斉木[SAO?やれやれまた面倒な事に巻き込まれたぞ](59)

斉木[皆さんは、VRMMOという物を、ご存知だろうか?]

斉木[仮想世界でMMORPGが、楽しめるという物だ]

斉木[ハッキリ言うと、僕はこんな物無くともゲーム程度の技、現実世界で使える]

斉木[あろうことに今、僕が1番やりたくないゲームを親が、買って来てしまったのだ]

久留美(ママの友達がゲームとかそういうのに詳しいから奮発して買っちゃったけど)

久留美(くーちゃん喜んでくれるかな?)

斉木[流石に僕も鬼ではない、親が大金を出し買ってくれた物を要らないとは言いたくない]

斉木[少しプレイして、ログアウトする、が得策だろう]

2個スレ立ててすいませんスレタイ間違えたので

コンコン

久留美「くーちゃん入るわよー」

斉木[どうぞと言わなくとも入って来るだろう、要件は何だ?]

斉木[その手にもってる、ヘルメットのことか?]

久留美「そうなんだけどね、くーちゃん、これやってみない?」

斉木[お金を使ったのだろう、やるしかないな]

斉木[ゲームはやらせて貰おうソフトはSAOか、よくこんな物手に入れられたな]

斉木[確か、出荷本数が少なくて買えない人がかなりいた筈だが]

斉木[そんな事はどうでもいいだろう]

斉木[説明書によるとリンクスタートと言うと始まるらしい]

斉木[ソフトを入れてこのヘルメットをかぶる]

斉木[身体を触ってと、これで準備完了か、随分面倒臭いな]

斉木[どのくらい面倒臭いかというと、休み明けの学校ぐらいだろう]

斉木[準備も整った、さて始めるか]

斉木[リンクスタート]

ティロリロリリー
フォワフォワフォワ
ピヨン

斉木[ここがSAOの仮想空間か、現実世界と変わらない]

斉木[変わるのは、超能力が使えない事くらいか]

斉木[静かで、とても良い、が]

斉木[そこはRPGと言うべきか、青いイノシシが三体襲ってきた]

斉木[突進して来るだけか?これぐらいなら除け...]ドガァ

斉木[グハァッ、僕の、動きに、システムが着いてこない?!]

斉木[何時も通り加減して動かず、全力で動かねば」

青いイノシシ「ブガア」ダダダ

斉木[僕に突進か、二度は食らわないぞ]シュン

斉木は長年の超能力で担った感覚か、紙一重で相手の突進を回避した

斉木[ある程度は動けるようだな]

斉木[僕の武器は、見るからに初期装備と分かる片手剣が一つある]

斉木[これで充実だな]

斉木は突進してきた勢いを利用し、片手剣を添える事で三体を倒した

斉木[レベルが低いとキツイな、ドラクエでいう最初に闘うスライムぐらいだな」

斉木[む、レベルが上がった、レベル4か、ふむ悪くない]

斉木[ステータスは反応速度中心で行くか、少しでも僕の動きに近ずくようにな]

斉木[何だ人が集まって来たな、強制テレポートか?]

斉木[街中という街中だが..何だ?あのでかい人間は?」

茅場「プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ」

茅場「私の名前は、茅場晶彦、今やこの世界をコントロールできる、唯一の人間だ」

茅場「プレイヤー諸君は、既にメインメニューから、ログアウトボタンが消滅していることに気づいていると思う」

茅場「しかし、これは不具合ではない、繰り返すこれは不具合ではない」

茅場「ソードアートオンライン本来の仕様である」

斉木[やはり、最悪のパターンだったか、薄々は勘付いていたが]

斉木[実際ログアウト出来ないと言われると、凄く重たいな、この一言は]

茅場「諸君は自発的に、ログアウトすることは、出来ない」

茅場「無理にナーヴギアを外そうとすれば超高出力マイクロウェーブが諸君らの脳を焼き切る」

茅場「ゲームにおける、蘇生機能は一切機能しない、ヒットポイントが0になった瞬間」

茅場「諸君らのアバターは永久的に消滅し、諸君らの脳は、ナーヴギアによって破壊される」

茅場「幸運を祈ろう」

茅場「最後にプレゼントだ、確認したまえ」

斉木[これか...鏡?アバターじゃなく僕の顔になってるぞ]

斉木[せっかく、アバター作ったんだがな]

斉木[だが、それよりもゲームに命を賭けるとはな、馬鹿げている]

斉木[ふざけるのも、大概にしてもらいたい]

斉木[ログインして無ければ、メインサーバーを破壊しに行くんだがな」

斉木[さて、少し動くか]

タタタタ、ドンッ!

斉木[しまった、考え事をしていて前を見ていなかった]

斉木[大丈夫か?すまなかった、まえを見ていなくてな]

キリト「こちらこそ、すいません、こっちも走るのに夢中になっちゃって」

斉木[キ、リト?君はキリトって言うのか?]

キリト「えっと貴方の名前は、くーちゃんですか?」

斉木[そうだ、だが斉木と呼んでくれ、オンラインゲームだからと言って]

斉木[少し、調子に乗り過ぎた]

キリト「斉木さんは、パーティとか組んでますか?」

斉木[特に組んでは居ないがな]

斉木[パーティと言う物は攻略に大事な物なのか?]

キリト「パーティを組まないと、攻略出来ない訳では、ありません」

キリト「ソロは、かなりキツイらしいです。レベルの低い序盤なら、尚更」

キリト「もし、良ければ俺とパーティを組みませんか?」

斉木[パーティか、ふむ、いかにもゲーム的な感じだな]

斉木[面白い、組ませて貰おう]

斉木[パーティを組んだは良いが何をするんだ?]

キリト「序盤ですし、レベル上げですかね」

キリト「経験値は、パーティ内で、公平に振り分けられるので」

キリト「片方が、相手を倒せば、経験値は二等分されてお互いに入ります」

斉木[つまり、僕が何もして居なくても、君がモンスターを倒してくれれば、経験値は入る、ということか]

キリト「そうなります、けど何もしないのは、やめてくださいね」

キリト「それだとパーティを組んだ意味が無いので」

斉木[冗談だ、そんなことはしない]

斉木[それに、僕はこのゲームに少しハマったんだ]

斉木[何もしないのは、時間の無駄だしな]

ピピッザクッ

キリト「スイッチお願いします、斉木さん」ザクッ、シュン

斉木[了解した、このイノシシ達を狩ったら、何処かに行くんだったか?]シュンザクッザクッザクッザッ

キリト「ええ、第一層の攻略会議に行きます」

斉木[しかしこのゲームが始まって二ヶ月、やっと第一層だ]シュンザクッザクッ

斉木[これは本当に脱出できるのか?]スバァッ

キリト「倒せましたね、レベルも15まで上がりましたし」

キリト「攻略行っても、それなりに戦えると思います」

斉木[そうだな、しかし君はステータスの振り分けが上手だな]

斉木[まるで以前からこのゲームをプレイしてたようだ]

キリト「実は、俺ベータテスター、なんです」

キリト「黙っててごめんなさい、でもベータテスターって知ると急に毛嫌いする人が居て」

キリト「俺、人に嫌われるのとか苦手で..」

斉木[別に謝る事じゃ無い、何故ベータテスターな嫌われるんだ?]

キリト「ベータテストで知った、情報を教えないから、だそうです」

キリト「情報屋で貰える本の情報だって、俺らが提供した物なのに」

斉木[そうだったのか、済まないな嫌な思いをさせて]

キリト「いえ、良いんです」

斉木[取り敢えず、会議が行われるという始まりの街に行こう]

斉木[始まりの街に着いたが、階段があったから、それを下ったら]

斉木[不味いことに地下ダンジョンが始まった」

キリト「ここ、大丈夫何ですか?なんかヤバそうで...すよぉ」

キリト「あ、あそこ、見てくださいぃ」

斉木[何だあのドクロに大鎌といういかにも死神のような奴は]

斉木[90層クラスの化け物らしいな、今の僕達が攻撃をくらったら]

斉木[ひとたまりもないぞ]

斉木[逃げるぞ、キリト、どうした?動けないのか?]

キリト「腰が抜けて、立てません」ガクガク

斉木[仕方ない、ゲームだから、なるべく使いたく無かったがな]シュイン

斉木[人命優先だ、この程度の相手、これで十分だ]ジジジジィ

斉木[悪いな、海藤、技を借りるぞ]バチバチバチ

斉木[ジャチメント・ナイツ・オブ...サンダー]ズン!!

ウガァァァア

斉木[このゲームの中でも威力は五分の1程度ではあるが、超能力は使えるようだが、なるべくは使いたく無いな]

斉木[素顔で超能力なんて使ったら正体がバレるからだ]

斉木[あとゲームマスターに目を付けられると面倒だからな]

キリト「斉木さん、経験値凄い入りましたよ、レベル46まで上がりました!」

斉木[僕も、それぐらいまで上がったぞこのレベルなら30層ぐらい迄なら簡単そうだな]

展開的に仕方ないのだろうけど斉木のナレナレしさに違和感が

>>28すいません、次の書き込みから気を付けます

斉木[地下ダンジョンから抜け出した、僕達は第一層攻略会議に来ている]

キリト「斉木さん、この話は、別に聞かなくて大丈夫ですよ」

斉木[分かっている、先程お前に聞いたからな]

斉木[正直、この話はどうでも良い、このメンバーの中に入って、第一層ボスの場所が知れればな]

斉木[僕は人見知りなんだ、言葉で言いづらいなら行動で示そう]

斉木[目ヂカラだ]ギロッ

斉木[誘うな、誘うな、誘うな、誘うな]

キリト「斉木...さん?(何で睨んで来るんだ?分からない)」

キリト「そうか分かりましたよ、斉木さん、あの子の事誘って欲しいんですね?」

キリト「目で分かりますよ、正直に言ってくれればいいのに、じゃあ誘って来ますね」

斉木[あひゅう]

キリト「ごめんね、ちょっといいかな?君どのパーティに入るか決まった?」

アスナ「決まってないけど、どうして?」

キリト「俺達パーティメンバー探してるんだ、入ってくれないか?」

アスナという少女は、少し考えた顔をしてコクリと頷く

アスナ「よろしくお願いします」

キリト「こちらこそ」

斉木[キリトお前を恨むぞ]

キリト「そうだ、もう一人のパーティメンバーを紹介するね」

キリト「このピンク色の髪をしている人は、斉木さんって言うんだ」

キリト「俺達のもう一人のパーティさ」

アスナ「よろしくお願いします(ちょっと変な人...)」

斉木[変な人で悪かったな]

~第一層ボス扉の前~

キリト「斉木さん、いよいよですね」

斉木[いよいよじゃなくて、嫌々だな]

アスナ「頑張りましょうね」

キリト「ああ」

斉木[頑張れば二秒で終わるがな]

アスナ「スイッチはどうするんですか?」

斉木[必要無い、僕とキリトだけで十分だ]

キリト「そう言うことだからさ、後衛で待っていてくれ」

ギギィと音を立て大きな扉が開いた。

斉木[さて、行くか....嘘だろ?]

燃堂「何だ?わかんねぇけど俺っちも行くぜ!」

斉木[燃堂がいた...]

燃堂「お?皆、良くわかんねぇけど、あの斧持ったでかい人間と闘ってんのか?」

斉木[人間じゃない]

燃堂「俺っちも行くぜー、うおおおおぉ」

野生の勘か、燃堂はボスの攻撃を躱し続ける。

燃堂「お?こりゃ楽しいぜ、このゲーム買って良かったぜ」シュンシュン

燃堂「他の奴ら武器で攻撃してんなぁ、楽しそうだから俺っちもやるか」

斉木[燃堂と関わるとロクな事が無いからな、少し距離を取るか]

キリト「斉木さんなにやってるんですか、早く闘って下さい」ズバッ

斉木[加勢したいのは山々だが...]

燃堂「うわー捕まっちまった、誰か助けてくれー」

斉木[あのバカ]

キリト「待ってろ!今助けるぞ、うああぁぁぁ」ザクッザクッ

斉木[キリトの攻撃だけでは、燃堂が死ぬ前に助けるのは無理だな、止むを得ん]

斉木[念力!!]

ボゴァッ!と音を立て斉木の念力をくらい、ボスは倒れた。

斉木[全く、僕もお人好しだな燃堂の為に危険を犯すなんてな]

キリト「何が、起きたんだ?また斉木さんの不思議な力...か?」

斉木[ラストアタックボーナスか、超能力も攻撃扱いになるのか]

斉木の超能力を見て、一人の男が立ち上がる。

キバオウ「何やあんた、それ普通のスキルちゃうやろ」

キバオウ「saoでは魔法は無い、せやからそんなスキルある筈無いんや」

キバオウ「そんなのチートや、チーターや!」

ソウダソウダ、チーターチーター

斉木[生憎、この程度の事では僕の心は折れない、テレパシーで勝手に聞こえてくる言葉の方がハッキリ言って辛い]

斉木[チータ?望む所だ僕は現実世界でもオートでチートフル使用のチータだからな]

キリト「斉木さん大丈夫でしたか?」

斉木[今は、斉木と呼ばないでくれ、あのモヒカンに目を付けられると、厄介なのでな]

キリト「斉木さんどうしてですか?斉木さん?どうしてですか斉木さん!」

燃堂「サイ、キ?」

斉木[The end]

燃堂「おっ!相棒じゃねぇか、何だこのゲームやってたのか、なら言ってくれよ、相棒とパーティ組んだのによ」

斉木[ログインしたら連絡する手段もないし、連絡出来たとしてもお前にだけは絶対連絡しない]

燃堂「なあ相棒パーティ組もうぜー」

斉木[あちらのキバオウさんと言う方と組んできてくれ]

燃堂「相棒!俺達相棒同士だろ?パーティ組もうぜ」


斉木[こんなやり取りが一時間も続くと流石に根負けして、パーティを組むことになった]

燃堂「よろしくな、キリト、アスナ、相棒、俺っちの名前は燃堂力だぜ」

キリト「ああ、よろしく燃堂」

アスナ「ね、燃堂君..よろしく(変な人だな)」

斉木[それは僕も同意見だ、少しが付いてないあたり、燃堂の事を相当嫌ってる様だな]

斉木[そして、僕達は55層迄来た、最前線では、63層まで行っているらしい]

斉木[これは少し前の話になる]

斉木[今、僕達は48層に来ている、キリトは隠しているつもりらしいが]

斉木[僕にはお見通しだ、二刀流スキルの為にエリュシデータの対になる.片手剣を作りにきたのだ]

リズ「エリュシデータ、ボスドロップの中では魔剣クラスの化物剣じゃない」

リズ「それと同等以上となると、55層のクリスタライト・インゴットが必要ね」

斉木[55層は、寒い]

キリト「寒いですね、コート来てても寒い」

アスナ「私も」

燃堂「少し寒いな、相棒!ラーメン屋何処だ?」

斉木[黙れ]

キリト「ここら辺ですかね?」

斉木[聞いた場所によるとな、後ろから何か来ているぞ]

ドラゴン「ウガァァォ」

キリト「俺が行く!ふっ!」ザシュッ

燃堂「お?深い穴があるぜ下にラーメン屋あるかな?ちょっちみてくるわ」

斉木[ちっ、燃堂の奴は僕が見てくる、ドラゴンとの戦闘は頼んだぞ]

キリト「了解!」

アスナ「はああぁ」ズバズバズバズバ

キリト「トドメだ、ヴォーパルストライク!!」ザシュザシュザシュッ

ラーメン屋を探す為に、落下した燃堂を追う斉木。

斉木[燃堂大丈夫だったか?」

燃堂「おうよ!で、ラーメン屋何処だ?」

斉木[お前はもう喋らなくていい]

斉木[だが、ここに落ちたのは幸運だったかも知れないぞ]

斉木[ここに...あったクリスタライト・インゴットだ]

斉木[燃堂を抱えてと]

燃堂「相棒ー離せよー動けないだろ」

斉木[行くぞ」ダンッ

斉木は地面を蹴りひとっ飛びで、無事に穴から出ることに成功した

燃堂「お?お?お?」

燃堂「ラーメン屋無かったぜぇ~」

斉木[ラーメン自体ここには無い]

斉木[さてリズベット持って来たぞ]

リズ「あ、うん今から作るわね」

キリト「どんな剣かな、楽しみだ」

燃堂「ラーメン作ってんのか?」

斉木[黙れ]

アスナ「出来たみたいよ」

リズ「成功よ!剣の名前はダークリパルサー、エリュシデータと同等の剣よ」

燃堂「でもよ、このゲームって剣一つ迄しか持てなくねえか?」

燃堂「なんで同じぐらいの剣二つ必要なんだ?二刀流とかか?お?」

キリト「いやぁ、折れた時の為だよ...うん」

燃堂「そうか!折れた時の為か、考えてんなおめえよ」

キリト「ハ..ハハ」

斉木[お前が考えて無いだけだ]

斉木[燃堂の勘には、超能力的な物を感じるな]

燃堂「お?お?お?」

キリト「じゃ、じゃあ今日はこれで宿に泊まりませんか?」

燃堂「ラーメン屋か?やったぜ!」

斉木[それは絶対ない]

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom