モバP「ペロォ」 (119)

――飲み屋――


モバP(以下P)「ロケで病気を貰って帰って来た?」


他の事務所のP「あぁ、アイドルのロケで海外の密林に行ったんだけど、その時にな」

他の事務所のP「そのせいで一週間も仕事を休むはめになっちまったよ」

P「どうりで連絡つかないと思いましたよ!だ、大丈夫なんですか?」

他の事務所のP「うん。もう俺の体は健康そのものだよ。だけど――……」

P「だけど?何ですか?」

他の事務所のP「……」

P「……?……先輩?」

他の事務所のP「…………いや、なんでもない。とりあえず、もう安心だと思うんだけどな」

P「ならいいんですけど……でも、病み上がりなんですから気をつけてくださいよ?」

他の事務所のP「ああ。お前も気をつけとけよ」

P「あはは、体だけは丈夫なんで心配しないで下さい」

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スタスタ

P「はぁ……」

P(随分飲んじゃったなぁ……明日も仕事だし早く寝よう)

ムズッ

P「……ふ」

P「ふ、ふぁっきし!!」ブシュン

P「う、うぅ……?」ズズ

P(なんだ?なんだか体がむずむずする……)

P(やばい……先輩の病気が移ったかなぁ)

P(アイドルに移りでもしたら大変だ……早く帰って暖かくして寝よう)


……


【翌日】


―事務所―


ガチャ

ちひろ「おはようございます」

P「あ、おはようございまーす」

ちひろ「おはようございます、プロデューサーさん。今日も早いですねぇ」

P「はは、さっき来たばっかりですよ…………あ、は、ふ」

P「ふぁっきしょう!」プシュン

ちひろ「わっ!……風邪、ですか?」

P「う、うーん……どうなんでしょう。熱も無いですし、体もだるいわけじゃないですし」グスッ

ちひろ「でも風邪は唐突にやってきますからね、気をつけてくださいね?」

P「御心配かけてすみません。マスクしておこう」ゴソゴソ

ちひろ「それじゃ、私も早速仕事に取り掛かりますね」

P「あ、はい」

ちひろ「~♪」カタカタ カチカチ

P(よし……それじゃ俺も引き続き)

P(仕事…………を……)

P「……」

ちひろ「ふんふー……♪」カタカタ

P「……」

ちひろ「……ー♪」タン カタ、カタカタ

P「…………」

ちひろ「ふんふふーふー……♪」カタ カタカタ

P「………………」

ちひろ「あ」

クルッ

ちひろ「そうでした、プロデューサーさん。お茶を淹れましょう」

ちひろ「か――……?」



P「……」モゴモゴ



ちひろ「……プロデューサーさん?」

P「……えっ?あっ、はいっ!?」ビクッ

P「え……あれ?あ、どうしました?」

ちひろ「……大丈夫ですか?なんだかボーっとしながら口をもごもごさせてましたけど」

P「え、本当ですか?す、すみません、なんだか急にボーっとしちゃって……」

ちひろ「本当に大丈夫です?今日は休んだ方が……」

P「いやいや!本当に大丈夫ですから!」

ちひろ「そうですか……?じゃあ、お茶淹れますね?」

P「はい。すみません、お願いします」

スタスタ

ちひろ「そういえば新しいお茶の葉が手に入ったんですよ――」ゴソゴソ

P「……」

ちひろ「それに社長の御友達からも美味しいお茶菓子を頂きまして――……」カタン

P「……」

P「…………」

P「………………」

P「…………………………」




P「ペロ……」





ちひろ「これがとっても美味しくてですね――……」カポン

ちひろ「よいしょっと」カタン

ちひろ(よし、それじゃ給湯室に――……)



ギュッ…



ちひろ「……――え?」カラン



P「……」



ちひろ「……え?え?プ、プロデューサー、さん?」

P「……」

ちひろ「あ、あのっ!ちょ、ちょっと、近っ……」

ちひろ(え?え?なんで?)

ちひろ(私、プロデューサーさんに後ろから抱きつかれてる?え、嘘)

ちひろ「あ、あ、ああ、あのぉっ……!?プロデューサーさん」

P「……」

ちひろ「ちょっ、な、なんで……とりあえず、離れ」



チュリッ



ちひろ「…………っ!!?」

P「……」

ちひろ「プ、プロデューサーさん……い、いまっ」

ちひろ(わ、私のうなじ……!舐め――……!!)


P「……ペロ……」


チュッ プュリ


ちひろ「あ、ひぅっ…………~~~~っ!!!!?」ゾクゾクッ


P「ペロ……ペロ……」


チュピッ レリッ

ちひろ「ひ、あ……っ……!っう、やぁっ……!」

ちひろ(な、なにこれ……な、なんで?なんでぇっ?)

ちひろ「っ!!プロデューサーさんっ!!」

ガバァッ

ちひろ「やめてくださいっ!こんなっ……!!」

ちひろ「…………」

ちひろ「…………プロデューサー、さん?」

P「……う……!!」ブルブル

ちひろ「プロデューサーさん……?あの、大丈夫ですか?」

P「はぁっ……!はぁっ……!!」

P「……あ、れ?ちひろさん?」

ちひろ「……プロデューサーさん、あの……今のって」

P「え、なん、です、か……?今、の……?」

ちひろ「……え?」

P「お茶菓子の事ですか……?うっ……」

ちひろ「プロデューサーさんっ!?」

P「う……す、すみません……」

P「なんだか……さっき、急に視界が真っ暗になって……」

ちひろ「…………ほんとに、ですか……?」ジト

P「?は、はい……」

ちひろ「なら、いいんですが……」

ちひろ(眩暈がして寄り掛かられただけ、なのかなぁ……)

P「って、わわっ!?すいません!寄り掛かってました!?」バッ

ちひろ「いえ、それはいいんです。けどやっぱり様子がおかしいですよ?」

P「う、うぅん、確かにさっきからちょくちょく意識が朦朧と……」

ちひろ「もう本当に休んだ方が」

P「でも仕事がありますし……それにもう今は平気ですから」

P「昨日珍しく早上がりで仕事仲間と飲みに行ったので、多分その疲れが残ってるだけですよ。きっと」

ちひろ「だったら良いんですが……」

P「心配かけてしまって申し訳ないです」

ちひろ「そんな。私は全然……でも絶対に無理はしないでくださいね?また辛くなったら言って下さい」

P「はい、ありがとうございます」

…………

スタスタ ガチャ


P「只今戻りましたー」ガサガサ

スタスタ

P「ふう……」

P(外ではなんともなかったな。やっぱり少し疲れてるだけだろう)

杏「おかえりプロデューサー」

きらり「あー!Pちゃんおっすおっす☆おかえりなさーい!」

P「ん?ああ、ただいま二人とも」

きらり「お仕事だったのかにぃ?」

P「うん。さくらテレビにちょっと打ち合わせにね」

杏「お、なになにそのコンビニ袋。飴?」

P「残念、飴じゃないぞ」

杏「ぶーぅ、杏は飴を要求しまーす」

P「後でやるって」スタスタ

杏「今欲しいー」

きらり「じゃあきらりがあげゆ!あーん☆」

杏「お、ありがと。んむ」コロリ


―給湯室―


コトン

P「……っぷはぁ……」

P(一応風邪薬とドリンク剤は補給しといた。これで大丈夫だろう)

P(しかし俺も疲れてるのかなぁ……眩暈なんて今まで無かったのに)

P(とりあえず、俺が倒れでもしたらアイドルの皆やちひろさん、トレーナーさん達、社長にまで迷惑がかかるからな)

P「うしっ!!」パンッ!

P(気張れ俺!気合だ気合!)

ガチャッ


「あれ?プロデューサー?」


P「え?」クルッ

凛「どうしたの、こんな所で」

奈緒「あ、Pさんだ」

卯月「おつかれさまです!」

未央「プロデューサー!おっつかれー!」

加蓮「あれ?なに飲んでるのPさん?」

P「みんな……ってこれはその」サッ

卯月「あ!風邪薬とドリンク剤飲んでます!」

P「って卯月!ちょ」

奈緒「えっ?Pさん、風邪なのか?」

凛「ちょっと……大丈夫なの?」

加蓮「しょっちゅう私の体の心配してるくせに、自分の体が悪くなったら意味ないじゃん!」

P「いや、大丈夫!大丈夫だから!さっき少し立ちくらみがしただけだって」

未央「とか言ってまた無理してるんでしょ!」

卯月「プロデューサーさん、無理は駄目ですよ?」

P「大丈夫だって、ほんと」


ドクンッ


P「……――――に……」

グラッ

P「……っう……ッ!!」


一同「「「「!!!!?」」」」


凛「プロデューサー!?」

卯月「プロデューサーさんっ!」


P「……っ」

P(なんだ、これ)

P(こいつらを、見た途端、頭、が)


ドクンッ


P「ッ……!!」

P「すまんっ……!」

ダッ バタン!

奈緒「あっ!Pさん!」

未央「どうしたんだろ……すごくふらついてたよね?」

凛「……」


―トイレ―


バシャバシャ!

キュッ…

P「……ふー……」

P(顔を洗ったらスッキリしたぞ……)

P(だけど、なんなんだこれ……ただの眩暈とは違う気がするんだけど)

P(なんというか、気分が悪いというよりは、意識が遠のいていく感覚に近い気がする)

P(……とりあえず出るか)

ガチャッ

P「はぁ……」

P(ちひろさんの言う通り少し休んだ方がいいのかなぁ。いや、でもなぁ)


「プロデューサー」


P「え?……あ、凛」

凛「どうしたの?急に飛び出して」

P「う、いや、なんでもないんだ」

P「また少し立ちくらみがしてさ。顔を洗ったんだけど、もう平気」

凛「……本当?」ズイッ

P「!」

P(凛、ちょっと顔が近すぎ――……)


ドクンッ


P(……――――ッ……!!?)


凛「……やっぱり顔色悪いよ。プロデューサー」


P(なん、だ)

P(凛が、近くに来た、途端)


凛「心なしかクマもできてるし」


P(いし  き  )


P(    が    )


凛「ねえ、プロデューサー。やっぱりちゃんと休んだ方が」


P(  と     お  く )



P(    ぺ  )



凛「……聞いてる?」





P(            ろ             )





ギュッ



凛「い…………」


P「……」

凛「……へ?」

P「……」

凛「プロ、デューサー?」

P「……」

凛「……」

凛「えっ、あのっ、あれ」

凛「なんで、え?いきなりどうしたの?えっ」

凛(嘘、プロデューサーが抱きついてる?私に?)

凛(あれ?嘘でしょ?あれ)

P「……」

凛「ちょっと、あの、プロデューサー……!」

凛「え、ええっと、ここここじゃ、人に見つかるかも、し、しれないから、さ」

P「……」

凛「と、とりあえず、一旦はなれ――……」



ペチュ



凛「……っ!!!?」



バッ!

凛「……」

P「……」

凛「……え」

P「……」

凛「プロデューサー、今……」

P「……」

凛「……」

凛「……私、の首……」

凛「…………………………舐め、た?」





P「……ペロォ」





ヒュオゥァッ!!

ガシィッ!!


凛「!?」


P「……ペロ」


凛(なに、今のスピード……!)

凛「ちょっ……プロデューサー!離して……!」グッ


P「ペロォ」ギュゥッ!


凛「っ!?」ググッ!

凛(な、なにこの力。ビクともしない)

凛「ちょっとプロデューサー。離して。ふ、ふざけてるんなら私怒るよ――……」


チュリッ


凛「っ!?」


P「ペロペロ」


凛(首筋っ!舐められて……!?)

凛「ちょっ!何してっ……!!」


ペチョッ



凛「……~~っ!!?」ビクンッ!!



凛(や、だ。何、これ)

凛(嘘、プロデューサーに舐められた所がっ……痺れて)

P「ペロペロペロ」

凛「っ……っ!」ゾクゾクッ!!

凛(え、やだやだ、痺れたところから、電気走って頭に)


P「……ペロハプゥッ!」チュパァッ


凛「ひ、やぁはっ……!?」ガクガク

凛(声が……!勝手に……)

凛「プ、プロデューサー……!だ、だめ」

P「ペロペロォ!!!」チュピュオッ


凛「やっ……!あぁっぅ!」ガクガクッ

凛(なんで……?ただ、舐められてる、だけなのに)

凛(体、全然っ……いう事きかな……)

凛(だめ、何も考えられなく……だめっ)

凛(立ってられな――……)

P「……凛」

凛「え……」



P「…………可愛いよ。凛」



凛「…」

凛「……」

凛「…………」

凛「………………は」ゾク

凛「はん……そく……!……それぇっ……!!」ゾクゾクッ!!


P「ペロォ!!」ハブチュゥ!!!


凛「やっ……!?……ゅ~~~~~~っっッ!!!!!」ビクンビクンッッ!!

凛(あ……意識、が……)

凛(や……………………あ)


トサッ


凛「っ……っ……!」ビクンッ ビクッ

P「……」

クルッ



P「ペロォ」ジュルリ

スタスタ

みく「で?今日は何を作ってきたんだにゃ?」

かな子「今日はね、愛梨ちゃんと二人で合作してきたの」

愛梨「えへへ、自信作のアップルクランブルケーキだよー!」

みく「それは楽しみにゃ!早食べたいにゃー!」

愛梨「うん!あ、そうだ。Pさんにも食べてもらわなきゃ」

かな子「そうだね。でも見当たらないね、プロデューサーさん」

みく「いつもどおりお仕事じゃないのかにゃあ」



―給湯室前―



スタスタ

かな子「でもさっき帰って来たって杏ちゃんが言ってたよ?」

愛梨「トイレかな?」

みく「まあPちゃんもそのうちひょっこり出てくるはずにゃ!まずは」

ガチャッ

みく「ゆっくりお茶でも淹れ…………え?」ピタッ



奈緒「あ……っ……!」ビクンビクン


加蓮「ふぁ……うぁ……!」ガクガク


未央「や……はっ……!」ピクンッピクンッ


ジリッ…


卯月「や、やめて……やめてください……!プロデューサーさん……!」フルフル


P「ペロォ……!」コォォォォォ

みく「えっ!?ちょ、ちょっとなんなのにゃこれ!」

愛梨「奈緒ちゃん、未央ちゃん、加蓮ちゃん!大丈夫っ!?」

かな子「卯月ちゃん!プロデューサーさん!?どうしたんですか!?」


卯月「っ!みんなっ!」


P「ペロハハァ!!」バシュゥッ!!


みく「あっ!」


卯月「えっ?」

ガシィッ!!

卯月「!!」

P「……ペロ」

卯月「や……だ、だめです……!プ、ププ、プロデューサーさん……!」ガタガタ


愛梨「Pさん!?」

かな子「一体何を」


チュプリ


卯月「ひ……やぁぁぁっ~~っ!!」ゾクゾクゥ!!


みく・かな子・愛梨「「「!!!?」」」

P「ペロ、ペロ」チュルッ チュプッ

卯月「やぁぁっ!やですっ……!くびす、じっ……!なめ、ないでぇっ……くだ、さ」

P「ペロォ」リュリュン

卯月「ひっ……!?……う~~~~っ!!」ビクンッ!!


みく「なななななな何をやってるにゃああー――!!!」

かな子「ププププロデューサーさん!?」

愛梨「だ、だめです!なんだかそれだめです!だめですそれぇっ!!」

卯月「はぁっ!はぁっ!やぁっ、いうぅっ!あっ……ん!」

P「ペロァペロェ」プュプン

卯月「きゃっ!!!うっ!あ、ん……~~~~っ!!は、はなし、て、くらさっ……!」ググ

サワッ

卯月「っ!!?」

P「……ペロペロォ」チュプッ

卯月「やっ!!?う……っ!!うあっ……!!」ゾクゾクゾク

P「ペロペロ」ペロペロサワサワ

卯月「やぁぁぁぁっ……!」ビクンッビクンッ

卯月「ふ、ふとも、もは、触っちゃ、だっ……め、ですぅ……!」ピクン

P「……卯月」ボソッ

卯月「!!」


P「…………卯月、可愛いよ」

P「卯月のふとももで……幕府を作りたい」


卯月「……っ…………あっ……ん……プ、ロデュー……」


P「……ペロォ!!!!」チュポオオオ!!


卯月「ひっ!!!?やああああああああっっ!!!!!」ビクンビクンビクン!!!!!


ガクッ

卯月「……プロ……りゅーさー、さ…………っ……っ……」ビクンビクン

みく「う、卯月チャン!?」

みく(気を失ってる……!?)

P「……」

トサッ

ザッ!!

みく「にゃっ!?」

愛梨「ひゃっ!?」

かな子「ひっ!」


P「……」

クルッ


P「……ペロォ」


みく「っ……!逃げよう!二人共っ!!」ダッ!!

かな子「う、うんっ!!」

愛梨「外に出――……!」


ヒュバッ!!!!ズザァァッ!


三人「「「!!!!?」」」


P「ペロ」


かな子「ま、わり」

愛梨「こま、れ……た……?」

みく「ど、どんなスピードにゃ!!ちょっとPチャン!!」

P「ペロう?」

みく「一体なんのつもり!?なんでみんなこんな状態に」

ガシッ

みく「なって……え?」

P「……」ギュゥ

みく「……え?」

かな子「みくちゃん!」

愛梨「Pさん!や、やめて下さい!」

みく「……や」

みく「え、嘘、Pチャン?え?」

みく「じょ、冗談だよね?Pチャン、嘘でしょ、ねえ」


P「……ペロホホォ」ニコォォ


みく「…………や」

みく「やぁぁぁっ……!!」

…………

チュバッ!!ペロ!!ペロゥ!!


みく「い、や……あっ!!」

みく「だめ、Pチャン、みくは、みくはぁ……っ!!」

みく「やめてっやめてぇっ!!あかん……っ……!あはあああっ……!」


ペロォン!!チュチュンホォ!!ペロリ!


かな子「やめてっ!!やめてください!!やだぁっ!!」

かな子「ひっ!?やだっ!!おなかやめてくださっ……ああんっ!!」

かな子「あっ!おへそ、やだっ!!あっ!あっ、んっ……!」

かな子「あっ!あっ!やぁっ……!ん、きゅぅ……!!」


ペロペロペロペロ!!!!
パブリチュゥ!!


愛梨「P、Pさんっ!あっ!だめですっ、そんなっ!あああっ」

愛梨「か、らだ!あつくてっ……ぬがせて、くださっ!ぬがせてぇっ!」

愛梨「ぬが、せてぇっ!ぺろぺろっ……されたらっ!あつく、て!おかしくなっちゃう!ぬがせてぇっ!」

愛梨「あついですっ!あぁぁっ!!やっ、おまた、あつくてっ……!やだっ!やだぁぁぁっ!!!」


…………

ガクッ

愛梨「ひゃ……や……!」ガクガク

P「……」

ソッ… トサッ

クルッ

P「…………ペロ」ジュルリッ

――――――――――――



きらり「杏ちゃん、飴おいすぃー?」スリスリ

杏「おいひいよー。頬ずりするのやめなって」ピコピコ

きらり「んしょっ。ちょっとお花を摘みに行ってくるにぃ☆」

杏「ん。いてらー」ピコピコ

スタスタ

杏「……」ピコピコ

チュドーン

杏「あ、死んだ」ピコ

杏「あーもう、最初からやり直しだよー!」

ポスッ

杏(もうめんどくさい。寝ようそうしよう)

杏「ふぁぁ……ふう」


スタスタ… ザッ

……ナデ…


杏(ん……きらり?)

杏「きらり、トイレ早くない?」クルッ



P「……」



杏「え……?あれ、プロデューサー?」

P「……」

杏「珍しいね、プロデューサーが撫でてくるなんて」

杏「っていうかどしたのさ?急な仕事?なら行かないよ?」

P「……」

杏「ちょ、真顔で黙り込まないでよ。怖いってば」

P「……」

杏「……プロデューサー?」


ガバァッ!!


杏「!!!?」

P「ペロァ!」

杏「ちょっ!ちょ、まっ!!」

P「ペロアンア!」ペロペロ

杏「い、いきなり何ッ、ってぎゃぁぁぁ―――――!!!何舐めてんのさ!!!気持ち悪いってぇ!!!」ジタバタ

P「ペロペロペロペロ」

杏「やめってってば!うあ、キモイキモイキモイよプロデューサー!なんでいきなり」


ゾク


杏「…………――!」

グイッ!

杏「っ……ちょっと!本当にやめてよプロデューサー!」

P「ペロ?」

杏「ペロ?じゃないよ、これ立派なセクハラだよ!なにやってんのさ!」

P「……」

杏「……プロデューサー?」

ズイッ ガシッ

杏「!」

P「ペロペロ」ペロペロ

杏「うがぁっ!や、やめてって言ってるじゃん!ほんときもいってそれ!」

P「ペロペロ」ペロペロ

杏「だからやめてって――……」


ゾクゾク


杏「っ」

杏「やめてぇっ!」


ガバァッ!!


杏「はぁっ……はぁっ……!」

P「……」

杏「……っ」

P「……」

杏「……な、何してんの、プロデューサー」

杏「何か変だよ……おかしくなっちゃったの?」

杏「冗談でもこんな事するなんて……いつものプロデューサーじゃ……」

P「……ペロ」

杏「え?」

ジリッ

P「ペロ」

杏「……やめて」

P「ペロォ」

杏「やめてってば。やめてって言ってるじゃん、何度も」

P「ペロォオ」

杏「……っ!やめてぇ!来ないでっ!」グイッ

P「ペロォォオオ!!!!」

杏「やだっ!嫌ぁっ!!!」



P「ペロオオオオオオオオ!!!!!!!」



…………
……

スタスタ

きらり「凛ちゃん、だいじょーぶー?」

凛「や……はっ……」ピクンピクン

きらり「トイレの前で寝てちゃ風邪ひくよー?もうすぐソファまで運ぶからにぃ☆」

トサッ

凛「……」

きらり「うー、大丈夫かな?」

きらり「そーだ☆Pちゃんに相談すればいいんだにぃ☆」

スタスタ

きらり「杏ちゃん、Pチャン見なかった――……」



P「ペロオ、ペロオ」ペロペロ

杏「あっ……やぁっ……らめ……っ……!!」ビクンビクン



きらり「んん?」

P「ペロペロ、ペロ」ペロペロ

きらり「Pちゃん?なにしてゆのー?」

P「ペロ」ピタッ

クルッ

P「……」

杏「は……うぁ……」ピクピク

きらり「あ!Pちゃん杏ちゃんに抱きついてゆー!やばーい☆」

ダッ

きらり「きらりもはぴはぴすゆー☆」タッタッタ


ヒュバッ!!


きらり「へ?」

ガシッ!

P「ペロ」

きらり「へっ?Pちゃん?」

P「……」

きらり「どしたのー?いきなり抱きついて来ちゃって」

きらり「はぴはぴすゆ?」

P「……」

ギュゥゥウ

きらり「にょわ!?」

P「……」

きらり「うきゃー☆Pちゃんからはぴはぴしてくるなんてやばーい!」

P「……ペロ」

きらり「んー?なにPちゃん、もっとはぴはぴすゆn」


ペロ


きらり「!」

P「ペロペロ」

きらり「あははっ!Pちゃん!?どしたのー☆くすぐったーい!」

P「ペロペロ」

きらり「うきゃー!くすぐったいにぃ!Pちゃん!」

P「ペロペロ」

きらり「あはははー!Pちゃんちょっとタンマー☆くすぐったすぎゆー!」

P「ペロペロ」

きらり「Pちゃんてばー!あはっ!あははっ!」

P「ペロペロ」

きらり「あはははっ、んもー!だめぇ!おイタがすぎゆにぃ」グイッ

P「ペロペロ」

きらり「あはっ、はふっ、はははっ!こらーPちゃん!」グイィッ

P「ペロペロ」

きらり「はぴはぴしすぎぃ!こーら!はは、あふっ」グイィィ

P「ペロペロ」

きらり「だめだっていってるでしょー☆こ、らぁっ、Pちゃん」ググ…

P「ペロペロ」

きらり「んもー☆だめ、だってば、はなれっ、て」ググッ

P「ペロペロ」

きらり「……はなれて、Pちゃん、おねがいっ、だから」グググ

P「ペロペロ」

きらり「……んはっ、あっ……」

きらり「……っ…………!!!」

P「ペロペr」


きらり「……やだぁっ!!!」


ドン!!!!

P「ゴエェッ」ゴキイッッ

ガシャァァァン!!!

パラパラ…

きらり「……あ」


P「……」


きらり「ぴ、Pちゃん!!?ごめんにぃ!!」

タッタッタ

きらり「Pちゃんだいじょーぶ!?今変な音したよ!?ほんとにごめんなさいー!」

P「……」

きらり「いきなりPちゃんがあんなことするから、きらりちょっとびっくりしちゃったんだにぃ……」

P「……」


ムクッ


きらり「あ!Pちゃん!だいじょうb」

ガバァッ

きらり「!?」


P「ペロペロォ!!」ガシィッ


きらり「Pちゃん!?」

P「ペロペロペロペロ」

きらり「っ!Pちゃん!落ち着くにぃ!」

P「ペロペロペロペロ」

きらり「だめ、Pちゃっ……!」

P「ペロペロペロペロ」

きらり「あっ、く……ふあっ!」

P「ペロペロペロペロ」

きらり「だめ、……はっ……ぁ!!」

P「ペロペロペロペロ」


きらり「やだぁっ!!」」


ドン!!


P「ペラウバ!!!」ゴキャウッッ


ガッシャアアアアアアン

きらり「あ……ご、ごめんなさっ」

ガラッ……

きらり「え……」


P「……ペロ」


きらり「っ……」

P「ペロオ!!!!」

シュバァッ!!

きらり「いやっ」


P「ペロアアアアアアア!!!!!」


きらり「いやあああっ!!!!」

ドオン!!

P「ペゴオッ!!」ガギォェッッ

ガッッッッシャアアアアアアアン!!!!


パラパラ……


きらり「はぁ……はぁ……」

パラパラ…

きらり「はぁ……ぴ……P…………ちゃん……?」

パラ…





ゴトッ


きらり「……」


「……」ゴトゴトッ


きらり「…………」


「……」ガタンッ…


きらり「………………あ」フル


「……」ムクリ


きらり「あ……」フルフル





P「……ペロォ」ニコォォ





きらり「あっ……あ、あ……あっ……!!」ガタガタ

お盆休みが一日しかなかったのでむしゃくしゃしてここまで書きましたが力尽きました
近々続き書きにきます。会社は次元の捩れに巻き込まれて滅べばいいと思います


スタスタ


イヴ「美嘉さん、本当にこんな沢山服を頂いていいんですかぁ~?」

美嘉「いいのいいの★イヴ、あんまり服無いんでしょ?だったら丁度いいからね!」

イヴ「ありがとうございます~。なんてお礼したらいいか」

美嘉「気にしない気にしない!体型もそんなに変わらないし。タンスの肥やしになってたやつだから」

イヴ「本当にありがとうございます~」

ノソノソ

莉嘉「ブリッチャン!もうすぐ事務所だよがんばれー☆」

ブリッツェン「ブモー」

美嘉「こら莉嘉ー?もうブリッツェンに乗るのやめな?重そうで可哀想だよ」

ブリッツェン「ブモ」

イヴ「『全然大丈夫』だそうですよ~」

美嘉「わかるんだ……でも莉嘉、あんたブリッツェン暑くない?」

莉嘉「暑いけどもふもふで気持ちいいし可愛いから大丈夫!」

美嘉「本当にブリッツェンの事好きだね」

イヴ「うふふ……☆」


―事務所入り口―


スタスタ……

美嘉「そんなに好きならもうブリッツェンと仕事組んでもいいかもね」

莉嘉「え!?ブリッチャンもアイドルデビュー!?すごく楽しそう!」

イヴ「素敵です~☆」

ブリッツェン「ブモー」

美嘉「あはは、プロデューサーに話してみたら?たぶんもう事務所いるでしょ」

イヴ「この時間はもう帰ってるって言ってましたね~」

莉嘉「うん!あ!お姉ちゃん、事務所のドア開けて!ブリッチャン入れない!」

美嘉「はいはい」


ガチャッ


莉嘉「みんなー!おっはよ……」ピタッ

ブリッツェン「ブモ?」

美嘉「え?莉嘉どうしたの?いきなり止ま――……」ピタ

イヴ「莉嘉さん?美嘉さ――……」ピタ


亜子「ふぁ……あっ……!!」ビクンビクン


泉「ふっ……くぅ……ん……!」ビクッ!ビクッ!


P「ペロペロペロペロペロペロ」ペロペロペロペロ

さくら「やあああっ……あ、やああ……!!」ビクンッ!!ビクン!!



莉嘉「」

美嘉「」

イヴ「」

ブリッツェン「」


P「ペリオォ!!ペロァ!!」ペロペロペロペロ

さくら「やめてぇっ、やめてぇ」ビクンビクン


美嘉「え、なにこれ」

美嘉「……」

美嘉「……」


美嘉「いや何やってんのホント!!!?」


莉嘉「P、Pくん!?」

イヴ「Pさん、何を……」

泉「さ……三人、とも」フルフル

美嘉「!イズミン!大丈夫!?」ダッ

泉「に……逃げ、て」

美嘉「逃げてって……何から!?」

泉「はぁっ、はぁっ……Pから……Pから逃げて……!」

美嘉「え……?」

泉「今の、Pは……Pじゃ、ない……!」

莉嘉「PくんがPくんじゃないって!?」

イヴ「いったいどういう事ですか~!?」

泉「私にも、わからない……けれ、ど……んんっ!!」ビクン

泉「Pに、舐められたら……舐められ、たらっ……!!」

美嘉「舐められたら……?」


ザッ

美嘉「え?」

泉「……え?」


P「ペロ」


泉「あ……あ……!!」

美嘉「ちょ、プロデューサー!どしたのこれ」



P「ペハハァ!!!!」ガバァッ!!

ハプゥ!!!!

泉「やあああああ!!!!!」



美嘉「は」

ベブチュウ ペロポォ!!!!


泉「あああっ!!!!?あああああ~~~~~っ!!!!?」ビクンビクンビクン!!!!

P「ペロォ、ペロォ」


美嘉「え……!?え……!!?」

莉嘉「ふええ……!!!」

イヴ「Pさん!?Pさん~!?」


ペロォ!!ペロォ!!ペロォ!!

泉「ひぷっ!!あやああっ!!!!やだぁぁっ!!やめひぇ、やだあああ!!!!」ビクンビクンビクン!!!!

P「ペロペロペロ!!!!ペロペロペリア!!!」

泉「ひっ!ぐっ!!やはああっ!!」


ペロペロペロペロペロペロペロペロ

ペロペロペロペロペロ

ペロペロペロ

ペロペロ

ペロ

ペ……


ドサッ



泉「っ、っ、っ、っ」ビクンッ!!ビクン!!



美嘉「ひっ……ひぃ……!?」ガタガタ

莉嘉「ふええ」ガタガタ

イヴ「はわわ」ガタガタ


P「ペロ……」

P「やんごとなきロジカルの味」

P「ペロホホォ」


美嘉「……!!?」ガタガタ


クルッ

P「……」


美嘉「!」

莉嘉「ひっ!」

イヴ「!!」


P「……」

ニコォ…


P「ペロォ」

美嘉「ひっ!!」

莉嘉「おねえちゃん!!PくんがいつものPくんじゃない!!!」


スタスタ

P「ペロペロ」


莉嘉「わああ!こっち来たよ!!」

美嘉「ちょ、ちょっとプロデューサー!!落ち着いて!!」

イヴ「Pさん!!正気に戻って下さい~!」


シュバァッ!!

三人「「「!?」」」


P「ペロオ」


美嘉「えっ!?何!?」

美嘉(一瞬でプロデューサーが後ろに……!?)

イヴ(退路を絶たれました……!!)

莉嘉「P、Pくぅん……?」ビクビク

P「ペロ」ジリッ

莉嘉「目、目が怖いよPくん……!?」

P「ペロォ」ジリィッ

莉嘉「や……」


シュバァ!!


P「ペロォォ!!!!」


莉嘉「やあああああああ!!!!!!」



ズザァ!!!!


P「!!?」

三人「「「!!」」」


ブリッツェン「ブモー!」


莉嘉「ブリッチャン!」パァァ

美嘉「ブリッツェン!守ってくれるの!?」

ブリッツェン「ブモ!」

イヴ「わあ、たのもしいです~!」

P「……」

ブリッツェン「……ブモォ」

美嘉「プロデューサー!正気に戻って!こっちにはブリッツェンがいるんだよ!プロデューサーに勝ち目は無いんだから!」

莉嘉「いつものPくんに戻ってよー!!」

P「……」

ブリッツェン「ブm」


ヒュバァッ!!

ガシィッ!!


ブリッツェン「!!!?」

P「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」


三人「「「!!!!?」」」


P「ペロペロペロペロ!!」

ブリッツェン「ブ、ブモオオオオオ!!!!!」


美嘉「え!?ブリッツェンにも!?」

莉嘉「ぶ、ブリッチャ――――ン!!!!」


ブリッツェン「ブモォ!ブモオ!!」

P「ペロペロペロペロ」

ブリッツェン「ブモッ!ブモモォ!!」

P「ペロペロペロペロ」

ブリッツェン「ブモッ!ブモッ!!」

P「ペロペロペロペロ」

ブリッツェン「オオォ、テクニシャンヌ」

三人「「「!!!!!?」」」



ドオオン!


ブリッツェン「 」ビクンビクン



イヴ「ブ、ブリッツェン!!ブリッツェ――――ン!!」

莉嘉「うあああん!ブリッチャンがー!」ダッ

美嘉「あっ!莉嘉だめっ!!」


ガシィッ!!


莉嘉「!?」

P「ペロォ」

莉嘉「Pくん!?や、はなしてーっ!!」

美嘉「莉嘉ぁっ!」ダッ

P「ペロ!」


ガシィッ


美嘉「きゃああ!!?」

莉嘉「おねえちゃあん!」

イヴ「莉嘉さん!美嘉さ~ん!!」


P「ペロペロォ!!」ペロペロペロペロペロペロ


美嘉「きゃっ……ひぃい"っ!?」ビクン!!

莉嘉「あっやっ、はぁっ……~~ぁッッ!!!」ビクン!!


イヴ(ふ、二人いっぺんに!!!)


美嘉「やだぁっ、やだっ、やめ!やあっ!!!」ゾクゾク

莉嘉「いやぁっ!!!はっ、うっぁ!」ゾクゾク


P「ペロペロペロペロ」ペロペロペロペロペロ

P「ペロペロペロペロ」ペロペロペロペロペロ

P「ペロペロペロペロ」ペロペロペロペロペロ

P「ペロペロペロペロ」ペロペロペロペロペロ

P「ペロペロペロペロ」ペロペロペロペロペロ


イヴ「あ……あっ……!」フルフル

イヴ(Pさんが、Pさんがおかしくなっちゃいましたっ……!!)

イヴ(だ、だれかっ……助けを、呼ばなきゃっ)

P「ペロ……」

ピタ…

美嘉「ひ……あっ……!!」ピクンッ ピクンッ

莉嘉「ひゃ……や……」ピクンッ ピクンッ


P「……美嘉……莉嘉……かわいいよ」

P「二人の悪戯な笑顔だけで…………――世界はこんなにも輝くんだ」

P「それが年貢の納め時だよ」

P「ペロォ!!!」チュポオ!!


美嘉「…………っっ!!!!!!」ビクンビクンッ!!!

莉嘉「やああ――――――っ!!!!!」ビクンビクン!!!!


ガクッ


美嘉「ひゃ……や……」

莉嘉「は、あ、ふぁっ」

P「……」

クルッ

P「ペロ」

イヴ「ひっ!?」

イヴ(あ、立てません、腰が抜けて――……)

P「……」

ザリッ

P「……ペロ」

イヴ「や、やぁっ」

P「ペロペロ」

ジリッ

イヴ「Pさん、目を、目を覚ましてください~っ」

P「……」

イヴ「……っ」ビクビク

P「……異国情緒」

イヴ「!?」

P「異国情緒溢れる……鎖骨」

イヴ「!!?」

スタスタ

P「イヴの異国情緒溢れる鎖骨ンェ!!」

P「イヴの異国情緒溢れる鎖骨ンェ!!!!」

P「イヴの異国情緒溢れる鎖骨ンェ!!!!!!!」

イヴ「やです!!Pさん!Pさあん!!!」


P「イヴの異国情緒溢れる鎖骨ンェ!!!!!ペロペロンェ!!!!!!」


イヴ「や、やああああ――――っ!!!!!」


…………
……




P「……はっ!?」


シーン…


P「……?」

P(あ、あれ?事務所、だよなここ)

P(え?俺さっきまで、トイレの前で凛と話して――……)

ズキン!

P「あっ……ぐ!」

P(なんだ?トイレからここまで移動した記憶が)チラッ

P(無――……)



イヴ「はぁっ……あ……!」ビクンビクン


忍「やだ……やら……」ピクピク


柚「はぁっ、あ、はぁっ」ビクンビクン!


穂乃香「ひっ……ひっ……!」ビクゥンビクゥン


きらり「ふぁ……あっ……」ビクンビクン


杏「ぁ……やぁ……」ビクンビクン


さくら「すー……すー……」zzz


泉「はぁっ……はぁっ……!」ビクンビクン!


亜子「ふ、ぅん……んっ……!」ピクピク



P「……――――みんなっ!!!?」

P「みんな!!?ど、どうした!!!大丈夫か!!!」

凛「……ぷろ……」

P「!!」

ダッ

P「凛!!大丈夫か!!?何があった!?」

凛「ぷろ……でゅっ……んあぁっ!」ビクン!!

P「凛!!り――――ん!!!!」

P「待ってろ!今救急車を――……」


ドクンッ


P「……!?」

ガクッ

P「……?……!?」

P(な、なんだ)

P(なんか、変な記憶が)

P(……変な記憶と一緒に、衝動が)

P(な……え?)

P(これ……俺?)

P(俺が……やったのか?)


ドクンッ!!


P「ぐぁっ!!?」

ガクゥッ

P「っ、あ、ぐぅっ……!!!!?」


ガチャッ


蘭子「煩わしい太陽ね!!(おはようございます!)」

飛鳥「おはよう、みんな」


P「ぐぅぅっ!!!!!」ギリギリギリ!!!


蘭子・飛鳥「「!!!?」」

蘭子「プロデューサー!?」ダッ

飛鳥「P!?どうしたんだい!!」ダッ

ザッ

飛鳥「凄い汗だ……!……ってなんだ!?この事務所の惨状は!?」

蘭子「ふぇぇ!?み、みんなどうしたんですか!?(この者達はどうしたというの?)」

P「ふ、ふたり、とも」


ドクンッ!!


P「がぁ……っ……!!?があぁぁぁぁ!!!!!」


飛鳥・蘭子「「!!?」」


飛鳥「だ、大丈夫かいP!?P!!」

蘭子「救急車をっ」

P「ふたりっ、ともっ!!」

飛鳥「!?」

蘭子「どうしたんですか!?」

P「俺からっ……!離れろ……」

蘭子「!?」

飛鳥「何を言って」


P「はやくっ……!!俺から、離れろっ……!!」

P「俺の、理性が!!……あるうちに!」

P「俺が……『俺で無くなる』前、にッ!!」

P「離れろ……!!」

P「俺から離れろ!!!!」


蘭子・飛鳥「「……」」


(( やだ…………かっこいい…… ))

P「は、はやくっ!!はやく、しろぉっ!!!!」

P「外に、出て!!!!助けを、呼べ!!!!」

ガシッ

P「!?」

蘭子「フフ……この魂は我が友だけのものではないわ……」

P「は!!!?」

飛鳥「世界がどうあろうと、ボクの君に対するクオリアは何ら変化しないさ」

P「は!!!!!!?いや何言ってんの!!!!?」


蘭子・飛鳥((――……一人には、させないよ……――))


P「いやマジで何言ってんだお前ら!!!!」

P「冗談じゃないんだ!!!!早く、しないと!!!!」

P「はやっ、近づく、なっ!!」

P「やめ、はなっ、れ……!!」

P「ぐぁ、がっ、あ!」


P「うあああああああああああ!!!!!!」


蘭子「!?」

飛鳥「P!?」

P「……」

P「……」

P「……」

蘭子「……プロ、デューサー……?」

飛鳥「P……?」


ジュルリ




P「ペロォ」


――――――――――

ペロペロ


乃々(前略、実家の両親へ)


ペロペロ


乃々(いかがお過ごしでしょうか。もりくぼです。あなた方ももりくぼです)


ペロペロ


乃々(私は何も変わりありません。元気でやっています)


ペロペロ


乃々(最初は嫌々だったアイドルも、今では楽しく、時々負けそうになりながらも続けています)


ペロペロ


乃々(今日もこうして机の下に潜り込み、身を潜めています)


ペロペロ


乃々(なぜこうしているかといいますと……――さて、これが本題なのですが)






ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ


蘭子「いやあぁっ……!!い……あぁぁっ……!!あーっ……あーっ」ビクンッ!!ビクンッ!!!

P「ペロペロ」ペロペロペロペロペロ





乃々(この事務所むぅーりぃー……)

乃々(午前中のレッスンが上手くいかなかったので、いつも通りプロデューサーさんの机の下でうずくまっていたら)

乃々(仕事から帰って来たプロデューサーさんがいろんなアイドル達をしゃぶり尽くしているんですけど……)

乃々(なんなんですか……この状況は……)


飛鳥「ひぅ……はぁっ……!」ビクンビクン

蘭子「や、やめてぇ、プロデューサー……ぁ!!」

P「ペロペロ」ペロペロペロ

ガクッ

蘭子「ふぁ、あっ……!」ピクピク


乃々(ら、蘭子さんもやられてしまったんですけどぉ……!)

ガチャッ

乃々(!)


裕子「おっはよーございまーす!」

悠貴「おはようございますっ!」

裕美「おはようございます」


P「ペロォ」


三人「「「!!!?」」」

裕子「え、なんですかぁ!?コレ!」

悠貴「み、みなさんっ!大丈夫ですかっ!?」

裕美「プロデューサー!どうしたの皆!」

P「……ペロ」

裕美「……プロデューサー?」

ジリッ

P「ペロホホォ……」

裕美「ちょ……プロデューサー?目、怖いんだけど……ねえ、プロデューサー?」

乃々(あわわ……犠牲者がどんどん増えていくんですけど……)

輝子「の、乃々」ボソッ

乃々「ひぃ!?」ビクッ

輝子「お、落ち着いて、わ、私だ……フヒ」ボソボソ

乃々「しょ、輝子さん……隣にいらしたんですね」

輝子「あれ……や、ヤバイな……」

乃々「は、はい……どんどん皆餌食になってしまってるんですけど……」

乃々「助けを呼んだほうが良いんでしょうか……」

輝子「……わ、私が行ってみる」

乃々「えっ!」

輝子「わ、私がテンションで押し切ってみよう……できるかも、しれない」

乃々「そんなの無茶だと思うんですけどっ」

輝子「見たところ……かわいいと、思うアイドルを、舐めてるみたいだ。Pは……」

輝子「ハイテンションの、私なら……舐められない、と、思う……フヒ」

スクッ

乃々「輝子さんっ」

輝子「の、乃々は……助けを、呼んでて……い、行って来る」

ダッ


輝子「ゴートゥヘ――――ルッ!!!」


三人「「「!!?」」」

P「ペロ!?」

輝子「フヒヒヒヒヒハハハァ!!!!愉快な事してんじゃねぇかぁ!!!!!」

裕美「て、輝子ちゃん!?」

乃々(輝子さん……!頑張って!!)

輝子「ヒャッハァ―――――!!!!私にもかかって来てみろよ親友!!!!」

P「……」

輝子「フヒヒヒヒヒハァ!!!!!ハッハァ――――!!!!!」

P「……」

輝子「ヒハァ――――!!!!!キノコキノコキノコォ!!!!」

P「……」

輝子「ヒャハハハハハハア!!!!ヒャ、ヒャア」


ガシッ!!


輝子「!!!?」

P「……ペロォ」

輝子「ひゃ」

輝子「ひゃは…………P、P?」


P「ペロペロォ!!!!!」


輝子「ふ、ふ、ふひぃぃっ」

ペロペロペロペロペロペロ!!!

三人「「「!!!?」」」

P「ペロペロぺ!!!!」ペロペロペロペロ

輝子「ふひぁぁっ……!!や、やだぁっ!!!」ゾクゾク

裕子「ぷ、プロデューサー!?」

悠貴「な、何をやってるんですかっ!?」

裕美「駄目だよプロデューサー!!何やってるの!!」


ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ


ガクッ

輝子「ふ……ふあ……」ビクンビクン!

裕子「輝子ちゃん!輝子ちゃん大丈夫!?」

悠貴「しょ、輝子さんが倒れてる皆さんみたいにっ……!」

裕美「って、事は……」


P「ペロオ」ジュルリ


裕美「これ……プロデューサーがやったって事なの……?」

乃々(もうほんとむぅーりぃー……)

ザッ

P「ペロペロ」スタスタ

裕美「ひっ!?」

悠貴「こ、来ないで下さいっ!正気に戻ってくださいっ!」

P「ペロペロ」スタスタ

乃々(さ、三人があぶないっ……!でも、腰が抜けて動けないんですけど……!)

P「ペロペロォ!!!」

悠貴「い、いやですっ!!プロデューサーさん!!プロデューサーさぁん!!」


ザッ!!


悠貴・裕美「「!!」」

P「!」


裕子「安心して二人共!!」バァーン


裕美「裕子ちゃん!」

悠貴「ユッコセンパイ!」

裕子「プロデューサー!一体どうしちゃったのか分からないけど、これ以上好きにはさせませんよっ!」

P「ペロオ?」

裕子「エスパーユッコにおまかせあれっ!」


乃々(ゆ、裕子さんが頼もしいんですけど!)

裕子「悠貴ちゃん!」

悠貴「は、はいっ!」

裕子「まだ悠貴ちゃんは入ったばかりだから分からないかもしれないけど、プロデューサーはいつもはああじゃないんだよ」

裕子「あの真面目で優しいプロデューサーがこんな事するわけない……!」

悠貴「ユッコセンパイ……!」

P「ペロォ……」

裕子「プロデューサー!私が正気に戻してあげます!!」


裕子「さいきっく~……!ヒーリング!!」


P「ペロ!!」

裕子「ムムムムムム……!!!!」グググ

裕美「がんばって!裕子ちゃん!」

悠貴「頑張ってくださいっ!ユッコセンパイっ!!」

乃々(裕子さん、頑張って……!)

ダッ!

裕美・悠貴「「あっ!?」」

P「ペロオオオ!!」タッタッタ!!

乃々(あぶない!!)

裕子「ムムムムムムムムム!!!!!」ググググ!

P「ペロオオオオオオオオオオ!!!!」タッタッタ!!!!

悠貴「ユッコセンパイ!!!!」

裕美「裕子ちゃん!!あぶない!!!」

乃々(裕子さん!!!!)

裕子「ッムムムムムムムムムムムム!!!!!!!」ググググググ!!!



裕子「曲がれぇ――――――――――!!!!!!!」



P「オエェ」バキボキグショポォ


裕子「あっ」

裕美・悠貴(( 曲がった ))

乃々(プロデューサーさんが)

>>78
×裕美「て、輝子ちゃん!?」
○裕美「しょ、輝子ちゃん!?」

裕美「なんでプロデューサーを曲げたの!!!!?」

裕子「つ、ついスプーンを曲げる癖で!」

乃々(あちこちがいけない方向へまがってるんですけど!!!!)

悠貴「きゃあああっ!プロデューサーさんがっ!プロデューサーさんっ!」ダッ

タッタッタ ザッ

悠貴「しっかり、しっかりしてくださいっ!」

裕美「悠貴ちゃん!揺すったらだめっ!救急車を――……」


バキッ ゴキゴキッ カコッ


悠貴「え?」

ガシッ

悠貴「え?」


P「……ペロォ」


悠貴「ひ……」

裕美「悠貴ちゃんっ!」

裕子「逃げて!」


ペロペロペロペロペロペロペロペロペロ


P「ヒャンヤァェ!!!!!!」ペロペロペロ

悠貴「いやああああああああっ!!!!!!」


裕子・裕美「「悠貴ちゃ――――――ん!!!!!」」


乃々(あわわわ……!!!あれで動けるなんて反則なんですけど……!!)

乃々(は、はやく、はやく助けを……!!)


………………


悠貴「あっ……はぁっ……やぁ……ん」ビクンビクン

裕子「ふぁ……ふぁっ……」ビクンビクン


ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ


裕美「やあっ、やめてっ、やめて、よぉ……!!!!」

P「ペロペロペロ」ペロペロペロ

裕美「わ、わらひなんて……なめて、も……おっ……!かわひく、なひのにっ」

P「……」ピタッ

裕美「……ふぁ……?」ハァハァ

P「裕美はかわいい」

P「俺は知ってる。お前の可愛い所、全部」

裕美「……プロ、デュー……さ……」

P「お前が可愛くないわけがないだろ」

P「頑張り屋な所も……優しい所も、お前がコンプレックスに思ってるその凛々しい目も」

P「全部全部、可愛い」

裕美「……!」

P「おかげで俺はデリシャスおじさんだ」

裕美「!?」

P「ペロォ!!!!ペロッホォ!!!!!」ガバァッ!!


<いやああああああああ…………


………………


裕美「あ……あっ……」ビクンビクン

P「……」

スクッ

P「ペロォ」


乃々「…………!」ガクガク

乃々(ここは地獄なんですか……!!)

スタスタ

乃々「!!」

P「ペロ」スタスタ

乃々「あっ……」

乃々(そ、そっちは……会議室の……)

乃々(会議室は……!!今、今!)



―会議室―


千枝「ここって、こうやって解くのかなぁ」

舞「この問題難しいね」

千佳「うあーん、わかんないよぉー」

ありす「ほら、夏休みの宿題を今日終わらせるんでしょう。頑張ってください」



乃々(子供たちが宿題を――……!!!!)

P「ペロペロ」スタスタ


乃々「……――!!」

ダッ

乃々「あっ、あのっ――……!!」

P「……」ピタッ

乃々「あ、あう、あうっ」

乃々(と、とっさに出てきてしまったんですけど……どうすれば……!!)

P「……」クルッ

乃々「ひっ!?」ビクッ


P「ペロォ……」ニコォ


乃々「はわ、はわわわわ」

P「ペロォ」ジリッ

乃々「ひっ!」

ダッ!!

P「ペロォォォ!!!!!」

乃々「ひぃぃぃぃっ!!!!!」

乃々(も、もう腹を決めるしかないんですけど……!!)

乃々(でも……――でも)

乃々(子供たちを、今のプロデューサーさんから守れるなら……!!)


ガシィッ!!!


P・乃々「「!!!!?」」


「まったく、好き勝手やってくれるね」ググググ

P「ペロォ」ググググ

乃々「あ……あぁっ……!」

「紳士の風上にもおけないね、プロデューサー」

「乃々ちゃんからメールが来て……冗談だと思って来てみれば」

「プロデューサーが本当に変態になってるとはね」

乃々「……――愛海さんっ!!!!」


愛海「かかって来なよペロリスト!!!!」

愛海「テクの年季を思い知らせてあげるッッ!!!!」



――だめでした――


愛海「いやああぁぁっ、やめへぇぇぇぇ!!!!」ビクンッビクンッ!!

P「ペロペロ」ペロペロ


乃々「ふぁ……っあっ……!」ビクンビクン

乃々(瞬殺だったんですけ……ど……)

乃々(でも……確かに、今……思えば……女子中学生じゃ……むぅーりぃー……)

乃々「はふ」ガクッ


愛海「やめ、てっ!やめてぇ!!もうやめてえぇぇ!!」

P「ペロペロペロ」ペロペロ

愛海「んぅぅぅぅぅ!!!!!」ビクビクビク!!!!

愛海(やだっ、なにこれっ)

愛海(やだよ、あ、あたしはっ、女の子の、やわらかさを、もとめ、てっ!!)

愛海(な、のにっ!こ、これっ、あたままっしろにぃっ)

愛海(お、おんなのこになっちゃう!おとめにされちゃう、よぉっ……!!)ビクンッビクンッ!!!!


ガクッ トサッ


愛海「やぁ……はぁっ……!」

P「……ペロ」

スタスタ

愛海「あ、ふぁっ」

愛海(そ、そっちは……子供たちがっ)ググッ

愛海(だ、め……!からだ、がっ……いう事、きかないぃっ……!!)

愛海(子供たちまで……子供たちまで)

愛海(子供たちまで、本能のままにペロペロされちゃうよぉぉ……!!!!!)

愛海「だ……だれかぁっ……!!」

P「ペロオ」スタスタ…



「そこまでよっ!!!」


P「!?」

ガシィッ!! ガシィッ!! ガシィッ!!!

P「!!!」



真奈美「おっと、動くなよ?プロデューサー君」


のあ「…………観念しなさい、P」


早苗「御縄を頂戴するわよ!P君!」



愛海「あ……!あぁっ……!!」フルフル

早苗「大丈夫?愛海ちゃん」

真奈美「全く……乃々からメールを受け取った時は愛海の間違いじゃないのかと思ったんだが」

のあ「…………ええ、まさかPが本当に……ね」


愛海(来てくれたっ……!!来てくれたッ……!!)フルフル

愛海(負ける気がしない……!助かるんだっ!!!)


のあ「……P。命が惜しかったら手を上げてそれから…………?」

真奈美「……?……プロデューサー君?」

早苗「え?どうしたの?……ってP君?」


ガタガタ

P「ふっ……う……!!」ブルブル


早苗「え?なんだか凄く顔色悪いけど……大丈夫?」

のあ「…………一体何が」

真奈美「汗も凄く……!これはちょっと本当にやばいかもしれないな」

早苗「そうね。冷静に考えたらあのP君が理由無くこんな行動に走るとは思えないし……」

早苗「とりあえず抑えたまま落ち着かせなくちゃ」

真奈美「ああ」

P「はぁっ、……あ」

P「あ、あれ?……み、みなさん?」

早苗「P君!」

P「え……な、なん、ですか……この、状況」

のあ「…………覚えていないの?」

P「覚え……?俺は……確か」


ドクンッ


P「あっ、ぐあああああっっ!!!!!?」


のあ「P!!」

真奈美「おい!どうした!大丈夫か!!」

P「は、はなれてっ!!」

早苗「な、どういう事!?P君!!」

P「は、は、早く俺からっ!!!!離れっ……!!!!」

ドクンッ!!

P「ぐぅっ……~~~~~~ぁっ!!!!」

真奈美「しっかりしろ!!おい!!」

ドクンドクン

P(な、なんなんだっ!!?一体!!!)

P(でもっ、このままだと……!!やばい、気がするッ!!!)

P(落ち着け!!落ち着け俺!!!!素数を数えるんだ!!!!)

P(1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144…………)

P(……?)

P(これは……素数じゃない?)

P(これは…………フィボナッチ数列!!!)



L  E  T   '  S    フ  ィ  ボ  ナ  ッ  チ !!!!!!!!





――会議室――


ガチャッ

千枝「え?」

薫「どしたの?……あっ!」


P「……」


薫「せんせぇっ!」

ありす「プロデューサー、どうしたんですか?」


P「……ペロォ」


――――――

真奈美「ふぁぁっ……!やんっ……!」ビクンビクン


のあ「っ……!!……っっ……!!」ビクビクン


早苗「やっ……は……ゅ……ぅん、ぁ……」ビクンビクン



愛海「あっ……あぁっ……あ、あぁ……!!!!」

愛海(神も、仏も……!!いないのっ……!!!?)

――――――


仁奈「P!!さっそく国語の宿題がおわりやがりましたよっ!」タタタッ

ダキッ

仁奈「えへへー♪ほめてくだせー!」

P「……」


愛海「あぁっ……!!」

愛海(やめ、て……プロデューサー!……相手は、小学生、だよっ……!!!!)


P「……」

ジュルリ


P「ペロォ」


愛海「あっ……あぁっ……!!!!」


仁奈「?……P?」

ガバァッ!!!


P「ペロオオオ!!!!!」


愛海(や、やめてええええええええ!!!!!)

ギュッ

ナデナデ

仁奈「!」

P「ペロペロ」ペロペロ

仁奈「わっ!?きゃはは!くすぐったい」


愛海「……え?」


薫「あー!仁奈ちゃんずるいー!」

こずえ「こずえもー……なでなでー……ぺろぺろー……」

ありす「ちょっとプロデューサー!何をどさくさに紛れてなめているんですか!!」

P「ペロペロ」ナデナデ

仁奈「んふー、なんだかすごく落ち着きやがります」トロン

P「ペロペロ」ナデナデ

こずえ「ふぁー……」トロン


愛海「……」

愛海(どういう、事……?あれは……まるで……)


P「ペロペロ」ナデナデ

薫「えへへー!せんせぇー」スリスリ


愛海(我が子を愛でる親猫のような……)


P「ペロペロ」ナデナデ

クイクイ

P「ペロ?」

雪美「P……ペロはこっち……」

ペロ「にゃあ」

P「……」

ナデナデ

雪美「……わ」

P「ペロペロ」ナデナデ

ペロ「にゃー……」

雪美「P……えへへ……」トロン

愛海(そっか……そうだよね……)

愛海(プロデューサー……あの子達の事……実の子供みたいに、可愛がってた、もんね)


P「ペロペロ」ナデナデ

ありす「ちょっとやめてくださいプロデューサー!皆に何を」

P「ペロペロ」ナデナデ

ありす「ふぁー……ふぁー……」トローン


愛海「……」

愛海(そう、だよね……)

愛海(小さい子に……欲情するような……人じゃ……なかったんだね……)

愛海(良かっ……た)

ガクッ

愛海「……っ……っ」ビクンッビクンッ


P「ペロペロ」ペロペロ

千佳「ふぁぁ……」

千佳(Pくんによしよしペロペロされたら……なんだか、気持ちよくって……)ウトウト

千佳(眠く――……)

千佳「……ぐぅ」


仁奈「すぅ……すぅ……」

舞「すぅ……すぅ……」

薫「むにゃ……ぐぅ……」

みりあ「すー……すー……」

ありす「すぅ……すぅ……」

メアリー「zzz……zzz……」

小春「くぅ……くぅ……」

雪美「すぅ……すぅ……」


P「……ペロ」


千枝「……」ドキドキ

千枝(み、みんな優しくなでなでしてもらって……いいなあ)

P「……」

スクッ

千枝「!」

P「……」

クルッ

P「……」スタスタ


千枝(ぷ、プロデューサーさんがこっちに……!)

千枝「あっ……あの、プロデューサーさんっ……!私も、宿題……頑張りましたっ!」

千枝「次は私に――……」


シュバァッ!!!


千枝「!?」

ガシィッ!!!!!

千枝「!!!!?」


P「チュピチュパア!!!!」


千枝「え、あ、あのっ」


P「ペロエンエ!!!!!!」


千枝「ぷ、プロデューサーさん!!!?えっ!?なっ、えっ!?」


P「ペロォォォォォオオオオ!!!!!!」


<いやああああああ!!!!!ああぁぁぁぁぁっ……あっ……あっあっ……


…………
……




スタスタ


社長「いやあ、しかし無理やり連れ出してすまなかったねぇ」

ちひろ「いえ、私向こうの方とは何度かお会いしていますし。丁度よかったですよ」

ちひろ「事務の仕事も一段落した後でしたし、電話は仕事用の携帯へ転送するようになってますから」

社長「君とP君には頭が上がらないねえ」


―事務所―


社長「彼も働き詰めだから心配なんだが……体調を崩してはいないかい?」

ちひろ「それがプロデューサーさん、少し調子が悪いみたいで……」

社長「なに、それはいかんな」


ガチャッ


社長「何か病気を患っていたら――……」ピタ

ちひろ「へ?社長――……」ピタ


P「ペロペロ」ペロペロ

時子「豚ぁっ……ぉっ……んぁっ!!!ぶ、たぁっ……!!!!」


社長「」

ちひろ「」


P「ペロペロペロペロ」ペロペロ

時子「こっ、の……ぶ、たはぁっ!ぶ、たぁっ……~~っぁ」ビクンビクン

時子「ぶ……っ……たぁ……」

ガクッ

時子「っ……!!!っ……!!!」ビクッ!!ビクッ!!


P「……ペロオ」


社長「やべえ、重病だこれ」


ちひろ「ぷっ、プロデューサーさんっ!!!?」

社長「何をやっとるんだ君はぁっ!!!!!」

P「ペロ?」

社長「ペロ?じゃなかろうが!!!アイドルになんて事しとるんだ君は!!!」

ちひろ「ど、どうしちゃったんですかプロデューサーさん!!」

P「……ペロ」

ちひろ「まさか朝の――……え?」

ジリッ

P「……ペロペオ」

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん?」

ジリッ

P「ペロペロオ」

ちひろ「め、目が怖いですよ、落ち着いて下さい」

P「ペロ」

シュバッ!!!!

ちひろ「!!?」


P「ペロペロオオオオオオオオオオオ!!!!!!」


ちひろ「きゃっ、きゃあああああああ!!!!?」

ガバァッ

社長「千川くん!あぶないっ!!」

ちひろ「っ!!社長!!」


ハプゥッ!!!!


P「ペロペロオオオオオオオオオオオオ!!!!!」ペロペロペロペロ!!!!

社長「ひぃっ!!!?」ゾクゥッ!!


ちひろ「!?」


P「ペロペロペロペロッホ―――ォ!!!!!!」ペロペロペロペロ!!!!!

社長「あ……あっ!!!」



社長「あ―――――――――――ン!!!!」ビクンビクンッ!!!



ちひろ「なにこれ」

社長「う、アァァ――――ッ!!」ゾクンゾクン!!

社長「らめぇ―――――ッッ!!!」ビクゥンッ!!

P「ペロペロォ!!」ペロペロ


ちひろ「……」


ペロペロペロペロペロ

P「ペロッ!!ペロォッ!!」

社長「ひいっ!!んほぉっ!!!!お、おニューのパンツがぁっ!!」

ペロペロペロペロペロ

P「ペロ、ペリァ?」

社長「ひぎぃっ!!!過去のおパンツにされちゃぅううゅぅぅぅ!!!!」

ペロペロペロペロペロ

P「ペロ……ペ……」

社長「あっ、あっ!!!!ラメェッ!!!!!」




P「えげつねぇ酸味がァァァァァァァァァァァァァァァァアアアア!!!!!!」ゲボォォォォォ!!!!!!


社長「やあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」ビクン!!!!ビクゥン!!!!!



ちひろ「……」


社長「はっ、んんっ……!!ひゅごぉい……!!」ビクンビクン

P「おええええええっ!!!!!おええええええっ!!!!!」タパパパパパモロン

P「げぼぉっ!!!!おろろろろろろろろ!!!!」タパパパパモロンドボボボボ!!


ちひろ「……」

ちひろ(青年が中年の首筋にしゃぶりついて、中年は昇天、白目で天井を仰いでダブルピース)

ちひろ(青年は吐血しながら巨大な毛玉を同時に吐き出している)

ちひろ(どんな地獄絵図ですかこれ)

ちひろ「……」

ちひろ「……――って吐血!!!!?」

ダッ!!

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん!?大丈夫ですか!!?今救急車呼びますから!!!」

P「おろろろろろろろ」モロンモロン

ちひろ「プロデューサーさん!!プロデューサーさぁぁぁ―――――ん!!!!!」

…………
……

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