司会「クイズ、遠坂凛300のことー!」(81)

※昔あったスレの続きパクリ兼続編のようなものです
 意味が伝わらない点がありましてもご了承ください

元スレ 司会「クイズ、衛宮士郎300のことー!」
    司会「クイズ、衛宮切嗣300のことー!」
    司会「クイズ、セイバー300のことー!」

冬木特設スタジオ

司会「遠坂凛を、もっと知りたいー!」

司会「クイズ、遠坂凛300のことー!」

桜「次は姉さんですか……」

士郎「今度は遠坂かぁ。でも俺、あいつのことそこまで知らないんだよな」

セイバー「リンのことですか。私もあまり詳しくはありませんね」

アーチャー「・・・何だこの茶番は。なぜ私がこんなところに来なければならないのだ」

司会「これから、皆さんには遠坂凛に関する300の質問に答えてもらいます」

司会「そして正解数を競ってもらい、正解が最も多い方が優勝となります」

アーチャー「そして、このアナウンス。貴様、言峰なのだろう?」

桜「あっ、神父さんに話しかけても駄目ですよ。あの人、基本的に何も答えないんです」

アーチャー「それは・・・先が思いやられるな」

司会「優勝した人には・・・遠坂凛と二人っきりになる権利が与えられまーす」

桜「やっぱりそこは変わらないんですね」

セイバー「そのようですね」

アーチャー「私は彼女のサーヴァントだ。今さら、二人きりになれると言われてもな」

士郎「正直、俺もあいつと二人っきりってのは少しな・・・」

アーチャー「ほう、つまりお前は自分が優勝するとでも?」

士郎「えっ・・・べ、別に、そういうことは言ってないだろ」

アーチャー「ふっ、いや構わんさ。私には、まったく関係のないことだからな」

士郎「お前その態度はないだろ・・・」

桜「アーチャーさん、先輩のこと挑発しないでくださいよ」

アーチャー「なに、ほんの軽い冗談さ。私も今さら小僧と争う気は起こさんよ」

司会「凛は別室で待機していて、リアルタイムで質問に答えてくださいます」

セイバー「ここでへりくだるのも、いつも通りのようですね」

士郎「こいつがこんな態度だと、違和感しか生まれないな」

アーチャー「同感だ。あの神父、よからぬことを考えていなければ良いが・・・」

桜「よくないことを考えてない言峰神父って、なんだか想像できませんね」

士郎「それは俺も思うな。あいつ、常日頃から悪巧み考えてそうだし」

セイバー「確かに、それが言峰という人間だと思います」

アーチャー「ふむ、言われてみればそうかもしれないな」

司会「・・・」

司会「それでは早速、始めていきたいと思います」」

士郎「お、始まったぞ」

司会「第1問、凛の誕生日は?」

三人「(やっぱりこれが第1問なんだ)」

アーチャー「凛の誕生日か。さて、どうだったかな」

司会「解答オープン」

士郎:わからない

桜:2月3日

セイバー:わからない

アーチャー:2月3日

セイバー「これは解りませんね」キッパリ

桜「あれ、セイバーさんは仕方ないですけど、先輩も知りませんでしたっけ?」

士郎「悪い、これはちょっと解らん。それよりもアーチャー、知ってたのか」

アーチャー「これでも凛のサーヴァントだからな。カレンダーにチェックもしてある」

司会「それでは、別室で待機していただいている凛に答えていただきましょう」

桜「あっ、姉さんがモニターに出ました」

アーチャー「マスターと一緒にいるのは・・・イリヤスフィールか?」

士郎「イリヤも好きだよなぁ、こういうの」

イリヤ「ねぇリン、リンの誕生日を教えなさい?」

凛「貴女、私に対しては妙に冷たい言葉遣いね・・・」

凛「まあいいわ。言峰に付き合うのは癪だけど、ここまで来たら仕方ないし」

凛「私の誕生日は2月3日よ」

司会「桜、アーチャー、正解~」

アーチャー「出だしとしてはこんなところか」

士郎「この調子だと、2問目もそれなりに簡単なことかな」

セイバー「でしょうね。捻りがないというか、順を追っているというか」

桜「まあ楽で良いじゃないですか。・・・あと299問ありますけど」

司会「第2問、遠坂凛の血液型は?」

桜「えーと、たしか姉さんの血液型は・・・」

士郎「むむ、これは・・・」

アーチャー「どうした小僧、最初の方は簡単ではなかったのか?」

士郎「う、うるさいな、落ち着いて考えさせろ」

セイバー「・・・むぅ」

司会「解答オープン」

士郎:B型

桜:O型

セイバー:O型

アーチャー:O型

セイバー「おぉ、私の直観スキルが見事に働いてくれたようです、士郎!」

士郎「まあ4択だしな・・・それにしても、遠坂ってO型なのか」

アーチャー「そうだが、ふん。お前は凛のことについて何も知らないのだな」

士郎「うっ・・・まあ、事実だし言い訳はしないけど、お前の言い方はどうかと思うぞ」

桜「だ、だからアーチャーさん、先輩のことからかわないでくださいよ」

イリヤ「リンの血液型は?」

凛「私の血液型はO型よ」

司会「士郎以外、正解~」

士郎「今のところ、俺だけ正解なしか・・・」

桜「まだまだ始まったばかりですし、これからですよ、先輩」

セイバー「私も騎士として、とりあえず勝負には勝っておきたいですね」

アーチャー「ふっ、お前たちにそれができるかな?」

士郎・セイバー「なに?」

桜「(アーチャーさん、なんだかんだけっこう乗り気ですね)」

司会「第3問、凛の得意魔術は?」

士郎「おっ、これなら俺でも解るぞ」

セイバー「はい。私もこれは答えられます」

桜「そうですね、これはちょっと簡単すぎます」

アーチャー「ふむ、はたしてそうかな?」

三人「・・・?」

司会「解答オープン」

士郎:宝石魔術

桜:宝石魔術

セイバー:宝石魔術

アーチャー:ガンド

士郎「あっ、そっちもあったか・・・」

セイバー「これはリンがどう答えるかですね」

桜「アーチャーさん、地味に当てにきてますね」

アーチャー「当然だろう。マスターのことを熟知してこそのサーヴァントだからな」

イリヤ「リンの得意な魔術って何?」

凛「そうねぇ、私が得意な魔術と言ったら、やっぱりガンド打ちかしら」

アーチャー「・・・ふっ」

士郎「くっ、こいつ勝ち誇った顔してやがる」

凛「・・・でも、やっぱり遠坂の家と言ったら宝石魔術よね」

凛「だから私が本当に得意とするのは、もちろん宝石魔術よ」

司会「アーチャー以外、正解~」

桜「やっぱり姉さんと言えば、これしかないですよね」」

士郎「ああ。遠坂と言えばやっぱ宝石魔術だもんな」

セイバー「そうですね。ところで、アーチャーが酷く落ち込んでいるようですが」

士郎「放っておけ。どうせ、ドヤ顔して外したもんだから恥ずかしいんだろ」

アーチャー「くっ、この私がこの程度の凡ミスを・・・だが、次の問題は間違わんぞ!」

桜「アーチャーさん、どうやらスイッチが入っちゃったみたいですね」

・・・・・・・・・・・・

司会「第10問、凛の学校で唯一の友人の名前は?」

士郎「唯一って言い方は酷くないか? さすがに他にもいるだろ」

桜「でも姉さん、あんまり友達とか作るタイプじゃありませんよね」

セイバー「リ、リンのご学友ですか。これは・・・もしや」

アーチャー「これは彼女のことで良いのかな」

士郎「性別言うなよ、お前・・・」

司会「解答オープン」

士郎:美綴

桜:美綴先輩

セイバー:シロウ

アーチャー:美綴綾子

士郎「セイバー、俺は友人って立場じゃないと思うな」

セイバー「そ、そうなのですか?」

アーチャー「その通りだ。凛はお前の魔術の師匠であり、お前は凛のドレ・・・弟子だ」

桜「(一瞬、奴隷って言いかけました?)」

イリヤ「リンが、学校で一人しかいない友達って誰?」

凛「ちょ、私がぼっちみたいに言うな!」

イリヤ「えっ、だってリンって友達いないタイプでしょ?」

凛「いるわよ! てか、どうせ言峰の差し金でしょ、その言い回し!」

イリヤ「ふんふ~ん」

凛「鼻歌で誤魔化すな! ・・・あのエセ神父、今度会ったらタダじゃおかないわよ」

凛「で、友人? まあそれなりにいるけど、やっぱり一番親しいのは綾子かしら」

司会「セイバー以外、正解~」

・・・・・・・・・・・・

司会「第16問、凛の好きな物は?」

桜「姉さんといえば、やっぱりあれかなぁ」

士郎「うーん、俺は一つしか思い当たらないけど、他に何かあったか?」

セイバー「リンの好きなもの・・・好きなもの・・・」

アーチャー「ふむ、これは私も一つしか思いつかんな」

司会「解答オープン」

士郎:宝石

桜:宝石

セイバー:中華料理

アーチャー:宝石磨き

桜「セイバーさん、それは好きなものというより特技の方じゃないですか?」

士郎「まさかセイバーが好きなもの書いたんじゃないよな」

セイバー「だ、断じて違います! 確かにリンの料理は非常に美味ですが・・・」

士郎「ところでアーチャー。磨きってつけなきゃ駄目か?」

アーチャー「どうかな。少なくとも、私は宝石を磨いているときの凛の顔が忘れられん」

桜「なんか、想像できちゃうのが怖いですね。姉さん、笑いながら磨いてそう」

士郎「どうせ、魔術に使ったら一発で消えるのにな」

アーチャー「桜くん、衛宮士郎、それは決して凛の前で口に出すなよ」

士郎「なんでさ」

アーチャー「・・・酷い目に遭うぞ」トオイメ

イリヤ「リンの好きなものって?」

凛「私の好きなものは、やっぱり宝石よ」

凛「あ、でも待った。最近は・・・ふふ。士郎いじりがけっこう癖になってるのよねぇ」

司会「全員不正解です」

ブブーッ

士郎「・・・なあ、この問題って誰か得したか?」

桜「先輩・・・ファ、ファイトです!」

セイバー「シロウ、気を確かに持ってください。貴方なら耐えられます」

アーチャー「ま、せいぜい頑張ることだな。私の知ったことではない」

士郎「くそ、他人事だと思いやがって・・・って、アーチャー、お前は」

アーチャー「言うな! ・・・それ以上、言わないでくれ」

士郎「お前・・・」

・・・・・・・・・・・・

司会「第40問、凛が最近欲しいものは?」

アーチャー「ほう、これは少し私に分があるかもしれんな」

桜「当てがあるんですか、アーチャーさん?」

士郎「あいつ、あんまり物欲しがりそうな感じじゃないけどな」

セイバー「リンが欲しがるものですか・・・なかなかイメージしにくいですね」

桜「それなら前回の仕返しで、決定的に足りないものを書いてみてはいかがです?」ウフフ

士郎「さ、桜! それは駄目だろ、人道的にもセイバー的にも!」

セイバー「仕返し、とはどういうことですか? サクラ、シロウ」

士郎「いい、いや何でもない、何でもないんだぞ、セイバー」

セイバー「むぅ? おかしなシロウですね」

アーチャー「(ふむ。薄々予想はつくが、触らぬ神に祟り無しと言ったところか)」

司会「解答オープン」

士郎:お金

桜:胸のサイズ

セイバー:ここぞという時の成功

アーチャー:紅茶

士郎「さ、桜!!!」

桜「あ、つい書いちゃいました。でもセイバーさんの答えもありそうですね」

セイバー「はい。リンは肝心な場面で抜けているところがありますから」

アーチャー「お前たちには恐れという言葉がないのか・・・ところで衛宮士郎、それは?」

士郎「この間、遠坂が宝石買う金がないって困ってたんだ。アーチャーこそ何だそれ」

アーチャー「マスターに言われたのさ。紅茶の買い置きが減ってきたと」

士郎「ついこの間、買ったと思ったんだけど、遠坂いると減るのが早いな」

イリヤ「リン、最近欲しいものってあるのかしら?」

凛「えっ、欲しいもの? 私、基本的に欲しいものは自分で手に入れるのよね」

凛「だから、望むもの別になんてないのだけど・・・そうね」

凛「強いて言えば、美味しい紅茶かしらね」

司会「アーチャー、正解~」

アーチャー「まあ当然の結果だろうな」

士郎「こいつ、いつの間にか優勝狙って来てるな」

桜「私だって負けていませんよ。姉さんのことは、よく知っているんですから」

セイバー「むぅ、私はなかなか当たりませんね。負けるのは好きではないのですが」

アーチャー「やはり付き合いの差だろう。桜くんはともかく、他の二人には負けんよ」

士郎「地味に悔しいが、問題はまだまだある。勝負はこれからだ」

セイバー「私も死力を尽くして戦います」

司会「第70問、凛がこの4人の中で・・・」

桜「出ました」

セイバー「出ましたね」

士郎「これか・・・」

アーチャー「ほう、新しい形式の問題だな」

司会「一番、不潔だと思っているのは?」

アーチャー「む? ずいぶんと酷いな。あの神父らしいと言えばそこまでだが」

3人「・・・」カキカキ

アーチャー「なぜ君たちは、そんな無表情で解答が書けるんだ?」

3人「いつものことだから」

アーチャー「私のいないところで、一体どんなことがあったというのだ・・・」

司会「解答オープン」

士郎:そんな人はいない

桜:誰も選ばないと思いたい

セイバー:そんな人はいない

アーチャー:そんな者はいない

士郎「てっきり、アーチャーは俺を書くと思ったたけど」

アーチャー「なに不本意ではあるが、これでもお前が綺麗好きなのは知っているものでね」

セイバー「おそらく、リンは誰も選ばないことでしょう」

桜「ええ・・・そうだと良いですね・・・」

士郎「桜、お前確か前回・・・」

イリヤ「ねぇリン、あの4人の中で一番不潔なのは誰?」

凛「あっ、来たわねこのふざけた質問。本音言えば、これの司会してるエセ神父だけど」

凛「うーん、そうねぇ・・・」ニヤニヤ

士郎「遠坂が悪い顔してるぞ」

桜「姉さん・・・私を選んだら、後でどうなるか解りますね」ゴゴゴゴ

士郎「桜、怖い・・・」

凛「私が不潔だと思うのは・・・うん、いないわ。この4人の中にはね」

桜「えっ、姉さん?」

士郎「良かったじゃないか、桜。遠坂、そこまで気にしてないみたいだぞ」

桜「はい、嬉しいです、先輩!」

セイバー「しかし、あの神父がまだ答えを言いませんね」

アーチャー「それにモニターもまだ切れていないぞ」

凛「・・・あ、カメラ切れた? まあ本当は桜って答えたかったんだけど」

凛「まあ、私は桜ほど陰湿じゃなしね。こんなくだらない質問には答えないわ」

司会「・・・全員正解です~」クク

桜「・・・最後のがなければ、良かったのに」ゴゴゴゴ

アーチャー「やれやれ、やはり彼女は詰めが甘いな」

士郎「これ絶対言峰の奴、笑いを堪えてるよな・・・」

セイバー「雰囲気が伝わってきますね」

桜「姉さん・・・後でおしおきですねぇ」ウフフ

・・・・・・・・・・・・

司会「第78問、凛が一番強いと思っているサーヴァントは?」

アーチャー「ほう、これは興味深いが、まあ彼女なら率直な意見を優先させるだろう」

士郎「確かに遠坂なら、妥当なところ行くと思うな」

セイバー「私はリンのことを信じています!」

桜「セイバーさんの答えが読めちゃう私がいます・・・」

司会「解答オープン」

士郎:バーサ―カー

桜:ギルガメッシュさん

セイバー:私

アーチャー:ギルガメッシュ

セイバー「リンなら私を選んでくれるはずです。というかシロウひどいですよ!」プンプン

士郎「セイバー、俺は・・・すまん」

桜「あ、私とアーチャーさん同じ答えですね」

アーチャー「そのようだな。凛の性格を考えれば、まあこれしかありえまい」

桜「セイバーさんと違って、自分とは答えないんですね」

アーチャー「ふふ。私も身の程は弁えているつもりさ」

イリヤ「リンはどのサーヴァントが最強だと思う?」

凛「最強ねぇ・・・できれば、アーチャーって答えてあげたいところだけど」

凛「でも全体的なところを見れば、ギルガメッシュかしら」

凛「全ての宝具の原典とか普通じゃないもの。あと、あのお金持ちオーラ半端ないわー」

司会「桜、アーチャー、正解~」

セイバー「う、うぅ・・・どうしてみんな、私を選んでくれないのでしょう・・・」シクシク

士郎「だ、大丈夫だ。お前が本当は強いってこと、俺がよく分かってるから!」

セイバー「うぅ・・・しろー」ウルウル

アーチャー「それでも選ばなかったのだろう? ふっ、白兵戦最強も落ちたものだ」

桜「ア、アーチャーさん、それ言っちゃ駄目ですよ。・・・否定はできませんけど」

セイバー「うわーん、みんなひどいですぅ!」グスグス

士郎「な、泣くなセイバー。ほらハンカチ、綺麗な顔が台無しになるだろ」

アーチャー「・・・何気に、桜くんの一言がトドメを刺したな」

・・・・・・・・・・・・

司会「第100問」

士郎「ふぅ、ようやく100問目か」

アーチャー「これで3分の1といったところか」

セイバー「まだ先は長いですね。あとお腹が空いてきました」

桜「姉さんのことをあと200問って考えると飽きてきちゃいましたね」

司会「凛の苦手なものは?」

士郎「ここに来て普通の問題だな」

アーチャー「ネタが尽きてきたのではないか? そもそもなぜ300問もあるのだ」

桜「それはあの神父さんに聞かないことには・・・」

セイバー「お昼休憩、まだでしょうか。お腹がぺこぺこです」キュルル

司会「解答オープン」

士郎:電子機器

桜:電化製品

セイバー:機械

アーチャー:電子機器全般

士郎「遠坂といったら、これしかないよな」

桜「そうですよね」

アーチャー「私もそう思うのだが、如何せん彼女はドジなところがあるからな」

セイバー「突発的なアクシデント、でしたか。それも一理ありますね」

イリヤ「リンが苦手なものって何なの?」

凛「ええと機械とかそういうの? 私、どうしてもああいうのは駄目なのよね」

司会「全員正解~」

士郎「思い出したけどこの間、遠坂に格闘技の録画頼んだのに別のが入ってたな・・・」

アーチャー「ああ・・・あのときは私も酷い目に遭った記憶がある」

桜「姉さん、ほんとに現代人なんでしょうか?」

セイバー「私でも多少の操作ならできるというのに・・・飛行機とか」

3人「え?」

・・・・・・・・・・・・

司会「第123問、この4人の中で・・・」

士郎「また出てきやがったな・・・」

桜「神父さん、ほんとに好きですね」

セイバー「よく飽きませんね、あの神父も。このクイズも4・・・3回目のはずですが」

士郎「セイバー、言い直した理由は聞かない方が良いんだよな」

司会「一番2人きりになりたくないのは?」

桜「そしてこの質問ですか・・・」

アーチャー「言峰の愉しがる顔が目に浮かんでくるな」

司会「・・・」

司会「解答オープン」

士郎:衛宮士郎

桜:私

セイバー:そんな人はいない

アーチャー:アーチャー

士郎「桜、遠坂はそんなこと言わないと思うぞ?」

桜「姉さんならありえそうなんですが・・・先輩こそ、それはないと思いますよ」

セイバー「アーチャーは、なぜ自分のことを?」

アーチャー「私は常に彼女に小言を言っているからな。可能性としては最も高い」

イリヤ「ねぇリン、あの4人の中で二人っきりになりたくないのは誰?」

凛「二人きりに・・・か。士郎とは今さらだし、桜もセイバーもそれはないわ」

凛「アーチャーは、そうねぇ・・・まあ、こいつも今さらって感じね」

凛「特に、あの4人の中でそういう人はいないわ」

司会「セイバー、正解~・・・チッ」

士郎「ん? 今、言峰の舌打ちが聞こえなかったか」

桜「姉さんの答えがつまらなかったんじゃないですか?」

セイバー「あの神父なら十分ありえますね。それと空腹がだいぶ辛くなってきました」

アーチャー「さて、言峰が無茶な問題を出して凛の機嫌を損ねなければ良いが・・・」

桜「言峰神父にそれを期待するのは、たぶん無駄だと思いますよ」

士郎「だな。どうせ、次の問題辺りでふざけたこと言ってくるだろ」

セイバー「シロウ、お腹が空きましたぁ」グゥゥ

士郎「セイバー、もうちょっと我慢しような」

・・・・・・・・・・・・

司会「第150問」

桜「ようやく問題も半分まで来ましたね」

セイバー「こ、これが終わったらお昼休憩・・・アヴァロンはすぐそこですね」ギュルルルルルル

士郎「セイバーの理想郷は、ずいぶん身近にあるんだな・・・」

アーチャー「しかし、言峰の奴。ここまで意外に普通の問題しか出さなかったな」

桜「もしかして、飽きちゃったんでしょうか?」

士郎「案外、そうかもしれないな」

アーチャー「だと良いのだが・・・」

司会「凛のスリーサイズは?」

士郎・アーチャー「ブフッ!!!」

桜「なんて残酷な質問を姉さんに・・・」

セイバー「こ、これは予想外でしたね」

士郎「ちょ、ちょっと待て。さすがにこれはヤバイ。というかもうアウトだろ絶対」

アーチャー「言峰は確実に凛の動揺を誘っているな」

セイバー「これは・・・答えを書いても良いのでしょうか・・・」

士郎「や、やめとけ、セイバー! もし間違って後でばれたら殺されるぞ!」

アーチャー「そうだな。今回限りは衛宮士郎の意見に同意させてもらう」

セイバー「そうですか、解りました。では私もそうするとしましょう・・・桜?」

桜「えっ、セイバーさん、どうかなさいました?」

セイバー「あ、いいえ。一瞬、サクラが不吉な笑いを浮かべているように見えて・・・」

桜「何をおっしゃってるんですか。私だって、姉さんが可哀想だと思っているんですよ?」

セイバー「え、ええ、そうですね。おそらく私の見間違いでしょう・・・」

桜「そうですよ、セイバーさんの見間違いです・・・ええ」ウフフ

司会「解答オープン」

士郎:答えられない

桜:77/57/80

セイバー:答えられない

アーチャー:答えられない

士郎・アーチャー「桜!!!」

桜「あ、つい書いちゃいました。でも姉さんスタイル良いじゃないですか」

桜「別に恥ずかしい体型じゃないと思いますよ? ・・・胸以外」ウフフ

セイバー「な、なんだかサクラの周りに黒いものが見えます・・・」

士郎「桜・・・お前、いつからそんな風に・・・」

アーチャー「せめて、凛に知られないことを祈ろう・・・」

イリヤ「ねぇ、リンのスリーサイズって幾つ?」

凛「はぁ!? スリーサイズ!? そ、そんなの答えたくないわよ!!!」

イリヤ「それって、自信がないからぁ?」ニヤニヤ

凛「ば、馬鹿言いなさい、これでもスタイルには自信あるわよ! けど・・・」

凛「この答えってアイツも聞くんでしょ・・・言えるわけないじゃないのよ、ばか///」

凛「・・・ていうか、あのクソ神父マジコロス! 確実に息の根止めてやるわ!」

司会「桜以外、正解~」

士郎「・・・すまん、遠坂」

アーチャー「そして、なぜ桜くんはマスターのそれを知っていたのだ?」

桜「この前、お洋服屋さんに行ったときに、いっしょに測ってもらったんですよ」

桜「姉さん、思ったより無くて驚いていましたね・・・うふふ」

士郎・アーチャー「桜・・・」

セイバー「よ、ようやく終わりました・・・」グキュルルルルル

司会「これから昼休憩となります。各自、昼食をおとりください」

セイバー「何はともあれ、ようやくお昼休憩ですね。シロウ、ご飯にしましょう!」ワクワク

士郎「落ち着け、セイバー。今、弁当の準備するからさ」

桜「あ、先輩、私もご一緒してよろしいでしょうか?」

士郎「もちろん、桜の分も用意してあるぞ。ついでにアーチャーのもな」

アーチャー「ほう、余計な気が利くと見えるが、それはどうせ凛の分だったのだろう?」

士郎「ばれたか。けど、余らせるのももったいないし、お前も食ってけよ」

アーチャー「そこの騎士王がいれば問題はあるまい。それに私も弁当を持参していてな」

セイバー「ア、アーチャーのお弁当ですか!!!」シュバッ

アーチャー「ああ。もしやとは思うが・・・いるかね、セイバー?」

セイバー「ぜひともお願いします!!!」キラキラ

士郎「むむ・・・セイバー、そいつのも食うのか?」

セイバー「あ、はい。私はそうしたいのですが・・・」

セイバー「シロウが駄目というのなら諦めます」ショボン

士郎「ああいや、それは良いんだが・・・俺のも残さず食べてくれるか?」

セイバー「え・・・あ、それはもう、ご飯一粒たりとも残さず食べて見せます!!!」

士郎「そっか、それなら良いんだ。セイバーが食べてくれるだけで俺は嬉しいからさ」

セイバー「ありがとうございます、シロウ! それではさっそくいただきます!」モキュモキュ

アーチャー「ふっ、実に見せつけてくれるじゃないか、衛宮士郎」

士郎「そんなつもりはない。ただ・・・ちょっとお前に嫉妬しただけだ」

アーチャー「男の嫉妬ほど醜いものはないな。しかし・・・なんだ」

アーチャー「私が言うことではないが・・・まあ、それなりにセイバーを大事にしてやれよ」

士郎「ふん、お前に言われなくたってそんなこと分かってるさ」

セイバー「(あ、やはりアーチャーのお弁当の方がちょっとだけ美味しいですね)」モキュモキュ

・・・

ここまでの正解数

士郎:38問

桜:54問

セイバー:43問

アーチャー:57問

桜「今のところアーチャーさんがトップですね」

士郎「俺が最下位・・・セイバーにも負けてるのか」

セイバー「私の直観スキルはAですからね」

アーチャー「それはさほど関係ないと思うが、まあ妥当な順位だろう」

・・・・・・・・・・・・

司会「第151問、2択問題です」

セイバー「前回から導入された新形式ですか」

アーチャー「なぜ言峰の声が愉快そうなのだ?」

士郎「そりゃお前・・・」

桜「愉快だからに決まっているじゃありませんか」

司会「柳洞寺から動けない衛宮士郎と自由に動ける間桐慎二」

司会「仲間にするならどっち?」

士郎「・・・ちょっとこの質問はおかしすぎないか?」

桜「まあまあ先輩、言峰神父のすることですから」

司会「解答オープン」

士郎:衛宮士郎

桜:先輩

セイバー:シロウ

アーチャー:衛宮士郎

桜「いくら自由に動けても、姉さんが兄さんを選ぶなんて一生ないですよ」

セイバー「同感ですね」

士郎「慎二には悪いけど、俺も遠坂は慎二を選びそうにないと思うな」

アーチャー「小僧の味方をするわけではないが、こればかりは問題のチョイスが悪い」

イリヤ「ねぇリン、柳洞寺から動けないシロウと自由に動けるシンジ」

イリヤ「聞くまでもないと思うけど、仲間にしたいと思うならどっちかしら?」

凛「ほんとにしょうもない質問ね。もちろん、衛宮くんに決まってるじゃないの」

司会「全員正解~」

士郎「さて、前と同じならここからが踏ん張りどころか・・・」

司会「第152問、二択クイズです」

桜「やっぱりこうなるんですね」

司会「両方セイバーと契約している、魔術の使えない衛宮士郎と魔術のできる間桐慎二」

司会「仲間にするならどっち?」

士郎「なんだか俺が問題に使われるパターンだよな、二択って」

司会「解答オープン」

士郎:衛宮士郎

桜:先輩

セイバー:シロウ

アーチャー:衛宮士郎

士郎「これって俺よりも、ここにいない慎二の方がダメージ受けてるんじゃないか」

桜「でもここにはいませんし、別に気にしなくても良いんじゃないですか?」

セイバー「そうですね。いない人間のことを言っても仕方ありません」

アーチャー「それに衛宮士郎、お前もちゃっかり自分の名前を書いているじゃないか」

士郎「いや本当に慎二には悪いんだが、たぶん遠坂とは性格的に合わないと思うんだ」

イリヤ「リン、両方セイバーと契約した、魔術のできないシロウと魔術のできるシンジ」

イリヤ「今度はどっちと仲間になりたいと思う?」

凛「今度は魔術で責めてきたわね。でも言峰の罠には乗らないわ。もちろん衛宮くんよ」

イリヤ「へえー、そうなんだ。リンなら実力で選ぶと思ったけど」

凛「確かにそれも大事だけど、やっぱり信頼できる相手って必要じゃない?」

凛「士郎はその点に関して文句ないわ。ま、それが玉に瑕だけど、断然慎二よりはマシよ」

司会「全員正解~」

士郎「遠坂・・・照れ臭いぞ」

桜「せ、先輩! あんまり姉さんにデレデレしないでください!」

セイバー「二人とも、まだ気を緩めずに。おそらくここで仕掛けてきますよ」

司会「第153問、2択問題です」

アーチャー「さてさて、今度は何が飛び出すことやら・・・」

司会「ぶっちゃけゴミと同義の衛宮士郎と」

司会「7体のサーヴァントと契約して、超絶ビューティフォーで完璧な魔術師の間桐慎二」

司会「結婚するならどっち?」

士郎「言峰、てめぇ!!!!!!」バン!!

桜「先輩、暴れちゃ駄目です!」

セイバー「だ、大丈夫ですシロウ。シロウがゴミだとしても、私はシロウを選びます!」

アーチャー「騎士王、それはフォローとは言わないんだぞ・・・しかし結婚となると」

司会「解答オープン」

士郎:衛宮士郎

桜:先輩

セイバー:シロウ

アーチャー:間桐慎二

士郎「俺は遠坂を信じてみせるぞ」

桜「アーチャーさんは兄さんを選ぶんですね」

アーチャー「いくら彼女でも結婚となれば話は別だろう。子孫にゴミなど残せまい」

セイバー「これはリンの答えに注目が集まりそうですね」

イリヤ「だったらゴミみたいなシロウと」

イリヤ「7体のサーヴァントと契約して、超絶ビューティフォーで完璧な魔術師のシンジ」

イリヤ「どっちと結婚したい?」

凛「うわ何それ、究極の選択じゃないのよ。ていうか、ゴミってどのレベルを指すの?」

凛「もう人間としての機能がないこと? それとも単に魔術ができない一般人てこと?」

カンペ

イリヤ「えっとね・・・運動能力なくて、家事できなくて、魔術も使えないだけみたい」」

凛「できないこと尽くしね・・・でも十分だわ。さすがに本物のゴミだったら嫌だけど」

凛「ちゃんと人として役割を果たせるなら、衛宮くんを選ぶわね」

士郎「遠坂・・・」

桜「姉さん、そんなに先輩のこと・・・」

アーチャー「ふん、マスターも物好きな・・・」

セイバー「そんなことを言っても、アーチャー少しだけ嬉しそうですね」」

アーチャー「な、何を言うかセイバー。凛と小僧の関係など私の知ったことではないわ」

司会「アーチャー以外、正解~」

・・・・・・・・・・・・

司会「第200問、凛がこの4人の中で・・・」

アーチャー「ここに来て、またこの質問か」

桜「神父さんも好きですね・・・」

司会「キスしても良いと思っているのは?」

士郎「・・・もう俺はツッコまないぞ、言峰」

セイバー「それでもツッコミを入れてしまうのが私のマスターですけどね」

桜「この質問は二択でしょうか? それとも姉さん、そっちの趣味もあるのかな?」

アーチャー「凛がこの手の質問を答えるとは思えんが・・・」

司会「解答オープン」

士郎:答えられない

桜:先輩

セイバー:シロウ

アーチャー:答えられない

士郎「セイバーと桜、何で俺を選ぶんだよ・・・」

桜「だって姉さんですし、正直に言いそうです」

セイバー「リンは自分の心に嘘は吐かないと思われます」

士郎「や、やめろ。遠坂はそんな奴じゃない」

アーチャー「なぜか私にも被害が及んでいる気がするのは気のせいだと信じたい」

イリヤ「リンがこの4人の中で、チューしても良いと思うのはだれ?」

凛「・・・うふ、うふふ。これが終わったらあの神父ソッコー死刑」

イリヤ「おふざけ言ってないで真面目に答えなさい、リン」

凛「真面目にって・・・そ、そんなの、答えられるわけないじゃないのよ!!!」

イリヤ「なぁんだ、リンって案外ヘタレなのねぇ。ワタシだったらお兄ちゃん選ぶのになぁ」

凛「あんたの答えなんざ聞いてないわよ!」

司会「・・・士郎、アーチャー、正解~」プフ

桜「神父さん、完璧に笑ってますね」

セイバー「とことん性根の腐った人物ですね」

士郎・アーチャー「・・・ほっ」

セイバー「そして二人はどこか安心しているようですね」

桜「まあ正直に言われたら恥ずかしいですものね」

・・・・・・・・・・・・

司会「第231問、凛が尊敬するサーヴァントは?」

桜「まともな質問が戻ってきましたね」

セイバー「ふふ、さすがにこれは一択でしょう」

司会「解答オープン」

士郎:キャスター

桜:キャスターさん

セイバー:私

アーチャー:ギルガメッシュ

士郎「魔術師として考えれば、キャスターしかいないと思うんだけどな」

桜「セイバーさんは安定してますね・・・それで選ばれたことないのに」

セイバー「これだけは譲れません。それにこの前、リンは私が羨ましいと言ってました」

桜「それ、単に体重が増えないからだと思いますよ」

士郎「アーチャーは何でギルガメッシュなんだよ」

アーチャー「彼の英雄王も財力だけを見れば、凛の羨望を集めていると思ったものでな」

桜「確かに姉さん、お金に対して意地汚いところがありますしね」

士郎「・・・桜、お前ってたまに辛辣なこと言うよな」

イリヤ「リンが尊敬するサーヴァントはだれかしら?」

凛「尊敬するならそうね、やっぱり魔術師として腕のあるキャスターね」

司会「士郎、桜、正解~」

セイバー「まさか・・・リン、あの言葉は嘘だったのですか!」

士郎「他のサーヴァントの名前すら挙がらなかったな」

桜「アーチャーさんは、ちょっと残念じゃないのですか?」

アーチャー「それは私が選ばれなくてということか? ふっ、そんな感情はないよ」

士郎「遠坂風に言うと、そんな心の贅肉はないってことか」

アーチャー「いちいち彼女の言い方に直さんで良い。私もあれは恥ずかしいと思うぞ」

桜「セイバーさんで言うと、どうせ外れるのに自分の名前書いちゃう恥ずかしさですね」

セイバー「サ、サクラ、貴女は私をそのように思って・・・うぅ」

士郎「あ、こら桜、セイバーが泣いちゃうだろ。・・・まあ俺も正直ないと思うけど」

セイバー「シロウぅぅぅ!」ウワーン

・・・・・・・・・・・・

司会「第250問」

士郎「だいぶ終わりに近づいてきたな」

桜「そうですね。残り50問もある姉さんのくだらない質問に耐えましょう」

3人「・・・」

司会「凛がアーチャーの悪い点を一つだけ直せるとしたらどこ?」

アーチャー「言峰綺礼、これは私に対する挑戦と受け取って良いのだな」ガタッ

士郎「落ち着けよ、お前」

セイバー「アーチャーの改善点・・・改善点・・・ん?」ピカッ

司会「解答オープン」

士郎:皮肉

桜:性格

セイバー:アニメ版のカッコイイポーズ

アーチャー:髪の色

アーチャー「ブフ!? セセ、セイバー、何だそれは!?」アセアセ

セイバー「あ、あれ、私こんな解答を書きましたっけ・・・」

士郎「セイバー、人には触れられたくない黒歴史があるんだぞ。そっとしておけ」

桜「そ、そうですよセイバーさん。私だって無理やりあんな恰好させられて・・・」

アーチャー「それにあれは私のせいではない! 思い出せないでくれたまえ!」

セイバー「うぅ、私が書いた記憶はないんですが・・・」

(変更)セイバー:性格

アーチャー「それにしても君たちは私に容赦がないな」

士郎「普段の心がけのせいだろ。自業自得だ」

桜「ところでアーチャーさんのそれ、もしかして・・・気にしているんですか?」

アーチャー「この外見年齢で子供に白髪爺と言われれば私の気持ちは理解できるだろうよ」

セイバー「つまり自身が改善したいところというわけですね」

士郎「お前も苦労してるんだな・・・」

アーチャー「ふん、他人事ではないだろうに。お前も将来気を付けることだ」

イリヤ「リンはアーチャーの悪いところ一つだけ直せるとしたらどこが良い?」

凛「あいつの悪いところ? うーん、今のところ特に不満はないけど・・・」

凛「まあ・・・自分を許せるようにしてほしいところかしら」

司会「全員不正解~」

ブブーッ

桜「姉さん、意外なところを突いてきましたね」

セイバー「そうですね。私もアーチャーにはそれを願わずにはいられません」

士郎「・・・」

アーチャー「・・・オレはもう、大丈夫だよ遠坂」

司会「第251問、凛が間桐桜の悪い点を一つだけ直せるとしたらどこ?」

桜「言峰神父・・・覚悟は良いですね?」ニコニコ

士郎「桜、お前も落ち着け!」

アーチャー「命知らずとはこのことか。さて、それが凛にも当てはまるか・・・」

司会「解答オープン」

士郎:そんなものはない

桜:姉を敬う心

セイバー:そんなものはない

アーチャー:そんなものはない

士郎「桜、自分でそれ書いちゃ駄目だろ・・・」

セイバー「私から見れば、お二人はとても仲睦まじい姉妹に見えますが」

桜「姉さんの気持ちを考えると、やっぱりこれしか思い当たらないです」

イリヤ「ねぇリン、サクラの悪いところを一つだけ直せるとしたらどこ?」

凛「私に対する態度ね。あの子、ほんとに私を姉だと思っているのかしら」

司会「桜、正解~」

士郎「ほとんど即答だったな」

桜「うふふ、良いんです。ちゃんと解っていますから・・・ええ、ちゃんと」

アーチャー「まったく、この姉妹ときたら・・・」

桜「アーチャーさん、言いたいことがあるならハッキリ言って良いんですよ?」ユラリ

アーチャー「い、いや、何でもない」アセアセ

司会「第279問、凛がこの4人の中で・・・」

アーチャー「そろそろ精神的疲労が限界になってきたな・・・」

桜「神父さんがいつも通り、残りの体力を削りにきましたね・・・」

司会「一番、口が悪いと思うのは?」

桜・アーチャー「・・・」ガタ

セイバー「ここで動揺しては言峰の思う壺ですよ」

司会「解答オープン」

士郎:アーチャー

桜:アーチャーさん

セイバー:アーチャー

アーチャー:アーチャー

士郎「アーチャー、怒ってた割には素直に書くんだな」

アーチャー「事実なのだから仕方あるまい。それに正直、どうでも良くなってきた」

セイバー「サクラは今回、自分とは書かないのですね」

桜「・・・セイバーさん、それどういう意味ですか?」ゴゴゴゴ

士郎「やめろセイバー、もう桜も疲れてるんだから」

イリヤ「リンが4人の中で一番口が悪いと思うのはだれなの?」

凛「アーチャーね。あいつ、人の欠点とか容赦なく指摘してくるもの」

司会「全員正解~」

・・・・・・・・・・・・

司会「第290問、2択問題です」

士郎「くっ、言峰の野郎、ラスト10問なのにここで俺のライフを0にする気か」

桜「ま、待ってください。まだ先輩と決まったわけじゃありません」

司会「セイバーと桜、魔力提供しなければならないとしたらどっち?」

桜・セイバー「!?」

士郎「ちょ、これはさすがに悪質だぞ。こんな問題、遠坂が答えられるはずないだろ」

司会「ちなみに、必ずどちらかを選択してください」

アーチャー「ここですかさず逃げ道を失くすとは・・・言峰綺礼、まさに外道だな」

桜「こ、こんなのいけません! 倫理的にも道徳的にも姉さん的にもアウトです!」

セイバー「そ、そうです! リンの心が壊れてしまいます!」

司会「速やかにお書きください」

アーチャー「しかし魔力提供と言っても・・・べ、別にアレのことではないのだろう?」

桜「アーチャーさんアレじゃ伝わらないと思いますが、まあ方法は幾つかありますよね」

セイバー「そ、そうですよね。別にアレのことだけではないですよね・・・///」

士郎「そういえば遠坂とセイバーって、前に一回――ぶべぼらっ!!!」

アーチャー「ぬおっ! どこからともなく飛来したガンドが衛宮士郎の顔面を直撃した!」

セイバー「マスターが死んだ!」

桜「この人でなし!」

司会「(それランサーのネタ・・・)」

司会「解答オープン」

士郎:セイバー

桜:セイバーさん

セイバー:サクラ

アーチャー:セイバー

セイバー「これに関してはもうノータッチで答えを聞きましょう」

イリヤ「リンはセイバーとサクラ、必ず抱くとしたらどっちがいい?」

凛「ぶほっ!?」

桜「質問の意味が変わってます!!!」

アーチャー「言峰の悪意しか感じとれんな・・・」

士郎「あぁ・・・これ以上イリヤを堕とさないでくれ」

イリヤ「ほらほらー、早く答えないと次の質問に移れないのよ?」ニヤニヤ

凛「む、無理無理無理! こんなの、ぜーったいに答えちゃいけないラインだもの!」

イリヤ「良いから答えなさい、リン。じゃないとバーサ―カー呼ぶわよ」

凛「この邪悪なロリっ娘が! くっ、でもそんなこと・・・」

凛「・・・うぅ・・・どっちかって言われても・・・・・・」

凛「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・セ、セイバー」ボソッ

司会「クプフフ・・・セ、セイバー以外、正解~」プフフ

凛「聞こえたわよ笑い声!!! 絶対、絶対、絶対アンタぶっ殺してやるわ!!!」

セイバー「・・・私もなんだか複雑な気分になりました」

3人「・・・そっとしておこう」

・・・・・・・・・・・・

司会「第300問~!」

アーチャー「ようやくラスト問題だな・・・」

桜「はぁ、とっても疲れました・・・」

セイバー「辛い戦いでしたね・・・」

士郎「やっと終わりか・・・」

司会「凛は魔術師になってどう思う?」

セイバー「やはり最後はまとめに来ましたね」

桜「ええ、でも姉さんらしい問題ですね」

士郎「あいつらしい、か・・・確かにな」

アーチャー「ふっ、これは一本取られたな」

司会「解答オープン」

士郎:良かったと思ってる

桜:良かったと思う

セイバー:良かった

アーチャー:良かったと思っている

桜「姉さんですものね」

士郎「ああ、遠坂だしな」

セイバー「リンですからね」

アーチャー「マスターだからな」

イリヤ「リンは魔術師になってどう思ってる?」

凛「魔術師に、ね・・・自慢じゃないけど、私は魔術師になることが当然だと思ってた」

凛「辛いとも、苦痛だと思ったことはない。でもそれはきっと・・・ふふ、心の贅肉ね」

凛「ほんとはいろいろ思ってたかもしれないけど、それでも私は・・・魔術師で良かった」

凛「父さんの跡を継いで魔術師になったことに、きっと後悔なんてないわ」

司会「全員正解~」

アーチャー「長かったクイズもこれでお終いか」

桜「姉さんは、やっぱり私の憧れだった強い姉さんなんですね」

士郎「それがあいつの生き方なんだ。俺も負けないようにしないとな」

セイバー「そうですね。二人とも、強くなってください」

司会「それでは優勝者の発表でーす!」

士郎「優勝は桜かアーチャーのどっちかだろうな」

セイバー「ええ。二人とも、凛のことをよく理解していました」

桜「えへ、これでも姉さんの妹ですからね」

アーチャー「あれでも、私のマスターだからな」

司会「優勝は・・・・・・」

司会「・・・・・・・・・」

4人「・・・」

司会「間桐桜ー!!!」

桜「あっ、私が優勝しちゃいました」

アーチャー「フフ、私を抜いて優勝とは、さすが姉妹といったところか」

セイバー「姉妹愛の勝利といったところでしょうね」

桜「嬉しいやら、恥ずかしいやら、ちょっと複雑な気分です・・・」

士郎「良いんじゃないか? やっぱり姉妹は通じ合ってなくちゃ」

司会「優勝した間桐桜には、遠坂凛と二人きりになる権利が与えられまーす!」

士郎「と、そういやこの辺で・・・」

藤村「遠坂凛の控え室はこちらになります」

アーチャー「ぬお! な、なぜ貴女がここに」

士郎「藤ねぇ、やっぱりスタッフ側にいるんだな・・・」

藤村「どうぞこちらです」

セイバー「やはり無視ですね」

桜「それじゃみなさん、ちょっと行ってきます」」

・・・

控え室

凛「あら、桜じゃない。驚いたわね、貴女が優勝するなんて」

桜「私もまさか優勝するなんて思ってもみませんでした」

凛「そうね。でも妹に優勝してもらえるなんて、姉としてはけっこう嬉しいものよ?」

桜「そうなんですか? てっきり、先輩かアーチャーさんに来てほしかったものかと・・・」

凛「まあそんな気持ちがないと言えば嘘になるけど、でも桜が来て嬉しいのはほんとよ」

桜「ね、姉さん・・・/// え、ええと、その・・・コ、コーヒー淹れますね」

凛「駄目よ、桜。貴女は優勝者なんだから、そこでゆっくり寛いでなさい」

桜「えっ、でも姉さんに悪いですよ、そんなの」

凛「良いの良いの。たまには姉貴らしいことさせなさいよ。あ、砂糖とミルク入れる?」

桜「あ、ありがとうございます。じゃあ、お砂糖は多めでお願いします」

凛「ふふ、解ったわ。それじゃ、淹れ終ったらゆっくりとお話でもしましょうか」

桜「そうしましょう、姉さん」

凛「ええ、ゆっくりと・・・エセ神父の処刑方法について話し合いましょうか」ニコニコ

桜「はい、姉さん。じっくりと、あの神父さんへのおしおきを考えましょうか」ニコニコ

凛「ふふ、うふふ・・・」

桜「うふふ・・・」

凛・桜「うふふふふふ・・・」

・・・・・・・・・・・・

士郎「・・・姉妹だな」

セイバー「・・・姉妹ですね」

アーチャー「あれほど血の繋がった姉妹はそうそうおるまい・・・」スタスタ

士郎「ん? アーチャー、どこ行くんだ?」

アーチャー「なに、マスターが罪を犯す前に、ちょっと掃除をと思ってね」

セイバー「アーチャー、あんまりやりすぎてはいけませんよ?」

アーチャー「ふっ、それぐらい心得ているさ、セイバー」

・・・・・・・・・・・・

言峰「此度のクイズも、なかなかの愉悦だったな」

イリヤ「リンってば、あんなにいろいろ反応するんですもの。見ていて飽きないわ」

言峰「さて、次は誰を標的に・・・誰だ?」

アーチャー「さすがに目ざといな、言峰。しかし名乗るほどのものではない」

アーチャー「ただまあ、強いて言えば・・・通りすがりの正義の味方かな」

イリヤ「えっ、なに、もしかしてこれワタシも巻き込まれるパターン?」

言峰「き、貴様、アー・・・」

アーチャー「すまんがイリヤも同罪だ・・・アンリミテッドブレイドワークス!!!」

ザンザンザンザンザン

言峰・イリヤ「あ~れ~!!!」

・・・・・・・・・・・・

カレン「ダニ神父も死んだことですし、次は私が司会でもしようかしら?」

言峰「・・・やめておけ。お前にこの愉悦は扱いきれん」

カレン「あら生きていたの? ゴキブリ並みの生命力ですね・・・包帯ぐるぐるですが」

おわり

最終結果

士郎:76問

桜:113問

セイバー:71問

アーチャー:105問

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月14日 (土) 14:42:12   ID: 67Gj03py

別人が書いたからか質が落ちたな

2 :  SS好きの774さん   2015年08月13日 (木) 11:07:20   ID: qfZjDaNb

↑おっとキチガイが来たようだ

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