貴音「夏の地域ろけ」 (25)

*観光気分を味わってもらいたく書きました。誤字脱字もあるよ



貴音「そろそろ着きますか」ペラ

ぱんふれっとを畳み、私はプロデューサーと彼女を見る

P「始発の新幹線から電車を乗り継いで約4時間か、大丈夫か二人とも」


貴音「私は大丈夫です。駅弁も大変美味でしたから」ニコッ


やよい「でもこれ、電車じゃなくて、ディーゼル車って言うんですね、ビックリです!」

彼女は高槻やよい、私と彼女はあいどるで、私達二人は、こんびを組んでいます

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P「よし着いたぞ!」ガラガラ


やよい「プロデューサー、荷物持ちますよ?」


P「だ、大丈夫。よしタクシーを拾おう」


プロデューサーはたくしぃの運転手に行き先を言う


P「○○ワイナリーまで、お願いします」ガラ

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P「到着!」


やよい「空気がとーっても美味しいです!」ウッウー


貴音「プロデューサー
、ここ、わいなりぃですよね?」


P「お、貴音はココ知ってるのか?」


貴音「わいなりぃとは、お酒…つまりわいんを飲む場所…」
「私はともかく!やよいは酒を飲む前に捕まります!!」ギン


P「あ~あ、それは勘違いだ」アハハ

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P「ほら、これが目的だ」スッ


やよい「うわー、紫色のアイスですー!」


貴音「これは…!」ハム
一口食べると、あいすの甘味とは別に葡萄の豊潤な香りが広がる。それでいてあっさり


P「ピオーネソフトだ、上手いだろ?」


貴音「真…とても夏にぴったりの、すぃーつです」ハム


観光客「アハッ☆とっても美味しいの!」

観光客「こ、これ、お茶漬けに持ち帰りできないかな?」

やよい「プロデューサー!!貴音さん!」


食べ終わったやよいが呼ぶので三口で完食しました


貴音「どうしました?」


やよい「あの、あそこにアスレチックがたーーくさん、あります!」


P「お、行ってみるか」ガサガサ

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やよい「きもーち、いーですー!」クルクル


貴音「この棒から水が吹き出しているのですか、なんと面妖な!!」


P「ミストな。これは夏限定らしいから良かったな」カシャカシャ


貴音「プロデューサー何故かめらを?」


P「ブログに載せるんだ、やよいが楽しそうだしな」ニヤッ


周りから見たら少女の写真を撮る、ろりこんのようですが…

P「そろそろ小腹が空いたな、早いうちに食べるか!」


貴音「ろけは何時からなんですか?」


P「夕方の五時、それまでは観光だ」


やよい「いっぱい、食べよう♪ですね!」


観光客「チョー楽しい!無料なのも、親御さんに嬉しいねぇ」

観光客「うがー!滑り台早すぎるぞー!」

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P「さあ冷めないうちに、召し上がれ」


やよい「これ、お好み焼き?」


貴音「ただの、お好み焼き……では無いですね!」モグ
こ、これは!
最初はきゃべつの甘さで解りませんが次には唐辛子を練り込んだ麺の辛さが引き立ち、さらに噛めば、もやし、豚肉、そぉすと次々に味が広がります!


やよい「っ////
辛いですぅ!でも、もやしやお肉がそれをカバーしてて美味しいですー!」パアア


P「唐麺焼きだ、ここじゃないが、蕎麦やチャーハンを入れた、お好み焼きもあるらいぞ」ハム

やよい「ところで、ロケの内容ってなんですか?私達知らないんです」モグ


貴音「小鳥嬢の話では、私に是非来てください、と、おふぁがあったとか?」キャキ


P「内緒だ、着いてからの、お楽しみって奴だな」モグ


観光客「あらあら~本当に美味しいわね」

観光客「こ、これはウチに帰ってシェフに作ってもらわないと!」

観光客「さすがに本場の味は無理っしょー」

観光客「ソースも唐麺に合わせて、あえて辛口にしてあるのね…」

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食事を終え、私達は現場へとたくしぃで向かっています

P「このあたりは噂通り、昔の町並みが残ってるんだな」


やよい「まるで映画のセットみたいですね」


貴音「さて、ここでプロデューサーとやよいに、
くいずを出しますか」ペラ
私とて食べ物ばかり見てないのですよ?

貴音「この通りには、普通の道にはある物がありません。さて何でしょう?」フフフ


P「え?えーとなんだ?」

やよい「もしかして…電柱ですか?」


貴音「正解です。ちなみに電線は地面に埋めてあるそうです」ペラ


P「やよいに負けた…」ガーン


たくしぃは目的地に着いたようです

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やよい「なんだが怖いですー」


P「酒蔵を改良した施設
卑弥呼蔵 赤猫
だそうだ、宿泊、食事も出来る」ガラガラ


貴音「プロデューサーここでなにを」

観光客「し、四条さん!?四条さんですよね?」


りぼんをつけた少女が寄って来ました。それは良いのです。あいどるですから、
ですが!ですが!

観光客「高槻さん!わ、私高槻さんの大ファンです!あのこれにサインを!!」


やよい「か。刀!?それにそっちは鬼ですーー!?」ハワワ


二人とも妖怪の格好をしているんです!!

P「あちゃーバレたか」タハハ

ぷ、プロデューサーもももしや


P「今日は、この通りで仮装行列があるんだ、《妖怪》限定のな?」


貴音「わ、私がほらぁが苦手なのを承知の上で…」フルフル


やよい「た、貴音さん…」

P「だが、安心しろ、お前達も妖怪に仮装してもらう!」キリッ


貴音「は、はやああああ!?」


やよい「わたし達も?」ポカーン

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やよい「プロデューサー、着替えてきました!」スタスタ


P「お、おー!良いな」


やよい「この帽子と背中の黒くて小さな羽、良いアクセサリーですね!」タタタ


P「そうだな!そうだよ!」カシャ


やよい「ところでこれ何のお化けですか?」


P「妖怪、鴉天狗」カシャ

いささか騙されたような、そうでもないような
仕方ありませんね、これも仕事です

貴音「プロデューサー、やよい、お待たせしました」スタスタ


P「うお!!さすが」


やよい「頭の、お面スッゴく貴音さんの雰囲気とマッチしてますー!」


貴音「そ、そうですか?」

P「音無さんお手製の尻尾付き浴衣、うーん、貴音は《化け狐》が似合う」カシャ

貴音「だから荷物が多かったのですね…」ハァー

こうしてろけは始まり、

あっという間に仮装行列も無事終わりました



やよい「貴音さん、やっぱり、お化けは苦手ですか?」


貴音「ええ、しかし、今回のろけで、妖怪を学んでみたくなりました」クスッ


やよい「わ、私は
貴音さんとなら、お化けだろうがゴジラだろうが頑張っちゃいますよー!」



やよい、貴女は強い。そういう姿を見て私も一歩前進したくなるのですよ?
共に、とっぷあいどるに立ちましょう


貴音「それではいつもの」スッ

やよい「せーのはいターッチ」スッ


たかやよ「「イェイ!!」」


おわり

はい。多分 わかる人がいるとは思いますが
場所は広島県 三次市(みよしし)です

ちなみに今年の仮装行列は今週末の土曜 開催予定です。

たかやよ流行れ!!

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