gm「『必ず当たる手投げミサイル』とか使うなよ!これはイベント戦闘で、規定ターンが過ぎれば普通に当たるから!」
のび「だって~」
・・・事の発端は一週間前、スネがpcでとある動画投稿サイトを見ていた時、trpgにハマった事をきっかけに空き地で皆に話した事で始まった
スネの知識は動画を鵜呑みにした虫食いだらけだった
スネ「正気度チェックが~」
しず「それはクトゥルフね」
スネ「プレイヤーが次々と死んで~」
しず「パラノイアかしら」
スネ「マーシャルアーツ+キックで神話生物もイチコロ!」
しず「それは独自ルールだから…」
スネが熱く語り、しずが訂正していくもジャイとのびはtrpgがとても面白そうな物に思えてくる
スネ「…という訳で皆をtrpgに誘いたい」
ジャイ「やりてぇ!」
しず「ちょっと興味あるわね」
のび「うん!うん!」
ここで例に依ってスネが意地悪を言う
スネ「あ~、生憎だけど…」
のび「えっ?」
スネ「これからやるtrpgは3人用なんだ」
のび「えぇっ!そんなぁ!」
いつもの事ながら落ち込むのび
ここでしずが
しず「それはおかしいわ!」
この発言には皆が驚いた
しず「確かにtrpgは初心者がやるには難しいけどスネさんがgmをやるならplは私とタケさんの二人だけでしょ?のびさんが増えても何ら問題ない筈よ?」
いつも大人しいしずちゃんに捲し立てられた事もあってかスネはしどろもどろになる
スネ「えっ?いや、あの、ぼ、僕はplで…gmは従兄が…」
しず「だったら尚更のびさんが参加できないのはおかしいじゃない!スネさんの従兄って凄腕のgmって話でしょ?」
ジャイ「そういや、そんな事言ってたよな」
スネが慌てふためく
スネ「いや、あの、それが…その従兄じゃなくて、全くの初心者なんだよ」
スネは言う。別の従兄に頼まれてtrpgを用意する事になった。gmは初心者の従兄がする、との事だ
スネ「だから、僕を含めた3人のplをコントロールするのが限界なんだ!のびもなんて無理だよ」
これにはのびも納得せざるを得ないが参加できない悔しさが残った
のびは帰宅後、ドラに泣き付いた
のび「ド~ラ~○~も~ん!」
ドラ「わ、わ、わ!何だ!何だ!?」
のびはドラに泣きながら説明するとドラは憤怒した
ドラ「な、んと言う酷い仕打ちだ!任せて!未来のtrpgで遊ばせてあげるから」
そして現在に至る
gm「四次元ポケットを標準装備とかなんだよ!クトゥルフ神話技能並みにチートだよ!」
のび「予備ポケットだよ」
gm「どうでもいい!寧ろどっちでもいい!」
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