司会「クイズ、藤村大河300の――ぬっ貴様何をするやm」(106)

前回 司会「クイズ、遠坂凛300のことー!」

司会「クイズ、遠坂凛300のことー!」 - SSまとめ速報
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冬木特設スタジオ

カレン「帰りましょう」

凛「着いて早々ぶっちゃけたわね、カレン」

士郎「あいつ前回アーチャーに成敗されたってのに、まだ懲りてないのか」

ランサー「つーか、待て。何だってオレらはこんな場所に連れて来られたんだよ」

凛「え? あ、その理由ならすぐに解るわ。ほら聞こえてくるでしょう?」

司会「あ、あ、ごほん。マイクのテスト中。本日はクイズ日和なり」

ランサー「・・・あー、なるほどな。言峰のクソつまんねぇ催しもんかよ」

カレン「私の方が向いているというのに、ダニ神父も自己主張が激しいですね」

司会「藤村大河を、もっと知りたいー!」

士郎「うわ、藤ねぇのことかよ・・・って、ん? 今回はスタッフじゃないのか」

凛「士郎と私はともかく、カレンとランサーなんてほとんど答えられないでしょうに」

カレン「その通りですね。大河のことなんて、これっぽちも興味ありませんし」

ランサー「坊主んとこのねぇちゃんか? そんならオレも言うほど接点ねぇからなぁ」

士郎「二人はこんな調子だけど、それでも強行するんだろうな。言峰の奴・・・」

司会「クイズ、藤村大河300の――き、貴様何をするやm」ドタバタ


凛「あら? いきなり声が途切れたわね。何かあったのかしら」

士郎「マシントラブルでも起こしたのか?」

カレン「段取りが悪いですね。ゲストを待たせるなんて虫ケラ以下の所業ですよ」

?「・・・大変失礼いたしました。ただいまより、放送を再開します」

ランサー「別に再開しなくても良いんだけどよ・・・てか、今の女の声誰だよ」

士郎「えっ、ちょっと待て。なんかやけに聞き覚えがあったんだが」

凛「き、聞き間違えじゃない? そんな馬鹿なことあるわけ・・・」


?「それと急遽、言峰神父に変わりまして・・・」

4人「・・・」

司会「このわたし、冬木の虎が司会を務めさせていただきます」

士郎・凛「やっぱりアンタかーっ!!!」

カレン「・・・おやまあ」

ランサー「なんだぁ? ねぇちゃんは問題じゃなかったのかよ、坊主」

士郎「こっちが聞きたいぐらいだよ!」

司会「改めまして・・・言峰綺礼を、もっと知りたいー!」

司会「言峰綺礼、300のことー!」

士郎「なんか言峰に変わってるし!」

凛「あのエセ神父のことなんか知りたくないわよ!」

カレン「同感ですね。ダニを研究する性癖などありませんから」

ランサー「こんなくだらねぇもんに付き合ってらんねぇよ」

ランサー「悪いけど、オレは帰らせてもらうぜ」スタスタ・・・カチッ

ランサー「あぁ?――ウギャー!」ドッカーン!


士郎「ランサーが死んだ!」

凛「この人でなし!」

カレン「あーらら、駄犬の丸焼きが出来上がってしまいましたね」

ランサー「・・・」プスプス

司会「ちなみに、その周辺一帯の床には地雷がしかけてあります」

司会「無闇に帰宅しないよう心掛けてください」

士郎「ふ、藤ねぇ、俺たちを帰さないつもりだ・・・」

凛「なんてことなのよ。これじゃあ、まだ言峰の方が良心的に思えるじゃない・・・」

カレン「おや。思わぬところで報われていますね、極悪神父」


カレン「しかし・・・ウフフ。ちょっとだけ大河のことを見直しました」

凛「この残虐非道のどこに見直す要素があるっていうのよ!」

司会「解答者が一人減ってしまったため、予備の解答者にお越しいただいております」

士郎「予備の解答者って・・・さ、桜!?」

桜「・・・私、別に皆勤賞を狙ってるわけじゃないのに」

凛「藤村先生、たぶんランサーが死ぬことを読んでいたんだわ。なんて恐ろしい人」

カレン「これで役者は揃った、と受け取ってよろしいのですか、大河?」

司会「皆様、解答席にお座りください」

カレン「・・・無視?」


司会「第1問、綺礼の誕生日は?」

凛「ねぇ、やっぱり優勝者って言峰と二人きりの権利なのかしら?」

士郎「うわ、死んでも御免の賞品だな・・・」

カレン「逆に失格神父に死んで欲しいですね」

桜「私、わざと間違えちゃおうかな」

司会「やる気がないと判断された場合、解答席に電流が流れます」


士郎「・・・藤ねぇ、抜かりないな」

カレン「ですが、私好みの趣向ですね。ちょっと興奮してきました」

凛「アンタ、SかMかはっきりしなさいよ」

カレン「ダブル属性ですが、何か?」

桜「さらりとすごいカミングアウトしましたね」

司会「解答オープン」

士郎:わからない

凛:12月28日

桜:わからない

カレン:12月28日


凛「はぁ、何で私あんな奴の誕生日なんて知ってるのかしら・・・」

士郎「あれでも一応、兄弟子なんだろ? そりゃ知っててもおかしくないだろ」

桜「でも正解するたびに、言峰神父に近づいていきますよね」

カレン「汚らわしい老害とラブラブタイムなんて、カレンちゃんマジ耐えられない」

カレン「あ、でもラブリンタイムだったら優勝は凛に決まりですね。おめでとうございます」

凛「やめんかキモイ!」

桜「ラブリンタイムにならないでしょうか・・・」

士郎「桜、思っててもそれは言っちゃ駄目だ」

カレン「・・・おや? いつの間にかモニターに言峰神父が映っていますね」


言峰「くっ、まさかこの私が不覚を取るとは・・・」

バーサ―カー「・・・」

言峰「そしてバーサ―カーの膝の上で恋人抱きされるとは・・・眩暈がしてきた」

イリヤ「コトミネ、貴方の誕生日を教えなさい?」

言峰「イリヤスフィール、貴様も奴とグルだったのか。この屈辱ただで済むと・・・」

イリヤ「早く答えないと、バーサ―カーに大好きクラッシュされるわよ?」

バーサ―カー「■■■■!!!」

言峰「うおやめて、そこぎっくり腰!!!」


言峰「・・・はぁ、はぁ・・・くっ。私の誕生日は、12月28日だ」

司会「凛、カレン、正解~」

カレン「こ・・・恋人、抱き・・・」プルプル

凛「だ、大好きクラ・・・うっ、ぷふ」

桜「・・・ぎ、ぎっくり腰」ウプフ

士郎「く、くふ・・・こ、言峰の奴、俺たちを笑い死にさせる気かよ・・・」


司会「第2問、綺礼の血液型は?」

カレン「誰が好き好んで、ダニの血液型なんて書かなければならないのかしら・・・」

凛「あー、答えたくないわー」

司会「解答オープン」

士郎:A型

凛:B型

桜:O型

カレン:B型


士郎「それでも当てるしかない宿命なんだよな」

桜「おかげで私たちが優勝候補から消えてラッキーですけどね」

凛「・・・桜、あとで覚えてなさいよ」

イリヤ「ねぇコトミネ、コトミネの血液型は?」

言峰「私の血液型はB型だ。それよりも、せめてこのバーサ―カーをどうにk」プツン

司会「凛、カレン、正解~」

カレン「憐れですね。ついでに中継も切られて・・・プフ、本当に惨めな姿」

凛「まっ、普段から悪乗りが過ぎるし、これぐらいはちょうど良い天罰でしょう」


司会「第3問、綺礼の所属する組織は?」

士郎「おっ、俺でも解る問題来たな。答えたいかどうかは別として・・・」

桜「こんなことなら、神父さんが司会の方がまだ良かったです」

凛「ええ。けどあんな奴のことを求める日が来るなんて、私も落ちたものね」」

カレン「貴方たち、その薄汚い口を開いていないでさっさと書きなさい」

士郎「なぜに今毒舌?」

司会「解答オープン」

士郎:聖堂教会

凛:聖堂教会

桜:聖堂教会

カレン:聖堂教会


カレン「満場一致したところで、早くモニターを映してください」

士郎「おいカレン、お前何で急にそんな焦って・・・」

カレン「フィッシュ!」シュルシュル

士郎「ふごっ!」グルグル

凛「ちょっと、カレン。いきなり士郎を簀巻きにしてどうしたのよ?」

カレン「お黙りなさい、凛。年中無休で寄付金を催促しますよ」

凛「死んでも願い下げよ!」

桜「もしかして、言峰神父の醜態を早く見たいのでは?」

カレン「おや、よく解っているじゃありませんか。さすがは、まっくろくろすけですね」

桜「誰が黒い桜ですか! 今のところ大丈夫です!」

士郎「・・・今のところなのか、桜」


イリヤ「コトミネの所属してる組織は?」

言峰「ふん、そんなもの私が言うまでも・・・バーサ―カー、腹はやめろ」グググ

バーサ―カー「・・・?」

言峰「朝食の麻婆が出てきてしまうぞ?」フッ

バーサ―カー「・・・!?」アセアセ

言峰「・・・解ればよろしい。それで私の所属だったな。無論、それは聖堂教会だ」

司会「全員正解~」

カレン「あのままペシャンコになれば良かったのに・・・目が穢れますけど」

凛「言峰の奴ずいぶん落ち着いているわね。バーサ―カーが気にならなくなってきたわ」

桜「それは良いんじゃないですか? 私、笑い死にはしたくありませんし」

士郎「言峰に笑い殺されるとか、人生最大の汚点だな・・・」

・・・・・・・・・・・・


司会「第10問、綺礼の父親の名前は?」

士郎「これも知らないな。というか、俺が答えられる問題ほとんどなさそうだぞ」

桜「私も先輩と同じような感じです。それに比べて、お二人は・・・」

凛「あぁもう、あいつの父親の墓参りなんてしなきゃ良かったわ」

カレン「凛、その台詞は死者に対する冒涜ですよ?」

凛「知ったこっちゃないわよ。てか、アンタもよくそこまで言峰のこと知ってるわね」

カレン「・・・知りません。失格神父のことなど、素粒子ほども知りません」ムスッ

桜「急にカレンさんが怒っちゃいましたね」

士郎「そりゃ、言峰なんかのことに詳しいとか言われればな・・・」

カレン「・・・うるさいですよ、そこのクテュルフとフェイカー」


司会「解答オープン」

士郎:わからない

凛:言峰璃正

桜:わからない

カレン:言峰璃正

凛「ふと思ったけど、これ言峰がわざと間違えれば誰も正解しないんじゃない?」

桜「確かに、いつもの神父さんなら平気で嘘吐きそうですけど・・・今は」

士郎「麻婆の四散するとこなんか見たくないぞ」

イリヤ「コトミネ、貴方の父親の名前は?」

言峰「父の名は言峰璃正だ」

言峰「前回の聖杯戦争の折に亡くなってしまったが、主に忠実な偉大な父だったよ」

司会「凛、カレン、正解~」


士郎「あいつでも、親父が死んで悲しいと思うのかな?」

凛「それはない。天地がひっくり返ってもありえないわね」

桜「血も涙もなさそうな方ですしね」

カレン「きっと誰が死んでも本当に死を悼みはしないはずです・・・きっと」

士郎「カレン?」

カレン「何ですか、雄犬。私に発情真っ盛りですか? 視姦して達しました?」

士郎「ああいや・・・別に何でもない」

・・・・・・・・・・・・


司会「第15問、綺礼の趣味は?」

凛「これはちょっと難しい問題ね」

士郎「言峰に趣味なんかあるのかよ・・・」

司会「解答オープン」

士郎:運動

凛:サーヴァントいじり

桜:スーツの試着

カレン:ワイン収集


士郎「桜、なんだそりゃ」

桜「実はこの前、神父さんが紳士服屋さんに入るところを見ちゃったんです」

桜「そこでスーツを熱心に見ていて・・・ついに、試着室へと」

凛「ちょ、ちょっとたんま。桜、それほんとにあいつだったの?」

桜「はい。しっかりとこの目で見たので間違いありません」

カレン「コナカ? 青山? どちらにしても、これは良いネタが拾えました」

士郎「まさか前に遠坂に騙されたのをきっかけに、そのままハマっちまったのか?」

凛「ぶ、ふふ・・・や、やばい、思わぬところでアイツの弱み見つけちゃったわ」


イリヤ「ねぇ、コトミネの趣味ってなんなの?」

言峰「それは娯楽のことか? 生憎と、私にそんなものなくてね」

言峰「いっとき気まぐれにワイン集めをしていた時期もあったが、もう昔の話だ」

司会「カレン、正解~」

士郎「よく知ってたな、カレン」

カレン「今も腐れ神父の部屋でワインが大量に保管されていますから」

桜「腐ってると発酵をかけたんですか?」

カレン「え・・・そ、そんなわけありません。おふざけも大概にしなさい、桜」ポッ

凛「かけてたのね・・・ふふ、照れちゃって」

・・・・・・・・・・・・


司会「第39問、綺礼の好きなおっぱいのサイズは?」

士郎「ぶっ!?」

桜「ふ、不健全です!」

凛「男にはみんな訊くつもりらしいわね・・・」

カレン「・・・」チラ

司会「解答オープン」

士郎:普通くらい

凛:巨乳

桜:貧乳

カレン:小さめ


士郎「ま、まあ言峰も男なら自然と普通って答えそうだが」

桜「でも神父さんって、どこかロリコンのイメージがありますよね」

凛「カレンは、そう書いた根拠とかあるの?」

カレン「いえ、特にはありません。強いて言えば、凛のサイズでしょうか」

凛「・・・あぁん?」

士郎「と、遠坂、目付き悪いぞ・・・」

桜「そう言えば神父さん、姉さんによくお洋服とかあげていたんでしたっけ」

カレン「セクハラ神父は凛のことを愛しているのです。祝福してさしあげますわ」

凛「ええいやめんか気色悪い! 言峰アンタ、小さいの好きとか言ったらブッコロス!」

士郎「さり気なく理不尽だな・・・」


イリヤ「コトミネに好きなおっぱいの大きさとかあるの?」

言峰「まさか私がこの質問に答える破目になろうとは・・・」

言峰「だがあえて言おう。神の御名に置いて、全ては平等だと」

言峰「ゆえに質量など関係ない。それでも強いて言うのなら、それは愛した女の大きさだ」

司会「全員不正解~」

ブブーッ

凛「エロ神父のくせに、カッコつけてるわね」

士郎「やばい。あんな奴が格好良いとか思ってる俺、どうかしてるぞ」

カレン「・・・おかしいですね。ダニ神父ならこう答えると思ったのですが」ムネサスサス

桜「(もしかしてカレンさん、自分の大きさ書いたのかな?)」

・・・・・・・・・・・・

期待


司会「第68問、この4人の中で・・・」

士郎「そういや藤ねぇも、俺たちに変な問題答えさせて楽しんでるのか?」

桜「どうなんでしょう? 藤村先生なら、ありえないこともなさそうですけど」

司会「・・・」

凛「急に溜めたわね。さっさと言いなさいよ」

カレン「緊張感を持たせる。司会者としては当然の務めですね、うざいですが」


司会「一番、不潔だと思っているのは?」

凛「この4択も安定してるわねぇ・・・」カキカキ

桜「他の問題にしてくれないんでしょうか・・・」カキカキ

カレン「自分が解答者でなければ好きな質問なのですけど・・・」カキカキ

士郎「お前ら、文句言いながらもペンの動き早いときあるよな」

司会「解答オープン」

士郎:遠坂

凛:カレン

桜:カレンさん

カレン:間桐桜


凛「士郎、現世に言い残したことはあるかしら?」ゴゴゴゴ

士郎「い、いや俺は言峰の気持ちを読んでだな・・・」アセアセ

カレン「確かに私の身体は穢れていますが、それ以上に桜の方が汚染されていそうです」

桜「せ、先輩の前でそういうこと言わないでください!」

イリヤ「コトミネ。難しいと思うけど、あの4人の中で一番不潔だと思うのはだれ?」

凛「ちょっとどういう意味よ、イリヤ!?」

言峰「ふむ。実に甲乙付け難い接戦だが・・・一人だけ挙げるならば、やはりあの修道女だ」

司会「凛、桜、正解~」

桜「なんか選ばれなくても、素直には喜べませんね・・・」

カレン「うふふ。ダニ神父、あとで超強力殺虫剤を眼球に吹き付けてあげますよ」

・・・・・・・・・・・・


司会「第78問、綺礼が一番強いと思っているサーヴァントは?」

ランサー「こんなの、オレしかいねぇだろ」フッカツ

凛「ラ、ランサー、貴方生きていたの!」

カレン「外道神父がゴキブリなら、駄犬の生命力はゾウムシ並みですね」

ランサー「んだよ、ゾウムシって。てか、サーヴァントが現代兵器で死ぬわけねぇだろ」

桜「その設定まだ生きていたんですか」

士郎「戦闘続行スキルは伊達じゃないな・・・」

ランサー「まー、オレは観客席で見てるから、お前ら頑張れよ」

カレン「マスターの不幸を見学ですか? 良いご身分になったものね、犬」

ランサー「別にオレがすることねぇだろ・・・てか犬って言うな!」


司会「解答オープン」

士郎:ギルガメッシュ

凛:ギルガメッシュ

桜:ギルガメッシュさん

カレン:ギルガメッシュ

ランサー「ちっ、しけてんなぁ。あんな馬鹿のどこが強いんだか・・・」

桜「でもランサーさん負けてますよね」

カレン「負け犬ですからね。ゲイボルグも必中のくせに、ほとんど殺せていませんし」

凛「確かに負けてばっかだけど、こればかりは仕方ないわ。運が悪かったのよ、たぶん」

ランサー「・・・なあ、オレを泣かせても良いことないんだぞ?」


イリヤ「コトミネ、コトミネが一番強いと思うサーヴァントは?」

言峰「英雄王一択だろうな。無論、あの慢心さえなければの話だが」

司会「全員正解~」

桜「ほとんどチャンス問題でしたよね」

凛「まあねぇ」

カレン「楽勝でした」

士郎「・・・いつの間にか正解することに酔ってるな、こいつら」

ランサー「優勝しても野郎と二人っきりなのになぁ」

女3人「・・・」ギロリ

ランサー「あれ、オレ間違ったこと言ってないよな? 何で睨まれてんのこれ?」

・・・・・・・・・・・・


司会「第100問、綺礼行きつけの店とそこで頼む料理は?」

凛「100問目にしてついに出たわね。思い出すだけで舌が痺れてきたわ」

桜「そ、そんなに凄かったんですか?」

凛「アンタも食べてみれば判るわよ。それと、あの中毒性もね」

司会「解答オープン」

士郎:泰山の麻婆

凛:泰山の激辛麻婆

桜:泰山の麻婆豆腐

カレン:泰山の激辛麻婆


士郎「げ、激辛かよ。あそこのだったら甘口でも死にそうなのに・・・」

凛「士郎って馬鹿? 甘口なんてあるわけないじゃないのよ」

士郎「えっ、でもメニュー表にはちゃんと・・・」

カレン「甘口という名の激辛。激辛という名の地獄ですよ」

桜「カレンさんも食べたことあるんですか?」

カレン「・・・ダニ神父の好むものなど、食べるわけありません」プイッ

イリヤ「コトミネがよく行く店と、そこで食べる料理は?」

言峰「紅洲宴歳館、泰山の激辛麻婆を置いて他にない」

司会「全員正解~」


凛「・・・そういえば、さっきからランサーが客席で震えているわね」

桜「汗だらだらですね」

ランサー「麻婆は嫌だ・・・麻婆は嫌だ・・・」ガタガタ

カレン「後で泰山に連れて行ったら面白いことになりそう。というか連れて行きます」

士郎「ランサー、何があった・・・」

ランサー「麻婆は嫌だ・・・」ガタブル

・・・・・・・・・・・・


司会「第123問、綺礼の得意技は?」

士郎「得意技か。そういやアイツ、普通の人間とは思えない動きするよな」

凛「なんせバリッバリの代行者だもの。あの強さだけは認めざるを得ないわ」

カレン「それでも聖堂教会の中には、極悪神父をも凌駕する腕の持ち主がいますけどね」

桜「その人たち、もう人間やめていそうですね」

凛「・・・桜が言うと、妙に説得力あるのが怖いわー」

司会「解答オープン」

士郎:八極拳

凛:黒鍵投擲

桜:黒鍵

カレン:洗礼詠唱


凛「あらカレン、意外なところ突いてきたわね」

カレン「ええ。失格してはいますが、あんな害虫でも無量大数歩譲って神父ですし」

凛「たぶん、それ譲ってないわよ・・・」

イリヤ「コトミネ、貴方の得意技ってなに?」

言峰「それは戦闘面に限ったことだけなのかな、イリヤスフィール」

イリヤ「えっ、ちょっと待って」

カンペ

イリヤ「えーっと・・・特に、そういう指定はないみたいよ」

言峰「なるほど、それなら話は早い」

言峰「私の魔術特性は「傷を開く」こと。ゆえに治癒魔術は得意分野だ」


司会「全員不正解~」

ブブーッ

凛「チッ、そっちもあったか」

カレン「盲点でしたね。ですが極悪神父のくせに、真面目に答えないでください」

士郎「いや真面目に答えなきゃ、バーサーカーに殺されるだろ」

桜「そうでした。いちいち恰好つけてますけど、神父さん今は恋人抱きされてましたね」

凛・カレン「・・・」プフ

士郎「や、やばい、せっかく慣れてたのにまた腹筋が・・・」フフッ

・・・・・・・・・・・・


司会「第141問、綺礼が4人の中で・・・」

凛「なんか展開読めたわー」

桜「どうせ、あれしかないでしょうしね」

司会「一番、二人きりになりたくないのは?」

士郎「藤ねぇも一応、言峰の考えた問題に忠実なんだな」

カレン「これは逆に選ばれたい問題ですね」

司会「解答オープン」

士郎:衛宮士郎

凛:間桐桜

桜:遠坂凛

カレン:カレン・オルテンシア


桜「姉さん、念の為に訊きますけど理由はなんですか?」ムッ

凛「アンタこそ、私を選んだ理由はなにかしら、桜?」イラッ

凛・桜「・・・ふんっ」プイ

士郎「素直に自分の名前書けば良かっただろうに」

カレン「まったくですね。姉妹の醜い争い、あぁなんと愚かしいものでしょう」

士郎「その割には、カレン。顔が笑ってるぞ」

カレン「貴方の眼球は腐っているのですか? 付け替えをお勧めしますよ」

士郎「いや腐ってないから」


イリヤ「ねぇコトミネ、あの4人で一番二人きりになりたくないのはだれ?」

言峰「そうだな。仇敵の息子である衛宮士郎と二人きり、というのは些か気まずい」

言峰「だが、あの陰湿シスターと一緒というのも御免こうむりたい」

言峰「そして凛に関しても、私に対する拒絶感が半端ない」

イリヤ「つまり?」

言峰「ぶっちゃけ間桐桜だな。あの娘には心臓潰されたことあるし」

司会「凛、正解~」


士郎「・・・心臓潰された?」

桜「せ、先輩、真剣に考えないでください! たぶん神父さん、ぼけてるんですよ!」

凛「そ、そうよね。心臓なかったら、あそこにいないものね」

カレン「イカ娘さん、意外とエグイことしてらっしゃるのね。もっとやりなさい」

桜「だからあれは間違いなんですー!」

・・・・・・・・・・・・


司会「第150問」

凛「やっと半分ね・・・はぁ、疲れたわぁ」

桜「姉さん、まだ疲れるのは早いですよ」

士郎「これ終われば昼だったよな」

カレン「士郎はいつもお弁当を持参していましたよね。糖質たっぷりですか?」

士郎「何で知ってるんだよ。あと悪いけど、今日は用意してきてないんだ」

凛「えっ、ないの士郎?」

士郎「すまん。今朝はちょっとドタバタしてて・・・」

桜「先輩を責めちゃ駄目ですよ、姉さん。今日はみんなでどこか食べにいきましょう」


司会「綺礼の日課にしていることは?」

士郎「問題は普通だけど、さっぱり判らんな」

凛「でもあいつ神父じゃない。それを考慮したら、一つぐらいは思いつくでしょ?」

桜「姉さん、それけっこう際どいヒントじゃありませんか?」

カレン「・・・墓暴き?」

凛「問題ないんじゃない? シスターがアホなこと言ってるんだし」」

司会「解答オープン」

士郎:祈り

凛:神への祈り

桜:お祈り

カレン:主への祈り


桜「なんだかんだ、カレンさんまともなこと書いてますね」

カレン「冗談を本気にするなんて、貴女の脳みそはランサー以下ね」

ランサー「うぉい! 久々にオレの名前出したと思ったらそれかよ!」

士郎「あ、ランサーのことすっかり忘れてた」

イリヤ「コトミネ、日課にしてることってある?」

言峰「この冬木に派遣されて以来、教会の掃除は欠かしたことがない」

司会「全員不正解~」

ブブーッ


士郎「なぜだろう。問題が進む度に、言峰に対する好感度が上がってる気がする」

凛「まあ性格はクズだけど、仕事だけはきっちりする奴だしね」

桜「ほんの少し、神父さんのこと見直しそうです」

カレン「・・・ふん。つまらない人たち」

士郎「何はともあれ、これで昼休憩に・・・」

司会「第151問」

4人「!?」

しえん


凛「ちょっと、どうして問題が続いてるのよ?」

桜「そ、そうですよ。いつもならここでお昼休憩のはずなのに」

司会「なお、今回は昼休憩なしで進行いたします。予めご了承ください」

士郎「了承取るのおそ!」

カレン「うふふ、大河。貴女、ダニ神父以上の外道さを秘めていますね」

司会「その代わりといたしまして」

司会「優勝者には言峰綺礼と二人きりで、麻婆食べ放題の権利が与えられます」

凛「そんなオマケいらねー!」

桜「まさか兵糧攻めをしてくるなんて・・・」

士郎「ここにセイバーがいなくて良かった・・・」

司会「いったん、ここで途中経過をお知らせします」


・・・・・・・・・・・・

ここまでの正解数

士郎:6問

凛:59問

桜:8問

カレン:63問

凛「・・・2位とか鬱だー」

カレン「・・・どうして私がトップなんでしょうか」ムスッ

桜「二人とも、言峰神父のファンみたいですね」

士郎「桜、それは言ってやるな・・・」

ランサー「つーかさ、オレは別に昼食いに行っても良んじゃね?」

凛「ランサー、貴方一人だけ逃げる気!」


カレン「私は別に構いませんよ。犬が犬らしく尻尾振って逃げたとしても」

ランカー「誰が犬だコラ!」

カレン「ほら駄犬、主人を置いて行きなさい。惨めったらしく逃亡なさい」

ランサー「くっ、マスターにそんな言い草されちゃ、男として背は向けらんねぇな」

桜「でも良いんですか? ただの道連れになりますよ」

ランサー「構うもんか。それに第一どっかの騎士王じゃねぇんだ」

ランサー「もともとサーヴァントは、飯食わなくても大丈夫なよう身体ができてんだよ」

桜「あ、そんな設定もありましたね」

凛「セイバー見てると、そんなの忘れちゃうわよね」

士郎「セイバーは良いんだよ。あいつ、食べてるときすごく幸せそうなんだから」

カレン「貴方も幸せそうね、衛宮士郎。・・・見ていて虫唾が走るほどに」プイッ


司会「綺礼が一番好きなマスターは?」

凛「そこはかとなく気色悪い質問ね・・・」

カレン「たとえごく潰し神父とアダムとイブになっても、選ばれたくありませんね」

桜「もし男の方を選んだらそれって・・・」

士郎「桜やめろ。なんか知らんが聞きたくない」

司会「解答オープン」

士郎:遠坂

凛:間桐慎二

桜:葛木先生

カレン:間桐慎二


士郎「あいつ、慎二のこと選ぶか?」

凛「金ピカをサーヴァントにさせるぐらいだし、ありえないことじゃないわ」

凛「てか、どうして私を選ぶのよ、士郎・・・」

士郎「だってあいつ、最初は遠坂のこと聖杯戦争に勝たせようとしてたじゃないか」

桜「姉さん、好かれてますね。・・・ラブリンタイム、ふふ」

凛「好かれてないわよ! だいたい、桜のそれは何!」

桜「前に神父さん、葛木先生と打ち合っていたので」

カレン「どれも可能性としてはありそうね。まあ私を選ばなければそれで良いのだけど」


イリヤ「コトミネ、一番好きなマスターはだれ?」

言峰「酷く語弊が生まれそうな質問だが、必ず選ばなければならないのだろう?」

イリヤ「もちろんよ」

言峰「そうか・・・であれば、お前。イリヤスフィールを選ぶとするか」

イリヤ「・・・え?」

4人「・・・え?」

言峰「・・・?」

イリヤ「・・・・・・・・・・・・ろ」

言峰「ふむ?」

イリヤ「ロリコン親父がいるわーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」


言峰「ま、待て何を誤解している。私がお前を選んだのは暗に・・・」

イリヤ「き、危険だわこの性犯罪者! これはもう処刑しかないわ!」

言峰「だから違う話を聞け!」

言峰「私が貴様を選んだのはあれの器だからであり、それ以外の感情など抱いて・・・」

イリヤ「やっちゃえ、バーサ―カー!」

バーサ―カー「■■■■■■■■■!!!」

言峰「ぐおおおおお!!! 麻婆に光あれええええええええええええええ!!!」

・・・プツリ

4人「(・・・死んだ)」

・・・・・・・・・・・・


司会「第187問、綺礼が好きな花の色は?」

桜「あ、ちょっとだけ可愛いらしい問題です」

凛「あいつに花を愛でようなんて感性があるとは思えないけどね」

司会「解答オープン」

士郎:黒

凛:黒

桜:黒

カレン:白

士郎「見事に真っ黒だな。けど、カレンだけ違・・カレン?」

カレン「・・・」


凛「どうしたのよ? 急に黙り込んじゃって」

桜「もしかして、昼食を抜いて気分が悪くなったのですか?」

カレン「・・・いえ、何でもありません」

ランサー「マスター、トイレぐらいなら虎のねぇちゃんも許して・・・ふげ!?」グルグル

カレン「はしたないですね、早漏。自分が片足挙げて催してみてはいかが?」

ランサー「ふごふごー!」(犬じゃねぇー!)

士郎「けどカレン、調子悪いなら休ませてもらえよ。無理はよくないぞ」

カレン「だから違います、士郎。ただちょっとだけ・・・考え事をしていただけです」


イリヤ「コトミネに好きな花の色とかあるのかしら?」

言峰「花壇の世話はしているが、特に好きな花があるというわけではないな」

イリヤ「じゃあ、答えはないってことでオッケー?」

言峰「ああ、それでよければそうして・・・ああいや、少し待ってくれ」

イリヤ「何かしら?」

言峰「・・・そう言えば、遠い昔。たった一度だけ白い花に惹かれたことがあった」

イリヤ「あら意外ね、コトミネ。貴方がそんなこと思うなんて」

言峰「その頃は私もまだ不安定でね。あの枯れかけた花が酷く尊いものに見えたのだよ」

言峰「しかし今は過去。以来、花になど興味はないし、これは答えにしなくてもいい」

言峰「ただ・・・そんな思い出がこの私にもあった、というだけのことだ」


司会「カレン、正解~」

凛「へえー、言峰が白い花にねぇ」

桜「あの神父さんが・・・意外です」

士郎「あいつが花に惹かれたなんて、まったく想像できないな」

カレン「ですね。私の答えと一緒だなんて甚だ不愉快です。もう死んでください」

凛「じゃあ何で書いたのよ?」

カレン「面白そうなので、一番あり得なさそうなものを書きました」

士郎「やる気ないと電流くるんだろ? 今回は当たったけど、あんま変なの書くなよ」

カレン「判っています。この私に指図などしないでください、雄犬風情が」

士郎「いやそこで怒るなよ」

カレン「良いから黙りなさい。・・・意味などないのですから」

・・・・・・・・・・・・


司会「第192問、二択問題です」

凛「舐めてたわー。今回二択なんてないと思ってた」

士郎「頼むから俺のこと出すなよ、藤ねぇ・・・」

司会「ランサーとギルガメッシュ、空爆されても良いのはどっち?」

カレン「おやまあ、なんとも残虐な質問を出すのね、大河。ますます愛おしいわ」

桜「あれ? そういえばランサーさんの姿がありませんね」

士郎「そういや、また存在忘れてたけど、飽きて帰ったのかな?」

凛「ちっ、逃げたか」

カレン「マスターを見捨てるなんて酷い飼い犬。次会ったら去勢しないといけませんね」


司会「解答オープン」

士郎:ギルガメッシュ

凛:ギルガメッシュ

桜:ギルガメッシュさん

カレン:ギルガメッシュ

士郎「・・・なぜにみんな英雄王なのか」

凛「だって」

桜「あの人」

カレン「うざい」

士郎「そして謎の連帯感・・・まあ、あいつだから良いけどさ」


イリヤ「ねぇコトミネ、ランサーと金ピカのどっちが死んだら嬉しい?」

士郎「イリヤ! 女の子がそんな言葉遣いしたら駄目だぞ!」

凛「ロリっ娘の悪意が籠ってるわね・・・」

言峰「あの二人では、か。さて悩ましいところだが・・・そうだな」

言峰「ランサー・・・と普段ならば答えていることだろう」

言峰「しかしそれでは興に欠ける。ゆえに今回はあえてギルガメッシュを選択しよう」

イリヤ「はーい、解答いただきましたぁ!」

司会「それでは、実際にAUOを空爆していただきましょう」


凛「はぁ? 何言ってるのよ、あの人は」

士郎「おい、モニターが切り替わったぞ」

桜「あれは・・・ランサーさんとギルガメッシュさん?」

カレン「あら、お二人とも柱に括り付けられていますね・・・ふふ、無様なこと」

ランサー「何だってオレらがこんな目に遭ってんだよ!」

ギルガメッシュ「雑種如きが、我にこのような屈辱を!」

士郎「あいつらの上にいるのは・・・鳥?」

凛「鳥ね。どう見ても鳥ね」

桜「しかも、お尻をギルガメッシュさんの頭にロックオンしてます」

カレン「空爆・・・プフフ、そういうことですか」


ギルガメッシュ「待てそこの不埒な鳥! そんな汚物を我に向けるなぁ!」

ランサー「あっ、なんだ。オレに被害はねぇのか・・・ほっ」

ギルガメッシュ「畜生風情が、我の財宝で八つ裂きにしてくれるわ!」

司会「それでは爆弾投下」

ギルガメッシュ「ほ、ほんとか、ほんとなのか!? 冗談だろ、冗談と言え!!!」

鳥「・・・」

鳥「・・・」スッキリ

ギルガメッシュ「バ、バード風情がぁああああA」・・・プツリ

カレン「あら、当たる瞬間まで見せてくれなのですか?」

士郎「いや映像的にアウトだろ・・・」

・・・・・・・・・・・・


司会「第200問」

凛「残り100問か・・・お腹空いてきたわ」

桜「私もです。早く終わらないかなぁ」

士郎「こりゃ帰ったら晩飯の量、増やさないとな。買い置き足りるかな・・・」

カレン「しかしこの中で一人、ダニ神父とマーボーフェスティバルですよ」

凛「そ、そうだったわ・・・私かカレン、どっちか犠牲になるのよね」

司会「綺礼がこの4人の中で、一番抱きたいと思っているのは?」

桜「ここでまた嫌な質問がきましたね」

カレン「腐れ老害より士郎の意見を聞きたいですね。さあ選べ、発情せし者よ」

士郎「いや俺は答えないからな」

カレン「・・・チッ」


司会「解答オープン」

士郎:答えられない

凛:答えられない

桜:答えられない

カレン:衛宮士郎

士郎「なんでさ!?」

カレン「はい? 貴方が呼吸をするだけで地球の酸素が侵されているのですよ?」

士郎「そんな理由!?」

凛「はいはい、漫才は良いから答え聞きましょう」

桜「どうせ神父さんも答えないでしょうしね」


イリヤ「コトミネ、あの4人の中だったら誰を抱きたい?」

言峰「・・・ノーコメント」

司会「カレン以外、正解~」

カレン「つまらない男ですね。ここはBL的観測から解Sを求めなさいな」

桜「先輩×神父さん?」

凛「綺礼×士郎?」

カレン「偽物+愉悦=この世全ての腐」

士郎「お前ら何の話してんだよ!?」

カレン「どっかの博士が愛した数式ですよ」

士郎「クレーム来るぞ!」

カレン「ですね。やはりケリィテュグ+キレイキレイがしっくりきます」

士郎「意味判らんがそれだけは聞きたくねー!!!」

・・・・・・・・・・・・


司会「第229問、綺礼の水虫は何年前から?」

凛「ここに来てしょうもない質問ね。てか、あいつ水虫なの?」

桜「想像で書くしかないですね」

司会「解答オープン」

士郎:10年前

凛:5年前

桜:3年前

カレン:生まれた時から


凛「し、士郎、それだと前回の聖杯戦争中ずっと水虫だったことになるわよ・・・」プフフ

士郎「あ、そうか。シリアスな場面で足の裏が痒かったとか笑えるよな」

桜「カレンさん、いくらなんでも最初から水虫なんて・・・」

カレン「退化した人類、その名もミズムーシキレーです」

士郎「水虫は汚いと思うけどな・・・」

イリヤ「コトミネの水虫は何年前から?」

言峰「・・・私は水虫になどかかっていないが?」

司会「全員不正解~」

ブブーッ

士郎「てか、ここだけ水虫連呼してたけど・・・よく考えたら酷いな」


凛「言峰もだんだん呆れてきてるわね」

桜「司会のときは、あんなにノリノリでしたのに」

士郎「もう半分目が死んでるぞ」

カレン「そろそろ刺激のある問題が欲しいですね。私も飽きてきました」

士郎「それは藤ねぇに言ってくれ」

カレン「・・・カレンちゃん、マジ退屈です」

・・・・・・・・・・・・


司会「第250問、二択問題です」

凛「うっ、お昼抜きってのもけっこう辛いわね・・・」グゥゥ

士郎「俺もだいぶやばい・・・」ギュゥゥ

桜「(せ、先輩に聞かれちゃうのに・・・お腹が)」キュルル

カレン「・・・」クゥゥ

司会「キリエ・エレイソンの日本語読みで」

司会「〝この魂に憐れみを〟と〝その魂に憐れみを〟どちらが正しいでしょう?」

士郎「うわ、けっこうシビアなの来たな・・・」

凛「けどこれ、シスターのカレンには問題ですらないじゃないのよ」

桜「でも二択ですし、確率は2分の1です」

カレン「(・・・はて、どちらでしたっけ?)」


司会「解答オープン」

士郎:その魂に憐れみを

凛:この魂に憐れみを

桜:その魂に憐れみを

カレン:その魂に憐れみを

凛「私の方が不正解かぁ」

桜「これって相手にかける詠唱ですし、〝その魂〟の方が正しいですよね」

士郎「まあカレンがそうなんだし、そうじゃないか?」

凛「カレンがそう書いているもの。これで貴方たちが外れてたらお笑い種だわ」

桜「ですよね。シスターさんが間違えるはずありませんものね」

カレン「・・・ポルカミゼーリア」


イリヤ「コトミネ、洗礼詠唱の最後の一言を言いなさい」

言峰「合い判った。・・・〝キリエ・エレイソン〟」

イリヤ「違うわ、日本語で言うのよ」

言峰「むっ、それなら最初からそう言え」

カレン「・・・」

言峰「日本語で言うなら・・・〝この魂に憐れみを〟だ」

司会「凛、正解~」

3人「・・・」チラ

カレン「・・・さあ、次の問題を出しなさい、大河」ポッ

3「(ちょっと耳が赤くなってる)」

・・・・・・・・・・・・


司会「第277問、綺礼がこの4人の中で・・・」

4人「・・・」グゥゥゥゥ

司会「一番、毛深そうだと思うのは?」

ランサー「おっ、あと少しじゃねぇか。問題はあれだが、お前ら頑張れよ」

凛「・・・あ、ランサー戻ってきたのね」

桜「今さら何しにきたんですか?」

カレン「私の台詞を取らないでください、桜。で、駄犬、のこのこ去勢されに来たの?」

ランサー「んだよ、サーヴァントがマスターの様子見に戻っちゃいけねぇのか」

士郎「そういや、ギルガメッシュはどうした?」

ランサー「あぁ? 奴なら絶叫しながら帰ったぞ。服が汚されたからって」

カレン「おや、あの金キラ頭に当たらなかったの? 昼食抜かれたから中ショックです」

士郎「古いな、おい」


司会「解答オープン」

士郎:衛宮士郎

凛:士郎

桜:先輩(小さく)

カレン:衛宮士郎

士郎「この中で男は俺一人だし、みんなの解答は甘んじて受けるよ」

桜「ご、ごめんなさい、先輩・・・」

凛「でも士郎って童顔だし、あんまりそういうイメージないのよね」

士郎「気にしてること言うなよ遠坂・・・」


カレン「実際に見たのではないの、凛? 至近距離で、まじまじと、穴が開くほど」

凛「そ、そんなことな・・・いわよ」

士郎「今の間は何だよ!? 誤解されるだろ!」

桜「・・・先輩、後でじっくりとお話を聞かせてくださいね」ニッコリ

士郎「だから違うって!」アセアセ

ランサー「なんだよ、坊主。まだ若いのにモテモテだねぇ。けど浮気とか最低だぞ?」

士郎「ナンパ男に言われたかないぞ!」

ランサー「よく言った。ならお前が先に逝け」

カレン「せっかくの決め台詞も、こんな場面だと負け犬の遠吠えにしか聞こえませんね」

ランサー「いや洒落を真面目に捉えられても困るんだが、マスター」

カレン「え? ・・・も、もちろん知っていましたわ、この駄犬」ポッ

凛「(あ、また顔赤くしてるわね・・・案外、可愛いかも)」


イリヤ「コトミネは4人の中で誰が一番毛深そうだと思う?」

言峰「凛が最も毛深そうだな」

凛「ちょ、はぁ!? そんなわけないでしょ、何言ってんのよアンタ!」

桜「姉さん、落ち着いて」フフッ

言峰「・・・と言っても心臓の毛、だがね」アッハッハ

司会「全員不正解~」

ブブーッ

凛「びっくりさすなー!?」


カレン「あそこの毛も深そうですけどね」

凛「・・・は?」ギロ

カレン「イッツ、カレンちゃんジョークです。それともその反応、マジ?」

桜「ね、姉さん、まさか・・・」

士郎「遠坂・・・」

ランサー「別に嬢ちゃんが毛深かろうが、オレはどうでも・・・でゅぶほ!?」

凛「・・・次はガンドじゃすまないわよ」

カレン「凛がお手入れを欠かすわけないでしょう。口は災いの元ですよ、ランサー」

凛「アンタが言うな! あと私は最初からツルツルよ!」

4人「・・・」

凛「え? あ・・・その・・・さ、さっ、次の問題にレッツらゴー!!!」

4人「(・・・ツルツル)」

・・・・・・・・・・・・


司会「第290問」

凛「の、残り10問来たわこれ」

桜「早く終わらせたいです・・・」

司会「綺礼の娘の名前は?」

士郎「あ・・・」チラ

凛「い・・・」チラ

桜「う・・・」チラ

カレン「え?」キョロキョロ

ランサー「おっ」チラ


カレン「・・・みなさん急にどうしました? 私の顔にゴミでも付いていましたか?」

士郎「いやだって、これは・・・」

凛「そうよね、この質問って・・・」

桜「答えが、その・・・」

カレン「答えが何です? 私には皆目検討もつかないのですが」

ランサー「いやそりゃねぇだろ。だってあいつの娘って言えば、おま・・・ひぎゅん!?」

カレン「おや、どこからともなく舞い降りた黒鍵がランサーの脳天を突き破りました」

士郎「ランサーが死んだ!」

凛・桜「この人でなし!」


司会「解答オープン」

士郎:答えられない

凛:答えられない

桜:答えられない

カレン:わからない

カレン「貴方たち、何か当てがあったのではないのですか?」

士郎「いや・・・特には」チラ

凛「き、気のせいよ。あいつの娘なんて知るわけないじゃないの・・・」チラ

桜「そ、そうですよ、知ってるわけありません・・・」チラ

ランサー「・・・」チーン


イリヤ「ねぇコトミネ、貴方の娘の名前を教えなさい?」

言峰「娘だと? 生憎と私にそのような者はいない」

イリヤ「嘘ついても判るのよ? 貴方、結婚しているんでしょう?」

言峰「ああ、だいぶ前にな。だがそれだけだ。妻は死に、子宝にも恵まれなかった」

言峰「・・・いや。一人だけ娘が産まれた気もするが、もう顔も名前も忘れてしまったよ」

言峰「なにぶん何年も会っていないものでね。彼女も私のことなど覚えてはいまい」

イリヤ「・・・父親として失格ね、コトミネ」

言峰「今さらだな、イリヤスフィール。私はすでに様々なものに失格している身だよ」

イリヤ「それでも貴方は・・・失格なのよ」

士郎「イリヤ・・・」

カレン「・・・失格神父」

・・・・・・・・・・・・

俺言峰親子好きなんだよなぁ…


司会「第300問~!」

凛「き、きたわぁ~!」グゥゥゥゥゥ

桜「やっとこれで終わりです・・・」キュルルルルル

カレン「ようやくダニの研究も終幕ね・・・」キュゥゥゥゥ

士郎「お前ら、腹の虫がすごいな・・・って俺もか」グゥウゥゥゥ

ランサー「でも優勝したあと待ってるのは・・・っと、危ねぇ。死人に口なしってな」

司会「綺礼にとって人生とは?」

凛「そして知るかぁああああああ!」

桜「まとめとしてはありですけど、誰も答えが判りませんよね」

カレン「ダニの一生なんて掃除機に吸われてゴミ箱にポイですよ」

士郎「・・・言峰の生き方か」

・・・・・・・・・・・・


司会「解答オープン」

士郎:わからない

凛:知るか(大文字)

桜:わからない

カレン:主のしもべ

凛「カレンのやつ、たぶんありえないわよ」

桜「神父さん、そんなまともな人じゃありませんしね」

カレン「意外と毒舌なのね、桜。まあ、もっともな意見ですけど」

ランサー「自分で書いといてそりゃねぇだろ、マスター」

士郎「あいつ、どんなこと言うんだろうな・・・」


イリヤ「ねぇコトミネ、貴方にとって人生ってなんなの?」

言峰「私の人生か・・・それよりもなぜ、私をバーサ―カーから解放した?」

イリヤ「だって最後だもの。終わりがバーサ―カーの膝の上っていうのも締まらないわ」

言峰「ふん、要らぬ気遣いをしてくれる・・・だが感謝はしよう」

イリヤ「カッコつけてないで早く言いなさい。じゃないと大好きクラッシュよ?」

言峰「それだけはやめてくれ・・・」

言峰「まあ何だな。私にとって、人生とは空虚なものでしかなかった」

言峰「人並みの幸福も、人並みの営みも、私にとっては理解しえないものだった」

言峰「・・・だがあるとき私は得た。私という人間の本質を。私が真に欲したものを」


言峰「しかしその過程、この身体が私という人格を形成するに至った道を私は知らない」

言峰「つまり質問への解答としては、私の人生はその答えを得るためのもの」

言峰「ゆえに私は問い続けねばならない。私の求める先にある真実を識るために」

言峰「仮に、この疑問が我が神を冒涜するのであれば・・・」

言峰「神前において。――この全霊をかけ、我が主さえ問い殺そう」

司会「全員不正解~」

ブブーッ

カレン「ダニはダニらしく、大人しく潰される人生でいれば良いものを・・・」

凛「ほんと、あいつらしい歪んだ生き方ね・・・」

士郎「・・・言峰」


桜「でも・・・言峰神父のあれって、いろいろzer○とごっちゃになってませんか?」

士郎「桜、言ってやるなよ。せっかく言峰が綺麗にまとめたんだから」

ランサー「綺礼だけにってか?」

カレン「あの場面で愉悦とか言ったらただのギャクですよ。ちゃんと解りなさい、桜」

ランサー「オレは無視かー!?」

凛「そうね。その点で言えば、まあ今の綺礼の台詞は良かったんじゃない?」

司会「それでは、結果発表でーす」

ランサー「さぁて、嬢ちゃんとマスターどっちが言峰のとこに行くことや・・・げぼ!?」

凛・カレン「・・・ふん」

士郎「ランサー、死人に口なしじゃなかったのかよ」


司会「優勝は・・・」

凛「カレンカレンカレン・・・」

カレン「ラブリン、ラブリン、ラブリンリン」

士郎「変な歌作るなよ。耳に残る」

桜「(・・・ラブリンタイム)」フフ

司会「・・・・・・」

5人「・・・」


司会「・・・カレン・オルテンシアー!!!」

凛「いよっしゃー! いえーい! 最後には正義が勝つのよー!!!」

桜「姉さん、はしたないですよ・・・」

士郎「あんま叫ぶなよ、遠坂」

ランサー「残念だったな、マスター。言峰の野郎と二人きりとか・・・うお!?」グルグル

カレン「フィッシュ、アーンド、ゴスロリッシュスペシャル!」トウッ

ランサー「うごげぼ!!!」

士郎「それただのグーパンチ・・・」

桜「ランサーさんも懲りませんね・・・」


司会「優勝したカレン・オルテンシアには」

司会「言峰綺礼と二人きりになる権利が与えられまーす!」

カレン「・・・カレンちゃん、マジぜつぼー」

凛「ほらほらー、観念して行ってきなさい」ウフフ

桜「姉さん浮かれすぎですよ。自分が行かなくて済むからって」

士郎「でも藤ねぇが司会ってことは、カレンは誰が連れてくんだ?」

慎二「言峰綺礼の控え室はこちらです」

桜「えっ、兄さん!? どうしてここに!」

慎二「こちらです、カレン・オルテンシア様」

凛「無駄に安定しているのね、その無視も」

士郎「慎二、お前の身に何があった・・・」

・・・・・・・・・・・・


控え室

言峰「・・・雌雄を決したのはお前か、シスター」

カレン「ええ。とても不愉快ですが、私が一番ダニの生態系に詳しかったようです」

言峰「そうか・・・入口に突っ立っていないで、早く席にかけてはどうかね?」

カレン「老害こそ直立不動は疲れるでしょう。それ以前に、なぜ立っているのです?」

言峰「主賓より先に坐することなどできぬよ。シスター、さっさと座りたまえ」

カレン「若者よりもお年寄りがお先にどうぞ。すでに膝がブルブル震えているのでしょう?」

言峰「相も変わらず口が悪い・・・どれ仕方ない。老体はご厚意に甘えるとしよう」スッ

カレン「では私も失礼して」スッ

言峰「・・・シスター。なぜ私の隣に座る?」

カレン「至近距離で話しかけないでください。加齢臭が酷いですよ」


言峰「・・・まったく、面影以外は何も似ていないな」

カレン「え?」

言峰「・・・ただの独り言だ」

カレン「おや、もう痴呆が始まっているのですね。オムツも着用済み?」

言峰「ふん、どうかな・・・それより昼食を抜かされたのだろう。食うか?」マーボー

カレン「要りません。貴方の好物は私にとって有毒です、青酸カリです」

言峰「そうか。ではそこで腹を空かしていろ。私は一人で食す」ムシャムシャ

カレン「・・・」グゥゥゥ

言峰「・・・ああ。アインツベルンの娘にデザートを用意させていたのだが」

言峰「よく考えれば私は甘い物が苦手だ。あれは残飯確定だな」

カレン「・・・」スッ

言峰「どうした、シスター? それは青酸カリだぞ」

カレン「・・・メインディッシュの前に、少し空腹を満たすだけです」


言峰「自ら毒を食らおうとは愉快な奴だ。どれ、ではついでに白米もよそってやろう」

カレン「何の真似ですか?」

言峰「お前の胃袋を隙間なく満たしてやると言ったのだ。主菜までは辿りつけまい」

カレン「その手には乗りませんよ? 別腹はちゃんと残しますからね、言峰神父」モグモグ

言峰「そう上手くいくかな? 麻婆の連鎖は甘くないぞ、シスターカレン」ムシャムシャ

・・・

士郎「あいつら、ああしてみると本当の家族みたいだな」

凛「そうね。でも本人たちは、きっと認めないでしょうけど」

桜「だけど、ちょっとだけ微笑ましいですね」

ランサー「ったく、互いに意固地になりやがって・・・」


士郎「まぁ良いじゃないか。それより帰ろう。昼食とってないから夕食は腕を振るうぞ」

桜「私もお手伝いします、先輩」

凛「頼んだわよ、二人とも。あ、ついでにランサーも寄ってく?」

ランサー「んー。じゃ、お言葉に甘えてさせてもらうとするかね」

士郎「藤ねぇの分はいらないよな。こんな騒動起こしたんだし」

桜「当然です。これはもうお仕置きですよ」

凛「まったく藤村先生にも困ったものよね」

4人「あはははは!」スタスタ・・・カチッ


・・・

藤村「ふっふっふ、司会者乗っ取り計画には成功したぜ。けど」

イリヤ「けど?」

藤村「・・・」

藤村「地雷、どうしよっか?」

イリヤ「あ」

ドッカーン! キャー! ランサーガシンダ! コノヒトデナシ! シンデネーヨー!


藤村「まっ、良いよねー。爆発オチもありだよねー」

イリヤ「もう、タイガってば無責任なんだから」

藤村「さーて! 調子も出てきたことだし、次のターゲットは君に決めた!」

イリヤ「ゲットだぜ!」

おしまい

最終結果

士郎:13問

凛:108問

桜:15問

カレン:140問


言峰親子に少し救いを感じてよかった
マジ親子萌え

まだ続けてくれるのか
つぎも期待してる


~タイガー道場~

タイガ「記憶力の欠如は足元に迫る死神に笑われる、タイガー道場始まるよ!」

ブルマ「押忍! 弟子一号ですあります!」

タイガ「そういえば弟子一号、カレンちゃんのことで言いたいことあるんだけどー」

ブルマ「けどー? って、さっきも見たようなシュチュっすね、ししょー」

タイガ「実はわたし、カレンちゃんとはタイころでしか会ったことないのよねー」

ブルマ「それは初耳ね。つまりホロウで会ったことはないと?」

タイガ「そうなのよー。だからシスターの性格とか腹黒さとか、ぶっちゃけわかんなーい」

ブルマ「問題発言、ここに極まり! それじゃ、にわかと同じじゃないっすか!」

タイガ「だからその辺りは、推理小説よりもふかーい心で許してにゃ?」

ブルマ「・・・うわー、いい歳してにゃとかキモイわー。リメイク買うんだろうなー」

タイガ「うおー! 打つべし、打つべし、打つべし!」

ブルマ「きゃー! 頭がポックリさんにー!」


タイガ「はぁ、はぁ・・・あ、大事なこと忘れてた」

ブルマ「うぅ、脳天空竹割りだよー・・・で、何を忘れてたの?」

タイガ「復活はや!? まぁそれは良いとして、クイズはいったんここでお開きよ」

ブルマ「えぇっ! さっき調子に乗ってきたばかりって言ったのに!」

タイガ「だってぇー、わたしフェイカーだもん。クイズ300の英雄王がいるもーん」

ブルマ「つまりわたしたちはパクリで、元ネタさんがいるって言いたいんですね、ししょー」

タイガ「そっ。ゆえに――ニセ虎、ここに死せり」

ブルマ「・・・はーい。じゃ、タイガー道場ここで終わりまーす!」

タイガ「こらー! 人がカッコつけてんのに勝手に終わらすなー!!!」

ブルマ「また会える日まで、さよならー! さよならー! さよならー!」

タイガ「どこの洋画劇場じゃーい! ・・・あ、さよならサンタはまた来て二番!」

ブルマ「ばっいばーい!」

ほんとにおしまい」

乙乙

そうか、残念だな

すげー雰囲気出てて感心する

長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで
「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にあり がとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお 願いします! ではこれにて。

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