男「何で?」
サキュバス「私達初対面」
男「だから?」
サキュバス「だから駄目」
男「でも君は淫魔なんでしょ?」
サキュバス「うん」
男「ならおっぱい揉ませて」
サキュバス「イヤ」
男「何で?」
サキュバス「だから私とあなたは初対面」
男「おっぱい揉ませてくれない理由になってない」
サキュバス「なってる」
男「そもそも君が勝手に俺の部屋に入ってきたのが悪い」
男「よっておっぱい揉ませて」
サキュバス「イヤ」
男「何で?」
サキュバス「逆に何でそんなにおっぱい揉みたいの?」
男「おっぱいは正義」
サキュバス「おっぱい揉みたい理由になってない」
男「なってる」
男「そもそもそんなエロい格好をしている君が悪い」
サキュバス「だって私淫魔だもん」
男「じゃあおっぱい揉ませて」
サキュバス「イヤ」
男「何で?淫魔ならおっぱい揉ませてくれてもいいんじゃない?」
サキュバス「私おっぱい敏感だからイヤなの」
男「最高じゃん」
サキュバス「最低じゃん」
男「おっぱい揉ませて」
サキュバス「いにゃ」
男「何でにゃ?」
サキュバス「噛んだだけ」
男「かわいい」
サキュバス「か、かわいくない」
男「照れてる。かわいい」
サキュバス「う、うるさい」
男「おっぱい揉ませて」
サキュバス「イヤ」
男「揉ませてくれる流れだった」
サキュバス「そんな流れじゃなかった」
男「そもそも君が俺を夜這いしに来たのが悪い」
サキュバス「食事を頂かないと私死んじゃうもん。夜這いはしょうがない」
サキュバス「ということで精子飲ませて」
男「イヤ」
サキュバス「何で?」
男「まずはおっぱい揉みたい。精子を飲むのはそれから」
サキュバス「どうしてそこまでおっぱいにこだわるの?」
男「俺はおっぱいを揉む為に生まれてきたから」
サキュバス「生まれつきの変態さん」
男「ありがとう」
サキュバス「褒めてない」
男「でも君の格好もかなり変態だよ?」
サキュバス「ありがと。淫魔にとって変態は最高の褒め言葉」
男「どういたしまして」
サキュバス「でも人間に対しては最高の貶し言葉」
男「俺は人間じゃなくて変態だから大丈夫」
サキュバス「なるほど」
男「ねぇ、運って10回言ってみて」
サキュバス「運運運運運運運運運運」
男「おっぱい揉ませて」
サキュバス「イヤ」
男「いけると思ったのに」
サキュバス「雑になってきた」
男「そろそろネタ切れ。だからおっぱい揉ませて」
サキュバス「いにゃ」
男「何でまたにゃ?」
サキュバス「ま、また噛んだだけ」
男「かわいい」
サキュバス「か、かわいくない」
男「照れてる。かわいい」
サキュバス「なら精子飲ませて」
男「イヤ」
サキュバス「精子飲ませてくれる流れだった」
男「そんな流れじゃなかった」
サキュバス「ワザと噛んだのに」
男「意外と策士」
サキュバス「………」
男「………噛んだのワザとじゃないでしょ」
サキュバス「ち、違うもん」
男「かわいい。でも何でそんなに噛むの?」
サキュバス「あなたが初めての相手だから…緊張して噛んじゃうの」
男「きゅん」
男「わかった俺の負け。精子飲んでいい」
サキュバス「やったぁ」
サキュバス「じゃあ眠って」
男「口でシてくれるんじゃないの?」
サキュバス「現実は恥ずかしいから夢の中でシたい」
男「えー」
サキュバス「早く眠って。じゃないとキスできない」
男「キスで俺の夢の中に入るの?」
サキュバス「うん」
男「だから俺の手足を拘束して跨ってたのか」
サキュバス「うん。拘束解いたらおっぱい揉まれそうだし」
男「俺は相手の同意がないとおっぱい揉まない。所謂おっぱい紳士」
男「だから安心して手足の拘束解いておっぱい揉ませて」
サキュバス「うn…イ、イヤ!」
男「うんが続いてたからいけると思ったのに」
サキュバス「危なかった。お願いだから本当にやめて」
男「そこまで言われちゃやめるしかない」
サキュバス「じゃあ眠って」
男「わかった」
サキュバス「………」
男「………」
サキュバス「眠った?」
男(眠ってない)
サキュバス「目、開けないでね。恥ずかしくてキス出来なくなるから」
男(かわいい)
サキュバス「んっ…」
男「………」
サキュバス「……起きてるじゃん」
男「すいません。頭の中がおっぱいがいっぱいで眠れません」
サキュバス「普通にキスしちゃった。は、恥ずかしい」
男「かわいい。俺のファーストキスを貰ってくださってありがとうございます」
サキュバス「私も家族以外の人とは初めてなのに」
男「まさかの近親相姦済み」
サキュバス「早く眠って私に精子飲ませて」
男「無理。今はおっぱいがおっぱいで眠れない」
男「だから明日また来て。そしておっぱい揉ませて」
サキュバス「イヤ」
男「どっちのイヤ?」
サキュバス「両方」
男「それはイヤ」
男「俺は明日も君に会いたい」
サキュバス「ひゃい!?」
男「かわいい君に会いたい」
サキュバス「か、からかわないで」
男「からかってない。俺は本気で君のおっぱいを揉みたい」
サキュバス「永遠にさようなら」
男「じょ、冗談。明日はちゃんと寝て待ってる」
男「夢の中で君を待ってる。だから来て」
サキュバス「……うん」
翌日
サキュバス「精子飲みに来た」
男「zzZ」
サキュバス「今日は約束通りちゃんと眠ってる。では…」
男「zzZ」
サキュバス「……き、昨日のキスを思い出して恥ずかしい」
サキュバス「こういう時は深呼吸ってママが言ってた。スーハースーハー」
サキュバス「…よし、キスする」
男「zzZ」
サキュバス「んっ…」
【夢の中】
サキュバス「さて、起きる前に精子飲もっと」
男「残念。夢の中だけどもう起きてる」
サキュバス「なんと」
男「また君に会えてうれしい。来てくれてありがとう」
サキュバス「う、うん」
男「精子飲ませてあげる前に君に伝えたいことがある」
男「どうやら俺は君に心を奪われてしまったみたい」
サキュバス「えっ?」
男「昨日からずっと俺の頭の中は君でいっぱい」
サキュバス「あ、ありがと」
男「照れてる。かわいい」
サキュバス「そ、それやめて。恥ずかしいから」
男「昨日の夜しか会ってないけど俺は君のことが好きだ。だから……」
男「おっぱい揉ませて」
サキュバス「イヤ」
Fin
このSSまとめへのコメント
最後までブレねぇなぁ……