幼馴染「我らこの町のちっちゃいものクラブ!」(18)

幼馴染「・・・集まったか」

委員長「はい。これで全員揃いました、会長」

姉「・・・・・・」

妹「ねーちゃん、これなに?」

姉「シッ!静かに!」

妹「う、うん・・・」

メガネ「ククク・・・始まるのか・・・」

女「・・・zzz」コックリ

男「・・・・・・」

幼馴染「では・・・」


幼馴染「第五回、ちっちゃいものクラブ定例会議を始める!」

男「ねえ、幼馴染」

幼馴染「会議中は会長とよべ」

幼馴染「それに、何か意見があるときは挙手をして発言しろ、特別会員」

男「はい、会長」バッ

幼馴染「何か意見か?特別会員」

男「あのさ、僕と委員長はちっちゃいものじゃなくない?」

幼馴染「はぁ・・・」ヤレヤレ

幼馴染「副会長、クラブの決まり事、第54条の特別会員の項を読んでくれ」

委員長「かしこまりました。クラブの決まり事第54条、特別会員について。1、特別会員とは・・・」

男「もういいです」

幼馴染「そうか。では、副会長、今日の議題を頼む」

委員長「はい。今日の議題は・・・」

委員長「今週末に予定されている、ハイキングのレクリエーションについてです」

おお・・・ ザワザワ・・・

男「なんなのこれ・・・」

男「ハイキングなんて敬老会・・・」

幼馴染「意見があるなら挙手しろ」

男「なんでもないです」

男(つか、クラスのメガネさんも女さんもいる・・・)

男(姉貴は最近よく出かけると思えば・・・)

幼馴染「・・・それを決めるにあたって、今回は特別会員の妹殿に意見を求むるべく、来てもらった」

妹「いけん・・・?」

メガネ「ククク・・・彼女も選ばれし者なのかい・・・?」

幼馴染「違う。だが歳は違えど、学べることは多いはずだ」

メガネ「なるほど、流石は会長だ・・・ククッ」

男(選ばれし者ってなに?)

幼馴染「さて、それではまず、皆の意見を聞こう。何かないか?」

ダメだ、眠い・・・

がんばれ

支援

姉「はい!会長!!」

幼馴染「姉会員、どうぞ」

姉「前回は町内ゴミ拾いした後にカラオケだったじゃないですか!!」

男(ゴミ拾いした後にカラオケか・・・なんかミスマッチ感がすごい・・・)

姉「今回もカラオケなんてどうですか?」

幼馴染「・・・姉会員、それはハイキングが終わった後の話か?」

姉「はい!だから私近頃持ち歌増やしを 幼馴染「副会長」

委員長「はい」

幼馴染「彼女を連れていきなさい」

委員長「わかりました」ガッシ

姉「は?へ?あ、ちょっt」ズルルル・・・

パタン

幼馴染「クラブの決まり事第11条」

エッ アンッ! キャハ!? キャハハハハハ!!チョッマッ!?!!

幼馴染「話を聞かない子はお仕置き千万・・・」

姉「はひゃ・・・あ・・・///」ヒクヒク

男(何これ、殺伐としてる・・・)

メガネ「脇腹くすぐり10秒の刑か・・・惜しい人を亡くした・・・ククク」

男(いや死なないでしょ)

幼馴染「今一度確認しておくが、今回の議題は『ハイキングのレクリエーション』に関してだ」

幼馴染「何か意見はないか?」

男(下手なこと言えない雰囲気なんだけど・・・)チラッ

女「・・・zzz」コックリ

男(! 話聞いてない人がここにも!!)

幼馴染「ん?先程から頷いているが、女会員は意見があるのか?」

女「・・・ン?」ウト・・・

男(授業中にもよく寝てるけど、ここでは起きとこうよ・・・)

幼馴染「女会員?」

女「・・・ねる」ホケー

男(早めに気づいて起こしてあげればよかった・・・)

男(ちらっと見ただけじゃわからない寝方されるとね・・・)

幼馴染「ほう、寝る・・・山の頂き付近の到着予定は正午ごろ」

委員長「お昼寝、ということになるのでしょうか」

幼馴染「そうなるな」

男(あれ、通った?)

幼馴染「だが、女会員。第一回会議からすべて昼寝を推しているが」

男(今までもずっと寝てたのかよ・・・)

幼馴染「何か理由があるのか?」

女「・・・んー・・・」ウトウト

女「・・・眠い」ウトウト

男(これはアウト・・・)

まだかね

ぽ〇ら「ちっちゃくないよっ!」

現行スレ済ませます、すみませぬー

まだか

現行スレ終わったかな

しえ







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