永さん1人が入ればこと足りたはずです」

咲「ち、ちがうの原村さん! 私が京ちゃんに頼んだから……」

和「宮永さん、別に須賀くんのことを悪く言いたいわけじゃないんです」

和「私が口を挟むことではないかもしれませんが、このまま宮永さんの付き添いで麻雀部に入っても、決して須賀くんのためにはなりません。私はそれを言いたいんです」

和「高校生活の部活動を、ずっとなんとなくという気持ちで続けるつもりですか?」

和「それとも須賀くんには確固たる目的がありますか?」

咲「京ちゃん……」

優希(私ずっと空気だじぇ……)

京太郎「俺の、目的……」



―――――
――――
―――
――



照『京ちゃん、麻雀教えてあげる』モグモグ

京太郎『ああ……卓が……』



――
―――
――――
―――――



京太郎(照さん……!)

京太郎「原村さん……あるよ、俺の目的……」

和「…………」

咲「京ちゃん……?」

京太郎「前に雑誌で読んだんだけどさ。たしか全国大会の個人戦の男子と女子の1位、2位でエキシビジョンマッチやるよな」

和「……ええ、それが何か」

京太郎「俺の目標は…………個人戦で全国に出て、宮永照に勝つことだ」

咲「それって……!」

和「宮永……? もしかしてそれって宮永さんの……」

咲「…………」





咲「……うん、宮永照は私のお姉ちゃんだよ……」

優希「じぇじぇじぇ!?」

まこ「! ほうじゃったんか……」

和「……そうですか。でも、本気でできると思っているんですか?」

和「相手は2年連続個人戦優勝をしている、インターハイチャンピオンですよ?」

和「いくら麻雀がどんなに強い人でも負ける可能性のある競技といっても、正直言ってレベルが違いすぎます」

京太郎「そんなの関係ないよ。またあの人と話せるんなら……」










京太郎「俺は絶対に全国に行ってやる!」

京太郎「……それに、久しぶりに麻雀やってすっげー楽しかったんだ! もっとやりたいって思えた……」

京太郎「ま、まあ、今日はたくさん和了れたからってのもあるんだろうけどさ……」アハハ



和「…………」

和「わかりました。これ以上は言いません」

和「そもそも、須賀くんの気持ちのことを知りたかっただけで、元々私がどうこう言えるものでもありませんでしたしね」フフッ

和「いきなり変なことを言ってすみませんでした」ペッコリン

京太郎「い、いや、気にしなくていいって!」アハハ

京太郎「おかげで俺もちゃんと目的ができたしさ!」

京太郎「そ、それより続き打とうぜ!」

和「そうですね」ニコッ

京太郎「!」ドキッ

京太郎(やっぱり原村さんかわいいな……)

京太郎(っていかんいかん! 対局に集中集中!)

咲(京ちゃん……)ズキッ

優希「? 咲ちゃん、どうしたんだじぇ?」

咲「……あ、ううん、なんでもないの」

咲「って、さっき『咲ちゃん』って……?」

優希「じょ? 自己紹介もして一緒に麻雀打ってるんだし、もう私達友達だじぇ!」

咲「友達……」

優希「だから私のことも優希で構わないじょ!」

咲「! うん! 優希ちゃん!」



京太郎(よかったな、咲)ホロリ

和「私のことも名前で構いませんよ、咲さん」

咲「うん! 和ちゃん!」

京太郎「そんじゃ、俺のことも好きに呼んでいいぜ。優希、和!」

優希「おう! よろしくだじぇ、京太郎!」

和「はい、京太郎くん」

京太郎(京太郎くん、かぁ……)グヘヘ

咲「むっ」



まこ(青春じゃのう)ウンウン

京太郎「あ! そういえば染谷先輩のこともまこ先輩って呼んでいいスか?」

まこ「お? なんじゃ、わしも仲間に入れてくれるんか?」

優希「あったりまえだじぇ!」

まこ「うれしいのう。わしのことも好きに呼んでくれて構わんからな」



アハハ アハハハハハ




















久「おい、麻雀しろよ」

まこ「なんじゃ、戻ってきとったんか。用事っちゅうんは終わったんか?」

久「うん、まあね……」

久「それより! みんなしておもしろそうな話してるじゃない!」

久「私のことも好きに呼んでいいからね!」





京太郎「了解ッス、部長」

優希「かしこまりだじぇ、部長」

咲「はい、部長」

和「わかりました、部長」

まこ「おっけーじゃー、部長」

久「しまいにゃ泣くぞ」


――
―――
――――
―――――

久「それじゃあ今日はここまでね」

京太郎「あ、部長。そういえば入部届とかのことなんですけど……」

久「ああ、それなら心配いらないわ」

咲「へ?」

久「もうみんなの分の入部手続きできてるから。ハンコも借りたわよ」

優希「それって犯罪じゃ……」

和「あの、私の両親弁護士と検事なんですけど……」

久「うん、知ってる。もうみんなのご両親ともお話済ませてきたし」

和「!?」

久「これで明日から存分に麻雀始められるから」

久「だから卒業まですべての青春を捧げるのよ」ウフフ

まこ「おんしは神か」

久「それじゃまた明日ねー」ドヒューン

京太郎(わからん……何者なんだ、あの人……)

和「」ボーゼン

帰り道

咲「なんか今日はいろいろあったね……」

京太郎「そうだな……」

京太郎「ま、でも後悔はしてねーよ」

京太郎「絶対に全国に行って、照さんと仲直りする! そのためにはもっと強くならなきゃな!」

咲「うん! 私も!」

京太郎「よォし……やって……」



ドドドドドドドドドドドド

ドカァッ!






     ヾ○シ
 ̄ ̄7 ヘ/  ←京太郎
  /  ノ
  |
 /
 |
 |




ヒュ----------

咲「京ちゃああああああああああああん!!!!!」










かばひこ「」フゴフゴ

久「え? 今なにか轢かなかったかって? 気のせいじゃない?」



久「それより、やっと部員が揃った……!」

久「さあ、明日から部活よ!」



ピープォーピープォー

今日はこれで終わりです。

咲、タコス、まこが下の名前で読んでるんだから、部長とのどっちも下の名前で読んでやれやと思います。

再開します

4月11日(金)  自宅  朝


京太郎「」








京太郎「――――――はっ!」ガバッ

京太郎「あ、あれ……? 俺の部屋?」

京太郎「うーん、たしか昨日は……麻雀部に入って、それの帰り道の途中になにかに跳ね飛ばされたような……」

京太郎「それでとっさにWWフレア使ったのは覚えてるけど、それから先の記憶が無い……」

京太郎「――――ま! こーやって体動かしても痛みがないんだし、大丈夫だろ!」

京太郎「朝飯のついでに母さんに話し聞いてみよう」

京太郎「おはよーう」

京母「はい、おはよう」

京母「体の方は大丈夫なの?」

コト

京太郎「うん、まあ」

京太郎「そんでさ、昨日の帰りの途中から記憶ないんだけど、知らない?」

京母「あんた、なんか高いところから落っこちたらしくてね」

京母「咲ちゃんが介抱して、救急車呼んでくれたのよ」

京太郎「へー。それじゃあ、あとで咲にお礼言っとかないとな」

京太郎「―――ん? でもあいつ携帯持ってないのに、どうやって救急車呼んだんだ?」

京母「あんたの携帯でも借りたんじゃないの」

京母「それより、ちゃっちゃと朝ごはん食べちゃいなさい。咲ちゃん来るわよ」

京太郎「やべっ! いただきまーす!」



京太郎「あ、ホントだ。着信履歴に119番がある」モグモグ

ピンポーン

京母「ほら、来ちゃったわよ」

京太郎「うおぉっ! 行ってきまーす!」ダダッ

>>139
訂正

京太郎「あ、ホントだ。着信履歴に119番がある」モグモグ

京太郎「あ、ホントだ。発信履歴に119番がある」モグモグ

ガチャッ

京太郎「咲、遅れて悪い!」

京太郎「あと、昨日介抱してくれたんだってな。サンキュ」



咲「」プックー

京太郎「あの、咲さん……?」



咲「」プックー

京太郎「」




京母「あら、なにそんなとこで固まってんの」

京太郎「いや、なんかずっと咲があんなカンジなんだけど……」

京太郎「俺、気失ってるとき咲になんかした?」

京母「そりゃーねー……」

京母「病院に搬送されたって聞いて、母さんも病院に行ったんだけど」

京母「いくら気絶してたからって、あんなことしちゃー」

京太郎「ええ!?」

咲「」プックー

京太郎「………………」

咲「」プックー



京太郎(なに!? なにをしたんだ、俺は―――!?)

京母「二人ともはやくガッコ行きな」

―登校中―

京太郎「なー咲ー悪かったってー」

咲「はあ……もういいよ」

京太郎「いや、マジですまん」

京太郎(なにしたか知らんけど)

京太郎「そうだ! お詫びとお礼かねて、はもやの限定50個『朝のシュークリーム』奢ってやるよ!」

咲「ええ? そんな悪いよ……」

京太郎「いーからいーから!」

咲「うぅ……でも今からで間に合うの?」

京太郎「WWフレア使えばなんとか間に合うだろ」

咲「そんなことに魔法使うのってどうなの?」

京太郎「別にいいんだよ。それじゃ、そういうことだから咲は先に学校行っててくれ」

京太郎「俺がいないからって迷子になるなよー?」

咲「バカにしないでよ! もうちゃんと覚えたよ!」

京太郎「まあ、気をつけろよ」

京太郎「じゃーな!」



下1のコンマが20以上で他の麻雀部員の分も買える

コンマ64 成功!

京太郎「ん、ちょっと並んでるな……」

京太郎「とりあえず並ぼう」





    /\  _  /\

    /'      ̄    ̄   ヽ‐- .,_
   |    ̄       ̄   |    \
  | \    ▼    /   |     ヽ
  |  ─(.__,.人.__,.)─  |      }
  ヽ.,_/         \ _ノ     |
    |,~^"' ‐‐--‐‐ '"^~       /
    ヽ_/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ_,. -‐‐- .,_,.ノ






店員「次の方、どうぞー」

京太郎(よし! 思ったより余裕ありそうだな)

京太郎(そうだ、ついでに部活のときのお茶請けにも買っていくかな)

京太郎「限定シュークリーム、7つください」

店員「はい、かしこまりました」



店員「お待たせしました」

京太郎「ありがとうございます」

店員「それではちょうどお預かりします」

店員「ありがとうございました―!」

京太郎「いやー、よかったよかった」スタスタ

京太郎「これで咲の機嫌もよくなるだろ!」スタスタ



アサノゲンテイシュークリームウリキレデース



京太郎「うわっ、危なかったなぁ」スタスタ

??「ま、マジか…………」

京太郎「!?」ビクッ

??「畜生……またあとで出直すか……」ドヨーン

京太郎(なんだこの人……不良みたいな見た目なのに甘いモノが好きなのか?)

京太郎(なんか気まずいな……とっとと学校行こうっと)タタッ

―麻雀部部室―

京太郎「よし、昼に食べる分のシュークリームは冷蔵庫に入れたし、早く教室行かなくちゃな!」





―1年B組―

京太郎「おはよーさんっと」

嫁田「おう、おはよう。今日は遅かったな」

京太郎「ん、ちょっとな」

京太郎「ってあれ? 咲のやつは?」キョロキョロ

嫁田「いや、来てねーけど。お前と一緒じゃねーの?」

京太郎「いや、ちょっと用があってさ。途中で別れたんだけど……マジで迷子になってんのか、あいつ……」

嫁田「ふーん……んで、その手に持ってるのは?」

京太郎「俺と咲のおやつ」

嫁田「へー」

ガララッ

咲「はあ……っ、はあっ!」

咲「―――あ、あれ!? 京ちゃん、なんでもういるの!?」

京太郎「逆になんでお前いないの!?」

嫁田「咲ちゃん、高校生になっても変わんねーのな……」

―昼休み―

京太郎「ほれ、はもやの限定シュークリーム」

咲「わあ、ありがと京ちゃん」

京太郎「けっこギリギリだったぜ」

京太郎「でもちょっと余裕あったから、多めに買っといたんだ」

京太郎「部活ンときにみんなで食おうぜ」モグモグ

咲「なんか悪いね」モグモグ

京太郎「気にすんな気にすんな」





    /\  _  /\

    /'      ̄    ̄   ヽ‐- .,_
   |    ̄       ̄   |    \
  | \    ▼    /   |     ヽ
  |  ─(.__,.人.__,.)─  |      }
  ヽ.,_/         \ _ノ     |
    |,~^"' ‐‐--‐‐ '"^~       /
    ヽ_/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ_,. -‐‐- .,_,.ノ






クラスメイト男「なあ、なんで須賀のやつ女子と机くっつけながら弁当食った挙句、スイーツタイムにしゃれこんでんの?

嫁田「気にすんな。あれが二人にとっては普通だ」

クラスメイト男「へー…………それじゃあ、二人はそういう関係じゃないってことか?」

嫁田「まあな」

クラスメイト男「じゃ、じゃあ宮永ってさ―――」

嫁田「あー、無駄無駄。咲ちゃんは京太郎にお熱だからな」

嫁田「京太郎の方はどうだか知らねーけど」

クラスメイト男「そっすか……」ガックリ

嫁田(咲ちゃんって結構モテんのかね?)

嫁田(まあたしかに、京太郎と一緒にいる咲ちゃんはかわいいとは思うけど)

―麻雀部部室―

京太郎「あー、着いた着いた」

久「あら、いらっしゃい、二人とも」

咲「お、お疲れさまです」

京太郎「お疲れっす。それにしても教室からここまで移動するの、ちょっとめんどくさいですね……」

まこ「おう、お疲れさん」

まこ「まあ、しゃーない。わしが入るまで部長一人しかいなかったからのう」

まこ「あんまりいい部屋は宛てがえんかったんじゃ」

久「でもそのかわりに好きに改造しちゃったのよねー」

久「だからあんまり下手なところ触らないほうがいいわよ」

咲「き、気をつけます……」





ガチャッ

和「すみません、遅れました」

優希「おっつーだじぇ!」

まこ「これで全員揃ったな」

久「それじゃあ、今日は初心者の京太郎のためにも、チュートリアル的なものをするわね」

京太郎「オス!」

まこ「そんなら、茶でもいれるかのう」ヨッコイセ

和「あ、お手伝いします!」タタッ

京太郎「そういえば、みんなで食べようと思って今朝お茶請け買ってきたんですよ」

優希「おー! なに買ってきたんだじぇ?」

京太郎「はもやの限定50個『朝のシュークリーム』でっす!」ババーン

久「あら、悪いわね」

久「それじゃあ始めるわよ」モグモグ

京太郎「はい!」モグモグ

久「まず、みんなが独自に持っているスキルについてなんだけど」

京太郎「俺のWWフレアとかですね」

久「そう。魔法使いはもちろん、私とまこのようなマテリアル使い、およびそれに準じた人たちもスキルを持っているの」

久「それで対局中のスキルの使用についてなんだけど、原則的に一人一局につき一回だけよ」

京太郎「ん……原則的にはですか?」

久「ええ。一回しか使えないのは魔力を消費して発動するタイプのスキルね」

久「魔力を消費しない、自動発動型のスキルは対象外よ」

久「つまり、自動発動型のスキルAと魔力消費タイプのスキルB、Cを持っていた場合、A-B、A-Cの併用は可能だけどB-Cの併用は不可能ってことね」

京太郎「ふんふむ。つまり―――和了判定のときに和了判定を上げるスキルを使っていたら、その局のあいだは放銃判定のときに放銃判定を上げるスキルを持っていても使えないってことですか?」

久「そのとおりよ。だから京太郎のWWフレアみたいなすべての判定を+補正するスキルは結構使いやすいかもね」

久「ただ各判定特化タイプのスキルとは違って、上昇幅が小さいのが弱点だけど……そこはスキルのレベルを上げればある程度は改善されるわ」

京太郎「? レベルですか?」

久「そうよ、スキルにはレベルがあるの」

久「今の京太郎のスキルは全部Lv.1ね。ちなみに最大でLv.3よ」

久「レベルを上げるにはとにかく麻雀を打って、スキルを使うことね」

京太郎「よし! なんとか県予選に間に合わせないと!」

久「あとスキルを完全に極めるとレベルが限界を突破することがあるみたいね」

京太郎「極める? それもとにかく打てばいいんですか?」

久「んにゃ、特殊イベントを進めればオッケーよ」

京太郎「ズコー」

久「あと、最後にみんなのステータスを公開するわね。昨日の対局のときから少し手を加えたから、ちょっと補正値が違うけど気にしないでね」

京太郎「なんのこっちゃ」

須賀京太郎

雀力:185 魔力:60

【所持魔法】
・ホワイトホワイトフレアLv.1
炎の魔力を変換し、癒しと強化のエネルギーをつくり出す魔法。
4年前に火災に遭った際に、咲と照を助けたい一心で編み出した。
自分の点が最初の持ち点から5000点減るたびに、和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+5される。
ただし最初の持ち点に近づいていくと、補正は元に戻っていく。

【所持スキル】
・ホワイトホワイトフレアLv.1:消費魔力30
WWフレアによって変換された炎はもう物を燃やすことはない。
ドレス化して身に纏えば、炎の力が宿り潜在能力を引き出してくれる。
和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+10する。(自分以外も可)



宮永咲

雀力:300 魔力:160

【所持魔法】
・エンゼルフェザーLv.2
風の魔力を変換し、羽をつくり出す魔法。
4年前の事件後、京太郎がある人物のもとで魔法を教わっていた際に習得した。
マテリアル・パズルの主人公とヒロインは炎と風。はっきりわかんだね。
直撃を与えた対局者の和了判定、放銃判定それぞれに-20する。ただしその対局者が和了ると、この効果は切れる。

【所持スキル】
・感覚派Lv.3
理論ではなく感覚で麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+20、放銃判定+15。

・高火力主義Lv.3
高火力を狙って麻雀を打つスタイル。
常に和了判定-10、打点判定+20。

・エンゼルフェザーLv.2:消費魔力40
魔力を込めた物や人に羽をつけ、自在に飛ばすことができる。
和了判定、もしくは放銃判定に+30する。(自分以外も可)

・森林限界の向こう側
咲が照に嶺上開花を教わった際の言葉。
ツモ和了をした時に自動発動。打点判定のコンマに4が含まれている場合、嶺上開花で和了ることができ、責任払いの放銃判定が発生する。

・嶺上開花
ご存知、咲さんの代名詞。
ロン和了で和了判定のコンマに4が含まれている場合、自動発動。打点判定に+5される。これは「森林限界の向こう側」で嶺上開花が発動した時も適用される。



原村和

雀力:280 魔力:100

【所持スキル】
・理論派Lv.3
感覚ではなく理論的に麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+15、放銃判定+20。

・堅実主義Lv.3
堅実に麻雀を打つスタイル。
常に打点判定-10、放銃判定+20。

・魔力抵抗Lv.-
生まれつき魔力に対する抵抗が高い。
ちびっこは絶対真似をしてはいけない危険な方法により、後天的に会得することも可能。
自分に対するすべての-補正のすべてを無効化する。(自分のスキル含む)

片岡優希

雀力:230 魔力:80

【所持魔法】
・パイナップルフラッシュLv.1
自身のテンションを変換し、熱のエネルギーをつくり出す魔法。
生まれつき、なんとなく使えた。
自分が和了るたびに和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+5される。しかし直撃を受けるたびに和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ-5される。

【所持スキル】
・感覚派Lv.1
理論ではなく感覚で麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+10、放銃判定+5。

・速攻主義Lv.2
速攻を狙って麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+15、打点判定-10。

・ロケットスタートLv.1
読んで字のごとく。後半は失速してしまう。
東場のみ和了判定、打点判定にそれぞれ+15される。しかし南場では和了判定、打点判定にそれぞれ-10、放銃判定に-15される。

・テンション上がってきたじぇ――――――――――ッ!!!Lv.1:消費魔力20
テンションが上がると熱くなる。上限が無いため、手が付けられなくなる。
テンションカウンターが3以上、もしくはトップのときのみ発動可能。和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+30。

・マジベコみLv.1:消費魔力20
テンションが下がると冷たくなる。ヘコむと一気に周辺の温度も奪ってしまう。
テンションカウンターが-3以下、もしくはラスのときのみ発動可能。自分以外の対局者の和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ-30。



竹井久

雀力:260 魔力:60

【所持スキル】
・理論派Lv.3
感覚ではなく理論的に麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+15、放銃判定+20。

・堅実主義Lv.2
堅実に麻雀を打つスタイル。
常に打点判定-10、放銃判定+15。

・悪循環Lv.2
一度ハマってしまえばなかなか抜け出せない。
自分が和了するたびに和了判定+10。ただし+40が限界。他の対局者が和了ると補正はリセットされる。

・悪待ちLv.2:消費魔力20
あえて悪い待ちをすると、和了りやすくなる。魔法じみたジンクス。
自分の打点判定を-30するかわりに、和了判定を+30する。



染谷まこ

雀力:250 魔力:60

【所持スキル】
・理論派Lv.2
感覚ではなく理論的に麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+10、放銃判定+15。

・堅実主義Lv.2
堅実に麻雀を打つスタイル。
常に打点判定-10、放銃判定+15。

・頭の中の牌譜Lv.2
記憶している、実家の雀荘での対局を思い起こすことにより、あらゆる状況に対応する。
常に和了判定+10、放銃判定+20。

・仙里算総眼図Lv.2:消費魔力60
対局者の打ち筋と記憶内の牌譜を照らしあわせ、分析する。
人並み外れた記憶力が可能にするそれは、一種の未来予知に近い。
使用した局では和了判定、打点判定、放銃判定がそれぞれ-50されるが、次局から二局のあいだ、自分の和了判定、打点判定、放銃判定がそれぞれ+60される。

京太郎「なんか、俺に比べてみなさんスキルが多いですね……」

久「まあね。京太郎はまだ自分の明確なスタイルを持ってないから」

京太郎「スタイル……ですか?」

久「例えば点数よりもとにかく和了ることを優先したり、和了るよりもまず振り込まないことを優先したり……」

久「逆に高打点で和了ることをめざしたりとか! そういった自分の麻雀の打ち方みたいなものね」

久「それによって各判定に補正がかかるわ」

京太郎「へー」

久「それでどうする?」

京太郎「へ?」

久「どんな麻雀を打つの? さあ、とっとと決めちゃいなさい!」

京太郎「うえぇ!?」

下3 まずは「感覚派」と「理論派」どちらにしますか? 選んだスタイルによって特訓してくれるキャラが違います

・感覚派Lv.1  咲、優希
理論ではなく感覚で麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+10、放銃判定+5。

理論派Lv.1   和、久、まこ
感覚ではなく理論的に麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+5、放銃判定+10。

1つずれて理論でいきます。



久「理論派でいいのね?」

京太郎「はい!」

久「それじゃあ次は?」

京太郎「えーっと……」



下3 次に「高火力主義」と「堅実主義」と「速攻主義」どれにしますか? こちらも選んだスタイルによって特訓してくれるキャラが違います

・高火力主義Lv.1 咲
高火力を狙って麻雀を打つスタイル。
常に和了判定-5、打点判定+15。

・堅実主義Lv.3  和、久、まこ
堅実に麻雀を打つスタイル。
常に打点判定-5、放銃判定+10。

・速攻主義Lv.2   優希
速攻を狙って麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+10、打点判定-5。

訂正

・高火力主義Lv.1 咲
高火力を狙って麻雀を打つスタイル。
常に和了判定-5、打点判定+15。

・堅実主義Lv.3  和、久、まこ
堅実に麻雀を打つスタイル。
常に打点判定-5、放銃判定+10。

・速攻主義Lv.2   優希
速攻を狙って麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+10、打点判定-5。



・高火力主義Lv.1 咲
高火力を狙って麻雀を打つスタイル。
常に和了判定-5、打点判定+15。

・堅実主義Lv.1  和、久、まこ
堅実に麻雀を打つスタイル。
常に打点判定-5、放銃判定+10。

・速攻主義Lv.1   優希
速攻を狙って麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+10、打点判定-5。


安価なら下で

高火力主義の補正値も間違ってたな……






久「まとめると……理論派の高火力主義でいいのね?」

京太郎「はい!」


▼京太郎のステータスが更新されました。



須賀京太郎

雀力:185 魔力:60

【所持魔法】
・ホワイトホワイトフレアLv.1
炎の魔力を変換し、癒しと強化のエネルギーをつくり出す魔法。
4年前に火災に遭った際に、咲と照を助けたい一心で編み出した。
自分の点が最初の持ち点から5000点減るたびに、和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+5される。
ただし最初の持ち点に近づいていくと、補正は元に戻っていく。

【所持スキル】
理論派Lv.1
感覚ではなく理論的に麻雀を打つスタイル。
常に和了判定+5、放銃判定+10。

・高火力主義Lv.1
高火力を狙って麻雀を打つスタイル。
常に和了判定-5、打点判定+10。

・ホワイトホワイトフレアLv.1:消費魔力30
WWフレアによって変換された炎はもう物を燃やすことはない。
ドレス化して身に纏えば、炎の力が宿り潜在能力を引き出してくれる。
和了判定、打点判定、放銃判定にそれぞれ+10する。(自分以外も可)

京太郎「―――あれ、ステータス見てて気づいたんですけど、俺の雀力上がってません?」

久「ああ、それは昨日の対局で1位だったからね」

久「1位だと雀力が5、2位だと4、3位だと3、4位だと2上がるわ」

久「他にもいろんなイベントをこなすと雀力は上がるからね」

京太郎「了解ッス!」



京太郎「っていうか優希のやつも魔法使いだったんですね」

久「私も初めて知ったわ」

京太郎「おい、部長」

久「しょうがないじゃない、昨日会ったばかりなんだから」





    /\  _  /\

    /'      ̄    ̄   ヽ‐- .,_
   |    ̄       ̄   |    \
  | \    ▼    /   |     ヽ
  |  ─(.__,.人.__,.)─  |      }
  ヽ.,_/         \ _ノ     |
    |,~^"' ‐‐--‐‐ '"^~       /
    ヽ_/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ_,. -‐‐- .,_,.ノ






まこ「そっちは終わったんか?」

久「ええ」

京太郎「優希、お前って魔法使えたんだな」

優希「ふっふっふ、天才ですから!」

京太郎「でも昨日は俺が勝ったし!」

優希「うぐ! き、昨日は手加減してたんだじょ!」

京太郎「へー」ニヨニヨ

優希「うがああああああ!!!」ガジガジ

京太郎「はっはっは、噛むなよ」

ドシュウゥゥゥゥゥ

京太郎「って熱っ!!」

優希『マテリアル・パズル! パイナップルフラッシュ!』

優希「テンション上がってきたじぇ―――――――ッ!!!」ガジガジガジガジ

京太郎「ぎゃあああああああああああ」ボシュウウウゥゥ

和「あれがゆーきの魔法!『パイナップルフラッシュ』!」

和「自身のテンションを熱のエネルギーに変換する魔法! この魔法には限界がないので際限なくテンションを上げれば、いくらでも温度は上がっていきます!」

咲「和ちゃん、なんでいきなり説明キャラになってるの!?」

久「それじゃあ、時間だからこれで終わりねー」

久 on the かばひこ「ばいばーい」

まこ「わしも今日は用があるんで戸締まりよろしくなー」





優希「」ガジガジガジ

京太郎「ぎゃああああああああああああああ」ドジュウウウウゥゥウ

和「ゆーき……沸騰してます……!」

咲「………………」



ガシャアアァァァァァン!!!



優希「じょっ!?」ピョイン

京太郎「ああああああ――――ぐぼふぉぅ!!?」ゴッ

咲・和「!?」

バリンッ

京太郎「ブシッ」

イマノハホンノアイサツガワリダ  ダレニタイシテダ-----ッ!!?




咲「もしもし119番ですか?」スチャッ

今回はこれで終わり―

開始します

4月12日(土)  ―自室―


京太郎「うーん、また昨日の記憶がないぞー?」

京太郎「……まあいいか」

京太郎「今は――昼か。せっかくの休みの日の午前中を寝て潰したのか……なんかもったいないな」

京太郎「さて、午後はどうするかな」


1.散歩
2.誰かを遊びに誘う
3.ネト麻

下2

それじゃあ選択肢のときは連投なしで、コンマのときは10分たっても書き込みがなければ連投ありで。



1.散歩

京太郎「散歩でもするかな」



    /\  _  /\

    /'      ̄    ̄   ヽ‐- .,_
   |    ̄       ̄   |    \
  | \    ▼    /   |     ヽ
  |  ─(.__,.人.__,.)─  |      }
  ヽ.,_/         \ _ノ     |
    |,~^"' ‐‐--‐‐ '"^~       /
    ヽ_/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ_,. -‐‐- .,_,.ノ




京太郎「――ん、あれは」

下1のコンマ

00~80  ケーキ屋?
81~99  なんだあの三人組……

コンマ 81  なんだあの三人組……


―コンビニ前―

??「……」

???「……」

??「」





京太郎「なんだあの三人組……」

京太郎「不良ってやつかな……絡まれないようにとっとと行こうっと……」スタスタ



??「……」

???「……」

??「」

京太郎(目を合わせないように目を合わせないように……)スタスタ

よし、なんとか行けるぞ!

ガッ

??「んあ?」

コロッ コロッ コロロロロ……

あああああああああ、小石蹴っ飛ばしたあああああ!!!

???「おい、テメェ――」

京太郎「ヒィッ!! ご、ごめんなさ―――い!!」

京太郎『ホワイトホワイトフレア! 俺の脚力を強化せよ!』

ドヒュ--------ン

???「あ! 待ちやがれテメェ!!」

??「よせ、エイ太」

エイ太「で、でもヤマさん!」

ヤマ「いいっつってんだろ。別に何かされたわけでもねぇんだ」

エイ太「――はい……」

??「」

ヤマ「それよりも、さっきのあいつ――」

エイ太「……? ヤマさん、やっぱりさっきのやつが何か……?」

ヤマ「――いや、なんでもねぇ」

ヤマ(さっきあいつが逃げるとき、たしかに魔力を感じた。あいつまさか……)

??「」

京太郎「ハア……ッ、ハアッ……!」

京太郎「こ、ここまでくれば大丈夫かな……」

京太郎「はあ……今日はもう帰ろう……」




京太郎「顔、覚えられてないよな……?」



▼ヤマさんとのイベントフラグがたちました。

4月13日(日)  ―自室―


京太郎「さて午前中はどうするかな」


1.散歩
2.誰かを遊びに誘う
3.ネト麻

下2

3.ネト麻

京太郎「麻雀部になったことだし、ネト麻でもやってみるかな」

京太郎「――よし、アカウント登録完了っと。さっそく始めてみよう」



ネト麻ではまず京太郎以外の相手の雀力をコンマで決めます。
雀力はコンマ+100になります。

そして順位はコンマによる簡易判定で決めます。
雀力+コンマの合計の大きい順になります。

それでは京太郎の相手の雀力を決めます。

下1 コンマ+100
下2 コンマ+100
下3 コンマ+100

京太郎「よーし、勝負だ!」



順位判定

下1 京太郎:コンマ+185
下2 モブ1:コンマ+136
下3 モブ2:コンマ+104
下4 モブ3:コンマ+105

京太郎:86+185=271
モブ1:87+136=223
モブ2:14+104=118
モブ3:95+105=200



『おめでとうございます! 1位です!』

京太郎「よっしゃ!」



▼京太郎の雀力が5上がりました。
 185→190

4月13日(日)  午後

京太郎「さて、午後はどうするかな」


1.散歩
2.誰かを遊びに誘う
3.ネト麻

下2

2.誰かを遊びに誘う


京太郎「誰かを遊びに誘うかな」

京太郎「俺が今知ってる連絡先は――っと」


1.咲(50/100)
2.和(15/100)
3.優希(10/100)
4.久(10/100)
5.まこ(10/100)

誰かを遊びに誘う場合は、下2で安価を取ります。
そのときのコンマが100-好感度の数値を上まっていれば誘うことができます。

例えば安価で咲を取った場合は、そのときのコンマが100-50=50以上にならば成功です。

それでは誰を遊びに誘いますか?


下2

3.優希  コンマ87


プルルルル ガチャッ

京太郎「あ、もしもし。優希か? 京太郎だけど」

優希『おー、どうしたんだじぇ?』

京太郎「よかったら、これからどっか遊び行かないか?」

優希『あー……悪いけど今はちょっと都合がわるいんだじぇ……』

京太郎「そっかー……まあ、しょうがないな」

優希『ゴメンだじぇ。またあとで誘ってくれぃ!』

京太郎「おう、んじゃあな」

ピッ


京太郎「うーん……予定が狂ったな……」

京太郎「……麻雀の教本でも読んでようかな」



▼京太郎の雀力が2上がりました。
 190→192

好感度上がらんのか、散歩も好感度上げじゃないみたいだし失敗しやすい低いところはイベントで上がるの待つしかないか

4月14日(月)


―登校中―

京太郎「週始め……ダルいなぁ」

京太郎「お、あれは――」



下1のコンマの1桁が

1or6.咲
2or7.和
3or8.優希
4or9.久
5or0.まこ

>>209
散歩では遊び行く場所を見つけたり、イベントのフラグを立てたりできます。
まあ、無駄ってわけではないです。


4.久

久「あら、京太郎じゃない。おはよう」

京太郎「部長、おはようございます!」



京太郎「……」

久「? なに?」

京太郎「いえ……今日はカバに乗ってないんですね……」

久「ああ、あれ? まあ、借り物だしね」

京太郎「借り物!?」

久「サッカー部の」

京太郎「なぜサッカー部にカバが!?」

京太郎(サッカー部……カバ……どういうことだ!?)モンモン

久「早く行かないと遅刻するわよ―」

京太郎「カバ……サッカー……」ブツブツ

京太郎「……ハッ! ま、待ってくださいよー!」



▼久の好感度が2上がりました。
 10→12

―放課後 麻雀部部室―

京太郎「――あれ、まこ先輩はまだ来てないんですか?」

久「まこはとある場所に行ってるわ」

咲「? どこに行ってるんですか?」

久「まこの実家は雀荘をやってるんだけどね。たまにまこは人手が足りないときに駆り出されることがあるのよ」

久「それで今日はまこのお家の方にも話して、そこでみんなで打たせてもらってることになってるの」

優希「雀荘――初めてだじぇ!」

京太郎「俺もだ」

咲「こ、怖いところなのかな……」プルプル

和「ど……どんなところであれ、自分の麻雀を打つだけです!」

京太郎「いや、まこ先輩の家なんだしそこは大丈夫だろ……」

久「それじゃあ、早速行くわよ!」

―roof-top―

久「さあ、ここがまこの家よ」

まこ「おう、よー来たな」

咲「ま、まこ先輩……その格好って……」

京太郎「メイド服……?」

まこ「ああ、最近はネト麻も流行っとるからの。こうでもせんと客がとれのーての」

まこ「メイド雀荘っつうやつじゃ」

優希「へー、先輩似合ってるじぇ!」

まこ「ありがとな」

ワシャワシャ

優希「おおう」

まこ「まあ、ここはノーレートじゃから好きに飲み食いしながら打ってけ」

まこ「ほんじゃあの。わしは仕事があるけえ」

久「ありがとね、まこ」



久「さて、それじゃあみんな好きなもの頼んでいいわよ! 今日は私のおごりよ!」

和「いいんですか? そんな……」

久「いいのいいの。私も先輩らしいことやってみたいのよ」

優希「ありがとうだじぇ、部長!」

優希「んーと……んー、タコスはないのか……?」

咲「むしろあるところのほうが稀なような……」

久「それならこれはどう?」

優希「ん? マスタードダック?」

久「ええ、この店の一番人気よ」

優希「んー、それならこれで!」

咲「それじゃあ、私も」

和「私もそれでお願いします」

久「オッケー。京太郎はどうする?」

京太郎「俺は――」


下2

1.マスタードダック
2.プリン

1,マスタードダック


京太郎「俺もマスタードダックで!」

久「はいはい。すみませーん、マスタードダック5つお願いしまーす!」

ヨロコンデー

京太郎(居酒屋……?)



    /\  _  /\

    /'      ̄    ̄   ヽ‐- .,_
   |    ̄       ̄   |    \
  | \    ▼    /   |     ヽ
  |  ─(.__,.人.__,.)─  |      }
  ヽ.,_/         \ _ノ     |
    |,~^"' ‐‐--‐‐ '"^~       /
    ヽ_/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ_,. -‐‐- .,_,.ノ




優希「マスタードダックうまー!」

和「こういったファストフードはあまり食べたことがありませんでしたが、たしかに結構おいしかったですね」

久「お腹もふくれたし、みんな各自で好きに打ちましょうか」

咲「はい」



マスタードダックパワーダジェ! カン!リンシャンカイホウ! ロンデス



京太郎「みんな思い思いに打ってるな……」

京太郎「よし、俺も打つか!」

カランカラン

京太郎「ん?」

ゾクンッ

京太郎「ッ!?」

京太郎「な、なんだあの二人組……と、鳥肌が……!」

まこ「ん、どうしたんじゃ」

京太郎「まこ先輩……あ、あの……あの人達って……」

まこ「ん? あー、あれは黒魔さんじゃな」

京太郎「コクマさん……?」

まこ「おう、麻雀のシニアプロじゃ。一緒にいるのはコクマさんが面倒を見とるっちゅうドルチルじゃ」

京太郎「コクマさんとドルチルさん……」





ドルチル「コクマ! 腹減った!」

コクマ「すこしは静かにせんか!」

コクマ「――ったく、たまには気楽に打とうと思えば……!」

コクマ「……店員、ちょっといいかな?」

店員「はい、ご注文ですか?」

コクマ「ああ――」

ドルチル「マスタードダック5つ!」

コクマ「おどれ、自分が小食なのを忘れたのか!!」

ドルチル「へっへっへ、心配すんなよコクマ。俺の本当の力を見せてやるぜ……」

ドルチル「テンション上がってきたぜ―――――――ッ!!!」

コクマ「だぁっとれぃっ!!」

店員「毎度大変ですね……」アハハ

コクマ「ああ、まったくだ……!」

コクマ「――っと、注文だったな。マスタードダック1つとブランデーを……」

店員「コクマさん、ダメですよ。お医者さんから止められてるんでしょ」

コクマ「ぐ……」

ドルチル「そうだぞコクマ!! 長生きしたかったら酒はやめるようにっていつも言われてるだろ!」プンスコ

コクマ「いつもは人の話を覚えてないくせに、なんでそんなことは覚えとるんだ貴様は……!」

店員「そういうこと言っちゃダメですよ。みなさん心配なさってるんですから」

ドルチル「コクマ!!」

コクマ「――わかったわかった……私はコーヒーを頼む」

店員「かしこまりました」ニコッ

京太郎「?」

京太郎(あれ……? 普通のいい人っぽい?)

京太郎(さっきの圧迫感はなんだったんだ?)





コクマ「さて、打つか」

ドルチル「俺も打つぞ!」

コクマ「わかったわかった」

コクマ「――ん」

京太郎「……」

コクマ「おい、そこの金髪の小僧」

京太郎「――へぁっ!? あっ、は、はい!」

コクマ「貴様、麻雀は?」

京太郎「え、あっ……う、打てます、けど……」

コクマ「よし、ならば入れ」

京太郎「は、はいっ!」

コクマ「それから……そこのお嬢さん。入ってもらえるかな?」

咲「あっ……は、はい」

コクマ「……」タン

カチャカチャ

京太郎(魔力……? やっぱりこの人、魔法使い……?)タン

咲「ツモ。700、1300です」

コクマ「ふふ……」

カチャカチャ

京太郎(なんか……嫌な感じだ……早くケリを付けたほうが……)

ドルチル「テンション上がってきたぜ―――――ッ!!」

ドルチル「ロン!!!」

コクマ「――ん、5200だな」

京太郎「はい……」

京太郎(振り込んじまった! ていうか早すぎだろ! まだ三巡目だったぞ!)

京太郎(だけど……!)

京太郎『マテリアル・パズル ホワイトホワイトフレア!』

ボシュッ

京太郎(これで回復する!)

京太郎「ツモ! 800、1600!」

京太郎(よし! これで少し回復した!)

ドルチル「テンション上がってきたぜ――――ッ!!」



ドルチル「そしてテンション上がってきたぜ―――――ッ!!!」

コクマ「いいぞ、ドルチルよ……!」

咲(止められない! 最初はおじいさんのほうが危険だと持ってたけど……)

咲(こっちの大きな人が速すぎて手がつけられない!)

京太郎「はあ……ッ、ハアッ!」

咲「京ちゃん!」

咲(このままじゃ、京ちゃんが……!)

咲『マテリアル・パズル エンゼルフェザー!』

バサァッ

京太郎「……咲?」

咲「京ちゃん! とにかく逃げて!」

京太郎「……助かる、咲!」バサァッ

コクマ「その程度ではドルチルからは逃げられん!」

ドルチル「テンション上がってきたぜ―――――――――ッ!!!!」

ゴォッ

京太郎「!」

ドゴォッ

京太郎「ぐはぁっ!!」

咲「京ちゃん!」

コクマ「金髪の方はこれで瀕死……」

コクマ「そして! こちらも完成だ!!」

コクマ『霊磁砲!』

ズオッ

咲「!」

レイジー「ギャギャギャゲゲゲ!」

咲『エンゼルフェザー!』

バサァッ

コクマ「無駄だ!霊磁砲はどこまでも貴様を追尾し、確実に仕留める!」

咲(だめ……逃げられ……!)

コクマ「ロン! 48000!」

ザンッ

―――――
――――
―――
――

久「さあ、そろそろ帰るわよー」

優希「はーい」

久「今日はいろんな人と打って、みんないい経験になったと思うんだけど……」

久「特に京太郎と咲」

京太郎「……」

京太郎「……はい」

咲「私たち、シニアプロの人と打ったんですけど……手も足も出ませんでした……」

和「咲さん……」

京太郎「でも、そのあとあの人と話したんです」

京太郎「たまにここに来るから、そのときはいつでも相手してやるって言われて……」

咲「それに他にもいろんな魔法使いの人たちがここには来るって……」

咲「私たちもっと強くなりたいんです! だから……」

久「――ん、放課後にここで打っててもいいわよ」

咲「――え」

京太郎「い、いいんですか……?」

久「実はそう言うだろうと思って、今日のことと一緒にまこにはすでに話しておいたのよ」

久「だから部活動の一環として、ここで打つことを許可します!」

京太郎「あ、ありがとうございます!」



▼放課後、休日にroof-topで麻雀が打てるようになりました。
 ここでの対局は他の対局より雀力が成長しやすくなります。
 ただし、部員の好感度を上げたい場合は普通に部活に出たほうがいいでしょう。

 京太郎の雀力が6上がりました。
 192→198

今日はこれで終わりです。
これで一通りのチュートリアル的なものは終わったんで次回からサクサク進められる……かな……?

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