男「おっぱい揉ませて」サキュバス「イヤ」(28)


男「何で?」

サキュバス「私達初対面」

男「だから?」

サキュバス「だから駄目」

男「でも君は淫魔なんでしょ?」

サキュバス「うん」

男「ならおっぱい揉ませて」

サキュバス「イヤ」


男「何で?」

サキュバス「だから私とあなたは初対面」

男「おっぱい揉ませてくれない理由になってない」

サキュバス「なってる」

男「そもそも君が勝手に俺の部屋に入ってきたのが悪い」

男「よっておっぱい揉ませて」

サキュバス「イヤ」


男「何で?」

サキュバス「逆に何でそんなにおっぱい揉みたいの?」

男「おっぱいは正義」

サキュバス「おっぱい揉みたい理由になってない」

男「なってる」

男「そもそもそんなエロい格好をしている君が悪い」

サキュバス「だって私淫魔だもん」

男「じゃあおっぱい揉ませて」

サキュバス「イヤ」

男「何で?淫魔ならおっぱい揉ませてくれてもいいんじゃない?」

サキュバス「私おっぱい敏感だからイヤなの」

男「最高じゃん」

サキュバス「最低じゃん」


男「おっぱい揉ませて」

サキュバス「いにゃ」

男「何でにゃ?」

サキュバス「噛んだだけ」

男「かわいい」

サキュバス「か、かわいくない」

男「照れてる。かわいい」

サキュバス「う、うるさい」

男「おっぱい揉ませて」

サキュバス「イヤ」


男「揉ませてくれる流れだった」

サキュバス「そんな流れじゃなかった」

男「そもそも君が俺を夜這いしに来たのが悪い」

サキュバス「食事を頂かないと私死んじゃうもん。夜這いはしょうがない」

サキュバス「ということで精子飲ませて」

男「イヤ」

サキュバス「何で?」

男「まずはおっぱい揉みたい。精子を飲むのはそれから」


サキュバス「どうしてそこまでおっぱいにこだわるの?」

男「俺はおっぱいを揉む為に生まれてきたから」

サキュバス「生まれつきの変態さん」

男「ありがとう」

サキュバス「褒めてない」

男「でも君の格好もかなり変態だよ?」

サキュバス「ありがと。淫魔にとって変態は最高の褒め言葉」

男「どういたしまして」

サキュバス「でも人間に対しては最高の貶し言葉」

男「俺は人間じゃなくて変態だから大丈夫」

サキュバス「なるほど」


男「ねぇ、運って10回言ってみて」

サキュバス「運運運運運運運運運運」

男「おっぱい揉ませて」

サキュバス「イヤ」

男「いけると思ったのに」

サキュバス「雑になってきた」

男「そろそろネタ切れ。だからおっぱい揉ませて」

サキュバス「いにゃ」


男「何でまたにゃ?」

サキュバス「ま、また噛んだだけ」

男「かわいい」

サキュバス「か、かわいくない」

男「照れてる。かわいい」

サキュバス「なら精子飲ませて」

男「イヤ」

サキュバス「精子飲ませてくれる流れだった」

男「そんな流れじゃなかった」

サキュバス「ワザと噛んだのに」

男「意外と策士」


サキュバス「………」

男「………噛んだのワザとじゃないでしょ」

サキュバス「ち、違うもん」

男「かわいい。でも何でそんなに噛むの?」

サキュバス「あなたが初めての相手だから…緊張して噛んじゃうの」

男「きゅん」

男「わかった俺の負け。精子飲んでいい」

サキュバス「やったぁ」


サキュバス「じゃあ眠って」

男「口でシてくれるんじゃないの?」

サキュバス「現実は恥ずかしいから夢の中でシたい」

男「えー」

サキュバス「早く眠って。じゃないとキスできない」

男「キスで俺の夢の中に入るの?」

サキュバス「うん」

男「だから俺の手足を拘束して跨ってたのか」

サキュバス「うん。拘束解いたらおっぱい揉まれそうだし」

男「俺は相手の同意がないとおっぱい揉まない。所謂おっぱい紳士」

男「だから安心して手足の拘束解いておっぱい揉ませて」

サキュバス「うn…イ、イヤ!」


男「うんが続いてたからいけると思ったのに」

サキュバス「危なかった。お願いだから本当にやめて」

男「そこまで言われちゃやめるしかない」

サキュバス「じゃあ眠って」

男「わかった」

サキュバス「………」

男「………」

サキュバス「眠った?」

男(眠ってない)

サキュバス「目、開けないでね。恥ずかしくてキス出来なくなるから」

男(かわいい)


サキュバス「んっ…」

男「………」

サキュバス「……起きてるじゃん」

男「すいません。頭の中がおっぱいがいっぱいで眠れません」

サキュバス「普通にキスしちゃった。は、恥ずかしい」

男「かわいい。俺のファーストキスを貰ってくださってありがとうございます」

サキュバス「私も家族以外の人とは初めてなのに」

男「まさかの近親相姦済み」


サキュバス「早く眠って私に精子飲ませて」

男「無理。今はおっぱいがおっぱいで眠れない」

男「だから明日また来て。そしておっぱい揉ませて」

サキュバス「イヤ」

男「どっちのイヤ?」

サキュバス「両方」

男「それはイヤ」


男「俺は明日も君に会いたい」

サキュバス「ひゃい!?」

男「かわいい君に会いたい」

サキュバス「か、からかわないで」

男「からかってない。俺は本気で君のおっぱいを揉みたい」

サキュバス「永遠にさようなら」

男「じょ、冗談。明日はちゃんと寝て待ってる」

男「夢の中で君を待ってる。だから来て」

サキュバス「……うん」


翌日


サキュバス「精子飲みに来た」

男「zzZ」

サキュバス「今日は約束通りちゃんと眠ってる。では…」

男「zzZ」

サキュバス「……き、昨日のキスを思い出して恥ずかしい」

サキュバス「こういう時は深呼吸ってママが言ってた。スーハースーハー」

サキュバス「…よし、キスする」

男「zzZ」

サキュバス「んっ…」


【夢の中】


サキュバス「さて、起きる前に精子飲もっと」

男「残念。夢の中だけどもう起きてる」

サキュバス「なんと」

男「また君に会えてうれしい。来てくれてありがとう」

サキュバス「う、うん」

男「精子飲ませてあげる前に君に伝えたいことがある」


男「どうやら俺は君に心を奪われてしまったみたい」

サキュバス「えっ?」

男「昨日からずっと俺の頭の中は君でいっぱい」

サキュバス「あ、ありがと」

男「照れてる。かわいい」

サキュバス「そ、それやめて。恥ずかしいから」

男「昨日の夜しか会ってないけど俺は君のことが好きだ。だから……」







男「おっぱい揉ませて」

サキュバス「イヤ」


Fin

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年12月13日 (土) 20:50:13   ID: lvNXWwaz

最後までブレねぇなぁ……

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