「就職編」

晴れて社会人になったオレ。

モバP「おはようございます！」

ちひろ「おはようございます、プロデューサーさん！」

仕事はアイドルプロデュース。
同僚は綺麗なお姉さん！

これ来てるんじゃないの、華やかな業界で俺のキャリア始まっちゃうんじゃないの！
ザギンでシースーとか言っちゃうわけ！？

ちひろ「じゃあプロデューサーさん、最初に担当するアイドルの子を決めて下さいね！」

卯月「キュート部署の島村卯月です！」

凛「私が、クール部署に所属する渋谷凛」

未央「パッションの本田未央ちゃんでぇーす！」

入社してすぐに部署選択！？
しかも担当アイドルまで！？

卯月「プロデューサーさん！一緒にがんばりましょう！」

凛「グズグズしてるなら、置いてくよ？」

未央「ほーらぁ！このちゃんみおちゃん以外ありえないっしょ！」

モバP「ちょ、ちょっとまってね…」ｺﾞｿｺﾞｿ


「キュート」「クール」「パッション」


どーすんの！？オレ…どーすんのよ！？

ちひろ「モバコインカード」

モバP「つづくっ！」

「仕事始め編」

オレの可愛い担当アイドル。

凛「ふーん、アンタが私のプロデューサー？まぁ…悪くないかな」

ルックスもかなりイケてるし、才能も感じる。

凛「…なにか？」

でもこの子めちゃくちゃ愛想がない！

モバP「…もうちょっと笑顔をと言いますか何と言いますか…」

凛「それだけ？じゃ、仕事行くよ」

いやいやそうじゃなくてもっと担当プロデューサーとの信頼関係とかさぁ！

モバP「なぁ、凛」ｺﾞｿｺﾞｿ

凛「…何？」


「説教」「デートに誘う」「一発ギャグ」


どーすんの！？オレ…どーすんのよ！？

ちひろ「モバコインカード」

モバP「つづぅくっ！」

「ライブバトル編」

凛との間も縮まり、最近仕事も絶好調。

モバP「お疲れ、凛」

凛「ありがと、プロデューサー」

今日もライブバトルは快勝だ！

モバP「何か食って帰るか？」

凛「うーん・・・　まずは事務所でシャワー浴びたいかな」

みく「待つにゃあああ！」

凛とのコミュニケーションを邪魔する猫耳。
負けたアイドルがなんの用だ？

みく「き、今日のライブは全く歯が立たたなかったぞぉ！あ…あんなことされたのっ、初めてにゃ…、ちゃぁ～んと責任、とってよねっ☆」

わけのわからないことを言い出す対戦者。
凛はなんだか不機嫌そうだ。

モバP「えーっと…」ｺﾞｿｺﾞｿ


「スカウト」「通報」「ねこじゃらし」「またたび」


どーすんの！？オレ…どーすんのよ！？

ちひろ「モバコインカード」

モバP「つづくにゃっ！」

「ユニット結成編」

奈緒「よ、よろしく、お願いします」

加蓮「おねがいしまーす」

凛も部署内でユニットを組むことになった。
メンバーは恥ずかしがり屋とけだるげな女の子。

凛「よろしくね、二人とも」

モバP「ユニットならリーダーを決めなきゃな」

奈緒「じゃあ凛だろ」

奈緒の言葉にうなずきかけたオレを止める凛。

凛「私はニュージェネレーションもあるし、ここは年上の奈緒に任せたいかな」

奈緒「は、ハァ！？ア、アタシはリーダーとかってガラじゃねぇし…だったら中立の加蓮が」

加蓮「えー、私こそそういうの向いてないし。やっぱりここは事務所の看板でもある凛がやったほうが良いよ」

途端に始まる三つ巴の泥沼争い。

凛「プロデューサーは誰がいいの？」

奈緒「お、おい、そういう話じゃねーだろ！」

加蓮「選ばれたのがお気に入りになっちゃうの？じゃあやっぱり私がリーダーやる！」

凛「いくら加蓮でも譲れないな」

奈緒「ア、アタシだって…」

りんなおかれん「「「ねぇ！誰が良いの！？」」」

モバP「え、えぇっとぉ…」ｺﾞｿｺﾞｿ


「凛」「奈緒」「加蓮」「俺」


どーすんの！？オレ…どーすんのよ！？

ちひろ「モバコインカード」

モバP「つっづぅくぅ！？」

「再会編」

今日は中学の同窓会。

モバP「グリっち！それに…バハくん！？」

グリPバハ騎士「「おっす」」

今も美しいオレの青春。
そして今も美しい…

あい「…」ﾆｺﾘ

オレのマドンナ！
蘇る青春、オレの初恋。

あい「モバくん」

どーすんのオレ…どーすんのぉ！…よ。


「相手次第」


あい「…ふふ」ｽｯ

どうなるの？

モバP「えぇぇぇ…！」

どうなるのオレ？

あい「どれがお好みかな…？」


「封印」「友情」「冒険」


どうしよおおおおおおおオレえええええええええ！？

ちひろ「モバコインカード」

モバP「つづっくぁぁお！？」

・
・
・

モバP「やっぱこれで」ｽｯ


「スカウト」


あい「ふ、君には適わないな」ﾆｺｯ

「アニバーサリー編」

事務所の一周年記念。
みんなはパーティの準備に大わらわ。

春菜「まぁまぁ眼鏡どうぞ」

歌鈴「あ、これこっちにはこんでおき…きゃあっ！」

…騒がしい事この上ない。

藍子「あ、プロデューサーさん、お疲れ様です」

モバP「おう、藍子。準備は順調か？」

藍子「それなんですけど…」

なんと！みくにゃんが猫耳を忘れて収録に行っちゃった！
撮影開始まであと10分、スタジオまでは車で20分！

モバP「どうするか…」ｺﾞｿｺﾞｿ


「新路線前川さん」「体力の限り走る」「そんなことよりパーティーだ！」


どーすんの！？オレ…どーすんのよ！？

ちひろ「モバコインカード」

モバP「つぅづくっ！」

「CDデビュー」

この仕事を始めた時から担当していたアイドルがついにCDデビュー。

モバP「やったな、凛！」

凛「うん…ありがとうプロデューサー」ｸﾞｽ

スター街道を駆け上がる彼女に事務所もお祭り騒ぎ。
連日の取材とライブで大忙しだ！

モバP「ふぅ…今日はやっと午後オフだ、ゆっくり休めよ」

凛「うん…あのさ、プロデューサー…できれば、二人っきりでお祝いしたいなって…」

モバP「オレとお前の二人っきり！？」

うるんだ目で見上げる彼女。

凛「他に誰がいるの？」

モバP「いやでもお前それは…」ｺﾞｿｺﾞｿ


「スキャンダル？」「ご褒美」「妹みたいなもの」


どーすんの！？オレ…どーすんのよ！？

ちひろ「モバコインカード」

モバP「つづくっ！」

「転機到来？編」

この仕事にもずいぶん慣れてきたある日、青天の霹靂！

黒井「ズバリ、いくらもらっているのかね？」

まさかのヘッドハンティング！？
折しも現れた懐かしき友人。

エムP「俺と一緒に、『恋をはじめよう』しちゃう？」

切り出したのは新プロダクションの設立！
でも最近自分のプロダクションでは。

ちひろ「実は、社長から直々にプロデューサーさんに任せたいという案件が回ってきまして」

出世の大チャーンス！

考えろ。

『961プロダクション新人プロデューサー、担当アイドルがIU全部門総舐め！』

大事だぞ、ここは。

『新生アイドル事務所、315プロダクション設立！快進撃の裏に元CGプロのプロデューサー！？』

来てるよコレは…！

『CGプロダクション、前代未聞の所属アイドル総出演アイドルフェスティバル！』

人生最大の転機のよかぁん！

転職モバP独立モバP昇進モバP「「「どうすんの？」」」

モバP「ちょ、ちょっとまって！」ｺﾞｿｺﾞｿ


「転職」「独立」「昇進」


転職モバP独立モバP昇進モバP「「「どうすんの？オレ」」」

どーすんのよ！？

ちひろ「モバコインカード」

モバP「つづいてぇ！！」

「月末ガチャ編」

いつもの如く出社した俺。

ちひろ「今月末は、モバPさんの担当アイドルがスポットですね！」

最近仕事は絶好調。
総選挙の順位も悪くない。

でも

モバP「あぁぁ…今月ちょっち厳しいんだよなぁ…」

月末にはまとまったお金が必要。
頼れる同僚はちひろさんだけ

ちひろ「うーんそうだなー…こんなのどうです？」

なんと！二人しかいない事務所でちひろさんが目をつぶって俺に唇を突き出してきた！

ちひろ「モバPさん！んー…」

モバP「ちょ、ちょっと待って下さいね！」ｺﾞｿｺﾞｿ


「そのままキス？」「アイドルに申し訳が…」「消費者金融」「家具を売却」


モバP「どうすんの俺…どーすんのよ！？」

ちひろ「モバコインカード」

モバP「つづくの！？」